JPH0735904Y2 - 植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機 - Google Patents
植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機Info
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- JPH0735904Y2 JPH0735904Y2 JP1991005010U JP501091U JPH0735904Y2 JP H0735904 Y2 JPH0735904 Y2 JP H0735904Y2 JP 1991005010 U JP1991005010 U JP 1991005010U JP 501091 U JP501091 U JP 501091U JP H0735904 Y2 JPH0735904 Y2 JP H0735904Y2
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- Japan
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- attached
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、庭園,公園,ゴルフ場
等緑化用の植栽樹木が風雨などで動揺しないように設け
る植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機に関する。
等緑化用の植栽樹木が風雨などで動揺しないように設け
る植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機に関する。
【0002】
【従来の技術】樹木を移植した後、樹木の幹が風などの
ために動揺すると根鉢の外周りに隙間が出来たりして根
つきが悪く最悪の場合枯死することがある。したがっ
て、ツツジ類のような低木類以外の高木は支柱あるいは
風よけ支柱などと称する添え柱を設けて風雨によって庭
木が動揺しないようにしている。
ために動揺すると根鉢の外周りに隙間が出来たりして根
つきが悪く最悪の場合枯死することがある。したがっ
て、ツツジ類のような低木類以外の高木は支柱あるいは
風よけ支柱などと称する添え柱を設けて風雨によって庭
木が動揺しないようにしている。
【0003】前記添え柱は図6に示す2脚鳥居型のよう
に樹木1に添え柱2を沿わせて立設し、さらに左右一対
に立設した杭状の支柱3の上部間にしゅろ縄1A等を用
いて設けた横木4に前記樹木1,添え柱2をしゅろ縄1
B等を用いて固定している。また樹木1,添え柱2の支
えとしては図7に示すように支柱3を斜設した2脚富士
型、あるいは図8,図9に示すように前記2脚鳥居型を
2組設けた十字鳥居型,4脚鳥居型などが用いられる。
に樹木1に添え柱2を沿わせて立設し、さらに左右一対
に立設した杭状の支柱3の上部間にしゅろ縄1A等を用
いて設けた横木4に前記樹木1,添え柱2をしゅろ縄1
B等を用いて固定している。また樹木1,添え柱2の支
えとしては図7に示すように支柱3を斜設した2脚富士
型、あるいは図8,図9に示すように前記2脚鳥居型を
2組設けた十字鳥居型,4脚鳥居型などが用いられる。
【0004】そして前記支柱用の孔5は従来人手により
スコップ等を用いて1個毎に穿孔するようにしていた
が、このような手作業に頼る穿孔作業は極めて作業能率
が低いため、電動ドリル装置により穿孔することも考え
られる。しかし、電動ドリル装置で穿孔する場合であっ
ても、前述した2脚鳥居型の支柱3の孔5を穿孔する場
合は二回、十字鳥居型,4脚鳥居型の場合においては、
四回の穿孔作業を繰り返さなければならず、作業性に劣
る面がある。この点に関し、実開昭52−148731
号公報には、複数本の穿孔スクリューを具備した穿孔耕
耘機が提案され、この穿孔耕耘機を用いれば、一回の穿
孔作業で同時に多数個の孔が穿孔可能となるが、孔を穿
孔する際、依然として電動機に付設するハンドルを持っ
て穿孔する必要がある。また、この種の複数本の穿孔ス
クリューを具備した穿孔耕耘機を樹木1の動揺を防ぐ支
柱埋設用として使用した場合、穿孔スクリューの間隔も
支柱3の間隔に応じて広く設定することになるから、装
置自体も比較的大型化で重くなり、最低でも2人以上の
人手が必要であるばかりでなく、重い装置を持って行う
作業は、重労働であり、特に近時造園業に携わる作業員
の人手不足、あるいは高齢化のため、穿孔作業の機械化
が望まれている。
スコップ等を用いて1個毎に穿孔するようにしていた
が、このような手作業に頼る穿孔作業は極めて作業能率
が低いため、電動ドリル装置により穿孔することも考え
られる。しかし、電動ドリル装置で穿孔する場合であっ
ても、前述した2脚鳥居型の支柱3の孔5を穿孔する場
合は二回、十字鳥居型,4脚鳥居型の場合においては、
四回の穿孔作業を繰り返さなければならず、作業性に劣
る面がある。この点に関し、実開昭52−148731
号公報には、複数本の穿孔スクリューを具備した穿孔耕
耘機が提案され、この穿孔耕耘機を用いれば、一回の穿
孔作業で同時に多数個の孔が穿孔可能となるが、孔を穿
孔する際、依然として電動機に付設するハンドルを持っ
て穿孔する必要がある。また、この種の複数本の穿孔ス
クリューを具備した穿孔耕耘機を樹木1の動揺を防ぐ支
柱埋設用として使用した場合、穿孔スクリューの間隔も
支柱3の間隔に応じて広く設定することになるから、装
置自体も比較的大型化で重くなり、最低でも2人以上の
人手が必要であるばかりでなく、重い装置を持って行う
作業は、重労働であり、特に近時造園業に携わる作業員
の人手不足、あるいは高齢化のため、穿孔作業の機械化
が望まれている。
【0005】そこで、穿孔作業の機械化が可能な装置と
して、実開昭64−31184号公報には、油圧ショベ
ルカー等の自走式作業機のアーム装置の先端に横穴を穿
孔する継ぎ足し可能なオーガを有する掘削装置をオーガ
方向調整機構を介して着脱自在に取り付けた横穴掘削装
置が提案されている。
して、実開昭64−31184号公報には、油圧ショベ
ルカー等の自走式作業機のアーム装置の先端に横穴を穿
孔する継ぎ足し可能なオーガを有する掘削装置をオーガ
方向調整機構を介して着脱自在に取り付けた横穴掘削装
置が提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術の横穴掘
削装置は、住宅等の地下配管を埋設するための横穴を穿
孔するものであるため、一本のオーガしか具備しておら
ず、たとえ従来例の横穴掘削装置が縦穴の穿孔用として
転用可能であるとしても、二脚の支柱3を埋設するため
の孔5を穿孔するには2回の穿孔作業を繰り返す必要が
あるばかりでなく、樹木1の添木として埋設される二脚
の支柱3は、前述したように植栽された樹木1の近傍に
下端部を外側に広げて概ねハの字状を成して埋設され、
その二脚の 支柱3を埋設する孔5も支柱3の傾斜に応じ
て穿孔することが望ましい。ところで従来例においるオ
ーガは、オーガ方向調整機構によってオーガの傾斜角が
調整可能であるため、支柱3を埋設する孔5を支柱3の
傾斜に応じて穿孔することが可能であるとしても、一つ
孔5を穿孔し終えた段階で他方の孔5に合わせてオーガ
の傾斜角を調整する必要があり、このため従来例の横穴
掘削装置を支柱3を埋設する穴5の穿孔用として適用す
る場合には、複数の穿孔作業を繰り返す必要があるばか
りでなく、孔5を穿孔するたびにオーガの傾斜角を調整
する必要があり、極めて作業効率が悪い。また、従来例
における横穴掘削装置は、オーガの回転駆動用油圧モー
タとこれらオーガとその油圧モータを含めた回転駆動装
置を進退させてオーガを地中に進行させる掘削用油圧モ
ータとを必要とし、装置全体の構造も複雑であるのみな
らず装置の大型化を招くものである。
削装置は、住宅等の地下配管を埋設するための横穴を穿
孔するものであるため、一本のオーガしか具備しておら
ず、たとえ従来例の横穴掘削装置が縦穴の穿孔用として
転用可能であるとしても、二脚の支柱3を埋設するため
の孔5を穿孔するには2回の穿孔作業を繰り返す必要が
あるばかりでなく、樹木1の添木として埋設される二脚
の支柱3は、前述したように植栽された樹木1の近傍に
下端部を外側に広げて概ねハの字状を成して埋設され、
その二脚の 支柱3を埋設する孔5も支柱3の傾斜に応じ
て穿孔することが望ましい。ところで従来例においるオ
ーガは、オーガ方向調整機構によってオーガの傾斜角が
調整可能であるため、支柱3を埋設する孔5を支柱3の
傾斜に応じて穿孔することが可能であるとしても、一つ
孔5を穿孔し終えた段階で他方の孔5に合わせてオーガ
の傾斜角を調整する必要があり、このため従来例の横穴
掘削装置を支柱3を埋設する穴5の穿孔用として適用す
る場合には、複数の穿孔作業を繰り返す必要があるばか
りでなく、孔5を穿孔するたびにオーガの傾斜角を調整
する必要があり、極めて作業効率が悪い。また、従来例
における横穴掘削装置は、オーガの回転駆動用油圧モー
タとこれらオーガとその油圧モータを含めた回転駆動装
置を進退させてオーガを地中に進行させる掘削用油圧モ
ータとを必要とし、装置全体の構造も複雑であるのみな
らず装置の大型化を招くものである。
【0007】本考案は、前記問題点を解決してドリルに
よって穿孔する孔を樹木に添設する支柱の傾斜に応じて
2個同時に穿孔することのできる植栽樹木の支柱建てこ
み用穿孔機を提供することを目的とする。
よって穿孔する孔を樹木に添設する支柱の傾斜に応じて
2個同時に穿孔することのできる植栽樹木の支柱建てこ
み用穿孔機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、植栽樹木の近
傍に添設され下端部を外側に広げて概ねハの字状を成す
二脚の支柱埋設用の孔を穿孔する左右一対のドリルと、
このドリルをそれぞれ駆動するモータと、自走式作業機
に具備した昇降可能なアーム装置に着脱自在に取り付け
られ前記両モータを固定する取付用ベースとを有し、前
記モータは前記ドリルを下方に向けようにして前記取付
用ベースに固定されるとともに、そのドリルの軸線方向
を前記ハの字状に広げた二脚の支柱の傾斜に応じて調整
自在となるように左右方向首振り自在に取り付けたもの
である。
傍に添設され下端部を外側に広げて概ねハの字状を成す
二脚の支柱埋設用の孔を穿孔する左右一対のドリルと、
このドリルをそれぞれ駆動するモータと、自走式作業機
に具備した昇降可能なアーム装置に着脱自在に取り付け
られ前記両モータを固定する取付用ベースとを有し、前
記モータは前記ドリルを下方に向けようにして前記取付
用ベースに固定されるとともに、そのドリルの軸線方向
を前記ハの字状に広げた二脚の支柱の傾斜に応じて調整
自在となるように左右方向首振り自在に取り付けたもの
である。
【0009】
【作用】前記構成により、支柱を樹木に添設する際、取
付用ベースを樹木の近傍に設置するように自走式作業機
のアームを操作する。この後、モータを作動してドリル
を回転させた状態でアーム装置を降下させ、このアーム
装置の降下に伴って回転 ドリルを地中に進行させて孔を
掘進する。この時、取付用ベースに取り付けたドリルの
軸線方向を樹木に添設する支柱の傾斜に合わせて取り付
けることによって、支柱を埋設するためのハの字状に傾
斜した孔が穿孔される。
付用ベースを樹木の近傍に設置するように自走式作業機
のアームを操作する。この後、モータを作動してドリル
を回転させた状態でアーム装置を降下させ、このアーム
装置の降下に伴って回転 ドリルを地中に進行させて孔を
掘進する。この時、取付用ベースに取り付けたドリルの
軸線方向を樹木に添設する支柱の傾斜に合わせて取り付
けることによって、支柱を埋設するためのハの字状に傾
斜した孔が穿孔される。
【0010】
【実施例】次ぎに本考案の実施例を図1乃至図4を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1に示すように、自走式作業機11は、ク
ローラ式走行車体12の上部に旋回台13を回動自在に設
け、この旋回台13上には油圧ポンプ(図示せず)を設け
たエンジン室14、運転席15を設けるとともに、運転席15
の前方にはアーム16及びビーム17からなるアーム装置18
が設けられており、前記ビーム17の先端には取付用ベー
ス19が着脱自在に軸着している。そして前記取付用ベー
ス19、アーム16及びビーム17はそれぞれシリンダ20、ア
ームシリンダ21、ブームシリンダ22の伸縮により各支点
を中心として回動し、前記旋回台13は旋回モータ24によ
り旋回され、また前記走行車体12は左右の走行モータ25
により駆動されるようになっている。
ローラ式走行車体12の上部に旋回台13を回動自在に設
け、この旋回台13上には油圧ポンプ(図示せず)を設け
たエンジン室14、運転席15を設けるとともに、運転席15
の前方にはアーム16及びビーム17からなるアーム装置18
が設けられており、前記ビーム17の先端には取付用ベー
ス19が着脱自在に軸着している。そして前記取付用ベー
ス19、アーム16及びビーム17はそれぞれシリンダ20、ア
ームシリンダ21、ブームシリンダ22の伸縮により各支点
を中心として回動し、前記旋回台13は旋回モータ24によ
り旋回され、また前記走行車体12は左右の走行モータ25
により駆動されるようになっている。
【0012】尚前記取付用ベース19は、例えばチャンネ
ル鋼を適宜組合せたものであり、その後面の上部には前
記ビーム17の先端が軸26を介して着脱自在に枢着してお
り、また後面の下部に軸27を介して連結杆28が着脱自在
に枢着されているとともに、この連結杆28の他端には前
記シリンダ20が枢着している。
ル鋼を適宜組合せたものであり、その後面の上部には前
記ビーム17の先端が軸26を介して着脱自在に枢着してお
り、また後面の下部に軸27を介して連結杆28が着脱自在
に枢着されているとともに、この連結杆28の他端には前
記シリンダ20が枢着している。
【0013】前記取付用ベース19の前面両側には、下向
きにドリル29を接続した油圧モータ30が各々縦方向に装
着されている。前記油圧モータ30の四隅には取付用の脚
31が設けられており、そしてこの脚31には取付孔32が形
成されている。また前記取付用ベース19の上部左右には
縦横の寸法が前記取付孔32に比較して大きい横長な上部
受け孔33が形成され、さらに前記取付用ベース19の下部
左右には縦横の寸法が前記取付孔32に比較して大きい横
長な下部受け孔34が形成されている。そして前記取付孔
32を貫通したボルト35を前記上部,下部受け孔33,34及
び幅大な座金36に貫通し、そして前記取付用ベース19の
裏側からナット37で固定するようになっている。尚38,
39はスプリングワッシャーである。したがって前記油圧
モータ30の取付けにおいては、前記取付孔32を前記上
部,下部受け孔33,34の適所に配置して固定することに
より、油圧モータ30が前記取付用ベース19に左右方向首
振り自在に取り付けられ、これによりドリル29の軸線29
Aの方向を支柱3の傾斜に合わせて適宜調整できるよう
にっている。また前記油圧モータ30にはエンジン室14内
の油圧ポンプと油圧ホース40を介して接続されており、
運転席15に設けた操作レバー41により切換弁(図示せ
ず)を切換えて前記油圧ポンプ30を正転、停止及び逆転
ができるようになっている。
きにドリル29を接続した油圧モータ30が各々縦方向に装
着されている。前記油圧モータ30の四隅には取付用の脚
31が設けられており、そしてこの脚31には取付孔32が形
成されている。また前記取付用ベース19の上部左右には
縦横の寸法が前記取付孔32に比較して大きい横長な上部
受け孔33が形成され、さらに前記取付用ベース19の下部
左右には縦横の寸法が前記取付孔32に比較して大きい横
長な下部受け孔34が形成されている。そして前記取付孔
32を貫通したボルト35を前記上部,下部受け孔33,34及
び幅大な座金36に貫通し、そして前記取付用ベース19の
裏側からナット37で固定するようになっている。尚38,
39はスプリングワッシャーである。したがって前記油圧
モータ30の取付けにおいては、前記取付孔32を前記上
部,下部受け孔33,34の適所に配置して固定することに
より、油圧モータ30が前記取付用ベース19に左右方向首
振り自在に取り付けられ、これによりドリル29の軸線29
Aの方向を支柱3の傾斜に合わせて適宜調整できるよう
にっている。また前記油圧モータ30にはエンジン室14内
の油圧ポンプと油圧ホース40を介して接続されており、
運転席15に設けた操作レバー41により切換弁(図示せ
ず)を切換えて前記油圧ポンプ30を正転、停止及び逆転
ができるようになっている。
【0014】次ぎに前記構成につきその作用について説
明する。
明する。
【0015】図6に示すように2脚鳥居型の支柱3を設
ける場合には予めドリル29の軸線29Aが垂直になるよう
に油圧モータ30に取付用ベース19に固定する。また図7
に示すような2脚富士型の支柱3を設ける場合にはいっ
たボルト35をゆるめて軸線29Aが斜設するように油圧モ
ータ30をやや傾斜した後ボルト35を締めて固定する。
ける場合には予めドリル29の軸線29Aが垂直になるよう
に油圧モータ30に取付用ベース19に固定する。また図7
に示すような2脚富士型の支柱3を設ける場合にはいっ
たボルト35をゆるめて軸線29Aが斜設するように油圧モ
ータ30をやや傾斜した後ボルト35を締めて固定する。
【0016】次に樹木1の両側にドリル29が位置するよ
うにアーム装置18を操作する。この後操作レバー41を操
作して油圧モータ30を作動させることにより一対のドリ
ル29が回動し、同時にアーム装置18を操作して取付用ベ
ース19、ひいてはドリル29を下げると該ドリル29は地面
に穿孔して孔5を形成する。そしてアーム装置18を引き
上げた後、前記孔5に支柱3を挿入するとともに横木4
を固定し、該横木4によって樹木1,添え柱2を固定す
るものである。尚図8,図9に示すような鳥居型の場合
では2脚鳥居型の場合を2回繰り返せばよい。
うにアーム装置18を操作する。この後操作レバー41を操
作して油圧モータ30を作動させることにより一対のドリ
ル29が回動し、同時にアーム装置18を操作して取付用ベ
ース19、ひいてはドリル29を下げると該ドリル29は地面
に穿孔して孔5を形成する。そしてアーム装置18を引き
上げた後、前記孔5に支柱3を挿入するとともに横木4
を固定し、該横木4によって樹木1,添え柱2を固定す
るものである。尚図8,図9に示すような鳥居型の場合
では2脚鳥居型の場合を2回繰り返せばよい。
【0017】以上のように前記実施例においては、作業
機11のアーム装置18の先端に取付けた取付用ベース19に
油圧モータ20を左右一対設けるとともに、この油圧モー
タ30にドリル29を接続したことにより、支柱3用の一対
の孔5を簡単な作業で行うことができ省力化を図ること
ができるとともに、1回の作業で一対の孔5を穿孔でき
るため作業時間の短縮化を図ることができる。
機11のアーム装置18の先端に取付けた取付用ベース19に
油圧モータ20を左右一対設けるとともに、この油圧モー
タ30にドリル29を接続したことにより、支柱3用の一対
の孔5を簡単な作業で行うことができ省力化を図ること
ができるとともに、1回の作業で一対の孔5を穿孔でき
るため作業時間の短縮化を図ることができる。
【0018】さらに前記実施例においては、取付用ベー
ス19に縦横の大きな上部,下部受け孔33,34を形成し、
この受け孔33,34の適所にボルト35を通して油圧モータ
30を左右方向首振り自在に取付けるようにしたため、油
圧モータ30の角度、ひいてはドリル29の軸線29Aの角度
を自由に調節でき、1台の穿孔機で2脚鳥居型あるいは
2脚富士型などの支柱3に簡単に対応することができ
る。
ス19に縦横の大きな上部,下部受け孔33,34を形成し、
この受け孔33,34の適所にボルト35を通して油圧モータ
30を左右方向首振り自在に取付けるようにしたため、油
圧モータ30の角度、ひいてはドリル29の軸線29Aの角度
を自由に調節でき、1台の穿孔機で2脚鳥居型あるいは
2脚富士型などの支柱3に簡単に対応することができ
る。
【0019】また前記取付用ベース19は軸26,27を介し
てアーム装置18に着脱できるようにアタッチメント形と
したためバケット(図示せず)などと交換してアーム装
置18に取付けることができる。
てアーム装置18に着脱できるようにアタッチメント形と
したためバケット(図示せず)などと交換してアーム装
置18に取付けることができる。
【0020】しかも作業機11のエンジン駆動の油圧ポン
プにより油圧モータ30を作動するようにしたため、該油
圧モータ30のための専用の油圧ポンプを別途必要としな
い。
プにより油圧モータ30を作動するようにしたため、該油
圧モータ30のための専用の油圧ポンプを別途必要としな
い。
【0021】図5は第2実施例を示しており、前記第1
実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
を省略する。
実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
を省略する。
【0022】第2実施例においては、油圧モータ30は回
動板51に固定されており、この回動板51の下部は軸52を
介して枢着され、また回動板51の上部は円弧状に形成さ
れるとともに、この縁部52Aをガイドする断面逆L型の
ガイド板53が設けられている。
動板51に固定されており、この回動板51の下部は軸52を
介して枢着され、また回動板51の上部は円弧状に形成さ
れるとともに、この縁部52Aをガイドする断面逆L型の
ガイド板53が設けられている。
【0023】さらに前記取付用ベース19の上部中央には
油圧シリンダ54を接続し、中央を枢着した挺子杆55が設
けられており、そしてこの挺子杆55の両端に連結杆56を
介して前記回動板55の上端が接続されている。
油圧シリンダ54を接続し、中央を枢着した挺子杆55が設
けられており、そしてこの挺子杆55の両端に連結杆56を
介して前記回動板55の上端が接続されている。
【0024】したがって、運転席の操作レバー(図示せ
ず)により切換弁(図示せず)を切換えて、油圧シリン
ダ54を作動することにより、回動板51、ひいては油圧モ
ータ30の角度を自動的に調節することができる。
ず)により切換弁(図示せず)を切換えて、油圧シリン
ダ54を作動することにより、回動板51、ひいては油圧モ
ータ30の角度を自動的に調節することができる。
【0025】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばモータは電動モータであって、これを
作動機に搭載した発電機あるいは作動機に一体的に設け
られた発電機によって作動できるようにしてもよいなど
種々の変形が可能である。
ではなく、例えばモータは電動モータであって、これを
作動機に搭載した発電機あるいは作動機に一体的に設け
られた発電機によって作動できるようにしてもよいなど
種々の変形が可能である。
【0026】
【考案の効果】本考案は、植栽樹木の近傍に添設され下
端部を外側に広げて概ねハの字状を成す二脚の支柱埋設
用の孔を穿孔する左右一対のドリルと、このドリルをそ
れぞれ駆動するモータと、自走式作業機に具備した昇降
可能なアーム装置に着脱自在に取り付けられ前記両モー
タを固定する取付用ベースとを有し、前記モータは前記
ドリルを下方に向けようにして前記取付用ベースに固定
されるとともに、そのドリルの軸線方向を前記ハの字状
に広げた二脚の支柱の傾斜に応じて調整自在となるよう
に左右方向首振り自在に取り付けたものであり、ドリル
によって穿孔する孔を樹木に添設する支柱の傾斜に応じ
て2個同時に穿孔することができる。
端部を外側に広げて概ねハの字状を成す二脚の支柱埋設
用の孔を穿孔する左右一対のドリルと、このドリルをそ
れぞれ駆動するモータと、自走式作業機に具備した昇降
可能なアーム装置に着脱自在に取り付けられ前記両モー
タを固定する取付用ベースとを有し、前記モータは前記
ドリルを下方に向けようにして前記取付用ベースに固定
されるとともに、そのドリルの軸線方向を前記ハの字状
に広げた二脚の支柱の傾斜に応じて調整自在となるよう
に左右方向首振り自在に取り付けたものであり、ドリル
によって穿孔する孔を樹木に添設する支柱の傾斜に応じ
て2個同時に穿孔することができる。
【図1】第1実施例を示す側面図である。
【図2】第1実施例を示す取付用ベースまわりの正面図
である。
である。
【図3】第1実施例を示す同断面図である。
【図4】第1実施例を示す同要部の正面図である。
【図5】第2実施例を示す正面図である。
【図6】2脚鳥居型支柱の斜視図である。
【図7】2脚富士型支柱の斜視図である。
【図8】十字鳥居型支柱の斜視図である。
【図9】四脚鳥居型支柱の斜視図である。
11 作業機 18 アーム装置 19 取付用ベース 29 ドリル29A 軸線 30 油圧モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 植栽樹木の近傍に添設され下端部を外側
に広げて概ねハの字状を成す二脚の支柱埋設用の孔を穿
孔する左右一対のドリルと、このドリルをそれぞれ駆動
するモータと、自走式作業機に具備した昇降可能なアー
ム装置に着脱自在に取り付けられ前記両モータを固定す
る取付用ベースとを有し、前記モータは前記ドリルを下
方に向けようにして前記取付用ベースに固定されるとと
もに、そのドリルの軸線方向を前記ハの字状に広げた二
脚の支柱の傾斜に応じて調整自在となるように左右方向
首振り自在に取り付けたことを特徴とする植栽樹木の支
柱建てこみ用穿孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005010U JPH0735904Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005010U JPH0735904Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499782U JPH0499782U (ja) | 1992-08-28 |
JPH0735904Y2 true JPH0735904Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31735238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005010U Expired - Lifetime JPH0735904Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 植栽樹木の支柱建てこみ用穿孔機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735904Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52148731U (ja) * | 1976-05-08 | 1977-11-11 | ||
JPS6431184U (ja) * | 1987-08-20 | 1989-02-27 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991005010U patent/JPH0735904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499782U (ja) | 1992-08-28 |
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