JP2904379B2 - 低挿抜力コネクタ - Google Patents
低挿抜力コネクタInfo
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- JP2904379B2 JP2904379B2 JP4235679A JP23567992A JP2904379B2 JP 2904379 B2 JP2904379 B2 JP 2904379B2 JP 4235679 A JP4235679 A JP 4235679A JP 23567992 A JP23567992 A JP 23567992A JP 2904379 B2 JP2904379 B2 JP 2904379B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- cam
- drive cam
- connector
- low insertion
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス相互の
接続あるいはワイヤハーネスと電気機器との接続に用い
られる低挿抜力のレバー式コネクタに関する。
接続あるいはワイヤハーネスと電気機器との接続に用い
られる低挿抜力のレバー式コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３において（実開平３−４６７２
号）、雄コネクタａに支軸ｂにより嵌合駆動カムｃが回
動可能に設けられ、雌コネクタｄには被駆動ピンｅが突
設されている。
号）、雄コネクタａに支軸ｂにより嵌合駆動カムｃが回
動可能に設けられ、雌コネクタｄには被駆動ピンｅが突
設されている。
【０００３】雌，雄コネクタａ，ｄの嵌合初期におい
て、被駆動ピンｅが嵌合駆動カムｃのカム溝ｃ1 の端部
内に位置し（図３（Ａ））、この状態から嵌合駆動カム
ｃを回動することにより雌コネクタｄがカム溝ｃ1 と被
駆動ピンｅの係合によって引き寄せられ、雌，雄コネク
タａ，ｄが嵌合駆動カムｃの梃子作用により低挿入力で
嵌合して相互の端子金具が接続し、嵌合完了と同時に嵌
合駆動カムｃと雌コネクタｄに設けたロック機構（図示
せず）が係合する（図３（Ｃ））。
て、被駆動ピンｅが嵌合駆動カムｃのカム溝ｃ1 の端部
内に位置し（図３（Ａ））、この状態から嵌合駆動カム
ｃを回動することにより雌コネクタｄがカム溝ｃ1 と被
駆動ピンｅの係合によって引き寄せられ、雌，雄コネク
タａ，ｄが嵌合駆動カムｃの梃子作用により低挿入力で
嵌合して相互の端子金具が接続し、嵌合完了と同時に嵌
合駆動カムｃと雌コネクタｄに設けたロック機構（図示
せず）が係合する（図３（Ｃ））。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、嵌合駆動カムｃの操作レバー部ｃ2 が雄コネクタａ
の側面から雌コネクタｄの側面にかけて広範囲にわたっ
て移動しているが、自動車内の限られた空間、特に電気
接続箱上においては、嵌合駆動カムにおける操作レバー
部の移動許容空間が限定される場合がある。
は、嵌合駆動カムｃの操作レバー部ｃ2 が雄コネクタａ
の側面から雌コネクタｄの側面にかけて広範囲にわたっ
て移動しているが、自動車内の限られた空間、特に電気
接続箱上においては、嵌合駆動カムにおける操作レバー
部の移動許容空間が限定される場合がある。
【０００５】本発明は上記した点に着目し、嵌合駆動カ
ムにおける操作レバー部の移動範囲を少なくしつつ一対
のコネクタを完全嵌合させるようにしたものである。
ムにおける操作レバー部の移動範囲を少なくしつつ一対
のコネクタを完全嵌合させるようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タの一方に操作レバー部と略山型に屈曲したカム溝を有
する嵌合駆動カムを回動可能に設けると共に他方に被駆
動ピンを設け、該嵌合駆動カムの一方向回動時において
該カム溝の変曲移行部に至る前半部により第１段階の嵌
合を駆動し、次いで該嵌合駆動カムを逆方向に回動する
ことにより該カム溝の該変曲移行部からの後半部により
前記第１段階の嵌合に加えて第２段階の嵌合を駆動する
ことを特徴とする低挿抜力コネクタの構成を基本とす
る。
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タの一方に操作レバー部と略山型に屈曲したカム溝を有
する嵌合駆動カムを回動可能に設けると共に他方に被駆
動ピンを設け、該嵌合駆動カムの一方向回動時において
該カム溝の変曲移行部に至る前半部により第１段階の嵌
合を駆動し、次いで該嵌合駆動カムを逆方向に回動する
ことにより該カム溝の該変曲移行部からの後半部により
前記第１段階の嵌合に加えて第２段階の嵌合を駆動する
ことを特徴とする低挿抜力コネクタの構成を基本とす
る。
【０００７】
【作用】嵌合駆動カムの一方向回動時において一対のコ
ネクタを中途嵌合し、次いで逆方向回動により完全嵌合
する。
ネクタを中途嵌合し、次いで逆方向回動により完全嵌合
する。
【０００８】
【実施例】図１において、Ａは自動車用ワイヤハーネス
に介設される電気接続箱であり、表面にヒューズボック
スＢ、コネクタＣ及びリレー用ソケットＤが設けられて
いる。
に介設される電気接続箱であり、表面にヒューズボック
スＢ、コネクタＣ及びリレー用ソケットＤが設けられて
いる。
【０００９】コネクタＣは、電気接続箱Ａのカバー部Ａ
1 と一体に形成された雌コネクタＣ 1 及びこれに着脱さ
れる雄コネクタＣ2 とから成る。雌コネクタＣ1 には、
全体として略コ字状の嵌合駆動カム１が支軸２により回
動可能に設けられ、非操作状態においては操作レバー部
１ａが雌コネクタＣ1 の側方において電気接続箱Ａのカ
バー部Ａ1 に当接している。嵌合駆動カム１には山型に
屈曲したカム溝３が形成されると共に雌コネクタＣ1 の
一方の側壁４にはピン案内溝５が形成されており、嵌合
駆動カム１の非操作状態においては、カム溝３の入口３
ａがピン案内溝５に一致している。雌コネクタＣ1 の他
方の側壁６には係合部７が形成され、雄コネクタＣ2 に
は係止突起８が突設されている。係合部７の中間部には
仮係止保持突起７ａが形成されていて、上下において、
係止突起８に対する仮係止位置と本係止位置を区画す
る。
1 と一体に形成された雌コネクタＣ 1 及びこれに着脱さ
れる雄コネクタＣ2 とから成る。雌コネクタＣ1 には、
全体として略コ字状の嵌合駆動カム１が支軸２により回
動可能に設けられ、非操作状態においては操作レバー部
１ａが雌コネクタＣ1 の側方において電気接続箱Ａのカ
バー部Ａ1 に当接している。嵌合駆動カム１には山型に
屈曲したカム溝３が形成されると共に雌コネクタＣ1 の
一方の側壁４にはピン案内溝５が形成されており、嵌合
駆動カム１の非操作状態においては、カム溝３の入口３
ａがピン案内溝５に一致している。雌コネクタＣ1 の他
方の側壁６には係合部７が形成され、雄コネクタＣ2 に
は係止突起８が突設されている。係合部７の中間部には
仮係止保持突起７ａが形成されていて、上下において、
係止突起８に対する仮係止位置と本係止位置を区画す
る。
【００１０】雄コネクタＣ2 にはワイヤハーネスＷと接
続された端子金具（図示せず）が収容されており、雄コ
ネクタＣ2 を雌コネクタＣ1 内に挿入すると係止突起８
が側壁６上に係合して仮置き状態となり、仮置き状態に
おいて雄コネクタＣ2 に突設された被駆動ピン９がピン
案内溝５と共にカム溝３の入口３ａ内に位置する。雌コ
ネクタＣ1 の側壁４上にはカムの動き規制突起１０が形
成され、嵌合駆動カム１の内面にはカムの動き規制突起
１０に対向して案内溝１１が形成されると共にその外端
には係合突部１１ａが形成されている。
続された端子金具（図示せず）が収容されており、雄コ
ネクタＣ2 を雌コネクタＣ1 内に挿入すると係止突起８
が側壁６上に係合して仮置き状態となり、仮置き状態に
おいて雄コネクタＣ2 に突設された被駆動ピン９がピン
案内溝５と共にカム溝３の入口３ａ内に位置する。雌コ
ネクタＣ1 の側壁４上にはカムの動き規制突起１０が形
成され、嵌合駆動カム１の内面にはカムの動き規制突起
１０に対向して案内溝１１が形成されると共にその外端
には係合突部１１ａが形成されている。
【００１１】図２（Ａ）は図１の状態を側方から見たも
のであって、雄コネクタＣ2 を雌コネクタＣ1 上に仮置
きした状態を示し、この状態から操作レバー部１ａによ
り嵌合駆動カム１を矢符Ｐ方向に回動させ、カム溝３の
前半部３′により被駆動ピン９を介して雄コネクタＣ2
を第１段階にて嵌合操作する。この場合に、係止突起８
は仮係止保持突起７ａ上に係合し、両コネクタの端子金
具を未接触状態として雄コネクタＣ2 は仮係止状態とな
る。山型のカム溝３の屈曲頂部の外側には変曲移行部３
ｂが形成されており、嵌合駆動カム１を矢符Ｐ方向へ最
大限に回動した際に該変曲移行部３ｂにより被駆動ピン
９が屈曲頂部の内側のカム頂部３ｃを乗り越える（図２
（Ｂ））。操作レバー部１ａによる駆動に代えて、雄コ
ネクタＣ 2 を上記仮係止状態に至るまで押し込んで嵌合
駆動カム１に第１段階の動作をさせることも可能であ
る。
のであって、雄コネクタＣ2 を雌コネクタＣ1 上に仮置
きした状態を示し、この状態から操作レバー部１ａによ
り嵌合駆動カム１を矢符Ｐ方向に回動させ、カム溝３の
前半部３′により被駆動ピン９を介して雄コネクタＣ2
を第１段階にて嵌合操作する。この場合に、係止突起８
は仮係止保持突起７ａ上に係合し、両コネクタの端子金
具を未接触状態として雄コネクタＣ2 は仮係止状態とな
る。山型のカム溝３の屈曲頂部の外側には変曲移行部３
ｂが形成されており、嵌合駆動カム１を矢符Ｐ方向へ最
大限に回動した際に該変曲移行部３ｂにより被駆動ピン
９が屈曲頂部の内側のカム頂部３ｃを乗り越える（図２
（Ｂ））。操作レバー部１ａによる駆動に代えて、雄コ
ネクタＣ 2 を上記仮係止状態に至るまで押し込んで嵌合
駆動カム１に第１段階の動作をさせることも可能であ
る。
【００１２】次に、この状態から操作レバー部１ａによ
り嵌合駆動カム１を矢符Ｑ方向に逆回動すると、カム頂
部３ｃが被駆動ピン９を拘束するのでカム溝３の後半部
３″により被駆動ピン９を介して雄コネクタＣ2 を第２
段階にて嵌合操作し、この段階において雌、雄コネクタ
Ｃ1 ，Ｃ2 に完全嵌合した本係止状態となって前記係止
突起８が仮係止保持突起７ａを乗り越え、雄コネクタＣ
2 の端子金具が雌コネクタＣ1 の端子金具（図示せず）
と結合する（図２（ｃ））。雌、雄コネクタＣ 1 ，Ｃ2
の嵌合離脱操作は、操作レバー部１ａの前記同様の上昇
（矢符Ｐ方向）、下降（矢符Ｑ方向）動作によって達成
される。
り嵌合駆動カム１を矢符Ｑ方向に逆回動すると、カム頂
部３ｃが被駆動ピン９を拘束するのでカム溝３の後半部
３″により被駆動ピン９を介して雄コネクタＣ2 を第２
段階にて嵌合操作し、この段階において雌、雄コネクタ
Ｃ1 ，Ｃ2 に完全嵌合した本係止状態となって前記係止
突起８が仮係止保持突起７ａを乗り越え、雄コネクタＣ
2 の端子金具が雌コネクタＣ1 の端子金具（図示せず）
と結合する（図２（ｃ））。雌、雄コネクタＣ 1 ，Ｃ2
の嵌合離脱操作は、操作レバー部１ａの前記同様の上昇
（矢符Ｐ方向）、下降（矢符Ｑ方向）動作によって達成
される。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、相互に嵌合さ
れる一対のコネクタの一方に操作レバー部と略山型に屈
曲したカム溝を有する嵌合駆動カムを回動可能に設ける
と共に他方に被駆動ピンを設け、該嵌合駆動カムの一方
向回動時において該カム溝の変曲移行部に至る前半部に
より第１段階の嵌合を駆動し、次いで該嵌合駆動カムを
逆方向に回動することにより該カム溝の該変曲移行部か
らの後半部により前記第１段階の嵌合に加えて第２段階
の嵌合を駆動するものであるから、嵌合駆動カムの移動
範囲を小さくしつつ一対のコネクタに必要とされる十分
な嵌合行程を得ることができ、自動車内等の狭い空間を
有効に利用することができる。
れる一対のコネクタの一方に操作レバー部と略山型に屈
曲したカム溝を有する嵌合駆動カムを回動可能に設ける
と共に他方に被駆動ピンを設け、該嵌合駆動カムの一方
向回動時において該カム溝の変曲移行部に至る前半部に
より第１段階の嵌合を駆動し、次いで該嵌合駆動カムを
逆方向に回動することにより該カム溝の該変曲移行部か
らの後半部により前記第１段階の嵌合に加えて第２段階
の嵌合を駆動するものであるから、嵌合駆動カムの移動
範囲を小さくしつつ一対のコネクタに必要とされる十分
な嵌合行程を得ることができ、自動車内等の狭い空間を
有効に利用することができる。
【図１】本発明の一実施例についての斜視図である。
【図２】（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は、嵌合駆動カムによる一
対のコネクタの嵌合過程を示す。
対のコネクタの嵌合過程を示す。
【図３】従来例について、（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は一対の
コネクタの嵌合過程を示す。
コネクタの嵌合過程を示す。
Ｃ1 ，Ｃ2 一対のコネクタ １ 嵌合駆動カム １ａ 操作レバー部 ３ カム溝 ３′ 前半部 ３″ 後半部 ９ 被駆動ピン Ａ 電気接続箱
Claims (2)
- 【請求項１】 相互に嵌合される一対のコネクタの一方
に操作レバー部と略山型に屈曲したカム溝を有する嵌合
駆動カムを回動可能に設けると共に他方に被駆動ピンを
設け、該嵌合駆動カムの一方向回動時において該カム溝
の変曲移行部に至る前半部により第１段階の嵌合を駆動
し、次いで該嵌合駆動カムを逆方向に回動することによ
り該カム溝の該変曲移行部からの後半部により前記第１
段階の嵌合に加えて第２段階の嵌合を駆動することを特
徴とする低挿抜力コネクタ。 - 【請求項２】 嵌合駆動カムを有するコネクタを電気接
続箱に設けて成ることを特徴とする請求項１に記載の低
挿抜力コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235679A JP2904379B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 低挿抜力コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235679A JP2904379B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 低挿抜力コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684566A JPH0684566A (ja) | 1994-03-25 |
| JP2904379B2 true JP2904379B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16989603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4235679A Expired - Fee Related JP2904379B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 低挿抜力コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2904379B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4558583B2 (ja) | 2005-05-31 | 2010-10-06 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ嵌合構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501005Y2 (ja) * | 1990-10-31 | 1996-06-12 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4235679A patent/JP2904379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0684566A (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |
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