JPH08157023A - 物品整列搬送装置およびその方法 - Google Patents

物品整列搬送装置およびその方法

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JPH08157023A
JPH08157023A JP29821194A JP29821194A JPH08157023A JP H08157023 A JPH08157023 A JP H08157023A JP 29821194 A JP29821194 A JP 29821194A JP 29821194 A JP29821194 A JP 29821194A JP H08157023 A JPH08157023 A JP H08157023A
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Yasunobu Mochizuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連続的に送られる大量の物品の向きを整列させ
て効率よく移送することができる物品整列搬送装置を提
供する。 【構成】下流側1bに向かって傾斜する主体1の上面
に、仕切り壁2となる突出部が、上流側1aを主体1面
と略一致させ、下流側1bへ向かうにしたがって高くな
るように突設し、仕切り壁2により物品bが流動し得る
巾に形成された複数の流路3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランダムに供給された
物品を所定列に整列させて移送させることができる物品
整列搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品、例えば、大量の小型鮮魚を
トレーに所定量積み分けて搬送するときは、図7に示す
ように、魚30を大量に収容したホッパー31の下部
に、コンベア32により連続的に送られるトレー33を
対応させて、このホッパー31の底部を適宜開閉するこ
とで魚30がトレー33内へ落下して所定量が収納され
るものであった。
【0003】しかしながら、この収納方法は、魚30の
向きがランダムの状態でトレー33に投入されるので、
内部に納まったその姿勢がバラバラとなってトレー33
内のデッドスペースが多くなり、収納効率が極めて低下
する。
【0004】あるいは、希望する量を収容することがで
きず、多くのトレーや多くの投入工程を経なければなら
ない問題点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、下流側に向かって
傾斜する主体の上面に、仕切り壁となる突出部が、その
上流側を主体面と略一致させ、下流側へ向かうにしたが
って高くなるように突設し、仕切り壁により物品が流動
し得る巾に形成された複数の流路を設けることにより、
連続的に送られる大量の物品の向きを整列させて効率よ
く移送することができる物品整列搬送装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、上流側が高く下流側が低い所定
傾斜で取り付けた所定巾を有する主体と、この主体の上
面に突設させてその突出部が上流側を主体面と略一致さ
せ、下流側へ向かうにしたがって高くなる仕切り壁と、
この一対からなる仕切り壁により物品が流動し得る巾に
形成された複数の流路と、を備えさせた物品整列搬送装
置の構成にある。
【0007】また、仕切り壁は、その頂部から底部へ向
かうにしたがって所定傾斜を設けたものである。
【0008】更に、多数の物品を主体における上流側へ
供給して、仕切り壁の始端部に臨ませ、主体の傾斜に沿
って物品を摺動させて、仕切り壁により形成された流路
内に納まった物品はそのまま一対の仕切り壁により案内
されて下流側へ落下移送し、仕切り壁と主体とに跨がっ
た物品は、これら仕切り壁と主体との落差により生ずる
摺動移動の速度差によって、流路内へ移動の方向修正さ
せて収容し下流側へ落下移送させる物品整列搬送方法に
ある。
【0009】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0010】主体の上流側へ多数の物品をランダムに供
給すると、該物品は、主体の傾斜により下流側へ向かっ
て落下を始めるもので、その始端側において主体に突設
させた仕切り壁の上や、この一対の仕切り壁により形成
された流路に位置する。
【0011】このとき、ランダムに供給されて流路内に
納まった一部の物品は、そのまま一対の仕切り壁により
その両側を案内されて下流側へ落下移送し、一方向に向
きが揃えられた整列状態で取り出される。
【0012】また、主体の始端側おいて仕切り壁と主体
とに跨がった状態で載置された物品は、この状態で主体
の傾斜により落下摺動しようとするが、これら仕切り壁
と主体とに形成された落差により、該仕切り壁と主体に
接して摺動移動する差異に生ずる物品の移動速度差によ
って、該物品の仕切り壁頂部に位置する部分は摺動移動
の抵抗を多く受けるため、自然に流路内へ姿勢が方向修
正されて、該流路内へ収容され一対の仕切り壁によりそ
の両側を案内されて下流側へ落下しつつ移送され、一方
向に向きが揃えられた整列状態で取り出される。
【0013】
【実施例】次に、本発明に関する物品整列搬送方法を採
用した物品整列搬送装置の実施の一例を図面に基づいて
説明する。
【0014】図1〜図2および図4〜図6においてAは
物品整列搬送装置で、ランダムに供給された物品bを所
定列に整列させて移送させるものであって、主体1と、
仕切り壁2と、流路3とにより基本的に構成される。
【0015】そして、前記した主体1は、上流側1aが
高く下流側1bが低い所定傾斜で取り付けた所定巾を有
する。
【0016】前記した仕切り壁2は、主体1の上面へ多
数突設させて、その突出部の上流側である始端部を主体
1面と略一致させ、下流側へ向かうにしたがって徐々に
高くなるように形成してあって、図2に示すように、略
垂直に立設するか、図3(a)および(b)に示すよう
に、その頂部2aから底部2bへ向かうにしたがって所
定傾斜を有するように設けてあるもので、図3(a)に
示す場合は、頂部2aから底部2bまでほぼ平滑状に、
また、図3(b)に示す場合は、凹状(図示してないが
凸状でも可)に湾曲させた弧状に形成してあり、物品b
の接触を良好にする。
【0017】前記した流路3は、一対の仕切り壁2,2
により物品bが円滑に流動し得る巾に複数形成されてい
るもので、処理する物品bが縦長のもの、例えば、魚の
ようなものは、その長さ方向(頭部から尾部の長さ)は
収容できないが、巾方向が内部に納まって円滑に移送さ
れる間隔を有する。
【0018】また、前記した仕切り壁2の上部には、一
箇所または複数箇所において規制部材yが設けられてい
るもので、主体1の上流側1aより供給された物品bが
この仕切り壁2上に乗ったまま、非整列状態で下流側1
bへ搬送されることを防止する。
【0019】そして、その構成は、図6(a)に示すよ
うに、三角状あるいは所定の円弧状等に形成した板状体
を付設するか、図6(b)に示すように、棒状に突設さ
せるか、図6(c)に示すように、ローラ状の回転体を
軸支させるかすることで、仕切り壁2の両側あるいは片
側の流路3へ落下させる。
【0020】なお、図5においてCは、本発明実施例装
置Aを採用した魚bの一例搬送ラインの一部を示すもの
で、魚bの供給部に接続させたコンベア10の終端部に
計量機11を設け、この計量機11に接続させた振分シ
ュート12,13へ、それぞれ本発明実施例装置A,A
の始端部を臨ませて、一方の装置Aが整列搬送中のとき
には、他方の装置Aへ魚bを供給する交互の使用によ
り、処理のロスタイムを可及的に少なくするように配設
してある。
【0021】そして、この整列搬送装置A,Aの終端部
には、これと直交するように二組の送出コンベア14,
15を揺動または昇降等の運動により仕切る仕切り手段
16,17を介して取り付けてあって、この送出コンベ
ア14,15の始端側には、列振分手段18により適宜
分配されるトレー19の供給コンベア20を接続してあ
る。
【0022】また、送出コンベア14,15の終端側に
は、仕切り手段16,17により整列搬送装置A,Aに
よって整列搬送された魚bを収容したトレー19を排出
する移送コンベア21を、トレー集合手段22を介して
接続してある。
【0023】したがって、本発明実施例装置Aの作用を
説明すると、コンベア10により供給された魚bは、計
量機11により適量が計量されて振分シュート12また
は13の選択により、一方または他方の装置A,Aにお
ける主体1の始端部へ多数がランダムに送り込まれる。
【0024】すると、該魚bは、主体1の傾斜により下
流側1bへ向かって一斉に落下を始めるもので、主体1
の始端側において突設させた仕切り壁2の上部や、この
一対の仕切り壁2,2により形成された流路3内へ様々
に位置する。
【0025】そして、流路3内に頭部または尾部を先に
向けて納まった供給中の一部の魚bは、そのまま一対の
仕切り壁2,2によりその胴部の両側を案内されて下流
側1bへ落下移送し、頭部または尾部の一方向に向きが
揃えられた整列状態で取り出され、仕切り手段16,1
7の操作により送出コンベア14または15へ送り出さ
れる。
【0026】しかし、主体1の上流側1aおいて仕切り
壁2と主体1とに跨がった状態で載置された魚bは、図
4(a)に示すように、この状態で主体1の傾斜により
落下摺動しようとするが、これら仕切り壁2と主体1と
に形成された落差により、該仕切り壁2と主体1に接し
て摺動移動するときの抵抗等による差異によって魚bの
移動速度差を生ずる。
【0027】そのため、該魚bの仕切り壁2の頂部2a
に位置する部分は摺動移動の抵抗を多く受けて、底部2
b側の移送速度が速くなり、図4(b)に示すように、
自然に流路3内へ姿勢が頭部または尾部の一方向に方向
修正されて、ついには、図4(c)に示すように、該流
路3内へ収容され一対の仕切り壁2,2によりその両側
を案内されて下流側へ落下しつつ移送され、一方向に向
きが揃えられた整列状態で取り出されるので、仕切り手
段16,17の操作により送出コンベア14または15
へ送り出され、トレー集合手段22を介して移送コンベ
ア21に送り出される。
【0028】
【発明の効果】前述したように本発明の物品整列搬送装
置は、主体へ多数突出させた仕切り壁を、その突出部が
上流側を主体面と略一致させ、下流側へ向かうにしたが
って高くなるように取り付けてあるので、仕切り壁の上
部に乗り上げた物品でも、流路における主体面との二箇
所の当接によって生ずる摺動移動の速度差により、物品
の方向が徐々に修正されて流路内に納まるため、確実な
整列搬送が行なえて、後処理における物品収納が隙間を
生ずることなく有効になされる。
【0029】また、仕切り壁を、その頂部から底部へ向
かうにしたがって所定傾斜を設けてあるので、物品の一
方向への姿勢修正が一層効率よく行なえる。等の格別な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品整列搬送装置の一実施例の
概略を示す要部の縦断側面図である。
【図2】図1における斜視図である。
【図3】図1における装置の要部の他の各例を拡大して
示す説明図である。
【図4】図1における装置の作動状態の各動作を示す斜
視図である。
【図5】図1における装置を採用した搬送ラインの一部
を示す平面図である。
【図6】図1における仕切り壁に設けた規制部材の各例
を示す側面図である。
【図7】従来の物品の搬送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
b 物品 1 主体 1a 上流側 1b 下流側 2 仕切り壁 2a 頂部 2b 底部 3 流路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側が高く下流側が低い所定傾斜で取
    り付けた所定巾を有する主体と、この主体の上面に突設
    させてその突出部が上流側を主体面と略一致させ、下流
    側へ向かうにしたがって高くなる仕切り壁と、この一対
    からなる仕切り壁により物品が流動し得る巾に形成され
    た複数の流路とを備えさせたことを特徴とする物品整列
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 仕切り壁は、その頂部から底部へ向かう
    にしたがって所定傾斜を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の物品整列搬送装置。
  3. 【請求項3】 多数の物品を主体における上流側へ供給
    して、仕切り壁の始端部に臨ませ、主体の傾斜に沿って
    物品を摺動させて、仕切り壁により形成された流路内に
    納まった物品はそのまま一対の仕切り壁により案内され
    て下流側へ落下移送し、仕切り壁と主体とに跨がった物
    品は、これら仕切り壁と主体との落差により生ずる摺動
    移動の速度差によって、流路内へ移動の方向修正させて
    収容し下流側へ落下移送させることを特徴とする物品整
    列搬送方法。
JP06298211A 1994-12-01 1994-12-01 物品整列搬送装置 Expired - Lifetime JP3076728B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076843A (ja) * 2009-12-21 2010-04-08 Yamato Scale Co Ltd 充填装置
JP2015218045A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 花王株式会社 物品供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010076843A (ja) * 2009-12-21 2010-04-08 Yamato Scale Co Ltd 充填装置
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