JP2907504B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高電圧が印加される集積回路に使用する半
導体装置に関する。
従来の技術 以下に従来の半導体装置について説明する。
第4図には従来方法による高耐圧集積回路中で高電圧
が印加されるダイオードの断面図を示した。ダイオード
は第1導電型領域11と第2導電型領域12で構成され、そ
れぞれの電極すなわち第1導電型領域電極13と第2導電
型領域電極14が表面に取り出してある。ダイオードを周
囲の素子から分離するため、第1導電型の素子分離領域
15が設けられている。
発明が解決しようとする課題 第4図に示した構成では、ダイオードに高電圧が印加
される場合を考えて、ダイオードの第2導電型領域12と
素子分離領域15との間の耐圧を高くするために、第2導
電型領域12の不純物濃度を下げなければならなかった
り、第2導電型領域12の厚さを厚くしなければならない
という課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、特別な分
離工程なしに高電圧を印加できるダイオードを組み込ん
だ半導体装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、第1導電型の半導体基板に設けられた第2
導電型のウエル領域内に開口部を有する第1導電型の第
1の拡散領域を前記半導体基板に接して設け、前記開口
部に少なくとも回路素子を設けた半導体装置である。ま
た、前記回路素子が前記開口部に設けた第1導電型の第
2の拡散領域と第2導電型の第3の拡散領域とでダイオ
ードを構成した半導体装置である。また、前記開口部に
第1導電型の第2の拡散領域と第2導電型の第3の拡散
領域とを設けて前記ウエル領域を介してダイオードを構
成した半導体装置である。さらに、前記第1導電型の第
1の拡散領域は、ウエル領域の表面部に設けても良い。
ウエル領域表面にダイオードを形成するための拡散領域
を設けることが容易である。
作用 この構成により、第2導電型のウエル領域と第1導電
型の半導体基板間に高電圧が印加された場合、第1導電
型の第1の拡散領域と第2導電型のウエル領域間に空乏
層が広がり、また第2導電型のウエル領域と第1導電型
の半導体基板間にも空乏層が広がり、上記2つの空乏層
が接して第2導電型のウエル領域及び第1導電型の第1
の拡散領域は、空乏化する。このことにより、第2導電
型のウエル領域と第1導電型の半導体基板間の耐圧は、
第2導電型のウエル領域の基板表面と平行な方向への広
がりを広くすることで高めることができる。すなわち、
第1導電型の半導体基板と第2導電型のウエル領域間を
高耐圧化できるので、第2導電型のウエル領域の前記開
口部に設けたダイオードに高電圧を印加することができ
る。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例にお
ける半導体装置の断面図、第3図は同半導体装置をパワ
ー用MOSFETのサージ保護用ダイオードとして使用した回
路図である。第1図に示すように、第1導電型の半導体
基板1中に第2導電型のウエル領域2が形成され、その
表面の一部に第1導電型の第1の拡散領域3が形成され
ている。そして、上記表面の第1の拡散領域3の開口部
表面に第1導電型の第2の拡散領域4と高濃度の第2の
導電型の第3の拡散領域5によってダイオードが形成さ
れている。この構造において半導体基板1−ウエル領域
2間の降伏電圧が450V、ダイオード自身の降伏電圧5Vを
達成した。ここでは第1導電型はN型、第2導電型をP
型で形成し、半導体基板1はN型でその不純物濃度を3
×1014cm-3とし、表面のウエル領域2はP型でその不純
物濃度を5×1016cm-3とした。またダイオードを構成す
る第2の拡散領域4はN型でその不純物濃度を2×1016
cm-3とした。
以上のように構成された半導体装置について、以下第
3図を用いてその動作を説明する。第3図はインダクタ
ンス負荷6の駆動用としてMOSFET7を同一半導体基板内
に形成した例である。
MOSFET7を停止させた瞬間にMOSFET7のドレインに高電
圧(正電圧)のサージが発生する。このときMOSFET7が
このサージによって降伏しないように、MOSFET7のドレ
イン・ソース間耐圧よりも低い降伏電圧をもつダイオー
ド8をMOSFETのドレイン・ゲート間に、抵抗9をゲート
・ソース間に接続する。サージが発生すると、MOSFET7
が降伏する前にダイオード8が降伏し、ゲート・ソース
間の抵抗9に電流が流れ、この抵抗の両端に電圧が発生
し、MOSFET7がこの電圧によって動作し発生したサージ
を吸収する。ここでは特に降伏電圧5Vのダイオードを10
個、MOSFET7のドレイン・ゲート間に直列に接続し、ゲ
ート・ソース間に抵抗9を接続した。ここで破線で示し
た範囲が同一半導体基板内に形成した部分である。
また第2図は第2の拡散領域4と、その第2の拡散領
域4を囲むウエル領域2とでダイオードを構成した例で
あり、第1図に示した実施例と同様の効果を有する。
この構造において、半導体基板1とウエル領域2の間
の降伏電圧が450V、ダイオード自身の降伏電圧30Vを達
成した。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明によれば、半導
体集積回路内において、高電圧を印加できるダイオード
を従来方法のような特別な分離工程なしに同一半導体基
板内に作り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例におけ
る半導体装置の断面図、第3図は同半導体装置をパワー
MOSFETのサージ保護ダイオードとして使用した回路図、
第4図は従来の半導体装置の断面図である。 1……半導体基板、2……ウエル領域、3……第1の拡
散領域、4……第2の拡散領域、5……第3の拡散領
域。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板に設けられた第2
    導電型のウエル領域内に開口部を有する第1導電型の第
    1の拡散領域を前記半導体基板に接して設け、前記開口
    部にダイオードを設けた半導体装置。
  2. 【請求項2】第1導電型の半導体基板に設けられた第2
    導電型のウエル領域内に開口部を有する第1導電型の第
    1の拡散領域を前記半導体基板に接して設け、前記開口
    部に第1導電型の第2の拡散領域を設けて前記ウエル領
    域を介してダイオードを構成した半導体装置。
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