JP2938626B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2938626B2 JP3198278A JP19827891A JP2938626B2 JP 2938626 B2 JP2938626 B2 JP 2938626B2 JP 3198278 A JP3198278 A JP 3198278A JP 19827891 A JP19827891 A JP 19827891A JP 2938626 B2 JP2938626 B2 JP 2938626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナで読取った原
稿を画像モニタに表示し、その所定領域に対して所定の
画像処理を施してプリント出力させるようにした画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】原稿をスキャナによって読込み、
この読込んだ画像を基にして画像に着色したり、画像の
一部を切出して編集したり、他の画像と組合せたり、種
々の画像処理をしてプリンタに出力するようにした画像
処理装置が考えられている。この場合画像処理を行う領
域をデジタイザなどの領域入力手段により指定し、この
領域に色や模様付けなどの処理内容を指定する必要があ
る。
【0003】このように処理領域と処理内容との指定を
繰り返すことにより全領域の編集を完了するものである
が、この場合にすでに済んだ処理領域および内容を遡っ
て変更したいことがある。例えば複数回の入力の結果互
いに一部が重なる複数の領域に同一色を指定することに
なった場合に、これら複数の領域をさらに別の色に変更
したいことがあり得る。このような場合、従来の装置で
はすでに入力した処理領域・内容の指定を全て消して最
初から入力を再開し直したり、各領域を別々に指定して
それぞれ色・模様の指定をしなければならなかった。こ
のため編集作業が面倒でその能率が悪くなるという問題
があった。
【0004】
【発明の目的】従ってこの発明は、スキャナで読取った
画像に所定の処理領域と処理内容を順番に指定して画像
編集を行い、一部が互いに重なる複数の領域に対してそ
れぞれ別々に色・模様の指定をした結果、これらの領域
が結果的に同一の色・模様に指定されることになった場
合に、これらの複数の領域の色・模様を一括して変更で
きるようにした画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、原稿を読取
るスキャナと、この読取った画像を記憶するメモリ手段
と、この画像に施す画像処理の内容を指令する処理内容
入力手段と、この画像処理を施す領域を指定する処理領
域入力手段と、前記処理内容入力手段で指令された処理
内容前記領域入力手段で指定された領域に対して画像
処理する処理手段と、前記スキャナで読取った画像に画
像処理領域を重ねて表示する画像モニタと、前記処理内
容入力手段によって入力された前記処理内容および前記
処理領域入力手段で指定された領域の入力結果を記憶す
る編集データメモリと、前記処理手段で同一指定色・模
様に画像処理されかつ前記処理領域入力手段で一部が互
いに重なるように指定された複数の領域に対して一括し
て指定色・模様の変更を指令するための色変更キーと、
処理された画像をプリントするプリンタとを備え、前記
プリンタは予め設定した縮小率に縮小してプリントする
ための確認キーを有することを特徴とする画像処理装置
により達成される。
【0006】この場合、処理領域入力手段は、一部が互
いに重なる同一色・模様の複数の領域内の1点を指定す
ることにより、色・模様を変更する領域を指定するのが
望ましい。
【0007】
【作用】スキャナにおいて原稿が読取られると、その画
像が画像モニタに表示される。これから行う画像処理の
内容に対応して画像処理領域を指定する。このように入
力された処理領域はモニタに画像と重ねて表示される。
操作者はこのモニタを見て処理領域を確認する。操作者
はこの処理内容領域の入力を複数回繰り返すが、この繰
り返された入力の結果が編集データメモリに記憶され
る。
【0008】全ての処理内容と領域とが入力された後、
あるいは入力の途中で、互いに一部が重なる複数の領域
が同一の色・模様に指定されることがある。そしてさら
にこれらの一部が重なった複数の領域を、共に同じ別の
色・模様に変更する場合には、色変更キーを押して色変
更モードを選択する。この色変更モードでは同一色・
模様に指定されかつ一部が重なっている複数の領域内の
1点を指定することによりこの同一色・模様でかつそ
の一部が重なった複数の領域を一度に指定することがで
き、さらに望みの色・模様を指定することができる。全
ての処理内容と領域とが入力された後、プリントを行う
際に処理手段は所定の処理を行い、プリンタはプリント
する。この場合に、色や模様の設定の仕上がりを確認す
るためには確認キーを押す。この確認キーを用いること
により、予め設定した縮小率に縮小したプリントを簡単
に出力させることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の斜視図、図2はそ
の内部構造を示す透視図、図3は側面の透視図、図4は
正面の透視図、図5はスキャナの押え蓋の上面を示す
図、図6はブロック図、図7は代表的な色付け処理の流
れ図である。
【0010】まず図1〜図4に基づき各部の配置構造を
説明する。図1において符号10は横長の筐体であり、
この筐体10は左右一対の足部12、12により水平に
保たれている。筐体10の上面は上方へ開閉可能な蓋1
4となっている。また足12、12の下部はメンバー1
6により連結され、このメンバー16にはプリント済み
の用紙を受けるラック18が掛け止められている。
【0011】筐体10の内部には、図2および図3に示
すようにプリンタ20が収容されている。このプリンタ
20は横向きに平行に配設された給紙ロール22と、プ
ラテン24とを有する。このプラテン24は給紙ロール
22の手前側に位置し、給紙ロール22の下縁から引出
された用紙26はプラテン24に掛け回されてプラテン
24の前縁から下方へ導かれる。プラテン24はフィー
ドモータ28によりベルト駆動される。プリンタ20
は、プラテン24の前面に沿って左右に走行する印字ヘ
ッド30を備える。この印字ヘッド30はガイドロッド
32にガイドされ、キャリッジモータ34に巻き掛けた
ベルト36により左右に送られる。印字ヘッド30はこ
の実施例ではインクジェット方式のものであり、その復
帰位置(ホームポジション)ではインク噴出ノズルがキ
ャッピング部38により塞がれ、インク噴出ノズルの乾
燥が防止され、また清掃される。
【0012】40は清掃のためにこのキャッピング部3
8に噴出された廃液(廃棄インク)を集める廃液タンク
である。なおこの印字ヘッド30にはイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの4色のインクタンクとノズルと
が取付けられている。図4で42はこの印字ヘッド30
による印字領域を示している。
【0013】44はカッタであり、プラテン24の下方
にあってプリント用紙26を切断する。すなわちプリン
ト用紙26を挟んで固定刃と可動刃とが対向し、可動刃
がモータにより移動すると固定刃側に移動して用紙26
をカットするものである。
【0014】50はスキャナであり、蓋14の上面の右
側に位置する。このスキャナ50は、蓋14に上方から
載せられた押え蓋52と、この押え蓋52と筐体10の
蓋14との間に原稿53を挟んで右から左へ送る搬送機
構と、筐体10内に収容されたCCDラインセンサ54
と、原稿53の搬送方向に直交する主走査ライン上の画
像をこのラインセンサ54に導く光学系とを備える。搬
送機構は図4に示すように原稿53を上下から挟んで右
から左へ送る4個の送りローラ56で構成され、筐体1
0側の2つのローラ56はモータ(図示せず)によって
回転駆動される。光学系は適宜数のミラー58と、レン
ズ60とで構成される。なお62は光源である。
【0015】64は領域入力手段としてのデジタイザで
あり、このスキャナ50の原稿53の排出側、すなわち
左側に隣接して蓋14の上面に設けられている。このデ
ジタイザ64は座標検出板66とスタイラスペン68と
を備える。検出板66は全面に広がる抵抗体をもち、ス
タイラスペン68の先端でこの検出板66を押圧したと
きの抵抗値の変化から、座標を検出するものである。検
出板66には、例えば右上隅が基準位置として決めら
れ、原稿53の右上隅をこの基準位置に位置合せして固
定される。
【0016】70は液晶板からなる画像モニタ、72は
画像処理内容を指令する処理内容入力手段としてのキー
ボードであり、これらはスキャナ50の押え蓋52の上
面に取付けられている。すなわち図1および図5に示す
ように、押え板52の上面の奥側にモニタ70が、その
手前側にキーボード72が配列されている。このキーボ
ード72の操作については後記する。なおスキャナ50
の手前側には、図1に示すように確認キー74、スター
トキー76、プリント枚数入力キー78等が配設されて
いる。
【0017】また90は本発明に用いる色変更キーであ
り、キーボード72に設けられている。この色変更キー
90は、一部が重なった複数の領域が結果的に同一の色
・模様に指定された場合に、この領域を一括して色・模
様の変更を行うためのものである。
【0018】プリンタ20と、スキャナ50と、デジタ
イザ64と、モニタ70と、キーボード72と、さらに
はキー74、76、78などとはそれぞれインターフェ
ース80a〜eを介してバス82に接続される(図
6)。ROM86にはCPU84の動作プログラムや種
々の定数などがメモリされている。バス82にはまた処
理手段としてのCPU84、ROM86、メモリ手段と
してのRAM88、編集データメモリ92、他のメモリ
手段としてのフレームメモリ94などが接続される。こ
のバス82を介して他のCPUなどに接続し、相互に画
像情報の送受信を行うようにしてもよい。
【0019】図5において96はオールクリア(AC)
キーであり、編集途中で全ての編集データを消すもので
ある。例えば処理領域と内容を順次入力して行ったが、
これらの入力した処理領域と内容を全て消して最初から
入力し直す場合に用いられる。
【0020】
【色付け編集操作】次にこの実施例の基本的画像処理の
一例として色付け編集処理の操作を図5および図7等を
用いて説明する。まず原稿53をその表面(画像面)を
下にし、裏面を上にしてスキャナ50の右側の挿入口に
セットする(図7、ステップ200)。そしてスタート
キー76を押せばスキャナ50が始動し、原稿53を左
へ送りつつその下面(表面)の画像をラインセンサ54
で読取って行く(ステップ202)。この読取った画像
データはCPU84で画像処理されてRAM88にメモ
リされると共に、モニタ70に送られてここにこの画像
が表示される。
【0021】スキャナ50を通過して押え蓋52の左側
に排出された原稿53は、この排出口に隣接するデジタ
イザ64の検出板66上に表を上にして載せられ、基準
位置(右上隅)に原稿53の右上隅がセットされる(ス
テップ204)。
【0022】次に、キーボード72などを用いて色付け
編集作業が行われる(ステップ206)。まずモニタ7
0に表われた画像に対する画像処理内容はモード20
8、210、212のいずれかから選ぶ。
【0023】モード208は、画像の線で囲まれた領域
を、所定の色に塗り潰す場合に選ぶ。この塗り潰しのモ
ード208を選ぶ場合には領域指定の方法を選択する領
域指定方法選択手段としての1点指定キー214Aを押
し(ステップ214)、デジタイザ64のスタイラスペ
ン68で塗り潰す領域内の1点を指定すればこの塗り潰
す領域が入力される(ステップ216)。この指定され
た点は図5に示すモニタ70に画像と重ねてマークで表
示される。
【0024】モード210は望みの領域の黒色部分に色
・模様を付すための色変換作業を選ぶものであり、この
領域の指定方法は2点指定と多点指定とが選択可能であ
る。2点指定は領域の対角位置の座標を指定するもの
で、2点指定キー218Aで指定する(ステップ21
8)。多点指定は領域の角を順次指定して行くものであ
り多点指定キー220Aで指定する(ステップ22
0)。
【0025】領域指定の方法をこのようにキー218A
または220Aで選択した後、デジタイザ64から座標
を入力すれば(ステップ216)、その座標がモニタ7
0に表示される。すなわち、2点指定キー218Aを押
した場合にはデジタイザ64による第1番目の指定点は
マークでモニタ70に表示され、第2番目の点が指定さ
れると他のマークが表示されると同時に矩形領域が枠線
によって表示される。この枠線は実線あるいは点線であ
ったり、点滅する線であってもよい。多点指定キー22
0Aを選択した場合には、指定された点はマークで表示
され、各座標は指定された順番に枠線で結ばれる。
【0026】モード212は画像や文字を含む領域内の
白色部分すなわち背景を着色する背景塗り作業を選ぶ場
合のものであり、この作業の領域指定方法が2点指定キ
ー222Aまたは多点指定キー224Aから指定された
後(ステップ222、224)デジタイザ64から座標
を入力する(ステップ216)。この場合も前記モード
210の場合における指定と同様に領域の隅の座標がマ
ークで表示され、また枠線が表示される。
【0027】このように作業領域が入力された後、模様
の指定が行われる(ステップ225)。この指定は標準
模様指定キー群225Aあるいは登録模様指定キー群
25Bの中の1つを押すことにより行う。模様の指定が
終ると次に色を指定する(ステップ226)。この色指
定は標準色キー群226Aと登録色キー群226Bの中
から1つを押して行う。また色の濃さを指定する場合に
は、濃度キー群226Cで指定してから色指定キーを押
す。
【0028】以上のように色変換キー90を押すことな
く(ステップ230、NO)作業内容、作業領域を適宜
回数入力すると、その内容が編集データメモリ92に記
憶される。その入力内容を確認する場合には確認キー7
4(図1)を押す(ステップ232)。これにより入力
した結果が例えばA7サイズに縮小されてプリントされ
る。この確認プリントを見てさらに修正があれば修正部
分に対して再度色編集作業を行う。
【0029】CPU84はRAM88と編集データメモ
リ92との内容を組合せて画像をモニタ70に表示させ
る。ここにRAM88にメモリされるデータは、スキャ
ナ50の走査線上での画像などの変化点の座標と、この
変化点以降の色・模様などの情報を1グループとして圧
縮した状態のものである。
【0030】以上は色付け編集作業について説明した
が、この発明はこのほかの作業、例えば画像の拡大・縮
小、画像の切り貼り、写真原稿と文字原稿との合成、等
の種々の作業を行うものであってもよいのは勿論であ
る。
【0031】作業内容と作業領域とを入力した後、プリ
ント枚数を枚数入力キー78から入力し、スタートキー
76を再び押せばプリンタ20が起動する(ステップ2
34)。するとプリント用紙26が送られると共に印字
ヘッド30が左右に移動してカラープリントが行われ、
プリントされた用紙26は筐体10の下方にあるラック
18に集められる(ステップ236)。
【0032】ここにプリンタ20は、RAM88に圧縮
されてメモリされた変化点の座標と、編集データメモリ
92に記憶された処理領域・内容とを展開して各画素に
対するデータとしたビット・イメージの状態に復元しな
がらプリントする。このビット・イメージのデータはフ
レームメモリ94やページメモリ(図示せず)、あるい
はRAM88の一部にメモリしておいてからプリントす
るものであってもよい。
【0033】
【色変更モード】次に色変更モ−ドにつき説明する。図
8の編集1で、まず図5の領域Aを2点指定で指定し、
ここをレッドに色指定する。そして編集2ではこの領域
Aに一部が重なるように2点指定モ−ドで領域Bを指定
し、ここをレッドに色指定する。次に編集3で閉領域C
を1点指定のモ−ドによりここをグリ−ンに色指定す
る。そして編集4ではこの領域Cに一部が重なるように
2点指定モ−ドで領域Dを指定し、ここをグリ−ンに色
指定する。その後、編集5で領域A、Bの色をレッドか
ら他のブル−に変更するためには、色変更キ−90を押
して色変更モ−ドに変える(図7のステップ230、Y
ES)。このモ−ドでは1点指定モ−ドとなり、領域A
またはBの中の1点を指定した後ブル−の色を指定する
ことにより一度に領域A、Bをブル−に変更することが
できる。また領域C、Dについては、領域Cの境界線を
1点指定等によりグリ−ンに色指定した後であれば、同
じように色変更モ−ドで他の色に変更することができ
る。
【0034】以上の実施例では領域指定方法選択手段と
してのキー214A、218A、220A、222A、
224Aのいずれかを押すことにより処理内容を示すモ
ード208、210、212のいずれかも同時に選べる
ようになっている。すなわち処理内容入力手段と領域指
定方法選択手段とはキー214A、218A、220
A、222A、224Aで兼用されている。しかし本発
明は両手段を別々のキーで指定するようにしてもよい。
また領域指定方法選択手段を持たずに、デジタイザ64
で直接領域を指定してもよいのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように、画像処理する領
域と内容とを編集データメモリに記憶しておき、一部が
重なる複数の領域を編集の結果同一色・模様に指定した
場合に、色変更キーにより色変更モードにすれば、これ
らの一部が重なりかつ同一の指定色・模様に画像処理さ
る領域を一括して色・模様を変更できるから、色・模
様の変更作業が非常に簡単になる。また確認キーにより
縮小した確認用のプリントを出力させ、仕上がり具合を
容易に確認することができる。(請求項(1) )。
【0036】ここに一部が重なった領域の一点を指定す
ることによりこれらの領域を一度に指定するようにすれ
ば、領域の指定が非常に簡単で作業性が一層向上する
(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図
【図2】内部構造を示す透視図
【図3】側面の透視図
【図4】正面の透視図
【図5】スキャナの押え蓋の上面を示す図
【図6】ブロック図
【図7】代表的な動作の流れ図
【図8】本発明の動作を示す流れ図
【符号の説明】
20 プリンタ 50 スキャナ 64 領域入力手段としてのデジタイザ 72 処理内容入力手段としてのキーボード74 確認キー 84 処理手段としてのCPU 88 メモリ手段としてのRAM 90 色変更キー 92 編集データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 政孝 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士 写真フイルム株式会社内 (72)発明者 藤沢 久一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (72)発明者 杉山 幸一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (72)発明者 荒津 修一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−303568(JP,A) 特開 平2−173643(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/387 G06T 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取るスキャナと、この読取った
    画像を記憶するメモリ手段と、この画像に施す画像処理
    の内容を指令する処理内容入力手段と、この画像処理を
    施す領域を指定する処理領域入力手段と、前記処理内容
    入力手段で指令された処理内容前記領域入力手段で指
    定された領域に対して画像処理する処理手段と、前記ス
    キャナで読取った画像に画像処理領域を重ねて表示する
    画像モニタと、前記処理内容入力手段によって入力され
    た前記処理内容および前記処理領域入力手段で指定され
    領域の入力結果を記憶する編集データメモリと、前記
    処理手段で同一指定色・模様に画像処理されかつ前記処
    理領域入力手段で一部が互いに重なるように指定された
    複数の領域に対して一括して指定色・模様の変更を指令
    するための色変更キーと、処理された画像をプリントす
    るプリンタとを備え、前記プリンタは予め設定した縮小
    率に縮小してプリントするための確認キーを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理領域入力手段は色変更キーのオ
    ンに基づき色・模様を変更する領域の1点を指定するこ
    により一部が重なる複数の領域を指定するようにした
    請求項1の画像処理装置。
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