JP2900083B2 - 非常電話装置及びこれに使用する地区基板カード - Google Patents
非常電話装置及びこれに使用する地区基板カードInfo
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Description
置に係わり、特に、 非常電話子器、非常電話親器、コントローラをそれぞ
れモジュール化して構成された非常電話装置及び非常電
話子器用の送受信制御回路を1つの回路基板上に集約さ
せて、監視区域毎に区分して構成した地区基板カードに
関する。
非常電話装置が装備されているが、このような非常電話
装置は、警報監視部側に非常電話親器を設け、各監視地
区に非常電話子器を設置して、非常時や緊急事態発生時
には双方向の通話ができるようになっている。
は、非常電話親器と子器間の通話制御のための送受信制
御回路が複数基板に跨って構成されているために複雑で
あり、保守、点検も困難であるなどの問題があった。
話装置における非常電話子器の制御部を1つの回路基板
上に集約させて構成した地区基板カードを提供すること
を目的としている。
装置は、複数の非常電話子器を接続し、子器用の送受信
制御回路を搭載した監視区域毎に設けた地区基板カード
と、非常電話親器の送受信制御回路を搭載した親器基板
カードと、上記地区基板カードと上記親器基板カードに
バスラインを介して接続されたCPUを搭載したコントロ
ーラ基板カードとを備えた構成となっており、また同時
に提案される地区基板カードは、各々に通話回線を介し
て非常電話子器を接続した子器用接続端子と、非常電話
子器のハンドセットを取り上げたときに第1のリレー群
を駆動し、バスラインを介してコントローラ側に親器呼
出信号を送出させる第1のインターフェース回路と、コ
ントローラ側より子器呼出信号を受けたときには、上記
バスラインを介して第2のリレー群を駆動して上記非常
電話子器の呼出ベルを鳴動させる第2のインターフェー
ス回路とを、一枚の回路基板上に設けた構成となってい
る。
器用の送受信制御回路及びコントローラ側の制御回路と
が、それぞれ1枚の回路基板上に実装されているため
に、構成が簡易化され保守、点検にも利便である。
ているので、監視区域毎に保守、点検ができる。
ドの斜視図である。
はそれぞれが非常電話子器Aに接続される通話回線6を
接続する16回線の子器用接続端子1aと、呼出/話中音回
路接続用端子1bとが設けられ、後面にはコントローラ側
にバスラインを介して接続されるバスライン接続用コネ
クタ1cを搭載している。なお、この図では、地区基板カ
ードを簡略化して説明するために、回路基板1上に実装
される第1,第2のリレー群や、第1,第2のインターフェ
ース回路は省略されている。
クケースの外観構成を示した斜視図である。
付パネル12b,12bが一体成形されており、非常電話装置
が警報区域を例えば7地区(7回)に区分しているよう
な場合には、各地区に対応する7枚の地区基板カード1
・・・をケース本体12a内に縦方向に収容してから、図
示しない監視部の盤内に収納し、左右の取付パネル12b,
12bをネジ止めして組み付け出来るようになっている。
基板カード1の各々には、上記子器接続用端子1aに16本
の通話回線6の先端に取り付けたコードコネクタ6aを差
し込んで、各非常電話子器A・・・と接続しており、上
記話中音回路接続用端子1bには、渡り配線7のコードコ
ネクタ7aを差し込んで呼出/話中音回路4bに渡り接続す
るようになっている。一方のバスライン接続用コネクタ
1cは、地区基板カード1のプリント配線に接続され、バ
スラインコネクタ8aにケーブルを接続して後述するコン
トローラ側のコネクタに接続するようになっている。
尚、A、4b、8Aについては第3図参照。
ード基板の配線関係を示したブロック図である。
ン8aおよびわたり配線7aを介して警報監視部の盤内に収
納されたコントローラ基板カード3と親器カード基板4
とで構成された警報監視部2に接続されると共に、本例
では1枚の地区基板カード1に16台の非常電話子器A・
・・を通話回線6を介して接続し、第1のインターフェ
ース回路FCDI1、第2のインターフェース回路FCDO1、第
1のリレー群Ry11〜Ry1n、第2のリレー群Ry21〜Ry2nを
送受信制御回路として実装している。ここにnは子器の
台数を示し、16台の子器を示した場合にはn=16とな
る。
リレー群のリレーコイルRy11〜Ry1nが接続され、バスラ
インコネクタ8aによって後述のコントローラカード基板
に実装されたPI01に接続されており、このFCDI1では非
常電話子器Aに対応したリレー接点ry11〜ry1nからの接
点信号を16ビットのパラレル信号に変換してPI01に送出
するようになっている。
2リレー群のリレーコイルRy21〜Ry2nが接続され、バス
ラインコネクタ8aによって後述のPIO1に接続されてお
り、コントローラカード基板のPIO1より送出されてくる
16ビットのパラレル信号をオープンコレクタ信号に変換
してリレーコイルRy21〜Ry2nを駆動させて、非常電話親
器Bと非常電話子器Aとの間で通話路を構成するように
なっている。
リレー接点ry11〜ry1nとからなるもので、リレーコイル
Ry11〜Ry1nが子器接続用端子にそれぞれ接続されてお
り、リレーコイルRy11〜Ry1nには、直流電源VDCの電圧
が印加されているので、子器Aの何れかが取り上げられ
たときにはリレー接点ry11〜ry1nのうち対応した接点の
みが閉成されるようになっている。
リレー接点ry21〜ry2nとからなり、このリレー接点ry21
〜ry2nの可動接点が上記子器接続用端子1aのSL1〜SLnに
接続されている。
上部側)がTA端子に、信号音接点(同図下側)がTb端子
にそれぞれ接続されており、コントローラ基板カード3
に搭載されたCPUからの指令信号に基づいてリレーコイ
ルRy21〜Ry2nのいずれかが駆動すると、リレー接点ry21
〜ry2nのうちの対応した接点が通話側接点または信号音
接点の何れか一方に切り替えられるようになっている。
設けられており、両者の間で各種信号の授受を行うよう
になっている。
して上記FCDI1とFCDO1とに接続される一方、後述の呼出
/話中音回路4bからの出力が導かれている。
っており、バスライン2bを介してキー操作部9、呼出階
表示部10、および子器番号表示部11に接続されている。
そして、キー操作部9からの操作信号を受けて非常電話
子器Aに発呼信号を出力する一方、この子機Aからの発
呼信号を受けて呼出/話中音回路4bを作動させると共
に、上記各表示部10,11に子器Aの呼出を表示させる。
また非常電話親器B側に設けられた通話スイッチ4dから
の操作信号を受けて特定の子器Aと親器Bとの間に通話
路を形成するようになっている。
ンプ4cが設けられると共に、親器Bの送受話器4aが接続
されていて、わたり配線用コネクタ7aを介し上記地区基
板カード1に接続されている。上記呼出/話中音回路4b
は、呼出音信号および話中音信号を出力するもので、接
続端子TB−TBを介して上記リレー接点ry21〜2nの信号音
接点側に接続されている。また、親器Bの送受話器4aお
よび共通端子Cを介して上記子器接続用端子1aの共通端
子Cに接続されている。そして、この送受話器4aが取り
上げられて子器Aと親器Bとの間に通話路が形成された
とき、子器A側に呼出音信号を送出する一方、他の子器
A・・・には話中音信号を送出するようになっている。
なお、アンプ4cは、フックスイッチHSを介して送受話器
4bに接続される一方、接続端子TA−TAを介して上記リレ
ー接点ry21〜ry2nの各信号音接点に接続されている。5
は非常電話子器の内部に収容された回路基板であり、非
常電話子器Aの送受話器5aが接続されると共に、ブザー
回路5bが設けられていて、フックスイッチHSがダイオー
ドを介して接続されている。また、このフックスイッチ
HSはライン端子LZを介して上記子器接続用端子SL1に接
続され、ブザー回路5bと送受話器5aとは共通端子Cにそ
れぞれ接続されている。
第5図のフローチャートを参照しつつ説明する。
場合の動作について説明する。
HSがONとなる。すると、リレーRy1iが励磁され、その接
点ry1i(1≦i≦n)が作動して、FCOI1は監視回路の
発呼信号となる16ビットのパラレル信号を出力し、バス
ライン8を介してPIO1に与えられる。
器側に呼出音を発生し、同時に送られてきた16ビットの
パラレル信号をCPU側に送出する。
を出力し、呼出階表示部10に子器Aの設置階を表示さ
せ、続いて、番号表示部11を点灯して子器番号を表示さ
せる(以上の動作は第4図のステップ100〜107に示して
いる)。
し、通話スイッチ4dを操作すると、CPUは操作信号を受
けて被呼信号を出力してPIO1からバスライン8を介して
FCDO1に伝送する。このFCDO1は、リレーRy2iを励磁させ
て、その接点ry2iを作動させ、可動接点を通話接点側に
切り替える。これにより、わたり配線7を介して子器A
と親器Bとの間に通話路が形成され、送受話器4aを取り
上げると通話が可能となる。
れ、PIO1は呼出/話中音回路4bに話中音駆動信号を与え
る。
出力され、これにより非常電話親器Bと現在通話してい
る子器A以外の子器側が送話しようとして送受話器5aを
取り上げたとき、話中音により現在話中であることを知
ることができる(以上の動作は第4a図のステップ200〜2
07に示している)。
報する場合には、親器Bの送受話器4aを取り上げること
によりフックスイッチHSがオンとなった際、呼出キー操
作部9を操作して子器番号を入力すると、CPUに呼出番
号が送出され、CPUはこの信号を受けてPIO1からバスラ
イン8を介してFCDO1に子器呼出信号を送出する。
磁し、その接点ry2iが作動し、可動接点が信号音接点側
に切り替えられる。
ると、CPUから呼出/話中音回路4bに駆動信号が送出さ
れ、呼出音信号が出力され、この呼出音が子器A側に伝
送されると、ブザー回路5bが作動して呼出音が鳴動する
(以上の動作は第5図のステップ300〜306に示してい
る)。
5aを取り上げるとリレーRy1iが励磁され、その接点ry1i
が作動する。すると、FCDI1から応答信号が出力されてP
IO1を介し、CPUに与えられる。
階を表示させると共に、被呼番号を表示させる。
を形成すると共に、呼出/話中音回路4bを作動させる。
これにより呼出子器Aと親器Bとの間で通話が可能にな
る。また、他の子器A・・・に話中音信号が送出される
ので、送受話器5aが取り上げられると、話中であること
を知ることができるものである(以上の動作は第5a図の
ステップ400〜407に示している)。
監視区域毎に設けた非常電話子器用送受信制御回路を搭
載した回路基板と、非常電話親器用送受信制御回路を搭
載した回路基板と、コントローラを搭載した回路基板と
をいずれも、個別のモジュール化されたカード基板とし
て構成しているので、保守、点検や故障時に修理が容易
となり、非常電話装置の信頼性を向上できる。
区分し、渡り配線によって相互に接続して非常電話装置
のシステムを構成できるようになっているので、システ
ム規模に応じて容易に増減でき、非常電話装置の施工、
設計が容易である。
は複数の地区基板カードを接続して構成される非常電話
子器の送受信システムの概略外観図,第3図は本発明の
非常電話装置の概略配線構成図,第4図と第4a図は非常
電話子器から親器への呼出通話動作を説明するフローチ
ャート,第5図と第5a図は非常電話親器から子器への呼
出通話動作手順を説明するフローチャートである。 (符号の説明) 1……地区基板カード、1a……子器接続用端子、2……
警報監視部、3……コントローラ基板カード、4……親
器基板カード、5……子器側基板、A……非常電話子
器、B……非常電話親器、FCDI……第1のインターフェ
ース回路、FCDO……第2のインターフェース回路、Ry11
〜Ry1n……第1のリレー群、Ry21〜Ry2n……第2のリレ
ー群
Claims (2)
- 【請求項1】複数の非常電話子器を接続し、子器用の送
受信制御回路を搭載した監視区域毎に設けた地区基板カ
ードと、非常電話親器の送受信制御回路を搭載した親器
基板カードと、上記地区基板カードと上記親器基板カー
ドにバスラインを介して接続されたCPUを搭載したコン
トローラ基板カードとを備えた構成とした非常電話装
置。 - 【請求項2】各々に通話回線を介して非常電話子器を接
続した子器用接続端子と、非常電話子器のハンドセット
を取り上げたときに第1のリレー群を駆動し、バスライ
ンを介してコントローラ側に親器呼出信号を送出させる
第1のインターフェース回路と、コントローラ側より子
器呼出信号を受けたときには、上記バスラインを介して
第2のリレー群を駆動して上記非常電話子器の呼出ベル
を鳴動させる第2のインターフェース回路とを、一枚の
回路基板上に設けた構成とした非常電話装置の地区基板
カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28989490A JP2900083B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 非常電話装置及びこれに使用する地区基板カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28989490A JP2900083B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 非常電話装置及びこれに使用する地区基板カード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163698A JPH04163698A (ja) | 1992-06-09 |
JP2900083B2 true JP2900083B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=17749144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28989490A Expired - Lifetime JP2900083B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 非常電話装置及びこれに使用する地区基板カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2900083B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP28989490A patent/JP2900083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04163698A (ja) | 1992-06-09 |
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