JP2905997B2 - 自動二輪車のハンドル構造 - Google Patents

自動二輪車のハンドル構造

Info

Publication number
JP2905997B2
JP2905997B2 JP5513991A JP5513991A JP2905997B2 JP 2905997 B2 JP2905997 B2 JP 2905997B2 JP 5513991 A JP5513991 A JP 5513991A JP 5513991 A JP5513991 A JP 5513991A JP 2905997 B2 JP2905997 B2 JP 2905997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
handle
lock lever
lock
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5513991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04292287A (ja
Inventor
雅雄 小川
彰仁 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5513991A priority Critical patent/JP2905997B2/ja
Publication of JPH04292287A publication Critical patent/JPH04292287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2905997B2 publication Critical patent/JP2905997B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のハンドル構
造、特に、自動二輪車のフロントフォークに左、右の操
向ハンドルの取付端部を、各操向ハンドルが操向位置と
折畳み位置との間を回動するように連設し、フロントフ
ォークにロックレバーを、そのロックレバーが操向ハン
ドルを操向位置に固定するロック位置と操向ハンドルの
折畳み位置への回動を許容するアンロック位置との間を
回動するように設けたハンドル構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ハンドル構造においては、
左、右の操向ハンドルに操向ハンドル回り部品、例えば
クラッチレバー、ブレーキレバー、フラッシャランプ、
各種スイッチ等を支持させ、その操向ハンドル回り部品
に接続されるワイヤ類を操向ハンドルに添わせている。
またロックレバーはそのロック位置で操向ハンドルの外
方へ突出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
造によると、ワイヤ類が操向ハンドル周囲に露出するこ
とになるため、外力に対するワイヤ類の保護に欠け、ま
たその露出に加えてロックレバーが前記のように突出す
るので、使用状態で操向ハンドル回りの外観が損われ
る、といった問題がある。
【0004】本発明は前記に鑑み、ワイヤ類の保護を達
成し、また使用状態で操向ハンドル回りの外観を向上さ
せることができるようにした前記ハンドル構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動二輪車の
フロントフォークに左、右の操向ハンドルの取付端部
を、各操向ハンドルが操向位置と折畳み位置との間を回
動するように連設し、前記フロントフォークにロックレ
バーを、そのロックレバーが前記操向ハンドルを操向位
置に固定するロック位置と前記操向ハンドルの折畳み位
置への回動を許容するアンロック位置との間を回動する
ように設けた自動二輪車のハンドル構造において、各操
向ハンドルは、前記フロントフォークに回動自在に取付
けられて操向ハンドル回り部品を支持するホルダと、そ
のホルダに突設されたグリップとを備え、各ホルダは、
前記操向ハンドル回り部品に接続されるワイヤ類を覆う
庇部を有し、前記ロックレバーは、前記ロック位置でそ
の外表面を両庇部の外表面に連続させて両庇部間に配設
されることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下の説明において、前、後、左、右とは図
面に示す自動二輪車の前進方向aを基準とする。
【0007】図1〜図4において、自動二輪車のフロン
トフォークFを構成するハンドルポスト1上部に左、右
の操向ハンドル21 ,22 が設けられる。各操向ハンド
ル2 1 ,22 は、図4に示すように、前進方向aと略交
差する平面内で相対向する取付端部31 ,32 側を中心
に同図実線示の略水平な操向位置A1 と、同図鎖線示の
略鉛直な折畳み位置A2 との間を回動することができ
る。
【0008】各操向ハンドル21 ,22 は、ハンドルポ
スト1に回動自在に取付けられた取付端部31 ,32
有するホルダ41 ,42 と、そのホルダ41 ,42 に突
設されたグリップ51 ,52 とを備え、図示例では各ホ
ルダ41 ,42 と各グリップ51 ,52 の心材61 ,6
2 とは一体に鋳造されている。各ホルダ41 ,42 には
操向ハンドル回り部品7が支持される。この操向ハンド
ル回り部品7としては、左側ホルダ41 においては左フ
ラッシャランプユニット81 、ヘッドライトスイッチ
9、ウインカスイッチ10、ホーンスイッチ11、クラ
ッチレバー12等が該当し、右側ホルダ42 においては
右フラッシャランプユニット82、ブレーキレバー13
等が該当する。
【0009】各ホルダ41 ,42 は前方へ突出する庇部
141 ,142 を有し、各庇部14 1 ,142 により操
向ハンドル回り部品7に接続されたワイヤ類15が覆わ
れている。このワイヤ類15としては、左側ホルダ41
においては左フラッシャランプユニット81 、ヘッドラ
イトスイッチ9、ウインカスイッチ10、ホーンスイッ
チ11等の接続線16、クラッチワイヤ17等が該当
し、右側ホルダ42 においては右フラッシャランプユニ
ット82 の接続線18、ブレーキワイヤ19等が該当す
る。
【0010】このように各庇部141 ,142 によりワ
イヤ類15を覆うことによって、そのワイヤ類15を外
力から保護し、また操向ハンドル回りの外観を向上させ
ることができる。
【0011】さらにハンドルポスト1上部には、ロック
レバー20が設けられ、そのロックレバー20は、前進
方向aと略平行な平面内で、図5に明示するように両操
向ハンドル21 ,22 を操向位置A1 に固定するロック
位置B1 と、図6に明示するように両操向ハンドル
1 ,22 の折畳み位置A2 への回動を許容するアンロ
ック位置B2 との間を回動することができる。
【0012】図1,図3,図7および図8に示すよう
に、ロックレバー20は、そのロック位置B1 で両庇部
141 ,142 間に配設されるようになっており、この
状態においてロックレバー20の外表面21は両庇部1
1 ,142 の外表面22に連続して、両外表面21,
22は面一になる。
【0013】このように構成すると、ロックレバー20
は、そのロック位置B1 で両操向ハンドル21 ,22
外方へ突出することがなく、これにより使用状態で操向
ハンドル回りの外観を向上させることができる。
【0014】次に、ハンドルポスト1、両操向ハンドル
1 ,22 およびロックレバー20の取付け関係等につ
いて説明する。
【0015】図4〜図6,図8に明示するように、各ホ
ルダ41 ,42 の取付端部31 ,3 2 は、庇部141
142 よりも後方に位置すると共に略円盤形に形成さ
れ、ハンドルポスト1の後面23側に配設される。各取
付端部31 ,32 はその中心部にピン孔24を有し、各
ピン孔24と、それに対向してハンドルポスト1に形成
された各ピン孔25とに連結ピン26が摺動自在に挿通
される。各連結ピン26において、取付端部31 ,32
から後方へ突出する大径端部27と取付端部31 ,32
との間に皿ばね28が設けられ、ハンドルポスト1のピ
ン孔25から前方へ突出する前端部は、ロックレバー2
0内表面の二股形カム部29に架設された支持ピン30
に枢着される。ハンドルポスト1の各ピン孔25は、そ
のハンドルポスト1の各加工孔31に嵌着されたフラン
ジ32付カラー33の中空部である。
【0016】図4,図9に明示するように、各ホルダ4
1 ,42の取付端部31 ,32 において、ハンドルポス
ト1の後面23に臨む前面34に、ピン孔24外周部か
ら放射状に延びる断面等脚台形の複数の係合突起35が
形成される。一方、図9,図10に明示するように、ハ
ンドルポスト1の後面23に、ピン孔25外周部から放
射状に延びる断面等脚台形の複数の係合溝36が形成さ
れ、各係合溝36に各係合突起35が係脱するようにな
っている。
【0017】ロックレバー20において、各カム部29
は、図5,図6に示すようにロックレバー20のロック
位置B1 でカラー33のフランジ32に当接する第1カ
ム面371 と、アンロック位置B2 でフランジ32に当
接する第2カム面372 とを有し、連結ピン26の中心
と第1カム面371 との間の間隔bは、連結ピン26の
中心と第2カム面372 との間の間隔cよりも長くなる
ように設定される(b>c)。
【0018】ロックレバー20とハンドルポスト1との
間には、ロック位置B1 にあるロックレバー20をその
位置B1 に保持するための戻止め機構38が次のように
設けられている。
【0019】図5,図6,図11に明示するように、ハ
ンドルポスト1の前面39において、左ピン孔25の上
方に突出部40が設けられ、その突出部40に左右方向
に延びる止め孔41が形成される。ロックレバー20に
おいて、両カム部29間に存する厚肉部42に、ロック
位置B1 で止め孔41に対向するようにピン孔43が形
成され、そのピン孔43に止めピン44が摺動自在に挿
入される。ロックレバー20の外表面21に操作子45
の操作部46が配設され、その操作部46に突設された
軸部47が、ロックレバー20においてピン孔43と同
方向へ延びる長孔48を貫通している。軸部47は、そ
れを軸方向に貫通する小ねじ49を有し、その小ねじ4
9が止めピン44の基端部に螺着され、これにより操作
子45が止めピン44に結合される。止めピン44基端
面とピン孔43底面との間にばね50が縮設される。
【0020】操作子45は、通常その軸部47をばね5
0の弾発力で長孔48の左端に当接させた停止位置にあ
り、この停止位置で止めピン44の先端部がピン孔43
より突出して突出部40の止め孔41に係合するように
なっている。この係合は、止めピン44先端の斜面44
aが、ロックレバー20をアンロック位置B2 からロッ
ク位置B1 へ回動させるとき突出部40に当接して止め
ピン44を後退させるので、自動的に行われる。操作子
45を長孔48の右端側へ移動させれば、止めピン44
の先端部は止め孔41から離脱する。操作子45の停止
位置で長孔48の開口全体が操作部46によって覆わ
れ、これにより長孔48の一部が露出して外観を損う、
といった問題が回避される。
【0021】図4,図8に明示するように、各ホルダ4
1 ,42の取付端部31 ,32 外周面に複数の山形歯5
1が形成され、両取付端部31 ,32 の山形歯51は、
両操向ハンドル21 ,22 の操向位置A1 および折畳み
位置A2 間の回動範囲内において相互に噛合するように
なっている。
【0022】図5,図8に明示するように、各連結ピン
26はホルダ41 ,42 側のボルト部材52と、ロック
レバー20側のナット部材53とよりなる。ボルト部材
52のねじ軸54はナット部材53のねじ孔55に螺合
され、またボルト頭56は取付端部31 ,32 のピン孔
24に摺動自在に嵌合される。そのピン孔24からのボ
ルト頭56の突出端に、皿ばね28と係合する大径端部
27が位置し、その大径端部27端面に、図12に明示
するように六角孔57が開口している。
【0023】これによりロックレバー20のロック位置
1 で、六角孔57にレンチを係合してボルト部材52
を回せば、連結ピン26の長さが変化して、ロックレバ
ー20のハンドルポスト1に対する押圧力の調節が行わ
れる。これは、組立時において取付端部31 ,32 、係
合突起35、ハンドルポスト1の係合溝36等に寸法誤
差がある場合や、ロックレバー20の第1カム面371
とカラー33のフランジ32との間に摩耗が生じた場合
等に前記押圧力を適切に保つ上で有効である。
【0024】上記構成において、図5に示すように両操
向ハンドル21 ,22 が操向位置A 1 にあってロックレ
バー20がロック位置B1 にあれば、各取付端部31
2の係合突起35がハンドルポスト1の各係合溝36
に係合し、その係合状態は、ロックレバー20の第1カ
ム面371 が皿ばね28の弾発力でカラー33のフラン
ジ32に押圧されることによって維持される。また止め
ピン44がハンドルポスト1の止め孔41に係合してロ
ックレバー20の戻止めがなされるので、両操向ハンド
ル21 ,22 は操向位置A1に固定される。
【0025】両操向ハンドル21 ,22 を折畳む場合に
は、操作子45を図11で右側へ移動させて止めピン4
4を止め孔41から離脱させ、次いで図6に示すように
ロックレバー20をアンロック位置B2 へ回動させて第
2カム面372 をフランジ32に対向させる。その後、
例えば左側操向ハンドル21 を連結ピン26を中心にし
て折畳み位置A2 方向へ回動させると、各係合突起35
と各係合溝36とが等脚台形状をしていることから各係
合突起35が各係合溝36から離脱し、また左側操向ハ
ンドル21 の回動が噛合状態にある山形歯51を介して
右側操向ハンドル22 に伝達されるので、両操向ハンド
ル21 ,22 が同時に折畳み位置A2 に至る。
【0026】この折畳み位置A2 においても、ロックレ
バー20をロック位置B1 に回動させることによって両
操向ハンドル21 ,22 を折畳み位置A2 に固定するこ
とができる。
【0027】図13〜図15は本発明を適用した折畳み
式自動二輪車Vを示し、図13,1図15は組立てた状
態を、また図14は折畳んだ状態をそれぞれ示す。その
自動二輪車Vは、前輪Wfを含む操向系を支持する前部
フレーム101と、後輪Wrを含む駆動系を支持する後
部フレーム102とよりなる車体フレームを備えてい
る。
【0028】前部フレーム101は、所定の間隔を存し
て対向する左右一対の側板103を有し、それら側板1
03の前端部にフロントフォークFが設けられる。フロ
ントフォークFはハンドルポスト1と、前輪Wfを軸支
するフォーク104とより構成される。ハンドルポスト
1は左右の操向ハンドル21 ,22 を支持する上部軸1
05と、フォーク104に固着された下部軸106とを
備え、上部軸105は下部軸106に折畳みピン107
を介して前後回動自在に連結され、また下部軸106は
両側板103間に固設したヘッドパイプ108に回動自
在に支持される。両側板103前端に存するブラケット
112の上端に、後方に延びる連結アーム114が折畳
みピン107と同軸上に配設された折畳みピン113を
介して前後回動自在に支持される。その連結アーム11
4の前後方向中間部と両側板103の上面に設けたブラ
ケット115との間にピン結合により係脱自在なロック
手段Lが設けられる。このロック手段Lを作用させるこ
とにより、ハンドルポスト1の上部軸105を下部軸1
06上に起立させた組立て位置(図13)に保持するこ
とができる。またロック手段Lの作用を解除することに
より、上部軸105および連結アーム114を折畳みピ
ン107,113を中心に後方に回動させて前部フレー
ム101の上面に沿う折畳み位置に収納することができ
る(図14)。このとき、左右の操向ハンドル21 ,2
2 を前記のように折り畳むことにより、その全幅を前部
フレーム101の幅内に収めることが可能である。
【0029】後部フレーム102は所定の間隔を存して
対向する左右一対の側板117を有し、各側板117の
上部に前後一対のローラ118,119が外向きに支持
される。前部フレーム101の両側板103内面に、前
後方向に延びるガイド溝120,121が形成され、各
ガイド溝120,121に各ローラ118,119が転
動自在に係合される。連結アーム114の後端と前部フ
レーム102の前端はリンク122を介して連結され
る。これにより、ハンドルポスト1の上部軸105を折
り畳むべく後方に回動させると、後部フレーム102は
リンク122を介して前方に牽引されて折畳み位置(図
14)に移動し、逆に上部軸105を起立させるとリン
ク122に押されて後部フレーム102が後退して組立
て位置(図13)に移動する。これら折畳み位置および
組立て位置において、後部フレーム102の側板117
外面に設けた前後一対の突起123,124が、前部フ
レーム101の側板103に形成した凹部125,12
6にそれぞれ嵌合することにより、両位置において前部
フレーム101および後部フレーム102間の上下方向
の遊びが除去される。
【0030】車体フレームの後部に設けられるシート1
27は、その後端がリンク128を介して前部フレーム
101に連結され、また前端がリンク129を介して後
部フレーム102に連結される。これにより、後部フレ
ーム102が前部フレーム101に対して後退した組立
て位置にあるとき、両リンク128,129が起立して
シート127が使用可能な位置に上昇し(図13)、ま
た後部フレーム102が前部フレーム101に対して前
進した折畳み位置にあるとき、両リンク128,129
が倒伏してシート127が下降位置に収納される(図1
4)。
【0031】後部フレーム102の前部には、単気筒2
サイクルエンジンEおよびトランスミッション(図示せ
ず)を一体化したパワーユニットPが吊持され、後部フ
レーム102の後端に軸支された後輪Wrは、パワーユ
ニットPからチェン130を介して駆動される。
【0032】後部フレーム102上部に、燃料タンク1
31とオイルタンク132が前後に設けられ、これら燃
料タンク131とオイルタンク132は、後部フレーム
102の移動に伴い前部フレーム101の両側板103
間に形成される空間に沿って移動する。燃料タンク13
1とパワーユニットPとの間には、エアクリーナ13
3、キャブレタ134および両フレーム101,102
の伸縮に連動して開閉する切換コック135が設けられ
る。また、パワーユニットPの下部にエンジンEから後
方に延びる排気パイプ136が配設され、その排気パイ
プ136はカバー137で覆われている。排気パイプ1
36の後端部はテールパイプ138を有するマフラ13
9に接続される。前記切換コック135は上方に延びる
開閉レバー140を備え、後部フレーム102の移動に
伴って開閉レバー140を作動させるべく、前部フレー
ム101の側板103下面に前後一対の係合部141,
142が突設される。後部フレーム102が組立て位置
にあるとき、後側の係合部142が開閉レバー140を
前方へ回動させるので切換コック135が開き(図1
3)、また後部フレーム102が折畳み位置にあると
き、前側の係合部141が開閉レバー140を後方へ回
動させるので切換コック135が閉じる(図14)。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、左、右の操向ハンドル
のホルダに庇部を備えるといった簡単な構造により、操
向ハンドル回り部品に接続されるワイヤ類を外力から保
護することができる。
【0034】またロックレバーのロック位置で、その外
表面と各庇部の外表面とを連続させてそれらを面一にす
るので、使用状態で操向ハンドル回りの外観を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車におけるハンドル構造の正面図であ
る。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】図2の3−3矢視図である。
【図4】左、右の操向ハンドルの動作を示す正面図で、
図1に対応する。
【図5】図1の5−5線断面図で、ロックレバーがロッ
ク位置にある状態を示す。
【図6】ロックレバーがアンロック位置にある状態を示
す断面図で、図5に対応する。
【図7】左、右の操向ハンドルとロック位置にあるロッ
クレバーとの関係を示す要部斜視図である。
【図8】図5の8−8線断面図である。
【図9】図5の9−9線断面図である。
【図10】図5において、10−10矢示方向から見た
フロントフォークの部分図である。
【図11】図5の11−11線断面図である。
【図12】図5において、12矢示方向からみた連結ピ
ンの端面図である。
【図13】折畳み式自動二輪車の組立て状態を示す側面
図である。
【図14】折畳み式自動二輪車の折畳み状態を示す側面
図である。
【図15】図13の15−15線断面図である。
【符号の説明】
1 ,22 操向ハンドル 31 ,32 取付端部 41 ,42 ホルダ 51 ,52 グリップ 7 操向ハンドル回り部品 141 ,142 庇部 15 ワイヤ類 20 ロックレバー 21,22 外表面 A1 操向位置 A2 折畳み位置 B1 ロック位置 B2 アンロック位置 F フロントフォーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62K 21/12 B62K 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車のフロントフォーク(F)に
    左、右の操向ハンドル(21 ,22 )の取付端部
    (31 ,32 )を、各操向ハンドル(21 ,22 )が操
    向位置(A1 )と折畳み位置(A2 )との間を回動する
    ように連設し、前記フロントフォーク(F)にロックレ
    バー(20)を、そのロックレバー(20)が前記操向
    ハンドル(21 ,22 )を操向位置(A1 )に固定する
    ロック位置(B1 )と前記操向ハンドル(21 ,22
    の折畳み位置(A2 )への回動を許容するアンロック位
    置(B2 )との間を回動するように設けた自動二輪車の
    ハンドル構造において、各操向ハンドル(21 ,22
    は、前記フロントフォーク(F)に回動自在に取付けら
    れて操向ハンドル回り部品(7)を支持するホルダ(4
    1 ,42 )と、そのホルダ(41 ,42 )に突設された
    グリップ(51 ,52 )とを備え、各ホルダ(41 ,4
    2)は、前記操向ハンドル回り部品(7)に接続される
    ワイヤ類(15)を覆う庇部(141 ,142 )を有
    し、前記ロックレバー(20)は、前記ロック位置(A
    1 )でその外表面(21)を両庇部(141 ,142
    の外表面(22)に連続させて両庇部(141 ,1
    2 )間に配設されることを特徴とする、自動二輪車の
    ハンドル構造。
JP5513991A 1991-03-19 1991-03-19 自動二輪車のハンドル構造 Expired - Fee Related JP2905997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5513991A JP2905997B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 自動二輪車のハンドル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5513991A JP2905997B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 自動二輪車のハンドル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04292287A JPH04292287A (ja) 1992-10-16
JP2905997B2 true JP2905997B2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=12990448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5513991A Expired - Fee Related JP2905997B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 自動二輪車のハンドル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2905997B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000289673A (ja) * 1999-01-29 2000-10-17 Honda Motor Co Ltd バーハンドル
KR100340446B1 (ko) * 1999-04-30 2002-06-12 차기영 절첩식 휴대용 미니 오토바이
JP5396206B2 (ja) * 2009-09-04 2014-01-22 本田技研工業株式会社 車両におけるパーキングブレーキレバーの配置構造及び操作レバーの配置構造
JP5685110B2 (ja) * 2011-03-03 2015-03-18 本田技研工業株式会社 バーハンドル型車両のパーキングロック装置
KR101719409B1 (ko) * 2015-02-27 2017-03-23 서울과학기술대학교 산학협력단 자전거의 핸들바 접이장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04292287A (ja) 1992-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6497300B2 (en) Locking arrangement for motorcycle
US7448663B2 (en) Guard structure for vehicle seat lock
JP2905997B2 (ja) 自動二輪車のハンドル構造
JPH08144606A (ja) 作業車
JP3846700B2 (ja) 小型車両用収納ボックスの照明装置
JP2720003B2 (ja) 自動二・三輪車におけるスタンドストッパ構造
JP2952799B2 (ja) スクータ型車両におけるボディカバー構造
JP3455328B2 (ja) 自動二輪車の盗難防止装置
JPS6225B2 (ja)
JP2923829B2 (ja) 自動二・三輪車におけるスタンドロック装置
ITTO990137A1 (it) Dispositivo di cavalletto automatico.
JP4248983B2 (ja) ステアリングロック装置
JP3120855B2 (ja) 自動2輪車のスタンドロック装置
JP3528806B2 (ja) 電動自転車
JP3392383B2 (ja) ロック装置
JP6534649B2 (ja) ハンドルロック機構
JPS6221507Y2 (ja)
JP2908040B2 (ja) 自動二輪車のシートロック装置
JP2925448B2 (ja) 自動2・3輪車のスタンド装置
JPS629190Y2 (ja)
JPH10100959A (ja) スクータ型自動二輪車
JPH0738064Y2 (ja) 2輪車のステップ装置
JPS6226298Y2 (ja)
JP2001071795A (ja) 自動二輪車におけるシートロック構造
JP3109680B2 (ja) 折り畳み式自動二輪車のフレーム装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees