JP2905692B2 - スクイズ式ポンプ - Google Patents

スクイズ式ポンプ

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JP2905692B2
JP2905692B2 JP6097707A JP9770794A JP2905692B2 JP 2905692 B2 JP2905692 B2 JP 2905692B2 JP 6097707 A JP6097707 A JP 6097707A JP 9770794 A JP9770794 A JP 9770794A JP 2905692 B2 JP2905692 B2 JP 2905692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生コンクリート等のス
ラリーを移送することができるスクイズ式ポンプに関す
る。さらに詳しくはこの発明はスラリーの通路を形成す
るチューブの耐久性を向上するための構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スクイズ式ポンプにおいては、図11に
示すように、弾性チューブ52を押圧しつつ、点αを中
心として公転転動する複数のローラ50,51を境にし
てチューブ52の吐出側は高圧となり逆に吸入側は低圧
状態となる。このため先行するローラ50による吐出作
用が完了して、さらに先行ローラ50の前進によりロー
ラ50がチューブ52より離れる際に、それまで閉じ込
み状態にあったチューブ52の両ローラ50,51間の
内部が先行ローラ50よりも吐出側のチューブ52の内
部と連通する。この連通初期には先行ローラ50により
押圧されたチューブ52の偏平状部に狭い隙間が形成さ
れる。この時吐出側のコンクリート等の高圧の流動体
(スラリー)は前述した狭い隙間を通って急激に逆流す
る。このため、スクイズ作用が脈動をともなうととも
に、この隙間を形成するチューブ内面が激しく摩耗さ
れ、チューブの局部的摩耗が著しくなり、チューブの寿
命が短くなる。
【0003】上記問題を解消するため、従来押圧ローラ
による吸入作用が開始される位置のチューブの通路面積
を大きくし、ローラによる吐出作用が完了する位置の通
路面積を小さくしたスクイズ式ポンプが提案されてい
る。(特開昭52−149605号公報参照) このポンプにおいては図8に示すように先行ローラ50
がスクイズ完了位置にきて、後続ローラ51がスクイズ
開始位置にきたとき、すなわち中心αを通るA−A線上
にきたとき、前記一対のローラ50,51によりチュー
ブ52内に閉込部が形成される。又、各ローラ50,5
1が前記位置より前進してB−B線上まで移動する間に
おいては、後続ローラ51は前記閉込部の容積を減少さ
せる方向に移動し、先行ローラ50は前記閉込部の容積
を拡大させる方向に移動することになる。さらに、後続
ローラ51による閉込部の縮小容積が先行ローラ50に
よる閉込部の拡大容積より遙かに大きいため前記閉込部
の容積は結果的に縮小され、閉込部の内圧を増大させ
る。
【0004】さらに、B−B線上より各ローラ50,5
1が前進し、先行ローラ50がチューブ52より離れ始
めてチューブ52内が開口し始めると、先行ローラ50
を境として吐出側と吸入側(閉込部)とが連通されるこ
とになる。しかし、吸入側が前記作用により高圧化され
ているため、吐出側のスラリーが吸入側に逆流すること
はない。この結果先行ローラ50はチューブ52より離
れ、後続ローラ51は前記閉込部内のスラリーを引き続
き圧送し、スクイズ作用には脈動が殆どなく、ポンプ作
用が円滑に行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のポンプにお
いては、図9に示すようにチューブ52がドラム53の
内周面とローラ50との間で偏平状にされる。このとき
チューブ内のスラリーの密度差等の要因によりチューブ
52が左方又は右方に偏る可能性がある。もし押圧ロー
ラ50の径が図9に鎖線で示すように長さ方向において
同一の場合には、チューブ52が変位しても押圧ローラ
50による押圧が適正に行われ問題はない。図9の実線
で示すように押圧ローラ50の中央部の径を両端部より
も大きくして、チューブ52の中心部を強く押圧する構
成を採用した場合には、次のような利点と問題がある。
チューブ52の折曲部56に対する過大な押圧が回避さ
れて、その耐久性が向上する。しかし、例えばチューブ
52が図9の鎖線で示すように左側へ変位すると、チュ
ーブの左側の折曲部56に隙間55が生じるので、高圧
である吐出側内のスラリーが隙間55から閉込部側に逆
流し、チューブ52の内面を局部的に損傷するばかりで
なく吐出容量が低下する。
【0006】又、本願出願人は例えば特開平5−167
6号公報において図10に示すように一対のローラ57
がチューブ52の両側部を挟着する方式のスクイズ式ポ
ンプを提案している。このポンプにおいて弾性チューブ
52として図8の形状のものを使用した場合には、図1
0の下部に示す吸入開始位置ではローラ57の中央部O
1が偏平状態のチューブ52の中央部O2を押圧してい
て、チューブ52は適正な閉込状態に保持される。しか
し、図10の上部に示す吐出完了位置ではチューブ52
の中央部O2がローラ57の中央部O1から離れる方向
に、かつドラム53側に偏る。この吐出完了位置におけ
るチューブ52の偏りは、ローラ57が公転する際に、
チューブ52をドラム53側に押圧するために生じる。
このため、両ローラ57,57によるチューブ52の押
圧状態が不適正となり、押圧部54の上側に隙間55が
発生し、前述したようにスラリーの逆流及びそれにより
チューブ52の内面が局部的に磨耗するという問題が生
じる。又、チューブ52の下部の折曲部はローラ57の
最も径の大きい部分によって強圧されるので、その耐久
性が低下するという問題もある。
【0007】この発明の目的は上記従来の技術に存する
問題点を解消して、ローラにより押圧された偏平状のチ
ューブの偏平方向への変位を阻止して押圧部に隙間が発
生するのをなくしてチューブの局部的な摩耗を抑制する
ことができるスクイズ式ポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
円筒状のドラムの内周面に沿って吸入開始側の通路面積
を大きく、かつ吐出完了側の通路面積を小さくした弾性
チューブを円弧状に湾曲するように収容し、前記弾性チ
ューブに複数のテーパ状をなす押圧ローラによる押圧転
動作用とチューブ自身の復元作用とによってポンプ作用
をなさしめるようにしたスクイズ式ポンプにおいて、前
記押圧ローラにより偏平状に押圧された弾性チューブの
所定位置からの変位を阻止するための変位阻止手段を前
記ドラムの内周面に沿って設け、一対の押圧ローラは弾
性チューブの左右両側方から該チューブを偏平状に押圧
し、前記弾性チューブの変位阻止手段は弾性チューブの
外周縁を位置規制するように設けられた突条であり、吸
入開始側ではドラムの内周面から突条の規制面までの高
さを低く、かつ吐出完了側では同じ高さを高くしてい
る。
【0009】
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、押圧ローラは弾性チューブを内周側からドラムの内
周面との間で偏平状に押圧し、前記弾性チューブの変位
阻止手段は弾性チューブの左右両側縁を位置規制するよ
うに設けられた一対の突条であり、吸入開始側では両突
条の間隔を大きく、かつ吐出完了側では同じ間隔を小さ
くしている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、押圧ローラにより偏
平状に押圧されたチューブの位置が変位阻止手段によっ
て規制されているので、チューブが偏平方向に変位する
のが阻止される。このため、ローラによるチューブの押
圧状態が適正に保持され、ポンプ作用が適正に行われ、
チューブ内の局部的な摩耗が抑制される。
【0012】また、チューブの左右両側方から一対のロ
ーラが該チューブを挟圧して偏平状に弾性変形される。
弾性変形されたチューブの外周縁は突条によって位置が
規制され、吐出完了位置のチューブの押圧状態が適正に
保持される。このため、チューブ内におけるスラリーの
逆流やそれに基づくチューブ内周面の局部摩耗が阻止さ
れる。
【0013】請求項2記載の発明では、ドラムの内周面
と押圧ローラの外周面との間でチューブが偏平状に弾性
変形される。この時、弾性チューブの左右両側縁は左右
一対の突条によって偏平方向への変位が規制されている
ので、チューブのローラによる押圧状態が適正に保持さ
れる。このため、チューブ内におけるスラリーの逆流や
それに基づくチューブ内周面の局部摩耗が阻止される。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化した第1実施例を図
1〜図5に基づいて説明する。図2に示すように横円筒
状のドラム1の図2における左端には側板2が溶接等に
より固定されている。又、ドラム1の図における右端に
は蓋板3がボルトにより固定されている。この蓋板3の
外側部には減速機4が取り付けられ、その入力軸5には
プーリ(図示略)が固定されている。前記減速機4の出
力軸7は前記蓋板3の中央部に設けた開口からドラム1
の内部に延出されている。この出力軸7には回転軸8が
嵌合され、キーを介して同期回転される。該回転軸8は
前記側板2の中央部に軸受9を介して支持されている。
前記回転軸8上には取付ブロック10が嵌合され溶接等
により固定されている。この取付ブロック10には複数
(この実施例では4本)の支軸11〜11が回転軸8の
ラジアル方向に指向するようにボルト12〜12により
固定されている。隣接する一対の平行な支軸11,11
と、他の隣接する平行な一対の支軸11,11とは、図
1に示すように180度隔てて設けられている。前記各
支軸11〜11には押圧ローラ13〜13がそれぞれ回
転可能に支持され、隣接する両ローラ13,13の間隔
は所定寸法に設定されている。
【0015】前記ドラム1の内部にはゴム製の弾性チュ
ーブ14が円弧状をなすように湾曲されて収容され、該
チューブ14の左右両側を前記ローラ13,13によっ
て偏平状に押圧可能となっている。前記弾性チューブ1
4の両端部は、図示しない固定金具によりドラム1に固
定されている。ドラム1の内周面には偏平状態の前記チ
ューブ14の外周縁の位置を規制する変位阻止手段とし
ての半円環状の突条15が溶接等により固定されてい
る。又、図1に示すように取付ブロック10には一対の
支軸16がボルト17によって固定され、それらの支軸
16には位置規制ローラ18が回転可能に支持され、復
元されたチューブ14の位置を規制するようになってい
る。
【0016】前記チューブ14は図5に示すように大径
部21と小径部22とそれらの両部21,22の間に形
成されたテーパ部23とから構成されている。又、押圧
ローラ13は図3,4に示すように大径部24とそれに
連なり、かつ外端部ほど小径となる一対のテーパ部2
5,26とにより構成されている。このため、偏平状態
のチューブ14の両側部の押圧量が中央部よりも少なく
なり、チューブ14の折曲部に対する過大な押圧力が作
用するのをなくして、適正な押圧状態となるようにして
いる。
【0017】図1に示すように押圧ローラ13の公転中
心O3は回転軸8の中心軸線と同じである。前記突条1
5の円弧状をなす内側規制面32の円弧の中心O4は前
記中心O3から下方へ所定距離だけ変位した位置にあ
る。そして、吸入開始側のチューブ14を規制する規制
面32のドラム1からの高さH1(図3参照)よりも吐
出完了側のチューブ14を規制する規制面32の同じ高
さH2(図4参照)を高くしている。この構成により図
3,4に示すようにローラ13の大径部24、つまりロ
ーラの中央部O1が偏平チューブ14の中央部O2を常
に押圧できるようにしている。図1に示すようにチュー
ブ14の外周面は復元状態及び偏平状態ともに突条15
の規制面32に接触されている。
【0018】図1,2に示すように前記取付ブロック1
0には前記押圧ローラ13の近傍に位置して偏平状に押
圧された弾性チューブ14を円筒状に復元するための復
元ローラ33が軸34により回転可能に支持されてい
る。
【0019】次に、前記のように構成したスクイズ式ポ
ンプについてその作用を説明する。今、図2において入
力軸5に嵌合された図示しないプーリがモータ等の動力
より回転されると、減速機4を介して出力軸7が減速
回転され、回転軸8により取付ブロック10、支軸1
1、押圧ローラ13、規制ローラ18及び復元ローラ
等が一体となって回転される。図2において下側に示
す一対のローラ13はチューブ14の吸入作用を開始す
る位置においてチューブ14を偏平状に弾性変形させて
いる。この状態では、チューブ14の外周縁が高さH1
の低い突条15の規制面32によって位置規制されてお
り、チューブ14のそれ以上のドラム1側への移動が規
制され、チューブ14の中央部O2は図3に示すように
ローラ13の大径部24(中央部O1)により押圧され
ている。チューブ14の上下両側部はテーパ部26,2
5によって押圧され、チューブ14の偏平状部の折曲部
に過大な押圧力が作用するのをなくしている。
【0020】又、図2の上部においてはドラム1の内周
面からの高さの高い突条15の規制面32によって偏平
状のチューブ14の外周縁が位置を規制されている。こ
のため図4に示すように、チューブ14の押圧ローラ1
3による押圧位置がローラ13の中央部O1とチューブ
14の中央部O2とが一致する適正状態に保持されて、
ローラ13がチューブから離れ始める吐出完了以前にチ
ューブ14の押圧部28に隙間が形成されることがな
い。この結果チューブ14内のスラリーの逆流及びそれ
に基づくチューブ内周面の局部的な摩耗が抑制される。
【0021】又、テーパ状のチューブ14の作用は従来
の項で述べた通りである。しかし、チューブ14の大径
部の通路面積S1と小径部の通路面積S2との比を30
〜40%にした場合には、先行するローラ13の吐出完
了状態における先後両ローラ13間の閉込部の圧力と先
行ローラ13に関して吐出側の圧力とを実験の結果ほぼ
均一にすることができることが判った。又、スラリーが
比較的柔らかい場合には、前記面積比を小さくし、硬い
場合には面積比を大きくすると、前記圧力をさらに一定
にすることができることも実験の結果判った。
【0022】次に、この発明を具体化した第2実施例を
図6及び図7に基づいて説明する。この実施例において
は取付ブロック10に対し左右一対の支持アーム41を
ボルト12により固定し、両アーム41の先端部間に前
記テーパ状のローラ13と同様の押圧ローラ42を支軸
43によって回転可能に支持している。又、弾性チュー
ブ14はドラム1の内周面をローラ42の外周面との間
で偏平状に弾性変形される。この変形状態でチューブ1
4の左右両側部の位置を規制するための突条44,45
が溶接等によりドラム1の内周面に固定されている。図
7に示すようにチューブ14の吸入開始側の一対の突条
44,45の間隔W1は、吐出完了側の一対の突条4
4,45の間隔W2よりも大きくしている。この実施例
では規制ローラ18はチューブ14の復元を補助する機
能も有する。
【0023】従って、押圧ローラ42によるチューブ1
4の弾性変形状態で、チューブ14の左右両側縁が突条
44,45によって左又は右方向への変位を規制され、
押圧ローラ42によるチューブ14の押圧状態が適正に
保持され、この結果押圧部に隙間が形成されることはな
く、スラリーの逆流が生じるのを阻止し、チューブ内周
面の局部摩耗を阻止することができる。
【0024】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)前記実施例では弾性チューブ14をテーパ状に形
成したが、このチューブ14は必ずしも通路面積が連続
的に減少するものでなくてもよく、段階的に減少するチ
ューブとすることもできる。この場合には突条15の高
さをチューブに応じた高さに設定したり、突条44,4
5の幅をチューブに応じた幅に設定したりして位置規制
を適正に行うのが望ましい。
【0025】(2)突条15の吸入開始側の高さは吐出
完了側の高さよりも低いが、この場合吸入開始側の突条
15の高さを零とし、ドラム1の内周面を位置規制面3
2としてもよい。
【0026】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。請
求項2において、弾性チューブ14は連続的に通路面積
が減少し、突条の高さは吸入開始側から吐出完了側に行
くに従い連続的に高くなるスクイズ式ポンプ。
【0027】このポンプの場合には前述した請求項2記
載の発明の作用及び効果に加えて押圧ローラ13による
チューブ14のスクイズ作用を円滑に行うことができ
る。又、この明細書において、テーパ状の押圧ローラと
は、中央部に大径部24があり、その両側に端部ほど小
径となるテーパ面25,26を備えたものや、テーパ面
25,26が滑らかな円弧状になったもの等を含むもの
とする。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はローラ
により押圧された偏平状チューブの側方への変位を阻止
して適正状態でチューブを押圧することができ、ローラ
がチューブから離れ始める吐出完了以前にスラリーが逆
流するのを防止して、チューブ内周面の局部摩耗を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すスクイズ式ポンプ
の断面図である。
【図2】 図1のI−I線断面図である。
【図3】 吸入作用開始時のローラによるチューブの押
圧状態を示す拡大断面図である。
【図4】 吐出完了位置のチューブのローラによる押圧
状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】 弾性チューブの斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施例を示すスクイズ式ポンプ
の断面図である。
【図7】 図6のII−II線断面図である。
【図8】 従来のスクイズ式ポンプの断面図である。
【図9】 従来のスクイズ式ポンプの部分断面図であ
る。
【図10】 従来のスクイズ式ポンプの断面図である。
【図11】 従来のスクイズ式ポンプの断面図である。
【符号の説明】
1…ドラム、8…回転軸、10…取付ブロック、11…
支軸、13…押圧ローラ、14…弾性チューブ、15…
突条、21…大径部、22…小径部、23…テーパ部、
32…突条の規制面、42…押圧ローラ、44,45…
突条,H1,H2…高さ、W1,W2…間隔。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のドラムの内周面に沿って吸入開
    始側の通路面積を大きく、かつ吐出完了側の通路面積を
    小さくした弾性チューブを円弧状に湾曲するように収容
    し、前記弾性チューブに複数のテーパ状をなす押圧ロー
    ラによる押圧転動作用とチューブ自身の復元作用とによ
    ってポンプ作用をなさしめるようにしたスクイズ式ポン
    プにおいて、 前記押圧ローラにより偏平状に押圧された弾性チューブ
    の所定位置からの変位を阻止するための変位阻止手段を
    前記ドラムの内周面に沿って設け、一対の押圧ローラは
    弾性チューブの左右両側方から該チューブを偏平状に押
    圧し、前記弾性チューブの変位阻止手段は弾性チューブ
    の外周縁を位置規制するように設けられた突条であり、
    吸入開始側ではドラムの内周面から突条の規制面までの
    高さを低く、かつ吐出完了側では同じ高さを高くした
    とを特徴とするスクイズ式ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、押圧ローラは弾性チ
    ューブを内周側からドラムの内周面との間で偏平状に押
    圧し、前記弾性チューブの変位阻止手段は弾性チューブ
    の左右両側縁を位置規制するように設けられた一対の突
    条であり、吸入開始側では両突条の間隔を大きく、かつ
    吐出完了側では同じ間隔を小さくしたスクイズ式ポン
    プ。
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