JP2896364B2 - 不揮発性半導体メモリ素子の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ素子の製造方法

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JP2896364B2
JP2896364B2 JP10033085A JP3308598A JP2896364B2 JP 2896364 B2 JP2896364 B2 JP 2896364B2 JP 10033085 A JP10033085 A JP 10033085A JP 3308598 A JP3308598 A JP 3308598A JP 2896364 B2 JP2896364 B2 JP 2896364B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体メ
モリ素子の製造方法に関し、特に単純積層構造のセル構
成を有する、金属コンタクトの必要ない不揮発性半導体
メモリ素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、フラッシュEEPROM(Flash E
lectrically Erasable ProgrammableRead Only Memory)
及びフラッシュメモリカード(flash memory card)等へ
の不揮発性半導体メモリの応用が拡大されるに伴い、こ
の不揮発性半導体メモリに関する研究開発が行われてい
る。
【0003】フラッシュEEPROM、EEPROM等
の不揮発性半導体メモリをデータ貯蔵メディア(mass st
orage media)として使用する場合の最も大きな問題点
は、メモリのビット当たりのコスト(cost-per-bit)が非
常に高いという点である。さらに、ポータブル(portabl
e)製品への応用のためには低電力消耗型のチップ(chip)
が要求される。ビット当たりのコストを低めるために、
マルチビットセル(multibit-per-cell)に関する研究が
最近盛んに行われている。
【0004】従来の不揮発性半導体メモリの集積度はメ
モリセルの数と一対一の対応関係にある。これに反し
て、マルチビットセルは、1つのメモリセルに1ビット
以上のデータを格納することで、メモリセルのサイズを
小さくすることなく、データの記憶量を高めることがで
きる。マルチビットセルを具現するためには、各メモリ
セルに3個以上のしきい値電圧レベル(threshold volta
ge level)をプログラムする必要がある。例えば、1つ
のセル当たりに2ビットのデータを格納するためには、
2 =4、つまり4段階のしきい値電圧レベルを用いて
各セルがプログラムされる。この際、4段階のしきい値
電圧レベルは論理的に00、01、10、11の各ロジ
ック状態に対応している。マルチレベルプログラムにお
ける最も大きな課題は、各しきい値電圧レベルが統計的
な分布を有するという点であり、この分布値は約0.5
Vである。従って、各々のしきい値電圧レベルを正確に
調節して分布値を低減させることにより、より多くのし
きい値電圧レベルをプログラムでき、1つのセルに格納
されるデータのビット数も増加する。
【0005】上記電圧分布を低減させるための一方法と
して、プログラムと照会(ベリファイ)とを繰り返しな
がらプログラムを行う方法がある。この方法では、所望
のしきい値電圧レベルにて不揮発性半導体メモリセルを
プログラムするべく、一連のプログラム電圧パルスをセ
ルに印加する。そして、セルが所望のしきい値電圧レベ
ルに達したか否かを照会するために、各電圧パルス間で
読み取り動作が行われる。各照会中に、照会されたしき
い値電圧レベル値が所望のしきい電圧レベル値に達した
ら、プログラミング過程を終える。
【0006】このようにプログラムと照会とを繰り返し
行う方法では、有限なプログラム電圧パルス幅に起因す
るしきい値電圧レベルのエラーの分布を低減し難い。さ
らに、プログラムと照会を繰り返すアルゴリズムを回路
に具現した場合、チップの周辺回路の面積が増加すると
ともに、プログラム時間が長くなるという問題点があ
る。
【0007】一般に、フラッシュEEPROM及びEE
PROM等の不揮発性半導体メモリ素子の集積度を決め
るメモリセルの有効セルのサイズ(effective cell siz
e)は、セルのサイズとセルのアレイ構造の2要素により
決定される。不揮発性半導体メモリセルの中における最
小のセル構造は単純積層構造(simple stacked-gate str
ucture)である。
【0008】図1aは一般的な不揮発性半導体メモリセ
ルの回路図あるいは記号であり、図1bは一般的な単純
積層型の不揮発性半導体メモリセルの構造断面図であ
る。図1aに示すように、不揮発性半導体メモリセル
は、コントロールゲート5、フローティングゲート3、
ソース6a、チャネル領域7、及びドレイン6bから構
成される。
【0009】このように構成された不揮発性半導体メモ
リセルにおいては、プログラムに充分な電圧をコントロ
ールゲート5及びドレイン6bに印加すると、ドレイン
6bとソース6aとの間に電流が流れる。電流を参照電
流と比較して、その電流が参照電流と等しい或いは参照
電流よりも小さい値に達したとき、プログラム完了信号
が発生される。
【0010】図1bに示すように、p型の半導体基板1
上にトンネル酸化膜2を介してフローティングゲート3
が形成され、フローティングゲート3上にコントロール
ゲート5が形成される。コントロールゲート5とフロー
ティングゲート3との間には誘電体膜4が形成され、フ
ローティングゲート3の両側におけるp型の半導体基板
1の表面にはn型のソース領域6aとドレイン領域6b
が形成される。
【0011】このようにして構成された一般的な単純積
層型の不揮発性半導体メモリセルは、有効セルのサイズ
及びコントロールゲート5の結合定数値もが小さい。こ
のため、有効セルのサイズを小さくすればする程、結合
定数もさらに小さくなる。従って、有効セルのサイズが
小さくなることを防止するために、誘電体膜4をONO
(Oxide Nitride Oxide)膜で形成することが考えられる
が、製造工程が複雑で、高温熱処理(high annealing)工
程が必要となる。
【0012】以下、添付図面に基づき従来の不揮発性半
導体メモリ素子を説明する。図2は、従来の不揮発性半
導体メモリセルのアレイを示す回路図であり、図3は単
純積層構造を有し、金属コンタクトの必要ない従来の不
揮発性半導体メモリセルのアレイを示す回路図であり、
図4はソースとドレインを分離した、金属コンタクトの
必要ない従来の不揮発性半導体メモリセルのアレイを示
す回路図である。
【0013】図2に示すように、行方向に配置された複
数のセルのコントロールゲートにはワードライン10が
接続され、複数のワードライン10に垂直な方向におい
て各セルのドレインラインに複数のメタルビットライン
9が接続され、ワードライン10と同方向において2本
のワードライン10毎に各セルのソースラインに一本の
共通ソースライン11が接続されている。この構成で
は、2つのセルに対して1つのメタルコンタクト8が必
要となるので、そのメタルコンタクト8を考慮に入れる
と、メモリセルの有効セルサイズはメタルコンタクト8
のピッチによって大きくなるという問題がある。
【0014】メタルコンタクトの数を減少させ得る、す
なわち、メタルコンタクトのない不揮発性半導体メモリ
素子が開発された。このメタルコンタクトの必要ない不
揮発性半導体メモリ素子では、ビットラインを別の金属
ラインとして形成せず、ソース/ドレイン不純物領域が
ビットラインとして利用される。
【0015】図3に示すように不揮発性半導体メモリセ
ルアレイは、行方向の各セルのコントロールゲートに接
続された複数のワードライン10と、ワードライン10
に垂直な方向において互いに一定の間隙をあけて複数個
のスクェアを形成するように配置された複数のビットラ
イン13と、各スクェアに1つずつ配置される複数個の
不揮発性半導体メモリセルとから構成される。ビットラ
イン13に選択トランジスタ12が交互に接続され、各
選択トランジスタ12に垂直な方向において通常32個
或いはそれ以上の不揮発性半導体メモリセル毎にメタル
コンタクト8が配置されている。このような構成では有
効セルサイズが小さくなる。ここで、ビットライン13
は半導体基板(図示せず)上にソース又はドレイン拡散
領域として形成され、各ビットライン13は隣接のセル
のドレイン又はソースに共有される。
【0016】しかし、コンタクトの必要ない不揮発性半
導体メモリセルのアレイにおいては、ワードライン10
方向へ隣接する2つのセルが全く同じバイアス条件を受
けるため、プログラム時に隣接する2つのセルのうち選
択されないセルがプログラム又は消去されるというプロ
グラムディスターブ(program disturb)現象が生じる。
特に、低電力動作時においてトンネリングを利用したプ
ログラムは不可能である。
【0017】トンネリングプログラムを可能にするため
に、図4に示すような単純積層構造のセルから構成さ
れ、メタルコンタクトのないアレイが提案されている。
すなわち、列方向に一定の間隙をあけて複数個のメタル
データライン9が配置され、複数個のメタルデータライ
ン9と同方向に、隣接のセルの間の各拡散ビットライン
が分離されたソースライン15とドレインライン14が
配置されている。各メタルデータライン9に一本のメタ
ルコンタクト8が連結され、コントロールゲートは、ソ
ースビットライン15とドレインビットライン14とに
直交するワードライン10に連結される。しかし、上記
のような構造では、ビットラインの分離によって単位セ
ルのサイズの増加を回避することができない。
【0018】図5は、分離ゲートを有する、チャネル分
離型の従来の不揮発性半導体メモリセルを示す構造断面
図であり、図6aはチャネル分離型の従来の不揮発性半
導体メモリセルを示す構造断面図であり、図6bは図6
aのチャネル幅方向における不揮発性半導体メモリセル
を示す構造断面図である。
【0019】図5に示すように、チャネル分離型のセル
(spilt-channel cell)は、選択ゲート17を有し、非対
称構造に形成されている。すなわち、p型の半導体基板
1上にトンネル酸化膜2を介してフローティングゲート
3が形成され、フローティングゲート3上にコントロー
ルゲート5が形成される。そして、コントロールゲート
5及び半導体基板1上に絶縁膜16を介して選択ゲート
17が形成される。コントロールゲート5とフローティ
ングゲート3との間には誘電体膜4が形成され、フロー
ティングゲート3の一側のp型の半導体基板1の表面に
フローティングゲート3とオフセットされたソース領域
6aが形成され、フローティングゲート3の他側のp型
の半導体基板1の表面にドレイン領域6bが形成され
る。
【0020】上記チャネル分離型のセルにおいては、ホ
ットエレクトロン注入によるプログラム時のプログラム
ディスターブ現象が防止されるとともに、単純積層構造
のセルの他の問題点である過剰消去の問題も解決され
る。しかし、この場合には選択トランジスタ17のゲー
ト構造に起因して単位セルのサイズが増加する問題が生
じる。
【0021】図6aに示すように、p型の半導体基板1
上にトンネル酸化膜2を介してフローティングゲート3
が形成され、フローティングゲート3及び半導体基板1
上にコントロールゲート5が形成される。そして、コン
トロールゲート5とフローティングゲート3との間に誘
電体膜4が形成され、フローティングゲート3の一側の
p型の半導体基板1の表面にフローティングゲート3と
オフセットされたソース領域6aが形成され、フローテ
ィングゲート3の他側のp型の半導体基板1の表面にド
レイン領域6bが形成される。
【0022】図6bに示すように、チャネル幅方向にお
いてp型の半導体基板1上に一定の間隔をあけて素子隔
離領域として用いられる複数のフィールド酸化膜18が
形成され、フィールド酸化膜18間における半導体基板
1上にゲート絶縁膜19が形成される。ゲート絶縁膜1
9上に複数のフローティングゲート3が隣接するフィー
ルド酸化膜18の一部を覆うように形成され、フローテ
ィングゲート3の所定領域上に誘電体膜4が形成され、
誘電体膜4上にコントロールゲート5が形成される。コ
ントロールゲート5上にゲートキャップ絶縁膜20が形
成され、コントロールゲート5とゲートキャップ絶縁膜
20の両側面に絶縁膜側壁21が形成され、フィールド
酸化膜18の表面及びゲートキャップ絶縁膜20上に消
去ゲート17が形成される。フローティングゲート3と
隣接する消去ゲート17の側面との間にはトンネル酸化
膜22が形成されている。
【0023】ここで、各セルは、選択トランジスタとフ
ローティングゲート3を含む貯蔵トランジスタとが直列
に接続された構造である。このような構造では、ソース
とドレインとを替えることにより逆方向プログラムは生
じないため、プログラムディスターブ現象を防止するこ
とができる。さらに、選択トランジスタは、たとえ選択
されないワードラインのセルがデプレッションモードで
消去されても、選択トランジスタによってセルがoff
されるので、過剰消去の問題はない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の不揮発性半導体メモリ素子においては、以下のような
問題点がある。
【0025】単純積層構造のセルから構成される、メタ
ルコンタクトのないアレイは、最小の有効セルのサイズ
を提供可能であるが、実際にはプログラムディスターブ
現象によって、そのようなメモリセルアレイを実現する
ことは困難である。
【0026】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、プログラムディスターブ問題が
生じることがなく、かつ有効セルのサイズを低減し得る
メタルコンタクトのないアレイに適用可能な不揮発性半
導体メモリ素子の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ素子の製造
方法は、第1導電型の半導体基板を用意する工程と、前
記半導体基板の全面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上に一定の間隙をあけて複数の導電性
ラインを形成する工程と、前記各導電性ラインの側壁面
に第1側壁部を形成する工程と、前記複数の導電性ライ
ン間における半導体基板の表面に複数の第2導電型の不
純物領域を形成する工程と、前記複数の導電性ラインの
表面に誘電体膜を形成する工程と、前記複数の導電性ラ
インに対して垂直な方向における前記誘電体膜上に一定
の間隙をあけて複数のコントロールゲートラインとキャ
ップ絶縁膜を積層形成する工程と、前記複数のコントロ
ールゲートラインとキャップ絶縁膜の各側壁面に第2側
壁部を形成する工程と、前記複数のコントロールゲート
ラインと第2側壁部をマスクとして用いて、前記誘電体
膜と前記複数の導電性ラインの一部を選択的に食刻して
複数のフローティングゲートを形成する工程と、前記複
数のフローティングゲートの側壁面にトンネル絶縁膜を
形成する工程と、前記第2導電型の不純物領域の間にお
ける前記半導体基板の上方に前記第2の導電型の不純物
領域と平行な複数のプログラムラインを形成する工程と
を備える。
【0028】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の不揮発性半導体メモリ素子の製造方法において、前記
第1側壁部を形成する工程が、前記半導体基板の全面に
第1絶縁膜を形成する工程と、第1絶縁膜上における前
記導電性ラインの側壁面と近接する位置に第1側壁絶縁
膜を形成する工程と、前記第1側壁絶縁膜をマスクとし
て用いて前記第1絶縁膜の露出された部分を除去する工
程と、を含む。
【0029】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の不揮発性半導体メモリ素子の製造方法において、前記
誘電体膜は、前記導電性ラインの表面を熱酸化すること
により形成される。
【0030】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の不揮発性半導体メモリ素子の製造方法において、前記
第2導電型の不純物領域を形成する工程が、前記導電性
ライン及び第1側壁部をマスクとして用いて前記半導体
基板の表面に不純物イオンを注入する工程と、熱処理に
よって前記注入された不純物を拡散させるとともに、不
純物領域の表面を熱酸化させて前記不純物領域上に配置
されたゲート絶縁膜を他のゲート絶縁膜よりも厚く形成
する工程とを含む。
【0031】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の不揮発性半導体メモリ素子の製造方法において、前記
トンネル絶縁膜が、前記導電性ラインの側壁面を熱酸化
することにより形成される。
【0032】請求項6に記載の発明は、第1導電型の半
導体基板を用意する工程と、前記半導体基板上にマトリ
ックス状に素子隔離膜を形成する工程と、前記半導体基
板の全面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート
絶縁膜上に一定の間隙をあけて前記各素子隔離膜を覆う
ように複数の導電性ラインを形成する工程と、前記各導
電性ラインの側壁面に第1側壁部を形成する工程と、前
記各導電性ラインの間における半導体基板の表面に複数
の第2導電型の不純物領域を形成する工程と、前記複数
の導電性ラインの表面に誘電体膜を形成する工程と、前
記複数の導電性ラインに対して垂直な方向における前記
誘電体膜上に一定の間隙をあけて複数のコントロールゲ
ートラインとキャップ絶縁膜を積層形成する工程と、前
記複数のコントロールゲートラインとキャップ絶縁膜の
各側壁面に第2側壁部を形成する工程と、前記複数のコ
ントロールゲートラインと前記第2側壁部をマスクとし
て用いて、前記誘電体膜と前記複数の導電性ラインの一
部を選択的に食刻して複数のフローティングゲートを形
成する工程と、前記複数のフローティングゲートの側壁
面にトンネル絶縁膜を形成する工程と、前記不純物領域
の間における前記半導体基板の上方に前記不純物領域と
平行な複数のプログラムゲートラインを形成する工程と
を備える。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
一実施の形態の不揮発性半導体メモリ素子及びその製造
方法をより詳細に説明する。
【0034】図7は本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体メモリセルの回路図であり、図8は本発明の一実施
の形態の不揮発性半導体メモリセルのアレイを示す回路
図である。
【0035】図7に示すように、不揮発性半導体メモリ
セルは、コントロールゲート38a、フローティングゲ
ート33b、プログラムゲート42a、ソース36a、
チャネル領域43、及びドレイン36bから構成され
る。
【0036】上記のように構成される不揮発性半導体メ
モリセルにおいて、プログラムゲート42aフローテ
ィングゲート33bとの間にはトンネル酸化膜が配置さ
れており、そのトンネル酸化膜によってトンネリングを
利用したプログラムが可能である。プログラムゲート4
2a、プログラム時に、フローティングゲート33b
にトンネリングによって電荷を供給するプログラム機能
を実行するために設けられている。例えば、n- チャネ
ルの不揮発性半導体メモリセルの動作時には、トンネリ
ングによって電子がプログラムゲート42aからフロー
ティングゲート33bへ注入される。かかるプログラム
のためにセルに印加されるバイアスは、トンネリングが
生じるに充分なポジティブ電圧をコントロールゲート3
8a、ネガティブ電圧をプログラムゲート42a印加
すればよい。又は、プログラムゲート42aに0V、コ
ントロールゲート38aポジティブ電圧を印加して、
ポジティブ電圧のみを利用することも可能である。
【0037】上記のような不揮発性メモリセルは、コン
トロールゲート38aポジティブ電圧を、プログラム
ゲート42aネガティブ電圧を印加すると共に、ソー
ス36aとドレイン36bにバイアスを印加することド
レイン電流が流れるので、このドレイン電流をセンスア
ンプを用いてモニタリングすることにより、プログラム
と独立し、かつ同時にフローティングゲート33bの電
荷変化、すなわち書き込み状態をモニタすることができ
る。この際、プログラムのためのバイアスは、プログラ
ムのための電界が充分に確保されるだけでなく、プログ
ラムの初期にチャネルがターンオンされるように印加す
る必要がある。
【0038】プログラムが進行することによってフロー
ティングゲート33bの電荷量が変化すると、この変化
はフローティングゲート33b、ソース36a及びドレ
イン36bから構成されるFETによってモニタリング
される。
【0039】上記不揮発性半導体メモリセルは、プログ
ラム中において基本的に4端子フローティングゲート電
界効果トランジスタとして動作する。又、不揮発性半導
体メモリセルは、プログラムのための電流経路とモニタ
のための電流経路が全く分けられる構造である。よっ
て、プログラムとモニタリングを互いに独立して最適化
することができる。
【0040】図8に示すように、不揮発性半導体メモリ
セルは、半導体基板(図示せず)上に互いに一定の間隙
を有するように配置された複数個のワードライン(W/L)
と、ワードライン(W/L)に垂直な方向に互いに一定の間
隙を有し、かつ複数個のスクェアを形成するように配置
された複数個のビットライン(B/L)と、各ビットライン
(B/L)と同方向(平行)に配置された複数個のプログラ
ムライン(P/L)と、各スクェアに一つずつ配置された複
数個の不揮発性半導体メモリセルとを備える。
【0041】図7に示すように、各不揮発性半導体メモ
リセルは、フローティングゲート33bと、プログラム
のためにフローティングゲート33bへ電荷を供給する
プログラムゲート42a、プログラムのためにフローテ
ィングゲート33bに供給された電荷量を調節するコン
トロールゲート36と、プログラム中にフローティング
ゲート33bに提供される電荷搬送子の量を読み取る
(或いは照会する)ための電界効果トランジスタTrと
で構成される。電界効果トランジスタTrは、フローテ
ィングゲート33bと、ソース36aと、ドレイン36
bと、ドレイン36b/ソース36a間に位置するチャ
ネル領域43とで構成される。各不揮発性半導体メモリ
セルのコントロールゲート38a隣接するワードライ
ン(W/L) に接続され、プログラムゲート42a隣接す
るプログラムライン(P/L)に接続される。
【0042】ここで、プログラムとモニタリングとを同
時に行うためには、選択されたセルがプログラム動作と
モニタリング動作の2つの条件(選択性)を同時に満た
さなければならない。モニタリング動作は読み取り動作
と同様であるため、プログラム動作と読み取り動作の条
件を同時に満たさなければならないということである。
【0043】モニタリング動作においては、ワードライ
ン(W/L)とビットライン(B/L)に読み取り電圧を印加する
ことが条件である。例えば、ワードライン(W/L)にポジ
ティブ電圧を印加し、選択されたビットライン(B/L)に
センシングのための電圧を印加して、ソースとドレイン
を介して選択されたメモリセルにモニタ電流が流れ、未
選択のセルへセンシング電流が流れないようにする。
【0044】これと同時行われるプログラム動作にお
いては、プログラムゲート42aフローティングゲー
ト33bとの間にトンネル酸化膜を介してトンネリング
が生じるように、選択されたワードライン(W/L) とプロ
グラムライン(P/L) にプログラムのためのバイアス電圧
を印加することが条件である。
【0045】この際、メモリセルがn- チャネル型メモ
リセルである場合、プログラムゲート42aからフロー
ティングゲート31へ電子が注入されるように、ワード
ライン(W/L) にはポジティブ電圧を印加し、プログラム
ライン(P/L) にはネガティブ電圧を印加する。ここで、
選択されないワードライン(W/L) とプログラムライン(P
/L) とに適切な電圧を印加することにより、未選択のセ
ルのディスターブ現象を防止することができる。このよ
うにしてディスターブ現象を防止するためには、セルの
トンネリング特性及び漏洩電流特性等を考慮して選択さ
れないワードライン(W/L) とプログラムライン(P/L) と
に適切な電圧を印加することが好ましい。更に、図10
bに示されるように、プログラムライン42と一体のプ
ログラムゲート42aは隣接するコントロールゲートラ
イン(ワードラインに相当)38間にプログラムライン
42に沿って配置されており、同一ワードラインに接続
される隣接するメモリセルは異なるプログラムゲート4
2aを有している。このような構成からしても、プログ
ラム時にある一つのコントロールゲートライン38(ワ
ードライン)及びある一つのプログラムライン42に所
定の電圧を印加することによってある一つのメモリセル
が選択されたとき、その選択されたメモリセルに隣接す
る非選択のメモリセルのディスターブ現象の発生が防止
される。
【0046】さらに、ワードライン(W/L) 及びプログラ
ムライン(P/L) に印加する電圧は、少なくともプログラ
ムの初期にセルをターンオンさせ得るように設定される
必要がある。この条件はプログラムゲート42とフロー
ティングゲート33bとの間の容量結合の定数値が非常
に小さくなるようにセルを設計することで容易に満たす
ことができる。すなわち、プログラムゲート42a
ル間における絶縁領域上に形成されており、プログラム
ゲート42aフローティングゲート33bとの容量結
合面積はフローティングゲート33bの厚さによって決
定されるので、その容量結合の値は極めて小さな値に調
節可能である。
【0047】本実施形態の不揮発性半導体メモリ素子の
消去動作においては、セルのゲート酸化膜を通ってフロ
ーティングゲート33bから半導体基板に電荷が移動す
ることにより消去を行うか、又はトンネル酸化膜を通っ
てフローティングゲートからプログラムゲート42aに
電荷が移動することにより消去可能である。半導体基板
で消去する場合には、ゲート酸化膜54がトンネリング
に適切な厚さ、例えば10nm程度に薄く形成されるこ
とが好ましい。この場合、コントロールゲート38aに
ネガティブ電圧或いはグランド電圧を印加し、半導体基
板にポジティブ電圧を印加する。消去の場合には、プロ
グラムゲート42aを用いてプログラム、消去を全部行
うため、トンネル酸化膜の信頼性あるいは耐久性を考慮
して動作させるべきである。
【0048】図9は本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体メモリ素子のアレイのレイアウト図であり、図10
aは図9の1−1線における不揮発性半導体メモリセル
の構造断面図であり、図10bは図9の2−2線におけ
る不揮発性半導体メモリセルの構造断面図であり、図1
1aは図9の3−3線における不揮発性半導体メモリセ
ルの構造断面図であり、図11bは図9の4−4線にお
ける不揮発性半導体メモリセルの構造断面図である。
【0049】一実施の形態の不揮発性半導体メモリ素子
は、p型の半導体基板30に活性領域を定義した後、そ
の半導体基板30上にマトリックス状に複数個のフィー
ルド酸化膜31が形成され、半導体基板30及び活性領
域上にゲート絶縁膜32が形成される。次いで、フィー
ルド酸化膜31及び半導体基板30の全面に第1ポリシ
リコン層を蒸着により形成し、第1ポリシリコン層に選
択的にフォトエッチングを施してフィールド酸化膜31
の一部を覆うようにフローティングゲートライン33a
を形成する。
【0050】次いで、フローティングゲートライン33
aの側壁面に第1絶縁層34及び第1側壁酸化膜(第1
サイドウォールスペーサ)35が形成され、第1絶縁層
34及び第1側壁酸化膜35をマスクとして用いてフロ
ーティングゲートライン33aの間の半導体基板30表
面に高濃度のn型(n+)不純物のイオンを注入して複数
の高濃度の埋込(凹状)不純物領域36が一定の間隙で
形成される。そして、高濃度の不純物領域36に熱処理
を施して注入された不純物を拡散させると共に、熱酸化
させることにより高濃度の不純物領域36上のゲート絶
縁膜32aが他のゲート絶縁膜32よりも厚く形成され
る。
【0051】次いで、フローティングゲートライン33
a上に誘電体膜37が形成され、誘電体膜37上にフロ
ーティングゲートライン33aに垂直な方向に一定の間
隙をあけるようにしてフローティングゲートライン33
aよりも狭い幅を有する複数個のコントロールゲートラ
イン38が形成され、そのコントロールゲート38aラ
イン上にキャップ絶縁膜39が形成される。次いで、キ
ャップ絶縁膜39及びコントロールゲートライン38の
側壁面に第2側壁酸化膜(第2サイドウォールスペー
サ)40が形成され、コントロールゲートライン38と
第2側壁酸化膜40をマスクとして用いて誘電体膜37
及びフローティングゲートライン33aを選択的に食刻
して、複数個のフローティングゲート33bが形成され
る。次いで、フローティングゲート33bの側壁面にト
ンネル絶縁膜41が形成され、各高濃度の不純物領域3
6間の上方に高濃度の不純物領域36と平行な複数個の
プログラムライン42が形成される。
【0052】次に、本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体メモリ素子の製造方法を図面に従って説明する。図
12a〜図16は図9の1−1線におけるメモリ素子の
製造工程を示す断面図であり、図17a〜図21は図9
の2−2線におけるメモリ素子の製造工程を示す断面図
である。
【0053】図12a及び図17aに示すように、p型
の半導体基板30に活性領域を定義した後、半導体基板
30上に酸化膜を蒸着により形成し、フォトエッチング
により半導体基板30上に複数個のフィールド酸化膜3
1をマトリックス状、かつ、一定の間隙を有するように
形成する。
【0054】次いで、図12b及び図17bに示すよう
に、フィールド酸化膜31間の活性領域上にゲート絶縁
膜32を形成した後、フィールド酸化膜31及びゲート
絶縁膜32上にフローティングゲートとして使用される
第1ポリシリコン層33を蒸着により形成する。この
際、ゲート絶縁膜32は酸化膜を使用する。
【0055】次いで、図13a及び図18aに示すよう
に、第1ポリシリコン層33上に第1フォトレジストP
R1を蒸着により形成し、露光及び現像工程を経てフロ
ーティングゲートラインを定義した後、第1フォトレジ
ストPR1をマスクとして用いて食刻工程により第1ポ
リシリコン層33の一部を選択的に除去してフローティ
ングゲートライン33aを形成する。
【0056】次いで、図13b及び図18bに示すよう
に、第1フォトレジストPR1を除去した後、フローテ
ィングゲートライン33a及びゲート絶縁膜32上に第
1絶縁層34を形成する。この際、第1絶縁層34は窒
化膜を使用する。そして、フィールド酸化膜31の形成
された部分に対応する第1絶縁層34上に第2フォトレ
ジストPR2を蒸着により形成し、第2フォトレジスト
PR2が形成されていない残りの第1絶縁層34上に第
2絶縁層を蒸着により形成した後、エッチバックにより
第1絶縁層34の側壁面に第1側壁酸化膜35を形成す
る。
【0057】次いで、図14a及び図19aに示すよう
に、第2フォトレジストPR2を除去した後、第1側壁
酸化膜35をマスクとして用いて食刻工程で第1絶縁層
34の露出部分を除去する。そして、残留の第1絶縁層
34と第1側壁酸化膜35をマスクとして用いて半導体
基板30の表面に高濃度のn型(n+)不純物のイオン
を選択的に注入して、フローティングゲートライン33
aと一部がオーバーラップする複数の高濃度の埋込不純
物領域36を一定の間隙で形成する。この際、高濃度不
純物領域36はビットラインとして利用される。
【0058】次いで、図14b及び図19bに示すよう
に、高濃度の不純物領域36に熱処理を施して注入され
た不純物を拡散させるとともに熱酸化させて、高濃度の
不純物領域36上のゲート絶縁膜32aを他のゲート絶
縁膜32よりも厚く形成した後、フローティングゲート
ライン32a上に熱酸化工程により誘電体膜37を形成
する。
【0059】次いで、図15a及び図20aに示すよう
に、誘電体膜37上にコントロールゲートとして使用さ
れる第2ポリシリコン層を蒸着により形成し、さらに第
2ポリシリコン層上にキャップ絶縁膜39を蒸着により
形成する。続いて、キャップ絶縁膜39上に第3フォト
レジストPR3を形成した後、露光及び現像工程により
コントロールゲートラインが形成されるべき領域を定義
して第3フォトレジストPR3をパターニングする。そ
して、パターニングされた第3フォトレジストPR3を
マスクとして用いて食刻工程により第2ポリシリコン層
及びキャップ絶縁膜39の一部を選択的に除去して、フ
ローティングゲートライン33aに垂直な方向に配置さ
れたコントロールゲート38aを形成する。この際、コ
ントロールゲート38aは、フローティングゲートライ
ン33aよりも狭い幅を有するように形成する。このコ
ントロールゲート38aはワードラインとして用いられ
る。
【0060】次いで、図15b及び図20bに示すよう
に、第3フォトレジストPR3を除去した後、キャップ
絶縁膜39上に第3絶縁層を蒸着により形成し、エッチ
バック工程によりコントロールゲート38a及びキャッ
プ絶縁膜39の側壁面に第2側壁酸化膜40を形成す
る。そして、第2側壁酸化膜40をマスクとして用いて
誘電体膜37及びフローティングゲートライン33aの
一部を選択的に食刻して複数のフローティングゲート3
3bを形成する。
【0061】次いで、図16及び図21に示すように、
露出されたフローティングゲート33bの側壁面に熱酸
化工程によりトンネル絶縁膜41を形成した後、各フロ
ーティングゲート33bの上方に高濃度不純物領域36
と平行な複数のプログラムゲートライン42を形成す
る。各プログラムゲートライン42は、隣接するメモリ
セルの両フローティングゲート33b間に配置されたプ
ログラムゲート42aを含む。すなわち、各プログラム
ゲートライン42はプログラムゲート42aと一体に形
成されている。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、プログ
ラムディスターブ問題が生じることがなく、かつ有効セ
ルのサイズを低減し得るメタルコンタクトのないアレイ
に適用可能な不揮発性半導体メモリ素子を形成すること
ができる。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、不純物イ
オン注入領域を狭くして、不純物の側面拡散に因るチャ
ネル領域の減少を防止することができる。請求項3に記
載の発明によれば、熱酸化により誘電体膜を形成するの
で、工程が単純化され得る。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、不純物領
域に各セルの機能を果たすビットラインを簡単に形成す
ることができ、コンタクトのない有効セルのサイズが低
減された不揮発性半導体メモリ素子を形成することがで
きる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、導電性ラ
インの側壁面を熱酸化してトンネル絶縁膜を形成するこ
とにより製造工程を減少することができる。請求項6に
記載の発明によれば、素子隔離膜上に配置されたプログ
ラムゲートを有するプログラムゲートラインを簡単に形
成することができ、そのプログラムゲートを用いてトン
ネリングを利用したプログラムが可能な不揮発性半導体
メモリ素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは、一般的な不揮発性半導体メモリセルの回
路図、bは、一般的な単純積層型不揮発性半導体メモリ
セルの構造断面図。
【図2】従来の不揮発性半導体メモリセルのアレイを示
す回路図。
【図3】従来の単純積層構造のセルを有するコンタクト
の必要ない不揮発性半導体メモリセルのアレイを示す回
路図。
【図4】従来の各セルのソースとドレインを分離してコ
ンタクトの必要ない不揮発性半導体メモリセルのアレイ
を示す回路図。
【図5】従来の分離ゲートを有するチャネル分離型の不
揮発性半導体メモリセルを示す構造断面図。
【図6】aは、従来のチャネル分離型の不揮発性半導体
メモリセルを示す構造断面図、bは、aのチャネル幅方
向の不揮発性半導体メモリセルを示す構造断面図。
【図7】一実施形態の不揮発性半導体メモリセルの回路
図。
【図8】一実施形態の不揮発性半導体メモリセルのアレ
イを示す回路図。
【図9】一実施形態の不揮発性半導体メモリ素子のレイ
アウト図。
【図10】aは、図9の1−1線上の一実施形態の不揮
発性半導体メモリセルの構造断面図、bは、図9の2−
2線上の一実施形態の不揮発性半導体メモリセルの構造
断面図。
【図11】aは、図9の3−3線上の一実施形態の不揮
発性半導体メモリセルの構造断面図、bは、図9の4−
4線上の一実施形態の不揮発性半導体メモリセルの構造
断面図。
【図12】a及びbは、図9の1−1線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図13】a及びbは、図9の1−1線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図14】a及びbは、図9の1−1線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図15】a及びbは、図9の1−1線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図16】図9の1−1線上の一実施形態の不揮発性半
導体メモリセルの製造方法を示す工程断面図。
【図17】a及びbは、図9の2−2線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図18】a及びbは、図9の2−2線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図19】a及びbは、図9の2−2線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図20】a及びbは、図9の2−2線上の一実施形態
の不揮発性半導体メモリセルの製造方法を示す工程断面
図。
【図21】図9の2−2線上の一実施形態の不揮発性半
導体メモリセルの製造方法を示す工程断面図。
【符号の説明】
30 半導体基板 31 フィールド酸化膜(素子隔離膜) 32 ゲート絶縁膜 33 第1ポリシリコン層(導電性ライン) 33a フローティングゲートライン 33b フローティングゲート 34 第1絶縁層(第1絶縁膜) 35 第1側壁酸化膜(第1側壁部、第1側壁絶縁膜) 36 高濃度不純物領域(第2導電型の不純物領域) 36a ソース領域 36b ドレイン領域 37 誘電体膜 38 コントロールゲートライン 38a コントロールゲート 39 キャップ絶縁膜 40 第2側壁酸化膜(第2側壁部) 41 トンネル酸化膜 42 プログラムゲートライン 42a プログラムゲート 43 チャネル領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラ キョン マン 大韓民国 チュンチョンブク−ド チョ ンズ−シ フンドク−ク モチュン−ド ン 87−2 (56)参考文献 特開 平9−36257(JP,A) 特開 平9−64215(JP,A) 特開 昭57−173976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/115 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板を用意する工程
    と、 前記半導体基板の全面にゲート絶縁膜を形成する工程
    と、 前記ゲート絶縁膜上に一定の間隙をあけて複数の導電性
    ラインを形成する工程と、 前記各導電性ラインの側壁面に第1側壁部を形成する工
    程と、 前記複数の導電性ラインの間における半導体基板の表面
    ビットラインとして使用される複数の埋込の第2導電
    型の不純物領域を形成する工程と、 前記複数の導電性ラインの表面に誘電体膜を形成する工
    程と、 前記複数の導電性ラインに対して垂直な方向における前
    記誘電体膜上に一定の間隙をあけて複数のコントロール
    ゲートラインとキャップ絶縁膜を積層形成する工程と、 前記複数のコントロールゲートラインとキャップ絶縁膜
    の各側壁面に第2側壁部を形成する工程と、 前記複数のコントロールゲートラインと第2側壁部をマ
    スクとして用いて、前記誘電体膜と前記複数の導電性ラ
    インの一部を選択的に食刻して複数のフローティングゲ
    ートを形成する工程と、 前記複数のフローティングゲートの側壁面にトンネル絶
    縁膜を形成する工程と、 前記第2導電型の不純物領域の間における前記半導体基
    板の上方に前記第2導電型の不純物領域と平行で、かつ
    前記複数のコントロールゲートラインと直交する複数の
    プログラムラインを形成する工程と、 を備えることを特徴とする不揮発性半導体メモリ素子の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1側壁部を形成する工程は、 前記半導体基板の全面に第1絶縁膜を形成する工程と、 第1絶縁膜上における前記導電性ラインの側壁面と近接
    する位置に第1側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第1側壁絶縁膜をマスクとして用いて前記第1絶縁
    膜の露出された部分を除去する工程と、を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ素子の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記誘電体膜は、前記導電性ラインの表
    面を熱酸化することにより形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ素子の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2導電型の不純物領域を形成する
    工程は、 前記導電性ライン及び第1側壁部をマスクとして用いて
    前記半導体基板の表面に不純物イオンを注入する工程
    と、 熱処理によって前記注入された不純物を拡散させるとと
    もに、不純物領域の表面を熱酸化させて前記不純物領域
    上に配置されたゲート絶縁膜を他のゲート絶縁膜よりも
    厚く形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の不揮発性半導体メモリ素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記トンネル絶縁膜は、前記導電性ライ
    ンの側壁面を熱酸化することにより形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ素子の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 第1導電型の半導体基板を用意する工程
    と、 前記半導体基板上にマトリックス状に素子隔離膜を形成
    する工程と、 前記半導体基板の全面にゲート絶縁膜を形成する工程
    と、 前記ゲート絶縁膜上に一定の間隙をあけて前記各素子隔
    離膜を覆うように複数の導電性ラインを形成する工程
    と、 前記各導電性ラインの側壁面に第1側壁部を形成する工
    程と、 前記各導電性ラインの間における半導体基板の表面に
    ットラインとして使用される複数の埋込の第2導電型の
    不純物領域を形成する工程と、 前記複数の導電性ラインの表面に誘電体膜を形成する工
    程と、 前記複数の導電性ラインに対して垂直な方向における前
    記誘電体膜上に一定の間隙をあけて複数のコントロール
    ゲートラインとキャップ絶縁膜を積層形成する工程と、 前記複数のコントロールゲートラインとキャップ絶縁膜
    の各側壁面に第2側壁部を形成する工程と、 前記複数のコントロールゲートラインと前記第2側壁部
    をマスクとして用いて、前記誘電体膜と前記複数の導電
    性ラインの一部を選択的に食刻して複数のフローティン
    グゲートを形成する工程と、 前記複数のフローティングゲートの側壁面にトンネル絶
    縁膜を形成する工程と、 前記不純物領域の間における前記半導体基板の上方に前
    記不純物領域と平行で、かつ前記複数のコントロールゲ
    ートラインと直交する複数のプログラムゲートラインを
    形成する工程と、 を備えることを特徴とする不揮発性半導体メモリ素子の
    製造方法。
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