JP3272042B2 - 画像形成装置の現像器 - Google Patents

画像形成装置の現像器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置の現像器に関し、詳しく
は、現像剤担持体上に現像剤を均一に薄層を形成するた
めのブレードの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の現像器は、たとえ
ば図(a) に示すような構成になっている。図におい
て、図示しないケーシング内に、回転駆動される現像剤
担持体(現像ローラ)101を収納し、更に前記現像剤
担持体101に現像剤の薄層を形成する薄層形成ブレー
ド102を保持する薄層形成ブレードホルダ103が図
示しないビスで保持されている。磁性材料よりなる現像
剤担持体101上の現像剤は、薄層形成ブレード102
によって現像剤の層厚を規制する。また、現像剤担持体
は、軸方向一端に固定した図示しないギヤに入力される
駆動トルクによって回転する。
【0003】しかし、上記従来例においては、前記現像
剤担持体101の軸方向駆動側(前記ギヤを固定した軸
方向端部)と従動側(反対側)とで回転にブレが存し、
該ブレに起因してブレードにたわみが発生し、付着する
トナーの層厚が異なり、その結果画像の左右で濃度差が
生じていた。但し、駆動側と従動側のいずれの膜厚が厚
くなるのかという点は、機種によって異なるのが実情で
ある。
【0004】即ち、図(b) 及び(c) は(a) の担持体1
01の軸方向右部及び左部におけるブレード102との
係合状態を示しており、ローラである担持体101の軸
心とブレード102の先端部との間の上下方向距離aが
担持体の軸方向全長に渡って一定である。このため、担
持体101の軸方向駆動側と従動側との間で回転にブレ
がある場合には(b) のようにトナーの層厚が増大した
り、(c) のように薄くなったりする。このように従来の
現像器では、図(b) (c) に示すように現像剤担持体
(101)の駆動側と従動側とで層厚が異なり画像左右
で画像濃度差が生じてしまうという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、このような問題点を解
決しうとするものである。すなわち、本発明は、画像
左右で均一な画像濃度を得ることを目的とする。更に、
現像剤担持体と薄層形成ブレードとの高い位置精度を必
要とせず、低コストで歩留まりの良い画像形成装置の現
像器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、感光体上に形成した静電潜像に
トナーを付着させることにより該潜像を可視化する現像
器において、該現像器はトナーを感光体上に塗布するロ
ーラ状の現像剤担持体と、先端部で該現像剤担持体に近
接して該現像剤担持体上のトナー層厚を調整するブレー
ドと、該ブレードを保持するブレードホルダとを備え、
該ブレードの自由長が、該現像剤担持体の軸方向両端部
のうち該ブレードの自由長が均一であると仮定した場合
に該現像剤担持体の回転ブレによって画像濃度が低めに
なろうとする端部側で長く且つ画像濃度が高めになろう
とする端部側で短くなるように、該ブレードの先端縁と
該現像剤担持体の軸線とを平行にし、且つ該ブレードホ
ルダの下端縁を該現像剤担持体の軸線に対して傾斜させ
たことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記のように構成された現像器は、ブレードホ
ルダの下端を、現像剤担持体上の左右で画像濃度の低い
側を上げ、画像濃度の高い側を下げるように斜めにして
あるので、ブレードの自由長が濃度の低い側で長くなり
画像濃度が高く、他方ブレードの自由長が濃度の高い側
で短くなり画像濃度が低くなるから、左右の画像濃度差
をなくし、左右均一な画像濃度を得ることができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a) 及び(b) は本発明の画像形成装置
の現像器が適用されるプリンタの全体構成説明図及び現
像器の構成説明図である。図1(a) において、符号0は
プリンタ本体、7はプリンタ本体0に備える給紙カセッ
トである。その一方の給紙カセット7から矢印イ方向に
給送された用紙17は、レジストローラ対8によってタ
イミングをとってドラム状の感光体9へと搬送する。感
光体9は、時計方向に回転駆動し、その際帯電チャージ
ャ10によって表面を一様に帯電し、レーザ光学系11
からレーザ光を照射してその感光体9に静電潜像を形成
する。この潜像は現像器12を通るとき現像剤によって
可視像化し、この可視像は感光体9へ搬送した用紙17
に転写チャージャ13により転写し、転写した用紙17
上の可視像は定着器14によって定着する。そして、定
着器14を出た用紙17は、たとえば矢印ロ方向の排紙
部15に排出する。一方、可視像転写後の感光体9は、
クリーニング器16によって残留トナーを除去する。
【0011】図1(b) において、現像器12は磁性材料
よりなる回転体をなす現像剤担持体1と上記現像剤担持
体1に当接し、上記現像剤担持体1上に担持された現像
剤を薄層にする薄層形成ブレード2と、上記現像剤担持
体1に現像剤を補給する補給ローラ4と、上記補給ロー
ラ4に現像剤を送り込むアジテータ5と、及びこれらを
支持、収納すると共に現像剤を貯溜するケーシング6か
ら成る。3は薄層形成ブレード2を保持する薄層形成ブ
レードホルダである。
【0012】図2は本発明の一実施例の構成説明図であ
り、図2において現像剤担持体1上の左右端部のうち、
この実施例では右側が画像濃度が高く、左側が画像濃度
が低い場合について説明する。本実施例では図示のよう
に薄層形成ブレードホルダ3の下端縁3aを斜めにし、
薄層形成ブレード2の自由長を画像濃度が高くなる右側
を短く、画像濃度が低くなる左側を長くしてある。この
ようにして、薄層形成ブレード2の軸方向に生じるたわ
みを左右の画像濃度差に対応して調節することにより、
左右の画像濃度差をなくし、左右均一な画像濃度を得る
ことができる。
【0013】図3は本発明の他の実施例であり、現像剤
担持体1上の軸方向左右端のうち、右側が画像濃度が高
く、左側が画像濃度が低い場合について説明する。本実
施例では薄層形成ブレード2自体の先端縁2aを傾斜し
た形状とし、薄層形成ブレード2の突き出し長さは図4
(a) に示すように右側を小さく、左側を大きくしてあ
る。このように構成することにより、軸方向右側では図
4(a) のように現像剤担持体1上の現像剤の層厚が薄く
なり、左側では図4(b) のように厚くなる。つまり、薄
層形成ブレード2の突き出し長さを画像濃度差に対応し
て調節するだけで、左右の画像濃度差をなくし、左右均
一な濃度の画像を得ることができる。
【0014】図5において、薄層形成ブレード2の現像
剤担持体1との当接辺2aが前記現像剤担持体1のセン
ターを中心として斜めに当接し、前述と同様の方法で薄
層形成ブレード2の突き出し長さを画像濃度差に対応し
て調節する。更に、薄層形成ブレードホルダ3の下端の
辺3aが前記薄層形成ブレード2の現像剤担持体1との
斜めの当接辺と平行になっている。従って、薄層形成ブ
レード2の現像剤担持体1への当接圧がすべての位置で
等しく、突き出し長さの変位を調節するだけで、左右の
画像濃度差をなくし、左右均一な濃度の画像を得ること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、現像剤担持体1上の左右両側において、薄
層形成ブレードホルダ3の下端縁を、現像剤担持体1上
の左右側において画像濃度の低い側を上げ、画像濃度の
高い側を下げるように斜めにしてあるので、薄層形成ブ
レード2の自由長が低い側で長くなって画像濃度が高
く、他方薄層形成ブレード2の自由長が高い側で短くな
って画像濃度を低くすることにより、左右の画像濃度差
をなくし、左右均一な画像濃度を得ることができる。
【0016】
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 及び(b) は本発明が適用されるプリンタの
全体構成の説明図及び本発明が適用される現像器の側断
面図。
【図2】本発明の実施例を示す現像器の要部の正面図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例を示す現像器の要部の正面
図である。
【図4】(a) 及び(b) は現像剤担持体の軸方向右側及び
左側におけるトナーの付着状態を示す図。
【図5】本発明の他の実施例を示す現像器の要部の正面
図。
【図6】(a) 、(b) 及び(c) は従来の技術の一例を示す
現像器の要部の斜視図、現像剤担持体の軸方向両端部に
おけるトナー付着状態を示す図である。
【符号の説明】
0・・・プリンタ本体、1・・・現像剤担持体、2・・
・薄層形成ブレード、3・・・薄層形成ブレードホル
ダ、4・・・補給ローラ、5・・・アジテータ、6・・
・ケーシング、7・・・給紙カセット、8・・・レジス
トローラ、9・・・感光体、10・・・帯電チャージ
ャ、11・・・レーザ光学系、12・・・現像器、13
・・・転写チャージャ、14・・・定着器、15・・・
排紙部、16・・・クリーニング器、17・・・用紙、
101・・・現像剤担持体、102・・・薄層形成ブレ
ード、103・・・薄層形成ブレードホルダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成した静電潜像にトナーを
    付着させることにより該潜像を可視化する現像器におい
    て、該現像器はトナーを感光体上に塗布するローラ状の
    現像剤担持体と、先端部で該現像剤担持体に近接して該
    現像剤担持体上のトナー層厚を調整するブレードと、該
    ブレードを保持するブレードホルダとを備え、該ブレー
    ドの自由長が、該現像剤担持体の軸方向両端部のうち該
    ブレードの自由長が均一であると仮定した場合に該現像
    剤担持体の回転ブレによって画像濃度が低めになろうと
    する端部側で長く且つ画像濃度が高めになろうとする端
    部側で短くなるように、該ブレードの先端縁と該現像剤
    担持体の軸線とを平行にし、且つ該ブレードホルダの下
    端縁を該現像剤担持体の軸線に対して傾斜させたことを
    特徴とする画像形成装置の現像器。
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