JP2009115998A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】規制部材の近傍に滞留する現像剤を適切に除去することのできる、簡単かつ安価な構成とする。
【解決手段】画像形成時、装置本体内に配置した現像剤担持体13を正回転させることにより、装置本体内のトナーとキャリアとからなる2成分現像剤Dを像担持体7へと供給し、規制部材16によって像担持体7の表面に形成される現像剤Dの厚さを規制する。現像剤担持体13による現像剤Dの供給経路の途中であって、規制部材16の手前の領域に正逆回転駆動可能に掻出部材17を配設する。また、画像形成時、掻出部材17を、規制部材16及び現像剤担持体13に対して現像剤Dを除去する方向に正回転させ、非画像形成時、掻出部材17及び現像剤担持体13を逆回転駆動させる回転制御手段6を設ける。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成時、装置本体内に配置した現像剤担持体13を正回転させることにより、装置本体内のトナーとキャリアとからなる2成分現像剤Dを像担持体7へと供給し、規制部材16によって像担持体7の表面に形成される現像剤Dの厚さを規制する。現像剤担持体13による現像剤Dの供給経路の途中であって、規制部材16の手前の領域に正逆回転駆動可能に掻出部材17を配設する。また、画像形成時、掻出部材17を、規制部材16及び現像剤担持体13に対して現像剤Dを除去する方向に正回転させ、非画像形成時、掻出部材17及び現像剤担持体13を逆回転駆動させる回転制御手段6を設ける。
【選択図】図3
Description
本発明は、現像装置及び画像形成装置、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいは、これらの複合機に採用可能な現像装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、現像装置として、装置内の現像剤を前記現像剤担持体へ搬送する現像剤搬送部材と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、前記現像剤搬送部材と前記層厚規制部材の間の現像剤搬送経路上に設けられた現像剤撹拌部材と、画像面積に応じて前記現像剤攪拌部材の作動開始を制御する制御手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−147916号公報
しかしながら、前記従来の現像装置では、現像剤攪拌部材が現像剤に作用するストレスを可変できるだけであり、層厚規制部材の近傍に滞留する現像剤を適切に除去することは難しい。現像剤が層厚規制部材の近傍に滞留すると、現像剤担持体への現像剤の搬送量が減少し、濃度低下、濃度ムラ等が発生し、良質な画像を形成できなくなる。
そこで、本発明は、規制部材の近傍に滞留する現像剤を適切に除去することのできる、簡単かつ安価な構成を備えた現像装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
画像形成時、前記装置本体内のトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を、装置本体内に配置した現像剤担持体を正回転させることにより像担持体へと供給する際、前記現像剤担持体の表面に形成される現像剤の厚さを、規制部材によって規制する現像装置であって、
前記装置本体内の規制部材の近傍に正逆回転駆動可能に配置される掻出部材と、
画像形成時、前記掻出部材を現像剤担持体と同一方向に正回転させ、非画像形成時、前記掻出部材及び前記現像剤担持体を逆回転させる回転制御手段と、
を備えたものである。
画像形成時、前記装置本体内のトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を、装置本体内に配置した現像剤担持体を正回転させることにより像担持体へと供給する際、前記現像剤担持体の表面に形成される現像剤の厚さを、規制部材によって規制する現像装置であって、
前記装置本体内の規制部材の近傍に正逆回転駆動可能に配置される掻出部材と、
画像形成時、前記掻出部材を現像剤担持体と同一方向に正回転させ、非画像形成時、前記掻出部材及び前記現像剤担持体を逆回転させる回転制御手段と、
を備えたものである。
この構成により、非画像形成時、掻出部材及び現像剤担持体を逆回転させるだけで、規制部材の近傍に滞留する現像剤を効果的に除去することができる。したがって、簡単かつ安価な構成であるにも拘わらず、規制部材の近傍に新たな現像剤を十分に供給することができ、現像剤の濃度低下等を的確に防止することが可能となる。
前記掻出部材は、回転軸の周囲に弾性部を備え、
前記弾性部は、画像形成時、規制部材との間に介在する現像剤によって弾性変形して規制部材とは非接触状態を維持し、非画像形成時、規制部材との間から現像剤を除去して規制部材に摺接するのが好ましい。
この構成により、掻出部材の弾性部が規制部材に摺接することにより、その表面に付着した現像剤をも除去することが可能となる。
前記弾性部は、画像形成時、規制部材との間に介在する現像剤によって弾性変形して規制部材とは非接触状態を維持し、非画像形成時、規制部材との間から現像剤を除去して規制部材に摺接するのが好ましい。
この構成により、掻出部材の弾性部が規制部材に摺接することにより、その表面に付着した現像剤をも除去することが可能となる。
前記掻出部材は、非画像形成時に弾性部が規制部材に摺接することにより振動を発生させるようにするのがさらに好ましい。
この構成により、より一層、規制部材に付着した現像剤を除去することが可能となる。
前記規制部材に対して掻出部材を相対的に接離させる位置調整機構をさらに備えるのが好ましい。
この構成により、確実に、画像形成時、掻出部材と規制部材とを非接触状態とし、非画像形成時、接触状態とすることができる。
前記掻出部材は、弾性部が弾性材料で形成された複数の線材からなるブラシローラで構成すればよい。
前記掻出部材は、回転軸の周囲から突出する第1板状体と、該第1板状体の先端に設けた第2板状体とからなり、該第2板状体が前記弾性部として機能するように構成することも可能である。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
画像形成装置を、前記いずれかの現像装置を備えた構成としたものである。
画像形成装置を、前記いずれかの現像装置を備えた構成としたものである。
本発明によれば、掻出部材を設け、非画像形成時に掻出部材及び現像剤担持体を逆回転させるだけであるので、簡単かつ安価な構成であるにも拘わらず、規制部材の近傍に滞留する現像剤を確実に除去することができる。したがって、規制部材の近傍に新たな現像剤を供給することができ、現像剤の濃度低下や濃度ムラの発生を防止することが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る、電子写真技術を応用したタンデム式のカラー画像形成装置を示す。この画像形成装置は、大略、画像形成ユニット1、転写ユニット2、露光ユニット3、清掃ユニット4、給紙ユニット5、及び、これらを駆動制御する制御装置6(図2参照)を備える。
図1は、本実施形態に係る、電子写真技術を応用したタンデム式のカラー画像形成装置を示す。この画像形成装置は、大略、画像形成ユニット1、転写ユニット2、露光ユニット3、清掃ユニット4、給紙ユニット5、及び、これらを駆動制御する制御装置6(図2参照)を備える。
画像形成ユニット1は、図1に示すように、像担持体である感光体ドラム7の周囲に、現像装置8、帯電装置9、感光体ドラムユニット10を備える。また、画像形成ユニット1は、転写ユニット2の中間転写ベルト11に沿って4箇所に配置され、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成を行なうことにより、中間転写ベルト11の表面にカラー画像を形成する。なお、各画像形成ユニット1には、それぞれ対応するカートリッジから随時トナーが供給される。
感光体ドラム7は、その表面を帯電装置9により帯電電位を印加されて均一に帯電され、露光ユニット3から照射されるレーザ光で露光されることにより、静電潜像を形成される。この静電潜像は、現像装置8から負に帯電したトナーが供給され、顕像化されてトナー像となる。このトナー像は、一次転写ローラ20によって中間転写ベルト11の裏面側に印加される正の電圧(正の転写電位)により、中間転写ベルト11の表面に転写される。
現像装置8は、図3に示すように、ハウジング12内に、現像剤担持体である現像ローラ13、供給スクリュー14、及び、攪拌スクリュー15がそれぞれ収容したものである。また、ハウジング12には、現像ローラ13の外周面に対向する規制部材16が取り付けられ、その近傍には掻出部材17が回転駆動可能に配置されている。
現像ローラ13は、図5に示すように、円筒状のスリーブ18内に複数の永久磁石を収容したものである(ここでは、5つの永久磁石S2,N2,S1,N1,S3を、この順で時計回り方向に配置している。)。スリーブ18は、図示しないスリーブ駆動手段によって周方向に正逆回転するように構成されている。
永久磁石S2,N2,S1,N1,S3は、スリーブ18の内周面に沿って、隣接する1箇所で、スリーブ18の内周面側が同極性となり、他の隣接箇所では異極性となるように配置されている。永久磁石S2は、キャッチ極であり、供給スクリュー14によって供給される現像剤Dを保持する。永久磁石N2は、規制極であり、現像ローラ13上で搬送するトナー量を安定させるため、平滑で特異な形状の磁界を発生させる。永久磁石S1は、搬送極であり、規制部材16によって規制された現像剤Dを次の永久磁石N1へと搬送する。永久磁石N1は、現像に寄与する主極であり、最も磁束密度が大きいものが使用されている。永久磁石S3は、封止極であり、トナーの飛散を防止する。同極性である永久磁石S2及びS3が隣接して配置され、両者の間は剥離部を構成している。剥離部は、トナー消費した現像剤Dを剥離させる役割を果たしている。
これら永久磁石S2,N2,S1,N1,S3により、それぞれ磁界が形成され、スリーブ18の表面に現像剤Dのキャリアを数珠繋ぎに連接した多数のキャリアチェーンを形成する。キャリアチェーンは、現像ローラ13の回転によりトナーを担持して搬送し、ハウジング12の開口部12aから搬出する。
供給スクリュー14は、図3に示すように、回転軸の周囲に螺旋状の羽根を備えた構成で、回転駆動することにより、現像剤Dを一端側から他端側へと移送しながら現像ローラ13へと供給する。
攪拌スクリュー15は、図3に示すように、供給スクリュー14と同様に、回転軸の周囲に螺旋状の羽根を備えた構成で、回転駆動することにより、一端側から他端側へと現像剤Dを移送しながら撹拌する。
供給スクリュー14と攪拌スクリュー15の間は、仕切板12bによって仕切られている。仕切板12bは、両端部が連通し、現像剤Dが循環するように構成されている。
規制部材16は、図3に示すように、ハウジング12に取り付けられる板状体で、現像ローラ13の一端から他端の全長に亘って、その外周面に対向して配置されている。規制部材16と現像ローラ13の間隙は、供給スクリュー14から現像ローラ13に供給された現像剤Dを規制し、一定の厚みとする。また、規制部材16は、現像ローラ13に供給された現像剤Dを規制するが、後述するように掻出部材17が摺接すれば、振動可能に構成されている。
現像ローラ13と規制部材16には、後述するように、非画像形成時、現像ローラ13の方が大きくなるように、現像バイアス(バイアス電圧)が印加される。これにより、規制部材16に付着したトナーが現像ローラ13側へと除去される。
掻出部材17は、図4に示すように、軸部17aの外周面に複数の弾性材料からなる線材17bを一体化した、いわゆるブラシローラで構成されている。掻出部材17は、供給スクリュー14から供給される現像剤Dが、現像ローラ13から感光体ドラム7に至る現像剤D供給経路の途中に配設されている。詳しくは、ハウジング12の内部であって、規制部材16の近傍に配置され、図示しない駆動手段によって正逆回転駆動可能となっている。
掻出部材17は、画像形成時、図5の矢印b1で示すように、現像ローラ13の回転方向(矢印a1で示す。)とは逆の反時計回り方向に回転し、規制部材16と掻出部材17の間に介在する現像剤Dによって線材17bが撓む。このため、掻出部材17は、規制部材16に接触することなく回転し、規制部材16の手前で滞留しようとする現像剤Dを攪拌スクリュー15や供給スクリュー側へと搬送する。また、掻出部材17は、非画像形成時、図5の矢印b2で示すように、逆方向の時計回り方向に回転し、規制部材16と掻出部材17の間に介在する現像剤Dを除去した後、さらに規制部材16に摺接し、規制部材16を振動させながら、付着した現像剤Dを除去する。
前記掻出部材17は、前記ブラシローラに代えて、例えば、図7に示すように、軸部17aの周囲4箇所等分で第1板状体17cを一体化し、各第1板状体17cの先端縁部に弾性材料からなる第2板状体17dをそれぞれ一体化した構成としてもよい。この構成によれば、第2板状体17dの全体を規制部材16の表面に摺接させることができるので、付着した現像剤Dをむら無く確実に除去することが可能となる。また、規制部材16に対して第2板状体17dが間欠的に衝突することになり、規制部材16が振動して現像剤Dが、さらに効果的に除去される。
帯電装置9は、図3に示すように、感光体ドラム7の表面に所定の表面電位を形成する。この表面電位は、露光ユニット3によって露光されることにより静電潜像となる。
感光体ドラムユニット10は、図3に示すように、感光体ドラム7の表面に、転写後に残留するトナーをクリーニングするためのクリーナー(図示せず)を備える。
転写ユニット2は、図1に示すように、一対のローラ19に中間転写ベルト11を架け渡し、図示しない駆動手段により中間転写ベルト11を矢印方向に循環移動させるようにしたもので、一次転写部、及び、二次転写部を備える。一次転写部は、前記各画像形成ユニット1の感光体ドラム7に中間転写ベルト11を挟持した状態で対向する一次転写ローラ20を備える。一次転写ローラ20は、中間転写ベルト11の裏面に正の電圧を印加する。二次転写部は、一方のローラに対向する二次転写ローラ21を備える。二次転写ローラ21は、中間転写ベルト11の裏面に正の電圧を印加する。中間転写ベルト11に転写されたトナー像は記録媒体22(例えば、紙)に転写される。
露光ユニット3は、図1に示すように、前記感光体ドラム7に対してレーザ光を照射し、画像データに対応する静電潜像を形成する。
清掃ユニット4は、図1に示すように、中間転写ベルト11に接離可能で、接近することにより中間転写ベルト11の表面に残留するトナーを回収することができるようになっている。
給紙ユニット5は、図1に示すように、カセットに収容した記録媒体22を、順次、複数の搬送ローラ28を介して二次転写部へと搬送し、トナー像を転写させ、定着ユニット23で転写させたトナー像を定着させた後、排出トレイ20へと搬出する。
制御装置6は、図2に示すように、画像形成時と非画像形成時とで、後述するように、各構成部材を駆動制御する。
次に、前記構成からなる画像形成装置の動作について、図8のフローチャートに従って本発明の特徴部分である現像装置8での動作を中心として説明する。
画像形成時(ステップS1:YES)、攪拌スクリュー15及び供給スクリュー14を回転させると共に(ステップS2、S3)、現像ローラ13、掻出部材17、及び、感光体ドラム7を、図3中、矢印a1、b1、及び、c1で示す方向に正回転させる(ステップS4、S5、S6)。これにより、現像剤Dは、順次、現像ローラ13の外周面へと供給され、規制部材16によって現像ローラ13の外周面に形成される厚さが所定寸法に規制される。規制部材16によって堰き止められた余剰の現像剤Dは、その位置に留まることなく、図5中、矢印b1方向に回転する掻出部材17によって撹拌されながら、攪拌スクリュー15及び供給スクリュー14側へと戻される。
規制部材16によって規制された現像剤Dは、現像ローラ13(スリーブ18)の回転に従って移動し、感光体ドラム7に対向する。感光体ドラム7では、帯電装置9で帯電され、露光ユニット3で静電潜像を形成されるので、現像ローラ13に現像バイアスを印加することにより、キャリアによって担持されたトナーが飛翔し、潜像を可視化する。感光体ドラム7上のトナーは、一次転写ローラ20により中間転写ベルト11とへ転写され、二次転写ローラ21により記録媒体22へと転写される。トナーを転写された記録媒体22は、定着ユニット23で定着された後、トレイに排出される。
このように、画像形成時では、掻出部材17が回転することにより、規制部材16によって規制されて滞留する余剰の現像剤Dがスムーズに攪拌スクリュー15及び供給スクリュー14側へと還流されるので、トナーが滞留して劣化することを防止することが可能となる。
非画像形成時(ステップS1:NO)、すなわち、画像形成装置の電源を投入した直後や、スリープ状態から復帰した直後、あるいは、印刷枚数が所定値に到達すれば、攪拌スクリュー15、供給スクリュー14、及び、感光体ドラム7を停止に維持あるいは停止する。そして、現像ローラ13(スリーブ18)及び掻出部材17の回転方向を、図5の矢印a2及びb2で示すように、逆回転(画像形成時とは逆転)させる(ステップS7、S8)。これにより、現像ローラ13の表面に付着した現像剤Dが、順次、剥離部で剥離されて落下する。また、規制部材16の近傍に滞留する現像剤Dが、掻出部材17によって掻き出されて落下する。掻出部材17の掻出動作により規制部材16から現像剤Dが除去され、規制部材16の表面に掻出部材17の線材17bが直接摺接する。これにより、規制部材16に付着した現像剤Dをも除去することができる。しかも、規制部材16に線材17bが摺接することにより、規制部材16自身が振動するので、より一層付着した現像剤Dを的確に除去することが可能である。
このように、掻出部材17を設けただけの簡単な構成であるにも拘わらず、非画像形成時、現像ローラ13及び掻出部材17を逆回転させるだけで、簡単に規制部材16の近傍のみならず、表面に付着した現像剤Dをも除去することができる。したがって、次回の画像形成を良好な状態で行うことが可能となる。
なお、前記実施形態では、掻出部材17を弾性変形可能な線材17bや第2板状体17dを備えた構成とすることにより、この線材17bや第2板状体17dを規制部材16に接触又は非接触としたが、位置調整機構を設けて規制部材16に対して掻出部材17を接離させるように構成することも可能である。
位置調整機構としては、例えば、図9に示す簡単な構成のものが採用できる。すなわち、掻出部材17の軸部17aの一端側を軸受部24で回転自在に支持する。そして、軸受部24をガイド部材25のガイド凹部25aにガイドする。また、軸受部24の下面に異形状の(又は偏心した)カム26に当接させる。これにより、図示しない駆動手段(例えば、ステッピングモータ等)でカム26の回転位置を変更すれば、図10に示すように、スプリング27の付勢力に抗して軸受部24が移動し、規制部材16に対して掻出部材17を接離させることができる。
この構成によれば、前述の掻出部材17のように、線材17bや第2板状体17dの弾性係数、現像剤Dの流動性等の諸条件を考慮する必要がなく、図11に示すように、画像形成時には非接触状態を、非画像形成時には接触状態をそれぞれ確実に得ることができる点で好ましい。
1…画像形成ユニット
2…転写ユニット
3…露光ユニット
4…清掃ユニット
5…給紙ユニット
6…制御装置(回転制御手段)
7…感光体ドラム(像担持体)
8…現像装置
9…帯電装置
10…感光体ドラムユニット
11…中間転写ベルト
12…ハウジング
12a…開口部
13…現像ローラ(現像剤担持体)
14…供給スクリュー
15…攪拌スクリュー
16…規制部材
17…掻出部材
17a…軸部
17b…線材
17c…第1板状体
17d…第2板状体
18…スリーブ
19…ローラ
20…一次転写ローラ
21…二次転写ローラ
22…記録媒体
23…定着ユニット
24…軸受部
25…ガイド部材
25a…ガイド凹部
26…カム
27…スプリング
28…搬送ローラ
D…現像剤
2…転写ユニット
3…露光ユニット
4…清掃ユニット
5…給紙ユニット
6…制御装置(回転制御手段)
7…感光体ドラム(像担持体)
8…現像装置
9…帯電装置
10…感光体ドラムユニット
11…中間転写ベルト
12…ハウジング
12a…開口部
13…現像ローラ(現像剤担持体)
14…供給スクリュー
15…攪拌スクリュー
16…規制部材
17…掻出部材
17a…軸部
17b…線材
17c…第1板状体
17d…第2板状体
18…スリーブ
19…ローラ
20…一次転写ローラ
21…二次転写ローラ
22…記録媒体
23…定着ユニット
24…軸受部
25…ガイド部材
25a…ガイド凹部
26…カム
27…スプリング
28…搬送ローラ
D…現像剤
Claims (7)
- 画像形成時、前記装置本体内のトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を、装置本体内に配置した現像剤担持体を正回転させることにより像担持体へと供給する際、前記現像剤担持体の表面に形成される現像剤の厚さを、規制部材によって規制する現像装置であって、
前記装置本体内の規制部材の近傍に正逆回転駆動可能に配置される掻出部材と、
画像形成時、前記掻出部材を現像剤担持体と同一方向に正回転させ、非画像形成時、前記掻出部材及び前記現像剤担持体を逆回転させる回転制御手段と、
を備えたことを特徴とする現像装置。 - 前記掻出部材は、回転軸の周囲に弾性部を備え、
前記弾性部は、画像形成時、規制部材との間に介在する現像剤によって弾性変形して規制部材とは非接触状態を維持し、非画像形成時、規制部材との間から現像剤を除去して規制部材に摺接することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記掻出部材は、非画像形成時に弾性部が規制部材に摺接することにより振動を発生させることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
- 前記規制部材に対して掻出部材を相対的に接離させる位置調整機構をさらに備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の現像装置。
- 前記掻出部材は、弾性部が弾性材料で形成された複数の線材からなるブラシローラで構成したことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記掻出部材は、回転軸の周囲から突出する第1板状体と、該第1板状体の先端に設けた第2板状体とからなり、該第2板状体が前記弾性部として機能することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013148705A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置 |
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- 2007-11-06 JP JP2007288171A patent/JP2009115998A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013148705A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置 |
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