JP2529859Y2 - 車輌搭載型建設機械 - Google Patents
車輌搭載型建設機械Info
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- JP2529859Y2 JP2529859Y2 JP1991061606U JP6160691U JP2529859Y2 JP 2529859 Y2 JP2529859 Y2 JP 2529859Y2 JP 1991061606 U JP1991061606 U JP 1991061606U JP 6160691 U JP6160691 U JP 6160691U JP 2529859 Y2 JP2529859 Y2 JP 2529859Y2
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- Japan
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- arm
- bucket
- vehicle
- construction
- shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種建物へのガス引込
管工事(及び電話線埋設工事その他も可)に使用する車
輌搭載型建設機械に関するものである。
管工事(及び電話線埋設工事その他も可)に使用する車
輌搭載型建設機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるガス引込管工事は、元管か
らの取出部や引込管埋設部をすべて地表から開削してお
り、この工事方法による開削部分(量、長さ等)として
は、地表面より幅50cm〜1m程度、深さ1〜2m程
度、引込距離は道路部、歩道部、宅地部を合計すると、
数メートルから数10メートルと膨大となり、このため
に道路部分等の掘削面積が大きい、残土処理、埋め
戻し作業が多い、騒音、振動が激しい等の様々な難問
が生じていた。
らの取出部や引込管埋設部をすべて地表から開削してお
り、この工事方法による開削部分(量、長さ等)として
は、地表面より幅50cm〜1m程度、深さ1〜2m程
度、引込距離は道路部、歩道部、宅地部を合計すると、
数メートルから数10メートルと膨大となり、このため
に道路部分等の掘削面積が大きい、残土処理、埋め
戻し作業が多い、騒音、振動が激しい等の様々な難問
が生じていた。
【0003】そこで、もぐら工法と仮称される工事方法
が開発され、かかるもぐら工法は表層(アスファルト)
切削、砕石及び地山掘削、ケーシング建込、横穴掘進、
ガス供給管引込み、配管作業、埋め戻し、表層てん圧の
各作業を行って、道路部分の掘削が減少し、工事に伴
う振動、騒音、路面の汚れ、交通障害が大幅に減少出
来、又従来は埋設時と道路復旧時の2回道路工事を行っ
ていたが、本工法では1回の道路工事だけで良く、廃
棄土量及び埋め戻しに必要な土砂などが約10分の1に
減少出来、且つ環境への影響が緩和出来、従って上記
、の結果、機械設備の償却を考慮しても工事費の低
減が可能となる工法であり、かかるもぐら工法は徐々に
普及しつつある。
が開発され、かかるもぐら工法は表層(アスファルト)
切削、砕石及び地山掘削、ケーシング建込、横穴掘進、
ガス供給管引込み、配管作業、埋め戻し、表層てん圧の
各作業を行って、道路部分の掘削が減少し、工事に伴
う振動、騒音、路面の汚れ、交通障害が大幅に減少出
来、又従来は埋設時と道路復旧時の2回道路工事を行っ
ていたが、本工法では1回の道路工事だけで良く、廃
棄土量及び埋め戻しに必要な土砂などが約10分の1に
減少出来、且つ環境への影響が緩和出来、従って上記
、の結果、機械設備の償却を考慮しても工事費の低
減が可能となる工法であり、かかるもぐら工法は徐々に
普及しつつある。
【0004】しかし、上記のもぐら工法では、立坑掘削
時に地下層(地山部分等)が非常に固い場合にはアース
バケット(油圧回転式で動力が弱い)では掘削が困難な
場合があり、この様な時には強力な掘削力を有するバケ
ット(油圧シリンダー式で動力が強力)を必要として、
工事を中断して従来のバケット単独搭載型の車輌搭載型
建設機械を搬送(自走)して、立坑の周囲をバケットで
掘削しており、常にバケット型の車輌搭載型建設機械が
必要ではないが、上記ケースの時には工事中断の時間的
ロスが非常に大きい欠点を有していた。
時に地下層(地山部分等)が非常に固い場合にはアース
バケット(油圧回転式で動力が弱い)では掘削が困難な
場合があり、この様な時には強力な掘削力を有するバケ
ット(油圧シリンダー式で動力が強力)を必要として、
工事を中断して従来のバケット単独搭載型の車輌搭載型
建設機械を搬送(自走)して、立坑の周囲をバケットで
掘削しており、常にバケット型の車輌搭載型建設機械が
必要ではないが、上記ケースの時には工事中断の時間的
ロスが非常に大きい欠点を有していた。
【0005】又、車輌搭載型建設機械は本体(建設機
械)、掘削工具類の搭載スペースが限られているため
に、夫々の用途に応じた専用タイプしかなく、例えばバ
ケット単独搭載型の車輌搭載型建設機械は、荷台の後方
部に回動自在なターンテーブルを設置し、該ターンテー
ブル上に揺動自在なアームを取付け、該アームは第1ア
ームに対して揺動自在な第2アームを取付けており、か
かるアームの折り畳み方式が特にアームが大きい場合の
格納の容易さから、第1アームの下に第2アームが潜り
込む形式のため、荷台の直上には第2アームが位置する
ために、アームの先端に取付けられる掘削工具としては
バケットの搭載スペースしか存在せず、もぐら工法(立
坑式)用の数種類の各種掘削装置の搭載スペースがな
く、これらを搭載出来なかった。
械)、掘削工具類の搭載スペースが限られているため
に、夫々の用途に応じた専用タイプしかなく、例えばバ
ケット単独搭載型の車輌搭載型建設機械は、荷台の後方
部に回動自在なターンテーブルを設置し、該ターンテー
ブル上に揺動自在なアームを取付け、該アームは第1ア
ームに対して揺動自在な第2アームを取付けており、か
かるアームの折り畳み方式が特にアームが大きい場合の
格納の容易さから、第1アームの下に第2アームが潜り
込む形式のため、荷台の直上には第2アームが位置する
ために、アームの先端に取付けられる掘削工具としては
バケットの搭載スペースしか存在せず、もぐら工法(立
坑式)用の数種類の各種掘削装置の搭載スペースがな
く、これらを搭載出来なかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、相当な効果
を有するもぐら工法単独ではガス管の配設工事が不可能
な工事現場において、バケットの使用を即時に可能とす
る様にした車輌搭載型建設機械を提供せんとするもので
ある。
を有するもぐら工法単独ではガス管の配設工事が不可能
な工事現場において、バケットの使用を即時に可能とす
る様にした車輌搭載型建設機械を提供せんとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記従来技術
に基づく、もぐら工法単独ではガス管の配設工事が不可
能で、且つもぐら工法用の各種掘削装置(約4種類)と
バケット(ショベル)の両者搭載型の建設機械(工作車
輌)が存在しない課題に鑑み、バケット取付け用のアー
ムの折り畳み方式を変更することによって、もぐら工法
用の各種掘削装置の搭載スペースを設けて、上記両者を
1台の工作車輌に搭載する様にして、前記課題を解決せ
んとするものである。又、揺動式のアームと立坑に沿っ
た直線方向移動の各種掘削装置の移動方向相違に関し
て、揺動するアームにおける第2アームに伸縮自在な内
蔵アームを取付けることによって、立坑に沿った方向へ
の各種掘削装置の移動を行い、又第2アームの先端に油
圧供給パイプの先端を配設して、各種掘削装置の駆動源
の設置を行っている。
に基づく、もぐら工法単独ではガス管の配設工事が不可
能で、且つもぐら工法用の各種掘削装置(約4種類)と
バケット(ショベル)の両者搭載型の建設機械(工作車
輌)が存在しない課題に鑑み、バケット取付け用のアー
ムの折り畳み方式を変更することによって、もぐら工法
用の各種掘削装置の搭載スペースを設けて、上記両者を
1台の工作車輌に搭載する様にして、前記課題を解決せ
んとするものである。又、揺動式のアームと立坑に沿っ
た直線方向移動の各種掘削装置の移動方向相違に関し
て、揺動するアームにおける第2アームに伸縮自在な内
蔵アームを取付けることによって、立坑に沿った方向へ
の各種掘削装置の移動を行い、又第2アームの先端に油
圧供給パイプの先端を配設して、各種掘削装置の駆動源
の設置を行っている。
【0008】
【作用】本考案は、立坑及び横穴によるもぐら工法にお
いて、立坑掘削時に地山部分等にアースバケットでは掘
削不可能な堅い地盤が存在した場合には、アームの先端
にバケットを取付け、強力な揺動力(油圧シリンダー)
によりアームを揺動させて、立坑周囲をバケットで掘削
し、所定の立坑を掘削し、続けて横穴の掘削等の作業を
続行するのである。
いて、立坑掘削時に地山部分等にアースバケットでは掘
削不可能な堅い地盤が存在した場合には、アームの先端
にバケットを取付け、強力な揺動力(油圧シリンダー)
によりアームを揺動させて、立坑周囲をバケットで掘削
し、所定の立坑を掘削し、続けて横穴の掘削等の作業を
続行するのである。
【0009】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1はガス引込管工事(及び電話線埋設工事その
他も可)に使用する建設機械2を搭載した工作車輌であ
り、該工作車輌1は前方部の運転席3と後方部の荷台
4、及び該荷台4上に搭載、設置した建設機械2より構
成している。
すると、1はガス引込管工事(及び電話線埋設工事その
他も可)に使用する建設機械2を搭載した工作車輌であ
り、該工作車輌1は前方部の運転席3と後方部の荷台
4、及び該荷台4上に搭載、設置した建設機械2より構
成している。
【0010】5は荷台4の後方部に回動自在に設置した
ターンテーブルであり、該ターンテーブル5上には水平
面で揺動自在なアーム6を取付けており、該アーム6は
第1アーム7に対して垂直面で揺動自在な第2アーム8
を取付けており、かかるアーム6の折り畳み時に第1ア
ーム7の上に第2アーム8が折り重なる構造と成し、か
かる構成により荷台4の中央部直上にはアーム6が位置
しない様にしている。
ターンテーブルであり、該ターンテーブル5上には水平
面で揺動自在なアーム6を取付けており、該アーム6は
第1アーム7に対して垂直面で揺動自在な第2アーム8
を取付けており、かかるアーム6の折り畳み時に第1ア
ーム7の上に第2アーム8が折り重なる構造と成し、か
かる構成により荷台4の中央部直上にはアーム6が位置
しない様にしている。
【0011】9は油圧式の第1シリンダーであり、該第
1シリンダー9はターンテーブル5と第1アーム7の中
間部にその両端を枢支し、又油圧式の第2シリンダー10
は第1アーム7の中間部と第2アーム8の基端である基
板11にその両端を枢支し、且つ油圧式の第3シリンダー
12は第2アーム8の中間部に固設した基板13にその基端
を枢支しており、第3シリンダー12の先端は揺動自在な
アタッチメント14に枢支している。
1シリンダー9はターンテーブル5と第1アーム7の中
間部にその両端を枢支し、又油圧式の第2シリンダー10
は第1アーム7の中間部と第2アーム8の基端である基
板11にその両端を枢支し、且つ油圧式の第3シリンダー
12は第2アーム8の中間部に固設した基板13にその基端
を枢支しており、第3シリンダー12の先端は揺動自在な
アタッチメント14に枢支している。
【0012】15は第2アーム8に設けた伸縮自在な内蔵
アームであり、該内蔵アーム15の先端に上記アタッチメ
ント14を取付け、該アタッチメント14には種々な治具16
を着脱自在に取付けており、又第2アーム8の先端には
油圧供給パイプ17の先端を配設している。
アームであり、該内蔵アーム15の先端に上記アタッチメ
ント14を取付け、該アタッチメント14には種々な治具16
を着脱自在に取付けており、又第2アーム8の先端には
油圧供給パイプ17の先端を配設している。
【0013】次に工作車輌1にはバケット18(ショベ
ル)が搭載され、その他に搭載される掘削工具で、もぐ
ら工法に使用される各種掘削装置19としては、表層
(アスファルト)切削に使用されるコアカッター20
(ホールソーとも称される)、砕石及び地山掘削に使用
されるアースバケット21(アースドリルとも称され
る)、ケーシング建込(土砂落下防止用)に使用される
円筒状体のケーシング22、横穴掘進に使用される掘進
機23(横穴推進装置とも称される)が夫々工作車輌1
の荷台4上に搭載されている。尚、コアカッター20及
びアースバケット21は油圧作動回転式のものである。
ル)が搭載され、その他に搭載される掘削工具で、もぐ
ら工法に使用される各種掘削装置19としては、表層
(アスファルト)切削に使用されるコアカッター20
(ホールソーとも称される)、砕石及び地山掘削に使用
されるアースバケット21(アースドリルとも称され
る)、ケーシング建込(土砂落下防止用)に使用される
円筒状体のケーシング22、横穴掘進に使用される掘進
機23(横穴推進装置とも称される)が夫々工作車輌1
の荷台4上に搭載されている。尚、コアカッター20及
びアースバケット21は油圧作動回転式のものである。
【0014】又、もぐら工法に使用され、アーム6に直
接取付けされない小物工具としては、ガス供給管引込み
に使用される引込み管(ポリエチレン管)、配管作業に
使用される地上操作治具、埋め戻し及び表層てん圧に使
用されるランマーがあり、これらは別の工作車輌、運搬
車輌に搭載される。
接取付けされない小物工具としては、ガス供給管引込み
に使用される引込み管(ポリエチレン管)、配管作業に
使用される地上操作治具、埋め戻し及び表層てん圧に使
用されるランマーがあり、これらは別の工作車輌、運搬
車輌に搭載される。
【0015】そこで、バケット18(ショベル)及び各種
掘削装置19は荷台4の前方部に配置され、バケット18は
最前部の中央部に配置され、各種掘削装置19の一部であ
るコアカッター20はバケット18の左側に、同ケーシング
22は同右側に、同アースバケット21はコアカッター20の
後側に、同掘進機23はケーシング22の後側に夫々配置、
搭載されている。
掘削装置19は荷台4の前方部に配置され、バケット18は
最前部の中央部に配置され、各種掘削装置19の一部であ
るコアカッター20はバケット18の左側に、同ケーシング
22は同右側に、同アースバケット21はコアカッター20の
後側に、同掘進機23はケーシング22の後側に夫々配置、
搭載されている。
【0016】次に本考案に係る車輌搭載型建設機械の作
用について説明すると、先ず、通常のもぐら工法におい
ては、元管Mの真上の表層(アスファルト)をコアカ
ッター20により直径50cmにわたって切削し、アー
スバケット21により砕石部分を掘削し、ケーシング22
を押し込みながら、アースバケット21により地山部分を
掘削し、立坑T掘削を完了し、道路の立坑Tから敷地
の立坑(図示せず)に向かって、掘進機23を地上から操
作して掘進機23のオーガ(図示せず)により横穴Yを貫
通し、推進に使用したオーガを引き抜くと同時に、ガ
ス引込管を民地側から元管M部まで引き込み、地上か
らの操作で、元管Mにガス引込管を取付け、ランマー
とケーシングジャッキを使用して、立坑Tに土砂を埋め
戻しながらてん圧し、道路の原形復旧を行い、工事を
全て完了する。
用について説明すると、先ず、通常のもぐら工法におい
ては、元管Mの真上の表層(アスファルト)をコアカ
ッター20により直径50cmにわたって切削し、アー
スバケット21により砕石部分を掘削し、ケーシング22
を押し込みながら、アースバケット21により地山部分を
掘削し、立坑T掘削を完了し、道路の立坑Tから敷地
の立坑(図示せず)に向かって、掘進機23を地上から操
作して掘進機23のオーガ(図示せず)により横穴Yを貫
通し、推進に使用したオーガを引き抜くと同時に、ガ
ス引込管を民地側から元管M部まで引き込み、地上か
らの操作で、元管Mにガス引込管を取付け、ランマー
とケーシングジャッキを使用して、立坑Tに土砂を埋め
戻しながらてん圧し、道路の原形復旧を行い、工事を
全て完了する。
【0017】しかし、地山部分等にアースバケット21で
は掘削不可能な堅い地盤が存在した場合には、アースバ
ケット21に代えてアーム6の先端にバケット18を取付
け、強力な揺動力によりアーム6を揺動させて、立坑T
周囲(図4中、一点鎖線)を掘削し、所定の立坑Tを掘
削し、続けて横穴Yの掘削等の作業を続行するのであ
る。
は掘削不可能な堅い地盤が存在した場合には、アースバ
ケット21に代えてアーム6の先端にバケット18を取付
け、強力な揺動力によりアーム6を揺動させて、立坑T
周囲(図4中、一点鎖線)を掘削し、所定の立坑Tを掘
削し、続けて横穴Yの掘削等の作業を続行するのであ
る。
【0018】次に工作車輌1に搭載されたバケット18及
び各種掘削装置19の設置、取付け手順について説明する
と、アーム6先端の治具16をC字状の持ち上げ用フック
(図示せず)に交換し、バケット18(支持台24付き)及
び各種掘削装置19を工作車輌1より降ろし、次にバケッ
ト18のアーム6への取付け時には、アーム6先端の治具
16を外してアタッチメント14にバケット18を直接取付
け、又コアカッター20及びアースバケット21の取付け時
には、治具16の先端の円柱状の突起25をコアカッター20
及びアースバケット21上端の支持パイプ26に嵌入すると
共にピン(図示せず)を差し込み、油圧供給パイプ17に
カップリングを接続し、コアカッター20及びアースバケ
ット21に圧力油を送油してこれらを作動させて掘削等を
行うのである。
び各種掘削装置19の設置、取付け手順について説明する
と、アーム6先端の治具16をC字状の持ち上げ用フック
(図示せず)に交換し、バケット18(支持台24付き)及
び各種掘削装置19を工作車輌1より降ろし、次にバケッ
ト18のアーム6への取付け時には、アーム6先端の治具
16を外してアタッチメント14にバケット18を直接取付
け、又コアカッター20及びアースバケット21の取付け時
には、治具16の先端の円柱状の突起25をコアカッター20
及びアースバケット21上端の支持パイプ26に嵌入すると
共にピン(図示せず)を差し込み、油圧供給パイプ17に
カップリングを接続し、コアカッター20及びアースバケ
ット21に圧力油を送油してこれらを作動させて掘削等を
行うのである。
【0019】又、上記作業におけるアーム6の動きにお
いて、バケット18等を降ろす時には、第1シリンダー9
を作動させて第1アーム7を上昇揺動させ、第2シリン
ダー10を作動させて第2アーム8を上昇揺動させ、ター
ンテーブル5を回転させてバケット18等の真上にアーム
6の先端を位置し、第3シリンダー12を作動させて治具
16を所定角度となる様にアタッチメント14を揺動させて
位置調整を行い、バケット18等を降ろして行い、又バケ
ット18及び各種掘削装置19の着脱時或いは掘削時にはア
ーム6を所定角度と成すと共に第2アーム8の内蔵アー
ム15を伸縮させる。
いて、バケット18等を降ろす時には、第1シリンダー9
を作動させて第1アーム7を上昇揺動させ、第2シリン
ダー10を作動させて第2アーム8を上昇揺動させ、ター
ンテーブル5を回転させてバケット18等の真上にアーム
6の先端を位置し、第3シリンダー12を作動させて治具
16を所定角度となる様にアタッチメント14を揺動させて
位置調整を行い、バケット18等を降ろして行い、又バケ
ット18及び各種掘削装置19の着脱時或いは掘削時にはア
ーム6を所定角度と成すと共に第2アーム8の内蔵アー
ム15を伸縮させる。
【0020】
【考案の効果】要するに本考案は、工作車輌1の荷台4
上に水平面で回動自在、垂直面で揺動自在に取付けられ
たアーム6は第1アーム7に対して揺動自在な第2アー
ム8を取付けて成り、かかるアーム6の折り畳み時に第
1アーム7の上に第2アーム8が折り重なる構造と成し
たので、この様にアーム6の折り畳み方式を変更するこ
とにより、荷台4に格納スペースを確保してコンパクト
にバケット18及びもぐら工法用の各種掘削装置19を
同時に搭載することが出来る。 又、荷台4にはアーム6
に選択装着するバケット18及びもぐら工法用の各種掘
削装置19を装備したので、もぐら工法単独ではガス管
の配設工事が不可能な時に使用されるバケット18が、
もぐら工法に使用する各種掘削装置19と共に1台の工
作車輌1に搭載されているために、各種掘削装置19の
アースバケット21に代えてバケット18の使用を即時
に可能と成し、従って工事を中断したり、バケット単独
搭載型の車輌搭載型建設機械を搬送(自走)する必要が
なく、工事中断の時間的ロス及び工作車輌1の準備を不
要にしてコストダウンを図ることが出来る。 又、バケッ
ト18はアーム6の揺動で掘削作動可能のものと成した
ので、非常に固い地下層の掘削が出来、又各種掘削装置
19の一部は油圧作動回転式のものと成し、第2アーム
8に伸縮自在に内蔵アーム15を設けたので、内蔵アー
ム15の伸張作動により、立坑Tの中心軸方向へコアカ
ッター20、アースバケット21、ケーシング22、堀
進機23を容易に直線的に移動させることが出来る。
又、第2アーム8の先端に各種掘削装置19に圧力油を
供給する油圧供給パイプ17の先端を配設したので、も
ぐら工法用の各種掘削装置19におけるコアカッター2
0又はアースバケット21等の駆動源の配置を容易にす
ることが出来る等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
上に水平面で回動自在、垂直面で揺動自在に取付けられ
たアーム6は第1アーム7に対して揺動自在な第2アー
ム8を取付けて成り、かかるアーム6の折り畳み時に第
1アーム7の上に第2アーム8が折り重なる構造と成し
たので、この様にアーム6の折り畳み方式を変更するこ
とにより、荷台4に格納スペースを確保してコンパクト
にバケット18及びもぐら工法用の各種掘削装置19を
同時に搭載することが出来る。 又、荷台4にはアーム6
に選択装着するバケット18及びもぐら工法用の各種掘
削装置19を装備したので、もぐら工法単独ではガス管
の配設工事が不可能な時に使用されるバケット18が、
もぐら工法に使用する各種掘削装置19と共に1台の工
作車輌1に搭載されているために、各種掘削装置19の
アースバケット21に代えてバケット18の使用を即時
に可能と成し、従って工事を中断したり、バケット単独
搭載型の車輌搭載型建設機械を搬送(自走)する必要が
なく、工事中断の時間的ロス及び工作車輌1の準備を不
要にしてコストダウンを図ることが出来る。 又、バケッ
ト18はアーム6の揺動で掘削作動可能のものと成した
ので、非常に固い地下層の掘削が出来、又各種掘削装置
19の一部は油圧作動回転式のものと成し、第2アーム
8に伸縮自在に内蔵アーム15を設けたので、内蔵アー
ム15の伸張作動により、立坑Tの中心軸方向へコアカ
ッター20、アースバケット21、ケーシング22、堀
進機23を容易に直線的に移動させることが出来る。
又、第2アーム8の先端に各種掘削装置19に圧力油を
供給する油圧供給パイプ17の先端を配設したので、も
ぐら工法用の各種掘削装置19におけるコアカッター2
0又はアースバケット21等の駆動源の配置を容易にす
ることが出来る等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
【図1】本考案に係る車輌搭載型建設機械の平面図であ
る。
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】立坑及び立坑周囲の掘削時等のアーム旋回時の
側面図である。
側面図である。
【図4】もぐら工法時の道路部等の断面図である。
1 工作車輌 4 荷台 6 アーム 7 第1アーム 8 第2アーム15 内蔵アーム 17 油圧供給パイプ 18 バケット 19 各種掘削装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 正 大阪府大東市諸福4−4−8 中道機械 産業株式会社中央営業所内 (72)考案者 石川 哲夫 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 足立 進 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−20503(JP,A) 特開 昭61−126289(JP,A) 実開 昭50−137807(JP,U) 実開 平4−26245(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 工作車輌の荷台上に水平面で回動自在、
垂直面で揺動自在に取付けられたアームは、第1アーム
に対して揺動自在な第2アームを取付けて成り、かかる
アームの折り畳み時に第1アームの上に第2アームが折
り重なる構造と成し、又荷台にはアームに選択装着する
バケット及びもぐら工法用の各種掘削装置を装備し、バ
ケットはアームの揺動で掘削作動可能のものと成し、各
種掘削装置の一部は油圧作動回転式のものと成し、第2
アームに伸縮自在に内蔵アームを設けると共に、第2ア
ームの先端に各種掘削装置に圧力油を供給する油圧供給
パイプの先端を配設したことを特徴とする車輌搭載型建
設機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061606U JP2529859Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 車輌搭載型建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061606U JP2529859Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 車輌搭載型建設機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612547U JPH0612547U (ja) | 1994-02-18 |
JP2529859Y2 true JP2529859Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=13175996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991061606U Expired - Lifetime JP2529859Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 車輌搭載型建設機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529859Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020503A (ja) * | 1973-06-25 | 1975-03-04 | ||
JPS5444407Y2 (ja) * | 1974-04-30 | 1979-12-20 | ||
JPS61126289A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-13 | 東京瓦斯株式会社 | 掘進作業車 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP1991061606U patent/JP2529859Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612547U (ja) | 1994-02-18 |
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