JP2903409B2 - 静電記録装置の制御方法 - Google Patents
静電記録装置の制御方法Info
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- JP2903409B2 JP2903409B2 JP1213006A JP21300689A JP2903409B2 JP 2903409 B2 JP2903409 B2 JP 2903409B2 JP 1213006 A JP1213006 A JP 1213006A JP 21300689 A JP21300689 A JP 21300689A JP 2903409 B2 JP2903409 B2 JP 2903409B2
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- toner
- photosensitive drum
- developing roller
- laser beam
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の技術分野) 本発明は、非磁性一成分現像剤を用いる静電記録装置
の制御方法に関し、特に現像ローラの両端部のトナーを
定期的に消費させることに係る。
の制御方法に関し、特に現像ローラの両端部のトナーを
定期的に消費させることに係る。
(従来の技術) 非磁性一成分現像剤(以下、トナーという)を用いる
静電記録装置の現像剤制御の概要をのべる。
静電記録装置の現像剤制御の概要をのべる。
第3図は現像装置の側面概要図を示し、感光体ドラム
1はメインモータ(図略)により時計方向(矢印)に回
転する。この感光体ドラム1の表面に弾性体である現像
ローラ2の表面が加圧接触し、現像モータ(図略)で反
時計方向(矢印)に回転しながら、補給ローラ4からの
トナーが供給される。
1はメインモータ(図略)により時計方向(矢印)に回
転する。この感光体ドラム1の表面に弾性体である現像
ローラ2の表面が加圧接触し、現像モータ(図略)で反
時計方向(矢印)に回転しながら、補給ローラ4からの
トナーが供給される。
即ち、現像ローラ2には−VBのバイアス電圧が、補給
ローラ4には−VIの電圧が、夫々印加され、現像ローラ
2上にトナーを均一に付着していき、感光体ドラム1上
にある潜像に付着して顕像化する。一方、感光体ドラム
上には帯電チャージャ5からの帯電コロナによって、一
様に−VDの表面電位が与えられており、光学系のシリン
ドリカルレンズ6を介して露光装置から出射されるレー
ザービームlによって露光されて潜像が形成される。な
お、ドクターブレード3は現像ローラ2上のトナーの除
去を行なう。
ローラ4には−VIの電圧が、夫々印加され、現像ローラ
2上にトナーを均一に付着していき、感光体ドラム1上
にある潜像に付着して顕像化する。一方、感光体ドラム
上には帯電チャージャ5からの帯電コロナによって、一
様に−VDの表面電位が与えられており、光学系のシリン
ドリカルレンズ6を介して露光装置から出射されるレー
ザービームlによって露光されて潜像が形成される。な
お、ドクターブレード3は現像ローラ2上のトナーの除
去を行なう。
第4図は上記第3図でのべたレーザービームlのON/O
FF(画像データ)による感光体ドラム1の露光部電位状
態を示す。即ち、レーザービームONのときは感光体ドラ
ム1の表面上の露光部電位は−VL程度に下がり、VL<VB
となる感光体ドラム露光部にはトナーが付着する。ま
た、レーザービームOFFのときはVD>VBとなる感光体ド
ラム1の表面上の非露光部にはトナーが付着しないこと
になる。つまり、トナーは現像ローラより電位の低い感
光体ドラムの露光部から吸引力を受け、電位の高い非露
光部から反発力を受ける。
FF(画像データ)による感光体ドラム1の露光部電位状
態を示す。即ち、レーザービームONのときは感光体ドラ
ム1の表面上の露光部電位は−VL程度に下がり、VL<VB
となる感光体ドラム露光部にはトナーが付着する。ま
た、レーザービームOFFのときはVD>VBとなる感光体ド
ラム1の表面上の非露光部にはトナーが付着しないこと
になる。つまり、トナーは現像ローラより電位の低い感
光体ドラムの露光部から吸引力を受け、電位の高い非露
光部から反発力を受ける。
第5図は第3図の正面概略図を示し、現像ローラ2の
回転軸2A方向は、用紙の幅(用紙内に画像領域Lが形成
される)より余裕をもって幅広くしてある。δR,δF
はトナー固着領域を示す。
回転軸2A方向は、用紙の幅(用紙内に画像領域Lが形成
される)より余裕をもって幅広くしてある。δR,δF
はトナー固着領域を示す。
(発明が解決しようとする課題) 上記第5図の現像ローラ2の構成において、画像の書
込開始位置は、用紙の端部より通常、数mm程度内側にな
っているため、現像ローラ2の両端部では、トナーを全
く消費しないトナー固着領域δR,δFができ、この領
域では同じトナーが付着しつづけるため、トナーが固着
してしまう。この結果、 ア、トナーの帯電量が小さくなるため、その部分からの
トナーが飛散し易くなる。
込開始位置は、用紙の端部より通常、数mm程度内側にな
っているため、現像ローラ2の両端部では、トナーを全
く消費しないトナー固着領域δR,δFができ、この領
域では同じトナーが付着しつづけるため、トナーが固着
してしまう。この結果、 ア、トナーの帯電量が小さくなるため、その部分からの
トナーが飛散し易くなる。
イ、トナー固着部の表面抵抗が大きくなるため、地肌汚
れが発生し易くなる。
れが発生し易くなる。
ウ、現像ローラ2の表面に施されているコーティング層
が破壊され易くなる。
が破壊され易くなる。
という問題があった。
(発明の目的) 本発明は上述した現像ローラの両端部分に付着した通
常、消費されないトナーを定期的に消費させて、上記問
題点を解決することを目的とする。
常、消費されないトナーを定期的に消費させて、上記問
題点を解決することを目的とする。
(構成および作用) 本発明は上記目的を達成するため、感光体ドラムと、
この感光体ドラムの表面を均一に帯電する帯電チャージ
ャと、帯電した前記感光体ドラムの表面にレーザービー
ムを照射することにより静電潜像を形成させる露光装置
と、前記感光体ドラムに現像ローラを加圧接触して前記
静電潜像をトナー現像させる現像装置とを備えた静電記
録装置の制御方法において、通常、トナーが消費されな
い現像ローラの両端部領域に対応する感光体ドラムの領
域のみに定期的に前記露光装置によってレーザービーム
を照射して、前記現像ローラの両端部領域のトナーを前
記感光体ドラムに付着させることを特徴とする。
この感光体ドラムの表面を均一に帯電する帯電チャージ
ャと、帯電した前記感光体ドラムの表面にレーザービー
ムを照射することにより静電潜像を形成させる露光装置
と、前記感光体ドラムに現像ローラを加圧接触して前記
静電潜像をトナー現像させる現像装置とを備えた静電記
録装置の制御方法において、通常、トナーが消費されな
い現像ローラの両端部領域に対応する感光体ドラムの領
域のみに定期的に前記露光装置によってレーザービーム
を照射して、前記現像ローラの両端部領域のトナーを前
記感光体ドラムに付着させることを特徴とする。
本発明は、現像ローラの両端部領域のみを定期的に感
光体ドラムを露光させトナーを消費させるので、従来、
問題となっていたトナー固着による弊害が除去され、画
品質の良好な静電記録を行なうことができる。
光体ドラムを露光させトナーを消費させるので、従来、
問題となっていたトナー固着による弊害が除去され、画
品質の良好な静電記録を行なうことができる。
(実施例) 本発明の方式を第1図,第2図により説明する。
第2図は現像ローラ2の両端部におけるトナー固着領
域δR,δFに対する感光体ドラム1のレーザービーム
lの照射領域lR,lFを示す。これら両領域の関係から明
らかなように、δR,δF<lR,lFとして、定期的にト
ナーを消費させる領域を余裕をもって僅かに大きく設定
してある。
域δR,δFに対する感光体ドラム1のレーザービーム
lの照射領域lR,lFを示す。これら両領域の関係から明
らかなように、δR,δF<lR,lFとして、定期的にト
ナーを消費させる領域を余裕をもって僅かに大きく設定
してある。
次に動作を第1図に示すフローチャートにより説明す
る。ここでは、説明を簡単にするため、例えば、用紙を
100枚通紙するごとに1回、現像ローラ2の両端部のト
ナー消費を行ない、感光体ドラム1が3回転するまでの
レーザビーム照射時間とした。
る。ここでは、説明を簡単にするため、例えば、用紙を
100枚通紙するごとに1回、現像ローラ2の両端部のト
ナー消費を行ない、感光体ドラム1が3回転するまでの
レーザビーム照射時間とした。
まず、静電記録装置(例えば、プリンター)がパワー
オン(S1)によって制御部のEEP・ROM(図略)に記憶さ
せておいたプリント枚数Nを読込み、N/100が整数であ
るか否かを制御部は判断する(S2)。
オン(S1)によって制御部のEEP・ROM(図略)に記憶さ
せておいたプリント枚数Nを読込み、N/100が整数であ
るか否かを制御部は判断する(S2)。
次にプリント命令(S3)により順次、プリントされて
行くが、1枚プリントされるごとにEEP・ROMにプリント
枚数Nがカウントされて行き(S4)、N/100が整数
(X)になった時(S5のYES)、感光体ドラム1、現像
ローラ2のみメインモータで駆動し(S6)、かつ現像バ
イアス電圧(−VB)をON(S7)、感光体ドラムに対して
の帯電チャージャ5によるチャージ電圧(VD)をON
(S8)、かつ、レーザーパワーをON(S9)して、感光体
ドラムの両端部の照射領域lR,lFのみをレーザービーム
lで照射し露光させる。これにより現像ローラ2の両端
部にあるトナー固着領域δR,δFのトナーを消費させ
ることができる。
行くが、1枚プリントされるごとにEEP・ROMにプリント
枚数Nがカウントされて行き(S4)、N/100が整数
(X)になった時(S5のYES)、感光体ドラム1、現像
ローラ2のみメインモータで駆動し(S6)、かつ現像バ
イアス電圧(−VB)をON(S7)、感光体ドラムに対して
の帯電チャージャ5によるチャージ電圧(VD)をON
(S8)、かつ、レーザーパワーをON(S9)して、感光体
ドラムの両端部の照射領域lR,lFのみをレーザービーム
lで照射し露光させる。これにより現像ローラ2の両端
部にあるトナー固着領域δR,δFのトナーを消費させ
ることができる。
この動作時間は、感光体ドラム1が3回転するまでの
時間とし(S10)、例えば、メインモータとの歯車比が1
/2としたとき、メインモータの回転数は6回転分とな
る。
時間とし(S10)、例えば、メインモータとの歯車比が1
/2としたとき、メインモータの回転数は6回転分とな
る。
また、この動作時間はなるべく短時間とし、これによ
りトナー消費に与える影響を極力小さくしなければなら
ない。また、この動作中は給紙を行なわない。
りトナー消費に与える影響を極力小さくしなければなら
ない。また、この動作中は給紙を行なわない。
以上の動作が終了したら次のプリント命令が来るまで
待機(S11)させ、プリント命令が来たら上記動作を繰
返す。
待機(S11)させ、プリント命令が来たら上記動作を繰
返す。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、他に特別な装置を設け
ることなく、通常、消費されない現像ローラ両端部のト
ナーを、例えば、プリント枚数によって定期的に消費さ
せることにより、現像ローラの両端部に発生し易いトナ
ー固着を抑制することができる。この結果、トナーの飛
散、地肌汚れ、現像ローラのコーティング層の破壊など
の抑制効果が得られる。
ることなく、通常、消費されない現像ローラ両端部のト
ナーを、例えば、プリント枚数によって定期的に消費さ
せることにより、現像ローラの両端部に発生し易いトナ
ー固着を抑制することができる。この結果、トナーの飛
散、地肌汚れ、現像ローラのコーティング層の破壊など
の抑制効果が得られる。
第1図は本発明方式の動作フローチャート、第2図は現
像ローラ及び感光体ドラムの両端部におけるトナー固着
領域とレーザービーム照射領域の位置関係を示す図、第
3図は現像装置の側面概要図、第4図は感光体ドラムの
露光部電位状態を示す図、第5図は第3図の正面概要図
である。 1……感光体ドラム、2……現像ローラ、3……ドクタ
ーブレード、4……補給ローラ、5……帯電チャージ
ャ、6……シリンドリカルレンズ、l……レーザービー
ム、L……画像領域、δR,δF……トナー固着領域、
lR,lF……レーザービーム照射領域。
像ローラ及び感光体ドラムの両端部におけるトナー固着
領域とレーザービーム照射領域の位置関係を示す図、第
3図は現像装置の側面概要図、第4図は感光体ドラムの
露光部電位状態を示す図、第5図は第3図の正面概要図
である。 1……感光体ドラム、2……現像ローラ、3……ドクタ
ーブレード、4……補給ローラ、5……帯電チャージ
ャ、6……シリンドリカルレンズ、l……レーザービー
ム、L……画像領域、δR,δF……トナー固着領域、
lR,lF……レーザービーム照射領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540
Claims (1)
- 【請求項1】感光体ドラムと、この感光体ドラムの表面
を均一に帯電する帯電チャージャと、帯電した前記感光
体ドラムの表面にレーザービームを照射することにより
静電潜像を形成させる露光装置と、前記感光体ドラムに
現像ローラを加圧接触して前記静電潜像をトナー現像さ
せる現像装置とを備えた静電記録装置の制御方法におい
て、通常、トナーが消費されない現像ローラの両端部領
域に対応する感光体ドラムの領域のみに定期的に前記露
光装置によってレーザービームを照射して、前記現像ロ
ーラの両端部領域のトナーを前記感光体ドラムに付着さ
せることを特徴とする静電記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213006A JP2903409B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 静電記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213006A JP2903409B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 静電記録装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377976A JPH0377976A (ja) | 1991-04-03 |
JP2903409B2 true JP2903409B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16631931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213006A Expired - Fee Related JP2903409B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 静電記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6832954B2 (en) | 2000-05-30 | 2004-12-21 | Namco Ltd. | Photographing game machine, photographing game processing method and information storage medium |
JP6061189B2 (ja) | 2012-12-10 | 2017-01-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1213006A patent/JP2903409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377976A (ja) | 1991-04-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |