JP2897091B2 - ライントランス - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/0006—Printed inductances
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送信号を変調、復調
するモデム(変調用装置)等に組み込まれて使用される
ライントランスに関する。
するモデム(変調用装置)等に組み込まれて使用される
ライントランスに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】一般に、電話や電話回線を利用し
て行われるデータ通信システムにおいては、デジタル信
号をアナログ信号に変調したり、復調したりするモデム
が必要不可欠である。モデムには回線を保護するために
ライントランスが内蔵されている。このライントランス
は、モデムや端末機に障害が生じた場合に回線を異常電
圧から保護する。従来、ライントランスとしては、コア
に1次巻線及び2次巻線を巻回し、これを絶縁性ケース
内に収納したものが知られている。
て行われるデータ通信システムにおいては、デジタル信
号をアナログ信号に変調したり、復調したりするモデム
が必要不可欠である。モデムには回線を保護するために
ライントランスが内蔵されている。このライントランス
は、モデムや端末機に障害が生じた場合に回線を異常電
圧から保護する。従来、ライントランスとしては、コア
に1次巻線及び2次巻線を巻回し、これを絶縁性ケース
内に収納したものが知られている。
【0003】しかしながら、従来のライントランスは、
太い1次巻線、2次巻線を巻回し、これをケースに収納
する構造であることから外径寸法が大きくなり、モデム
の小型化、薄型化の妨げとなっていた。そこで、本発明
の課題は、小型で薄いライントランスを提供することに
ある。
太い1次巻線、2次巻線を巻回し、これをケースに収納
する構造であることから外径寸法が大きくなり、モデム
の小型化、薄型化の妨げとなっていた。そこで、本発明
の課題は、小型で薄いライントランスを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係るライントランスは、 (a)絶縁性基板と、 (b)前記絶縁性基板の一方の面に配設された1次側コ
イル部と、 (c)前記絶縁性基板の他方の面に配設された2次側コ
イル部とを少なくとも備え、 (d)前記1次側コイル部及び2次側コイル部が、それ
ぞれ、薄膜形成手段にて形成された複数の薄膜導体から
なる第1のコイルパターン層と、前記第1のコイルパタ
ーン層の薄膜導体に対してずれた位置に薄膜形成手段に
て形成された複数の薄膜導体からなる第2のコイルパタ
ーン層と、前記第1及び第2のコイルパターン層に挟ま
れたポリイミド又はポリアミドからなる絶縁体層とから
構成され、 (e)前記第1のコイルパターン層の薄膜導体と前記第
2のコイルパターン層の薄膜導体が、前記絶縁体層に設
けた穴を介して交互に電気的に接続して、前記絶縁性基
板の中央部又は縁部に向かって一定方向に周回する前記
1次側コイル部の1次側コイルと前記2次側コイル部の
2次側コイルを構成し、前記1次側コイルの1次側入力
電極と1次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の対向
する縁部の一方の縁部に設けられ、この1次側入力電極
と1次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の一方の縁
部に設けた二つの取付け電極に電気的に接続され、前記
2次側コイルの2次側入力電極と2次側出力電極がそれ
ぞれ前記絶縁性基板の他方の縁部に設けられ、この2次
側入力電極と2次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板
の他方の縁部に設けた二つの取付け電極に電気的に接続
され、かつ、前記1次側コイルのパターンが前記2次側
入力電極と2次側出力電極に対向する角部を円弧状に形
成されて略半円形にされると共に、前記2次側コイルの
パターンが前記1次側入力電極と1次側出力電極に対向
する角部を円弧状に形成されて略半円形にされているこ
と、を特徴とする。
め、本発明に係るライントランスは、 (a)絶縁性基板と、 (b)前記絶縁性基板の一方の面に配設された1次側コ
イル部と、 (c)前記絶縁性基板の他方の面に配設された2次側コ
イル部とを少なくとも備え、 (d)前記1次側コイル部及び2次側コイル部が、それ
ぞれ、薄膜形成手段にて形成された複数の薄膜導体から
なる第1のコイルパターン層と、前記第1のコイルパタ
ーン層の薄膜導体に対してずれた位置に薄膜形成手段に
て形成された複数の薄膜導体からなる第2のコイルパタ
ーン層と、前記第1及び第2のコイルパターン層に挟ま
れたポリイミド又はポリアミドからなる絶縁体層とから
構成され、 (e)前記第1のコイルパターン層の薄膜導体と前記第
2のコイルパターン層の薄膜導体が、前記絶縁体層に設
けた穴を介して交互に電気的に接続して、前記絶縁性基
板の中央部又は縁部に向かって一定方向に周回する前記
1次側コイル部の1次側コイルと前記2次側コイル部の
2次側コイルを構成し、前記1次側コイルの1次側入力
電極と1次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の対向
する縁部の一方の縁部に設けられ、この1次側入力電極
と1次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の一方の縁
部に設けた二つの取付け電極に電気的に接続され、前記
2次側コイルの2次側入力電極と2次側出力電極がそれ
ぞれ前記絶縁性基板の他方の縁部に設けられ、この2次
側入力電極と2次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板
の他方の縁部に設けた二つの取付け電極に電気的に接続
され、かつ、前記1次側コイルのパターンが前記2次側
入力電極と2次側出力電極に対向する角部を円弧状に形
成されて略半円形にされると共に、前記2次側コイルの
パターンが前記1次側入力電極と1次側出力電極に対向
する角部を円弧状に形成されて略半円形にされているこ
と、を特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成において、絶縁性基板の両面にそれ
ぞれ1次側コイル部、2次側コイル部を配設し、これら
1次側、2次側コイル部をコイルパターン層と絶縁層か
らなる積層構造としたため、従来の太い1次、2次巻線
を巻回した構造と比較して小型で薄くなる。
ぞれ1次側コイル部、2次側コイル部を配設し、これら
1次側、2次側コイル部をコイルパターン層と絶縁層か
らなる積層構造としたため、従来の太い1次、2次巻線
を巻回した構造と比較して小型で薄くなる。
【0006】また、1次側、2次側コイル部において
は、それぞれ、第1のコイルパターン層及び第2のコイ
ルパターン層の各導体が絶縁体層に設けた穴にて交互に
電気的に接続して1次側コイル及び2次側コイルを形成
するため、これらのコイルに電流が流れても、第1のコ
イルパターン層と第2のコイルパターン層間に生じる電
位差は抑えられ、小さな浮遊容量の発生ですむ。
は、それぞれ、第1のコイルパターン層及び第2のコイ
ルパターン層の各導体が絶縁体層に設けた穴にて交互に
電気的に接続して1次側コイル及び2次側コイルを形成
するため、これらのコイルに電流が流れても、第1のコ
イルパターン層と第2のコイルパターン層間に生じる電
位差は抑えられ、小さな浮遊容量の発生ですむ。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るライントランスの一実施
例について添付図面を参照して説明する。図1に示すよ
うに、絶縁性基板1の表裏面全面にスパッタリング、蒸
着等の薄膜技術を用いてCu又はAg、Ag−Pd等の
導体膜を形成した後、この導体膜の表面にフォトリソグ
ラフ法によって所望の部分にレジスト膜を形成する。次
に、エッチング処理をしてレジスト膜にて保護された部
分を残して導体膜を除去する。その後、レジスト膜を取
り除き、基板1の表面にそれぞれ相互に離れている第1
の1次側コイル用導体5,6,7、コイル用導体5に接
続している1次側入力電極8、1次側出力電極9を形成
し、かつ、基板1の裏面にそれぞれ相互に離れている第
1の2次側コイル用導体25,26,27(図5参
照)、コイル用導体25に接続している2次側入力電極
28、2次側出力電極29を形成する。ここに、2次側
コイル用導体25〜27の形状は、それぞれ1次側コイ
ル用導体5〜7と同様のものである。
例について添付図面を参照して説明する。図1に示すよ
うに、絶縁性基板1の表裏面全面にスパッタリング、蒸
着等の薄膜技術を用いてCu又はAg、Ag−Pd等の
導体膜を形成した後、この導体膜の表面にフォトリソグ
ラフ法によって所望の部分にレジスト膜を形成する。次
に、エッチング処理をしてレジスト膜にて保護された部
分を残して導体膜を除去する。その後、レジスト膜を取
り除き、基板1の表面にそれぞれ相互に離れている第1
の1次側コイル用導体5,6,7、コイル用導体5に接
続している1次側入力電極8、1次側出力電極9を形成
し、かつ、基板1の裏面にそれぞれ相互に離れている第
1の2次側コイル用導体25,26,27(図5参
照)、コイル用導体25に接続している2次側入力電極
28、2次側出力電極29を形成する。ここに、2次側
コイル用導体25〜27の形状は、それぞれ1次側コイ
ル用導体5〜7と同様のものである。
【0008】次に、図2に示すように、基板1の表面に
角穴部10a,10bを残してポリイミド又はポリアミ
ドからなる絶縁性樹脂材を印刷等の手段にて塗布した
後、乾燥硬化させて絶縁膜10を形成する。角穴部10
a,10bは第1の1次側コイル用導体5〜7と後述の
第2の1次側コイル用導体12〜14を電気的に接続す
るための接続手段である。1次側コイル用導体5〜7の
それぞれの端部5a,6a,6b,6c,6d,7a,
7b,7cは角穴部10a,10bから露出している。
角穴部10a,10bを残してポリイミド又はポリアミ
ドからなる絶縁性樹脂材を印刷等の手段にて塗布した
後、乾燥硬化させて絶縁膜10を形成する。角穴部10
a,10bは第1の1次側コイル用導体5〜7と後述の
第2の1次側コイル用導体12〜14を電気的に接続す
るための接続手段である。1次側コイル用導体5〜7の
それぞれの端部5a,6a,6b,6c,6d,7a,
7b,7cは角穴部10a,10bから露出している。
【0009】同様にして、基板1の裏面に角穴部を残し
てポリイミド又はポリアミドからなる絶縁性樹脂材を印
刷等の手段にて塗布した後、乾燥硬化させて絶縁膜30
を形成する。角穴部は第1の2次側コイル用導体25〜
27と後述の第2の2次側コイル用導体32〜34を電
気的に接続するための接続手段である。2次側コイル用
導体25〜27のそれぞれの端部は角穴部から露出して
いる。
てポリイミド又はポリアミドからなる絶縁性樹脂材を印
刷等の手段にて塗布した後、乾燥硬化させて絶縁膜30
を形成する。角穴部は第1の2次側コイル用導体25〜
27と後述の第2の2次側コイル用導体32〜34を電
気的に接続するための接続手段である。2次側コイル用
導体25〜27のそれぞれの端部は角穴部から露出して
いる。
【0010】次に、基板1の表裏全面にスパッタリン
グ、蒸着等の薄膜技術を用いてCu又はAg、Ag−P
d等の導体膜を形成した後、第1の1次、2次側コイル
用導体5〜7、25〜27等を形成した方法と同様の方
法により、図3に示すように、第2の1次側コイル用導
体12,13,14、2次側コイル用導体32,33,
34(図5参照)を形成する。ここに、第2のコイル用
導体12〜14,32〜34は、積層方向にそれぞれ第
1のコイル用導体5〜7,25〜27と重ならないよう
に配設されている。1次側コイル及び2次側コイルの浮
遊容量をより少なくするためである。2次側コイル用導
体32〜34の形状は、それぞれ1次側コイル用導体1
2〜14と同様のものである。なお、1次側コイル用導
体の端部6b,6c,7b及び1次側入力電極8、出力
電極9にもレジスト膜を形成しておき、エッチングの際
にエッチング液から端部6b,6c,7bを保護してお
く。同様に、2次側コイル用導体26,27の端部及び
2次側入力電極28、出力電極29にも同じ処理が施さ
れる。
グ、蒸着等の薄膜技術を用いてCu又はAg、Ag−P
d等の導体膜を形成した後、第1の1次、2次側コイル
用導体5〜7、25〜27等を形成した方法と同様の方
法により、図3に示すように、第2の1次側コイル用導
体12,13,14、2次側コイル用導体32,33,
34(図5参照)を形成する。ここに、第2のコイル用
導体12〜14,32〜34は、積層方向にそれぞれ第
1のコイル用導体5〜7,25〜27と重ならないよう
に配設されている。1次側コイル及び2次側コイルの浮
遊容量をより少なくするためである。2次側コイル用導
体32〜34の形状は、それぞれ1次側コイル用導体1
2〜14と同様のものである。なお、1次側コイル用導
体の端部6b,6c,7b及び1次側入力電極8、出力
電極9にもレジスト膜を形成しておき、エッチングの際
にエッチング液から端部6b,6c,7bを保護してお
く。同様に、2次側コイル用導体26,27の端部及び
2次側入力電極28、出力電極29にも同じ処理が施さ
れる。
【0011】コイル用導体5の端部5aは角穴部10b
にてコイル用導体12の端部12aに電気的に接続され
ている。コイル用導体6の端部6a,6dは、角穴部1
0a,10bにてそれぞれコイル用導体12の端部12
b、コイル用導体13の端部13aに電気的に接続され
ている。コイル用導体7の端部7a,7cは、角穴部1
0a,10bにてそれぞれコイル用導体13の端部13
b、コイル用導体14の端部14aに電気的に接続され
ている。即ち、1次側コイル41が、基板1の表面に電
極8−9間に1次側コイル用導体5,12,6,13,
7,14を順に直列に接続して、基板1の中央部に向か
って時計回り方向に周回した状態で形成されている。同
様にして、2次側コイル42が基板1の裏面に、電極2
8−29間に2次側コイル用導体25,32,26,3
3,27,34を順に直列に接続した状態で形成されて
いる。さらに具体的に説明すると、1次側コイル41の
1次側入力電極8と1次側出力電極9が、それぞれ基板
1の対向する縁部の一方の縁部に設けられている。2次
側コイル42の2次側入力電極28と2次側出力電極2
9が、それぞれ基板1の他方の縁部に設けられている。
そして、1次側コイル41のパターンは、2次側入力電
極28と2次側出力電極29に対向する角部を円弧状に
形成され、略半円形にされている。同様に、2次側コイ
ル42のパターンは、1次側入力電極8と1次側出力電
極9に対向する角部を円弧状に形成され、略半円形にさ
れている。
にてコイル用導体12の端部12aに電気的に接続され
ている。コイル用導体6の端部6a,6dは、角穴部1
0a,10bにてそれぞれコイル用導体12の端部12
b、コイル用導体13の端部13aに電気的に接続され
ている。コイル用導体7の端部7a,7cは、角穴部1
0a,10bにてそれぞれコイル用導体13の端部13
b、コイル用導体14の端部14aに電気的に接続され
ている。即ち、1次側コイル41が、基板1の表面に電
極8−9間に1次側コイル用導体5,12,6,13,
7,14を順に直列に接続して、基板1の中央部に向か
って時計回り方向に周回した状態で形成されている。同
様にして、2次側コイル42が基板1の裏面に、電極2
8−29間に2次側コイル用導体25,32,26,3
3,27,34を順に直列に接続した状態で形成されて
いる。さらに具体的に説明すると、1次側コイル41の
1次側入力電極8と1次側出力電極9が、それぞれ基板
1の対向する縁部の一方の縁部に設けられている。2次
側コイル42の2次側入力電極28と2次側出力電極2
9が、それぞれ基板1の他方の縁部に設けられている。
そして、1次側コイル41のパターンは、2次側入力電
極28と2次側出力電極29に対向する角部を円弧状に
形成され、略半円形にされている。同様に、2次側コイ
ル42のパターンは、1次側入力電極8と1次側出力電
極9に対向する角部を円弧状に形成され、略半円形にさ
れている。
【0012】次に、図4及び図5に示すように、電極
8,9,28,29に接続された取付け電極50,5
1,52,53を基板1の縁部に形成した後、保護膜5
4,55にて基板1の表裏面を被覆する。こうして得ら
れたライントランスは、基板1の表面にはコイル用導体
5〜7、12〜14と絶縁膜10と保護膜54からなる
1次側コイル部2を備え、基板1の裏面にはコイル用導
体25〜27、32〜34と絶縁膜30と保護膜55か
らなる2次側コイル部3を備えた積層構造をしているの
で、従来の太い1次、2次巻線をコアに巻回した構造の
ライントランスと比較して小型化、薄型化できる。
8,9,28,29に接続された取付け電極50,5
1,52,53を基板1の縁部に形成した後、保護膜5
4,55にて基板1の表裏面を被覆する。こうして得ら
れたライントランスは、基板1の表面にはコイル用導体
5〜7、12〜14と絶縁膜10と保護膜54からなる
1次側コイル部2を備え、基板1の裏面にはコイル用導
体25〜27、32〜34と絶縁膜30と保護膜55か
らなる2次側コイル部3を備えた積層構造をしているの
で、従来の太い1次、2次巻線をコアに巻回した構造の
ライントランスと比較して小型化、薄型化できる。
【0013】さらに、1次側コイル41及び2次側コイ
ル42に電流が流れても、絶縁膜10を挟んで隣接する
コイル用導体5〜7と12〜14の間と、絶縁膜30を
挟んで隣接するコイル用導体25〜27と32〜34の
間には電位差は殆どなく、小さな浮遊容量の発生です
む。従って、積層型ライントランスは、高周波域での浮
遊容量による周波数特性の劣化を抑えることができる。
具体的に説明すると、前記製造手順にて作製した巻線回
数が8回のライントランスのインダクタンス値は92.
38mHであり、浮遊容量は0.30pFであった(こ
のときのコイル用導体の線幅は53〜55μm)。これ
に対して、例えば、1次側、2次側コイルを、それぞ
れ、単一の導体からなる第1のコイルパターン層と単一
の導体からなる第2のコイルパターン層を直列に接続し
て構成した積層型ライントランスを作製して比較した。
この結果、本実施例の積層型ライントランスと略同じイ
ンダクタンス値を有するものは、0.70pFの浮遊容
量が発生した。すなわち、本実施例の積層型ライントラ
ンスは、その許容使用周波数を、比較した積層型トラン
スの略2倍にすることができる。
ル42に電流が流れても、絶縁膜10を挟んで隣接する
コイル用導体5〜7と12〜14の間と、絶縁膜30を
挟んで隣接するコイル用導体25〜27と32〜34の
間には電位差は殆どなく、小さな浮遊容量の発生です
む。従って、積層型ライントランスは、高周波域での浮
遊容量による周波数特性の劣化を抑えることができる。
具体的に説明すると、前記製造手順にて作製した巻線回
数が8回のライントランスのインダクタンス値は92.
38mHであり、浮遊容量は0.30pFであった(こ
のときのコイル用導体の線幅は53〜55μm)。これ
に対して、例えば、1次側、2次側コイルを、それぞ
れ、単一の導体からなる第1のコイルパターン層と単一
の導体からなる第2のコイルパターン層を直列に接続し
て構成した積層型ライントランスを作製して比較した。
この結果、本実施例の積層型ライントランスと略同じイ
ンダクタンス値を有するものは、0.70pFの浮遊容
量が発生した。すなわち、本実施例の積層型ライントラ
ンスは、その許容使用周波数を、比較した積層型トラン
スの略2倍にすることができる。
【0014】なお、本発明に係るライントランスは前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。特に、前記実施例では1
次側コイル及び2次側コイルをそれぞれ二つのコイルパ
ターン層にて構成した場合を説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、三つ以上のコイルパターン
層にて1次側コイル及び2次側コイルを形成し、より高
インダクタンスのライントランスを作製してもよい。
実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。特に、前記実施例では1
次側コイル及び2次側コイルをそれぞれ二つのコイルパ
ターン層にて構成した場合を説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、三つ以上のコイルパターン
層にて1次側コイル及び2次側コイルを形成し、より高
インダクタンスのライントランスを作製してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、絶縁性基板の表裏面にそれぞれ1次側コイル部
と2次側コイル部を配設し、これら1次側、2次側コイ
ル部がコイルパターン層と絶縁体層からなる積層構造で
あるので、従来の1次、2次巻線をコアに巻回した構造
のライントランスと比較して小型化、薄型化できる。
よれば、絶縁性基板の表裏面にそれぞれ1次側コイル部
と2次側コイル部を配設し、これら1次側、2次側コイ
ル部がコイルパターン層と絶縁体層からなる積層構造で
あるので、従来の1次、2次巻線をコアに巻回した構造
のライントランスと比較して小型化、薄型化できる。
【0016】また、1次側コイル及び2次側コイルにお
いては、それぞれ第1のコイルパターン層及び第2のコ
イルパターン層の導体が絶縁体層に設けた穴を介して交
互に電気的に接続して、絶縁性基板の中央部又は縁部に
向かって一定方向に周回している。従って、1次側、2
次側コイルに電流が流れても、それぞれ第1のコイルパ
ターン層と第2のコイルパターン層の間の電位差が小さ
く、小さな浮遊容量の発生ですみ、高周波域での浮遊容
量による周波数特性の劣化を抑えることができるライン
トランスが得られる。
いては、それぞれ第1のコイルパターン層及び第2のコ
イルパターン層の導体が絶縁体層に設けた穴を介して交
互に電気的に接続して、絶縁性基板の中央部又は縁部に
向かって一定方向に周回している。従って、1次側、2
次側コイルに電流が流れても、それぞれ第1のコイルパ
ターン層と第2のコイルパターン層の間の電位差が小さ
く、小さな浮遊容量の発生ですみ、高周波域での浮遊容
量による周波数特性の劣化を抑えることができるライン
トランスが得られる。
【図1】本発明に係るライントランスの一実施例の製造
手順を説明するための平面図。
手順を説明するための平面図。
【図2】図1に続く製造手順を説明するための平面図。
【図3】図2に続く製造手順を説明するための平面図。
【図4】図3に示されているライントランスの斜視図。
【図5】図4のX−X’の断面図。
1…絶縁性基板 2…1次側コイル部 3…2次側コイル部 5,6,7…1次側コイル用導体(第1の1次側コイル
パターン層の導体) 10…絶縁膜 10a,10b…角穴部 12,13,14…1次側コイル用導体(第2の1次側
コイルパターン層の導体) 25,26,27…2次側コイル用導体(第1の2次側
コイルパターン層の導体) 30…絶縁膜 32,33,34…2次側コイル用導体(第2の2次側
コイルパターン層の導体) 41…1次側コイル 42…2次側コイル
パターン層の導体) 10…絶縁膜 10a,10b…角穴部 12,13,14…1次側コイル用導体(第2の1次側
コイルパターン層の導体) 25,26,27…2次側コイル用導体(第1の2次側
コイルパターン層の導体) 30…絶縁膜 32,33,34…2次側コイル用導体(第2の2次側
コイルパターン層の導体) 41…1次側コイル 42…2次側コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−96605(JP,A) 特開 昭55−108714(JP,A) 特開 平2−208909(JP,A) 特開 平3−171705(JP,A) 特開 平4−5806(JP,A) 実開 平3−97386(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 19/00 - 19/08 H01F 17/00 H01F 27/28 - 27/32
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁性基板と、 前記絶縁性基板の一方の面に配設された1次側コイル部
と、 前記絶縁性基板の他方の面に配設された2次側コイル部
とを少なくとも備え、 前記1次側コイル部及び2次側コイル部が、それぞれ、
薄膜形成手段にて形成された複数の薄膜導体からなる第
1のコイルパターン層と、前記第1のコイルパターン層
の薄膜導体に対してずれた位置に薄膜形成手段にて形成
された複数の薄膜導体からなる第2のコイルパターン層
と、前記第1及び第2のコイルパターン層に挟まれたポ
リイミド又はポリアミドからなる絶縁体層とから構成さ
れ、 前記第1のコイルパターン層の薄膜導体と前記第2のコ
イルパターン層の薄膜導体が、前記絶縁体層に設けた穴
を介して交互に電気的に接続して、前記絶縁性基板の中
央部又は縁部に向かって一定方向に周回する前記1次側
コイル部の1次側コイルと前記2次側コイル部の2次側
コイルを構成し、前記1次側コイルの1次側入力電極と
1次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の対向する縁
部の一方の縁部に設けられ、この1次側入力電極と1次
側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の一方の縁部に設
けた二つの取付け電極に電気的に接続され、前記2次側
コイルの2次側入力電極と2次側出力電極がそれぞれ前
記絶縁性基板の他方の縁部に設けられ、この2次側入力
電極と2次側出力電極がそれぞれ前記絶縁性基板の他方
の縁部に設けた二つの取付け電極に電気的に接続され、
かつ、前記1次側コイルのパターンが前記2次側入力電
極と2次側出力電極に対向する角部を円弧状に形成され
て略半円形にされると共に、前記2次側コイルのパター
ンが前記1次側入力電極と1次側出力電極に対向する角
部を円弧状に形成されて略半円形にされていること、 を特徴とするライントランス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182514A JP2897091B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ライントランス |
US08/087,287 US5363081A (en) | 1992-07-09 | 1993-07-08 | Line transformer and manufacturing process thereof |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4182514A JP2897091B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ライントランス |
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- 1992-07-09 JP JP4182514A patent/JP2897091B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-07-08 US US08/087,287 patent/US5363081A/en not_active Expired - Lifetime
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