JP2900349B2 - エラー復旧機能を備えたヘッドエンドおよびそのエラー復旧方法 - Google Patents

エラー復旧機能を備えたヘッドエンドおよびそのエラー復旧方法

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JP2900349B2
JP2900349B2 JP8169430A JP16943096A JP2900349B2 JP 2900349 B2 JP2900349 B2 JP 2900349B2 JP 8169430 A JP8169430 A JP 8169430A JP 16943096 A JP16943096 A JP 16943096A JP 2900349 B2 JP2900349 B2 JP 2900349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエラー復旧機能を備
えたヘッドエンド、特に例えばケーブルテレビジョンの
ようなマルチポイントトポロジーを有するネットワーク
に接続されるヘッドエンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば米国特許第4,710,9
56号に開示されているように、ケーブルテレビジョン
(Optic Cable Television)システムでは、アンテナで
受信されたテレビジョン信号またはその他の放送信号を
伝送路に送出し、例えば各家庭に設置されているホーム
ターミナルに送信している。また、このようなケーブル
テレビジョンシステムが双方向の伝送を可能とするシス
テムの場合、放送局側の全ての信号が集中されるヘッド
エンドが設置される。
【0003】図2はこのようなヘッドエンドの従来技術
の概略構成を示す機能ブロック図である。光伝送部1は
空中波放送信号および有線放送信号等の光信号を電気的
信号に変換し、また、電気的信号を光信号に変換して相
互送/受信を行う伝送部である。ホストコンピュータ2
はヘッドエンドの各部を制御する制御装置である。マス
タ制御ボード3は符号化および復号化を行うコーデック
ボード(図示せず)およびヘッドエンドの伝送路の動作
状態を監視する監視部である。スレーブ制御ボード4は
コーデックボードの伝送状態を監視する。このような監
視部ではヘッドエンド自体を監視し、伝送路にエラーが
発生するとこれを検知するとともに、必要に応じてエラ
ーに対応していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるこの
ようなヘッドエンドでは、監視ブロックであるマスタ制
御ボード3が光伝送部1およびホストコンピュータ2に
接続され、相互に情報の送/受信を監視する処理を実行
している。しかしながら、仮にマスタ制御ボード3でエ
ラーが発生してその処理が実行不可能になると、ホスト
コンピュータ2との通信を行えなくなるため、放送信号
を各ホームターミナルに送信できなくなるという問題が
あった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、マスタ制御部でエラーが発生してもスレーブ制御部
で処理を代行できるようにすることで、マスタ制御部の
エラーにより通信途絶が発生することの無いエラー復旧
機能を備えたヘッドエンドおよびそのエラー復旧方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によれば、コーデックボードおよびヘッドエン
ドの伝送路の動作状態の監視機能を備えたマスタ制御部
と、マスタ制御部に接続されたマスタマザー部と、コー
デックボードの伝送路の動作状態の監視機能を備えたス
レーブ制御部と、スレーブ制御部に接続されたスレーブ
マザー部とを有する。マスタ制御部は、コーデックボー
ドおよびヘッドエンドの伝送路の動作状態の監視が正常
に行えているときには第1の信号を出力するとともに、
正常に行えなくなったエラー発生時には第2の信号を出
力する。また、マスタマザー部は、マスタ制御部より第
1の信号を入力すると、伝送部およびホストコンピュー
タとマスタ制御部との間の通信路を設定し、第2の信号
を入力するとこの通信路の設定を解除する。スレーブ制
御部は、マスタ制御部より第2の信号を入力すると、マ
スタ制御部に代わってその処理を実行する。スレーブマ
ザー部は、マスタ制御部より第2の信号を入力すると、
伝送部およびホストコンピュータとマスタ制御部との間
の通信路を設定する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照し、本発明に
よるエラー復旧機能を備えたヘッドエンドおよびそのエ
ラー復旧方法を詳細に説明する。図1は本発明によるヘ
ッドエンドの実施の形態を示す機能ブロック図である。
ここで、光伝送部1とホストコンピュータ2は従来と同
一機能の構成要素であるため、重複する説明はここでは
省略する。
【0008】マスタマザーボード10とマスタ制御ボー
ド20はコーデックボードおよびヘッドエンドの伝送路
の動作状態を監視する。同様に、スレーブマザーボード
30とスレーブ制御ボード40はコーデックボードおよ
びヘッドエンドの伝送路の動作状態を監視する。図3は
このようなマスタマザーボード10とマスタ制御ボード
20の詳細回路図を示したものであり、また図4はこの
ようなスレーブマザーボード30とスレーブ制御ボード
40の詳細回路図を示したものである。
【0009】図3に示されているように、マスタマザー
ボード10は、接地端子とマスタ制御ボード20の中央
処理装置21から出力される信号S3のいずれかと選択
的に接続されるスイッチSW1と、スイッチSW1の出
力をマスタ制御ボード20の出力端信号と論理積(AN
D)演算するアンドゲートG11と、アンドゲートG1
1からの出力によりスイッチングされるトランジスタ1
2と、トランジスタ12のオン動作により光伝送部1お
よびホストコンピュータ2とマスタ制御ボード20とを
接続するリレー13とから構成される。
【0010】マスタ制御ボード20は、コーデックボー
ドおよびヘッドエンドの伝送路の動作状態を監視する機
能を実行する中央処理装置(CPU)21と、中央処理
装置21のアドレスストローブ(AS)端子から出力さ
れるパルス信号の周期に応じて正常またはエラー発生を
示す信号を出力する信号検出部22と、中央処理装置2
1から出力されるアドレスをデコーディングしてマスタ
イネーブル信号S2を出力するアドレスデコーダ23
と、アドレスデコーダ23から入力されるマスタイネー
ブル信号S2に応じて中央処理装置21から入力したデ
ータを出力するラッチ部24と、信号検出部22とラッ
チ部24から出力される信号とを論理積演算してマスタ
マザーボード10に出力するアンドゲートG25とから
構成される。なお、信号検出部22は、アンドゲートG
22、単安定マルチバイブレータU22、抵抗R2およ
びキャパシタC1により構成され、直列接続された抵抗
R2とキャパシタC1が単安定マルチバイブレータU2
2に接続されている。
【0011】また、図4に示されているように、スレー
ブマザーボード30は、接地端子とマスタ制御ボード2
0の中央処理装置21から出力される信号S3とのいず
れかと選択的に接続するスイッチSW3と、スレーブ制
御ボード40の出力とスイッチSW1の出力とを論理積
演算するアンドゲートG31と、アンドゲートG31か
らの出力によりスイッチング制御されるトランジスタ3
2と、トランジスタ32のオン動作により光伝送部1お
よびホストコンピュータ2とスレーブ制御ボード40を
接続するリレー33とから構成される。
【0012】スレーブ制御ボード40は、コーデックボ
ードの動作状態を監視する機能を実行する中央処理装置
41と、中央処理装置41のアドレスストローブ(A
S)端子から出力されるパルス信号の周期に応じて正常
またはエラーを示す信号を出力する信号検出部42と、
中央処理装置41から出力されるアドレスをデコーディ
ングしてマスタイネーブル信号S4を出力するアドレス
デコーダ43と、アドレスデコーダ43から入力される
マスタイネーブル信号に応じて中央処理装置41から入
力したデータを出力するラッチ部44と、信号検出部4
2とラッチ部44から出力された信号を論理積演算して
スレーブマザーボード30に出力するアンドゲートG4
5とから構成される。なお、信号検出部42は、アンド
ゲートG42、単安定マルチバイブレータU42、抵抗
R4およびキャパシタC2により構成され、直列接続さ
れた抵抗R4とキャパシタC2が単安定マルチバイブレ
ータU42に接続されている。
【0013】次に、図3および図4を用いて本実施の形
態の動作を説明する。なお、以下の説明において、用語
アクティブハイはハイレベルの信号を入力すると“1”
の信号を出力し、用語アクティブローはローレベルの信
号を入力すると“1”の信号を出力する意味で用いてい
る。
【0014】マスタ制御ボード20の中央処理装置21
は、正常動作時、アドレスストローブ(AS)端子で所
定周期のパルス信号を発生させる。このパルス信号は信
号検出部22のアンドゲートG22のアクティブハイで
ある一方の入力端子に入力される。アンドゲートG22
は、他方の入力端子がアクティブローであり、この端子
は常時接地されている。アンドゲートG22は、これら
入力端子に入力した信号の論理積をとり、その結果を単
安定マルチバイブレータU22に出力する。単安定マル
チバイブレータU22は、抵抗R2とキャパシタC1の
時定数により充放電され、正常時には“1”のパルス信
号を出力する。すなわち、抵抗R2とキャパシタC1の
時定数は、中央処理装置21が正常動作時の場合に、単
安定マルチバイブレータU22より“1”の信号を出力
するように設定される。単安定マルチバイブレータU2
2の出力信号はアンドゲートG25のアクティブハイの
一方の入力端子に入力される。
【0015】一方、中央処理装置21から出力されるア
ドレス信号中の3ビットがアドレスデコーダ23でデコ
ードされ、マスタ制御ボード20が動作しているときに
はアドレスデコーダ23より“1”の信号S2が出力さ
れる。このアドレスデコーダ23の出力S2はラッチ部
24の入力端子Eに入力される。ラッチ部24は、入力
端子Eに“1”の信号を入力している状態では、入力端
子Dに入力した中央処理装置21からの出力信号Dを、
出力端子OよりアンドゲートG25のアクティブハイの
入力端子に出力する。
【0016】アンドゲートG25は信号検出部22の出
力とラッチ部24の出力とを論理積演算してマスタマザ
ーボード10のアンドゲートG11に出力する。アンド
ゲートG11のアクティブローの一方の入力端子はスイ
ッチSW1により接地端子に接続されている。したがっ
て、アンドゲートG11は、マスタ制御ボード20のア
ンドゲートG25の出力によって、“0”または“1”
のいずれかの信号を出力する。
【0017】マスタ制御ボード20の正常動作時、アン
ドゲートG25は“1”の信号をトランジスタ12のゲ
ートに出力するので、アンドゲートG11はトランジス
タ12をオン状態にスイッチングして電源Vccに接続
されているリレー13をオン状態に駆動する。リレー1
3のオンにより、光伝送部1およびホストコンピュータ
2とマスタ制御ボード20との間のデータ送/受信通路
が接続される。また、中央処理装置21は“1”の出力
信号S3を出力し、この信号S3をマスタマザーボード
10を介してスレーブマザーボード30のスイッチSW
3とスレーブ制御ボード40の中央処理装置41に送出
する。
【0018】一方、スレーブ制御ボード40の正常動作
時、前述のマスタ制御ボード20の説明と同様に、信号
検出部42とデコーダ43およびラッチ部44の作用に
よりアンドゲートG45が“1”の信号をアンドゲート
G31に出力する。しかしながらこの場合には、アンド
ゲート31のアクティブローである一方の入力端子は、
マスタ制御ボード20の中央処理装置21から出力され
る“1”の信号S3をスイッチSW3を介して入力して
いる。このため、アンドゲート31はトランジスタ32
のゲートに“0”の信号を出力するのでトランジスタ3
2はオフ状態になっている。したがって、リレー33は
電源Vccからの電流が流れないオフ状態になり、スレ
ーブ制御ボード40は光伝送部1とホストコンピュータ
2との通信通路が遮断される。
【0019】マスタ制御ボード20の中央処理装置21
でエラーが発生すると、アドレスストローブ(AS)端
子から所定周期を有するパルス信号が出力されない。所
定周期を有するパルス信号が信号検出部22に入力され
ないので、単安定マルチバイブレータU22は“0”信
号を出力する。単安定マルチバイブレータU22の出力
信号“0”がアンドゲートG25のアクティブハイの一
方の入力端子に入力されると、アンドゲート25は
“0”の信号を出力する。これにより、アンドゲートG
11は“0”の信号を出力する。
【0020】アンドゲートG11の“0”の出力信号は
トランジスタ12をオフ状態にスイッチングしてリレー
13をオフ状態にする。リレー13のオフ状態により光
伝送部1およびホストコンピュータ2とマスタ制御ボー
ド20とのデータ送/受信通路が遮断される。また、こ
れとともに中央処理装置21は“0”の出力信号S3を
マスタマザーボード10を介してスレーブマザーボード
30のスイッチSW3とスレーブ制御ボード40の中央
処理装置41に送出する。
【0021】一方、このときスレーブ制御ボード40が
正常に動作していれば、アンドゲートG45が“1”の
信号をアンドゲートG31に出力している。したがっ
て、アンドゲートG31は、アンドゲートG45から
“1”の信号をアクティブハイの入力端子に入力すると
ともに、スイッチSW3を介して“0”の出力信号S3
をアクティブローの入力端子に入力する。
【0022】この結果、アンドゲートG31は“1”の
出力信号をトランジスタ32のゲートに出力してこれを
オン状態にする。よって、リレー33はオン状態にな
り、スレーブ制御ボード40は光伝送部1とホストコン
ピュータ2との通信通路が接続される。これにより、光
伝送部1およびホストコンピュータ2との通信通路が接
続され、スレーブ制御ボード40がマスタ制御ボード2
0の代わりにコーデックボードおよびヘッドエンドの伝
送路の動作状態を監視する。
【0023】図5は本発明によるエラー復旧機能を備え
たヘッドエンドのエラー復旧方法を示したフローチャー
トである。図5において、監視ブロックであるマスタマ
ザーボード10、マスタ制御ボード20、スレーブマザ
ーボード30およびスレーブ制御ボード40に電源が供
給されると初期化を実行する(ステップ501)。
【0024】初期化後、マスタ制御ボード20およびス
レーブ制御ボード40を正常動作させ、各コーデックボ
ードおよびヘッドエンドの監視処理を実行する(ステッ
プ502)。次に、マスタ制御ボード20でエラーが発
生したかを否かを判断する(ステップ503)。エラー
が発生していない場合にはステップ502の処理を繰り
返し、もしエラーが発生した場合にはマスタ制御ボード
20の動作を中止する(ステップ504)。
【0025】そして、スレーブマザーボード30に信号
“0”を出力してリレー33をオン状態にし、光伝送部
1およびホストコンピュータ2とスレーブ制御ボード間
に通信路を設定し、スレーブ制御ボード40への切替処
理をおこなう(ステップ505)。次に、光伝送部1お
よびホストコンピュータ2と通信路が設定されたスレー
ブ制御ボード40でマスタ制御ボード20に代わって監
視処理を実行する(ステップ506)。
【0026】スレーブ側への切替処理が終了すると、マ
スタ制御ボード20が復旧したか否かかを判断する(ス
テップ507)。マスタ制御ボード20が復旧していな
い場合には、ステップ506の処理を繰り返してマスタ
制御ボード20に代わってスレーブ制御ボード40が処
理を実行する。一方、マスタ制御ボード20が復旧した
場合には、光伝送部1およびホストコンピュータ2とマ
スタ制御ボード20間に通信路を再び設定し、マスタ制
御ボード20が再び監視処理を実行するようにし、スレ
ーブ制御ボード40は切替前の元の処理を実行する(ス
テップ508)。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、監視ブロックのマスタ制御部でエラーが発生して
も、エラーを復旧するまでの間、スレーブ制御部がマス
タ制御部に代わってい処理を続行することにより、通信
の途絶なしに監視を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドエンドの実施の形態を示す
機能ブロック図。
【図2】従来技術におけるヘッドエンドの概略構成を示
したブロック図。
【図3】図1に示したヘッドエンドのマスタマザーボー
ドおよびマスタ制御ボードの詳細回路ブロック図。
【図4】図1に示したヘッドエンドのスレーブマザーボ
ードおよびスレーブ制御ボードの詳細回路ブロック図。
【図5】本発明によるヘッドエンドのエラー復旧制御方
法を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 光伝送部 2 ホストコンピュータ 10 マスタマザーボード 20 マスタ制御ボード 30 スレーブマザーボード 40 スレーブ制御ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 13/00 353 G06F 13/00 353T

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーデックボードおよびヘッドエンドの
    伝送路の動作状態の監視機能を備え、この監視が正常に
    行えているときには第1の信号を出力するとともに、正
    常に行えなくなったエラー発生時には第2の信号を出力
    するマスタ制御部と、 前記マスタ制御部と接続され、これより前記第1の信号
    を入力すると放送信号を含む信号を送/受信する伝送部
    および前記ヘッドエンドの各構成要素を制御するホスト
    コンピュータと前記マスタ制御部との間の通信路を設定
    し、前記第2の信号を入力するとこの通信路の設定を解
    除するマスタマザー部と、 コーデックボードの伝送路の動作状態の監視機能を備
    え、前記マスタ制御部より前記第2の信号を入力すると
    前記マスタ制御部に代わってその処理を実行するスレー
    ブ制御部と、 前記マスタ制御部より前記第2の信号を入力すると、前
    記伝送部およびホストコンピュータと前記マスタ制御部
    との間の通信路を設定するスレーブマザー部とを備えた
    ことを特徴とするエラー復旧機能を備えたヘッドエン
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエラー復旧機能を備え
    たヘッドエンドにおいて、 前記マスタ制御部および前記スレーブ制御部は、 コーデックボードおよびヘッドエンドの伝送路の動作状
    態を監視し、この動作監視処理を正常に行えているとき
    にはアドレスストローブ信号を、正常に行えないエラー
    発生時には前記第2の信号を出力する中央処理装置と、 前記中央処理装置のアドレスストローブ信号の周期によ
    ってこの中央処理装置の正常性を検出し、異常の場合に
    はローレベルの信号を出力する信号検出部と、 前記中央処理装置から出力されるアドレスをデコーディ
    ングしてマスタイネーブル信号を出力するアドレスデコ
    ーダと、 前記アドレスデコーダから出力されるマスタイネーブル
    信号に応じて、中央処理装置から入力受けたデータを出
    力するラッチ部と、 前記信号検出部と前記ラッチ部から出力される信号を論
    理積演算して出力する第1のアンドゲートとを備えるこ
    とを特徴とするエラー復旧機能を備えたヘッドエンド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエラー復旧機能を備え
    たヘッドエンドにおいて、 前記マスタマザー部とスレーブマザー部は、 2入力端子の一方が前記第1のアンドゲートの出力端子
    に接続されている第2のアンドゲートと、 前記第2のアンドゲートの他方の入力端子を、このアン
    ドゲートをアクティブにする接地端子または前記中央処
    理装置の第2の信号側に接続するスイッチと、 前記アンドゲートの出力によりスイッチングするトラン
    ジスタと、 前記トランジスタのオン動作により前記伝送部および前
    記ホストコンピュータと前記マスタ制御部との間の通信
    路を設定するリレーとを備えることを特徴とするエラー
    復旧機能を備えたヘッドエンド。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のエラー復旧機能を備え
    たヘッドエンドにおいて、 前記信号検出部は、単安定マルチバイブレータとその時
    定数を決定する抵抗およびキャパシタとを備え、前記中
    央処理装置から正常なアドレスストローブ信号を入力す
    ると、ハイレベルの信号を出力することを特徴とするエ
    ラー復旧機能を備えたヘッドエンド。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のエラー復旧機能を備え
    たヘッドエンドにおいて、 前記スイッチは、マスタマザー部の場合には前記接地端
    子に接続され、スレーブマザー部の場合には前記第2の
    信号側に接続されることを特徴とするエラー復旧機能を
    備えたヘッドエンド。
  6. 【請求項6】 エラー復旧機能を備えたヘッドエンドの
    制御方法において、電源の供給により初期化を行う段階
    と、 マスタ制御部およびスレーブ制御部を動作させて各コー
    デックボードおよびヘッドエンドの監視を実行する段階
    と、 前記マスタ制御部でエラーが発生したかを判断し、エラ
    ーが発生しなかった場合、前記監視を繰り返す段階と、 エラーが発生した場合、前記マスタ制御部の動作を中止
    し、前記スレーブ制御部に前記エラーが発生した旨の信
    号を出力して前記伝送部および前記ホストコンピュータ
    と前記スレーブ制御部との間の通信路を設定して、前記
    マスタ制御部に代わって前記スレーブ制御部が前記監視
    を実行する段階と、 前記マスタ制御部が復旧完了されたかを判断し、このマ
    スタ制御部が復旧されなかった場合、前記スレーブ制御
    部が監視処理を続けて続行する段階と、 前記マスタ制御部が復旧された場合、前記伝送部および
    前記ホストコンピュータと前記マスタ制御部との間の通
    信路を再設定して、このマスタ制御部が監視処理を再び
    実行する段階とを備えたことを特徴とするエラー復旧機
    能を備えたヘッドエンド。
JP8169430A 1995-06-29 1996-06-28 エラー復旧機能を備えたヘッドエンドおよびそのエラー復旧方法 Expired - Fee Related JP2900349B2 (ja)

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