JPH07281530A - クリーナレス画像形成装置 - Google Patents

クリーナレス画像形成装置

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JPH07281530A
JPH07281530A JP7499194A JP7499194A JPH07281530A JP H07281530 A JPH07281530 A JP H07281530A JP 7499194 A JP7499194 A JP 7499194A JP 7499194 A JP7499194 A JP 7499194A JP H07281530 A JPH07281530 A JP H07281530A
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JP
Japan
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toner
photosensitive drum
doctor blade
image forming
magnet roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP7499194A
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English (en)
Inventor
Naohiro Okada
直浩 岡田
Tadahiro Yokogawa
忠弘 横川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07281530A publication Critical patent/JPH07281530A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/0005Cleaning of residual toner

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーナレス画像形成装置において、記録紙
の端部に対応する感光ドラム上で、トナーがすじ状に固
着することを防止する。 【構成】 クリーナレス画像形成装置本体1の現像器5
は左右両端に突出部22aを有するドクターブレード2
2が設置されている。マグネットローラ19の外周に形
成されている磁気ブラシがドクターブレード22を通過
して、感光ドラム2にトナーを付着させるとき、感光ド
ラム2上のトナーの付着幅はマグネット19aの磁力の
低下が生じない領域に一致している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーナレス画像形成装
置の現像器におけるドクターブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
いては、画デ−タを感光ドラムに露光して露光部に静電
潜像を形成し、これに現像器のマグネットローラがトナ
ーを上記感光ドラムに供給して静電潜像を現像してい
た。このトナー像を転写器によって記録紙に転写するこ
とで、記録紙に画像が形成されていた。一方、記録紙へ
の転写後、感光ドラムに残留したトナーはクリーナに設
けられたブレードによって掻き落とされ、クリーナのト
ナー回収室内へ回収されていた。
【0003】図6は上記クリーナを使用しないクリーナ
レス画像形成装置の感光ドラム近傍の概略図であり、図
7は感光ドラムの表面電位を示す図である。上記のよう
にクリーナを使用しないクリーナレス画像形成装置の場
合、矢印方向に回転する感光ドラム62表面には、帯電
器63によって帯電電位Voまで電圧が加えられる。次
に露光器64によって原稿の画デ−タに従って露光さ
れ、感光ドラム62表面に、露光部の露光電位がVcと
なる静電潜像が形成される。
【0004】露光部における残留トナーが小さな面積、
例えば1粒づつに分散されて感光ドラム62上に存在し
ていれば、残留トナーの下の感光ドラム62は感光され
る。一方、大きな面積に集合して存在していれば、その
下の感光ドラム62は感光不足となる。しかしその露光
不足部分が、周囲の露光された部分に付着したとトナー
によって埋められてしまう程度の場合には、集合してい
る残留トナーは問題とならない。
【0005】現像器65は感光ドラム62と逆方向に回
転するマグネットローラ70を有している。このマグネ
ットローラ70の外周にはトナーとキャリアからなる磁
気ブラシが形成されており、又、マグネットローラ70
自体には、図示されないバイアス電源から現像バイアス
Vb1が加えられている。上記マグネットローラ70と
その外周の磁気ブラシによって現像器65から上記静電
潜像の露光部にトナーが供給され、未露光部の残留トナ
ーが現像器65へと回収される。この時の露光電位と現
像バイアスの差は現像電位と呼ばれ、現像バイアスと帯
電電位の差はクリーニング電位と呼ばれる。
【0006】現像器65によって現像された、感光ドラ
ム62表面のトナー像は、転写器66によって記録紙に
転写される。転写後の感光ドラム62の表面電位は、除
電器67による露光によって、転写後ドラム電位Vtに
維持される。
【0007】転写後の上記感光ドラム62表面には、記
録紙に転写されずに残留するトナーが存在する。感光ド
ラム62表面上のこの残留トナーの非メモリー化を行う
ために、メモリ除去部材69が設置されている。メモリ
除去部材69はメモリ除去部材電位Vb2の電圧が加え
られている。残留トナーは上記メモリー除去部材69に
接触することによって掻き乱され、次回の画像形成に影
響を与えないよう非メモリー化される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
リーナレス画像形成装置の場合、現像器に使用されるマ
グネットローラの両端は中央部よりも磁力が低くなる傾
向がある。そのため上記マグネットローラの両端では、
感光ドラム上の残留トナーが充分に回収できるほどの磁
気ブラシが形成されない。よって感光ドラムの両端には
クリーニング不良のトナーがすじ状に付着し、記録紙両
端における画像不良の原因となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解決
するために、請求項1の発明は、感光体外周面上にトナ
ーを付着させると共に残留するトナーを回収するための
マグネットローラと、このマグネットローラ外周面上の
磁気ブラシの厚みを規制するためのドクターブレードと
を有する、クリーナレス画像形成装置の現像器であっ
て、ドクターブレードにはその両端に磁気ブラシの形成
を規制するための規制部材が設けられたことを特徴とし
ている。
【0010】又、請求項2の発明は、上記ドクターブレ
ード両端の規制部材は、ドクターブレードと一体成形
で、マグネットローラの方向に突出する突出部であるこ
とを特徴としている。
【0011】又、請求項3の発明は、上記ドクターブレ
ードの両端の突出部は、マグネットローラに対して非接
触であることことを特徴としている。
【0012】
【作用】従って、請求項1の発明によれば、マグネット
ローラ上の磁力の低下が生じる位置では、ドクターブレ
ード両端の規制部材によって、ドクターブレードより感
光体側では、残留トナー回収のための磁気ブラシが形成
されないようになる。よって、感光体の両端部表面にト
ナーが付着することがなくなり、記録紙両端における画
像不良を防止できる。
【0013】又、請求項2の発明によれば、ドクターブ
レード両端の突出部を、ドクターブレードと一体成形と
することで、部品点数を増やすことなく、ドクターブレ
ードより感光体側での磁気ブラシの形成を規制すること
ができる。
【0014】又、請求項3の発明によれば、マグネット
ローラの回転トルクを増加させることなく、ドクターブ
レード両端の突出部によって、ドクターブレードより感
光体側での磁気ブラシの形成を規制することができる。
よって、感光体両端部でのトナーの付着が防止される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1は本発明のクリーナレス画像形成装置の要部を示す一
部断面図である。クリーナレス画像形成装置本体1内の
ほぼ中央部には画像形成プロセスを行うための感光ドラ
ム2が設置されている。感光ドラム2は図中矢印方向に
回転可能となっている。
【0016】この感光ドラム2の周囲には、図中矢印方
向に沿って、感光ドラム2の表面に所定の電位を帯電さ
せる帯電器3と、感光ドラム2の表面に静電潜像を形成
するための光を照射する露光器4が設置されている。感
光ドラム2の回転方向による、露光器4の下流側には、
感光ドラム2の表面の静電潜像を現像するための現像器
5と、感光ドラム2の表面の現像を記録紙上に転写する
ための転写器6が設置されている。
【0017】更に、感光ドラム2の回転方向による、転
写器6の下流側には、転写後の感光ドラム2の表面を露
光して除電するための除電器7と、感光ドラム2上に付
着した紙粉等を取除くブラシ8と、転写後の感光ドラム
2の表面に残留したトナーの非メモリー化を行うための
メモリー除去部材9が設置されている。
【0018】上記クリーナレス画像形成装置本体1の下
部には記録紙を収納するための給紙カセット10a、1
0bが脱着可能に設置されている。この給紙カセット1
0a、10bに各々設けられている押上げ板11上には
記録紙Pがセットされており、記録紙Pは給紙ローラ1
2a、12bと接触している。この給紙ローラ12a、
12bの回転によって、記録紙Pが送出されるようにな
っている。
【0019】ばね13は、押上げレバー14下方に位置
しており、押上げレバー14に上方向の附勢力を与えて
いる。このばね13の附勢力により、押上げレバー14
は押上げ板11を給紙ローラ12a、12bの方向へと
押上げ、押上げ板11上の記録紙Pは、その枚数に依ら
ず、常時給紙ローラ12a、12bと接触することがで
きる。
【0020】給紙カセット10aから送出された記録紙
Pは、送出ローラ15、転写のために記録紙Pを感光ド
ラム2に密着させる転写ローラ16へと順次送られる。
更に記録紙Pは転写器6による感光ドラム2表面上のト
ナー現像の転写後、加熱定着器17の加熱ローラ17
a、加圧ローラ17bに送り込まれる。この加熱ローラ
17a内には、熱源として、棒状のハロゲンランプ17
cが挿入されている。更に上記加熱ローラ17aの近傍
には、加熱ローラ17aの温度を検出するための温度セ
ンサ38が設置されている。記録紙Pに転写されたトナ
ー現像は加熱定着器17によって加熱定着され、ガイド
ローラ18によってクリーナレス画像形成装置本体1外
部へと排出される。給紙センサ39、排紙センサ40
は、各々記録紙Pが搬送されたかどうかを検出するため
のセンサである。
【0021】図2は本発明のクリーナレス画像形成装置
の感光ドラム近傍の拡大断面図である。画像形成のプロ
セスにおいて、まず帯電器3が感光ドラム2上に所定の
一定電圧を帯電させる(以下、帯電器3により帯電され
た感光ドラム2の電位を帯電電位Voと記載する)。次
に露光器4が画データに従って感光ドラム2上を露光
し、静電潜像を形成する(以下、露光器4の露光によっ
て上昇した感光ドラム2上の露光部の電位を露光電位V
cと記載する)。
【0022】現像器5はトナーを感光ドラム2へ搬送、
又は感光ドラム2上の未露光部に残留するトナーを回収
するためのマグネットローラ19を有している。このマ
グネットローラ19はスリーブ19aとマグネット19
bよりなっており、マグネットローラ19の外周面には
トナーとキャリアによって構成される現像磁気ブラシが
形成される。又、上記現像器5はトナーとキャリアを収
納するためのケース21と、上記現像磁気ブラシの厚み
を規制するためのドクターブレード22と、トナーとキ
ャリアを常時攪拌するための攪拌部材23と、上記ケー
ス21内のマグネットローラ19近傍におけるトナーと
キャリアの混合比を一定とするために設けられた規制板
24とを有している。
【0023】現像器5のマグネットローラ19には、静
電潜像を現像するための所定の電位が与えられている
(以下、この現像のための電位を現像バイアスVb1と
記載する)。上記現像バイアスVb1は、感光ドラム2
における帯電電位Voより大であり、露光電位Vcより
小である。そのため、この上記マグネットローラ19に
付着しているトナーは感光ドラム2の露光部に付着し
て、感光ドラム2上の静電潜像は現像される。
【0024】記録紙が送出ローラ15、転写ローラ16
を通過して転写器6と感光ドラム2の間に達したとき、
転写器6は、この記録紙の電圧がトナーを静電的に吸引
する電位になるまで電荷を与える。トナー像が転写され
た記録紙は図1に示される加熱定着器17へと送られ、
トナー像を加熱定着する。除電器7はLEDで構成さ
れ、転写の終了した感光ドラム2の電位を下げるととも
に電位の均一化を行うために設置されている。上記転写
器6の転写、及び除電器7による除電が行われた感光ド
ラム2の電位は露光電位よりも大となっている(以下、
転写及び除電後の感光ドラム2の電位を転写後ドラム電
位Vtと記載する)。
【0025】転写後の感光ドラム2上に残留したトナー
は、クリーニングしなければメモリーとなって、次回の
画像形成での画像不良の原因になるため、メモリー除去
部材9によって残留トナーを掻き乱して、非メモリー化
しなければならない。そのために上記メモリー除去部材
9には所定の電圧を印加する(以下、電圧が印加された
上記メモリー除去部材9の電位をメモリ除去部電位Vb
2と記載する)。尚、メモリー除去部材9の印加には転
写器6のグリッド6aからの分圧が利用されている。
【0026】メモリー除去部材9に所定のメモリ除去部
電位Vb2が与えられると、メモリー除去部材9は一時
的に残留トナーを静電的に吸着し、その後自然に吐き出
すような形で再度感光ドラム2に付着させる。再度感光
ドラム2上に付着した残留トナーは、付着位置がメモリ
ー除去部材9に静電的に吸着される以前の位置とは異な
っているため、結果的に掻き乱されることになる。
【0027】残留トナーは掻き乱された状態で感光ドラ
ム2上に残留しているため、次の画像形成プロセスにお
ける帯電や露光に実質的な影響を与えない。そして感光
ドラム2上の未露光部に残留するトナーは、現像バイア
スVb1まで印加されているマグネットローラ19によ
って現像器5のケース21に回収される。
【0028】図3は実施例クリーナレス画像形成装置の
回路構成を示すブロック図である。画デ−タを発生する
画像処理部25はCPU26と接続している。CPU2
6はクリーナレス画像形成装置本体1の動作を制御する
ためのものであり、本実施例ではROM、RAMを内蔵
した1チップマイクロコンピュータを使用している。上
記CPU26はインターフェイス回路27を介して以下
に記載する各装置と接続している。
【0029】上記露光器4、除電器7、及び図1に示さ
れる給紙センサ39、排紙センサ40がインターフェイ
ス回路27と接続している。又、このインターフェイス
回路27には図1及び図2に示されないモータドライバ
28、ドライバ30、32、高圧発生回路(以下HVP
Sと記載)、定着器点灯回路37、温度センサ38、カ
セットセンサ41が接続している。
【0030】画像処理部25はCPU26に原稿の画像
信号を入力する。CPU26は入力された画像信号を、
インターフェイス回路27を介して露光器4に画像デー
タを送出する。送られた画像データに対応して露光器4
のLEDアレイのLEDが選択的に発光し、感光ドラム
2を露光する。
【0031】モータドライバ28は感光ドラム2回転用
のモータ29と接続しており、CPU26から送られて
くる信号に基づいて上記モータ29を駆動させる。又、
上記モータ29は給紙ローラ用電磁クラッチ31、送出
ローラ用電磁クラッチ33を介して、給紙ローラ12
a、12b及び送出ローラ15を回転させる。又、モー
タMはマグネットローラ19も回転させる。上記CPU
26はインターフェイス回路27を介してドライバ3
0、32に信号を出力し、給紙ローラ用電磁クラッチ3
1、送出ローラ用電磁クラッチ33の断続を制御する。
【0032】HVPS34、35、36は各々帯電器
3、現像器5、転写器6と接続しており、帯電器3、現
像器5、転写器6に所定の電圧を与えている。CPU2
6は、インターフェイス回路27を介して上記各HVP
S34、35、36に信号を送り、各HVPS34、3
5、36のオン/オフを制御する。メモリー除去部材9
は転写器6と接続しており、転写器6のグリッドに生じ
る電圧の分圧を利用している。又、CPU26は除電器
7のオン/オフの制御も行っている。
【0033】定着器点灯回路37は、上記CPU26の
から送出される信号に応じて、図示されないハロゲンラ
ンプをオン/オフする。温度センサ38は定着器17の
加熱ローラ17aの外周面近傍に設置されており、上記
温度センサ38からの出力はインターフェイス回路27
を介して上記CPU26に送られる。CPU26は温度
センサ38からの出力を判別して、定着器点灯回路37
にハロゲンランプのオン/オフを制御するための信号を
送出し、定着器17の温度を一定に保つようにする。
【0034】給紙センサ39及び排紙センサ40は、記
録紙のジャムの発生を検出するためのセンサであり、記
録紙の前端がこの給紙センサ39上を通過したときには
前端検出信号を、記録紙の後端が給紙センサ39及び排
紙センサ40上を通過したときには後端検出信号を、イ
ンターフェイス回路27を介してCPU26に送る。給
紙ローラ12a、12bが回転し始めてから所定の時間
内に上記前端検出信号、或いは後端検出信号が送られて
こないと、CPU26は記録紙のジャムが発生したと認
識し、画像形成動作を中止する。
【0035】カセットセンサ41は給紙カセット10
a、10bの有無、及びこの給紙カセット10a、10
bに装着されている記録紙Pのサイズを検出するための
センサである。カセットセンサ41も上記の各種センサ
と同様、インターフェイス回路27を介して、プリンタ
CPU26と接続している。
【0036】図4は本発明の実施例クリーナレス画像形
成装置の現像器の部分拡大図である。マグネットローラ
19の上方には、真鍮などで構成されるドクターブレー
ド22が設置されている。このドクターブレード22は
左右両端に突出部22aを備えている。41は現像器5
のトナーケース21と一体成形されて設けられているリ
ブである。クリーナレス画像形成装置本体1内部でトナ
ーが漏れないように、このリブ41の外側にはトナー規
制部材42が設けられている。マグネットローラ19は
内部にマグネット19aを有しており、このマグネット
19aの幅Bは現像槽幅Aよりも長くなっている。
【0037】図4は現像器5を感光ドラム側から見た図
である。感光ドラム2が回転駆動に従って、マグネット
ローラ19が回転し始める。このときマグネットローラ
19外周に存在する磁気ブラシのトナーは、ドクターブ
レード22の左右両端の突出部22aで、幅方向を規制
されながら感光ドラム2側に形成される。そして、感光
ドラム2上の露光部には磁気ブラシのトナーが付着す
る。
【0038】ドクターブレード22の左右両端の突出部
22aで幅方向が規制されながら磁気ブラシが形成さ
れ、感光ドラム2上に付着するトナーの幅は、現像槽幅
A及びマグネットローラ19のマグネット19aの幅B
より短くなっている。そのため、マグネット19aの両
端で生じる磁力の低下による感光ドラム2上のトナー回
収不良を起こすことなく、未露光部の残留トナーが現像
器5のケース21に回収される。
【0039】又、上記ドクターブレード22の左右両端
の突出部22aは、マグネットローラ19と接触させて
もよいが、マグネットローラ19にかかる回転トルクを
軽減させるという点から、本発明では上記突出部22a
とマグネットローラ19とを非接触としている。この場
合、上記突出部22aとマグネットローラ19とのギャ
ップは、磁気ブラシを構成するトナーの平均径及びキャ
リアの平均径よりも小さくなっている。
【0040】図5は本発明クリーナレス画像形成装置の
現像器の他の実施例を示す図である。真鍮等で構成され
るドクターブレード42は矩形型となっている。このド
クターブレード43の左右両端の背面に、フェルト等の
弾性体で構成される規制部材44が、マグネットローラ
19に接触するように設置されている。この規制部材4
4によって、マグネットローラ19外周に形成される磁
気ブラシの感光ドラム2側での形成が規制される。又、
規制部材44を弾性体で構成することによって、マグネ
ットローラ19にかかる回転トルクの増加を防ぐことが
できる。
【0041】尚、上記が如き規制部材44は、クリーナ
レス画像形成装置1内へのトナー漏れを防止するために
設けられた上記リブ41と同様に、トナーケース21と
一体成形としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドクター
ブレードの両端に規制部材を設けることによって、マグ
ネットローラの磁力の低下する位置で、トナーの感光ド
ラム方向への流出を規制することができる。そのため感
光ドラム上の印字幅の端部に対応する部分に残留トナー
がすじ状に固着することがなくなる。又、残留トナーが
すじ状に固着することがないために、記録紙両端に生じ
る画像不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例クリーナレス画像形成装置の一
部断面図である。
【図2】本発明の実施例クリーナレス画像形成装置の感
光ドラム近傍の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例クリーナレス画像形成装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例クリーナレス画像形成装置の現
像器の部分拡大図である。
【図5】本発明の他の実施例クリーナレス画像形成装置
の現像器の部分拡大図である。
【図6】従来のクレーナレス画像形成装置の感光ドラム
近傍の構成を示す概略図である。
【図7】クレーナレス画像形成装置の電位配分の説明図
である。
【符号の説明】
1 クリーナレス画像形成装置 2 感光ドラム 3 帯電器 4 露光器 5 現像器 6 転写器 7 除電器 9 メモリー除去部材 17 加熱定着器 19 マグネットローラ 19a マグネット 22 ドクターブレード 22a 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体外周面上にトナーを付着させると共
    に残留するトナーを回収するためのマグネットローラ
    と、このマグネットローラ外周面上の磁気ブラシの厚み
    を規制するためのドクターブレードとを有するクリーナ
    レス画像形成装置の現像器であって、ドクターブレード
    にはその両端に磁気ブラシの形成を規制するための規制
    部材を設けたことを特徴とするクリーナレス画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】上記ドクターブレード両端の規制部材は、
    ドクターブレードと一体成形で、マグネットローラの方
    向に突出する突出部であることを特徴とする請求項1記
    載のクリーナレス画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記ドクターブレードの両端の突出部は、
    マグネットローラに対して非接触であることことを特徴
    とする請求項1又は2記載のクリーナレス画像形成装
    置。
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