JP2895403B2 - 幕類取付具 - Google Patents

幕類取付具

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JP2895403B2
JP2895403B2 JP6236370A JP23637094A JP2895403B2 JP 2895403 B2 JP2895403 B2 JP 2895403B2 JP 6236370 A JP6236370 A JP 6236370A JP 23637094 A JP23637094 A JP 23637094A JP 2895403 B2 JP2895403 B2 JP 2895403B2
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engaging
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47HFURNISHINGS FOR WINDOWS OR DOORS
    • A47H15/00Runners or gliders for supporting curtains on rails or rods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47HFURNISHINGS FOR WINDOWS OR DOORS
    • A47H13/00Fastening curtains on curtain rods or rails
    • A47H13/14Means for forming pleats
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/27Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
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    • Y10T24/2708Combined with diverse fastener

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用及び業務用のカ
ーテンや、劇場、病院などで使用される各種の幕類をカ
ーテンレールや案内棒等の案内部材に装着されたランナ
ーなどの幕類吊下部材に簡単に取付け取外しが可能であ
る幕類取付具に関し、特に幕類自体に格別のギャザ加工
を施す必要がなく、幕類の取付時において自動的にカー
テン取付部にプリーツが形成されると共に、幕類の左右
取付端を堅固に取り付け得て、過激な幕類の開閉操作に
よっても同端部を保護して取り付け得る幕類取付具に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にカーテンの吊下げ部である上端縁
には通常ギャザが形成される。これはカーテンの開閉時
における外観の美麗さを強調すると共に、特にカーテン
の閉鎖時において裾部の開きを防止するために有効であ
るがためである。しかして、このギャザの形成は極めて
煩雑な作業であり、且つ熟練を要するばかりでなく、そ
の作成に長時間が費やされる。従って、上記ギャザの形
成に関して従来の技術を踏襲するだけでは、生産コスト
に対する影響が大きく、用途によってはギャザの形成を
放棄する場合も多い。しかしながら、ギャザが形成され
ていないカーテンは商品価値が著しく低下して利用者の
満足が得られない。
【0003】一方、病院やホテル等で使用されているカ
ーテン類の殆どはリース商品であり、大量の製品の流通
と頻繁な交換及び洗濯がなされる。そのため、生産性と
交換時及び洗濯時の作業性とに優れると共に、予めカー
テン類にプリーツ加工を施すことなく、カーテンの取付
時には自動的にプリーツが形成され、しかもカーテンの
取外し時はプリーツ形状が除去できるカーテン構造が強
く要望されている。
【0004】かかる要望に対して、例えば、米国特許第
5,012,552号明細書、或いは米国特許第5,1
09,912号明細書には、表裏両面に編織物からなる
面ファスナー片を貼着して係合面を形成したプレート状
の取付具が開示され、その両係合面をカーテンの上端縁
に取り付けられた面ファスナーの相手方係合面に係合さ
せてカーテンにプリーツを形成すると共に、同取付具の
カーテンランナー部をカーテンレールに通し、カーテン
を取り付ける点が開示されている。前記取付具にカーテ
ンを取り付けるときは、取付具の係合面とカーテンの係
合面とを軽く押圧するだけの操作で容易に取り付けるこ
とができ、同取付具からカーテンを外すときは単に面フ
ァスナー同士を剥離させるだけで足りるというものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の両米
国特許明細書に開示されたカーテン取付具では、その表
裏係合面の係合強度に関しては何ら考慮されておらず、
例えば米国特許第5,012,552号明細書に開示さ
れた実施例によればカーテン取付具の一面をフック係合
面とすると共に他面をループ係合面としているが、表裏
を同一構造の係合面としてもよい旨の記載もあり、かか
る記載からも明らかなごとくカーテン取付具に係合する
相手方のカーテン係合面は前記フック係合面かループ係
合面に係合するループ係合面かフック係合面であって、
これらの対応するフック係合面とループ係合面を形成す
る面ファスナーは同一種類のものが使われ、その係合時
における係合強度(剥離強度)はカーテン取付具の表裏
において同一である。また、一方の米国特許第5,10
9,912号明細書に開示されたカーテン取付具も、そ
の実施例からカーテン取付具の表裏には同一の係合強度
をもつ係合面を有していることが明らかである。
【0006】しかして、この種のカーテン取付具にあっ
て一般的には上記係合面における係合強度は、カーテン
の重量に加えて開閉操作時に作用する下方向に向かう力
に対しても十分に耐え得る強度を有するように設計され
ている。上述の米国明細書に開示されたカーテン取付具
にあっては、ギャザ形成部において同一取付具の表裏両
面にてカーテンを支持するため、従来のごとく単一係合
面による支持力に比べれば表裏両面の各係合面の係合強
度を小さく設定はできるものの、この係合強度をトータ
ルで通常のカーテン支持力に見合った値に設定すると、
カーテン開閉操作時に下方に向かう一時的な衝撃力が加
わる場合に、カーテン取付具の表裏両面の係合強度が弱
く係合が外れ、カーテンも局部的に外れてしまう。こう
した不具合をなくそうとして、カーテン取付具の表裏両
面の係合強度を共に大きくすると、カーテンはカーテン
取付具から外れにくくなる反面、前述のような衝撃力を
カーテン取付具が直接受けることとになり、弾性的に変
形しやすい合成樹脂からなる同取付具のカーテンレール
等に対する取付部は同衝撃力により変形し或いは破損し
て、係合強度が弱い場合と同様にカーテンが外れやすく
なるばかりでなく、カーテン取付具の無用な交換を余儀
なくされる。
【0007】また、上述の米国明細書に開示されたカー
テン取付具では表裏係合面として通常の繊維製の面ファ
スナーを使用するため、例えばフックの形成にあたって
も従来の製法を踏襲すれば足りるため、その製造時にお
ける格別の不具合は生じない。しかるに、生産性を向上
させるため、押出成形や射出成形等により係合面と基材
とを同時に一体成形して面ファスナーを製造する場合
に、例えば米国特許第4,984,339号明細書や欧
州特許第0464753A1号明細書に開示されている
ごとく、金型円板とスペーサ用板材を交互に多数積み重
ねてドラム状となし、回転する該ドラム表面に溶融状態
にある熱可塑性樹脂を押し出し、前記金型円板のフック
片用キャビティに樹脂を押し込み、フック片を基材上に
一体成形しながら、キャビティ内のフック片をドラムの
回転に合わせて基材と共にドラム表面から引き抜くもの
である。また射出成形による場合には、金型を開いた後
にフックのキャビティをもつ金型内に装備されるエジェ
クタピンを作動させて成形品を型外に突き出す。
【0008】しかして、上述のごとき回転ドラムを使用
する押出成形により基材の表裏両面に同一形状及び密度
のフックを同時に成形しようとすれば、基材成形部の表
裏に配されたキャビティ内のフック片をドラムの回転に
合わせて基材と共にドラム表面から引き抜くことにな
る。この引抜き時には基材の表裏両面に成形された前記
フックと基材とは未だ同等に且つ完全には冷却固化がな
されていない状態にあるため、フックの引抜き力に対す
る反力が基材の表裏において同等であるとは限らず、表
裏いずれかのフックが先に引き抜かれたりすることがあ
り、そのため同引抜き部において基材が振動しやすく、
フックの一部が損傷したりして円滑な引取りが不可能と
なることが多い。
【0009】また、射出成形により基材の表裏両面に同
一形状及び密度のフックを同時成形しようとすれば、成
形品の取出しに際して射出成形機の型開のときに、カー
テン取付具の表裏において係合面と金型との接触面積が
同一となるので、どちらの型に付着するかが定まらず、
カーテン取付具を取り外すためのエジェクタピンを両金
型に設ける必要があり、機構が複雑化するばかりでな
く、高価なものとなり、生産コストが増大してしまうも
のである。
【0010】本発明は以上の不具合を同時に解決するも
のであり、その目的は幕類の取付け取り外しが容易であ
るだけでなく、予め幕類に格別の加工を施すことなく、
幕類の取付けと同時に自動的にギャザが形成され、しか
も幕類に対して下方に向かう過激な力が瞬時的に作用し
ても、その力を緩衝して吊下げ部の損傷が回避され、更
には効率的な生産を可能にする幕類取付具を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の主要な構成は案内部材に沿って走行可能
で、同案内部材と上端縁に雄雌いずれかの係合面を有す
る幕類との間に介在して、同幕類の前記係合面に係合す
る相手方の係合面を有する幕類取付具であって、同幕類
取付具は前記係合面を有するプレート状の係合片及び同
係合片の一端から延設され、上記案内部材に直接的又は
間接的に取り付ける取付部を備えており、前記相手方の
係合面は、前記係合片の表裏両面に竝立する多数のフッ
クにより形成される第1及び第2係合面からなり、前記
第1係合面における係合強度と第2係合面における係合
強度とを異ならせてなることを特徴とする幕類取付具に
ある。
【0012】好適な実施態様によれば、第1係合面及び
第2係合面を構成する各フックが前記係合片の表裏面に
一体に成形され、或いは前記係合片が第1及び第2基材
からなり、第1係合面及び第2係合面を構成する各フッ
クが前記第1基材及び第2基材にそれぞれ一体に成形さ
れ、同第1及び第2基材の背面同志を貼着一体化してな
る。
【0013】また、前記係合片が編織物から構成される
第1及び第2基材を有し、第1係合面及び第2係合面を
構成する各フックが前記第1基材及び第2基材とそれぞ
れ一体に編織成されるモノフィラメントからなるループ
の一部を切断して形成され、同第1及び第2基材の背面
が前記係合片の表裏両面に貼着一体化される。
【0014】そして、前記第1係合面における係合強度
と第2係合面における係合強度とを異ならせるため、前
記第1係合面及び第2係合面の各フック密度を異なら
せ、或いは前記第1係合面及び第2係合面を構成するそ
れぞれのフックが剛性の異なる材質からなり、更には前
記第1係合面及び第2係合面を構成する一方のフックの
湾曲部を他方のフックの湾曲部より先端長さが短く設定
される。
【0015】一方、前記取付部は鈎片からなり、前記係
合片に対して、その取付部に固定され、又はその軸線回
りを回転自在に取り付けられ、或いは前記取付部が前記
係合片の一端から延出する軸部と同軸部の少なくとも自
由端に形成される上記案内部材に係止するフランジとを
有している。
【0016】
【作用】本発明のカーテン取付具を使ってカーテンにギ
ャザを形成しようとするときは、カーテンの上端縁に沿
って添設されている一対組の雌係合片間に上記取付具の
係合片を挟み込むようにして配し、その表裏両面に前記
一対組の雌係合片を押し付けて、各雌係合片を第1及び
第2係合面にそれぞれ係合させる。こうして、本発明の
カーテン取付具を使用することで、カーテンに予め煩雑
なギャザ加工を施すことなく、カーテンの取付けと同時
に規則的な配列でギャザが形成される。
【0017】また、係合片の表裏両面に係合強度を異な
らせているため、例えば各取付具の第1係着面を統一し
て一方向に向かうようにカーテンに取り付け、反対方向
を向く係合強度の弱い第2係合面の側からカーテンを強
く引けば、各取付具が水平方向に回転して次々と第2係
合面とカーテンの雌係合片との係合が外れ、通常のギャ
ザが形成されていないカーテンとなる。
【0018】また、カーテンの幅方向の一端隅部にも一
対組の雌係合片を添設しておけば、本発明のカーテン取
付具にカーテンの上端隅部が水平方向に折り返された状
態で係合し、カーテンの上端部により同係合片が隠蔽さ
れると共に、カーテンの下端にフレア部分が生じて、幅
方向の一端裾部に隙間を生じさせることがなくなる。
【0019】本発明の特徴部をなす第1係合面及び第2
係合面の係合強度に差を付けることで、本発明のカーテ
ン取付具には更に次に挙げる機能を備えている。即ち、
本発明のカーテン取付具にあっては、その表裏面におい
て係合強度に差を与えているためカーテン開閉操作時に
下方に向けて一時的に衝撃力が加わった場合にも、第2
係合面の係合強度が弱くされているため先ず同係合面に
おいてその係合が外れて前記衝撃を緩和する。この緩和
によりカーテンは第1係合面との係合が維持されると共
に、合成樹脂からなる同取付具の取付部を同衝撃力から
護り、同取付具の変形或いは破損を生じさせることがな
くなり、カーテン取付具の無用な交換もなくなる。
【0020】また、特に本発明のカーテン取付具が一体
成形品からなる場合に、例えば既述したように回転ドラ
ムを使用する押出成形において、例えば係合片の表裏両
面のフック数を異ならせて成形する場合は、上下ドラム
表面に形成されたフック用キャビティ内のフックをドラ
ムの回転に合わせて係合片の本体と共にドラム表面から
引き抜くとき、本発明のごとくフック数を係合片の表裏
で異ならせると、フックの引抜き力に対する反力が表裏
において異なり、第2係合面が先に引き抜かれ、続いて
第1係合面のフックが引き抜かれるようになり、円滑な
引き取りと安定した成形を可能にする。
【0021】また、射出成形により表裏両面のフック数
が異なる係合片を成形しようとする場合にも、成形品の
取出しに際して射出成形機の型開のときに、カーテン取
付具の表裏面において第1及び第2係合面と金型との間
では接触面積が異なるため、必ず第1係合面側が金型に
残るようになる。そのためエジェクタピンも第1係合面
の成形金型のみに設ければよく、機構の複雑化が回避さ
れるばかりでなく、設備費も高騰化せず、生産コストを
増大させることもない。
【0022】
【実施例】以下、本発明をカーテンに適用した図示実施
例に基づき具体的に説明する。図1は本発明の第1実施
例であるカーテン取付け具を適用したカーテン取付部を
示す斜視図であり、図2は同カーテン取付具の側面図で
ある。
【0023】本実施例では、カーテン1にギャザを形成
するために、多数のループによって雌係合面11を構成
する一対の雌係合片12が、カーテン1の上端縁に沿っ
てカーテン1にギャザを形成するときお互いに対面する
位置に所望の間隔をおいて配置されると共に、同各一対
組の雌係合片12が所定のピッチで添設されている。
【0024】そして、前記カーテン1の上方には、断面
が略C字状をなし、下面にスリット状の開口部を形成し
たカーテンレール2が配置されており、該カーテンレー
ル2に沿って移動自在な多数のカーテンランナー3が配
設されている。図示例によるカーテンランナー3は、本
体3aの上面にコロ3bが転動自在に取り付けられてお
り、本体3aの下端にはリング状の吊下部3cを有して
いるが、下部に吊下部3cを有する限り図示例に限定さ
れるものではない。
【0025】本発明のカーテン取付具4は、表裏両面に
多数のフック40が竝立する第1及び第2係合面41
a,41bを有するプレート状の係合片42と、同係合
片42の一端から延設され、上記カーテンレール2に直
接的又はカーテンランナー3を介して間接的に取り付け
られる取付部43とを備えている。そして、前記第1及
び第2係合面41a,41bは、同一の雌係合片12に
対する異なる係合強度を有している。
【0026】図1及び図2に示す上記実施例では、前記
係合片42とその表裏両面に形成される多数のフック4
0とが合成樹脂からなり、両者は射出成形により一体に
成形される。係合片42の表裏両面に成形される各フッ
ク40による第1係合面41a及び第2係合面41bに
おいて、第1係合面41aを構成するフック40の数を
第2係合面41bのフック40の数より多く設定して形
成し、第2係合面41bの係合強度を第1係合面41a
の係合強度に較べて弱くなるようにしている。また、図
示例では上記取付部43として上記リング状の吊下部3
cに引っ掛ける引掛鈎片が、その鈎方向を係合片42に
直交させるようにして一体に延設されている。
【0027】図3は上記実施例の変形例を示し、同カー
テン取付具4の係合片42はそれぞれが合成樹脂材料か
らなるプレート状の第1基材42a及び第2基材42b
を有し、各基材42a,42bの一表面に多数のフック
40が一体成形されている。そして、第1基材42aの
フック数は上記実施例と同様に第2基材42bのフック
数より多く設定され、両基材42a,42bはその背面
同志を接着剤等により接着一体化される。また、図示例
では、上記引掛鈎片と同様の形状をもつ取付部43が第
1基材42aの上端中央から一体に延設されている。
【0028】図4は同じく上記実施例の変形例を示し、
同カーテン取付具4の係合片42にはその表裏両面に第
1基材42a及び第2基材42bが貼着一体化されてお
り、同第1基材42a及び第2基材42bの各外面には
多数のフック40が同第1及び第2基材42a,42b
と共に一体に成形されている。本変形例においても第1
基材42aに形成されるフック数は第2基材42bに形
成されるフック数よりも多く設定される。更に本変形例
では、上記引掛鈎片からなる取付部43と前記係合片4
2とが別体とされ、取付部43は同係合片42に対して
延設方向に延びる軸線回りを回転自在に結合されてい
る。図示例によると、係合片42の上端中央に首部43
aを介して球体43bが形成され、一方の鈎片43cの
起端には断面コ字形の連結片43dが形成され、同連結
片43dの左右壁面には前記球体43bが嵌着する嵌着
孔43eが形成されている。これらの鈎片43c及び連
結片43dは、係合片42、首部43a及び球体43b
と別個に成形して組付けることも可能であるが、例えば
挿入金型を使用してこれらの部材を同時に成形すること
も可能である。
【0029】図5は更に上記カーテン取付具4における
フック40の他の配列例を示している。図1〜図4に示
す実施例では、第1及び第2係合面41a,41bを構
成するフック40a,40bが多列に且つ上下方向に整
列して配置されているが、図5に示す変形例では第2係
合面41bを構成するフック40bがランダムに配置さ
れている。
【0030】図1〜図5に示す実施例では上述のごとく
第1係合面41a及び第2係合面41bにおけるフック
数を異ならせることにより両係合面41a,41bの間
の係合強度に変化を与えるものであるが、図6に示す変
形例は第1係合面41a及び第2係合面41bにおける
フックの形状を異ならせることで両係合面41a,41
bの間の係合強度に変化をもたせるものであり、第2係
合面41bに形成されるフック40bの湾曲部40b′
の長さを、同図に仮想線で示す第1係合面41aに形成
されるフック40aの湾曲部40a′の長さより短く
し、第2係合面41aの前記フック40bに係合する雌
係合片11のループを外れやすくして、係合面の係合強
度を弱くしている。
【0031】図3〜図5に示した更なる変形例では、第
1係合面41aを構成するフック40aの材質と第2係
合面41bを構成するフック40bの材質を異ならせる
ものである。この場合、例えば第1基材42aと各フッ
ク40aの材質にポリエステル系樹脂を用い、第2基材
42bと各フック40bの材質にポリアミド系樹脂を用
いて、第2係合面41bにおける係合強度を第1係合面
41aにおける係合強度より弱くする。勿論、前記材質
について前述のごとく異質の系からなる合成樹脂材料を
使用する代わりに、同一の系からなる合成樹脂材料を用
いて両係合面41a,41b間のフック40a,40b
の剛性を異ならせるようにしてもよい。なお、この場合
には第1及び第2係合面41a,41bのフック密度を
異ならせる必要がなくなる場合もある。
【0032】また、図4及び図5は本発明に係るカーテ
ン取付具4の引掛鈎部43の変形例でもある。図1に示
したカーテン取付具4は、カーテンランナー3の吊下部
31が垂直軸線回りに回転するようになっているが、同
吊下部31が回転しない場合においても、図4に示す例
では既述した構成を採用することにより係合片42が鈎
片43cに対して垂直軸線回りに回転できるようにして
いる。また、図5に示す例では引掛鈎部43の方向を係
合片42の厚み方向ではなく、幅方向に平行に延設して
いる。こうした構成を採用することにより、カーテンラ
ンナー3の吊下部31が回転しない場合にも、カーテン
1のギャザに所定の方向性が与えられ、美麗な外観が維
持される。
【0033】図7はカーテン取付部4の取付部43がカ
ーテンレール2に直接取り付けられるように形成されて
いる。図示例によれば、同取付部43は図1に示すと同
様の構造をもつ係合片42の上端中央に首部43a′が
突設され、その首部43a′の先端にフランジ43b′
が形成されてなる。前記首部43a′をカーテンレール
2の下面に形成されたスリット状の開口に差し込むと共
に、前記フランジ43b′をカーテンレール2の内部に
挿入する。こうして取り付けられたカーテン取付具4
は、カーテンレール2に沿って走行自在であり、且つ首
部43a′を中心として水平面内を回転可能である。な
お、図6における符号40cは上述のフック40a,4
0bの側面に突出する補強リブを示しており、図1〜図
7に示す実施例では上記フック40a,40bの全ての
側面に同補強リブ40cが突設されている。
【0034】以上の実施例では、全ての係合片4の表裏
に形成される第1及び第2係合面41aを構成するフッ
ク40a,40bが合成樹脂材料により基材と共に一体
成形されるものであるが、図8に示すごとく本発明のカ
ーテン取付具4は第1及び第2係合面41aを構成する
フック40が編織物から構成される第1及び第2基材4
2a′,42b′にそれぞれ一体に編織成されるモノフ
ィラメントからなるループの一部を切断して形成される
場合をも含み、この場合には同第1及び第2基材42
a′,42b′の背面を前記係合片42の表裏両面に貼
着して一体化される。このとき、前記第1及び第2係合
面41a,41bを構成するフック40a,40bは上
記実施例と同様に表裏両面でフック数を異ならせ、或い
はその剛性の異なる材質が使用される。
【0035】図9〜図11は本発明に係るカーテン取付
具4の使用態様例を示しており、図9はカーテン1にギ
ャザを形成したときの使用態様図、図10はカーテン1
にギャザを形成しないときの使用態様図、図11はカー
テン1の端部における同取付具4の使用態様図である。
【0036】カーテン1にギャザを形成しようとすると
きは、図9に示すごとくカーテン1の上端縁に沿って添
設されている一対の雌係合片12間に上記取付具4の係
合片42を挟み込むようにして配し、その表裏両面に前
記一対の雌係合片12を押し付けて、各雌係合片12を
第1及び第2係合面41a,41bにそれぞれ係合させ
る。こうして、本発明のカーテン取付具4を使用するこ
とで、カーテン1に予め煩雑なギャザ加工を施すことな
く、カーテン1の取付けと同時に規則的な配列でギャザ
が形成されることになる。
【0037】また、本発明に係るカーテン取付具4が既
述したごとく係合片42の表裏両面において係合強度が
異なることを特徴としているため、例えば前述のごとく
カーテン1にギャザを形成するにあたり、各取付具4の
第1係着面41aを統一して一方向に向かうようにカー
テン1に取り付け、反対方向を向く係合強度の弱い第2
係合面41bの側からカーテン1を強く引けば、各取付
具4が水平方向に回転して次々と第2係合面41bとカ
ーテン1の雌係合片12との係合が外れ、図10に示す
ごとくギャザが形成されていないカーテン1となる。
【0038】また、図11に示すごとくカーテン1の幅
方向の一端隅部に上述したと同様の一対組の雌係合片1
2を添設しておけば、本発明のカーテン取付具4にカー
テン1の上端部が水平方向に折り返された状態で係合
し、カーテン1の上端部により同係合片4が隠蔽される
と共に、カーテン1の下端にフレア部分が生じて、幅方
向の一端裾部に隙間を生じさせることがなくなる。
【0039】本発明の特徴部をなす第1係合面41a及
び第2係合面41bの係合強度に差を付けることで、カ
ーテン取付具4は更に次に挙げる機能を備えている。即
ち、本発明のカーテン取付具4にあっては、その表裏面
において係合強度に差を与えているためカーテン開閉操
作時に下方に向けて一時的に衝撃力が加わった場合に
も、第2係合面41bの係合強度が弱くされているため
先ず同係合面41bにおいてその係合が外れて前記衝撃
を緩和する。この緩和によりカーテン1は第1係合面4
1aとの係合が維持されると共に、合成樹脂からなる同
取付具4のカーテンレール等に対する取付部43を同衝
撃力から護り、同取付具4は変形或いは破損することが
なくなり、カーテン取付具4の無用な交換もなくなる。
【0040】また、既述した上述の米国特許第5,01
2,552号明細書、或いは米国特許第5,109,9
12号明細書に開示されたカーテン取付具では表裏係合
面として通常の繊維製の面ファスナーを使用するため、
例えばフックの形成にあたっても従来の製法を踏襲すれ
ば足りるため、その製造時における格別の不具合は生じ
ない。しかるに、生産性を向上させるため、押出成形や
射出成形等により特に図1に示すような第1及び第2係
合面41a,41bを構成するフック40a,40bを
係合片42の本体と共に一体成形して面ファスナーを製
造する場合に、例えば既述したように回転ドラムを使用
する押出成形において、例えば係合片42の表裏両面の
フック数を異ならせて成形する場合に、図示せぬ上下ド
ラム表面に形成されたフック用キャビティ内のフック4
0a,40bをドラムの回転に合わせて係合片42の本
体と共にドラム表面から引き抜くとき、本発明のごとく
フック数が係合片42の表裏で異なるため、フック40
の引抜き力に対する反力が表裏において異なり、第2係
合面41bのフック40bが先に引き抜かれ、続いて第
1係合面41aのフック40aが引き抜かれるようにな
り、円滑な引き取りと安定した成形を可能にする。
【0041】また、射出成形により表裏両面のフック数
が異なる係合片42を成形しようとする場合にも、成形
品の取出しに際して射出成形機の型開のときに、カーテ
ン取付具4の表裏面において第1及び第2係合面41
a,41bと金型との間では接触面積が異なるものとな
り、必ず第1係合面41aの側が金型に残るようにな
る。そのためエジェクタピンも第1係合面41aの成形
金型のみに設ければよく、機構の複雑化が回避されるば
かりでなく、設備費も高騰化せず、生産コストを増大さ
せることもない。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなごとく、本発
明に係るカーテン取付具は、プレート状の係合片の表裏
面に多数のフックを設けて第1及び第2係合面を形成し
たため、上端縁に所定の間隔をあけて設けられた複数対
の雌係合片の対面する雌係合片間に前記カーテン取付具
の係合片を位置させて、同係合片の表裏両面に形成した
係合面と対向する雌面ファスナー片を係合させると、カ
ーテンに簡単にギャザが形成される。
【0043】また、本発明のカーテン取付具が係合片の
両側表面に第1及び第2係合面を形成しているため、カ
ーテンに設けた一対の雌係合片と第1及び第2係合面が
係合し、カーテン取付具一個当たりの係合力を増し、重
量の大きいドレープカーテンにおいても、カーテン取付
具数を増加させる必要がなくなる。
【0044】そして、カーテン上端縁の長さ方向端部に
本発明のカーテン取付具を使用することにより、カーテ
ンを開閉する際にカーテンを引張る力により大きな負荷
がかかるカーテン端部においても、係合片の表裏両面に
形成した第1及び第2係合面とカーテンに設けた一対組
の雌係合片とが係合しているため、強い係合力が得ら
れ、カーテン端部がカーテン取付具より剥離することが
なく、しかも同係合片が隠蔽され且つカーテン裾部にフ
レアが生じてカーテン端部に隙間が生じににくなる。
【0045】特に、本発明のカーテン取付具にあって
は、その係合片の表裏両面に形成した第1及び第2係合
面において、第1係合面に比べて第2係合面の係合強度
を弱くし、第2係合面をカーテンに設けた雌係合片から
剥がれやすくしたため、カーテンを横方向へ引張り、カ
ーテンの雌係合片をカーテン取付具の係合面から剥がそ
うとすれば、雌面ファスナー片は係合強度の弱い第2係
合面にて剥がれ、カーテンにギャザーが形成された状態
から、ギャザーの形成されてない通常のカーテンに切り
換えることができる。また、通常のカーテンよりギャザ
ーの形成されたカーテンにするときは、カーテンの開操
作によりカーテンの上端縁が一対組の雌係合片間の柔軟
な部分にて折曲り、再び第2係合面が雌係合片に対向す
る状態となり自動的に係合する。
【0046】なお、このときのカーテン取付具の係合部
の係合強度の強い係合面と弱い係合面の方向性を予め決
めておけば、カーテンに設けた雌面ファスナー片を、カ
ーテン取付具の係合強度の弱い係合面より剥がしたと
き、カーテン取付具はカーテン上端縁全長にて均一の間
隔を保って存在することとなり、カーテン取付具はカー
テンをカーテン上端縁全長にて均一の力で吊下げること
ができる。またカーテン取付具の位置間隔が不揃いにな
らず美観を損ねることもない。
【0047】また、本発明のカーテン取付具によれば、
カーテン開閉操作時に下方に向けて一時的な衝撃力が加
わった場合にも、第2係合面の係合強度が弱いため先ず
同係合面においてその係合が外れて前記衝撃を緩和し、
第1係合面との係合を維持すると共に、合成樹脂からな
る同取付具の取付部に対して同衝撃力を緩和し、同取付
具の変形や破損をさせることがなくなり、カーテン取付
具の無用な交換もなくなる。
【0048】そして、上記第1係合面及び第2係合面を
構成するフックの数を異ならせることは、上述のごとく
第2係合面の係合強度を弱くすることのほかに、一体成
形によりカーテン取付具を製造する場合に、特に射出成
形にあっては製品取出し時に第2係合面側のフックが金
型から引き抜かれやすくなり、第1係合面側の金型内に
製品が残るため、エジェクタピンは第1係合面側の成形
金型にのみ設ければ十分であり、射出成形機の価格に影
響が少なく、生産コストの増加を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーテン取付具によるカーテンの取付
態様を説明するための要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の代表的な実施例を示すカーテン取付具
の側面図である。
【図3】同取付具の第1変形例を示す斜視図である。
【図4】同取付具の第2変形例を示す斜視図である。
【図5】同取付具の第3変形例を示す斜視図である。
【図6】上記取付具の第2係合面に形成されるフック形
状例を示す側面図である。
【図7】同取付具の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】同取付具の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】同取付け具の使用によるギャザが形成されたカ
ーテンの吊下げ状態を示す要部斜視図である。
【図10】同ギャザが解除されたカーテンの吊下げ状態
を示す要部斜視図である。
【図11】同取付け具の使用によるカーテン端部の吊下
態様を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 カーテン 11 雌係合面 12 雌係合片 2 カーテンレール 3 カーテンランナー 3a 本体 3b コロ 3c リング状吊下部 4 カーテン取付具 40a,40b フック 40c 補強リブ 41a 第1係合面 41b 第2係合面 42 係合片 42a,42a′第1基材 42b,42b′第2基材 43 取付部(引掛鈎部) 43a 首部 43b 球体 43c 鈎片 43d 連結片 43e 嵌着孔 43a′ 首部 43b′ フランジ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内部材(2) に沿って走行可能で、同案
    内部材(2) と上端縁に雄雌いずれかの係合面(11)を有す
    る幕類(1) との間に介在して、同幕類(1) の前記係合面
    (11)に係合する相手方の係合面(41)を有する幕類取付具
    (4) であって、 同幕類取付具(4) は、前記係合面(41)を有するプレート
    状の係合片(42)、及び同係合片(42)の一端から延設さ
    れ、上記案内部材(2) に直接的又は間接的に取り付ける
    取付部(43)を備えており、 前記相手方の係合面(41)は、前記係合片(42)の表裏両面
    に竝立する多数のフック(40)により形成される第1及び
    第2係合面(41a,41b) からなり、 前記第1係合面(41a) における係合強度と第2係合面(4
    1b)における係合強度とを異ならせてなることを特徴と
    する幕類取付具。
  2. 【請求項2】 第1係合面(41a) 及び第2係合面(41b)
    を構成する各フック(40)が前記係合片(42)の表裏面に一
    体に成形されてなる請求項1記載の幕類取付具。
  3. 【請求項3】 前記係合片(42)が第1及び第2基材(42
    a,42b) からなり、第1係合面(41a) 及び第2係合面(41
    b) を構成する各フック(40)が前記第1基材(42a) 及び
    第2基材(42b) にそれぞれ一体に成形され、同第1及び
    第2基材(42a,42b) の背面同志を貼着一体化してなる請
    求項1記載の幕類取付具。
  4. 【請求項4】 前記係合片(42)が編織物から構成される
    第1及び第2基材(42a′,42b′) を有し、第1係合面(4
    1a) 及び第2係合面(41b) を構成する各フック(40)が前
    記第1基材(42a′) 及び第2基材(42b′) とそれぞれ一
    体に編織成されるモノフィラメントからなるループの一
    部を切断して形成され、同第1及び第2基材(42a′,42
    b′) の背面が前記係合片(42)の表裏両面に貼着一体化
    されてなる請求項1記載の幕類取付具。
  5. 【請求項5】 前記第1係合面(41a) 及び第2係合面(4
    1b) のフック密度が異なる請求項3又は4記載の幕類取
    付具。
  6. 【請求項6】 前記第1係合面(41a) 及び第2係合面(4
    1b) を構成するそれぞれのフック(40a,40b) が剛性の異
    なる材質からなる請求項3又は4記載の幕類取付具。
  7. 【請求項7】 前記第1係合面(41a) 及び第2係合面(4
    1b) を構成する一方のフック(40a,40b) の湾曲部(40
    a′,40b′) が他方のフック(40b,40a)の湾曲部(40b′,
    40a′) より先端長さが短く設定されてなる請求項3又
    は4記載の幕類取付具。
  8. 【請求項8】 前記取付部(43)が鈎片(43c) からなり、
    前記係合片(42)に対して、その取付部の軸線回りを回転
    自在に取り付けられてなる請求項1記載の幕類取付具。
  9. 【請求項9】 前記取付部(43)が前記係合片(42)の一端
    から延出する軸部(43a′) と同軸部(43a′) の少なくと
    も自由端に形成されるフランジ(43b′) とを有してなる
    請求項1記載の幕類取付具。
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