JPH08338044A - 溝掘削機 - Google Patents

溝掘削機

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Publication number
JPH08338044A
JPH08338044A JP17279495A JP17279495A JPH08338044A JP H08338044 A JPH08338044 A JP H08338044A JP 17279495 A JP17279495 A JP 17279495A JP 17279495 A JP17279495 A JP 17279495A JP H08338044 A JPH08338044 A JP H08338044A
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JP
Japan
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trencher
boom
excavator
trench
lower traveling
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Application number
JP17279495A
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English (en)
Inventor
Satoshi Miyaoka
諭 宮岡
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP17279495A priority Critical patent/JPH08338044A/ja
Publication of JPH08338044A publication Critical patent/JPH08338044A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F5/00Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
    • E02F5/02Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches
    • E02F5/10Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches with arrangements for reinforcing trenches or ditches; with arrangements for making or assembling conduits or for laying conduits or cables
    • E02F5/102Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches with arrangements for reinforcing trenches or ditches; with arrangements for making or assembling conduits or for laying conduits or cables operatively associated with mole-ploughs, coulters
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/963Arrangements on backhoes for alternate use of different tools
    • E02F3/964Arrangements on backhoes for alternate use of different tools of several tools mounted on one machine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Shovels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の溝掘削機は単に溝掘り機本体(ト
レンチャ)を装備している溝掘り専用機であるので、土
中に硬土盤などがある場合には掘削作業が不能になる。
そのために破砕専用機械、あるいはまた埋戻し用機械な
どを投入しなければならないので不経済であり、また市
街地の路地など狭隘な作業現場では上記機械が非常に邪
魔になり、具合が悪かった。上記の問題点を解決する。 【構成】 本発明の溝掘削機では、下部走行体の上部に
連結した上部旋回体のフロント部にブーム、アーム、作
業工具を連接した油圧ショベルに対し、上記下部走行体
に支持アームを上下回動可能に延設し、その支持アーム
先端部に、トレンチャ支持装置を介しトレンチャを取付
けた。また上記トレンチャ支持装置にトレンチャ回動用
シリンダを設け、かつトレンチャのチェンを回転する駆
動モータを逆回転可能に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルにトレン
チャを装着せしめ、水道管、電線管などを埋設する溝幅
の比較的小さい細溝を掘削してさらに埋戻しを行う管理
設用溝掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、特開平2−261130号公
報に記載されている溝掘り機の側面図である。図13に
示す従来技術の溝掘り機では、建設機械のバックホー本
体1に備えるアーム2の先端にクロスレール3を支持せ
しめ、そのクロスレール3にガイド4を横断方向にスラ
イド可能に取付け、そのガイド4に溝掘り機本体5を装
着し、管や電線の地下埋設工事等に使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より管埋設用溝掘
削機(溝掘り機のこと)が掘削を行っている場合に、地
盤,土質の状況にはっては、土中に硬い地盤,岩盤,岩
石,ぐり石などが現出する。上記のような硬い地盤で
は、溝掘削機のチェンに取付けている多数のビット(掘
削刃)による掘削ができなくなる。従来技術の溝掘削機
は単に溝掘り機本体(トレンチャともいう)を装備して
いるいわゆる溝掘り専用機であるので、上記の場合の掘
削作業は不能となる。そのために上記硬い地盤を破砕す
るために、他の破砕専用機械を別途に持ち込んで対処し
ていた。溝掘削に複数の機械を投入しなければならない
ので不経済であり、また市街地の路地など狭隘な作業現
場では上記機械が非常に邪魔になり、具合が悪かった。
また従来技術の溝掘削機では、掘削した溝に対する土砂
の埋戻しや余剰土のトラックへの積込みができないので
便利が悪かった。本発明は、上記の問題点を解決できる
管埋設用溝掘削機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の溝掘削機では、
下部走行体の上部に上部旋回体を設け、その上部旋回体
のフロント部にブーム、アーム、作業工具を連接した油
圧ショベルに対し、上記下部走行体に支持アームを上下
回動可能に延設し、その支持アーム先端部に、多数のビ
ットをそなえた無端状のチェンを掛け回わしたトレンチ
ャをトレンチャ支持装置を介して装着した。そして上記
トレンチャ支持装置を、下部走行体の前後方向と直交す
る方向のガイド部をそなえた固定側枠と、上記ガイド部
に沿って摺動移動可能な移動側枠とで形成し、上記固定
側枠を前記支持アームの先端部に固定して取付け、かつ
上記移動側枠にトレンチャの駆動側基部を取付けた。ま
た上記トレンチャ支持装置に、トレンチャの地盤に対す
る切込角度を設定するトレンチャ回動用シリンダを設け
た。また上記チェンを回転する駆動モータの回転方向
を、逆回転可能に設定した。
【0005】また本発明では、上記ブームをリアブー
ム,フロントブーム,アッパブームの分割形に形成し、
上記リアブーム先端部にフロントブーム、アッパブーム
をそれぞれ左右方向に回動可能に順次連結し、そのアッ
パブームに対してアーム、作業工具をそれぞれ前後方向
に回動可能に順次連結した作業アタッチメント構成と
し、トレンチャの左右方向掘削位置に対応して作業工具
をオフセット移動できるようにした。またブーム,アー
ム,作業工具を連接した作業アタッチメントの他実施例
取付構造として、上部旋回体の前部に前部ブラケットを
固設し、その前部ブラケットにスイングブラケットを左
右方向に揺動可能に連結し、そのスイングブラケットに
ブームの基端部を連結し、トレンチャの左右方向掘削位
置に対応して作業工具をスイング移動できるようにし
た。
【0006】
【作用】本発明の溝掘削機では、油圧ショベルの下部走
行体の前部と後部のうちの一方側に支持アームを延設
し、その支持アーム先端部にトレンチャ支持装置を介し
てトレンチャを装着し、上記下部走行体の他方側にドー
ザ装置を取付け、また上部旋回体のフロント部には、ブ
ーム,アーム,作業工具を連接して構成した作業アタッ
チメントを装着している。そして上記トレンチャ支持装
置を、下部走行体の前後方向と直交する方向のガイド部
をそなえた固定側枠と、上記ガイド部に沿って摺動移動
可能な移動側枠とで形成し、上記固定側枠を上記支持ア
ームの先端部に固定して取付け、かつ上記移動側枠にト
レンチャの駆動側基部を取付けたので、トレンチャを左
右方向の所要の掘削位置に移動できるとともに、上記作
業アタッチメントの作業工具との干渉を防止することが
できる。また上記トレンチャ支持装置にトレンチャ回動
用シリンダを設けたので、トレンチャの地盤に対する所
要の切込角度を設定することができる。またトレンチャ
のチェンを回転する駆動モータの回転方向を逆回転可能
に設定したので、チェンとそのチェンを駆動するスプロ
ケットとの間に石等をかみ込んだときには、上記駆動モ
ータを逆転させて取除くことができる。
【0007】また本発明では、上記下部走行体の前部と
後部のうち支持アームを設けていない他方側に排土板を
そなえたドーザ装置を装着したので、トレンチャによっ
て掘削した溝に対する土砂の埋め戻しを行うことができ
る。そしてまた本発明では、上記ブームをリアブーム,
フロントブーム,アッパブームの分割形に形成し、上記
リアブーム先端部にフロントブーム、アッパブームをそ
れぞれ左右方向に回動可能に順次連結し、そのアッパブ
ームに対してアーム、作業工具をそれぞれ前後方向に回
動可能に順次連結し、側辺掘削用の作業アタッチメント
構成とした。それによりトレンチャの左右方向掘削位置
に対応して、作業工具をオフセット移動させることがで
きる。またブーム,アーム,作業工具を連接した作業ア
タッチメントの他実施例取付構造として、上部旋回体の
前部に前部ブラケットを固設し、その前部ブラケットに
スイングブラケットを左右方向に揺動可能に連結し、そ
のスイングブラケットにブームの基端部を連結した。そ
れにより、トレンチャの左右方向掘削位置に対応して作
業工具をスイング移動させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の溝掘削機の一部切開全体側
面図である。図において、1は溝掘削機の本体である油
圧ショベル、2(仮想線で示す)は油圧ショベル1の下
部走行体、3は下部走行体2の前部(矢印Fは下部走行
体2の前方方向を示す)のフロントアイドラ、4は下部
走行体2の後部に設けている走行モータ、5は上部旋回
体、6は上部旋回体5に装備した運転室、7は上部旋回
体5に搭載したエンジン、8は下部走行体2の下部フレ
ーム、9は下部フレーム8の前部に固設した支持アーム
取付用ブラケット、10は支持アームシリンダ取付用ブ
ラケット、11は支持アーム、12は支持アームシリン
ダ、13は支持アーム11の先端部に設けたトレンチャ
支持装置、14はトレンチャ支持装置13の固定側枠、
15は固定側枠14のガイド部、16は移動側枠、17
は移動側枠16のトレンチャ基部連結用ブラケット、1
8は固定側枠14に対して移動側枠16を摺動移動せし
めるスライドシリンダ、19は溝掘削用工具であるトレ
ンチャ、20はトレンチャ19のフレーム、21,22
はトレンチャ19の駆動側基部,先端部にそれぞれ設け
ているスプロケット、23は上記両スプロケット21と
22の間に掛け回わしている無端状のチェン、24はチ
ェン23にそなえている多数のビット(掘削刃)、25
はトレンチャ19回動用シリンダ、26は下部走行体2
の下部フレーム8の後部(矢印Rは下部走行体2の後方
方向を示す)に装着したドーザ装置、27はドーザ装置
26の排土板、28はドーザシリンダ、29aは上部旋
回体5のフロント部に装着した作業アタッチメント、3
0はブーム、31はアーム、32は第1実施例作業工具
としてのブレーカ(破砕用工具をいう)、33はブレー
カ31に取付けている長寸のロングチゼル、34はブー
ム30の構成しているリアブーム、35はフロントブー
ム、36はアッパブーム、37は左右一対のフロントブ
ーム35の内側に設けているオフセットシリンダ、38
はブームシリンダ、39はアームシリンダ、40はバケ
ットシリンダ、41はプッシュリンク、42はアイドラ
リンクである。図2は、図1に示す溝掘削機が溝掘削を
行っている状態を示す側面図である。図3は、図2のA
−Aより見た要部平面図である。図において、43はト
レンチャ19のチェン23を回転せしめる駆動モータで
ある。なお中心線O−O’はトレンチャ19の掘削中心
線であるが、図3では下部走行体2の前後方向中心線と
一致させている場合を示す。図4は図1のBより見た要
部平面図であるが、トレンチャ19の位置を右側又左側
へ移動させた状態を示す図である。図5は、本発明の溝
掘削機における他実施例トレンチャ支持装置13’の構
造を示す要部平面図である。図において、図1〜図4に
示すトレンチャ支持装置13を装備している場合と同一
構成要素のものに対しては同符号を付す。図5に示すト
レンチャ支持装置13’では、下部走行体2の前後方向
と直交する方向のガイド部15’をそなえた固定側枠1
4’に対し、上記ガイド部15’に沿って摺動移動自在
に設け、また上記ガイド部15’と平行に親ねじロッド
44を固定側枠14’に固定して設け、かつ移動側枠1
6’に固設しためねじ45に螺合せしめ、上記親ねじロ
ッド44を回転駆動するモータ46を配設している。し
たがってモータ46を正転又は逆転させることにより、
トレンチャ19の位置を右側又は左側に移動させること
ができる。図6は、図1のCより見た要部平面図であ
る。図6に示すように左右一対のフロントブーム35に
より平行リンクを形成しているので、オフセットシリン
ダ37を伸縮作動させることにより、リアブーム34の
前後方向中心線P−P’に対してアッパブーム36及び
アーム31の前後方向中心線Q−Q’を左方に寸法l又
は右方に寸法l’なる範囲にオフセット移動させること
ができる。なお図7は、トレンチャ19を下部走行体
2’の下部フレーム8’の後部側に装着した場合を示す
側面図である。
【0009】次に図8は、作業アタッチメント29a先
端部のブレーカ32(第1実施例作業工具である)を作
動させた状態を示す側面図である。図9は、第2実施例
作業工具としてリッパ47を取付けた状態の作業アタッ
チメント29bを示す側面図である。図10は、第3実
施例作業工具としてバケット48を取付けた状態の作業
アタッチメント29cを示す側面図である。図11は、
本発明の溝掘削機に搭載している一実施例エンジン7
(図1に符号に付している)の構成を示す図である。図
において、49はエンジン7のラジエータ、50はター
ボ過給機、51はインタクーラである。エンジン7で
は、インタクーラ付きターボ過給方式の機構をそなえ、
エンジン馬力の高出力化を図るようにしている。
【0010】次に、本発明の溝掘削機の構成及び作用を
図1〜図11について述べる。本発明の溝掘削機では、
油圧ショベル1の下部走行体2の下部フレーム8前部に
支持アーム11を上下回動可能に延設し、その支持アー
ム11先端部にトレンチャ支持装置13を設け、上記下
部フレーム8の後部にドーザ装置26を取付け、また上
部旋回体5のフロント部には、図1に示すようにブーム
30,アーム31,ブレーカ32(第1実施例作業工具
である)を連接して構成した作業アタッチメント29a
を装着した。そして上記トレンチャ支持装置13を、下
部走行体2の前後方向と直交する方向のガイド部15を
そなえた固定側枠14と、上記ガイド部15に沿って摺
動移動可能な移動側枠16とで形成し、上記固定側枠1
4を上記支持アーム11の先端部に固定して取付け、か
つ上記移動側枠16にトレンチャ19の駆動側基部を設
けた。それによりトレンチャ19を左右方向の所要の掘
削位置に移動できるとともに、上記作業アタッチメント
29aのブレーカ32との干渉を防止することができ
る。また、上記トレンチャ支持装置13の移動側枠16
にトレンチャ回動用シリンダ25を設けた。それにより
トレンチャ回動用シリンダ25を操作することによっ
て、トレンチャ19の地盤に対する所要の切込角度(図
2に示す角度θをいう)を設定することができる。ま
た、トレンチャ19のチェン23を回転する駆動モータ
43(図4及び図5に示す)の回転方向を逆回転可能に
設定した。それによりチェン23とそのチェン23を駆
動するスプロケット21,22(図1に示す)との間に
石等をかみ込んだときには、上記駆動モータ43を逆転
させて取除くことができる。
【0011】また本発明では、作業アタッチメント29
aのアーム31先端部に連結する第1実施例作業工具と
してブレーカ(破砕工具である)32を取付けた。それ
により図8に示すようにトレンチャ19による溝掘削を
阻害する硬土盤、岩石等(符号イで示す部分)が存在す
るときには、その硬土盤,岩石等を破砕して溝掘削を進
めることができる。あるいはまたアーム31の先端部に
連結する第2実施例作業工具として、図9に示すように
リッパ47を取付けた。それによりトレンチャ19によ
る溝掘削を阻害する硬土盤,岩石等が存在するときに
は、その硬土盤,岩石等を掘起して除去し、溝掘削を進
めることができる。あるいはまたアーム31の先端部に
連結する第3実施例作業工具として、図10に示すよう
にバケット48を取付けた。それにより、トレンチャ1
9で掘削した土砂の掬い出し、及び掘削した溝内に対す
る土砂の敷きならし等を行うことができる。そしてまた
本発明では、下部走行体2の下部フレーム8の後部(支
持アーム11を取付けていない側)に、図1に示すよう
に排土板27をそなえたドーザ装置26を装着した。そ
れにより、トレンチャ19によって掘削した溝に対する
土砂の埋め戻しを行うことができる。
【0012】また本発明では図1及び図6に示すよう
に、作業アタッチメント29aのブーム30をリアブー
ム34,フロントブーム35,アッパブーム36の分割
形に形成し、上記リアブーム34先端部にフロントブー
ム35,アッパブーム36をそれぞれ左右方向に回動可
能に順次連結し、そのアッパブーム36に対してアーム
31、ブレーカ32をそれぞれ前後方向に回動可能に順
次連結し、側辺掘削用の作業アタッチメント構成とし
た。それによりトレンチャ19の左右方向掘削位置に対
応して、ブレーカ32をオフセット移動させることがで
きる。なお本発明におけるトレンチャ19作動には大き
な駆動馬力を必要とするので、油圧ショベル1(図1に
示す)に搭載するエンジン7を、インタクーラ付きター
ボ過給方式のエンジン(図11に示す)に設定した。そ
れによりトレンチャ19駆動源として、十分な高出力を
発揮させることができる。またエンジンの出力向上手段
として、油圧ショベルに通常搭載するエンジン(図示し
ていない)より一回り大型のエンジンを搭載するように
してもよいが、図示していないターボ過給機付きエンジ
ン,アフタクーラ付きのターボ過給機付きエンジンなど
を用いるようにしてもよい。
【0013】次に図12は、本発明の他実施例溝掘削機
の一部切開全体側面図である。図において、52は溝掘
削機の本体である小型ショベル、53は小型ショベル5
2の下部走行体、19’は下部走行体53の前部側に装
着したトレンチャ、26’は後部側に装着したドーザ装
置、54は上部旋回体、55は作業アタッチメント、3
2’は作業アタッチメント55の先端部に取付けた一作
業工具としてのブレーカである。次に、本発明の他実施
例溝掘削機の構成及び作用を図12について述べる。本
発明では、小型ショベル52の上部旋回体54の前部に
前部ブラケット56を固設し、その前部ブラケット56
にスイングブラケット57を左右方向に揺動可能に連結
し、そのスイングブラケット57に、ブレーカ32’を
そなえた作業アタッチメント55のブーム58の基端部
を連結した。それにより、トレンチャ19の左右方向掘
削位置に対応してブレーカ32’をスイング移動させる
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の溝掘削機では、油圧ショベルの
下部走行体の前部と後部のうちの一方側に支持アームを
延設し、その支持アーム先端部にトレンチャ支持装置を
介してトレンチャを装着し、上記下部走行体の他方側に
ドーザ装置を取付け、また上部旋回体のフロント部に
は、ブーム,アーム,作業工具を連接して構成した作業
アタッチメントを装着している。そして上記トレンチャ
支持装置を、下部走行体の前後方向と直交する方向のガ
イド部をそなえた固定側枠と、上記ガイド部に沿って摺
動移動可能な移動側枠とで形成し、上記固定側枠を上記
支持アームの先端部に固定して取付け、かつ上記移動側
枠にトレンチャの駆動側基部を取付けたので、トレンチ
ャを左右方向の所要の掘削位置に移動できるとともに、
上記作業アタッチメントの作業工具との干渉を防止する
ことができる。また上記トレンチャ支持装置にトレンチ
ャ回動用シリンダを設けたので、トレンチャの地盤に対
する所要の切込角度を設定することができる。またトレ
ンチャのチェンを回転する駆動モータの回転方向を逆回
転可能に設定したので、チェンとそのチェンを駆動する
スプロケットとの間に石等をかみ込んだときには、上記
駆動モータを逆転させて取除くことができる。また本発
明では、上記下部走行体の前部と後部のうち支持アーム
を設けていない他方側に排土板をそなえたドーザ装置を
装着したので、トレンチャによって掘削した溝に対する
土砂の埋め戻しを行うことができる。また本発明では、
上記ブームをリアブーム,フロントブーム,アッパブー
ムの分割形に形成し、上記リアブーム先端部にフロント
ブーム、アッパブームをそれぞれ左右方向に回動可能に
順次連結し、そのアッパブームに対してアーム、作業工
具をそれぞれ前後方向に回動可能に順次連結し、側辺掘
削用の作業アタッチメント構成とした。それによりトレ
ンチャの左右方向掘削位置に対応して、作業工具をオフ
セット移動させることができる。またブーム,アーム,
作業工具を連接した作業アタッチメントの他実施例取付
構造として、上部旋回体の前部に前部ブラケットを固設
し、その前部ブラケットにスイングブラケットを左右方
向に揺動可能に連結し、そのスイングブラケットにブー
ムの基端部を連結した。それにより、トレンチャの左右
方向掘削位置に対応して作業工具をスイング移動させる
ことができる。したがって本発明の溝掘削機では、作業
時に硬い地盤等が存在,現出した場合には、作業アタッ
チメント先端部に取付けた作業工具によって破砕又は掘
起して除去し支障なく溝掘削を行うことができるととも
に、管埋設後の埋戻し作業まで1台の溝掘削機で行うこ
とができる。すなわち市街地の路地など狭隘な現場でも
他の補助作業機械無しで、スペース余裕を持って一台で
作業することができる。したがって本発明の溝掘削機を
使用すると非常に経済的で、かつ管埋設作業の作業性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝掘削機の一部切開全体側面図であ
る。
【図2】図1に示す溝掘削機が溝掘削を行っている状態
を示す側面図である。
【図3】図2のA−Aより見た要部平面図である。
【図4】図1のBより見た要部平面図である。
【図5】本発明における他実施例トレンチャ支持装置の
構造を示す要部平面図である。
【図6】図1のCより見た要部平面図である。
【図7】本発明におけるトレンチャを下部走行体の後部
側に装着した場合を示す側面図である。
【図8】本発明における作業工具であるブレーカを作動
させた状態を示す側面図である。
【図9】本発明における作業工具としてリッパを取付け
た状態を示す側面図である。
【図10】本発明における作業工具としてバケットを取
付けた状態を示す側面図である。
【図11】本発明の溝掘削機に搭載しているエンジンの
構成を示す図である。
【図12】本発明の他実施例溝掘削機の一部切開全体側
面図である。
【図13】従来技術の一実施例溝掘削機の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 2,2’,53 下部走行体 5,54 上部旋回体 11 支持アーム 13 トレンチャ支持装置 14,14’ 固定側枠 15,15’ ガイド部 16 移動側枠 19,19’ トレンチャ 23 チェン 25 トレンチャ回動用シリンダ 26,26’ ドーザ装置 29a,29b,29c,55 作業アタッチメント 30,58 ブーム 31 アーム 32,32’ ブレーカ 43 駆動モータ 47 リッパ 48 バケット 52 小型ショベル 56 スイングブラケット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体の上部に上部旋回体を設け、
    その上部旋回体のフロント部にブーム、アーム、作業工
    具を連接した油圧ショベルに対し、上記下部走行体に支
    持アームを上下回動可能に延設し、その支持アーム先端
    部に、多数のビットをそなえた無端状のチェンを掛け回
    わしたトレンチャをトレンチャ支持装置を介して装着し
    たことを特徴とする溝掘削機。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の溝掘削機
    において、前記トレンチャ支持装置を、下部走行体の前
    後方向と直交する方向のガイド部をそなえた固定側枠
    と、上記ガイド部に沿って摺動移動可能な移動側枠とで
    形成し、上記固定側枠を前記支持アームの先端部に固定
    して取付け、かつ上記移動側枠にトレンチャの駆動側基
    部を取付けたことを特徴とする溝掘削機。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲請求項1及び請求項2記
    載の溝掘削機において、前記トレンチャ支持装置に、ト
    レンチャの地盤に対する切込角度を設定するトレンチャ
    回動用シリンダを設けたことを特徴とする溝掘削機。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲請求項1記載の溝掘削機
    において、前記チェンを回転する駆動モータの回転方向
    を逆回転可能に設定したことを特徴とする溝掘削機。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲請求項1記載の溝掘削機
    において、前記下部走行体の前部と後部のうち支持アー
    ムを設けていない他方側に排土板をそなえたドーザ装置
    を装着し、トレンチャによって掘削した溝に対し土砂の
    埋戻しを行うようにしたことを特徴とする溝掘削機。
  6. 【請求項6】 特許請求の範囲請求項1記載の溝掘削機
    において、前記ブームをリアブーム,フロントブーム,
    アッパブームの分割形に形成し、上記リアブーム先端部
    にフロントブーム、アッパブームをそれぞれ左右方向に
    回動可能に順次連結し、そのアッパブームに対してアー
    ム、作業工具をそれぞれ前後方向に回動可能に順次連結
    した作業アタッチメント構成とし、トレンチャの左右方
    向掘削位置に対応して作業工具をオフセット移動できる
    ようにしたことを特徴とする溝掘削機。
  7. 【請求項7】 特許請求の範囲請求項1記載の溝掘削機
    において、上部旋回体の前部に前部ブラケットを固設
    し、その前部ブラケットにスイングブラケットを左右方
    向に揺動可能に連結し、そのスイングブラケットにブー
    ムの基端部を連結し、トレンチャの左右方向掘削位置に
    対応して作業工具をスイング移動できるようにしたこと
    を特徴とする溝掘削機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008223252A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Taiyu Kensetsu Co Ltd 管埋設用溝掘削機と管埋設用溝掘削方法
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