JP2902015B2 - 画像情報表示装置 - Google Patents
画像情報表示装置Info
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- JP2902015B2 JP2902015B2 JP1299149A JP29914989A JP2902015B2 JP 2902015 B2 JP2902015 B2 JP 2902015B2 JP 1299149 A JP1299149 A JP 1299149A JP 29914989 A JP29914989 A JP 29914989A JP 2902015 B2 JP2902015 B2 JP 2902015B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータ等で作成された文字や図形等
の画像情報を表示する画像情報表示装置に係り、特に学
会や講演会等で画像情報をプレゼンテーションする際に
プレゼンテーション手順を記述したシナリオの実行機能
を備えた画像情報表示装置に関する。
の画像情報を表示する画像情報表示装置に係り、特に学
会や講演会等で画像情報をプレゼンテーションする際に
プレゼンテーション手順を記述したシナリオの実行機能
を備えた画像情報表示装置に関する。
[従来の技術] 従来、学会や講演会等の発表では、聞き手の理解を深
めるために、説明の要点を記した文字や図形等を書き込
んだ原稿(以下、発表原稿と称す。)を透明なフィルム
に複写し、これを光学的な方法で拡大投影する装置や、
ビデオカメラで発表原稿を撮影し、テレビモニターなど
に表示する装置などが用いられてきた。しかし、これら
の装置では発表原稿を手作業で作成しなければならず、
このため前記発表原稿を作成するのに手間がかかってい
た。さらに、発表時に発表者か、もしくは別の操作者が
発表原稿を交換しなければならず、スムーズな発表を行
なうことができなかった。
めるために、説明の要点を記した文字や図形等を書き込
んだ原稿(以下、発表原稿と称す。)を透明なフィルム
に複写し、これを光学的な方法で拡大投影する装置や、
ビデオカメラで発表原稿を撮影し、テレビモニターなど
に表示する装置などが用いられてきた。しかし、これら
の装置では発表原稿を手作業で作成しなければならず、
このため前記発表原稿を作成するのに手間がかかってい
た。さらに、発表時に発表者か、もしくは別の操作者が
発表原稿を交換しなければならず、スムーズな発表を行
なうことができなかった。
そこで、最近これらの装置に代わり、コンピュータの
文字、図形描画機能とデータ記録機能、及びデータ表示
機能を用いて発表用紙原稿データを作成し、編集し、記
録して、前記記録された発表用原稿データをプレゼンテ
ーションする順番に表示することによって、発表時の画
面交換のスムーズなプレゼンテーションシステムが提案
されている。
文字、図形描画機能とデータ記録機能、及びデータ表示
機能を用いて発表用紙原稿データを作成し、編集し、記
録して、前記記録された発表用原稿データをプレゼンテ
ーションする順番に表示することによって、発表時の画
面交換のスムーズなプレゼンテーションシステムが提案
されている。
例えば、特開昭63−311294号公報に記載のように、プ
レゼンテーションを行なう画面と画面の交換方法をシナ
リオ(あるいはストーリー)として、あらかじめ登録し
ておき、前記シナリオに基づいてプレゼンテーションを
行なうプレゼンテーションシステムが提案されている。
レゼンテーションを行なう画面と画面の交換方法をシナ
リオ(あるいはストーリー)として、あらかじめ登録し
ておき、前記シナリオに基づいてプレゼンテーションを
行なうプレゼンテーションシステムが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 学会や講演会等の発表で上記の様なコンピュータによ
るプレゼンテーションを行なう場合には、作成した文字
や図形および自然画等の画像データを大容量記録装置に
記録して、記録した画像データをどのような順番(シナ
リオ)で表示していくかをコンピュータに登録する。
るプレゼンテーションを行なう場合には、作成した文字
や図形および自然画等の画像データを大容量記録装置に
記録して、記録した画像データをどのような順番(シナ
リオ)で表示していくかをコンピュータに登録する。
しかし、上記従来技術では、発表原稿データ、及び画
面の切り換え手順は、シナリオとして登録できるが、各
手順の実行時間は考慮されていなかった。例えば、発表
者が画面の切り換え指示を出してから実際に画面が発表
されるまでに、光ディスク等の大容量記録装置からの読
み出しに時間がかかってしまう場合がある。このような
場合は、従来技術では画像データをより高速なメモリ等
に先読み記録することを考慮した複雑なシナリオを登録
しなければ、スムーズなプレゼンテーションを行なうこ
とはできなかった。
面の切り換え手順は、シナリオとして登録できるが、各
手順の実行時間は考慮されていなかった。例えば、発表
者が画面の切り換え指示を出してから実際に画面が発表
されるまでに、光ディスク等の大容量記録装置からの読
み出しに時間がかかってしまう場合がある。このような
場合は、従来技術では画像データをより高速なメモリ等
に先読み記録することを考慮した複雑なシナリオを登録
しなければ、スムーズなプレゼンテーションを行なうこ
とはできなかった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、簡単なシナリ
オ記述で、実時間で処理すると応答の遅くなる処理を自
動的に先に処理してスムーズなプレゼンテーションを実
現しうる画像情報表示装置を提供することにある。
オ記述で、実時間で処理すると応答の遅くなる処理を自
動的に先に処理してスムーズなプレゼンテーションを実
現しうる画像情報表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明による画像情報表
示装置は、プレゼンテーション用原稿を画像情報として
記録し、該記録された画像情報の表示手順を作成し、該
表示手順に従って前記画像情報を順次表示画面上に表示
する画像情報表示装置であって、前記表示手順を順番に
実行する表示手順実行手段と、該表示手順実行手段が一
時的に実行を停止しているときに、前記表示手順実行手
段の実行位置の後続の表示手順を解決し、実行する表示
手順先行実行手段とを備えたものである。
示装置は、プレゼンテーション用原稿を画像情報として
記録し、該記録された画像情報の表示手順を作成し、該
表示手順に従って前記画像情報を順次表示画面上に表示
する画像情報表示装置であって、前記表示手順を順番に
実行する表示手順実行手段と、該表示手順実行手段が一
時的に実行を停止しているときに、前記表示手順実行手
段の実行位置の後続の表示手順を解決し、実行する表示
手順先行実行手段とを備えたものである。
この装置において、前記表示手順先行実行手段で画像
データを先読みした場合に、該先読みした画像情報を格
納しうる複数のメモリの使用状況および予め定められた
優先順位に従って、先読みした画像情報の記憶先を定め
るメモリ獲得手段を設けてもよい。
データを先読みした場合に、該先読みした画像情報を格
納しうる複数のメモリの使用状況および予め定められた
優先順位に従って、先読みした画像情報の記憶先を定め
るメモリ獲得手段を設けてもよい。
また、好ましくは、前記表示手順先行実行手段の実行
を中断させて前記表示手順実行手段に制御を移す先行実
行割込み手段を設ける。
を中断させて前記表示手順実行手段に制御を移す先行実
行割込み手段を設ける。
[作 用] プレゼンテーションを行うための画像情報表示装置に
おいては、予め作成されたプレゼンテーション用画像情
報は光ディスク等の大容量記憶装置に記録されている。
一方、プレゼンテーション用の表示手順はすべて連続し
て実行されるのではなく、説明に合わせて度々実行が中
断される。そこで、本発明では、この実行中断時間を利
用して、実行に時間を要する表示手順(例えばロード命
令)を先行して実行するようにしたものである。そのた
めに、画像情報の先読みを行い、次に表示される表示メ
モリへ、あるいは、他の高速なメモリへ先読みしておく
ようにしたものである。これによって、スムーズなプレ
ゼンテーションを行うことが可能になる。
おいては、予め作成されたプレゼンテーション用画像情
報は光ディスク等の大容量記憶装置に記録されている。
一方、プレゼンテーション用の表示手順はすべて連続し
て実行されるのではなく、説明に合わせて度々実行が中
断される。そこで、本発明では、この実行中断時間を利
用して、実行に時間を要する表示手順(例えばロード命
令)を先行して実行するようにしたものである。そのた
めに、画像情報の先読みを行い、次に表示される表示メ
モリへ、あるいは、他の高速なメモリへ先読みしておく
ようにしたものである。これによって、スムーズなプレ
ゼンテーションを行うことが可能になる。
以下、具体的な実現手段による本発明の代表的な作用
を説明する。
を説明する。
画像データ記録手段は、プレゼンテーションに使用す
る画像データを記録する。表示・描画制御手段は、表示
メモリ手段に図形データや文字データを描画する制御
や、画面切り換え手段の画面切り換えの制御を行なう。
ディスプレイ手段は、画面切り換え手段から出力される
画像データの表示をする。シナリオ登録手段は、プレゼ
ンテーションを行なう手順をシナリオとして登録する。
指示入力手段は、操作者の指示を受取り、シナリオ実行
管理手段に伝える。そのシナリオ実行管理手段は、シナ
リオ登録手段に登録されたシナリオに従って処理を解釈
して実行する。この時、シナリオの実行が中断されるよ
うな特定の命令で、自動的に画像データの画像データ先
読みモードでシナリオを先読み実行し、指示入力手段か
ら指示信号が入力されると、自動的に実時間実行に戻る
ような実行モードの切り換えを行なう。
る画像データを記録する。表示・描画制御手段は、表示
メモリ手段に図形データや文字データを描画する制御
や、画面切り換え手段の画面切り換えの制御を行なう。
ディスプレイ手段は、画面切り換え手段から出力される
画像データの表示をする。シナリオ登録手段は、プレゼ
ンテーションを行なう手順をシナリオとして登録する。
指示入力手段は、操作者の指示を受取り、シナリオ実行
管理手段に伝える。そのシナリオ実行管理手段は、シナ
リオ登録手段に登録されたシナリオに従って処理を解釈
して実行する。この時、シナリオの実行が中断されるよ
うな特定の命令で、自動的に画像データの画像データ先
読みモードでシナリオを先読み実行し、指示入力手段か
ら指示信号が入力されると、自動的に実時間実行に戻る
ような実行モードの切り換えを行なう。
画像データ先読み処理手段は、シナリオ実行管理手段
で画像データ先読み実行モード時に画像データを先読み
して記録先をメモリの使用状況とデータ転送レートとを
判断基準にして割り振りを行ない画像データの先読み処
理を行なう。CPU手段はシステム全体の制御を行なう。
で画像データ先読み実行モード時に画像データを先読み
して記録先をメモリの使用状況とデータ転送レートとを
判断基準にして割り振りを行ない画像データの先読み処
理を行なう。CPU手段はシステム全体の制御を行なう。
以上の作用により、簡単なシナリオ記述で、自動的に
実行速度の遅い処理を先に行なうことによりスムーズな
プレゼンテーションを実現する画像情報表示装置を実現
することができる。
実行速度の遅い処理を先に行なうことによりスムーズな
プレゼンテーションを実現する画像情報表示装置を実現
することができる。
[実施例] まず、本発明の第1の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本実施例による画像情報表示装置の構成を
示すブロック図である。同図において、1はプレゼンテ
ーションを行なうための画像データを記録する画像デー
タ記録部、2,3は画像データを表示するために画像デー
タを一時的に記録しておく表示メモリ、4は表示メモリ
2または表示メモリ3に記録された画像データを選択
し、フェードイン、フェードアウトなどの表示処理をお
こなう画面切り換え部、5は画面切り換え部4で選択・
表示処理された画像データを表示するディスプレイ、6
は表示メモリ2,3と画面切り換え部4の表示や描画等の
制御を行なう表示・描画制御部、7はプレゼンテーショ
ンの手順をシナリオデータとして登録するシナリオ登録
部、8は操作者の指示が入力される指示入力部、9はシ
ナリオ登録部7に登録されたシナリオと指示入力部8に
入力された操作者に指示に従って、シナリオ実行の制御
を行なうシナリオ実行制御部、10はシナリオ実行制御部
9が画像データ先読みモードの時に画像データの先読み
処理を行なう画像データ先読み処理部、11はシステム全
体の制御を行なうCPU、12はシステムの汎用メモリ、13
は本発明の各部分のデータや制御命令をやり取りするシ
ステムバスである。
示すブロック図である。同図において、1はプレゼンテ
ーションを行なうための画像データを記録する画像デー
タ記録部、2,3は画像データを表示するために画像デー
タを一時的に記録しておく表示メモリ、4は表示メモリ
2または表示メモリ3に記録された画像データを選択
し、フェードイン、フェードアウトなどの表示処理をお
こなう画面切り換え部、5は画面切り換え部4で選択・
表示処理された画像データを表示するディスプレイ、6
は表示メモリ2,3と画面切り換え部4の表示や描画等の
制御を行なう表示・描画制御部、7はプレゼンテーショ
ンの手順をシナリオデータとして登録するシナリオ登録
部、8は操作者の指示が入力される指示入力部、9はシ
ナリオ登録部7に登録されたシナリオと指示入力部8に
入力された操作者に指示に従って、シナリオ実行の制御
を行なうシナリオ実行制御部、10はシナリオ実行制御部
9が画像データ先読みモードの時に画像データの先読み
処理を行なう画像データ先読み処理部、11はシステム全
体の制御を行なうCPU、12はシステムの汎用メモリ、13
は本発明の各部分のデータや制御命令をやり取りするシ
ステムバスである。
まず、プレゼンテーションを行なうための画像データ
を外部で取り込み・編集して画像データ記録部1に登録
する。この時、画像データには画像データの属性(デー
タの量、表示位置、表示範囲、色情報等)と画像データ
を区別するためのファイルネームも記録される。これに
より、プレゼンテーションのシナリオでロード命令とフ
ァイル名とを指定すると、与えられたファイルネームに
1対1に対応する画像データを取り出し、画像データの
属性を基に表示することができる。
を外部で取り込み・編集して画像データ記録部1に登録
する。この時、画像データには画像データの属性(デー
タの量、表示位置、表示範囲、色情報等)と画像データ
を区別するためのファイルネームも記録される。これに
より、プレゼンテーションのシナリオでロード命令とフ
ァイル名とを指定すると、与えられたファイルネームに
1対1に対応する画像データを取り出し、画像データの
属性を基に表示することができる。
次に、第2図を用いて画像データの表示や描画や切り
換えを行なう回路の説明を行なう。
換えを行なう回路の説明を行なう。
21は表示メモリ2,3に一時的に記録されている画像デ
ータをディスプレイ5の表示動作に合わせて読み出し制
御を行なう表示制御回路、22は表示メモリ2,3に一時的
に記録されている画像データの書き換えを行なう描画制
御回路、23は表示制御回路21によって表示メモリ2,3か
ら出力される画像データの選択と加工を行なう画面切り
換え処理回路、24は画面切り換え処理回路の制御を行な
う画面制御回路、25は画面切り換え処理回路23で選択と
加工をされた画像データをアナログ信号に変換するディ
ジタル/アナログ(D/A)変換回路、26は表示制御回路2
1から出力されている水平・垂直同期信号、27はD/A変換
回路から出力される表示信号である。
ータをディスプレイ5の表示動作に合わせて読み出し制
御を行なう表示制御回路、22は表示メモリ2,3に一時的
に記録されている画像データの書き換えを行なう描画制
御回路、23は表示制御回路21によって表示メモリ2,3か
ら出力される画像データの選択と加工を行なう画面切り
換え処理回路、24は画面切り換え処理回路の制御を行な
う画面制御回路、25は画面切り換え処理回路23で選択と
加工をされた画像データをアナログ信号に変換するディ
ジタル/アナログ(D/A)変換回路、26は表示制御回路2
1から出力されている水平・垂直同期信号、27はD/A変換
回路から出力される表示信号である。
まず、表示制御回路21は表示メモリ2と表示メモリ3
に一時的に記録されている画像データを、ディスプレイ
5のラスタ走査に合わせて周期的に読み出し制御を行な
う。それと同時にディスプレイ5の表示動作に必要な水
平同期信号および垂直同期信号も生成して出力してい
る。また、表示制御回路21の読み出し位置や読み出しタ
イミングを変えることにより画像データのパン(画像デ
ータの表示位置を変える表示処理)やウィンドウ表示
(画像データの一部だけを表示する表示処理)を行なう
ことができる。表示メモリ2と表示メモリ3は、表示制
御回路21の読み出し制御に従い、一時的に記録している
画像データを出力する。画面切り換え回路23は、表示メ
モリ2と表示メモリ3から出力されている画像データの
選択を切り換えたり画像データのそのものを加工したり
して、フェードアウト(だんだん画面が暗くなる画面切
り換え処理)やフェードイン(徐々に画面が明るくなる
画面切り換え処理)やディゾルブ(現在表示している画
面が徐々に薄くなり、次に表示する画面が徐々に現われ
て画面の切り換えを行なう画面切り換え処理)やカット
(現在表示している画面と次に表示する画面を瞬時に切
り換える画面切り換え処理)やスーパーインポーズ(画
面の一部の領域だけで表示画面を切り換えて重ね併せる
表示処理)などの画面切り換えにおける表示処理を行な
う。画面制御回路24は、画面切り換え処理回路23に対し
て表示メモリ2の画像データを選択するか表示メモリ3
の画像データを選択するかの制御や現在の表示画面から
次の表示画面に切り換える時にどのような表示処理をど
のぐらいの時間で行なうかの制御を行なう。D/A変換回
路25は、画面切り換え処理回路23で処理された画像デー
タをアナログに変換して、表示制御回路21から出力され
ている水平同期信号および垂直同期信号を付加して表示
信号としてディスプレイ5に送る。ディスプレイ5は、
D/A変換回路25から出力されている表示信号を表示す
る。さらに、描画制御回路22は描画命令(直線、円、方
形等を描くコマンド)を与えることにより表示メモリ
2、又は表示メモリ3に一時的に記録されている画像デ
ータを直接書き換えることにより描画処理(直線、円、
方形等の描画)を行なう。
に一時的に記録されている画像データを、ディスプレイ
5のラスタ走査に合わせて周期的に読み出し制御を行な
う。それと同時にディスプレイ5の表示動作に必要な水
平同期信号および垂直同期信号も生成して出力してい
る。また、表示制御回路21の読み出し位置や読み出しタ
イミングを変えることにより画像データのパン(画像デ
ータの表示位置を変える表示処理)やウィンドウ表示
(画像データの一部だけを表示する表示処理)を行なう
ことができる。表示メモリ2と表示メモリ3は、表示制
御回路21の読み出し制御に従い、一時的に記録している
画像データを出力する。画面切り換え回路23は、表示メ
モリ2と表示メモリ3から出力されている画像データの
選択を切り換えたり画像データのそのものを加工したり
して、フェードアウト(だんだん画面が暗くなる画面切
り換え処理)やフェードイン(徐々に画面が明るくなる
画面切り換え処理)やディゾルブ(現在表示している画
面が徐々に薄くなり、次に表示する画面が徐々に現われ
て画面の切り換えを行なう画面切り換え処理)やカット
(現在表示している画面と次に表示する画面を瞬時に切
り換える画面切り換え処理)やスーパーインポーズ(画
面の一部の領域だけで表示画面を切り換えて重ね併せる
表示処理)などの画面切り換えにおける表示処理を行な
う。画面制御回路24は、画面切り換え処理回路23に対し
て表示メモリ2の画像データを選択するか表示メモリ3
の画像データを選択するかの制御や現在の表示画面から
次の表示画面に切り換える時にどのような表示処理をど
のぐらいの時間で行なうかの制御を行なう。D/A変換回
路25は、画面切り換え処理回路23で処理された画像デー
タをアナログに変換して、表示制御回路21から出力され
ている水平同期信号および垂直同期信号を付加して表示
信号としてディスプレイ5に送る。ディスプレイ5は、
D/A変換回路25から出力されている表示信号を表示す
る。さらに、描画制御回路22は描画命令(直線、円、方
形等を描くコマンド)を与えることにより表示メモリ
2、又は表示メモリ3に一時的に記録されている画像デ
ータを直接書き換えることにより描画処理(直線、円、
方形等の描画)を行なう。
以上の動作を各回路が行ない、表示・描画制御部6に
制御命令や各種データを設定することにより、画像デー
タの表示処理や描画処理、さらに画面の切り換え処理を
行なうことができる。また、プレゼンテーションのシナ
リオで以上の動作を制御するには、パン命令、ウィンド
ウ命令、フェードイン命令、フェードアウト命令、ディ
ゾルブ命令、カット命令、スーパーインポーズ命令等を
パラメータとともに記述する。
制御命令や各種データを設定することにより、画像デー
タの表示処理や描画処理、さらに画面の切り換え処理を
行なうことができる。また、プレゼンテーションのシナ
リオで以上の動作を制御するには、パン命令、ウィンド
ウ命令、フェードイン命令、フェードアウト命令、ディ
ゾルブ命令、カット命令、スーパーインポーズ命令等を
パラメータとともに記述する。
次に、第3図を用いてシナリオ登録部7のシナリオデ
ータの作成と編集および記録を行なう各回路の動作説明
を行なう。
ータの作成と編集および記録を行なう各回路の動作説明
を行なう。
31はシナリオを作成・編集する時にデータの入力を行
なうキーボード、32は入力されたシナリオデータを一時
的に記録しておくメモリ、33はメモリ32に記録されたシ
ナリオデータを表示するためのディスプレイ、34はシナ
リオの作成・編集を制御するシナリオ編集部、13は他の
回路とデータや制御命令のやり取りを行なうシステムバ
ス、35は作成されたシナリオデータを保存しておくため
のシナリオ記録部である。
なうキーボード、32は入力されたシナリオデータを一時
的に記録しておくメモリ、33はメモリ32に記録されたシ
ナリオデータを表示するためのディスプレイ、34はシナ
リオの作成・編集を制御するシナリオ編集部、13は他の
回路とデータや制御命令のやり取りを行なうシステムバ
ス、35は作成されたシナリオデータを保存しておくため
のシナリオ記録部である。
まず、シナリオデータを作成するには、シナリオ作成
者がプレゼンテーションを行なう手順を前述の各種命令
をシナリオデータとしてキーボード31から入力してい
く。シナリオ制御回路34はキーボード31から入力された
シナリオデータをメモリ32に記録するとともに入力され
たシナリオデータをディスプレイ33に表示していく。こ
の動作によりシナリオデータを作成することができる。
この時、シナリオ作成者はプレゼンテーションの時の説
明の流れを考慮して、場面ごとの区切り記号を設定して
シナリオを作成する。例えば、プレンゼンテーションを
行なう時は、画面が切り替わっている部分と画面はその
ままで発表者が画面の説明を行なっている部分があり、
この組み合わせを説明単位(発表者が一つの説明を行な
う区切り)とする。この時、プレゼンテーションのシナ
リオではこの説明単位ごとに区切り命令(以後、ポーズ
命令と称す。)を付けながら作成していく。さらに、シ
ナリオデータの編集を行なうには、シナリオ作成者は表
示されたシナリオデータに対して、文字列の移動と複写
および削除等の命令をキーボード31からシナリオ編集部
34に与える。シナリオ編集部34は与えられた命令に従っ
て、メモリ32の内容を書き換えていくとともに、そのを
結果をディスプレイ43に表示する。この動作によりシナ
リオデータの編集を行なうことができる。最後に、作成
され編集されたシナリオデータを記録するには、シナリ
オ作成者がシナリオデータを記録する命令とそのシナリ
オデータのシナリオネームをキーボード31からシナリオ
編集部34に与える。シナリオ編集部34は与えられた命令
に従ってメモリ32に作成されたシナリオデータをシナリ
オネームとともにシナリオ記録部35に記録する。以上の
動作を行なうことによりシナリオデータの作成と編集お
よび記録を行なうことができる。
者がプレゼンテーションを行なう手順を前述の各種命令
をシナリオデータとしてキーボード31から入力してい
く。シナリオ制御回路34はキーボード31から入力された
シナリオデータをメモリ32に記録するとともに入力され
たシナリオデータをディスプレイ33に表示していく。こ
の動作によりシナリオデータを作成することができる。
この時、シナリオ作成者はプレゼンテーションの時の説
明の流れを考慮して、場面ごとの区切り記号を設定して
シナリオを作成する。例えば、プレンゼンテーションを
行なう時は、画面が切り替わっている部分と画面はその
ままで発表者が画面の説明を行なっている部分があり、
この組み合わせを説明単位(発表者が一つの説明を行な
う区切り)とする。この時、プレゼンテーションのシナ
リオではこの説明単位ごとに区切り命令(以後、ポーズ
命令と称す。)を付けながら作成していく。さらに、シ
ナリオデータの編集を行なうには、シナリオ作成者は表
示されたシナリオデータに対して、文字列の移動と複写
および削除等の命令をキーボード31からシナリオ編集部
34に与える。シナリオ編集部34は与えられた命令に従っ
て、メモリ32の内容を書き換えていくとともに、そのを
結果をディスプレイ43に表示する。この動作によりシナ
リオデータの編集を行なうことができる。最後に、作成
され編集されたシナリオデータを記録するには、シナリ
オ作成者がシナリオデータを記録する命令とそのシナリ
オデータのシナリオネームをキーボード31からシナリオ
編集部34に与える。シナリオ編集部34は与えられた命令
に従ってメモリ32に作成されたシナリオデータをシナリ
オネームとともにシナリオ記録部35に記録する。以上の
動作を行なうことによりシナリオデータの作成と編集お
よび記録を行なうことができる。
次に、第4図を用いてプレンゼンテーションを行なう
際の発表者がプレゼンテーションの指示を与える指示入
力部8について説明する。
際の発表者がプレゼンテーションの指示を与える指示入
力部8について説明する。
41は発表者がプレゼンテーションの際に手元でプレゼ
ンテーションの指示を与えるリモコン装置、42は発表者
が次のプレゼンテーション画面の表示を実行するように
指示を出すリモコン装置41についている操作スイッチ部
(複写のスイッチを含む)、43はリモコン装置41から出
力される指示信号、44はリモコン装置41から出力される
指示信号43を受け取る受信回路、45は受信回路が受け取
った指示信号43を解析してシステムバス13に通してシナ
リオ実行制御部9に発表者がリモコン装置41の操作スイ
ッチ42を押したかどうかを出力する指示制御回路であ
る。
ンテーションの指示を与えるリモコン装置、42は発表者
が次のプレゼンテーション画面の表示を実行するように
指示を出すリモコン装置41についている操作スイッチ部
(複写のスイッチを含む)、43はリモコン装置41から出
力される指示信号、44はリモコン装置41から出力される
指示信号43を受け取る受信回路、45は受信回路が受け取
った指示信号43を解析してシステムバス13に通してシナ
リオ実行制御部9に発表者がリモコン装置41の操作スイ
ッチ42を押したかどうかを出力する指示制御回路であ
る。
プレゼンテーションの発表者はリモコン装置41を手に
持ち受信回路44に向かって操作スイッチ42を押すことに
よって次のプレゼンテーション画面を表示するように指
示を出す。操作スイッチ42が押されると、リモコン装置
41から指示信号43が出力される。受信回路44はリモコン
装置41から送られてくる指示信号43を受け取り、指示制
御回路45に伝える。指示制御回路45は受け取った信号を
解析して、リモコン装置41の操作スイッチ42が押された
信号であればシナリオ実行制御部9に発表者からの指示
入力があったことを知らせる信号を送る。
持ち受信回路44に向かって操作スイッチ42を押すことに
よって次のプレゼンテーション画面を表示するように指
示を出す。操作スイッチ42が押されると、リモコン装置
41から指示信号43が出力される。受信回路44はリモコン
装置41から送られてくる指示信号43を受け取り、指示制
御回路45に伝える。指示制御回路45は受け取った信号を
解析して、リモコン装置41の操作スイッチ42が押された
信号であればシナリオ実行制御部9に発表者からの指示
入力があったことを知らせる信号を送る。
次に、シナリオデータと実際のプレゼンテーション実
行の関係を第5図を用いて説明を行なう。
行の関係を第5図を用いて説明を行なう。
L1〜Lnはシナリオ実行制御部9がプレゼンテーション
を行なう際に読み込む命令の行番号、M1は画像データ記
録部2から画像データを読み出して表示するロード命
令、M2は発表者が画像データの説明を行なう場合に使う
命令であって、発表者が指示入力部8に次の画面を表示
するように指示入力するまでプレゼンテーションの実行
を停止するポーズ命令、M3は現在表示している画面を徐
々に暗くしていくフェードアウト命令、M4は暗くなって
いる表示画面を徐々に明るくしていくフェードイン命
令、M5はプレゼンテーションのシナリオが終了したこと
を示すエンド命令である。また、ロード命令M1には画面
データ記録部1の読み出す画像データを特定するために
パラメータとしてファイル名を指定する。
を行なう際に読み込む命令の行番号、M1は画像データ記
録部2から画像データを読み出して表示するロード命
令、M2は発表者が画像データの説明を行なう場合に使う
命令であって、発表者が指示入力部8に次の画面を表示
するように指示入力するまでプレゼンテーションの実行
を停止するポーズ命令、M3は現在表示している画面を徐
々に暗くしていくフェードアウト命令、M4は暗くなって
いる表示画面を徐々に明るくしていくフェードイン命
令、M5はプレゼンテーションのシナリオが終了したこと
を示すエンド命令である。また、ロード命令M1には画面
データ記録部1の読み出す画像データを特定するために
パラメータとしてファイル名を指定する。
まず、実行制御部9は最初のコマンド行(L1)からシ
ナリオ読み込み、プレゼンテーションシナリオを実行す
る。第4図の例では、1行目(L1)でファイル名1の画
像データを読み出してきて表示する。2行目(L2)で発
表者からの指示入力待ちとなる。発表者の指示入力が行
なわれた場合は、3行目(L3)でフェードアウト命令を
実行し表示画面を徐々に暗くする。4行目(L4)でファ
イル名2の画像データを読み出してくるが、表示画面が
暗くなっているので実際には表示されない。5行目(L
5)でフェードイン命令を実行し表示画面を徐々に明る
くする。この時、初めてファイル名2の画像データが表
示される。6行目(L6)で発表者からの指示入力待ちと
なる。発表者の指示入力が行なわれた場合は、7行目
(L7)でファイル名3の画像データを読み出してきて表
示する。以上のように、各行の命令を実行していき最後
の行(Ln)でエンド命令が実行されるとプレゼンテーシ
ョンのシナリオ実行を終了する。この時、シナリオ実行
制御部9が画像データの先読み制御を行なわず、ロード
命令のたびに画像データ記録部2から読み出しを行なっ
た場合は、ロード命令を実行するたびに持たされること
になる。そこで、プレゼンテーション実行が一時的に停
止している時間(発表者が画像データの説明をしている
時間)を利用して画像データの先読みを行なう。
ナリオ読み込み、プレゼンテーションシナリオを実行す
る。第4図の例では、1行目(L1)でファイル名1の画
像データを読み出してきて表示する。2行目(L2)で発
表者からの指示入力待ちとなる。発表者の指示入力が行
なわれた場合は、3行目(L3)でフェードアウト命令を
実行し表示画面を徐々に暗くする。4行目(L4)でファ
イル名2の画像データを読み出してくるが、表示画面が
暗くなっているので実際には表示されない。5行目(L
5)でフェードイン命令を実行し表示画面を徐々に明る
くする。この時、初めてファイル名2の画像データが表
示される。6行目(L6)で発表者からの指示入力待ちと
なる。発表者の指示入力が行なわれた場合は、7行目
(L7)でファイル名3の画像データを読み出してきて表
示する。以上のように、各行の命令を実行していき最後
の行(Ln)でエンド命令が実行されるとプレゼンテーシ
ョンのシナリオ実行を終了する。この時、シナリオ実行
制御部9が画像データの先読み制御を行なわず、ロード
命令のたびに画像データ記録部2から読み出しを行なっ
た場合は、ロード命令を実行するたびに持たされること
になる。そこで、プレゼンテーション実行が一時的に停
止している時間(発表者が画像データの説明をしている
時間)を利用して画像データの先読みを行なう。
次に、第6図を用いてプレゼンテーションを行なう際
にシナリオ登録部7のシナリオデータと指示入力部8の
指示入力信号によりシナリオ実行制御部9がどの様にし
てシナリオ実行時の自動先読み制御を行なうか説明す
る。
にシナリオ登録部7のシナリオデータと指示入力部8の
指示入力信号によりシナリオ実行制御部9がどの様にし
てシナリオ実行時の自動先読み制御を行なうか説明す
る。
シナリオ実行制御部9は、現在のプレゼンテーション
データの命令行を指示する実行ポインタepと先読み実行
している命令行を指示する先読みポインタspを用いてプ
レゼンテーション実行制御とプレゼンテーション実行停
止時の自動先読みの制御を行なっている。
データの命令行を指示する実行ポインタepと先読み実行
している命令行を指示する先読みポインタspを用いてプ
レゼンテーション実行制御とプレゼンテーション実行停
止時の自動先読みの制御を行なっている。
まず、始めにシナリオ実行制御部9は実行ポインタep
と先読みポインタspをシナリオデータの1行目(L1)に
初期化する(S1)。次に、実行ポインタepの指示する命
令行(L1)の命令を読み込む(S2)。次に、読み込んだ
命令がシナリオデータの終わりの命令(エンド命令)か
どうか判定(S3)して、終わりの命令(S3:YES)の時は
シナリオデータの実行を終了する。また、終わりの命令
でない(S3:NO)時は、シナリオ実行の一時停止命令
(第5図のシナリオの場合はポーズ命令)かどうか判定
(S4)して、ポーズ命令(S4:YES)の時は指示入力部8
から指示入力信号が入力されるまで画像データの先読み
ルーチン(J1)を行なう。また、ポーズ命令でない(S
4:NO)時は、読み込んだ命令の実行(S5)を行なう。次
に、実行ポインタepと先読みポインタspが等しいかどう
か判定(S6)して、等しい(S6:YES)時は実行ポインタ
epと先読みポインタspの指示している命令行を一つ進め
る(S7)。また、等しくない(S6:NO)時は、実行ポイ
ンタepの指示している命令行を一つ進める(S8)。次
に、実行ポインタepの指示する命令行(L2)の命令を読
み込む(S2)。
と先読みポインタspをシナリオデータの1行目(L1)に
初期化する(S1)。次に、実行ポインタepの指示する命
令行(L1)の命令を読み込む(S2)。次に、読み込んだ
命令がシナリオデータの終わりの命令(エンド命令)か
どうか判定(S3)して、終わりの命令(S3:YES)の時は
シナリオデータの実行を終了する。また、終わりの命令
でない(S3:NO)時は、シナリオ実行の一時停止命令
(第5図のシナリオの場合はポーズ命令)かどうか判定
(S4)して、ポーズ命令(S4:YES)の時は指示入力部8
から指示入力信号が入力されるまで画像データの先読み
ルーチン(J1)を行なう。また、ポーズ命令でない(S
4:NO)時は、読み込んだ命令の実行(S5)を行なう。次
に、実行ポインタepと先読みポインタspが等しいかどう
か判定(S6)して、等しい(S6:YES)時は実行ポインタ
epと先読みポインタspの指示している命令行を一つ進め
る(S7)。また、等しくない(S6:NO)時は、実行ポイ
ンタepの指示している命令行を一つ進める(S8)。次
に、実行ポインタepの指示する命令行(L2)の命令を読
み込む(S2)。
以上の動作を繰り返すことによりプレゼンテーション
の命令実行がシナリオデータの最後まで行なわれること
になる。
の命令実行がシナリオデータの最後まで行なわれること
になる。
次に、プレゼンテーションの実行が一時停止している
時に実行される先読みルーチン(J1)を説明する。先の
処理S4で“YES"の時は画像データの先読みルーチン(J
1)へ処理を移す。まず、先読みポインタspの指示する
命令行の命令を読み込む(S9)。次に、読み込んだ命令
が実行に時間のかかる命令(第5図のシナリオの場合は
ロード命令)かどうか判定(S10)して、ロード命令(S
10:YES)の時は画像データ先読み処理部10に画像データ
を先読みするようにシナリオ実行制御部9が命令(S1
4)を出す。画像データ先読み処理部10は画像データ先
読み命令を受け取ると、現時点でメモリ領域に空きのあ
る優先順位の最も高いメモリを判定して、そのメモリへ
画像データを転送し、転送結果(使用したメモリやその
番地情報等)をシナリオ実行制御部9に返す。シナリオ
実行制御部9は、画像データ先読み処理部10で処理され
た結果を基に、シナリオデータの先読みポインタが指示
している命令行のロード命令を先読みした情報に書き換
える(S15)。
時に実行される先読みルーチン(J1)を説明する。先の
処理S4で“YES"の時は画像データの先読みルーチン(J
1)へ処理を移す。まず、先読みポインタspの指示する
命令行の命令を読み込む(S9)。次に、読み込んだ命令
が実行に時間のかかる命令(第5図のシナリオの場合は
ロード命令)かどうか判定(S10)して、ロード命令(S
10:YES)の時は画像データ先読み処理部10に画像データ
を先読みするようにシナリオ実行制御部9が命令(S1
4)を出す。画像データ先読み処理部10は画像データ先
読み命令を受け取ると、現時点でメモリ領域に空きのあ
る優先順位の最も高いメモリを判定して、そのメモリへ
画像データを転送し、転送結果(使用したメモリやその
番地情報等)をシナリオ実行制御部9に返す。シナリオ
実行制御部9は、画像データ先読み処理部10で処理され
た結果を基に、シナリオデータの先読みポインタが指示
している命令行のロード命令を先読みした情報に書き換
える(S15)。
ロード命令でない(S10:NO)時は読み込んだ命令がシ
ナリオデータの終わりの命令(エンド命令)かどうか判
定(S11)して、終わりの命令(S11:YES)の時は処理S1
2を省略して次のステップに進む。また、終わりの命令
でない(S11:NO)時は先読みポインタを一つ進める(S1
2)。次に、指示入力部8から指示入力が入力されたか
どうかを判定(S13)して、指示入力が入力されている
(S13:YES)時は、先読みルーチン(J1)を終了して、
それとともにプレゼンテーションの実行を開始する。ま
た、指示入力が入力されていない(S13:NO)時は、先読
みポインタspの指示する命令行の命令を読み込む(S
9)。
ナリオデータの終わりの命令(エンド命令)かどうか判
定(S11)して、終わりの命令(S11:YES)の時は処理S1
2を省略して次のステップに進む。また、終わりの命令
でない(S11:NO)時は先読みポインタを一つ進める(S1
2)。次に、指示入力部8から指示入力が入力されたか
どうかを判定(S13)して、指示入力が入力されている
(S13:YES)時は、先読みルーチン(J1)を終了して、
それとともにプレゼンテーションの実行を開始する。ま
た、指示入力が入力されていない(S13:NO)時は、先読
みポインタspの指示する命令行の命令を読み込む(S
9)。
以上の動作を繰り返すことにより指示入力部8から指
示入力信号が入力されるまで、プレゼンテーションの画
像データの先読みルーチンが実行される。
示入力信号が入力されるまで、プレゼンテーションの画
像データの先読みルーチンが実行される。
次に、第9図を用いて先読みルーチンの書換処理S15
の一例の説明を行う。
の一例の説明を行う。
同図中、L1〜LnとM1〜M5は第5図で説明したものと同
じである。M6は、現在表示している表示メモリを表示OF
Fして、今まで表示していなかった表示メモリの方を表
示ONにする画面切換命令である。また、EPは実行ポイン
タ、SPは先読みポインタのそれぞれ指示している位置を
示している。
じである。M6は、現在表示している表示メモリを表示OF
Fして、今まで表示していなかった表示メモリの方を表
示ONにする画面切換命令である。また、EPは実行ポイン
タ、SPは先読みポインタのそれぞれ指示している位置を
示している。
ここで、第5図に示すシナリオデータを実行している
場合、実行ポインタEPがL2を指示し、先読みポインタSP
がL4を指示すると、ロード命令に対して画像データの先
読み処理S14が実行される。このとき、表示メモリ2が
表示用に使用され、表示メモリ3が未使用であれば、画
像データは表示メモリ3へ転送される。次に、シナリオ
データ書換処理S15により、第9図に示すように先読み
ポインタSPの指示する指令を、表示するメモリを表示メ
モリ2から表示メモリ3へ切り換える画面切換命令に書
き換える。このような先読み処理でシナリオデータを書
き換えることにより、実行ポインタはL4の画面切換命令
を実行し、ロード命令より遥かに高速に表示画面の切換
を実現することができる。
場合、実行ポインタEPがL2を指示し、先読みポインタSP
がL4を指示すると、ロード命令に対して画像データの先
読み処理S14が実行される。このとき、表示メモリ2が
表示用に使用され、表示メモリ3が未使用であれば、画
像データは表示メモリ3へ転送される。次に、シナリオ
データ書換処理S15により、第9図に示すように先読み
ポインタSPの指示する指令を、表示するメモリを表示メ
モリ2から表示メモリ3へ切り換える画面切換命令に書
き換える。このような先読み処理でシナリオデータを書
き換えることにより、実行ポインタはL4の画面切換命令
を実行し、ロード命令より遥かに高速に表示画面の切換
を実現することができる。
なお、表示メモリ3も次画面を保持している等の理由
により使用不可の場合はさらに次の優先順のメモリを使
用する。その場合には、命令6の代わりに、そのメモリ
からの表示メモリへの転送命令(図示せず)等を用意す
る。
により使用不可の場合はさらに次の優先順のメモリを使
用する。その場合には、命令6の代わりに、そのメモリ
からの表示メモリへの転送命令(図示せず)等を用意す
る。
次に、第7図を用いて画像データ先読み処理部10で行
われる画像データ先読み処理を説明する。
われる画像データ先読み処理を説明する。
71は画像データ記録部1や表示メモリ2,3やシステム
メモリ12等の画像データ記録媒体から画像データを表示
メモリ2,3あるいはシステムメモリに転送する場合の各
媒体のデータ転送レートに基づいてその高い順に優先順
位を定めた優先順位設定部、72は表示メモリ2,3やシス
テムメモリ12等の本発明のメモリの使用状況が常時登録
されているメモリ使用状況登録部、73は優先順位設定部
71とメモリ使用状況登録部72の内容を判定基準にして、
画像データを書き込むメモリ領域を獲得する書き込み可
能メモリ獲得回路、74は書き込み可能メモリ獲得回路73
で獲得されたメモリに画像データ記録部1から画像デー
タを読み出して記録する画像データ先読み実行回路74で
ある。
メモリ12等の画像データ記録媒体から画像データを表示
メモリ2,3あるいはシステムメモリに転送する場合の各
媒体のデータ転送レートに基づいてその高い順に優先順
位を定めた優先順位設定部、72は表示メモリ2,3やシス
テムメモリ12等の本発明のメモリの使用状況が常時登録
されているメモリ使用状況登録部、73は優先順位設定部
71とメモリ使用状況登録部72の内容を判定基準にして、
画像データを書き込むメモリ領域を獲得する書き込み可
能メモリ獲得回路、74は書き込み可能メモリ獲得回路73
で獲得されたメモリに画像データ記録部1から画像デー
タを読み出して記録する画像データ先読み実行回路74で
ある。
まず、シナリオ実行制御部9から画像データ先読み処
理部10に画像データの先読み命令が送られる。書き込み
可能メモリ獲得回路73はデータ転送時間演算部71で付け
られた優先順位の高いメモリから順にメモリ使用状況登
録部72に登録されているメモリ使用状況をチェックし
て、使用可能なメモリを獲得する。次に、書き込み可能
メモリ獲得回路73は獲得したメモリを画像データ先読み
実行回路74に渡す。画像データ先読み実行回路74は書き
込み可能メモリ獲得回路73から渡されたメモリ情報に従
って画像データを画像データ記録部1から読み出して獲
得されたメモリに記録する。なお、送られてきた先読み
画像データのデータ量に基づいて各メモリのデータ転送
時間を計算して、転送時間の短いメモリから順に優先順
位を付けるデータ転送時間演算部(図示せず)を設けて
もよい。
理部10に画像データの先読み命令が送られる。書き込み
可能メモリ獲得回路73はデータ転送時間演算部71で付け
られた優先順位の高いメモリから順にメモリ使用状況登
録部72に登録されているメモリ使用状況をチェックし
て、使用可能なメモリを獲得する。次に、書き込み可能
メモリ獲得回路73は獲得したメモリを画像データ先読み
実行回路74に渡す。画像データ先読み実行回路74は書き
込み可能メモリ獲得回路73から渡されたメモリ情報に従
って画像データを画像データ記録部1から読み出して獲
得されたメモリに記録する。なお、送られてきた先読み
画像データのデータ量に基づいて各メモリのデータ転送
時間を計算して、転送時間の短いメモリから順に優先順
位を付けるデータ転送時間演算部(図示せず)を設けて
もよい。
さらに、メモリ使用状況登録部72に画像データを先読
み記録したメモリを登録し、実行した結果をシナリオ実
行制御部9に返す。また、メモリ使用状況登録部72は、
メモリの使用状況を絶えず監視し、使用の終わったメモ
リはそのつどメモリ使用の登録を削除していく。使用可
能なメモリが獲得できない場合は何もせずに終了する。
み記録したメモリを登録し、実行した結果をシナリオ実
行制御部9に返す。また、メモリ使用状況登録部72は、
メモリの使用状況を絶えず監視し、使用の終わったメモ
リはそのつどメモリ使用の登録を削除していく。使用可
能なメモリが獲得できない場合は何もせずに終了する。
以上の動作を画像データ先読み処理部10が行なうこと
により最も早く利用可能な画像データが表示できるメモ
リを画像データの転送レートを基準にして自動的に選択
して獲得しながら画像データの先読みを実行することが
出来る。
により最も早く利用可能な画像データが表示できるメモ
リを画像データの転送レートを基準にして自動的に選択
して獲得しながら画像データの先読みを実行することが
出来る。
本実施例は第1図の様な構成を採ることにより、プレ
ゼンテーションの際に発表者の入力指示待ちで、プレゼ
ンテーションが一時実行を停止している時間を利用し
て、実時間で処理すると応答の遅くなる処理(特に、画
像データ読み出し)について自動的に最適な記録領域を
獲得して画像データの先読み処理を行ない、簡単なシナ
リオ記述でスムーズなプレゼンテーションを行なう画像
情報発表装置を実現することができる。
ゼンテーションの際に発表者の入力指示待ちで、プレゼ
ンテーションが一時実行を停止している時間を利用し
て、実時間で処理すると応答の遅くなる処理(特に、画
像データ読み出し)について自動的に最適な記録領域を
獲得して画像データの先読み処理を行ない、簡単なシナ
リオ記述でスムーズなプレゼンテーションを行なう画像
情報発表装置を実現することができる。
上記した実施例では表示メモリ2と表示メモリ3の二
つの表示メモリを持っているが、画面切り換えの時の特
殊効果を行なわなければ表示メモリは1つでも本発明の
本質に何ら変わらない。また、図示したメモリの他に先
読み専用のメモリを設けてもよい。
つの表示メモリを持っているが、画面切り換えの時の特
殊効果を行なわなければ表示メモリは1つでも本発明の
本質に何ら変わらない。また、図示したメモリの他に先
読み専用のメモリを設けてもよい。
シナリオ登録部7のディスプレイ43は、シナリオデー
タをディスプレイ6に表示する様にすれば必要はない。
タをディスプレイ6に表示する様にすれば必要はない。
画像データ記録部1とシナリオ登録部7は違う記録装
置に記録しているように説明しているが、一つの記録装
置に別々に記録しても同様の効果を得られる。
置に記録しているように説明しているが、一つの記録装
置に別々に記録しても同様の効果を得られる。
画像データ先読み処理部10のデータ転送時間演算部71
は使用メモリの優先順位を決めるためだけに使用するの
であれば、各メモリのデータ転送レートに基づく優先順
位を設定するだけで良く、演算機能は必要ない。
は使用メモリの優先順位を決めるためだけに使用するの
であれば、各メモリのデータ転送レートに基づく優先順
位を設定するだけで良く、演算機能は必要ない。
次に、第2の実施例を以下第8図を用いて説明する。
第8図は本実施例による画像情報表示装置のブロック
図である。第8図において、第1図と同一符号が付され
ている構成要素は同一物であることを示す。
図である。第8図において、第1図と同一符号が付され
ている構成要素は同一物であることを示す。
同図において、新たに追加されたブロック80は指示入
力部8に指示入力があった場合に画像データ先読み処理
部10に対して割り込み制御を行なう割り込み制御部、81
は画像データ先読み処理部10が割り込みにより途中で中
断した場合のシナリオ実行制御に対応した割り込み処理
対応シナリオ実行制御部である。これは、プレゼンテー
ションが一時停止している時に画像データ先読み処理部
10で大容量の画像データを先読み処理していると、指示
入力部8に発表者が指示入力しても画像データ先読み処
理部10の先読み処理が終了するまでプレゼンテーション
の一時停止が解除されずプレゼンテーションがスムーズ
に行なえなくなる可能性がある。そこで、指示入力部8
に発表者の指示入力が入力されると、割り込み制御部80
は画像データ先読み処理部10に対して画像データの先読
み処理を中断させるような割り込みをかける。画像デー
タ先読み処理部10に割り込み制御部80から割り込みが入
ると、画像データ先読み実行回路74で画像データの先読
みを実行していれば、画像データの先読みを中断し、こ
の中断した時の状態をメモリ使用状況登録部72に登録し
て、割り込み処理対応シナリオ実行制御部81に画像デー
タの先読みが中断したことを知らせる。
力部8に指示入力があった場合に画像データ先読み処理
部10に対して割り込み制御を行なう割り込み制御部、81
は画像データ先読み処理部10が割り込みにより途中で中
断した場合のシナリオ実行制御に対応した割り込み処理
対応シナリオ実行制御部である。これは、プレゼンテー
ションが一時停止している時に画像データ先読み処理部
10で大容量の画像データを先読み処理していると、指示
入力部8に発表者が指示入力しても画像データ先読み処
理部10の先読み処理が終了するまでプレゼンテーション
の一時停止が解除されずプレゼンテーションがスムーズ
に行なえなくなる可能性がある。そこで、指示入力部8
に発表者の指示入力が入力されると、割り込み制御部80
は画像データ先読み処理部10に対して画像データの先読
み処理を中断させるような割り込みをかける。画像デー
タ先読み処理部10に割り込み制御部80から割り込みが入
ると、画像データ先読み実行回路74で画像データの先読
みを実行していれば、画像データの先読みを中断し、こ
の中断した時の状態をメモリ使用状況登録部72に登録し
て、割り込み処理対応シナリオ実行制御部81に画像デー
タの先読みが中断したことを知らせる。
割り込み処理対応シナリオ実行制御部81は、画像デー
タ先読み処理が中断された場合は中断された時の情報を
有効とするように先読みポインタspの示す命令のシナリ
オデータを書き換えて、先読みポインタを一つ進めずに
プレゼンテーションの一時停止を解除して、実行ポイン
タepが示す命令を実行する。この時、実行ポインタepの
示す命令が画像データの先読み実行を中断した命令の場
合は、画像データの先読み実行を完了してから命令を実
行する。プレゼンテーションを実行中に次のポーズ命令
が実行されると、プレゼンテーションが一時停止され画
像データの先読み処理が実行される。この時、先読みポ
インタspは画像データ先読み処理が中断された時の命令
を指示しているので画像データ先読み処理の続きが実行
される。これにより、プレゼンテーションで画像データ
の先読み処理を実行している時でも指示入力部8に指示
入力が入力されれば、ただちにプレゼンテーションの一
時停止を解除してプレゼンテーションの実行を再開する
ことができる。
タ先読み処理が中断された場合は中断された時の情報を
有効とするように先読みポインタspの示す命令のシナリ
オデータを書き換えて、先読みポインタを一つ進めずに
プレゼンテーションの一時停止を解除して、実行ポイン
タepが示す命令を実行する。この時、実行ポインタepの
示す命令が画像データの先読み実行を中断した命令の場
合は、画像データの先読み実行を完了してから命令を実
行する。プレゼンテーションを実行中に次のポーズ命令
が実行されると、プレゼンテーションが一時停止され画
像データの先読み処理が実行される。この時、先読みポ
インタspは画像データ先読み処理が中断された時の命令
を指示しているので画像データ先読み処理の続きが実行
される。これにより、プレゼンテーションで画像データ
の先読み処理を実行している時でも指示入力部8に指示
入力が入力されれば、ただちにプレゼンテーションの一
時停止を解除してプレゼンテーションの実行を再開する
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、実行速度の遅い処理
(ロード命令)をプレゼンテーションが一時停止してい
る時(発表者が表示画面を表示している時)に自動的に
先読み実行する処理と先読み処理を行なった時に先読み
を行なった画像データを自動的に最も早く表示できるメ
モリに割り振る処理を自動的に行なうことにより、シナ
リオ記述を意識して作成することなく応答性に優れたプ
レゼンテーションを実行することができる。
(ロード命令)をプレゼンテーションが一時停止してい
る時(発表者が表示画面を表示している時)に自動的に
先読み実行する処理と先読み処理を行なった時に先読み
を行なった画像データを自動的に最も早く表示できるメ
モリに割り振る処理を自動的に行なうことにより、シナ
リオ記述を意識して作成することなく応答性に優れたプ
レゼンテーションを実行することができる。
第1図は本発明による画像情報表示装置の第1の実施例
を示すブロック図、第2図は本装置の表示を行なう部分
のブロック図、第3図はシナリオの作成と編集および記
録を行なう部分のブロック図、第4図は指示入力を行な
う指示入力部8のブロック図、第5図はシナリオデータ
の例を示したリスト図、第6図はシナリオ実行制御部9
の動作を示す流れ図、第7図は画像データ先読み処理部
10のブロック図、第8図は第2の実施例による画像情報
表示装置を示すブロック図、第9図は第6図の処理S15
の一例の説明図である。 1……画像データ記録部、2,3……表示メモリ、4……
画面切り換え部、5……ディスプレイ、6……表示・描
画制御部、7……シナリオ登録部、8……表示入力部、
9……シナリオ実行制御部、10……画像データ先読み処
理部、11……CPU、12……システムメモリ、13……シス
テムバス、21……表示制御回路、22……描画制御回路、
23……画面切り換え処理回路、24……画面制御回路、25
……D/A変換回路、31……キーボード、32……メモリ、3
3……ディスプレイ、34……シナリオ編集部、35……シ
ナリオ登録部、41……リモコン装置、42……操作スイッ
チ、43……指示信号、44……受信回路、45……指示制御
回路、71……優先順位設定部、72……メモリ使用状況登
録部、73……書き込み可能メモリ獲得回路、74……画面
データ先読み実行回路、80……割り込み制御部、81……
割り込み処理対応シナリオ実行制御部。
を示すブロック図、第2図は本装置の表示を行なう部分
のブロック図、第3図はシナリオの作成と編集および記
録を行なう部分のブロック図、第4図は指示入力を行な
う指示入力部8のブロック図、第5図はシナリオデータ
の例を示したリスト図、第6図はシナリオ実行制御部9
の動作を示す流れ図、第7図は画像データ先読み処理部
10のブロック図、第8図は第2の実施例による画像情報
表示装置を示すブロック図、第9図は第6図の処理S15
の一例の説明図である。 1……画像データ記録部、2,3……表示メモリ、4……
画面切り換え部、5……ディスプレイ、6……表示・描
画制御部、7……シナリオ登録部、8……表示入力部、
9……シナリオ実行制御部、10……画像データ先読み処
理部、11……CPU、12……システムメモリ、13……シス
テムバス、21……表示制御回路、22……描画制御回路、
23……画面切り換え処理回路、24……画面制御回路、25
……D/A変換回路、31……キーボード、32……メモリ、3
3……ディスプレイ、34……シナリオ編集部、35……シ
ナリオ登録部、41……リモコン装置、42……操作スイッ
チ、43……指示信号、44……受信回路、45……指示制御
回路、71……優先順位設定部、72……メモリ使用状況登
録部、73……書き込み可能メモリ獲得回路、74……画面
データ先読み実行回路、80……割り込み制御部、81……
割り込み処理対応シナリオ実行制御部。
Claims (4)
- 【請求項1】複数のプレゼンテーション用原稿の画像情
報を、表示画面上に順次表示する画像情報表示装置であ
って、 予め作成された命令実行手順にしたがい、前記画像情報
を前記表示画面上に表示するための命令および前記表示
画面に表示されている画像情報に所定の表示効果を与え
るための命令を含む複数の命令を、順番に実行する実行
手段と、 前記実行手段での命令実行処理が中断しているときに、
前記実行手段で未だ実行されていない命令であって、実
行処理時間の長い命令を、前記実行手段での実行に先立
って実行する先行実行手段と、 前記先行実行手段で実行された命令を、当該先行実行手
段での実行結果を利用するための命令に置き換えること
で、前記命令実行手順を更新する更新手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記先行実行手段で実行した命令が画像情報の読み出し
命令であった場合に、当該命令の実行により読み出され
た画像情報を格納しうるメモリの使用状況および予め定
められた優先順位にしたがって、当該画像情報の格納先
を定めるメモリ獲得手段を備えたことを特徴とする画像
情報表示装置。 - 【請求項3】請求項1において、 前記先行実行手段の実行を中断させて前記実行手段に制
御を移す先行実行割り込み手段を備えたことを特徴とす
る画像情報表示装置。 - 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記実行手段での命令実行処理が中断しているときが、
操作者の指示入力を待って命令を実行する状態にあるこ
とを特徴とする画像情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299149A JP2902015B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 画像情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299149A JP2902015B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 画像情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03158896A JPH03158896A (ja) | 1991-07-08 |
JP2902015B2 true JP2902015B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=17868761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1299149A Expired - Fee Related JP2902015B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 画像情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2902015B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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WO2007110963A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Fujitsu Limited | ウィンドウ切替方法、装置およびプログラム |
JP2009217135A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | 表示用データ出力装置 |
JP7457942B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2024-03-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 映像出力システム |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
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JPS63204315A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 投写形表示装置の画面制御方式 |
JPS6429974A (en) * | 1987-07-24 | 1989-01-31 | Nec Corp | Document displaying method |
JP2533890B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1996-09-11 | 日本電信電話株式会社 | 画面制御方式 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1299149A patent/JP2902015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03158896A (ja) | 1991-07-08 |
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