JP2896190B2 - 殺虫剤および植物成長調整剤としての異項環ジオン - Google Patents

殺虫剤および植物成長調整剤としての異項環ジオン

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JP2896190B2 JP2109943A JP10994390A JP2896190B2 JP 2896190 B2 JP2896190 B2 JP 2896190B2 JP 2109943 A JP2109943 A JP 2109943A JP 10994390 A JP10994390 A JP 10994390A JP 2896190 B2 JP2896190 B2 JP 2896190B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D265/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D265/021,2-Oxazines; Hydrogenated 1,2-oxazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、除草剤としての置換3,5−ジオキソ−3,4,
5,6−テトラヒドロオキサジン、それらの製造方法およ
び中間体、それらを含む組成物および除草剤およびダニ
駆除剤としてのそれらの用途に関する。
[発明の構成] より詳しくは、本発明は、 式I [式中、Aは基(i) (式中、いかなる遊離水素も、農業上許容されうる置
換分で置換されてよく、Bは、所望により置換されてい
てもよいアリールまたはヘテロアリール基を示す] の化合物に関する。
かかるB基の例は、フェニル、フリル、チエニル、ピ
ロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、ジ
チオリル、オキサチオリル、イソキサゾリル、オキサゾ
リル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリ
ル、チアジアゾリル、オキサトリアゾリル、ジオキサゾ
リル、オキサチアゾリル、ジオキシニル、ピリダジニ
ル、ピラジニル、トリアジニル、オキサジニル、イソキ
サジニル、オキサチアジニル、モルホリニル、アゼピニ
ル、オキセピニル、チエピニル、ジアゼピニル、ベンゾ
フラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾチエニル、イソ
ベンゾチエニル、チオナフタレニル、イソチオナフタレ
ニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、イ
ンドレニニル、イソベンザゾリル、ピラノピロリル、イ
ソインダゾリル、インドキサジニル、ベンゾキサゾリ
ル、ベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シ
ノリニル、フタラジニル、キノザリニル、キナゾリニ
ル、ナフチリジニル、ピリドピリジニル、ピラニル、チ
アピラニル、クロメニル、チアクロメニル、ベンズオキ
サジニル、ベンズイソキサジニルおよびプリンを含む。
環(i)に存在し得る置換分の例は、アルキル、カル
ボニル、アルコキシカルボニルおよびフェニル、所望に
より置換されたそのものまたはスピロ環を含む。水酸基
は、例えばアルキル、アルキルカルボニル、所望により
置換されていてもよいアリールカルボニル、アルコキシ
カルボニル、アミノカルボニル(所望により置換されて
いてもよい)、アルキルスルホニル、ホスホニル(所望
により置換されていてもよい)ホスフィニル(所望によ
り置換されていてもよい)により置換されていてもよく
または塩を形成しうる。
Bに存在しうる置換分の例は、1またはそれ以上の、
アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキ
シ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アルキルS(O)
n′、ハロアルキルS(O)n′、シアノアルキルS
(O)n′、アルキルスルホニルオキシ、ハロアルキル
スルホニルアミノ(モノおよびジアルキルアミノを含
む)、フェニルS(O)n′、ベンジルS(O)n′、
アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル
カルボニル、アルコキシカルボニル、アミノスルホニ
ル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスル
ホニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニ
ルアルキルアミノ、ホルミルアミノ、ホルミルアルキル
アミノ基を含む。n′は0、1または2である。
Bは、好ましくは上で述べた如き、非置換または置換
のフェニルである。
[従来の技術] 米国特許第4,695,673号は、広範囲のアシル化1,3−ジ
カルボニル化合物およびそれらの除草剤としての用途に
ついて記載しているが、本発明の化合物を特徴づける3,
5−ジオキソテトラヒドロオキサジン環を記載しまたは
示唆してはいない。
[発明の態様] 式Iの化合物の特定の群は、式Iaのものよりなる。
[式中、R1、R2およびR3の各々は、独立して水素、C1-8
アルキル、カルボキシ、C1-4アルコキシカルボニル、フ
ェニルまたはRに与えられた定義から選択された1から
3個の基により置換されたフェニル、またはR1およびR2
が結合してC2-6アルキレンブリッジを形成する。
R4は、水素、C1-8アルキル、C1-8アルキルカルボニ
ル、C1-8アルコキシカルボニル、C(O)NR7R8、C1-8アル
キルスルホニル、P(O)(OR9)(OR9′)、R7P(O)−
OR9、ベンゾイルまたはカチオンである。
Rは、所望により1から6個のハロゲン原子で置換さ
れていてもよいC1-8アルキル、所望により1から6個の
ハロゲン原子により置換されていてもよいC1-8アルコキ
シ、C1-8アルキルカルボニル、C1-8アルコキシカルボニ
ル、NR7′R8′、OnS(O)n′R10、NR7′SO2R8′、ハ
ロゲン、シアノまたはニトロである。
R5およびR6はそれぞれ独立して、ハロゲンまたはRに
与えられた定義から選択されるか、または R5およびR6は結合して基−Y−W−Z−を形成する。
ただし、R5およびR6が式Iaの化合物のフェニル環の隣接
炭素原子に結合する。
R7、R7′、R7″、R8、R8′およびR8の各々は、独立
して水素またはC1-8アルキルである。
R9およびR9′の各々は、独立してC1-8アルキルであ
る。
R10は、所望により1から6個のハロゲン原子により
置換されていてもよいC1-8アルキルである。
R11、R12、R13およびR14の各々は、独立して水素、ハ
ロゲンまたは所望により1から6のハロゲン原子により
置換されていてもよいC1-8アルキルである。
Wは−(CRnR12)t−(CR13R14)t′−またはスルホニル
である。
YおよびZの各々は、独立して酸素、硫黄、スルホニ
ル、CR7″R8″である。
nは0または1である。
n′は0、1または2である。
tは1または2である。そして、 t′は0または1である。] 上記定義において、ハロゲンは有利には塩素、臭素、
フッ素から選択され、C1-8アルキル部分は、好ましくは
1から4の炭素原子を有する。
R1、R2およびR3の各々は、好ましくは水素、C1-4アル
キル、特に水素またはC1-3アルキルである。R1およびR2
が結合してアルキレンブリッジを形成する場合、好まし
くはC3-6アルキレンブリッジである。
Rは、好都合には、所望によりハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキル、−(O)n−S(O)n′−
C1-4アルキル、ハロゲンまたはニトロである。好ましく
はメチル、CF3、C1-3アルキルスルホニル、C1-3アルキ
ルスルホニルオキシ、塩素、臭素またはニトロである。
R5は、好ましくは臭素、塩素、フッ素、トリフロロメ
チル、SC1-4アルキル、OSO2C1-4アルキル、SO2C1-4アル
キル、OSO2C1-4ハロアルキル、NR7′SO2C1-4アルキル、
またはR6と共に基−Y−W−Z−である。より好ましく
は、塩素、C1-3アルキルスルホニルまたはC1-3アルキル
スルホニルオキシ、またはR6と共にメチレンジオキシで
ある。
R6は、好ましくは水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキ
シ、臭素、塩素またはR5と共に基Y−W−Z−であり、
より好ましくは、水素、メトキシまたは塩素、またはR5
と共にメチレンジオキシである。
R4は好都合には水素、C1-4アルキル、C4-6アルキルカ
ルボニル、ベンゾイル、C1-4アルキルスルホニルまたは
カチオンである。好ましくは、水素、メチル、エチル、
t−ブチルカルボニル、イソブチルカルボニル、ベンゾ
イルまたはメチルスルホニルである。カチオンとして
は、R4は好ましくはアルカリ金属、例えばNa+、K+、Li+
またはアンモニウムカチオンである。
R1およびR2は、好ましくはH、C1-4アルキル、フェニ
ルまたはRに与えられた定義から選ばれた1から3個の
基により置換されたフェニル、より好ましくはHまたは
C1-3アルキル、例えばHおよびメチルである。
R3は、好ましくはC1-8アルキル、より好ましくはC1-4
アルキル、例えばCH3、C2H5である。
R4は好ましくはHである。
R1は好ましくはNO2、Cl、CF3、より好ましくはNO2
たはClである。
R5は、好ましくはCl、Br、F、CF3、SO2−R10、S
R10、OSO2R10、より好ましくはCl、CF3、OSO2R10または
SR10、例えばCl、CF3またはSCH3である。
R6は好ましくはHである。
R10は、好ましくは所望によりハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキル、より好ましくは所望によりハ
ロゲンで置換されていてもよいC1-3アルキル、例えばC
1-3アルキルである。
好ましい基(i)は、式中、R1、R2およびR3がそれぞ
れメチルでR4が水素のものである。好ましい基Bは、式
中、R6が水素、RがニトロおよびR5が塩素またはSCH3
ものである。2つの特に好ましい化合物は、2,6,6−ト
リメチル−4−(4−クロロ−2−ニトロベンゾイル)
−2H−1,2−オキサジン−3,5−(4H,6H)−ジオンおよ
び2,6,6−トリメチル−4−(4−メチルチオ−2−ニ
トロベンゾイル)−2H−1,2−オキサジン−3,5−(4H,6
H)−ジオンである。
式Iの本発明の化合物は、新規化合物で、2−アロイ
ル−1,3−シクロアルキル−1,3−ジオンの製造のため
の、この分野における既知方法と類似の方法により製造
できる。より詳しくは、これらは、例えば、式(II)の
エノールエステル [式中、A′は、基(ii) (式中、いかなる遊離水素も農業上許容されうる置換
分により置換されてよく、Bは上記と同意義である)を
示す] を転位して、基(i)におけるOH基が置換されていない
化合物(例えば、化合物IaにおいてR4はHである)とす
ることにより得ることができる。
この転位は、有利には式IIの化合物とシアニド源およ
び緩和な塩基とを反応させることにより行なわれる。
例えば、反応は、触媒量のシアニドアニオンおよび/
またはシアン化水素の存在下、エノールエステルに関
し、過剰モルの緩和な塩基と共に、実施される。反応
は、好都合には、反応条件下不活性な溶媒、例えば、1,
2−ジクロロエタン、トルエン、アセトニトリル、メチ
レンクロリド、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド(DM
F)およびメチルイソブチルケトン(MIBK)中で実施さ
れる。一般に、反応剤およびシアニド源の性質に応じ
て、転位は、約80℃までの温度で行なわれる。ある場合
には、例えば過剰の副生物生成の可能性の問題があると
き、温度は、最高約40℃に保持すべきである。
好ましいシアニド源は、シアン化アルカリ金属、例え
ばシアン化ナトリウムおよびカリウム;アルキル基中に
1〜4炭素を有するメチルアルキルケトンのシアンヒド
リン、例えばアセトンまたはメチルイソブチルケトン・
シアンヒドリン;ベンズアルデヒドの、またはC2−C5
肪族アルデヒド、例えばアセトアルデヒト、プロピオン
アルデヒド等のシアンヒドリン、シアンヒドリン類、シ
アン化亜鉛、トリ(低級アルキル)シリルシアニド、特
にトリメチルシリルシアニドおよびシアン化水素自体で
ある。シアンヒドリン中、好ましいシアニド源は、アセ
トンシアンヒドリンである。シアニド源は、エノールエ
ステルを基準に約50モルパーセントまでの量で用いる。
一般に、1〜10モル%のシアニド源が好ましい。
用語「緩和な塩基」は、その塩基としての力または活
性が、強塩基、例えば水酸化物(エノールエステルの加
水分解を起こすことができる)のそれと弱塩基、例えば
重炭酸塩(有効に作用しない)のそれとの間にある塩基
として作用する物質を意味する。この反応に用いるのに
適している緩和な塩基は、有機塩基、例えば第四級アミ
ンおよび無機塩基、例えば炭酸およびリン酸アルカリ金
属の両方を含む。好ましい第3級アミンは、トリアルキ
ルアミン、例えばトリエチルアミン、トリアルカノール
アミン、例えばトリエタノールアミン、およびピリジン
を含む。好ましい無機塩基は、炭酸カリウムおよびリン
酸三ナトリウムを含む。塩基は、エノールエステルのモ
ル当り約1から約4モル、好ましくはモル当り、約1.3
〜2モルの量で用いられる。
シアニド源がシアン化アルカリ金属、特にシアン化カ
リウムの場合、相間移動触媒を反応物中に含ませること
ができる。特に望ましい相間移動触媒は、クラウンエー
テルである。
基(i)中のOH基が置換された式Iの化合物は、好ま
しくは式Iの化合物(式中、基(i)中のOH基が置換さ
れていない)を a)基R40−OHおよび触媒、または b)基R40−Qおよび緩和な塩基(式中、Qはハロゲン
原子) のいずれかと反応させて、式I(式中、R40は所望の置
換分、例えばR4として定義された置換分の一つ、ただし
水素を含まない)の化合物を得ることにより製造するこ
とができる。
上記反応a)は、触媒、例えば濃硫酸の存在下に実施
される。反応は、好都合にはメタノールのように反応剤
でもある溶媒中、高温下に実施される。
上記反応b)は、例えばトリエチルアミンまたはピリ
ジンのような緩和な塩基の存在下、好都合には室温また
はそれ以下で実施される。
式Iの化合物の塩形は、自体公知の方法、例えば、化
学量論量の式中R4が水素の式Iの化合物と適当な塩基、
例えば水酸化、炭酸または重炭酸アルカリ金属、水酸化
または炭酸アルカリ土類金属、アンモニアまたはアミン
(例えば、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、オクチルアミン、モルホリンまたはジオクチルアミ
ン)とを、適当な溶媒中反応させることにより製造され
うる。アミノ基を含む一般式Iの化合物の酸付加塩は、
対応する化合物から、自体公知の方法により、例えば、
化学量論量の式Iの化合物と適当な酸、例えば無機酸、
例えば塩酸、リン酸もしくは硝酸または有機酸、例えば
酢酸とを、適当な溶媒中で反応させることにより製造さ
れうる。塩は、必要ならば、1、2またはそれ以上の適
当な溶媒から再結晶することにより精製されうる。
式Iの化合物は、それらが形成されている混合物中か
ら確立された手段により分離されうる。
上述したと同様な条件下、式Iaの化合物 (式中、R−R3、R5およびR6は、既述と同意義)は、 a)R4がHのとき、式IIaのエノールエステル (式中、R−R3、R5およびR6は既述と同意義)の転位ま
たは、 b)R4が既述と同意義で、ただしHを含むとき、式Iaの
化合物(式中、R4はHで、R−R3、R5およびR6は既述と
同意義)と i)基R4−OHおよび触媒、または ii)基R4−Qおよび緩和な塩基(式中、Qはハロゲン原
子、および R4は、既述と同意義で、ただしHを含む) との反応 により製造されうる。
同様に、式Iaの化合物の塩形は、上述の、式Iの化合
物の塩形を製造する手段に従って製造されうる。
式IIaの化合物は、式IIIの化合物 と式IVの化合物 とを反応させることにより製造されうる。
この反応は、塩基、例えばトリエチルアミン、炭酸カ
リウム、ピリジン、好ましくはトリエチルアミンの存在
下に、不活性触媒、例えばジクロロメタン、アセトニト
リル、トルエン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミド中で行なわれる。反応は、好都合には室温または
それ以下で行なわれる。
式IIの残りの化合物は、同様にして製造されうる。
式IIIの化合物は、新規で、本発明の一部を構成す
る。
それらは、式Vの化合物 (式中、R20は、アルコキシ、特にエトキシまたはメト
キシそしてR1、R2およびR3は、上記と同意義)の脱カル
ボニルにより製造されうる。反応は、高温下、例えば80
〜90℃で不活性溶媒、例えば湿潤ジメチルスルホキシド
中で実施されうる。
式Vの化合物は、既知の方法と同様に、例えば下記反
応式に従って製造されうる。
(式中、R1-3およびR20は、既述と同意義) 反応(a)は、不活性溶媒、例えばジクロロメタンお
よび水性エーテル中、塩基、例えばトリエチルアミンま
たは炭酸ナトリウムの存在下、室温で実施されうる。
反応(b)は、不活性溶媒、例えばトルエン、ベンゼ
ンまたはテトラフラン中、塩基、例えばナトリウムメト
キシドまたは水素化ナトリウムの存在下に実施されう
る。
ここに記載の方法で用いられる、残りの出発物質およ
び反応剤は、既知か、それらが既知でないものでは、こ
こで記載した方法かまたは既知の方法[化合物VIについ
てコルノウスキイ等、ブレタン・ド・ラ・ソシエテ・シ
クミ・ド・フランス(Bull.Soc.Chim.Fr.)1966(2)6
83参照]に類似の手段で製造されうる。
式中、基(i)においてOH基が置換されていない、本
発明の化合物は、4つ構造式を持つことができ、それは
式Ia(式中、R4はH)について以下に示すように互変異
性による。
式Iの新規化合物は、発芽の前/また後に用いて雑草
の防除に有用である。式Iの化合物は、また植物成長調
整剤(PGRs)および殺ダニ剤として有用である。化合物
は、粉剤、粒剤、液剤、乳化剤、水和剤、フロアブル剤
および分散剤の形で適用することができる。除草剤とし
ての本発明の化合物の適用は、除草有効量の、通常、エ
ーカー当り約1/10またはそれ以下から10ポンド(0.11ま
たはそれ以下から11kg/ha、例えば0.05から11kg/ha)、
より通常的には0.05から5kg/ha、そして好ましくは0.1
から1kg/haの化合物を用いて、雑草またはその座(locu
s)へ好都合な手段に従ってなされ、適用は必要に応じ
て繰り返される。本発明の化合物の雑草の座への適用
は、種子、植物(雑草)または植物の部分、または土壌
への適用を含む。
本発明の化合物のダニ駆除剤としての適用は、ダニ駆
除有効量の、通常100g/haから1kg/haの化合物を用いて
侵入部位へ好都合な手段に従ってなされる。
ここに用いられる用語「除草剤」は植物の成長を遅ら
せ、あるいは植物を十分に破壊して死滅するような植物
毒性または植物成長調整特性により、植物の成長を修飾
する活性成分を意味する。
本発明の化合物は、発芽の後または前のいずれかで適
用した場合、広葉樹、イネ科の植物およびスゲ植物に高
レベルの除草活性を示す。それらはまた、小麦(例えば
表A中の化合物6)、トウモロコシまたは綿(例えば表
A中の化合物2)およびコメに選択性を示す。
雑草やダニを駆除するための式Iの化合物の使用にお
いて、式Iの化合物、またはその混合物は、雑草、ダニ
またはそれらの座に適用するための許容されうる希釈剤
と共に組成物として用いられる。このような組成物も、
本発明の一部を構成する。
本発明の化合物に用いることができる適当な製剤の調
製方法は、適当な液体または固体担体と共に文献に記載
されている。本発明の化合物の最適使用量は、慣用され
る試験、例えば温室試験および小試験区試験を用いて、
この分野の当業者により容易に決定できる。
適当な製剤は、0.01から99重量%の活性成分、0から
20%の界面活性剤および1から99.99%の固体または液
体希釈剤を含有する。活性成分に対し高割合の界面活性
剤は、時には望ましく、製剤中への混入またはタンク混
合により実施される。適用は、一般に0.01から25重量%
の間の活性成分を含む組成物を形成する。もちろん、少
または高レベルの活性成分を、意図された用途、化合物
の物理的性質および適用様式に応じて用いることができ
る。使用前に希釈するよう意図された組成物の濃縮形態
は、一般に2と90%の間、好ましくは5と8重量%の間
の活性成分を含む。
式Iの化合物の有用な製剤は、粉剤、粒剤、懸濁濃縮
剤、水和剤、フロアブル剤などを含む。これらは、慣用
される手法により、例えば式Iの化合物を希釈剤と、所
望により他の成分と混合することにより得られる。
別法として、式Iの化合物は、マイクロカプセル化形
態で用いうる。
式Iの化合物は、雑草、ダニまたはそれらの座に適用
するためのシクロデキストリンを併用してシクロデキス
トリン包接コンプレックスを造ることができる。
農業上許容されうる添加剤は、除草組成物に用いら
れ、活性成分の機能を改良し、例えば形成、ケーキン
グ、腐食を減少する。
ここに用いられる「界面活性剤」は、乳化性、展着、
湿潤、懸濁性または他の表面−修飾特性を与える農業上
許容されうる材料を意味する。界面活性剤の例は、リグ
ニンスルホン酸ナトリウムおよびラウリル硫酸エステル
である。
ここに用いられる「希釈剤」は、濃縮材料を希釈して
使用可能なまたは望ましい強度とするのに用いられる。
液体または固体の農業上許容されうる材料を意味する。
粉剤または粒剤用には、例えばタルク、カオリンまたは
ケイソウ土、溶液濃縮形態用には、例えば炭化水素、例
えばキシレンまたはアルコール、例えばイソプロパノー
ル、そして溶液適用形態用には、例えば水またはディー
ゼル油であることができる。
本発明の組成物は、また他の生物活性を有する化合
物、例えば同様のまたは相補的な、ダニ駆除または広範
囲雑草制御の除草活性を有する化合物あるいは解毒、殺
菌、殺虫または昆虫誘引活性を有する化合物を含むこと
ができる。
本発明による典型的な除草組成物は、以下の実施例
A、BおよびCにより示され、そこでの量は、重量部で
ある。
実施例A 粉製の調製 本発明による化合物10部と90部の粉末タルクを機械的
粉砕機−ブレンダで混合し、均一になるまで撹拌し、所
望の粒径の流動自由な粉剤を得る。本粉剤は、雑草繁殖
部位に直接適用するのに適している。
実施例B 乳剤(EC)の調製 本発明による化合物13.37部を、ビーカー内で1.43部
のトキシマル360A(非イオン界面活性剤を多く含む陰イ
オンと非イオン界面活性剤の混合物)、23.79部のジメ
チルホルムアミドおよび55.8部のテノコ500−100(アル
キル化芳香族、例えばキシレンおよびエチルベンゼンの
優れた混合物)を、溶液になるまで混合する。得られる
ECは、用時水に溶かす。
以下の実施例は、本発明の実施態様を説明するために
提供される。温度は摂氏である。RTは室温を意味する。
部およびパーセントは重量による。
最終化合物 実施例1 2,6−ジメチル−4−(4−クロロ−2−ニトロベン
ゾイル)−2H−1,2−オキサジン−3,5−(4H,6H)−ジ
オン[式Ia中、R1およびR3がCH3:R2、R4およびR6がH:R
はNO2:R5がCl(化合物No.1表A)]の製造 3.65gの2,6−ジメチル−5−(4−クロロ−2−ニト
ロベンゾイルオキシ)−6H−1,2−オキサジン−3−オ
ンをRTで2.0mlのアセトニトリル中、3.06mlのトリエチ
ルアミンおよび0.3mlのアセトンシアンヒドリン(20m
l)で処理する。一夜撹拌後、溶液を少量になるまで濃
縮し、次いでジクロロメタンおよび水中に取る。抽出物
を合わせて希HCl、食塩水で洗浄、乾燥および溶媒を留
去して油状残渣を得る。粗製物をエーテルから再結晶し
て結晶2,6−ジメチル−4−(4−クロロ−2−ニトロ
ベンゾイル)−2H−1,2−オキサジン−3,5−(4H,6H)
−ジオンを得る。融点127.5℃。
実施例Iaと同様にして、式Iの下記化合物が得られ
る。
核磁気共鳴スペクトル 化合物41 HNMR(CDCl3):δ1.30、1.53(s,s,6H,C(CH3)2)、3.0
8、3.38(s,s,3H,NCH3)、7.21(d,1H,8Hz)、7.83(d
d,1H,8Hz)、8.33(d,1H,2Hz−フェニルH) 化合物91 HNMR(CDCl3):δ1.33、1.53(s,s,6H,C(CH3)2)、1.20
(m,3H,NCH2 CH3)、3.66(m,2H,NCH 2CH3)、7.28(d,1
H,8Hz)、7.66(dd,1H,8Hz)、8.18(d,1H,2Hz−フェニ
ルH) 実施例2 2,6−ジメチル−5−(4−クロロ−2−ニトロベン
ゾイルオキシ)−6H−1,2−オキサジン−3−オン(式I
Ia、R1=R3=CH3、R2=R6=H、R=NO2、R5=Cl)の製
造 2.4mlのトリエチルアミンを含む2,6−ジメチル−2H−
1,2−オキサジン−3,5(4H,6H)−ジオン1.77gのジクロ
ロメタン15ml溶液に、0℃で4−クロロ−2−ニトロベ
ンゾイルクロリド2.72gのジクロロメタン10ml溶液を滴
加する。添加完了後、反応混合物をRTで1時間撹拌し、
次いでジクロロメタンで希釈し、洗浄、乾燥、蒸留乾固
して表記化合物を得る。
実施例3 2,6−ジメチル−2H−1,2−オキサジン−3,5(4H,6H)
−ジオン(式III R1=R3=CH3、R2=H)の製造 例えば下記に示すようにして得た、2,6−ジメチル−
4−カルボメトキシ−2H−1,2−オキサジン−3,5(4H,6
H)−ジオンおよび2,6−ジメチル−4−カルボエトキシ
−2H−1,2−オキサジン−3,5(4H,6H)−ジオンの油状
混合物4.9gを25mlのDMSOおよび0.9mlの水中、79℃で3
時間加熱する。反応混合物をエーテル中に取り、水中に
注ぎ、エーテルで完全に抽出する。抽出物を合わせて乾
燥および留去し2,6−ジメチル−2H−1,2−オキサジン−
3,5(4H,6H)−ジオンを得る。
下記2つのジオンは同様に製造しうる。
2,6,6−トリメチル−2H−1,2−オキサジン−3,5(4H,6
H)−ジオン(式III R1=R2=R3=CH3) 2−エチル−6,6−ジメチル−2H−1,2−オキサジン−3,
5(4H,6H)−ジオン(式III R1=R2=CH3、R3=C2H5) 実施例4 2,6−ジメチル−4−カルボメトキシ−2H−1,2−オキ
サジン−3,5(4H,6H)−ジオンおよび2,6−ジメチル−
4−カルボエトキシ−2H−1,2−オキサジン−3,5(4H,6
H)−ジオン(混合物)の製造 694mgのナトリウム金属とメタノールから新しく調製
したナトリウムメトキシドのトルエン45ml中の懸濁溶液
に、RTでトルエン10ml中の7.1gのN−エトキシカルボニ
ルアセチル−2−メチルアミノオキシプロピオン酸メチ
ルを滴加する。添加完了後、得られる混合物を、RTで24
時間撹拌する。反応混合物を氷水中に注ぎ、エーテルで
抽出する(放棄)。水性溶液を、次いで10%水性HClで
酸性とし、ジクロロメタンで抽出する。抽出物を合わせ
て乾燥し、蒸留乾固して表記化合物の油状混合物を得
る。
実施例5 N−エトキシカルボニルアセチル−2−メチルアミノ
オキシプロピオン酸メチルの製造 5.32gの2−メチルアミノオキシプロピオン酸メチル
のジクロロメタン5ml溶液に、0℃でエチルマロニルク
ロリド6.62gのジクロロメタン15ml溶液を滴加する。添
加完了後、得られる溶液を0℃でさらに1時間撹拌す
る。反応混合物を水中に注ぎ、エーテルで抽出する。抽
出物を合わせて、希HCl、食塩水で洗い、乾燥し、留去
して残渣を得、これをシリカゲルのクロマトグラフィー
により、油状のN−エトキシカルボニルアセチル−2−
メチルアミノオキシプロピオン酸メチルを得る。
実施例2から5の化合物の核磁気共鳴スペクトル 実施例21 HNMR(CDCl3):δ1.47(d,3H,OCH( CH 3))、3.20(sd,3
H,NCH3)、4.81(q,1H,OCH(CH3))、6.15(s,1H,=GHC
O)および7.77、7.97(s,dd,3H,フェニルH)。
実施例31 HNMR(CDCl3):δ1.43(d,3H,OCH( CH 3))、3.30(s,1
H,NCH3)、3.53(q,2H,OCCH2CO)および4.40(q,1H,OCH
3))。
実施例4 2,6−ジメチル−4−カルボメトキシ−2H−1,2−オキサ
ジン−3,5(4H,6H)−ジオン1 HNMR(CDCl3):δ1.50(d,3H,OCH(CH 3))、3.21(s,3H,
NCH3)、3.93(2,3H,OCH3)および4.73(q,1H,OCH(C
H3))。
2,6−ジメチル−4−カルボエトキシ−2H−1,2−オキサ
ジン−3,5(4H,6H)−ジオン1 HNMR(CDCl3):δ1.40(t,3H,OCH2CH 3)、1.48(d,3H,O
CH(CH 3))、3.21(s,3H,NCH3)、4.41(q,2H,OCH 3CH3
および4.73(q,1H,OCH(CH3))。
実施例5 N−エトキシカルボニルアセチル−2−メチルアミノ
オキシプロピオン酸メチル1 HNMR(CDCl3):δ1.28(t,3H,OCH2CH 3)、3.23(s,3H,N
CH3)、3.70(q,2H,OCCH2CO)、3.77(s,3H,OCH3)、4.
21(q,2H,OCH 2CH3)および4.57(q,1H,OCH(CH3))。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式Ia [式中、 R1、R2およびR3はそれぞれ独立して水素またはC1-8アル
    キル、 R4は水素、 Rは1〜6個のハロゲンにより置換されていてもよいC
    1-8アルキル、ハロゲンまたはニトロ、 R5は水素、ハロゲン、1〜6個のハロゲンで置換された
    C1-8アルキル、1〜6個のハロゲンで置換されたC1-8
    ルコキシまたはOnS(O)n′R10、 R6は水素、 R10はC1-8アルキル、 nは0または1、 n′は0、1または2である。] で示される化合物。
  2. 【請求項2】R1、R2およびR3はそれぞれ独立して水素ま
    たはC1-4アルキル、R5は臭素、塩素、SC1-4アルキル、O
    SO2C1-4アルキルまたはSO2C1-4アルキルである、請求項
    1記載の化合物。
  3. 【請求項3】R1およびR2はそれぞれ独立してHまたはC
    1-4アルキル、R3はC1-8アルキル、RはNO2またはCl、R5
    はCl、Br、F、SO2R10、SR10またはOSO2R10、R10はC1-5
    アルキルである、請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1、R2およびR3がそれぞれメチル、Rがニ
    トロ、R5が塩素または−SCH3である、請求項3記載の化
    合物。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の化合物Iaと農業上許容し
    得る担体を含むことを特徴とする、除草用組成物。
  6. 【請求項6】除草有効量の請求項1に記載の化合物Iaを
    雑草またはその生育地に施用することを特徴とする、雑
    草の防除方法。
  7. 【請求項7】式IIa [式中、R、R1〜R3、R5およびR6は請求項1に定義した
    とおり。] で示される化合物を転位させることを特徴とする、式Ia [式中、R、R1〜R3、R5およびR6は請求項1に定義した
    とおり。] の化合物の製造方法。
  8. 【請求項8】式III [式中、R1、R2およびR3は請求項1に定義したとお
    り。] で示される化合物。
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