JP2899265B1 - 油圧ブレーカ - Google Patents

油圧ブレーカ

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JP2899265B1 JP32313997A JP32313997A JP2899265B1 JP 2899265 B1 JP2899265 B1 JP 2899265B1 JP 32313997 A JP32313997 A JP 32313997A JP 32313997 A JP32313997 A JP 32313997A JP 2899265 B1 JP2899265 B1 JP 2899265B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ピン等に大きな負担をかけることなく、ベー
スブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無段階
に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削でき、作
業効率の向上を図り得る油圧ブレーカを提供する。 【解決手段】 建設機械1のアーム6先端部にベースブ
ラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能
となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケット1
8に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9
を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18の
回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10
の長手方向略中心部に位置する仮想の軸線O’を中心と
して回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締
付部材としてのボルト24・ナット25により取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ブレーカに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示される如く、油圧ショ
ベル等の建設機械1は、クローラ式の下部走行体2の上
部に上部旋回体3を水平旋回可能に搭載し、該上部旋回
体3の前端部にブーム4を、ブーム用シリンダ5の伸縮
作動により上下方向へ起伏可能に取り付け、該ブーム4
の先端部にアーム6を、アーム用シリンダ7の伸縮作動
により回動可能に取り付けてなる構成を有しており、前
記建設機械1のアーム6の先端部には、作業用のアタッ
チメントとして油圧ブレーカ8が取り付けられる。
【0003】前記油圧ブレーカ8は、被破砕物に対して
打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体1
0の基端部を、前記建設機械1のアーム6の先端部に対
して、該アーム6を含む面と直交する方向に延びるピン
11により回動自在に取り付けると共に、前記アーム6
の先端部に枢着され且つアタッチメント用シリンダ12
によって駆動されるリンク13をピン14により前記ブ
レーカ本体10の所要位置に枢着し、前記アタッチメン
ト用シリンダ12を伸縮作動せしめることにより、ブレ
ーカ本体10をアーム6を含む面内において回動させ得
るようになっている。
【0004】しかしながら、下水管やガス管等の埋設工
事において、前述の如き油圧ブレーカ8をアーム6先端
部に装着した建設機械1を用いて地面に溝を掘って行く
ような場合、図4に示される如く、油圧ブレーカ8のブ
レーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側
壁16に当ってしまい、該溝15の側壁16を垂直に掘
削することができず、溝15の断面形状がV形になり、
目的の溝15を形成することができなかった。
【0005】側壁16が垂直となる目的の溝15を掘削
できない場合、下水管やガス管等の埋設工事の際に必要
となる土留用のシーティングプレート(図示せず)を溝
15の側壁16に設置することができないため、従来に
おいては、油圧ブレーカ8によってV形に掘削された溝
15を、図4中仮想線で示されるように、作業員が手掘
り作業することにより、溝15の側壁16を垂直にした
り、或いは、図5に示される如く、建設機械1の下部走
行体2の片側の下方に枕木等の台17を敷き、建設機械
1全体を傾斜させることにより、油圧ブレーカ8のブレ
ーカ本体10の側面を溝15の側壁16に接触させるこ
となく、チゼル9を溝15の側壁16に押し付けて掘削
を行ったりしていた。
【0006】しかしながら、前述の如く油圧ブレーカ8
によってV形に掘削された溝15を、図4中仮想線で示
されるように、作業員が手掘り作業することにより、溝
15の側壁16を垂直にするのでは、作業員の負担が大
きく且つ時間もかかり、効率が悪くなる一方、図5に示
される如く、建設機械1の下部走行体2の片側の下方に
枕木等の台17を敷き、建設機械1全体を傾斜させるこ
とにより、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面を
溝15の側壁16に接触させることなく、チゼル9を溝
15の側壁16に押し付けて掘削を行うのでは、建設機
械1のバランスが悪く、しかも、溝15の片側の側壁1
6の掘削完了後には、もう一方の側の側壁16の掘削を
行うために、台17を入れ換える必要があり、無駄な労
力と時間がかかり、やはり効率が悪くなるという欠点を
有していた。
【0007】こうした欠点を解消する油圧ブレーカとし
ては、従来、例えば、実願平8−2926号(実用新案
登録第3030092号)に記載されたようなものが存
在し、これは、図6〜図8に示される如く、建設機械1
のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6
を含む面内において回動可能となるようピン11及びピ
ン14を用いて取り付けると共に、前記ベースブラケッ
ト18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼ
ル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット1
8のピン11における回動軸心Oと略直角な方向へ延び
且つブレーカ本体10の上端部に配設されるピン19を
中心として回動自在に取り付け、前記ベースブラケット
18から、下端部にロックピン20を抜き差し可能なロ
ックプレート21を垂下せしめ、ブレーカ本体10に、
前記ロックピン20を差し込み可能な複数(図7の例で
は三個)のロック孔22が穿設された固定板23を取り
付けてなる構成を有している。
【0008】前記複数のロック孔22は、固定板23に
おけるピン19を中心とした円弧上に穿設されており、
ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、ピ
ン19を中心に所要角度だけ回動させ、ロックプレート
21のロックピン20を固定板23のロック孔22に差
し込むと、前記ベースブラケット18に対してブレーカ
本体10が所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この
状態で、図8に示される如く、下水管やガス管等の埋設
工事において地面に溝15を掘って行けば、油圧ブレー
カ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝
15の側壁16に当ってしまうことがなくなり、該溝1
5の側壁16を垂直に掘削することができ、溝15の断
面形状がV形とならずに、目的の溝15を形成すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6〜
図8に示されるような油圧ブレーカ8においては、ベー
スブラケット18に対してブレーカ本体10を、該ブレ
ーカ本体10の上端部に配設されるピン19を中心とし
て回動自在に取り付けてあるため、ピン19に大きな負
担がかかり、強度上あまり好ましくないと共に、固定板
23のロック孔22に対してロックピン20を差し込む
ことによりベースブラケット18に対するブレーカ本体
10の回動角度を調節するようになっているため、該ベ
ースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角
度は段階的にしか調節できず、現場での作業において微
妙な調節を行うことができないという欠点を有してい
た。
【0010】本発明は、斯かる実情に鑑み、ピン等に大
きな負担をかけることなく、ベースブラケットに対する
ブレーカ本体の回動角度を無段階に調節し得、側壁が垂
直となる目的の溝を掘削でき、作業効率の向上を図り得
る油圧ブレーカを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、建設機械のア
ーム先端部にベースブラケットを、アームを含む面内に
おいて回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベー
スブラケットに、被破砕物に対して打撃力を与えるため
のチゼルを有するブレーカ本体を、ベースブラケットの
回動軸心と略直角な方向へ延び且つブレーカ本体の長手
方向略中心部に位置する軸線を中心として回動角度が無
段階に調節自在となるよう、複数の締付部材により取り
付けたことを特徴とする油圧ブレーカにかかるものであ
る。
【0012】前記油圧ブレーカにおいては、ベースブラ
ケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケット
のフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体
にフランジ部を形成し、前記ベースブラケットに形成し
たフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角
な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を
穿設すると共に、前記ブレーカ本体に形成したフランジ
部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、
該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブ
ラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよ
う構成することができる。
【0013】又、前記油圧ブレーカにおいては、ベース
ブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケ
ットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ
本体にフランジ部を形成し、前記ブレーカ本体に形成し
たフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角
な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を
穿設すると共に、前記ベースブラケットに形成したフラ
ンジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着
し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベー
スブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節す
るよう構成することもできる。
【0014】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0015】締付部材を緩め、ベースブラケットに対し
てブレーカ本体を、ベースブラケットの回動軸心と略直
角な方向へ延びる軸線を中心に所要角度だけ回動させ、
締付部材を締め付けると、前記ベースブラケットに対し
てブレーカ本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定さ
れ、この状態で、下水管やガス管等の埋設工事において
地面に溝を掘って行けば、油圧ブレーカのブレーカ本体
の側面がチゼルよりも先に溝の側壁に当ってしまうこと
がなくなり、該溝の側壁を垂直に掘削することができ、
溝の断面形状がV形とならずに、目的の溝を形成するこ
とができる。
【0016】本発明の油圧ブレーカにおいては、ベース
ブラケットに対してブレーカ本体を、従来のようにブレ
ーカ本体の上端部に配設されるピンを中心として回動自
在に取り付けるのではなく、ベースブラケットの回動軸
心と略直角な方向へ延び且つブレーカ本体の長手方向略
中心部に位置する軸線を中心として回動角度が無段階に
調節自在となるよう、複数の締付部材により取り付けて
あるため、複数の締付部材に荷重を分散させることが可
能となり、強度的に有利になると共に、現場での作業に
おいてベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角
度を微妙に調節することも可能となる。
【0017】尚、前記油圧ブレーカにおいて、ベースブ
ラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケッ
トのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本
体にフランジ部を形成し、前記ベースブラケットに形成
したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直
角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔
を穿設すると共に、前記ブレーカ本体に形成したフラン
ジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着
し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベー
スブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節す
るよう構成した場合、ナットを緩め、ブレーカ本体のフ
ランジ部に固着されたボルトをベースブラケットのフラ
ンジ部に穿設された長孔に沿って所要方向へ移動させる
ことにより、ベースブラケットに対してブレーカ本体
を、前記軸線を中心に所要角度だけ回動させ、ナットを
締め付けると、前記ベースブラケットに対してブレーカ
本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定される。
【0018】又、前記油圧ブレーカにおいて、ベースブ
ラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケッ
トのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本
体にフランジ部を形成し、前記ブレーカ本体に形成した
フランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な
方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿
設すると共に、前記ベースブラケットに形成したフラン
ジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着
し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベー
スブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節す
るよう構成した場合、ナットを緩め、ベースブラケット
のフランジ部に固着されたボルトに対してブレーカ本体
のフランジ部に穿設された長孔を所要方向へ移動させる
ことにより、ベースブラケットに対してブレーカ本体
を、前記軸線を中心に所要角度だけ回動させ、ナットを
締め付けると、前記ベースブラケットに対してブレーカ
本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0020】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例であって、図中、図6〜図8と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図6〜図8
に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とす
るところは、図1及び図2に示す如く、建設機械1のア
ーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含
む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、
前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力
を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、
ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延
び且つブレーカ本体10の長手方向略中心部に位置する
仮想の軸線O’を中心として回動角度が無段階に調節自
在となるよう、複数の締付部材としてのボルト24・ナ
ット25により取り付けた点にある。
【0021】本図示例の場合、前記ベースブラケット1
8にフランジ部18aを形成し、且つ該ベースブラケッ
ト18のフランジ部18aに対して対向接続されるよう
ブレーカ本体10にフランジ部10aを形成し、前記ベ
ースブラケット18に形成したフランジ部18aに、ベ
ースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延び
る軸線O’を中心とする円弧状の複数(図2の例では六
個)の長孔18bを穿設すると共に、前記ブレーカ本体
10に形成したフランジ部10aに、前記各長孔18b
に挿通される複数(図2の例では六本)のボルト24を
固着し、該各ボルト24に対するナット25の締め付け
により、ベースブラケット18に対するブレーカ本体1
0の回動角度を調節するよう構成してある。
【0022】尚、前述とは逆に、前記ブレーカ本体10
に形成したフランジ部10aに、ベースブラケット18
の回動軸心Oと略直角な方向へ延びる軸線O’を中心と
する円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベース
ブラケット18に形成したフランジ部18aに、前記各
長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに
対するナットの締め付けにより、ベースブラケット18
に対するブレーカ本体10の回動角度を調節するよう構
成してもよいことは言うまでもない。
【0023】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0024】ナット25を緩め、ブレーカ本体10のフ
ランジ部10aに固着されたボルト24をベースブラケ
ット18のフランジ部18aに穿設された長孔18bに
沿って所要方向へ移動させることにより、ベースブラケ
ット18に対してブレーカ本体10を、軸線O’を中心
に所要角度だけ回動させ、ナット25を締め付けると、
前記ベースブラケット18に対してブレーカ本体10が
所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この状態で、下
水管やガス管等の埋設工事において地面に溝15を掘っ
て行けば、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面が
チゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまうこ
とがなくなり、該溝15の側壁16を垂直に掘削するこ
とができ、溝15の断面形状がV形とならずに、目的の
溝15を形成することができる。
【0025】本図示例の油圧ブレーカ8においては、ベ
ースブラケット18に対してブレーカ本体10を、従来
のようにブレーカ本体10の上端部に配設されるピン1
9(図6〜図8参照)を中心として回動自在に取り付け
るのではなく、ベースブラケット18の回動軸心Oと略
直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の長手方向略中
心部に位置する仮想の軸線O’を中心として回動角度が
無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材としての
ボルト24・ナット25により取り付けてあるため、複
数のボルト24に荷重を分散させることが可能となり、
強度的に有利になると共に、現場での作業においてベー
スブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度
を微妙に調節することも可能となる。
【0026】こうして、ピン等に大きな負担をかけるこ
となく、ベースブラケット18に対するブレーカ本体1
0の回動角度を無段階に調節し得、側壁16が垂直とな
る目的の溝15を掘削でき、作業効率の向上を図り得
る。
【0027】尚、本発明の油圧ブレーカは、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の油圧ブレ
ーカによれば、ピン等に大きな負担をかけることなく、
ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無
段階に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削で
き、作業効率の向上を図り得るという優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来の油圧ブレーカを装着した建設機械の斜視
図である。
【図4】従来の油圧ブレーカを装着した建設機械によっ
て溝を掘る状態を表わす概要正面図である。
【図5】従来の油圧ブレーカを装着した建設機械によっ
て側壁が垂直な溝を掘る状態を表わす概要正面図であ
る。
【図6】従来の改良型の油圧ブレーカの一例を表わす側
面図である。
【図7】図6のVII−VII矢視図である。
【図8】従来の改良型の油圧ブレーカを装着した建設機
械によって側壁が垂直な溝を掘る状態を表わす概要正面
図である。
【符号の説明】
1 建設機械 6 アーム 8 油圧ブレーカ 9 チゼル 10 ブレーカ本体 10a フランジ部 18 ベースブラケット 18a フランジ部 18b 長孔 24 ボルト(締付部材) 25 ナット(締付部材) O 回動軸心 O’ 軸線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のアーム先端部にベースブラケ
    ットを、アームを含む面内において回動可能となるよう
    取り付けると共に、前記ベースブラケットに、被破砕物
    に対して打撃力を与えるためのチゼルを有するブレーカ
    本体を、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ
    延び且つブレーカ本体の長手方向略中心部に位置する軸
    線を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよ
    う、複数の締付部材により取り付けたことを特徴とする
    油圧ブレーカ。
  2. 【請求項2】 ベースブラケットにフランジ部を形成
    し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向
    接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前
    記ベースブラケットに形成したフランジ部に、ベースブ
    ラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心
    とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ブレ
    ーカ本体に形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通さ
    れる複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナット
    の締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ
    本体の回動角度を調節するよう構成した請求項1記載の
    油圧ブレーカ。
  3. 【請求項3】 ベースブラケットにフランジ部を形成
    し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向
    接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前
    記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、ベースブラケ
    ットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とす
    る円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベースブ
    ラケットに形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通さ
    れる複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナット
    の締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ
    本体の回動角度を調節するよう構成した請求項1記載の
    油圧ブレーカ。
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