JP2895478B1 - マテリアルロックワイヤガイド消音装置 - Google Patents
マテリアルロックワイヤガイド消音装置Info
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Abstract
【要約】
【課題】 ニューマチックケーソン工法において、マテ
リアルロックから、掘削土砂をワイヤで吊ったバケット
で搬出するが、バケットワイヤがバケット入函時はマテ
リアルロックの上扉を貫通しているので、ワイヤと貫通
孔の隙間から圧縮空気が漏れ漏気音を発生する。この漏
気音を低減することを課題とする。 【解決手段】 マテリアルロック上に、マテリアルロッ
ク上扉と連動して開閉する、２分割された多孔二重壁の
浅い逆コップ状をしたボックス扉を設け、該ボックス扉
の多孔壁間に吸音材を充填し、ワイヤガイドとワイヤロ
ープの隙間から漏気する高圧空気流により発生する騒音
を低減してなる構造とする。
リアルロックから、掘削土砂をワイヤで吊ったバケット
で搬出するが、バケットワイヤがバケット入函時はマテ
リアルロックの上扉を貫通しているので、ワイヤと貫通
孔の隙間から圧縮空気が漏れ漏気音を発生する。この漏
気音を低減することを課題とする。 【解決手段】 マテリアルロック上に、マテリアルロッ
ク上扉と連動して開閉する、２分割された多孔二重壁の
浅い逆コップ状をしたボックス扉を設け、該ボックス扉
の多孔壁間に吸音材を充填し、ワイヤガイドとワイヤロ
ープの隙間から漏気する高圧空気流により発生する騒音
を低減してなる構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニューマチック
ケーソン工法に用いるマテリアルロックのワイヤガイド
部（ワイヤ挿通孔部）の、高圧空気流により発生する騒
音を低減する消音装置に関する。
ケーソン工法に用いるマテリアルロックのワイヤガイド
部（ワイヤ挿通孔部）の、高圧空気流により発生する騒
音を低減する消音装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ニュー
マチックケーソン工法は、周知のとおり浸水等を防止す
るため、作業室を高圧にして掘削作業を行うため、その
機密性を確保せねばならない。とくに作業室で掘削した
土砂をバケットにより、マテリアルシャフト内を昇降さ
せて、マテリアルロックの頂部から、外部のクレーン等
によって搬入出させる際の気密性は重要である。またバ
ケット入函時はバケットを吊っているワイヤが扉の部分
を貫通するので、ワイヤとワイヤを通す孔（ワイヤガイ
ド）との間の空隙から、漏気することになる。
マチックケーソン工法は、周知のとおり浸水等を防止す
るため、作業室を高圧にして掘削作業を行うため、その
機密性を確保せねばならない。とくに作業室で掘削した
土砂をバケットにより、マテリアルシャフト内を昇降さ
せて、マテリアルロックの頂部から、外部のクレーン等
によって搬入出させる際の気密性は重要である。またバ
ケット入函時はバケットを吊っているワイヤが扉の部分
を貫通するので、ワイヤとワイヤを通す孔（ワイヤガイ
ド）との間の空隙から、漏気することになる。
【０００３】このため漏気音が発生し、作業室内の気圧
が高くなるに従って漏気音も次第に大きくなり、工事騒
音として問題となる。
が高くなるに従って漏気音も次第に大きくなり、工事騒
音として問題となる。
【０００４】ここでバケットがマテリアルロックに出入
する際の気密性の保持は次のようにして行われる。
する際の気密性の保持は次のようにして行われる。
【０００５】マテリアルロックは上下二室に分離されて
おり、バケットの土砂を搬出する場合は、先ず上側の室
までバケットを引き上げ、次いで下扉を閉じてマテリア
ルシャフト以下の機密を確保する。次にマテリアルロッ
クに設けた排気口から、バルブを介してマテリアルロッ
ク内を減圧し、シリンダによって上扉を開いてバケット
をマテリアルロックから外部に搬出する。バケットをマ
テリアルロックに入れる場合は、この逆の操作を行う。
おり、バケットの土砂を搬出する場合は、先ず上側の室
までバケットを引き上げ、次いで下扉を閉じてマテリア
ルシャフト以下の機密を確保する。次にマテリアルロッ
クに設けた排気口から、バルブを介してマテリアルロッ
ク内を減圧し、シリンダによって上扉を開いてバケット
をマテリアルロックから外部に搬出する。バケットをマ
テリアルロックに入れる場合は、この逆の操作を行う。
【０００６】さて、ワイヤが扉を貫通する部分の漏気と
防音対策には従来次のような方法が用いられた。 ワイヤガイド漏気防止シール方式 扉のワイヤ貫通部分に、ゴム或いはナイロン系樹脂の漏
気防止シール材を配置し漏気を防止する方法である。し
かし、掘削した土砂をクレーン等で繰り返し巻き上げ、
巻き下ろしする過程でワイヤと漏気防止材が接触し磨耗
して、シール性は短期間に失われる。従って防音効果の
寿命も短いといえる。 防音ハウス覆工方式 施工現場全体を、遮蔽板等で覆う方法である。一般には
クレーンのブーム等もくるめて覆工することを言うが、
実際には覆工装置が非常に大がかりとなり不可能な場合
が多い。そこで便宜的に、音の発生源を囲むことが考え
られるが実際には設備も大きくなり経費も嵩むというの
が状況である。 ワイヤガイド騒音防止簡易カバー方式 マテリアルロック上扉（ワイヤガイド）に上載する形で
騒音防止の簡易カバーを設けたもので、上扉開放の都
度、カバーを脱着する必要があるなど、作業性の問題が
あるし、消音効果もあまりよくない。 作業時間限定方式 周辺の環境条件により、深夜作業を中止するなど騒音発
生作業の時間帯を調整する方法である。この方法では工
事の進捗に影響を及ぼし、工期面や経済面で問題とな
る。また、住居地に近接する場所の施工では、この方法
だけでは実質騒音対策となっておらず施工ができない場
合もある。 漏気エアー拡散方式 この他、漏気したエアーを拡散により消音（減音）する
方式のものがある。しかし従来の漏気エアー拡散方式
は、マテリアルロックの上扉（ワイヤガイド）に上載す
る形で空気拡散器を設けたものであった。従ってマテリ
アルロックの上扉開放時に、拡散器がバケット通過移動
の障害となるので上扉開放の都度、拡散器を脱着する必
要があり作業性に問題があった。
防音対策には従来次のような方法が用いられた。 ワイヤガイド漏気防止シール方式 扉のワイヤ貫通部分に、ゴム或いはナイロン系樹脂の漏
気防止シール材を配置し漏気を防止する方法である。し
かし、掘削した土砂をクレーン等で繰り返し巻き上げ、
巻き下ろしする過程でワイヤと漏気防止材が接触し磨耗
して、シール性は短期間に失われる。従って防音効果の
寿命も短いといえる。 防音ハウス覆工方式 施工現場全体を、遮蔽板等で覆う方法である。一般には
クレーンのブーム等もくるめて覆工することを言うが、
実際には覆工装置が非常に大がかりとなり不可能な場合
が多い。そこで便宜的に、音の発生源を囲むことが考え
られるが実際には設備も大きくなり経費も嵩むというの
が状況である。 ワイヤガイド騒音防止簡易カバー方式 マテリアルロック上扉（ワイヤガイド）に上載する形で
騒音防止の簡易カバーを設けたもので、上扉開放の都
度、カバーを脱着する必要があるなど、作業性の問題が
あるし、消音効果もあまりよくない。 作業時間限定方式 周辺の環境条件により、深夜作業を中止するなど騒音発
生作業の時間帯を調整する方法である。この方法では工
事の進捗に影響を及ぼし、工期面や経済面で問題とな
る。また、住居地に近接する場所の施工では、この方法
だけでは実質騒音対策となっておらず施工ができない場
合もある。 漏気エアー拡散方式 この他、漏気したエアーを拡散により消音（減音）する
方式のものがある。しかし従来の漏気エアー拡散方式
は、マテリアルロックの上扉（ワイヤガイド）に上載す
る形で空気拡散器を設けたものであった。従ってマテリ
アルロックの上扉開放時に、拡散器がバケット通過移動
の障害となるので上扉開放の都度、拡散器を脱着する必
要があり作業性に問題があった。
【０００７】そこで、本発明では、従来の漏気エアー拡
散方式を改良して、漏気エアー拡散装置がバケットの通
過移動の障害にならず、さらに騒音を低減するマテリア
ルロックワイヤガイド消音装置を提供することを課題と
する。
散方式を改良して、漏気エアー拡散装置がバケットの通
過移動の障害にならず、さらに騒音を低減するマテリア
ルロックワイヤガイド消音装置を提供することを課題と
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】マテリアルロック上に、
マテリアルロック上扉と連動して開閉する、２分割され
た多孔二重壁の浅い逆コップ状をしたボックス扉を設
け、該ボックス扉の多孔壁間に吸音材を充填し、ワイヤ
ガイドとワイヤロープの隙間から漏気する高圧空気流に
より発生する騒音を低減してなることを特徴とするマテ
リアルロックワイヤガイド消音装置であることを要旨と
する。
マテリアルロック上扉と連動して開閉する、２分割され
た多孔二重壁の浅い逆コップ状をしたボックス扉を設
け、該ボックス扉の多孔壁間に吸音材を充填し、ワイヤ
ガイドとワイヤロープの隙間から漏気する高圧空気流に
より発生する騒音を低減してなることを特徴とするマテ
リアルロックワイヤガイド消音装置であることを要旨と
する。
【０００９】次にその作用について述べる。バケット在
函時は、上扉は閉じており、上扉に設けられたワイヤガ
イドをバケットを吊っているワイヤロープが貫通する。
そこで、ワイヤガイドとワイヤロープの隙間から漏出す
る高圧空気流は、上扉の上に設けた多孔二重壁の浅い逆
コップ状をしたボックス扉が形成する空間に膨張する。
更にある程度低圧になった空気は、逆コップ状の多孔二
重壁間に充填された、例えばグラスウール等の吸音材を
通過して大気に拡散される。
函時は、上扉は閉じており、上扉に設けられたワイヤガ
イドをバケットを吊っているワイヤロープが貫通する。
そこで、ワイヤガイドとワイヤロープの隙間から漏出す
る高圧空気流は、上扉の上に設けた多孔二重壁の浅い逆
コップ状をしたボックス扉が形成する空間に膨張する。
更にある程度低圧になった空気は、逆コップ状の多孔二
重壁間に充填された、例えばグラスウール等の吸音材を
通過して大気に拡散される。
【００１０】つまり高圧空気は一旦膨張し圧力をある程
度下げ、その後グラスウール等の吸音材の細かいメッシ
ュ孔を通過して、大気圧まで２段階に降圧するので、消
音効果は大きい。
度下げ、その後グラスウール等の吸音材の細かいメッシ
ュ孔を通過して、大気圧まで２段階に降圧するので、消
音効果は大きい。
【００１１】またバケット出函時は、バケットをマテリ
アルロックまで吊り上げ、下扉を閉塞する。次いでマテ
リアルロックに設けた排気口から、バルブとサイレンサ
を介してマテリアルロック内を消音しながら減圧し、シ
リンダによって連動する上扉とボックス扉を開放して、
バケットを吊り出す。
アルロックまで吊り上げ、下扉を閉塞する。次いでマテ
リアルロックに設けた排気口から、バルブとサイレンサ
を介してマテリアルロック内を消音しながら減圧し、シ
リンダによって連動する上扉とボックス扉を開放して、
バケットを吊り出す。
【００１２】
【発明の実施の形態】図６はニューマチックケーソン工
法で、マテリアルロック１から、クレーンで吊った排土
バケット１１により、掘削土砂を搬出している全体図で
ある。
法で、マテリアルロック１から、クレーンで吊った排土
バケット１１により、掘削土砂を搬出している全体図で
ある。
【００１３】図１は、排土バケット１１が在函時のマテ
リアルロック１の側断面図である。半割れの円形上扉
２、２は、丁番３、３を介して第一扉開閉リンク４、４
に連結している。第一扉開閉リンク４、４は、マテリア
ルロック１の側壁に気密を保って固着された、第二扉開
閉リンク５、５を経由して、扉開閉シリンダ６、６に連
結している。
リアルロック１の側断面図である。半割れの円形上扉
２、２は、丁番３、３を介して第一扉開閉リンク４、４
に連結している。第一扉開閉リンク４、４は、マテリア
ルロック１の側壁に気密を保って固着された、第二扉開
閉リンク５、５を経由して、扉開閉シリンダ６、６に連
結している。
【００１４】また、多孔二重壁の浅い逆コップ状のボッ
クス扉７、７が、丁番８、８を介して扉開閉シリンダ
６、６とシーケンシャルに連動する、ボックス扉７、７
を開閉するシリンダ９、９に連結して、上扉２、２の上
に被せる。
クス扉７、７が、丁番８、８を介して扉開閉シリンダ
６、６とシーケンシャルに連動する、ボックス扉７、７
を開閉するシリンダ９、９に連結して、上扉２、２の上
に被せる。
【００１５】多孔二重壁の壁７ａ間には、グラスウール
等の吸音材７ｂを充填する。
等の吸音材７ｂを充填する。
【００１６】符号１０は、排土バケット１１を吊ってい
るワイヤロープであり、上扉２及びボックス扉７を貫通
する部分には、ワイヤボックス１２が配置してある。
るワイヤロープであり、上扉２及びボックス扉７を貫通
する部分には、ワイヤボックス１２が配置してある。
【００１７】排土バケット１１がマテリアルロック１に
吊り上げられて、排土バケット１１を出函する時以外
は、マテリアルロック１の下扉１３が開放されて、マテ
リアルロック１は高圧状態にあり、排土バケット１１を
吊るワイヤロープ１０が上扉２を貫通する部分の隙間か
ら漏気するが、この漏気は上扉２の上に被さったボック
ス扉７の空間で一次膨張し、更にボックス扉７の多孔７
ａから、グラスウール等の吸音材７ｂを通って大気に膨
張拡散されるので従来ような大きい漏気音は発生しない
のである。
吊り上げられて、排土バケット１１を出函する時以外
は、マテリアルロック１の下扉１３が開放されて、マテ
リアルロック１は高圧状態にあり、排土バケット１１を
吊るワイヤロープ１０が上扉２を貫通する部分の隙間か
ら漏気するが、この漏気は上扉２の上に被さったボック
ス扉７の空間で一次膨張し、更にボックス扉７の多孔７
ａから、グラスウール等の吸音材７ｂを通って大気に膨
張拡散されるので従来ような大きい漏気音は発生しない
のである。
【００１８】排土バケット１１をマテリアルロック１か
ら出函する場合は、排土バケット１１をマテリアルロッ
ク１の上部まで吊り上げ、下扉１３を閉塞する。しかる
後マテリアルロック１の側壁に設けた排気口１４のバル
ブ１５を開放し排気管１６を通じて、サイレンサー１７
からマテリアルロック内の高圧空気を大気に放出する。
排気はサイレンサーを経由するので、排気音は減少す
る。その後、扉開閉シリンダ６を縮め第一、第二扉開閉
リンク４、５を介して、上扉２を下方に開放する。
ら出函する場合は、排土バケット１１をマテリアルロッ
ク１の上部まで吊り上げ、下扉１３を閉塞する。しかる
後マテリアルロック１の側壁に設けた排気口１４のバル
ブ１５を開放し排気管１６を通じて、サイレンサー１７
からマテリアルロック内の高圧空気を大気に放出する。
排気はサイレンサーを経由するので、排気音は減少す
る。その後、扉開閉シリンダ６を縮め第一、第二扉開閉
リンク４、５を介して、上扉２を下方に開放する。
【００１９】図２は、上扉を開放した図である。
【００２０】次いでシリンダ６とシーケンシャルにシリ
ンダ９が連動して、ボックス扉７を上方に開放し、排土
バケット１１を吊り出す。
ンダ９が連動して、ボックス扉７を上方に開放し、排土
バケット１１を吊り出す。
【００２１】図３は、ボックス扉７を開放した図であ
る。
る。
【００２２】図４は、２分割された多孔二重壁の浅い逆
コップ状をしたボックス扉７の上面図であり、分割され
た直径部分に、ゴムあるいはナイロン樹脂等のパッキン
を挿入して気密を保っている。
コップ状をしたボックス扉７の上面図であり、分割され
た直径部分に、ゴムあるいはナイロン樹脂等のパッキン
を挿入して気密を保っている。
【００２３】図５（ａ）はボックス扉７の立断面図であ
り、（ｂ）はＡ部詳細図である。
り、（ｂ）はＡ部詳細図である。
【００２４】符号７ｃは多孔二重壁であり、７ｂは吸音
材、７ａは通気孔である。
材、７ａは通気孔である。
【００２５】
【発明の効果】この発明は以上のような構成からなり、
その効果は次の通りである。排土バケットが在函時に
は、上扉をバケットワイヤが貫通する隙間から漏気する
高圧の空気が、一旦ボックス扉で膨張し、それからボッ
クス扉の吸音材を通過して大気に拡散するので、著しい
消音効果を得ることができる。
その効果は次の通りである。排土バケットが在函時に
は、上扉をバケットワイヤが貫通する隙間から漏気する
高圧の空気が、一旦ボックス扉で膨張し、それからボッ
クス扉の吸音材を通過して大気に拡散するので、著しい
消音効果を得ることができる。
【００２６】また排土バケットをマテリアルロックから
吊り出す場合は、上扉を閉じたまま排土バケットをマテ
リアルロックまで吊り上げ、下扉を機密に閉塞し、マテ
リアルロックに設けられた排気口のバルブを開きサイレ
ンサーを経由して、マテリアルロック内の気圧を、大気
圧まで落とすので排気音は小さい。
吊り出す場合は、上扉を閉じたまま排土バケットをマテ
リアルロックまで吊り上げ、下扉を機密に閉塞し、マテ
リアルロックに設けられた排気口のバルブを開きサイレ
ンサーを経由して、マテリアルロック内の気圧を、大気
圧まで落とすので排気音は小さい。
【図面の簡単な説明】
【図１】排土バケット１１が在函時のマテリアルロック
１の側断面図である。
１の側断面図である。
【図２】上扉を開放した図である。
【図３】ボックス扉７を開放した図である。
【図４】２分割された多孔二重壁の浅い逆コップ状をし
たボックス扉７の上面図である。
たボックス扉７の上面図である。
【図５】（ａ）はボックス扉７の立断面図であり、
（ｂ）はＡ部詳細図である。
（ｂ）はＡ部詳細図である。
【図６】ニューマチックケーソン工法で、マテリアルロ
ック１から、クレーンで吊った排土バケット１１によ
り、掘削土砂を搬出している全体図である。
ック１から、クレーンで吊った排土バケット１１によ
り、掘削土砂を搬出している全体図である。
１……マテリアルロック ２……半割れの円形上扉 ３……丁番 ４……第一扉開閉リンク ５……第二扉開閉リンク ６……扉開閉シリンダ ７……多孔二重壁の浅いコップ状のボックス扉 ７ａ……通気口 ７ｂ……吸音材 ７ｃ……多孔二重壁 ８……丁番 ９……ボックス扉開閉シリンダ １０……ワイヤロープ １１……排土バケット １２……ワイヤボックス １３……下扉 １４……排気口 １５……バルブ １６……排気管 １７……サイレンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E02D 23/06 E02D 23/04
Claims (1)
- 【請求項１】 マテリアルロック上に、マテリアルロッ
ク上扉と連動して開閉する、２分割された多孔二重壁の
浅い逆コップ状をしたボックス扉を設け、該ボックス扉
の多孔壁間に吸音材を充填し、ワイヤガイドとワイヤロ
ープの隙間から漏気する高圧空気流により発生する騒音
を低減してなることを特徴とするマテリアルロックワイ
ヤガイド消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14253498A JP2895478B1 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | マテリアルロックワイヤガイド消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14253498A JP2895478B1 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | マテリアルロックワイヤガイド消音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2895478B1 true JP2895478B1 (ja) | 1999-05-24 |
| JPH11336085A JPH11336085A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15317602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14253498A Expired - Fee Related JP2895478B1 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | マテリアルロックワイヤガイド消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2895478B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218790A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 株式会社Ｂｕｉｌｄ Ｌｉｆｅ | マテリアルロックの消音装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3889420B2 (ja) * | 2004-09-06 | 2007-03-07 | 鹿島建設株式会社 | ニューマチックケーソンおよびマテリアルロック消音装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14253498A patent/JP2895478B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218790A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 株式会社Ｂｕｉｌｄ Ｌｉｆｅ | マテリアルロックの消音装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11336085A (ja) | 1999-12-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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