JP2898068B2 - 押込装置付きコンテナ - Google Patents

押込装置付きコンテナ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンテナ本体の前部上方にホッパに連通す
る投入口を設けるとともに後端にテールゲートを連接
し、上記投入口からホッパ内に投入された塵芥を押込装
置の積込パネルでコンテナ本体内に押込むようにした押
込装置付きコンテナに関する。
〔従来の技術〕
上記コンテナは、一般に第10図に示すように、コンテ
ナ本体1の前部に投入口2を設け、この後端にヒンジ3
を介して回転自在にテールゲート4を連接するととも
に、上記投入口2からホッパ5内に投入された塵芥を、
押込装置6を介してこの積込みパネル7を前後に平行移
動させることによってコンテナ本体1の内部に積込むよ
うにした、いわゆる直線移動方式を採用したもの(例え
ば、特開昭60-202003号、特開昭61-206701号、特公昭63
-34081号公報等参照)や、第11図に示すように、コンテ
ナ本体1の前部に投入口2を設け、この後端にヒンジ3
を介して開閉自在にテールゲート4を連接するととも
に、上記投入口2からホッパ5内に投入された塵芥を、
上端を回転自在に支承した積込パネル7を備えた押込装
置6を介して該積込パネル7をこの上端を中心として前
後に揺動させることによってコンテナ本体1の内部に積
込むようにした、いわゆる揺動パネル方式を採用したも
の(例えば、国際公開WD86/04544)が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例の場合、一枚の積込パネル
を往復動させるのみの比較的簡単な機構であるが、塵芥
をコンテナ本体内に積込む際に、小さい塵芥や汚水等が
積込パネルの背面(積込パネルを境にしてコンテナ本体
の反対側)に回り込んでしまい、しかも一度入り込んで
しまうと取り出すことが困難で、場合によっては塵芥に
よる機能の低下或いは機器の損傷を招くことがあるとい
った問題点があった。
本発明は上記に鑑み、塵芥をコンテナ本体内に積込む
際に、小さい塵芥や汚水等が積込パネルの背面に回り込
んでしまうことがないようにするとともに、全高を低く
設定でき、第1シリンダのごみ押込時の動作方向を伸び
方向として同じ径のシリンダでも大きい推力を得ること
ができる押込装置付きコンテナを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係る請求項1記載
の積込装置付きコンテナは、塵芥を収容する塵芥収容室
と、この塵芥収容室の前方に一体に連結されたホッパと
を有し、ホッパの前部上方に塵芥投入口を設けるととも
に、ホッパ内部に押込装置を配置し、塵芥投入口からホ
ッパ内に投入された塵芥を押込装置によりホッパと塵芥
収容室の間に形成された開口部を通して塵芥収容室に押
し込むようにした押込装置付きコンテナにおいて、 上記押込装置は、上記ホッパの両側部の上記開口部よ
り上方の位置にそれぞれ固定された枢軸に揺動自在に支
承されたアッパパネルと、このアッパパネルの下端に回
動自在に連結されたロアパネルとを備え、 上記アッパパネルは、上記ホッパの側板の上記アッパ
パネルの作動域に対向する部位に形成された上記枢軸を
中心とした円弧状切欠きを通してホッパの外側下端部に
一端を軸着されたシリンダによって駆動され、 上記ロアパネルは、上記枢軸に一端を軸着されたシリ
ンダによって駆動され、 上記ホッパは、下面を上記ロアパネルの軌跡に合わせ
た形状とされ、 上記開口部は、上記ロアパネルによって蓋をすること
ができる大きさにしたものである。
また、請求項2記載の積込装置付きコンテナは、上記
第1及び第2シリンダを駆動する油圧発生装置を備え、
この油圧発生装置の油圧ポンプ出口側に、中立時に圧油
の給湯ポートと戻りポートとが連通する第1切換弁を連
結し、この第1切換弁の負荷第1ポートを上記第1及び
第2シリンダに連結するとともに、上記第1切換弁の負
荷第2ポートを第2切換弁に連結し、更にこの第2切換
弁の負荷ポートを第1及び第2シリンダに個々に連結し
たものである。
更に、請求項3記載の押込装置付きコンテナは、上記
第1及び第2シリンダを駆動する油圧発生装置と、この
油圧発生装置を制御する電気制御装置とを備え、上記油
圧発生装置の油圧ポンプ出口側に各々のシリンダのスト
ロークエンドの圧力を検知する圧力スイッチを設けると
ともに、タイマを介して所定時間経過後に次の動作に移
り、かつ1サイクル作動完了後所定時間の間ポンプ駆動
用電動モータが運転し続けるようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成した請求項1記載の本発明によれ
ば、ホッパ内に投入された塵芥を、先ず第2シリンダを
動作させてロアパネル(積込パネル)をアッパパネルに
対して相対的に揺動させて掻き込み、しかる後に第1シ
リンダを作動させてロアパネルをアッパパネルとともに
揺動させてコンテナ本体内に押込み、しかもこのロアパ
ネルによる掻き込み及び押込み動作をホッパ底板に倣っ
て行うことができ、第1シリンダの一端を上記ホッパの
下部に軸支することで、アッパパネルの第1シリンダの
軸支点と第1シリンダのホッパ支点との距離を長くとれ
ることに加えて、積込時の第1シリンダの油圧室が伸び
側のシリンダ室で受圧面積を広く利用することができ、
第1シリンダをコンパクト化でき、第1シリンダを取り
付けるために全高を高くする必要がなく、また、第1シ
リンダとアッパパネルの結合軸が動くためのスリットを
アッパパネルの移動軌跡より上に設定できることで、こ
こからのごみのこぼれをなくすことができる。
また、請求項2記載の本発明によれば、コンテナと油
圧発生装置の油圧の連結部を3か所にして、配管の分離
及び結合の便を図ることができる。
更に、請求項3記載の本発明によれば、圧力スイッチ
とタイマによって2種類以上のアクチュエータの積込動
作を順次制御することができるとともに、頻繁に行われ
る起動及び停止動作の軽減を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はコンテナ本体1を示すもので、このコンテナ
本体1の前部には投入口2が設けられているとともに、
後端は開口され、この開口部にヒンジ3を介して回転自
在にテールゲート4が連接されている。また、コンテナ
本体1内にはコンテナ本体1の内側上面から下方に延び
るようにデフレクタ100が配置され、コンテナ本体1内
をホッパ5と塵芥収納室101を仕切るとともに、デフレ
クタ100の下方にホッパ5と塵芥収容室101を連通する開
口102を形成している。
そして、コンテナ本体1の投入口2からホッパ5内に
投入された塵芥は、下方に配置された押込装置6によっ
て圧縮されつつコンテナ本体1の塵芥収容室101内に開
口102を通して押し込まれるようなされている。
上記押込装置6は、第2図に詳細に示すように、ホッ
パ5の側板8に沿って平行に配置されたアッパパネル7a
と、ホッパ5のほぼ全幅に亙って延びるバケット状のロ
アパネル7bとから構成され、ホッパ5内に投入された塵
芥をコンテナ本体1の塵芥収容室101に押込む積込パネ
ルを備えている。
上記アッパパネル7aは、コンテナ本体1の両側に位置
するフレーム9のコンテナ本体内に形成した開口102よ
り上方の位置にそれぞれ固定された枢軸10,10に揺動自
在に支承されるとともに、このアッパパネル7aの下端
に、ピン11を介してロアパネル7bが回転自在に軸支され
ている。
上記フレーム9に設けられた各枢軸10に、ロアパネル
用シリンダ(第2シリンダ)12のピストンロッド12aの
上端が回転自在に連結されている。このロアパネル用シ
リンダ12の下端は、ロアパネルヒンジ13を介してロアパ
ネル7bに回転自在に連結されている。これにより、ロア
パネル7bは、ロアパネル用シリンダ12のピストンロッド
12aの伸縮によってピン11を中心に前後に揺動するよう
なされている。
一方、上記側板8,8の外方には一対のアッパパネル用
シリンダ(第1シリンダ)15,15が配置されている。上
記側板8,8には上記枢軸10を中心とした円弧状切欠き8a
が形成されている。各アッパパネル用シリンダ15は、シ
リンダ15aが下側でピストンロッド15bが上方に伸びるよ
うに配置され、シリンダ15aの下端がホッパの下部に軸
支されている。アッパパネル用シリンダ15のピストンロ
ッド15bの上端は、側板8に設けた円弧状切欠き8aを挿
通するピン16を介して上記アッパパネル7aに連結されて
いる。これにより、アッパパネル用シリンダ15のピスト
ンロッド15bの伸縮によって、アッパパネル7aが枢軸10
を中心に前後に揺動するようになされている。
上記のように構成することにより、ロアパネル7bの下
端が、第3図に示すような4つの円弧軌跡17a〜17dを組
合わせた軌跡17を辿るようになされている。
そして、ホッパ5の底板18は、このロアパネル7bの下
方の軌跡17c,17dに沿った形状に、即ち、2枚の板材18
a,18bを繋ぎ合わせることによって形成されている。
次に、上記実施例の動作を第3図を参照して説明す
る。
第3図(d)は、塵芥の押込作業を完了した状態を示
すもので、この状態において、ロアパネル7bはコンテナ
本体1の塵芥収容室101(第1図)9の開口102の蓋をす
る形となって、押込んだ塵芥及び汚水の逆流を防止する
とともに、ホッパ5内に塵芥投入用の空間を確保し、積
込を効率良く行うことができるようなされている。この
状態から、積込の1サイクルが開始される。
第3図(d)で示す状態で投入口2からホッパ5内に
塵芥を投入した後、ロアパネル用シリンダ12のピストン
ロッド12aを収縮させることにより、ロアパネル7bを軌
跡17aに沿って反転させる反転行程を行う(第3図
(d)→第3図(a))。
次に、アッパパネル用シリンダ15のピストンロッド15
bを収縮させることにより、アッパパネル7aを介してロ
アパネル7bを軌跡17bに沿って戻す戻り行程を行う(第
3図(a)→第3図(b))。
そして、この状態で、ロアパネル用シリンダ12のピス
トンロッド12aを伸展させることにより、アッパパネル7
bを軌跡17cに沿って回転させ、これによって、ホッパ5
内の塵芥を掻き込む掻き込み行程を行う(第3図(b)
→第3図(c))。
しかる後、アッパパネル用シリンダ15のピストンロッ
ド15bを伸展させることにより、アッパパネル7aを介し
てロアパネル7bを軌跡17dに沿って前進させ、これによ
って、塵芥をコンテナ本体1の塵芥収容室101内に押し
込む押込行程を行い、最初の状態に復帰させる(第3図
(c)→第3図(d))。
以上の過程において、ホッパ底板18が、その前部にお
いて投入口2の近くまであり、またその形状がロアパネ
ル7bの下端の軌跡17とほぼ同じであるため、塵芥はロア
パネル(積込パネル)7bによってきれいにコンテナ本体
1の塵芥収容室101に押し込まれることになる。そし
て、仮に、ロアパネル7bとホッパ底部18との隙間からロ
アパネル7bの背面に塵芥が回り込んでも、ホッパ5内に
塵芥が残るだけで、次のサイクルで残された塵芥をコン
テナ本体1の塵芥収容室101内に押し込むことができ、
しかも清掃が容易となる。
第4図は、上記ロアパネル用シリンダ(第2シリン
ダ)12及び上記アッパパネル用シリンダ(第1シリン
ダ)15を駆動させるための油圧回路を示す。
即ち、カップリング20を介して電動モータ21に接続さ
れた油圧ポンプ22の吐出側には、油圧ホース23を介して
ロアパネル用シリンダ(第2シリンダ)12の油圧の切換
えを行うロアパネル用電磁切換弁(第1切換弁)24と、
アッパパネル用シリンダ(第1シリンダ)15の油圧の切
換えを行うアッパパネル用電磁切換弁(第2切換弁)25
とが接続され、更にこの両切換弁24,25はベースプレー
ト26上に設けられてカプラ27,28を介して上記各シリン
ダ12,15に個々に接続されている。
これにより、油圧ポンプ22によってオイルタンク29か
らストレーナ30を通過して汲み上げられた圧油が、上記
各電磁切換弁24,25から各シリンダ12,15に供給されるよ
うなされている。
上記各切換弁24,25は、夫々一対のソレノイドSOL1,SO
L2、SOL3,SOL4を設けた3位置4ポート切換弁である。
また、この油圧回路の吐出側には、各シリンダ12,15
がストロークエンドに達したことを検知するための圧力
スイッチ31が設けられているとともに、締付けコック32
を介して圧力計33が取付けられ、更に戻り側には、リタ
ーンフィルタ34が介装されている。
なお、符番35は油圧ホース、36a,36bはチェック弁で
ある。
なお、上記油圧回路の場合、コンテナ本体1と油圧発
生装置との配管接続本数は、A1,A2、B1,B2の計4本であ
る。
第5図は、上記油圧回路を改良して配管接続本数を3
本で済ますようにしたものである。
即ち、油圧ポンプ22の出口側に、中立時に圧油の給湯
ポートPと戻りポートRとが連通する第1切換弁24を連
結し、この第1切換弁24の負荷第1ポートC1を上記第1
及び第2シリンダ12,15に連結するとともに、上記第1
切換弁24の負荷第2ポートC2を第2切換弁25に連結し、
更にこの第2切換弁25の出口側ポートC1,C2を第1及び
第2シリンダ12,15に個々に連結したものである。
この場合、ソレノイドSOL1〜4の作動は下記のように
して行う。
ここに○印は、励磁すべきソレノイドを示す。また、
符番37は油温計、38は油面計、39はブリーザである。
これにより、コンテナ本体1と油圧発生装置との配管
接続本数は、A、B1,B2の計3本となる。
第6図は、上記第2切換弁25′として2位置4ポート
切換弁を使用するとともに、一方のソレノイドSOL4をば
ねに置き換えたものである。
更に、第7図に示すように、第1切換弁24の第2負荷
ポートC1,C2を個々に1個のソレノイドSOL3,SOL4を備え
た2個の2位置4ポート電磁弁25a,25bに夫々連結し、
この各電磁弁25a,25bとシリンダ12,15とを接続するよう
にすることもできる。
第8図は、上記第6図に示す油圧回路の積込作動制御
回路の一例を示すものである。
即ち、自動/手動切替スイッチ40を自動側にし、1サ
イクル/連続切替スイッチ41を1サイクル側にセットし
て、起動スイッチ42を押すと、1サイクル制御リレーR1
が励磁され、スタートタイマT1とモータ制御タイマT2が
励磁される。
このモータ制御タイマT2は、オフディレータイマであ
り、この接点がオンすることにより、MC励磁開閉器43が
励磁され、これによって電動モータ21が起動して油圧ポ
ンプ22を無負荷で駆動する。
そして、スタートタイマT1のセット時間、例えば1秒
経過後、この接点がオンし、ラッチタイプリレーR4のセ
ットコイルが励磁される。このラッチタイプリレーR4の
接点がオンすることにより、ソレノイドSOL1,SOL3が励
磁され、ロアパネル用シリンダ12が縮動作を行って、上
記第3図(d)から同図(a)に示す反転行程の動きを
開始する。また、この時、スタートタイマT1は消磁さ
れ、ラッチタイプリレーR4のセットコイルも消励され
る。
そして、ロアパネル用シリンダ12がストロークエンド
に達すると、圧力スイッチ31がオンとなり、行程切替タ
イマT0が励磁される。すると、この行程切替タイマT0の
セット時間、例えば0.5秒経過後、この接点のオンによ
り、ラッチタップリレーR4のリセットコイルが励磁され
て、このラッチタイプリレーR4は消励される。同時に、
ラッチタイプリレーR5てのセットコイルが励磁され、ソ
レノイドSOL1のみ保持され、ソレノイドSOL3が消磁され
る。同時にラッチタイプリレーR4,S3のリレー消磁によ
り、ラッチタイプリレーR4,R5のセットコイルが消磁さ
れる。
これにより、アッパパネル用シリンダ15が縮動作を行
って、第3図(a)から同図(b)に示す戻り行程の動
きを開始する。
このアッパパネル用シリンダ15がストロークエンドに
達すると、圧力スイッチ31がオンとなり、行程切替タイ
マT0が励磁される。そして、この行程切替タイマT0のセ
ット時間経過後、この接点のオンにより、ラッチタイプ
リレーR5のリセットコイルとラッチタイプリレーR6のセ
ットコイルが励磁される。すると、ソレノイドSOL1が消
磁されるとともに、ソレノイドSOL2,SOL3が励磁され
て、第3図(b)から同図(c)に示す掻き込み行程の
動きを開始する。
以上と同様な制御により、上記第3図(c)から同図
(d)に示す押込行程が終了すると、1サイクル制御リ
レーR1が消磁され、かつモータ制御タイマT2が消磁され
る。
そして、そしてこのモータ制御タイマT2がセットされ
た時間、例えば30秒経過後にこの接点がオフし、これに
よって電動モータ21が停止される。もし、この間に起動
スイッチ42を押すと、電動モータ21は連続して動作する
ことになり、これによって電動もーら21の起動及び停止
の頻度を少なくすることができる。
第9図は、上記積込作動制御装置にプログラマブルコ
ントローラを使用した例を示す。
即ち、キー付き電源スイッチ44とPCユニット45を備
え、上記各リレーの代わりにPCユニット45を使用したも
のである。
〔発明の効果〕
請求項1記載の本発明によれば、アッパパネルは、そ
の上端部を上記枢軸を中心として上記ホッパの側板に形
成された円弧状切欠きを通してホッパの外側下端部に一
端を軸着されたシリンダによって駆動されることで、ア
ッパパネル側シリンダ軸支点とホッパ側シリンダ支点と
の距離を長くでき、その間に使用するシリンダのストロ
ークを長くすることができ、移動距離の長い揺動先端部
近くでアッパパネルを駆動することができ、さらに、大
きい出力が要求される塵芥積込時に伸び側でシリンダを
使用することにより、受圧面積の広いピストン側を使え
るので、シリンダを小径のコンパクトなものが利用でき
る。
また、ホッパの側板に形成された円弧状切欠きは、塵
芥収容室の開口部より上方の高い位置にあるので、押込
み時の塵芥の外部への漏れはもちろんのこと、投入時に
高いところから投げ込まれた塵芥類が飛び散っても、外
部に漏れることがない。
また、請求項2記載の本発明によれば、上記の他に、
コンテナ本体と油圧発生装置の油圧の連結部を3か所に
して、配管の分離及び結合の便を図ることができる。
さらに、請求項3記載の本発明によれば、圧力スイッ
チとタイマによって2種類以上のアクチュエータの積込
動作を順次制御することができるとともに、頻繁に行わ
れる起動及び停止の軽減を図ることができるといった効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコンテナ本体の側面
図、第2図は押込装置の斜視図、第3図は塵芥の積込動
作を行程順に示す要部側面図、第4図乃至第7図は夫々
異なる油圧回路図、第8図及び第9図は夫々異なる電気
制御回路図、第10図及び第11図は夫々異なる従来例を示
すコンテナ本体の側面図である。 1……コンテナ本体、2……投入口、4……テールゲー
ト、5……ホッパ、6……押込装置、7a……アッパパネ
ル(積込パネル)、7b……ロアパネル(積込パネル)、
10……枢軸、12……ロアパネル用シリンダ(第2シリン
ダ)、14……固定ヒンジ、15……ロアパネル用シリンダ
(第1シリンダ)、17……ロアパネル下端の軌跡、18…
…ホッパ底板、21……電動モータ、22……油圧ポンプ、
24……電磁切換弁(第1切換弁)、25,25′,25a,25b…
…電磁切換弁(第2切換弁)、31……圧力スイッチ、40
……自動/手動切替スイッチ、41……1サイクル/連続
切替スイッチ、42……起動スイッチ、43……MC励磁開閉
器、45……PCユニット。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵芥を収容する塵芥収容室と、この塵芥収
    容室の前方に一体に連結されたホッパとを有し、ホッパ
    の前部上方に塵芥投入口を設けるとともに、ホッパ内部
    に押込装置を配置し、塵芥投入口からホッパ内に投入さ
    れた塵芥を押込装置によりホッパと塵芥収容室の間に形
    成された開口部を通して塵芥収容室に押し込むようにし
    た押込装置付きコンテナにおいて、 上記押込装置は、上記ホッパの両側部の上記開口部より
    上方の位置にそれぞれ固定された枢軸に揺動自在に支承
    されたアッパパネルと、このアッパパネルの下端に回動
    自在に連結されたロアパネルとを備え、 上記アッパパネルは、その上端部を上記枢軸を中心とし
    て上記ホッパの側板に形成された円弧状切欠きを通して
    ホッパの外側下端部に一端を軸着されたシリンダによっ
    て駆動され、 上記ロアパネルは、上記枢軸に一端を軸着されたシリン
    ダによって駆動され、 上記ホッパは、下面を上記ロアパネルの軌跡に合わせた
    形状とされ、 上記開口部は、上記ロアパネルによって蓋をすることが
    できる大きさであることを特徴とする押込装置付きコン
    テナ。
  2. 【請求項2】上記第1シリンダ及び第2シリンダを駆動
    する油圧発生装置を備え、この油圧発生装置の油圧ポン
    プ出口側に、中立時に圧油の給油ポートと戻りポートと
    が連通する第1切換弁を連結し、この第1切換弁の負荷
    第1ポートを上記第1シリンダ及び第2シリンダに連結
    するとともに、上記第1切換弁の負荷第2ポートを第2
    切換弁に連結し、この第2切換弁の負荷ポートを上記第
    1シリンダ及び第2シリンダに個々に連結したことを特
    徴とする請求項1記載の押込装置付きコンテナ。
  3. 【請求項3】上記第1シリンダ及び第2シリンダを駆動
    する油圧発生装置と、この油圧発生装置を制御する電気
    制御装置とを備え、上記油圧発生装置の油圧ポンプ出口
    側に各々のシリンダのストロークエンドの圧力を検知す
    る圧力スイッチを設けるとともに、タイマを介して所定
    時間経過後に次の動作に移り、かつ1サイクル作動完了
    後所定時間の間ポンプ駆動用電動モードが運転し続ける
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の押込装置付
    きコンテナ。
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