JP2002359115A - チップ型コモンモードチョークコイル - Google Patents

チップ型コモンモードチョークコイル

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JP2002359115A
JP2002359115A JP2001165721A JP2001165721A JP2002359115A JP 2002359115 A JP2002359115 A JP 2002359115A JP 2001165721 A JP2001165721 A JP 2001165721A JP 2001165721 A JP2001165721 A JP 2001165721A JP 2002359115 A JP2002359115 A JP 2002359115A
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magnetic
mode choke
insulating layer
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Tomokazu Ito
知一 伊藤
Makoto Otomo
誠 大友
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対をなすコイル部間のインピーダンス値を均
一化することができ、ひいてはノーマルモード特性にノ
イズを与えない磁気結合の優れたチップ型コモンモード
チョークコイルを提供する。 【解決手段】 磁性基板1の主面上に、絶縁層2,3,
4,5及び導体薄膜を厚み方向に積み重ねた構造で対を
成すコイル巻線となるコイル導体11,12及び引出電
極13,14を形成し、該対を成すコイル巻線となる導
体薄膜相互の巻き方向、巻数又は形状が異なる個所以外
の同等形状部分を含む領域上に磁性材10を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に侵
入するノイズ対策に用いられる電子部品に係り、とくに
チップ型コモンモードチョークコイルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ型コモンモードチョークコ
イルとしては、積層タイプが知られている。この部品は
フェライト等の磁性体シート表面にコイル導体パターン
が形成されて第1コイルを形成する第1コイル用磁性シ
ートと、同様な第2コイル用磁性シートを交互に積層し
た構造である。
【0003】また、薄膜工法を使用したものとして、特
開平8−203737号公報に示されたコイル部品が知
られている。このコイル部品は図9及び図10に示すよ
うに、磁性基板40上に、絶縁層41、引出電極53,
54、絶縁層42、第1コイル導体51、絶縁層43、
第2コイル導体52、絶縁層44を順に配し、その上面
より磁性基板45で挟み込んだ構造である。また、外部
電極55は図10のように磁性基板40,45の側面に
形成されている。なお、スルーホール56は第1コイル
導体51と引出電極53とを接続して第1のコイル巻線
を形成するためのものであり、スルーホール57a,5
7bは第2コイル導体52と引出電極54とを接続して
第2のコイル巻線を形成するためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の積層タイプ
では、第1コイル、第2コイル導体間に磁性体シートが
存在し、コモンモードチョークコイルとして使用する場
合には2個のコイル部の磁気的結合が低下し特性上問題
となる。
【0005】また、図9及び図10に示す薄膜工法を使
用した薄膜タイプのコモンモードチョークコイルは、2
個のコイル導体51,52間は非磁性の絶縁層であり、
上下より磁性基板40,45により挟み込んでいるた
め、磁気的結合の問題点は解決されている。しかしなが
ら、この構造では、外部電極の取り出しの為、第1コイ
ル導体51、第2コイル導体52それぞれの外部電極付
近51a,52aや引出電極53,54の外部電極付近
53a,54aで、巻き方向、巻数及び形状(線路長
等)に差が発生し、これにより対を成す2個のコイル部
のインピーダンス値に差が生じる。このため、ノーマル
モード特性にノイズ発生等の大きな悪影響を与える。こ
の対策として、コイル導体の巻き方向,巻数及び形状を
同様にした場合、引出電極形状で2個のコイル部間に大
きな差が発生するため、同様の不具合が発生する。
【0006】また、図10に示す外部電極55とコイル
導体や引出電極端部との電気的接合部56はそれら導体
の切断面のみであり、電気的接合の点で問題が発生し易
い。
【0007】本発明は、上記の点に鑑み、コイル巻線の
巻き方向、巻数又は形状が異なる個所には磁性材を配さ
ず、コイル巻線の同等形状部分の上面に選択的に磁性材
を配することで、対をなすコイル部間のインピーダンス
値を均一化することができ、ひいてはノーマルモード特
性にノイズを与えない磁気結合の優れたチップ型コモン
モードチョークコイルを提供することを目的とする。
【0008】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るチップ型コモンモードチョークコイル
は、磁性基板の主面上に、絶縁層及び導体薄膜を厚み方
向に積み重ねた構造で対を成すコイル巻線を形成し、該
対を成すコイル巻線となる導体薄膜相互の巻き方向、巻
数又は形状が異なる個所以外の同等形状部分を含む領域
上に磁性材を設けたことを特徴としている。
【0010】前記チップ型コモンモードチョークコイル
において、前記対を成すコイル巻線が複数対設けられて
いてもよい。
【0011】前記コイル巻線の同等形状部分の中央部及
び当該同等形状部分の周辺部となる位置の前記絶縁層に
開口を形成し、該開口を通して前記磁性材と前記磁性基
板とが接して閉磁路構造となっているとよい。
【0012】前記磁性基板の側面部に設けられた外部電
極の一部が前記コイル巻線の端部が形成された導体成膜
面又は該成膜面の平行面上に延長しており、前記コイル
巻線の端部が前記導体成膜面又は該成膜面の平行面上で
前記外部電極に接続しているとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチップ型コモ
ンモードチョークコイルの実施の形態を図面に従って説
明する。
【0014】図1及び図2は本発明に係るチップ型コモ
ンモードチョークコイルの第1の実施の形態を示す。実
際の作製時は複数個のチップ型コモンモードチョークコ
イルを同時に磁性基板上で作製するが、本実施の形態で
は1素子分で説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、チップ型コモ
ンモードチョークコイルは、磁性基板1の主面上に、絶
縁層2、導体薄膜の引出電極13,14、絶縁層3、導
体薄膜の第1コイル導体11、絶縁層4、導体薄膜の第
2コイル導体12、絶縁層5を順次設ける。そして、第
1コイル導体11及び引出電極13の直列接続で第1コ
イル巻線が、第2コイル導体12及び引出電極14の直
列接続で第2コイル巻線が構成されるが、これら第1及
び第2コイル巻線相互の巻き方向、巻数又は形状(線路
長等)が異なる個所11a,12a,13a,14a
(引出電極及びコイル導体の外部電極取り出し部付近)
以外の導体薄膜同等形状部分上面を含む領域を磁性材1
0で覆うようにしている。また、図2のように、外部電
極(端子電極)15を磁性基板1の側面部に形成してい
る。なお、同等形状部分とは、微細な差異はあっても実
質的に同じ形状とみなせる部分である。
【0016】前記絶縁層2上には、前記外部電極15に
接続される2つの前記引出電極13,14が薄膜形成工
法で形成され、2つの引出電極13,14ともに一端は
外部電極15と電気的にそれぞれ接続されている。ま
た、他端については、引出電極13は絶縁層3のスルー
ホール16を介し、引出電極14は絶縁層3,4のスル
ーホール17a,17bを介して上層のコイル導体1
1,12の一端とそれぞれ電気的に接続されている。ま
た、コイル導体11,12の他端は外部電極15にそれ
ぞれ接続されている。
【0017】なお、最上層の磁性材10は、上記したよ
うにコイル導体11,12、引出電極13,14のうち
大きく巻き方向、巻数又は形状の異なる個所11a,1
2a,13a,14a以外の上層部分を選択的に覆って
いる。
【0018】前記磁性基板1は焼結フェライト、複合フ
ェライト等であり、絶縁層2,3,4,5はポリイミド
樹脂,エポキシ樹脂等の絶縁性に優れ,加工性の良い材
料であり、磁性材10は焼結フェライト薄板、複合フェ
ライト等であり、コイル導体11,12、引出電極1
3,14の材料はCu,Ag,Al等の優れた電気伝導
度を有する金属が採用される。
【0019】次に本実施の形態に係るチップ型コモンモ
ードチョークコイルの製造手順を図1を参照し説明す
る。
【0020】磁性基板1上に絶縁層2を形成する。形成
方法としては、スピンコート法、ディップ法、スプレ
法、印刷法等が採用される。
【0021】それから、絶縁層2上に導体薄膜を成膜
し、フォトリソグラフィー法により引出電極13,14
のパターンを形成する。成膜工法はスパッタ、蒸着、め
っき等の薄膜形成工法が採用される。フォトリソグラフ
ィー工法では感光性のレジストを使用し露光現像後、不
要金属部分をエッチングし、その後で前記レジストを剥
離する。
【0022】次に、絶縁層3を形成する。形成工法は絶
縁層2と同様であるが、引出電極13,14とコイル導
体11,12の接続の為、フォトリソグラフィー工法を
使用しスルーホール16,17aを現像により形成す
る。このスルーホール16により引出電極13と第1コ
イル導体11が電気的に接続される。
【0023】次に、第1コイル導体11の成膜、パター
ンニングを行う。工法は引出電極13,14と同様であ
る。
【0024】その後、絶縁層4を絶縁層3と同様工法で
形成する。ここではフォトリソグラフィー工法の現像に
よりスルーホール17bを形成する。このスルーホール
17bと絶縁層3に形成されたスルーホール17aによ
り引出電極14と第2コイル導体12が電気的に接続さ
れる。
【0025】次に、第2コイル導体12の成膜、パター
ンニングを行う。工法は引出電極13,14と同様であ
る。
【0026】その後、絶縁層5を同様工法で全面に形成
する。
【0027】さらに、第1及び第2コイル導体11,1
2及び引出電極13,14の磁性基板1外周(つまり完
成後のチップ外周)の外部電極接続部付近のコイル導体
及び引出電極の巻き方向、巻数又は形状が異なる個所1
1a,12a,13a,14a以外の同等形状部分を含
む領域に選択的に磁性材10を層状に厚く形成する(又
は、磁性材10の薄板を配置固定する)。
【0028】上記説明は1個の素子での説明であるが、
実際は複数個の素子が同時に基板上で作製される。この
基板上で作製されたものを1素子形状に切断後、1素子
分の磁性基板1の側面部に外部電極15を形成しチップ
型コモンモードチョークコイルが完成する。
【0029】この第1の実施の形態によれば、対をなし
たコイル巻線(コイル導体と引出電極との直列接続)の
うち、凡そ巻き方向、巻数、形状及び線路長が同等の領
域については上下に磁性材が存在し、高いインピーダン
スが得られるが、インピーダンスの差が発生し易い外部
電極15付近の巻き方向、巻数又は形状の異なる部分は
下面のみに磁性材が存在することになってインピーダン
スが低く、コモンモードチョークコイルの2個のコイル
部のインピーダンスの差が小さくなる。これにより小型
で、磁気特性が優れかつノーマルモード信号へのノイズ
発生等の悪影響が無視できる部品を生産できる。
【0030】図3及び図4は本発明の第2の実施の形態
であって、下側の磁性基板1に上側の磁性材10の一部
が接合して閉磁路構造となっている場合を示す。この場
合、製造手順は第1の実施の形態と同様であるが、異な
る点は絶縁層2,3,4,5のパターン形状である。第
1の実施の形態での各絶縁層形成領域に絶縁層開口部2
a,3a,4a,5aが互いに重なるように現像により
形成され、上側の磁性材10を層状に形成したときに、
絶縁層開口部2a,3a,4a,5a内に磁性材10が
入り込んで下側の磁性基板1に接合して閉磁路構造が形
成される。ここで、対をなしたコイル巻線(コイル導体
と引出電極との直列接続)のうち、凡そ巻き方向、巻
数、形状及び線路長が同等の領域の中心部1個所及び当
該領域外側左右2個所(当該領域の周辺部)に前記開口
部2a,3a,4a,5aが位置しているから、前記コ
イル巻線の巻き方向、巻数、形状及び線路長が実質同等
部分を囲むように閉磁路が構成される。
【0031】なお、第1の実施の形態と同一又は相当部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0032】この第2の実施の形態によれば、前記第1
の実施の形態の作用効果に加えて、下側の磁性基板1に
上側の磁性材10の一部が接合して閉磁路構造となるよ
うにしたので、より高い磁気結合とノーマルモード信号
へのノイズ対策を図ることが可能となる。
【0033】図5及び図6は本発明の第3の実施の形態
であって、下側の磁性基板1に上側の磁性材10の一部
が接合して閉磁路構造となっている場合の他の例を示
す。この場合、製造手順は第1の実施の形態と同様であ
るが、異なる点は絶縁層2,3,4,5のパターン形状
である。第1の実施の形態での各絶縁層形成領域に絶縁
層開口部2b,3b,4b,5bが互いに重なるように
形成され、上側の磁性材10を層状に形成したときに、
絶縁層開口部2b,3b,4b,5b内に磁性材10が
入り込んで下側の磁性基板1に接合して閉磁路構造が形
成される。ここで、対をなしたコイル巻線(コイル導体
と引出電極との直列接続)のうち、凡そ巻き方向、巻
数、形状及び線路長が同等の領域の中心部1個所及び当
該領域外側前後左右4個所に前記開口部2b,3b,4
b,5bが位置しているから、前記コイル巻線の巻き方
向、巻数、形状及び線路長が実質同等部分を囲むように
閉磁路が構成される。
【0034】なお、第1の実施の形態と同一又は相当部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0035】この第3の実施の形態によれば、前記第1
の実施の形態の作用効果に加えて、下側の磁性基板1に
上側の磁性材10の一部が接合して閉磁路構造となるよ
うにしたので、より高い磁気結合とノーマルモード信号
へのノイズ対策を図ることが可能となる。
【0036】図7及び図8は本発明の第4の実施の形態
であって、コイル巻線の端部と外部電極15との接続を
いっそう確実にした構造を示す。この場合、製造手順は
第1の実施の形態と同様であるが、異なる点はコイル巻
線の薄膜導体のパターン形状及び絶縁層のパターン形状
である。すなわち、対を成すコイル巻線を構成する各コ
イル導体11,12の外部電極に接続する端部に、フォ
トリソグラフィー法による現像時に幅広導体部21,2
2が形成されるとともに、引出電極13,14の外部電
極に接続する端部にも幅広導体部23,24が形成され
ている。また、絶縁層3,4,5には外部電極取出用の
絶縁層開口部3c,4c,5cが互いに重なる位置に形
成されている。そして、外部電極15を磁性基板1の側
面及びこれに隣接する上下面側に延長して設けること
で、外部電極15は第1及び第2コイル巻線の端部であ
る幅広導体部21,22,23,24にその導体成膜面
にて接合する(図8の接合部26に示す)。
【0037】なお、第1、第2コイル巻線を構成する第
1、第2コイル導体11,12の外部電極に接続する端
部、及び引出電極13,14の外部電極に接続する端部
をそれぞれスルーホールを介して上層の絶縁層5上に導
出し、絶縁層5上に延長した外部電極15の一部と接続
する構成(導体成膜面の平行面で外部電極15と接続す
る構成)としてもよい。
【0038】各絶縁層形成領域には、第2の実施の形態
と同様に、絶縁層開口部2a,3a,4a,5aも互い
に重なるように形成され、磁性基板1と上側の磁性材1
0とで閉磁路を構成するようになっており、第2の実施
の形態と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。
【0039】この第4の実施の形態によれば、第1及び
第2コイル巻線上に選択的に磁性材10を形成する構造
により、磁性基板1外周部(チップ表面外周部)に磁性
材10がない部分が存在し、この部分を利用して外部電
極15とコイル巻線の端部の導体薄膜との接合面積を大
きくすることが可能となり電気的接合の安定が得られ
る。
【0040】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。例えば、コイル巻線のパターン
形状、引出し形状、磁性材形状が実施の形態と異なった
ものでもよい。また、各実施の形態では1素子に1対の
コイルを例としているが、1素子中にコイルが複数対含
まれた部品であっても本発明は適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対をなすコイル巻線となる導体薄膜の上側より磁性材を
選択的に配することにより、対をなすコイル部のインピ
ーダンスを均一にすることができ、ノーマルモード特性
にノイズを与えない磁気結合の優れた小型のチップ型コ
モンモードチョークコイルを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ型コモンモードチョークコ
イルの第1の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図4】同正断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図6】同側断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図8】同斜視図である。
【図9】従来技術の分解斜視図である。
【図10】同斜視図である。
【符号の説明】
1,40,45 磁性基板 2,3,4,5,41,42,43,44 絶縁層 2a,2b,3a,3b,3c,4a,4b,4c,5
a,5b,5c 開口部 10 磁性材 11,12,51,52 コイル導体 13,14,53,54 引出電極 15,55 外部電極 16,17a,17b スルーホール 21,22,23,24 幅広導体部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性基板の主面上に、絶縁層及び導体薄
    膜を厚み方向に積み重ねた構造で対を成すコイル巻線を
    形成し、該対を成すコイル巻線となる導体薄膜相互の巻
    き方向、巻数又は形状が異なる個所以外の同等形状部分
    を含む領域上に磁性材を設けたことを特徴とするチップ
    型コモンモードチョークコイル。
  2. 【請求項2】 前記対を成すコイル巻線が複数対設けら
    れている請求項1記載のチップ型コモンモードチョーク
    コイル。
  3. 【請求項3】 前記コイル巻線の同等形状部分の中央部
    及び当該同等形状部分の周辺部となる位置の前記絶縁層
    に開口を形成し、該開口を通して前記磁性材と前記磁性
    基板とが接して閉磁路構造となっている請求項1又は2
    記載のチップ型コモンモードチョークコイル。
  4. 【請求項4】 前記磁性基板の側面部に設けられた外部
    電極の一部が前記コイル巻線の端部が形成された導体成
    膜面又は該成膜面の平行面上に延長しており、前記コイ
    ル巻線の端部が前記導体成膜面又は該成膜面の平行面上
    で前記外部電極に接続している請求項1,2又は3のチ
    ップ型コモンモードチョークコイル。
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