JP2906041B2 - ゴルフボール分配装置 - Google Patents

ゴルフボール分配装置

Info

Publication number
JP2906041B2
JP2906041B2 JP29315496A JP29315496A JP2906041B2 JP 2906041 B2 JP2906041 B2 JP 2906041B2 JP 29315496 A JP29315496 A JP 29315496A JP 29315496 A JP29315496 A JP 29315496A JP 2906041 B2 JP2906041 B2 JP 2906041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
golf
golf ball
chain
distribution port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29315496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10120163A (ja
Inventor
山 佳 雄 横
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP29315496A priority Critical patent/JP2906041B2/ja
Publication of JPH10120163A publication Critical patent/JPH10120163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2906041B2 publication Critical patent/JP2906041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴルフ練習場な
どに設置されるゴルフボール分配装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ練習場においては、各打席から打
たれてグリーン上に散らばったゴルフボールを集めて洗
浄し、それを各打席側に搬送、分配して、打席の自動テ
ィアップ装置の前に設置しているボールタンク装置に溜
めている。
【0003】図7は従来のゴルフボールの分配部分を示
す一部平面図である。同図に示すように平行に延びたガ
イド壁101、101により搬送経路102が形成さ
れ、その搬送経路102内に例えばチェーンなどからな
る搬送手段103が所定方向に移動可能に配置されてい
る。この搬送手段103上には所定の間隔をおいてボー
ル移動用の突出部104が設けられ、この突出部104
でゴルフボール105を個別に押しながら搬送する構成
になっている。
【0004】搬送経路102に面して分配口106が形
成され、この分配口106に連なって分配経路107が
形成されている。搬送経路102の底面102aは全体
が分配口106側に向けて若干傾斜しているから、搬送
手段103上に乗せられ、前記突出部104によって押
されて来たゴルフボール105は分配口106所に到達
すると分配口106の方向へ自然に転がり、搬送経路1
02から分配経路107へと方向転換する仕組みになっ
ている。この分配方式は構造が簡単であるという特長を
有しているが、欠点がない訳ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、ゴルフボー
ル105は表面に多数の凹凸を有していることから、転
がり性が余り良くなく、引っ掛かり易く、そのためゴル
フボール105が分配口106側へ転がろうとしたと
き、図7に示すように分配口106の角部106aと突
出部104の間でゴルフボール105が挟まって止まる
ことが多々ある。
【0006】そうなるとゴルフボール105が分配され
ないばかりでなく、ボール搬送装置全体が停止して、挟
み込まれたゴルフボール105を外す作業が必要で、装
置の稼働率が低下したり、作業が煩雑となるなどの欠点
を有している。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消して、ゴルフボールの噛み込みがなく、ゴルフ
ボールをスムーズに分配することのできるゴルフボール
分配装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ゴルフボールを所定の方向に搬送する搬
送手段と、その搬送手段によるゴルフボールの搬送経路
に面して形成されたボール分配口とを備え、前記搬送手
段により搬送されてきたゴルフボールを前記ボール分配
口を通して搬送方向と交差する方向に分配するゴルフボ
ール分配装置を対象とするものである。
【0009】そして前記搬送経路は平行に延びた2つの
ガイド壁によって形成され、一方のガイド壁に前記ボー
ル分配口が設けられ、 前記搬送手段は前記搬送経路内に
移動可能に配置されたチェーンを有し、そのチェーン上
に所定の間隔をおいてボール移動用突部が設けられ、こ
のボール移動用突部間にゴルフボールが個別に収納・保
持され、 移動する前記チェーンとボール分配口との間
に、搬送されて来たゴルフボールをボール分配口の方向
へずらすためのずらし部材が設けられ、 このずらし部材
は、ゴルフボールの搬送方向の上流側から下流側に向け
て徐々に高くなるとともに前記ボール分配口側に向けて
低くなった傾斜面を有する板部材から構成され、 前記チ
ェーンに乗ってボール移動用突部で押されながら搬送さ
れて来たゴルフボールが前記ずらし部材の傾斜面を徐々
に乗り上げるとともに、傾斜面によりゴルフボールがボ
ール分配口側へずれながら前記ボール移動用突部の押圧
力で分配口に押し込まれる構成になっていることを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は前述のように、ずらし部
材は、ゴルフボールの搬送方向の上流側から下流側に向
けて徐々に高くなるとともにボール分配口側に向けて低
くなった傾斜面を有する板部材から構成され、チェーン
に乗ってボール移動用突部で押されながら搬送されて来
たゴルフボールがこのずらし部材の傾斜面を徐々に乗り
上げるとともに、傾斜面によりゴルフボールがボール分
配口側へずれながら前記ボール移動用突部の押圧力で分
配口に押し込まれる構成になっているから、ボール分配
口でのゴルフボールの噛み込みがなく、ゴルフボールを
搬送経路から確実に分配することができる。 またこのず
らし部材は板部材から構成されて移動するチェーンとボ
ール分配口との間に配置されて、ずらし部材が移動する
搬送手段(チェーン)と接触していないから、搬送手段
(チェーン)の搬送動作などに支障を及ぼすことがな
く、搬送手段の負荷が小さく、消費電力の軽減が図れ
る。
【0011】以下、本発明の実施の形態を図面を用いて
説明する。図1は本発明の実施の形態に係るゴルフボー
ル搬送装置の側面図、図2はそのゴルフボール搬送装置
の全体の配置図、図3はゴルフボールの集、配球の流れ
を示す系統図、図4は打席付近のゴルフボールの流れを
示す系統図、図5はずらし部材を備えた分配口付近の一
部を断面した平面図、図6はずらし部材の斜視図であ
る。
【0012】先ず図3を用いてゴルフボールの集、配球
の流れを説明する。ゴルフ練習場で打たれたゴルフボー
ルは集球システム1によりボールピポット2内に集めら
れ、そのゴルフボールは複数の洗浄装置3で綺麗に洗浄
されて乾燥される。乾燥したゴルフボールは次のボール
バッファ4内に一旦集められ、複数のボール送球装置5
により送球ライン6を通して各打席側に送球される。打
席で使用されなかったゴルフボールは戻りライン7を通
って前記ボールバッファ4に戻されるシステムになって
いる。
【0013】次に図4を用いて打席付近のゴルフボール
の流れを説明する。同図に示すようにボール送球装置5
から延びた送球ライン6の途中には所定の間隔をおいて
多数の分配機8が設置され、各分配機8から枝分れした
分岐ライン9の先端に所定量のゴルフボールをストック
するボールボックス10が設置されている。そしてこの
ボールボックス10から自動ティアップ装置11にゴル
フボールが1個ずつ供給される。
【0014】この自動ティアップ装置11の後方には、
各自動ティアップ装置11に対応して操作ディスク12
が設置され、各操作ディスク12は電源ライン13とデ
ータ送信ライン14によって中央のコントローラ(図示
せず)に接続されている。
【0015】次に例えば送球ライン6などに設置されて
いるボール搬送装置を図1、図2ならびに図5を用いて
具体的に説明する。
【0016】図2に示すように各打席11(分配機8)
を巡るようにエンドレス状のチェーン20が配置され、
このチェーン20はモータ21に連結された駆動スプロ
ケット22により一定方向に回転駆動される。図中の2
3はこのチェーン20の屈曲個所などに設置された従動
スプロケットであり、往動側のチェーン20と復動側の
チェーン20の間隔dは5〜15cm程度の狭いもので
ある。チェーン20の搬送速度は10〜30cm/se
c程度である。
【0017】図1に示す如くチェーン20の上方には所
定の間隔をおいてボール移動用突部24が設けられ、こ
のボール移動用突部24間にゴルフボール25が個別に
収納、保持されている。本実施例の場合は、チェーン2
0のリンクピン28が上方に延びてボール移動用突部2
4となっている。
【0018】チェーン20の下方には所定の間隔をおい
て合成樹脂などからなるガイドローラ26が設けられ、
ガイドローラ26はベース27上を転動して、チェーン
20の移動をスムーズにしている。
【0019】前記チェーン20は図5に示すように送球
ライン6に沿って平行に延びたガイド壁30a、30b
により形成された搬送経路31内に移動可能に配置され
ている。この搬送経路31に面して一方のガイド壁30
aに所定の間隔をおいて分配口32が形成され、この分
配口32に連なって前記分岐ライン9を構成する分配経
路33が設けられている。
【0020】チェーン20とボール分配口32との間
に、図6に示すようなずらし部材34が設けられてい
る。このずらし部材34には、ゴルフボール25の搬送
方向(矢印方向)35の上流側から下流側に向けて徐々
に高くなった傾斜面36と、その傾斜面36の後流側に
連なった上面37とを有する側壁38aが設けられ、前
記傾斜面36はさらに一方のガイド壁30bから他方の
ガイド壁30aに向けて低くなるようにも傾斜してい
る。
【0021】前記側壁38aと反対側に取付孔39を形
成した側壁38bが2つ設けられ、搬送方向(矢印方
向)35の上流側の側壁38bと下流側の側壁38bの
間には、ボール分配口32とほぼ同寸かあるいはそれよ
り若干広い目の凹部40が設けられている。
【0022】図5に示すように凹部40をボール分配口
32と対向させるようにずらし部材34がガイド壁30
aに取り付けられ、その取付け状態において、前記傾斜
面36の搬送方向上流側端部はチェーン20のボール載
置面と同じかあるいはそれより若干下方にあり、側壁3
8aの上面37の位置はチェーン20のボール移動用突
部24の上面とほぼ同じかあるいはそれより若干高くな
っている。
【0023】図5に示す如くチェーン20に乗ってボー
ル移動用突部24で押されながら搬送されて来たゴルフ
ボール25はずらし部材34の傾斜面36を徐々に乗り
上げるとともに、傾斜面36の働きによりゴルフボール
25は分配口32側に若干転がりながら位置的にずれ、
その状態で突部24の押圧力によりゴルフボール25は
分配口32に押し込まれる形で、凹部40の上を通り搬
送経路31から分岐経路33へ方向転換する。このよう
にして各分配口32においてゴルフボール25が搬送経
路31から分岐経路33へ分配される。
【0024】
【発明の効果】本発明は前述のように、ずらし部材は、
ゴルフボールの搬送方向の上流側から下流側に向けて徐
々に高くなるとともにボール分配口側に向けて低くなっ
た傾斜面を有する板部材から構成され、チェーンに乗っ
てボール移動用突部で押されながら搬送されて来たゴル
フボールがこのずらし部材の傾斜面を徐々に乗り上げる
とともに、傾斜面によりゴルフボールがボール分配口側
へずれながら前記ボール移動用突部の押圧力で分配口に
押し込まれる構成になっているから、ボール分配口での
ゴルフボールの噛み込みがなく、ゴルフボールを搬送経
路から確実に分配することができる。 またこのずらし部
材は板部材から構成されて移動するチェーンとボール分
配口との間に配置されて、ずらし部材が移動する搬送手
段(チェーン)と接触していないから、搬送手段(チェ
ーン)の搬送動作などに支障を及ぼすことがなく、搬送
手段の負荷が小さく、消費電力の軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るゴルフボール搬送装
置の側面図である。
【図2】そのゴルフボール搬送装置の全体の配置図であ
る。
【図3】ゴルフボールの集、配球の流れを示す系統図で
ある。
【図4】打席付近のゴルフボールの流れを示す系統図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係るずらし部材を備えた
分配口付近の一部を断面した平面図である。
【図6】そのずらし部材の斜視図である。
【図7】従来のゴルフボールの分配部分を示す一部平面
図である。
【符号の説明】
6 送球ライン 8 分配機 9 分岐ライン 20 チェーン 21 モータ 22 駆動スプロケット 23 従動スプロケット 24 ボール移動用突部 25 ゴルフボール 26 ガイドローラ 30a,30b ガイド壁 31 搬送経路 32 分配口 33 分配経路 34 ずらし部材 35 搬送方向 36 傾斜面 37 上面 38a 側壁 40 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフボールを所定の方向に搬送する搬
    送手段と、 その搬送手段によるゴルフボールの搬送経路に面して形
    成されたボール分配口とを備え、 前記搬送手段により搬送されてきたゴルフボールを前記
    ボール分配口を通して搬送方向と交差する方向に分配す
    るゴルフボール分配装置において、前記搬送経路は平行に延びた2つのガイド壁によって形
    成され、一方のガイド壁に前記ボール分配口が設けら
    れ、 前記搬送手段は前記搬送経路内に移動可能に配置された
    チェーンを有し、そのチェーン上に所定の間隔をおいて
    ボール移動用突部が設けられ、このボール移動用突部間
    にゴルフボールが個別に収納・保持され、 移動する前記チェーンとボール分配口との間に、搬送さ
    れて来たゴルフボールをボール分配口の方向へずらすた
    めのずらし部材が設けられ、 このずらし部材は、ゴルフボールの搬送方向の上流側か
    ら下流側に向けて徐々に高くなるとともに前記ボール分
    配口側に向けて低くなった傾斜面を有する板部材から構
    成され、 前記チェーンに乗ってボール移動用突部で押されながら
    搬送されて来たゴルフボールが前記ずらし部材の傾斜面
    を徐々に乗り上げるとともに、傾斜面によりゴルフボー
    ルがボール分配口側へずれながら前記ボール移動用突部
    の押圧力で分配口に押し込まれる構成になっている こと
    を特徴とするゴルフボール分配装置。
JP29315496A 1996-10-16 1996-10-16 ゴルフボール分配装置 Expired - Fee Related JP2906041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29315496A JP2906041B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 ゴルフボール分配装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29315496A JP2906041B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 ゴルフボール分配装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10120163A JPH10120163A (ja) 1998-05-12
JP2906041B2 true JP2906041B2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=17791125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29315496A Expired - Fee Related JP2906041B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 ゴルフボール分配装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2906041B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015218045A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 花王株式会社 物品供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10120163A (ja) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0480436B1 (en) Distributing and collecting device for products to be conveyed
JPH02247B2 (ja)
JP2906041B2 (ja) ゴルフボール分配装置
US3157299A (en) Bobbin handling arrangement
JPS6127856Y2 (ja)
JPH1067419A (ja) 長物農産物の向き揃え装置
JPH0825621B2 (ja) 整列移送装置
JP3074618B2 (ja) ゴルフボール搬送装置
US3258105A (en) Article handling apparatus
JPH1067422A (ja) 長物農産物の向き揃え装置
JP2978987B2 (ja) ボール搬送装置
JP3989308B2 (ja) 被搬送品の貯留装置
JPH0121407Y2 (ja)
JP2010037064A (ja) 物品搬送装置
JPS6379310U (ja)
JP3197171B2 (ja) 野菜の自動選果装置
JP4283942B2 (ja) コンベヤ間における物品の渡り装置
JP2739625B2 (ja) 供給装置
CN209291468U (zh) 一种可连续输送分拣的卧式分发机
JPH0415732Y2 (ja)
JPS58203817A (ja) 被移送物の分列・集列方法
JP3737663B2 (ja) 噴射式洗壜機
JP2934600B2 (ja) 分配貯溜装置
JPH0141694Y2 (ja)
JPH10139142A (ja) 農産物の整列供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees