JP2669320B2 - ディジタルトランクの動作モード設定システム - Google Patents
ディジタルトランクの動作モード設定システムInfo
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- JP2669320B2 JP2669320B2 JP32161493A JP32161493A JP2669320B2 JP 2669320 B2 JP2669320 B2 JP 2669320B2 JP 32161493 A JP32161493 A JP 32161493A JP 32161493 A JP32161493 A JP 32161493A JP 2669320 B2 JP2669320 B2 JP 2669320B2
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- Japan
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- operation mode
- processing unit
- central processing
- digital
- digital trunk
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル電子交換機の
ＰＣＭ１次群等のディジタル回線を終端するディジタル
トランクの動作モード設定システムに関する。
ＰＣＭ１次群等のディジタル回線を終端するディジタル
トランクの動作モード設定システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のディジタルトランクにお
いて、マルチフレームのフレーム数、ＣＲＣの使用／未
使用、個別線／共通線信号方式などの動作モードを決定
する方法としては一部をＤＩＰ（デュアル・インライン
・パッケージ）スイッチまたはストラップピンなどを接
続することによって行い、残りを中央処理装置からの設
定信号（制御命令）によって行っていた。
いて、マルチフレームのフレーム数、ＣＲＣの使用／未
使用、個別線／共通線信号方式などの動作モードを決定
する方法としては一部をＤＩＰ（デュアル・インライン
・パッケージ）スイッチまたはストラップピンなどを接
続することによって行い、残りを中央処理装置からの設
定信号（制御命令）によって行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の動作モ
ード決定システムでは、装置の一部動作モードについて
は装置製造時または工事の際に設定マニュアルを参照し
ながらスイッチやピンで設定する必要があり、そのため
装置上にスイッチあるいはピンの搭載領域が必要であり
装置の小型化を困難にしていた。また中央処理装置から
の設定信号による場合も、中央処理装置とディジタルト
ランクの間でビット化けなどの通信障害が発生したとき
や誤ってケーブルなどが抜けたときなどに間違った動作
モードが設定されることがあった。
ード決定システムでは、装置の一部動作モードについて
は装置製造時または工事の際に設定マニュアルを参照し
ながらスイッチやピンで設定する必要があり、そのため
装置上にスイッチあるいはピンの搭載領域が必要であり
装置の小型化を困難にしていた。また中央処理装置から
の設定信号による場合も、中央処理装置とディジタルト
ランクの間でビット化けなどの通信障害が発生したとき
や誤ってケーブルなどが抜けたときなどに間違った動作
モードが設定されることがあった。
【０００４】したがって、本発明の目的は、設定マニュ
アルを不要にし、装置の小型化と確実な動作モードの設
定とを可能とするディジタルトランクの動作モード設定
システムを提供することにある。
アルを不要にし、装置の小型化と確実な動作モードの設
定とを可能とするディジタルトランクの動作モード設定
システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子交換機全
体を制御し交換処理を行う中央処理装置と、前記中央処
理装置の制御により時分割接続処理を行う時分割スイッ
チ装置と、ディジタル回線を収容し設定された動作モー
ドに応じた終端処理を行うディジタルトランクと、前記
ディジタルトランクと前記時分割スイッチ装置との間に
設けられ前記中央処理装置の制御により前記ディジタル
トランクを介して前記ディジタル回線を制御する回線制
御装置とを備えるディジタルトランクの動作モード設定
システムにおいて、前記中央処理装置が、前記ディジタ
ルトランクの動作モードの設定を指定する動作モード設
定コマンドとしてあらかじめ指定された特定ビットの論
理値のみを互いに反転させた同一内容のコマンドを２回
連続して送出する手段を備え、前記ディジタルトランク
が、前記動作モード設定コマンドを順次受信し前記特定
ビットのみの論理値が互いに反転した同一の動作モード
の設定を指定するコマンドを連続して２回受信したかど
うかを判定することにより動作モードを決定するコマン
ドデコード手段と、決定された動作モードを記憶しこの
動作モードに応じて前記ディジタル回線の終端処理を行
う回線終端手段とを備えている。
体を制御し交換処理を行う中央処理装置と、前記中央処
理装置の制御により時分割接続処理を行う時分割スイッ
チ装置と、ディジタル回線を収容し設定された動作モー
ドに応じた終端処理を行うディジタルトランクと、前記
ディジタルトランクと前記時分割スイッチ装置との間に
設けられ前記中央処理装置の制御により前記ディジタル
トランクを介して前記ディジタル回線を制御する回線制
御装置とを備えるディジタルトランクの動作モード設定
システムにおいて、前記中央処理装置が、前記ディジタ
ルトランクの動作モードの設定を指定する動作モード設
定コマンドとしてあらかじめ指定された特定ビットの論
理値のみを互いに反転させた同一内容のコマンドを２回
連続して送出する手段を備え、前記ディジタルトランク
が、前記動作モード設定コマンドを順次受信し前記特定
ビットのみの論理値が互いに反転した同一の動作モード
の設定を指定するコマンドを連続して２回受信したかど
うかを判定することにより動作モードを決定するコマン
ドデコード手段と、決定された動作モードを記憶しこの
動作モードに応じて前記ディジタル回線の終端処理を行
う回線終端手段とを備えている。
【０００６】また上記構成において、前記ディジタルト
ランクが前記動作モード設定コマンドの受信により動作
モードを決定したときに決定した動作モードを前記中央
処理装置に通知し、前記中央処理装置が指定した動作モ
ードに対する決定通知を受信するかチェックし通知がな
い場合や動作モードが違っていた場合に再度前記特定ビ
ットの論理値が反転した前記動作モード設定コマンドを
２回連続して送出する構成とすることができる。
ランクが前記動作モード設定コマンドの受信により動作
モードを決定したときに決定した動作モードを前記中央
処理装置に通知し、前記中央処理装置が指定した動作モ
ードに対する決定通知を受信するかチェックし通知がな
い場合や動作モードが違っていた場合に再度前記特定ビ
ットの論理値が反転した前記動作モード設定コマンドを
２回連続して送出する構成とすることができる。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。ディジタル電子交換機のデジタルトランク
２０は回線終端部２１とコマンドデコード回路２２とか
ら構成され、ＰＣＭ１次群ディジタル回線１０を終端
し、さらにインタフェイス５０を介してディジタル回線
を制御する回線制御装置６０と接続される。回線制御装
置６０は時分割接続処理を行う時分割スイッチ装置７０
を経由して交換処理を行う中央処理装置８０と接続され
ており、中央処理装置８０からの回線制御命（コマン
ド）に従ってディジタルトランク２０を制御してＰＣＭ
１次群ディジタル回線１０を制御する。
成図である。ディジタル電子交換機のデジタルトランク
２０は回線終端部２１とコマンドデコード回路２２とか
ら構成され、ＰＣＭ１次群ディジタル回線１０を終端
し、さらにインタフェイス５０を介してディジタル回線
を制御する回線制御装置６０と接続される。回線制御装
置６０は時分割接続処理を行う時分割スイッチ装置７０
を経由して交換処理を行う中央処理装置８０と接続され
ており、中央処理装置８０からの回線制御命（コマン
ド）に従ってディジタルトランク２０を制御してＰＣＭ
１次群ディジタル回線１０を制御する。
【０００９】次に動作を説明する。中央処理装置８０は
ディジタルトランク２０の動作モードを設定する命令
（コマンド）を回線制御装置６０とインタフェイス５０
を経由してディジタルトランク２０へ２回送出する。こ
こでディジタルトランク２０の動作モードとは、１マル
チフレームのフレーム数、個別線／共通線信号方式の選
択、伝送路符号の選択などの各種信号処理様式を指す。
動作モードを設定するコマンドは、図２（ａ）に示すよ
うに、コマンド種別を示すコマンドコード９１０と、コ
マンドの送出順序を示すＥＮビット９２０と、動作モー
ドの設定内容を示す設定データ９３０とから成る。この
コマンドを２回送出する場合、図２（ｂ）に示すよう
に、１回目のコマンド９０１はＥＮビット９２０の論理
値を“１”にし、２回目のコマンド９０２でＥＮビット
９２０の論理値を“０”にする。コマンドデコード回路
２２はこれらのコマンド９０１，９０２を正常に受信し
た場合に動作モード設定コマンドとして受け付け、回線
終端部２１へ動作モードの指令を出す。これにより中央
処理装置８０とディジタルトランク２０との間でビット
化けなどの通信障害が起こった場合や誤ってケーブル抜
けなどが起こった場合（ＥＮビット９２０が固定値とな
る）でも動作モードが変更されることはない。コマンド
デコード回路２２から指令を受け取った回線終端部２１
は動作モード設定コマンドの内容を記憶しその内容に応
じてＰＣＭ１次群ディジタル回線１０を終端処理する。
またコマンドデコード回路２２は受け取った動作モード
をインタフェイス５０と回線制御装置６０を経由して中
央処理装置８０へ報告し、中央処理装置８０は送出した
動作モードが正しく設定されたことを確認する。もし設
定した動作モードと違っている場合や動作モードの設定
報告がない場合、中央処理装置８０はもう一度同じよう
に動作モードを設定するコマンドを２回ディジタルトラ
ンクへ送出する。
ディジタルトランク２０の動作モードを設定する命令
（コマンド）を回線制御装置６０とインタフェイス５０
を経由してディジタルトランク２０へ２回送出する。こ
こでディジタルトランク２０の動作モードとは、１マル
チフレームのフレーム数、個別線／共通線信号方式の選
択、伝送路符号の選択などの各種信号処理様式を指す。
動作モードを設定するコマンドは、図２（ａ）に示すよ
うに、コマンド種別を示すコマンドコード９１０と、コ
マンドの送出順序を示すＥＮビット９２０と、動作モー
ドの設定内容を示す設定データ９３０とから成る。この
コマンドを２回送出する場合、図２（ｂ）に示すよう
に、１回目のコマンド９０１はＥＮビット９２０の論理
値を“１”にし、２回目のコマンド９０２でＥＮビット
９２０の論理値を“０”にする。コマンドデコード回路
２２はこれらのコマンド９０１，９０２を正常に受信し
た場合に動作モード設定コマンドとして受け付け、回線
終端部２１へ動作モードの指令を出す。これにより中央
処理装置８０とディジタルトランク２０との間でビット
化けなどの通信障害が起こった場合や誤ってケーブル抜
けなどが起こった場合（ＥＮビット９２０が固定値とな
る）でも動作モードが変更されることはない。コマンド
デコード回路２２から指令を受け取った回線終端部２１
は動作モード設定コマンドの内容を記憶しその内容に応
じてＰＣＭ１次群ディジタル回線１０を終端処理する。
またコマンドデコード回路２２は受け取った動作モード
をインタフェイス５０と回線制御装置６０を経由して中
央処理装置８０へ報告し、中央処理装置８０は送出した
動作モードが正しく設定されたことを確認する。もし設
定した動作モードと違っている場合や動作モードの設定
報告がない場合、中央処理装置８０はもう一度同じよう
に動作モードを設定するコマンドを２回ディジタルトラ
ンクへ送出する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明はＰＣＭディ
ジタル回線を終端するディジタルトランクの動作モード
設定を特定ビットのみ反転した同一コマンドの連送のみ
で行うので、装置を小型化でき設定マニュアルを不要に
できる効果がある。またコマンド送出を行う中央処理装
置とディジタルトランク間に通信障害が発生した場合で
も確実に動作モードを設定できる効果がある。
ジタル回線を終端するディジタルトランクの動作モード
設定を特定ビットのみ反転した同一コマンドの連送のみ
で行うので、装置を小型化でき設定マニュアルを不要に
できる効果がある。またコマンド送出を行う中央処理装
置とディジタルトランク間に通信障害が発生した場合で
も確実に動作モードを設定できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】分図（ａ），（ｂ）は動作モード設定コマンド
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
１０ ＰＣＭ１次群ディジタル回線 ２０ ディジタルトランク ２１ 回線終端部 ２２ コマンドデコード回路 ６０ 回線制御装置 ７０ 時分割スイッチ装置 ８０ 中央処理装置
Claims (2)
- 【請求項１】 電子交換機全体を制御し交換処理を行う
中央処理装置と、前記中央処理装置の制御により時分割
接続処理を行う時分割スイッチ装置と、ディジタル回線
を収容し設定された動作モードに応じた終端処理を行う
ディジタルトランクと、前記ディジタルトランクと前記
時分割スイッチ装置との間に設けられ前記中央処理装置
の制御により前記ディジタルトランクを介して前記ディ
ジタル回線を制御する回線制御装置とを備えるディジタ
ルトランクの動作モード設定システムにおいて、 前記中央処理装置が、前記ディジタルトランクの動作モ
ードの設定を指定する動作モード設定コマンドとしてあ
らかじめ指定された特定ビットの論理値のみを互いに反
転させた同一内容のコマンドを２回連続して送出する手
段を備え、 前記ディジタルトランクが、前記動作モード設定コマン
ドを順次受信し前記特定ビットのみの論理値が互いに反
転した同一の動作モードの設定を指定するコマンドを連
続して２回受信したかどうかを判定することにより動作
モードを決定するコマンドデコード手段と、決定された
動作モードを記憶しこの動作モードに応じて前記ディジ
タル回線の終端処理を行う回線終端手段とを備えること
を特徴とするディジタルトランクの動作モード設定シス
テム。 - 【請求項２】 前記ディジタルトランクが前記動作モー
ド設定コマンドの受信により動作モードを決定したとき
に決定した動作モードを前記中央処理装置に通知し、前
記中央処理装置が指定した動作モードに対する決定通知
を受信するかチェックし通知がない場合や動作モードが
違っていた場合に再度前記特定ビットの論理値が反転し
た前記動作モード設定コマンドを２回連続して送出する
ことを特徴とする請求項１記載のディジタルトランクの
動作モード設定システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32161493A JP2669320B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ディジタルトランクの動作モード設定システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32161493A JP2669320B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ディジタルトランクの動作モード設定システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07177539A JPH07177539A (ja) | 1995-07-14 |
| JP2669320B2 true JP2669320B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=18134495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32161493A Expired - Fee Related JP2669320B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ディジタルトランクの動作モード設定システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669320B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BRPI0510683A (pt) * | 2004-05-13 | 2008-04-22 | Thomson Licensing | detecção de modo intercalador em um receptor de vìdeo digital |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32161493A patent/JP2669320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07177539A (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970603 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070704 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 11 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |