JPS6127856Y2 - - Google Patents

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JPS6127856Y2
JPS6127856Y2 JP18674881U JP18674881U JPS6127856Y2 JP S6127856 Y2 JPS6127856 Y2 JP S6127856Y2 JP 18674881 U JP18674881 U JP 18674881U JP 18674881 U JP18674881 U JP 18674881U JP S6127856 Y2 JPS6127856 Y2 JP S6127856Y2
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conveyor
fruit
belt
fruits
star
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JP18674881U
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JPS5892218U (ja
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大小各種の果実が巾広くランダムに
流れて来るのを一列に列化し、一定距離以上に離
隔し選果機に自動供給する装置に係る。
従来選果機に果実を自動供給する装置として、
実開昭53−26079号、実公昭56−6339号、実公昭
56−27138号の各公報に示された如きものが一般
に用いられている。これらの従来のものは整列供
給能力が毎秒2個乃至2.5個程度までが限度であ
り、毎秒3個以上を供給しようとすれば1個供給
すべきところに2個乗り現象が生じ不確実になる
欠点があつた。即ち選果装置に供給される果実は
外径寸法差が大きく、例えばみかんの場合、温州
みかんの2Sサイズが50〜55ミリに対し3Lサイズ
は80ミリ以上、甘夏柑の3Lサイズは116ミリであ
り、大小差は約2倍となり、かつ形状も球状で転
がり易いものから偏平球状の転がり難いものまで
各種のものがあるため、どんな場合でも1個ずつ
確実に切離しかつ転動により後続の果実が前の果
実に追いつき2個並んで乗ることを防止すること
が困難であつた。
本考案はこれらの欠点を解消し毎秒3個以上の
整列供給装置を得るためになされたものであつ
て、大小各種形状の果実が混合されていても確実
に1列に列化し且つ確実に1個ずつ切離して供給
する装置を提供せんとするものである。
本考案は前工程のコンベア上に巾広くランダム
に流れて来る果実を所定の巾間隔で略均等に配分
するために特殊形状の振動板トラフを有するバイ
ブレートフイダーを複数並設して、該各振動板ト
ラフ上に複数個並列に流れて来る果実を該トラフ
の入口側受入部の水平平坦面の形状により、順次
中央の搬送路に流して一列に列化させ、その先に
果実を凹部に安定させて1個ずつ切り離す複数枚
のスターホイルを設け、スターホイルの間にベル
トを掛けてスターホイルの頂上を過ぎた部分から
先方へ水平に延長するコンベアを形成し、該コン
ベアの往路面はその巾の中央部を両外側より低く
なして果実を1個ずつ定間隔で安定して搬送さ
せ、更に該コンベアの先端部の往路面を先へ下り
傾斜させて選果コンベアにスムーズに接続移乗さ
せる如く構成して目的を達成したものである。
以下本考案の一実施例を示す図について説明す
る。
1は拡散供給コンベアであり、選果前の大小各
種の果実がランダムに巾広くかつ比較的均等な密
度で流れるように構成されており、その巾は規模
に応じて単列用の300ミリ程度から多数列用の
2400ミリ程度まで各種のものがある。
2は列化用バイブレートフイダーであり、その
振動板トラフ3は入口側即ち拡散供給コンベア1
から受入部、3aは前記拡散供給コンベア1の巾
を列数で割り出した単列相当の広巾で台形状の水
平平坦面をなしており、受入部3aの先の搬送面
は台形の傾斜辺から中央に向けて下り傾斜し、つ
づいて次第にV溝形状をなし、出口側3cは果実
1個分の通路巾に狭くなした先細形となつてお
り、更に先端にはフオーク状の受け渡し部3dを
形成している。
4は離隔供給部であり、外周面に頂上の平坦な
凸部と円弧状の凹部とを多数有する複数枚のスタ
ーホイル5とその間にスターホイル5と同芯をな
して同方向に同速回転するプーリー6とを設けて
これにベルト7を掛け、スターホイル5で1個ず
つ切離してすくい取られた果実をスターホイルの
回転頂上を過ぎた部分から先方へ水平に延長して
果実を転動させることなく離隔搬送するコンベア
8を形成している。
9は選果コンベアであり、前記離隔搬送コンベ
ア8より若干速いスピードで走行させる場合が多
いが同速で用いてもよい。
選果コンベア9は従来用いられている公知の各
種選果コンベアが用いられるが、特にスラツトコ
ンベア方式、トレイコンベア方式の選果コンベア
を用いればその能力を最大に発揮させることがで
きる。
10,11,12は各機械装置間を果実に移乗
する部分の通路上部に設けた長毛回転ブラシ装置
であつて、該部に於いて果実が不規制な転動をし
ないように規制して整列効果を高めるためのもの
である。
更に詳しく説明すると拡散供給コンベア1と列
化用バイブレートフイダー2を組合せた列化部分
は、本出願人が先に提案した実公昭56−47147号
公報のものを更に改良したものであり、拡散供給
コンベア1の出口シユートに分水嶺を設けず落差
の縮少を図り、バイブレートフイダー2の振動板
トラフ3の入口側受入部3aは前記の如く拡散供
給コンベアの巾を列数で割り出した単列用相当の
巾(約300ミリ程度)で台形状の水平平坦面をな
しており、多数列に設けた時その側方隣り合う部
分3bは果実の落ちる隙間が無いように形成して
いる。この台形状の水平平坦面を有する入口側受
入部3aの先の搬送面は、左右異なる位置から中
央に向けて下り傾斜させ、水平平坦面上を複数個
横並びに流れてくる果実を該平坦面の形状によ
り、順次中央の搬送路に流して一列に列化させ且
つ前後に若干離隔させる如くなしている。更に出
口側3cに向つて先細形になり一例化する途中に
おいて、供給ムラ、一時的過量供給等の原因で列
化されないハミ出し果実を除外するためにトラフ
3の一部にオーバーフロー切欠き3eを設け、列
からハミ出してコブ付き状態で流れる果実は該オ
ーバーフロー切欠き3eから落下させ、リターン
ベルトコンベア13で装置外部に搬出し、更にコ
ンベア14を接続して拡散供給コンベア1に戻す
(環流させる)如くなしている。更にトラフ出口
側3cの先端部には、2本乃至複数本のフオーク
状の受け渡し部3dを形成し、該部をスターホイ
ル5の間に入り込ませてスターホイル5の頂点が
平坦な凸部5aで果実を1個ずつすくい取らせる
如くなしている。更にトラフ上面には整列、進行
の促進作用をなす特殊な部材(立毛部材)3fを
貼設している。
離隔供給部4は複数枚(図例では3枚)のスタ
ーホイル5の円弧状の凹部5bに果実を1個ずつ
乗せて回転し、該スターホイル5間のプーリー6
はベルト7の外周が前記凹部5bに果実が乗つた
時、果実の下部に接するか、僅かに接しない程度
の大きさに且つスターホイル5の回転軸に同芯で
設けられており、果実はスターホイル5の回転頂
上5cを通過すると、この部分から水平に延長さ
れたベルト7によつて凹部5bからベルト7上に
スムースに移乗して離隔移送される。
この場合ベルト7とスターホイル5の速度は同
速に合せてあり、かつスターホイル5の凹部5b
にのつた果実の下面とベルト7上面とはほぼ同一
レベルであるので極めて自然な状態で移乗されて
いく。しかしながら球形で転がり易い果実もある
のでベルト7はコンベア8の巾の中央部が低く、
両外側をやや高めに即ち横断面でいえばわん曲し
た状態にして果実が中央に寄るようにして一列で
離隔搬送するコンベア8を構成している。
離隔搬送コンベア8の先端部8aは極めて小径
のプーリーを用いて果実が選果コンベア9へ移乗
するときの落差を小さくして転動を防ぎ、スムー
ズに移乗させる如く構成している。
該離隔搬送コンベア8の先端部8aを小径プー
リーとして選果コンベア9に接続する部分の構成
は、従来も使用されている公知の技術であるが、
従来のものは離隔搬送コンベア8のスピードより
選果コンベア9のスピードを速くした場合、第9
図に示す如く移乗の際スピード差により生じる慣
性によつて果実が後方によろける現象が生じ、上
部に回転ブラシ装置を設けてこれを防止していた
が完全ではなかつた。本考案はこの点についても
改良を加えたものである。
即ち離隔搬送ベルトコンベア8の先端部8a
を、第6図に示す如く進行方向先方へ若干下り傾
斜(約10度程度)させて果実の重心を前方に移し
て選果コンベア9上にスムーズに移乗させる如く
構成して、移乗部で後方にひつくり返らないよう
に改良し確実な整列供給装置を実現したものであ
る。
尚各移乗部の上方に設けた長毛の回転ブラシ装
置は、公知のものを取付けたものであり、果実の
品種(温州みかん、八朔、夏柑)によつて大きさ
が異なるため、品種毎に高さを若干上下調整でき
るようになつている。
上記の如く、本考案は、列化用バイブレートフ
イダーの振動板トラフを、入口側受入部は列数か
ら割出された巾の水平平坦面とし、その先の搬送
面は左右異なる位置から中央に向けて下り傾斜さ
せ、更に次第にV溝形状の先細形に形成したもの
であるから、水平平坦面に複数個横並びに流れる
果実は、この平坦面の形状により順次中央の搬送
路に流れるので、果実が一度に中央に集中せず、
容易に一列に列化できると共に前後の果実を若干
離隔することができて極めて整列効果を得ること
ができる。
又、本考案は、振動板トラフのフオーク状受け
渡し部に頂上の平坦な凸部と円弧状の凹部とを有
する複数枚のスターホイルを隣接させてこの凸部
で果実をすくい取り、複数枚のスターホイルの円
弧状の凹部に果実を安定させて搬送するものであ
るから、果実を傷めることがなく、又、横方向に
転動させて落すことがなく果実を確実に一個ずつ
切離して一列に搬送することができる。
更に、本考案は、離隔搬送ベルトコンベアの始
端部をスターホイル間に設け、スターホイルの凹
部下面とベルト上面とを略同一レベルとし該コン
ベアをスターホイルと同方向に同速回転させるも
のであるから、該部においてベルトが果実を擦つ
て傷めることがないと共に果実が極めてスムーズ
に移乗して離隔搬送することができる。
又、本考案は、離隔搬送ベルトコンベアの往路
面をその巾の中央部が両外側より低くなすと共に
その先端の往路面を先へやや傾斜させて選果コン
ベアに接続させたものであるから、果実を該ベル
トコンベア上で横に転動させるこことなく安定さ
せて搬送することができ、選果コンベアへの移乗
に際し果実が後方へよろけることなく極めてスム
ーズに移乗させることができる。
尚、本考案は、上記の作用効果が相俟つて、整
列供給能力を著しく向上させることができると共
に果実を確実に一列に且つ前後に離隔して供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第8図はいずれも本考案の実施
例を示すものであり、第1図は全体平面図、第2
図は全体側面図を示す。第3図は列化用バイブレ
ートフイダーの平面図、第4図はその側面図、第
5図イ、ロ、ハはそれぞれ第3図トラフ部分断面
図、第6図は離隔供給部の側面説明図、第7図は
その平面図、第8図は第6図離隔搬送コンベア部
分断面図、第9図は従来のものにおける選果コン
ベアへの移乗部の説明図を示す。 1…拡散供給コンベア、2…列化用バイブレー
トフイダー、3…トラフ、3d…フオーク受け渡
し部、3e…オーバーフロー切欠き、4…離隔供
給部、5…スターホイル、6…プーリー、7…ベ
ルト、8…離隔搬送コンベア、9…選果コンベ
ア、10,11,12…長毛回転ブラシ装置、1
3…リターンベルトコンベア、14…コンベア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巾広の拡散供給コンベアから複数に分割して一
    列毎に所定間隔で複数条設けられた選果コンベア
    に果実を整列供給する装置において、拡散供給コ
    ンベアの先に列化用バイブレートフイダーのを複
    数並設し、該各バイブレートフイダーの振動板ト
    ラフは、その入口側受入部を列数から割出された
    巾の水平平坦面とし、その先の搬送面を左右異な
    る位置から中央に向けて下り傾斜させ、更に次第
    にV溝形状の先細形となし、出口先端にフオーク
    状の受け渡し部が形成され、 該受け渡し部に隣接して外周面に頂上の平坦な
    凸部と円弧状の凹部とを多数有する複数枚のスタ
    ーホイルを並設し、各スターホイル間に該ホイル
    と同芯で並設したプーリーにベルトを掛け該凹部
    下面とベルト上面とを略同一レベルとしプーリー
    の回転頂上から末端の選果コンベアに接続する離
    隔搬送ベルトコンベアを形成し、該ベルトココン
    ベアの往路面はその巾の中央部を両外側より低く
    なすと共に先端部を先へやや下り傾斜させて同コ
    ンベアにより果実をスターホイルから1個ずつ切
    離して供給する如くなしたことを特徴とする果実
    の整列離隔供給装置。
JP18674881U 1981-12-15 1981-12-15 果実の整列離隔供給装置 Granted JPS5892218U (ja)

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JP18674881U JPS5892218U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 果実の整列離隔供給装置

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JP18674881U JPS5892218U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 果実の整列離隔供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5892218U JPS5892218U (ja) 1983-06-22
JPS6127856Y2 true JPS6127856Y2 (ja) 1986-08-19

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ID=29988967

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JP18674881U Granted JPS5892218U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 果実の整列離隔供給装置

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Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252516A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Iseki & Co Ltd 選果機における整列供給装置
JPH052496Y2 (ja) * 1984-11-16 1993-01-21
JPH0418975Y2 (ja) * 1985-12-16 1992-04-28
JPH0815934B2 (ja) * 1986-09-08 1996-02-21 株式会社マキ製作所 青果物の整列供給装置
JP2533123B2 (ja) * 1987-06-15 1996-09-11 株式会社 マキ製作所 球塊状青果物の整列供給装置
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JP2008212875A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Yanmar Co Ltd 青果物選別装置

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JPS5892218U (ja) 1983-06-22

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