JP2015218045A - 物品供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 物品供給装置100であって、第1ベルトコンベヤ10の下流側に、第2ベルトコンベヤ20が直列配置され、第1ベルトコンベヤ10の搬送速度は、第2ベルトコンベヤ20の搬送速度より高速とされ、第1ベルトコンベヤ10の表面が物品に対する摩擦係数は、第2ベルトコンベヤ20の表面が物品に対する摩擦係数より小とし、第2ベルトコンベヤ20上の物品を更にその下流側に送り出す送り出し手段50を有してなるもの。
【選択図】 図1
Description
図1〜図3に示す実施例1の物品供給装置100は、直列配置された複数のベルトコンベヤ(本実施例では、第1〜第3の3つのベルトコンベヤ10、20、30によって多数の物品1を搬送するものである。物品1は物品投入装置40から第1ベルトコンベヤ10に投入される。尚、本願におけるベルトコンベヤとは、搬送部がベルトによるものだけではなく、複数の樹脂モジュールのつなぎ合わせによるコンベヤ、トップチェーンコンベヤ(チェーン上に複数の樹脂等の部材を取付けたもの)といった、搬送面がベルトコンベヤのように概ね連続平面形状で無限軌道状である搬送装置も含むとする。
第1ベルトコンベヤ10の表面と物品1との間の摩擦係数は、前述の通り、第2ベルトコンベヤ20の表面と物品1との間の摩擦係数より小さい。摩擦係数が小さい材質として、シリコン含浸帆布、ポリウレタン、樹脂等が選択される。第1ベルトコンベヤ10の駆動装置11は、インバータモータやサーボモータ等の速度調整が容易な駆動装置とされ、制御装置90により駆動制御されることで、滑り集積エリアKの長さを適度な長さに調整できる。第1ベルトコンベヤ10の最上流部に物品1が搬入されるとき、第1ベルトコンベヤ10の物品搬送部の長さJは、図1に示す如く、第1ベルトコンベヤ10の搬送方向に沿う全長になる。
第2ベルトコンベヤ20の表面と物品1との間の摩擦係数は大きいほうが好ましい。摩擦係数が大きい材質として、ポリウレタン、シリコーンゴム、高分子ゲル等が選択される。また、その表面に凹凸加工を施したり、植毛する等の方法によって摩擦係数を大きくしたものを用いても良い。第2ベルトコンベヤ20の駆動装置21は、インバータモータやサーボモータ等の速度調整が容易な駆動装置とされ、制御装置90により駆動制御されることで、滑り集積エリアKの長さを適度な長さに調整できる。第2ベルトコンベヤ20の物品搬送部の長さJは、第2ベルトコンベヤ20の搬送方向に沿う全長になる。
第3ベルトコンベヤ30の表面と物品1との間の摩擦係数は特に限定されない。第3ベルトコンベヤ30により第2ベルトコンベヤ20から送り出された物品1同士が第3ベルトコンベヤ30上でなす間隔を、第2ベルトコンベヤ20の搬送速度より高速な第3ベルトコンベヤ30上で確実に開くためには、第3ベルトコンベヤ30の表面と物品1との間の摩擦係数は大きいほうが良い。後述する、第3ベルトコンベヤ30上に物品加速手段110を有してなるときには、物品1を第3ベルトコンベヤ30の搬送面上で滑らせるため、第3ベルトコンベヤ30の表面と物品1との間の摩擦係数は小さいほうが良い。第3ベルトコンベヤ30の駆動装置31は、インバータモータやサーボモータ等の速度調整が容易な駆動装置とされ、制御装置90により駆動制御されることで、物品1同士の間隔を自在に調整することができる。第3ベルトコンベヤ30の搬送速度は、第2ベルトコンベヤ20の搬送速度の1.2〜10倍程度が好ましく、更に好ましくは1.5〜5倍程度である。
物品投入装置40は特に限定されない。例えば、ベルトコンベヤ、ローラーコンベヤ、振動コンベヤ、傾斜シュート等の物品投入装置40が適宜選択される。ベルトコンベヤからなる物品投入装置40は、第1ベルトコンベヤ10への物品投入量の調整が一定にできて好ましい。このベルトコンベヤの駆動装置41は、インバータモータやサーボモータ等の速度調整が容易な駆動装置とされ、制御装置90により駆動制御される。物品投入装置40がベルトコンベヤであるとき、物品投入量が不足しないように、その搬送速度を第1ベルトコンベヤ10の搬送速度と同等もしくはそれ以上とすることが好ましい。また、物品投入装置40のベルトコンベヤの表面性状については限定されない。
桟80は、前述した如く、第1ベルトコンベヤ10の搬送面に沿う上部に設置され、第1ベルトコンベヤ10の搬送進み方向と概ね平行をなす長尺形状である。桟80は、第1ベルトコンベヤ10の幅方向に搬送区画を形成し、物品投入装置40から第1ベルトコンベヤ10に投入される物品1をそれらの搬送区画に分散して投入可能にする。
第1ベルトコンベヤ10の搬送面に沿って設けられる桟80は、第1ベルトコンベヤ10の搬送方向に向かって、徐々にその高さが高くなることが好ましい。その高さを徐々に高くすることで、物品1を詰まらせることなく、物品1を搬送することができる。桟80の上面が水平面に対する角度α(図10)は、0.5〜8度程度が好ましく、特に好ましくは1〜6度程度である。このときの好ましい桟80の高さh1は、滑り集積エリアK付近において、前述の如く、第1ベルトコンベヤ10のベルト面上にある物品1の高さhと概ね同等にすることが好ましい。
図11、図12に示した実施例2の物品供給装置100Aが実施例1の物品供給装置100と異なる点は、第1ベルトコンベヤ10の搬送面に沿う上部に設けた桟80の全長のうち、第1ベルトコンベヤ10の上流側に位置する一部の桟80の上方に、物品投入装置40を配置したことにある。物品投入装置40から第1ベルトコンベヤ10に物品1を落下して投入するものであり、物品1そのものの損傷や、第1ベルトコンベヤ10の損傷を防止するため、例えば、樹脂製品、中空形状品、キャップ、ボトル等の軽量な物品1の投入に適している。
図13、図14に示した実施例3の物品供給装置100Bが実施例1の物品供給装置100と異なる点は、第3ベルトコンベヤ30の表面と物品1との間の摩擦係数を、第2ベルトコンベヤ20の表面と物品1との間の摩擦係数より小とし、第3ベルトコンベヤ30の搬送面上で物品1を第3ベルトコンベヤ30の搬送進み方向に滑らせて加速する加速手段110を有したことにある。第2ベルトコンベヤ20の搬送速度と、より高速な第3ベルトコンベヤ30の搬送速度との速度差により、第3ベルトコンベヤ30によって第2ベルトコンベヤ20から更にその下流へ送り出された物品1同士の第3ベルトコンベヤ30上における間隔を開くことに加え、加速手段110によってそれらの物品間隔を更に開くことができる。
10 第1ベルトコンベヤ
20 第2ベルトコンベヤ
30 第3ベルトコンベヤ(送り出し手段)
40 物品投入装置
50 送り出し手段
60 側面カバー
80 桟
91 上限位置
93 下限位置
100、100A、100B 物品供給装置
110 加速手段
J 物品搬送部の長さ
K 滑り集積エリア
L 物品滞留部
Claims (9)
- 直列配置された複数のベルトコンベヤによって物品を搬送する物品供給装置であって、
第1ベルトコンベヤの下流側に、第2ベルトコンベヤが直列配置され、
第1ベルトコンベヤの搬送速度は、第2ベルトコンベヤの搬送速度より高速とされ、
第1ベルトコンベヤの表面が物品に対する摩擦係数は、第2ベルトコンベヤの表面が物品に対する摩擦係数より小とし、
第2ベルトコンベヤ上の物品を更にその下流側に送り出す送り出し手段を有してなる物品供給装置。 - 前記送り出し手段が、第2ベルトコンベヤの下流側に直列配置された第3ベルトコンベヤからなり、第3ベルトコンベヤの搬送速度は、第2ベルトコンベヤの搬送速度より高速とされる請求項1に記載の物品供給装置。
- 前記第1ベルトコンベヤの搬送面に沿う上部に、第1ベルトコンベヤの搬送進み方向と概ね平行をなす長尺形状の桟が設置されてなる請求項1又は2に記載の物品供給装置。
- 前記桟の全長のうち、第1ベルトコンベヤの上流側に位置する一部の上方に、第1ベルトコンベヤへの物品投入装置が配置されてなる請求項3に記載の物品供給装置。
- 前記桟は、第1ベルトコンベヤの進行方向に向けて、徐々にその高さが高くなる請求項3又は4に記載の物品供給装置。
- 前記桟は、第1ベルトコンベヤの進行方向に向けて、徐々にその幅が狭くなる請求項3〜5のいずれかに記載の物品供給装置。
- 前記第1ベルトコンベヤと第2ベルトコンベヤにおける少なくともそれらの接続部の両側には側面カバーが設置され、側面カバーの物品が接触する面は物品との接触抵抗を小さくする性状を備える請求項1〜6のいずれかに記載の物品供給装置。
- 前記第1ベルトコンベヤの物品搬送部の長さは、第2ベルトコンベヤの物品搬送部の長さより長く設定されてなる請求項1〜7のいずれかに記載の物品供給装置。
- 前記第3ベルトコンベヤの表面が物品に対する摩擦係数は、第2ベルトコンベヤの表面が物品に対する摩擦係数より小とし、
前記第3ベルトコンベヤの搬送面上で物品を第3ベルトコンベヤの進行方向に向けて滑らせて加速する手段を有してなる請求項1〜8のいずれかに記載の物品供給装置。
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