JP2896975B2 - 明日葉製のほうじ茶葉の製造方法 - Google Patents
明日葉製のほうじ茶葉の製造方法Info
- Publication number
- JP2896975B2 JP2896975B2 JP7182175A JP18217595A JP2896975B2 JP 2896975 B2 JP2896975 B2 JP 2896975B2 JP 7182175 A JP7182175 A JP 7182175A JP 18217595 A JP18217595 A JP 18217595A JP 2896975 B2 JP2896975 B2 JP 2896975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaves
- tea
- tea leaves
- asuka
- tomorrow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は明日葉を用いたほうじ茶
葉の製造方法に関する。
葉の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、明日葉を材料とする茶葉の製造方
法として例えば公知の煎茶と同様の製法、即ち明日葉の
新芽に蒸熱工程を施したのちこれを粗揉及び揉ねんの各
工程を順次施し、更にこれを再加熱乾燥する中揉工程を
行ったのち精揉及び最終乾燥工程を施すという方法が一
般的であり、またこのようにして得た明日葉の茶葉のみ
を用いたほうじ茶も一部には存在した。
法として例えば公知の煎茶と同様の製法、即ち明日葉の
新芽に蒸熱工程を施したのちこれを粗揉及び揉ねんの各
工程を順次施し、更にこれを再加熱乾燥する中揉工程を
行ったのち精揉及び最終乾燥工程を施すという方法が一
般的であり、またこのようにして得た明日葉の茶葉のみ
を用いたほうじ茶も一部には存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記のよ
うな茶葉の製法を用いると、蒸熱及び加熱乾燥工程など
によって明日葉特有の風味、芳香などが消失したり明日
葉に含まれるミネラル類やA、B、C、E群などのビタ
ミン類の損耗、破壊を来たし、これらが明日葉製の茶葉
としての品位、品質に決定的な悪影響をもたらすという
欠点があり、またこの茶葉を焙じて得る明日葉製のほう
じ茶にも同様の問題点があった。
うな茶葉の製法を用いると、蒸熱及び加熱乾燥工程など
によって明日葉特有の風味、芳香などが消失したり明日
葉に含まれるミネラル類やA、B、C、E群などのビタ
ミン類の損耗、破壊を来たし、これらが明日葉製の茶葉
としての品位、品質に決定的な悪影響をもたらすという
欠点があり、またこの茶葉を焙じて得る明日葉製のほう
じ茶にも同様の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は明日葉の新芽を
上水で水洗いして軽く天日乾燥したのち最初の撚合せを
行い、次いでこれに多数次に亘る軽い天日乾燥と撚合せ
の作業を葉が黒褐色を呈するに至るまで反覆して行うこ
とによって上記の葉の丸め伸ばし状の半製品を得たのち
これに天日による最終仕上乾燥を施して得た茶葉に煎茶
及びムギ茶を夫々5%ずつ加えた混合茶葉を強火で焙じ
てこれに焦香を付し、更に明日葉の乾燥根を細かく刻ん
で添加することを特徴とする明日葉製ほうじ茶葉の製造
方法を提供することによってこのような問題点を解決し
ようとするものである。
上水で水洗いして軽く天日乾燥したのち最初の撚合せを
行い、次いでこれに多数次に亘る軽い天日乾燥と撚合せ
の作業を葉が黒褐色を呈するに至るまで反覆して行うこ
とによって上記の葉の丸め伸ばし状の半製品を得たのち
これに天日による最終仕上乾燥を施して得た茶葉に煎茶
及びムギ茶を夫々5%ずつ加えた混合茶葉を強火で焙じ
てこれに焦香を付し、更に明日葉の乾燥根を細かく刻ん
で添加することを特徴とする明日葉製ほうじ茶葉の製造
方法を提供することによってこのような問題点を解決し
ようとするものである。
【0005】
【実施例】明日葉の新芽を摘み採り、これを上水で水洗
いして軽く天日乾燥したのちこれを手もみ方式によって
撚り合せ、次いでこれに多数次に亘る軽い天日乾燥と手
もみ方式の撚合せ作業を葉が黒褐色を呈するに至るまで
反覆して多数回行うことによって上記の葉の丸め伸ばし
状態の半製品を得たのちこれに天日による最終仕上乾燥
を施して得た茶葉に煎茶及びムギ茶を夫々5%ずつ加え
た混合茶葉を強火で焙じてこれに焦香を付し、更に明日
葉の乾燥根を細かく刻んで添加して完成品を得るように
したものである。尚、上記の撚り合せ作業には上記のよ
うな手もみ方式に代えて機械装置による所謂、機械もみ
方式を採用することができるは勿論である。
いして軽く天日乾燥したのちこれを手もみ方式によって
撚り合せ、次いでこれに多数次に亘る軽い天日乾燥と手
もみ方式の撚合せ作業を葉が黒褐色を呈するに至るまで
反覆して多数回行うことによって上記の葉の丸め伸ばし
状態の半製品を得たのちこれに天日による最終仕上乾燥
を施して得た茶葉に煎茶及びムギ茶を夫々5%ずつ加え
た混合茶葉を強火で焙じてこれに焦香を付し、更に明日
葉の乾燥根を細かく刻んで添加して完成品を得るように
したものである。尚、上記の撚り合せ作業には上記のよ
うな手もみ方式に代えて機械装置による所謂、機械もみ
方式を採用することができるは勿論である。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明において焙焦に供する明
日葉茶は叙上のように明日葉の新芽を上水で水洗いして
軽く天日乾燥したのち最初の撚合せを行い、次いでこれ
に多数次に亘る軽い天日乾燥と撚合せの作業を葉が黒褐
色を呈するに至るまで反覆して行うことによって上記の
葉の丸め伸ばし状の半製品を得たのちこれに天日による
最終仕上乾燥を施すことを特徴とし、前記公知のものの
ように葉の蒸熱及び加熱乾燥などを行うこと無くこれを
天日乾燥させるのでこれによって寧ろ明日葉特有の風
味、芳香などを増加することができ、また明日葉に含ま
れるミネラル類やA、B、C、E群などのビタミン類の
損耗、破壊などをもこれを確実に回避し得るものであっ
て、本発明はこれらによって前記の問題点を充分に解決
し得るものであり、また本発明においては上記の明日葉
茶のほかに煎茶及びムギ茶を夫々5%ずつをこれに加え
て焙じるようにしたので単に明日葉茶のみを材料とする
場合よりも風味や芳香に独特のものを加えてそのグレー
ドを一層高め得るものであり、加うるにこの茶葉によっ
て得る茶は健胃、食欲増進、利尿及び二日酔防止などに
顕著な効能を奏するという優れた利点をも併せ有するも
のである。更にまた、上記のほうじ茶に明日葉の乾燥根
を細かく刻んだものを添加することにより明日葉茶特有
の風味、芳香を一段と高めることができる。
日葉茶は叙上のように明日葉の新芽を上水で水洗いして
軽く天日乾燥したのち最初の撚合せを行い、次いでこれ
に多数次に亘る軽い天日乾燥と撚合せの作業を葉が黒褐
色を呈するに至るまで反覆して行うことによって上記の
葉の丸め伸ばし状の半製品を得たのちこれに天日による
最終仕上乾燥を施すことを特徴とし、前記公知のものの
ように葉の蒸熱及び加熱乾燥などを行うこと無くこれを
天日乾燥させるのでこれによって寧ろ明日葉特有の風
味、芳香などを増加することができ、また明日葉に含ま
れるミネラル類やA、B、C、E群などのビタミン類の
損耗、破壊などをもこれを確実に回避し得るものであっ
て、本発明はこれらによって前記の問題点を充分に解決
し得るものであり、また本発明においては上記の明日葉
茶のほかに煎茶及びムギ茶を夫々5%ずつをこれに加え
て焙じるようにしたので単に明日葉茶のみを材料とする
場合よりも風味や芳香に独特のものを加えてそのグレー
ドを一層高め得るものであり、加うるにこの茶葉によっ
て得る茶は健胃、食欲増進、利尿及び二日酔防止などに
顕著な効能を奏するという優れた利点をも併せ有するも
のである。更にまた、上記のほうじ茶に明日葉の乾燥根
を細かく刻んだものを添加することにより明日葉茶特有
の風味、芳香を一段と高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 2/00 - 2/40
Claims (1)
- 【請求項1】 明日葉の新芽を上水で水洗いして軽く天
日乾燥したのち最初の撚合せを行い、次いでこれに多数
次に亘る軽い天日乾燥と撚合せの作業を葉が黒褐色を呈
するに至るまで反覆して行うことによって上記の葉の丸
め伸ばし状の半製品を得たのちこれに天日による最終仕
上乾燥を施して得た茶葉に煎茶及びムギ茶を夫々5%ず
つ加えた混合茶葉を強火で焙じてこれに焦香を付し、更
に明日葉の乾燥根を細かく刻んで添加することを特徴と
する明日葉製ほうじ茶葉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182175A JP2896975B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 明日葉製のほうじ茶葉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182175A JP2896975B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 明日葉製のほうじ茶葉の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099931A JPH099931A (ja) | 1997-01-14 |
JP2896975B2 true JP2896975B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16113661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7182175A Expired - Fee Related JP2896975B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 明日葉製のほうじ茶葉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100715927B1 (ko) * | 2001-04-10 | 2007-05-08 | 다카라 바이오 가부시키가이샤 | 치료제 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7182175A patent/JP2896975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH099931A (ja) | 1997-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69503940T2 (de) | Verbessertes Getreideprodukt | |
DE3875783T2 (de) | Verfahren zur herstellung eines geroesteten nussaehnlichen produktes. | |
JP2896975B2 (ja) | 明日葉製のほうじ茶葉の製造方法 | |
US2903360A (en) | Method of making quick-cooking cereals from parboiled grains | |
JP2896974B2 (ja) | 明日葉製茶葉の製造方法 | |
JP2942984B2 (ja) | 明日葉を原料とする嗜好飲料 | |
JP3433364B2 (ja) | 製茶方法 | |
CN111955566A (zh) | 一种卷曲形绿茶做形工艺及加工方法 | |
US1150303A (en) | Vegetable compound for beverages and process of producing same. | |
DE2853001A1 (de) | Gedarrte gerste fuer bierbrauermaische | |
JP2655552B2 (ja) | 麦茶類およびその製造法 | |
JP3152415B2 (ja) | 製茶方法 | |
JPH08256689A (ja) | 粉茶の製造方法及び微細粉茶の製造方法 | |
DE448336C (de) | Verfahren zur Herstellung von Kaffee-Ersatzmitteln aus Korn | |
US1496932A (en) | Process for the preparation of coffee | |
US1073929A (en) | Process of decaffeinating natural beans. | |
DE713621C (de) | Verfahren zur Herstellung von Sojabohnenmehl | |
JPS63294744A (ja) | 揉圧操作を利用した釜いり茶の香味発揚製造法 | |
KR102144655B1 (ko) | 단맛을 강화시킨 커피 제조방법 | |
DE884598C (de) | Verfahren zum Aufschliessen von Huelsenfruechten | |
AT146984B (de) | Verfahren zur Veredelung von Sojabohnen und deren Abfall-Produkten bzw. Rückständen. | |
SU401339A1 (ru) | Способ производства зеленого чая | |
DE141471C (ja) | ||
JPH08275757A (ja) | モロヘイヤ入り茶の製造方法 | |
DE939664C (de) | Verfahren zur Nachfermentierung von Kakaobohnen |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |