JP2872555B2 - 係着具 - Google Patents

係着具

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JP2872555B2
JP2872555B2 JP5308340A JP30834093A JP2872555B2 JP 2872555 B2 JP2872555 B2 JP 2872555B2 JP 5308340 A JP5308340 A JP 5308340A JP 30834093 A JP30834093 A JP 30834093A JP 2872555 B2 JP2872555 B2 JP 2872555B2
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hook
pieces
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curtain
fastening
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敏明 滝沢
柳一 村崎
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WAI KEI KEI KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47HFURNISHINGS FOR WINDOWS OR DOORS
    • A47H13/00Fastening curtains on curtain rods or rails
    • A47H13/04Fastening curtains on curtain rods or rails by hooks, e.g. with additional runners
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンレールとカー
テンなどの各種の幕類とを簡単に連結する布吊下係着具
や、或いは室内の天井、床面、パネル材などの取付体
と、マット、カーペット、壁材、天井材、ダッシュボー
ドなどの板材との間に介在させ、取付体と板材とを添設
固定するための内装材係着具などの係着具に関する。
【0002】
【従来の技術】病院やホテル等で使用されているカーテ
ン類の殆どはリース商品であり、定期的に交換と洗濯が
なされている。この交換作業の効率化を図るためには、
その取外し及び取付けが簡単になされるようにすること
が肝要である。そこで、従来もカーテンレールや案内棒
などに取り付けられたカーテンランナーに対してカーテ
ン類を容易に取付け及び取外しを可能にする提案が、例
えば実開平4−104909号公報に開示されている。
この布吊下係着具は、基材表面に多数のフック片が複数
列に一体成形されてなるプレート状の合成樹脂製係着具
からなり、その基材の上端には、カーテンランナーに係
脱可能に構成された2本の金属線材からなる金属製引掛
け部を基材に対して成形一体化して得られる。また、前
記フック片は上下方向に整列して、左右幅方向に複数列
が配されて成形される。そして、一列内に整列するフッ
ク片のフック方向を整列方向に向けると共に、同一列内
でのフック方向は一様であり、フック列間では全てのフ
ック片が同一方向を向く場合と一部のフック方向を逆向
きにする場合とがある。この種の係着具にあっては、通
常、カーテンを垂下状態で支持するため、大多数のフッ
ク列におけるフック方向を図5に示すごとく上方に向け
て係着強度を確保している。
【0003】一方、例えば自動車の天井、床面、ドアパ
ネル部、或いは建物の壁部、天井、床面等の各種取付体
には多様な内装材が取付けられており、その取付けにあ
たって面ファスナーが多く使用されるようになってい
る。面ファスナーの雄雌係着部材を取付体又は内装材に
固着するには、従来は例えば超音波溶着、感圧接着等に
よっていたが、耐久性や固着強度の点で難があるため、
プレート状基材の裏面に先端に一組の左右翼片からなる
双翼状の弾性係着部を有する柱状突起を突設すると共
に、基材表面に多数のフック片が並立する合成樹脂製係
着具を成形し、前記弾性係着部を弾性変形させながら取
付体に設けられた孔に挿通させ、同係着部の弾性復帰を
利用して基材と係着部とをもって取付体の表裏を強固に
挟持固着する。
【0004】このような内装材係着具は、例えば特公昭
51−651号、実公昭54−26089号、実開昭5
7−31250号等に開示され、自動車に限らず屋内の
内装施工時にも多用されていることが理解できる。ま
た、最近では上記弾性係着部をカーテンレール用ランナ
ーとして使用することも、例えば実開平3−21285
号公報により提案されている。
【0005】そして、この種の内装材係着具にあって
は、通常、係着強度に方向性を生じさせないため、基材
表面を複数のブロックに区画すると共に、1ブロック内
に複数のフック片列を配し、同一列内に整列するフック
片のフック方向は同一向きとし、隣合うフック列ではフ
ック方向を逆向きとすると共に、隣合う各ブロック間に
おけるフック方向を互いに直交させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の実開平4−10
4909号公報に開示された布吊下係着具は、多数のフ
ック片を一表面にもつ係着片が成形品であるため、面フ
ァスナーの係着強力は従来の編成あるいは織成により得
られるモノフィラメント製のフック片に較べると一段と
向上させることを可能とするものではあるが、布吊下連
結具の成形とは別に金属製引掛け部の製作が必要であ
り、しかも射出成形にあたっては成形品の一部に金属製
引掛け部を組み込む必要があるため、成形工程そのもの
が複雑化される。また、製品面から見た場合にも、製品
価格の増加につながるばかりでなく、カーテンランナー
は、通常、合成樹脂製である場合が多く、金属製引掛け
部との間に摩耗が激しく長期の使用に耐えられず、更に
は、金属製取付部と合成樹脂製係着片とが異種材料で構
成されるため外観的にも違和感があり、彩色の統一を図
るにも両者を同一色調の下で多様な彩色を施すことは困
難である。
【0007】一方、上記内装材係着具にあっては、双翼
状の弾性翼片を取付体に形成された孔に弾性変形させな
がら挿通し、同孔を通過したのちに弾性翼片を原形に復
元させ、その先端が孔周辺の取付体裏面に係着して基板
と共に取付体を挟持するものであるため、例えば前記孔
の形成時に発生するバリ等により孔周辺が平坦とならず
突部が存在するようなときには、孔を通過したはずの弾
性翼片の先端が前記突部と干渉して孔の内周側に残さ
れ、取付体裏面に係着しないまま取り付けられることが
ある。この場合、取付体に内装材を取り付けた後に離隔
方向の力が作用すると、内装材は簡単に取付体から外れ
てしまう。そこで、かかる不具合をなくすために弾性翼
片の先端と基部表面の間隔を取付体の厚さに上記突部の
突出寸法を加えた寸法に設定すると、取付体の孔周辺が
平坦面である場合には係着部材が孔内を貫通方向に移動
しやすくなり、内装材と取付体との間にガタが生じるこ
とになる。
【0008】ところで、上記布吊下係着具ではフック方
向の全てを上方を向けている複数のフック片列が存在
し、また前記内装材係着具にあっては、フック方向を基
材の周縁部から内側に向けられたフック列が複数(全列
のほぼ1/2)存在する。
【0009】これを布吊下係着具についてみると、同係
着具の下端縁に配されるフック片がカーテン重量の大部
分を支持することになり、他のフック片に比べて大荷重
がかかるため、係脱を繰り返し行うことにより経時的に
疲労度が増加し、例えば図10(a)に示すごとくカー
テン類を上端から剥離しようとするとき、最下端縁に配
列されるフック片を始めとして、下端から2段目のフッ
ク片もフック部で折れやすくなる。これは、カーテン類
の剥離時において最下端縁部に配される1〜2段目のフ
ック片にはカーテン類の剥離動作時において曲げ方向に
対してバックアップするフック片及び基材の存在がない
ため、それらの上方にあるフック片に比べて大きく曲げ
られることになり、疲労度に加えて更に破断もしやすく
なる。
【0010】一方、上記内装材係着具の場合も、図10
(b)に示すごとく相手部材を支持するフック片は基材
の周縁に最も近い部分に配されたフック片であり、この
周縁部のフック片には繰り返し荷重が加わると、上記布
吊下係着具と同様に他のフック片に比べて疲労度が増加
する。また、この種の係着具から相手部材を剥離する場
合は基材の周縁部から中央に向けて剥離していくため、
同図に示すごとくフック方向が基材の外周縁から中央に
向かうフック片列では初期の剥離抵抗が弱く、係着具全
体の剥離強度を低下させる原因となっている。
【0011】本発明は以上の状況を踏まえてなされたも
のであり、その目的は上記合成樹脂製の係着具の長所を
生かしつつ、係着具の端縁に配されるフック片の破損を
防止すると共に、剥離強度を確保した各種係着具を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、表面に多
数のループ片を有する相手部材の係着部と係着し、多数
のフック片が複数列に配されて基材表面に基材と一体に
成形されてなり、各列ごとのフック片のフック方向は列
方向に向けられ、各列間のフック方向は必ずしも一様で
ない合成樹脂製の係着具であって、同係着具の端縁に配
される各フック片列の端部フック片のフック方向を前記
端縁から外向きとしてなることを特徴とする係着具によ
り達成される。
【0013】そして、本発明の好適な態様によれば、前
記相手部材がカーテンなどの吊下布であり、前記基材の
上端に首部を介して略円弧状の引掛部を有すると共に、
基材表面の下端縁に配されるフック片のフック方向を全
て下方に向けてなり、前記略円弧状の引掛け部材の開口
部が、略円弧状部分に続いて略直角に直線的に延びる入
口部分を有する鶴嘴状をなしている。
【0014】また、本発明の係着具は一旦取付体に係着
され、係着具表面のフック片部分が相手内装材の表面に
形成されるループ片部分に係止固定するための係着具に
も適用され、ある程度の剛性をもつ平板状の基材の表面
に多数のフック片列を有すると共に、基材周縁部に対し
て直交するフック片列の基材周端部に位置する全てのフ
ック片のフック方向を外方に向けており、基材の裏面中
央には先端に双翼状の弾性係着部を有する柱状突起が形
成され、同弾性係着部は前記柱状突起の先端に少なくと
も2組以上連設されると共に、その連設方向に隣接する
左右翼片の各突出長さが交互に長短となるように設定さ
れてなり、同弾性係着部が取付体に形成された係着孔に
挿通されて同取付体に係着固定する。
【0015】
【作用】布吊下係着具がバラ状態で構成されるとき、カ
ーテンレール等に幕類を取付けるには、予め必要な個数
のカーテンランナーをカーテンレール等に挿入すると共
に、その吊下部に本発明の布吊下連結具の引掛鈎片を引
っ掛ける。次いで、幕類の上端縁に取付けられた面ファ
スナーテープの係着面を、前記整列している係着片の雄
係着面に順次押し当てながら軽く押圧していき、幕類の
取付けを終了する。
【0016】また、例えば本発明の係着具に係着された
カーテンを、その上端縁から下方に剥離させようとする
場合に、係着具の下端部において全てのフック方向と剥
離方向が一致するため極めて円滑に剥離がなされるよう
になり、下端部に配されたフック片に対して不要な力が
作用せず、長期の使用に耐える。また、この場合にカー
テン荷重が係着具の下端よりも上方に位置するフック方
向を上方に向けたフック片にかかるとしても、同フック
片の下方にはフック方向を下方に向けたフック片が存在
するため、バックアップ機能が働き、大きく変形するこ
ともないため、繰り返して離脱がなされても疲労が増加
せず、長期の使用にも十分耐えて破断することがない。
更に、前記係着具の下端に係着するカーテン部分には様
々な方向からの力が作用するが、例えばカーテンに対し
て係着具の下端から離れるような外力が作用したときに
も、本発明の係着具によれば下端部のフック片がフック
方向を下向きにしているため外力に抗する力が働き、容
易には離脱せず、その結果、カーテンを係着具から外れ
にくくする。
【0017】一方、係着具の引掛部を首部を介して略円
弧状に形成すると共に、前記首部と前記引掛部との間の
開口部の形状を前記引掛部に続いて略直角に外方に延出
する直線部分をもつ鶴嘴状に形成するため、カーテンラ
ンナーに対して引っ掛けやすくなる。
【0018】更に本発明を自動車等の内装材の取付用係
着具に適用する場合には、基材の周辺に対して直交する
複数のフック片列の全列において、周辺部に沿った2段
のフック片の全てを外方に向けてあるため、内装材に加
わる外力を周辺に配された全てのフック片が分担して受
けるようになり、それだけ疲労が少なくなり、しかも内
装材を剥離する場合に基材の周縁部から順次中央に向け
て剥離していくとき、フック方向が基材の外周縁から内
側に向かうフック片列でも、その端縁部のフック片のフ
ック方向が外方を向いているため、初期の剥離抵抗が強
くなり係着具全体の剥離強度を一段と増加させる。
【0019】
【実施例】先ず、本発明をカーテン吊下用係着具に適用
した代表的な実施例を図面に従って具体的に説明する。
なお、本発明は図示例に限定されるものでないことは、
以降の説明により明らかにされる。特に、図示例ではカ
ーテン吊下用係着具4の雄係着面のフック列は上下方
向に延びる2列、5列、2列と並び、各列間に直線状の
平坦面43bを形成しているが、同平坦面43bは後述
するエジェクトピンに対応して局部的に形成することも
でき、また図示例では中央の5列のフック列におけるフ
ック方向上方に向けると共に、中央の5列に平坦面43
を介して隣接する2列のフック列のうち内側のフック
方向を下方に向け、外側のフック列のフック方向を上方
に方に向くようにしているが、このフック方向は限定さ
れるものではなく、必要に応じて多様に変更でき、或い
は図示しないが雄係着面を縦横複数に区画すると共に各
区画毎にフック方向を異ならせることもある。
【0020】図1は本発明の代表的な構成をもつカーテ
ン吊下連結具4を使用したカーテン取付部の一部を分解
して示す斜視図であり、符号1は幕類たるカーテンであ
り、同カーテン1の上端縁には全長にわたって所定の間
隔をおいて雌の面ファスナーテープ片11が添設されて
いる。また、符号2は案内部材たるカーテンレールであ
り、断面が略C状をなし下面にスリット状の開口部2a
を有する長尺型材からなる。
【0021】 図示実施例によれば、本発明のカーテン
吊下用係着具4は、図2に示すごとくカーテンランナー
3のリング3aに引っ掛けられる引掛部41と、プレー
ト状の基材42とからなる。また、前記基材42の一表
面には多数のフック片43が竝立している。多数のフッ
ク43は図面の上下に延びる列Rをなすと共に、左右方
向に多数列が形成される。図示例によると、フック列R
は総計9列であり、中央に5列、その左右に所定の間隔
をおいて2列づつが配列されている。また、図示例では
前記中央の5列のフック片43の向きを上方に向け、前
記左右の2フック列Rのフック片43の向きをそれぞれ
上方と下方に向けているが、これに限定されない。
【0022】ここで、本発明のカーテン吊下用係着具4
の特徴とする部分は、上記引掛部41、プレート状の基
材42及びフック片43が合成樹脂材料からなる一体成
形品であることと、前記フック列Rのフック方向と、前
記引掛部材41の開口部41aの形状にある。図1〜図
3に示した実施例によれば、フック方向が上方に向けら
れた中央の5列のフック列Rにおいて、その下端部に配
される2段のフック片43aのフック方向を下方に向け
て形成すると共に、左右の上方に向けたフック列Rの下
端部に配される2段のフック片43aの方向をも下方に
向けて形成するため、少なくとも下端部2段のフック片
43aの方向は全て下方に向いていることになる。
【0023】かかる構成により、例えば係着具4に係着
されたカーテン1を、その上端縁から下方に剥離させよ
うとする場合に、係着具4の下端部においてフック方向
と剥離方向が一致するため極めて円滑に剥離がなされる
ようになり、下端部に配されたフック片43aに対する
不要な力が作用せず、長期の使用によっても破断するこ
とがなくなる。また、この場合にカーテン荷重が前記係
着具4の下端から3段目のフック片43にかかるとして
も、同フック片43は下方に2段目及び1段目のフック
片43aが存在するためバックアップ機能が働くと共
に、基材42が存在するため同フック片43は破断する
ほどには大きく変形することもないため、繰り返して離
脱がなされても疲労が増加せず、長期の使用にも十分に
耐え得る。更に、前記係着具4の下端に係着するカーテ
ン部分には様々な方向からの力が作用するが、例えば図
5に示すごとくカーテン1に係着具4の下端から離れる
ような外力が作用したときにも、本発明の係着具4によ
れば下端部のフック片43aが下方を向いているため外
力に抗する力が働き、容易には離脱せず、その結果、カ
ーテン1を係着具4から外れにくくする。
【0024】一方、上記引掛部41を首部41bを介し
て略円弧状に形成すると共に、前記首部41aと前記引
掛部41との間の開口部41aの形状を前記引掛部41
に続いて外方に延出する直線部分41cをもつ鶴嘴状に
形成して、カーテンランナー3のリング3aに対して引
っ掛けやすくしている。勿論、本発明では引掛部41は
上記形状に限定するものではなく、様々な変形が可能で
ある。
【0025】また、図1及び図2に示す例では本発明の
カーテン吊下用係着具4が単独部材からなる場合を示し
ているが、本発明では図3及び図4に示すごとく複数の
カーテン吊下用係着具4を所定の間隔をおいて一本以上
の紐やテープ等の線条5により連設する場合をも包含す
る。この場合にも、個々のカーテン吊下用係着具4にお
ける引掛部41は上述の構造と同様の構造を備え、上述
の機能と同様の機能を有している。この場合、前記線条
5は合成樹脂線条や合成繊維製の糸条、組紐、テープ等
からなり、強度と可撓性とを兼ね備えている。こうして
基材42同士を線条5で連結するときは、カーテン1の
上端縁の全長にわたって間欠的に添設される被係着片で
あるループ片11aを有する雌面ファスナー片11の間
隔を、前記線条5の長さ方向に間欠的に取り付けられた
基材の間隔より所望の長さだけ大きくする。こうするこ
とで、カーテン吊下用係着具4をカーテン1に列設され
た雌面ファスナー部材11に順次係着したときに、隣合
う雌面ファスナー部材11間の長さと隣合うカーテン吊
下用係着具4間の線条5の長さとの差だけカーテン1が
弛むことになり、その部分で自動的にプリーツが形成さ
れることになる。
【0026】また、カーテン吊下用係着具4を線条5に
より連結するには、前記基材42を線条5と一体化しな
がら連続的に成形すればよい。即ち、基材42の成形用
キャビティと線条5の案内路とを組み合わせた射出用成
形金型に、連続供給される線条5を前記案内路を通して
案内し通過させながら、同時に基材42を射出成形する
ことにより、連続する長尺の線条5に前記カーテン吊下
用係着具4を所定の間隔をもって連続的に一体成形す
る。
【0027】 次に、上記カーテン吊下用係着具4を単
独に成形する工程につき簡単に説明する。射出成形金型
としては、例えばカーテン吊下用係着具4の裏面部形成
用キャビティを有する固定型と、同基材42の表面部形
成用キャビティを有する可動型と、同可動型の表面に配
設され、2枚一組で引掛部材41を成形するための半割
金型及び同じく2枚一組で1列のフック片43を成形す
る多数組のフック成形用キャビティを有する半割金型群
とからなる金型が使用される。可動型が前記半割金型群
と共に固定型方向に移動して型閉がなされると、同金型
のキャビティ内にスプルー及びランナーを通して溶融樹
脂が射出され、冷却後に型開がなされると、先ず半割り
の引掛鈎成形用キャビティとフック成形用キャビティが
左右に開き、製品を型外に取り出す。このとき引掛部材
41及び基材42のフック片43は半割りキャビティ内
に付着して残るため、外力を加えない限り製品を可動型
からスムースに取出すことが出来ない。そこで、型開後
に可動型を通してエジェクトピンが作動され、上記左右
2列の平坦面部分を押圧して製品を型外に強制的に突き
出す。即ち、本実施例では上記係着具表面の一部にフッ
43が形成されない平坦面43bを作り、その部分
にエジェクトピンを作用させ、製品の取り出しを円滑に
行えるようにしている。図示例では、エジェクトピンの
作用部分は上述のごとく上下方向に並ぶ2列、5列、2
列のフック列Rとの間に形成される直線状の2平坦面4
3bにより構成される。
【0028】かくして本実施例のカーテン吊下用係着具
4は、一回の射出により引掛部材41と基材42とが同
時に一体成形されるものであるから生産性に優れている
ことは勿論のこと、エジェクトピンにより製品取出しが
確実になされると共に、フック列にはエジェクトピンが
衝接することがないため、フック列を損傷させることも
ない。また、本発明では引掛部41と基材42とが同一
材料から構成されるため彩色にあたっても同一色調が容
易に得られるものであり、更には引掛部材41が合成樹
脂材料からなるため、その引っ掛ける相手である合成樹
脂製のカーテンランナーをも傷めることもなく、耐久性
が確保される。
【0029】なお、上記各実施例ではカーテン1の上端
縁に取り付けられる雌面ファスナー部材11を通常の編
織成により得られる繊維ループを有する雌面ファスナー
が使われているが、該面ファスナーに代えて本発明のカ
ーテン吊下用係着具4における基材42と同様の構造を
持つ射出成形品を使用することも可能である。しかして
この場合、本発明のカーテン吊下用係着具4のフック方
向とカーテン1に取付ける面ファスナー部材のフックの
向きが逆になるように配置することが肝要であり、しか
もカーテン1に取り付ける面ファスナー部材のフックを
下向きとすることが、カーテン1の自重に対して外れに
くいものとすることができ効果的である。
【0030】次に、本発明を自動車用内装材の取付用係
着材に適用した代表的な実施例について図面を参照しな
がら説明する。図6は同係着具の平面図、図7は同正面
図、図8は同側面図である。これらの図において、45
は本発明に係る車室内のボディ部60に固着するための
方形状の係着具(内装材係着具)、110は自動車の内
装材70に固着された方形状の雌係着片である。これら
の係着具45及び雌係着片110はそれぞれ板状の基材
46,111を有している。
【0031】ボディ係着具45の基材46の一表面には
多数のフック片47が竝立して形成され、他面の中央に
は先端に弾性係着部48を有し、その平断面が略矩形状
をなす柱状突起48aが基材46と一体に形成されてい
る。図示例では、前記基材46の一表面を4区画に分
け、隣合う区画内に配設される前記フック片47のフッ
ク方向を90°偏向させると共に、各区画内に多数のフ
ック片47が整列する複数のフック片列Rが平行に形成
され、隣合う各列内のフック片47のフック方向を逆向
きにしている。しかも、フック列Rが基材46の周辺に
対して直交し且つフック方向が内方に向いているフック
列Rに配されたフック片47のうち、基材46の周辺に
近い部分の2個のフック片47aを全て外向きに形成し
ている。即ち、基材46の周辺に直角に配された複数の
フック片列Rの全てにおいて、周辺部に沿った2段のフ
ック片47aの全てが外方を向いていることになる。
【0032】かかるボディ係着具45の場合にあって
も、相手部材である内装材70を支持するフック片47
は基材46の周縁に最も近い部分に配されたフック片4
7aであるため、この周縁部のフック片には繰り返し荷
重が加わると、上記布吊下係着具と同様に他のフック片
47に比べて疲労度が増加しやすい。また、この種の係
着具45から内装材70を剥離する場合は基材46の周
縁部から順次中央に向けて剥離していくため、既述した
ごとくフック方向が基材の外周縁から内側に向かうフッ
ク片列R-1では初期の剥離抵抗が弱く、係着具全体の剥
離強度を低下させる原因となっている。
【0033】これに対して、本発明では上述のごとく基
材46の周辺に対して直交する複数のフック片列Rの全
列において、周辺部に沿った2段のフック片47aの全
てが外方を向いているため、内装材70に加わる外力を
前記フック片47aの全てが分担して受けるようにな
り、それだけ疲労が少なくなり、しかも内装材70を剥
離する場合に基材46の周縁部から順次中央に向けて剥
離していくとき、図9に示すごとくフック方向が基材の
外周縁から内側に向かうフック片列R-1でも、その端部
の2個のフック片47aのフック方向が外方を向いてい
るため、初期の剥離抵抗が強くなり係着具全体の剥離強
度も一段と増加する。
【0034】一方、本実施例では上記弾性係着部48の
柱状突起48aは略矩形断面を有しており、その上面の
長手方向の前後に全体が下方に湾曲した双翼状の左右弾
性翼片48b,48c を2組備えており、しかも前記
弾性翼片48b,48cの突出長さを左右で異ならせて
いる。更に、前後2組の左右弾性翼片48b,48c
は、図8及び図9に示すように斜めに交差して位置する
翼片48b,48b;48c,48c同士の突出長さを
同一としている。そして、突出長さが長い方の翼片48
b,48bの先端と基材46の表面間の寸法Lは、ボデ
ィ部60の厚さとほぼ等しい寸法としている。
【0035】 また、図示例では基材46の四隅にリブ
状の突設部49を前記柱状突起48aと同一方向に突設
している。上記基材46、フック片47、弾性翼片48
b,48c 、柱状突起48a並びにリブ状突設部49
は射出成形によって一体成形される。一方の雌係着片1
10の基材111はボディ係着具45とほぼ同一寸法の
方形をなしており、その一表面には定法により多数のル
ープ片112が形成されている。
【0036】従って、本発明の係着具45と前記雌係着
片110とをもって面ファスナーが構成され、両者を向
かい合わせて押圧すると、両者は互いに係着して全面接
合する。
【0037】以上の構成からなる係着具を、例えば自動
車の天井部やドアパネル部に内装材を固定するために使
用するときは、内装材70の裏面(反室内側)の所定位
置に接着剤や粘着剤等の固着剤を介して雌係着片110
がループ片112を表面に向けて予め固着されている。
【0038】一方のボディ係着具45は、その弾性係着
部48が上面をテーパ状に形成してあるため、ボディ部
60に形成された略矩形状の孔60aに挿通させると前
後2組の双翼状の弾性翼片48b,48cは孔61の内
面により押し縮められ、柱状突起48aが前記孔61に
嵌着すると同時に前記双翼状の弾性翼片48b,48c
はボディ部60の上面で弾性的に復元して拡がり、その
先端で孔60aの周縁部上面を押圧する。このとき、基
材46の四隅に突設されたリブ状の突設部49はボディ
部60の下面に当接しており、ボディ部60は弾性係着
部48及びリブ状突設部49に挟持された状態でボディ
係着具45を固着する。
【0039】前記リブ状突設部49の存在は、ボディ係
着具45の基材46とボディ部60との間に僅かな間隙
を形成し、ボディ係着具45をボディ部60に係着させ
るときに前記間隙分だけ基材46をボディ部60に向け
て撓ませることを可能にし、弾性係着部48が確実にボ
ディ部60の孔60aを通過するため左右翼片48b ,48
c のボディ部60に対する係着も確実性を増す。しか
も、ボディ係着具45をボディ部60に係着させた後
は、基材46にはボディ部60から離隔する方向の弾力
が作用するため、前記係着を強固なものにする。
【0040】こうしてボディ部60に固着されたボディ
係着具45のフック片47に向けて、内装材70に固着
された雌係着片110のループ片112を押し付ける
と、両者は全面で接合し、内装材70がボディ部60に
固定されることになる。
【0041】ところで、ボディ部60に形成される上記
孔60aの周囲には、既述したとおり通常局部的なバリ
が発生しており、そのため前記孔60aの深さは必ずし
もボディ部60の厚さと等しくならないことが多い。こ
のように孔60aの深さがボディ部60の厚さと等しく
ないときは、従来の内装材係着具であると弾性係着部が
孔を通過できず、係着がなされなくなるが、本発明によ
れば左右の翼片48b,48b の突出長さが異なり、しかも2
組の左右翼片48b,48c;48b,48c のうち斜め対称位置にあ
る翼片48b,48b;48c,48c 同士は同一の突出長さを有して
いるため、たとえ長い方の翼片12a がバリ等と干渉して
孔61を通過できない場合にも、斜め対称位置にある短
い翼片48c,48c はバリ等よる干渉を受けることなく孔6
0aを確実に通過することができ、少なくとも斜め対称
位置にある2個の前記翼片48c,48cはボディ部6
0に係着されるようになる。
【0042】なお、本発明では基材46に設けられるリ
ブ状突設部49は必ずしも設ける必要はなく、更にはそ
の突設位置も基材形状が方形、円形の場合、その周縁に
所定の間隔をおいてブロック状に突設することも可能で
あり、三角形の場合は各頂点に突設することが好まし
く、これらの場合、内装材(板体)70が平面状である
のみならず、球面状であっても適宜対応できる。また基
材自体の可撓性を増すために基材の所望位置に貫通孔や
溝部を形成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく本発明の係
着具によれば、全てを一体成形により製造されるため、
生産性に優れるばかりでなく、全てが同一素材からなる
ため、彩色にあたっても幕類の模様等に合った色調の彩
色が施しやすく、多様な要求にも対応でき、外観が優れ
た高品質の製品が得やすい。
【0044】特に本発明によれば、例えばカーテン等の
吊下げ用に用いられる係着具にあっては、同係着具に配
される各フック列の端部フック片のフック方向を全て端
縁から外向きとするため、成形により得られるフック片
であっても従来は折損しやすかった基材の端部に配され
るフック片に過度な曲げ応力が作用せしないようにな
り、繰り返し応力にも十分に耐えられる耐久性に富んだ
係着具が得られる。
【0045】また本発明を、例えば車両パネルと内装材
とを添設するための係着具として使用する場合には、基
材の周辺に対して直交する複数のフック片列の全列にお
いて、周辺部に沿ったフック片の全てのフック方向を外
方を向けているため、内装材に加わる外力を周辺部に沿
った前記フック片の全てが分担して受けるようになり、
それだけ疲労が少なくなり、しかも内装材を剥離する場
合に基材の周縁部から順次中央に向けて剥離するとき、
フック方向が基材の外周縁から内側に向かうフック片列
でも、その端部のフック片のフック方向は外方を向いて
いるため、初期の剥離抵抗が強くなり係着具全体の剥離
強度も一段と増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるカーテン用係着
具が適用されたカーテン取付部の一取付け手順を示す斜
視図である。
【図2】線条により複数の同係着具が連設された一実施
例を示す側面図である。
【図3】同係着具の裏面図である。
【図4】同係着具が適用されるカーテンの一部上端を示
す正面図である。
【図5】同係着具の機能説明図である。
【図6】本発明に係る内装材用係着具の平面図である。
【図7】同係着具の使用状態を示す正面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】同係着具の機能説明図である。
【図10】従来の布吊下用係着具と内装材係着具との課
題を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カーテン(幕類) 11 雌面ファスナー片 11a ループ片 2 カーテンレール(案内部材) 2a スリット状開口部 3 カーテンランナー(布吊下部材) 3a リング 4 カーテン用係着具 41 引掛部 41a 開口部 41b 首部 41c 直線部 42 基材 43,43a フック片 45 ボディ係着具 46 基材 47,47a フック片 48 弾性係着部 48a 柱状突起 48b,48c 弾性翼片 49 突設部 5 線条 60 ボディ部 60a 孔 70 内装材 110 雌係着片 111 基材 112 ループ片 R フック片列

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数のループ片(11a) を有する相
    手部材の係着部と係着し、表面に多数のフック片(43,4
    7) が複数列(R) に配されて基材(42,46) と一体に成形
    されてなり、各列ごとのフック片(43,47) のフック方向
    は列方向に向けられ、各列のフック方向は必ずしも一様
    でない合成樹脂製の係着具(4,45)であって、 同係着具
    (4,45)に配される各フック列(R) の端部フック片(43a,4
    7a) のフック方向を全て端縁から外向きとしてなること
    を特徴とする係着具。
  2. 【請求項2】 前記相手部材がカーテンなどの吊下布
    (1) であり、前記基材(42)の上端に首部(41b) を介して
    鈎状の引掛部(41)を有すると共に、基材表面の下端縁に
    配されるフック片(47a) のフック方向を全て下方に向け
    てなる請求項1記載の係着具。
  3. 【請求項3】 前記引掛部(41)の開口部(41a) が、略円
    弧状部分に続いて略直角に外方に延びる直線部分(41c)
    を有する鶴嘴状をなしている請求項2記載の係着具。
  4. 【請求項4】 前記相手部材が板状の内装材(70)であ
    り、ある程度の剛性をもつ平板状の基材(46)表面に多数
    のフック片列(R) を有すると共に、基材周縁部に対して
    直交するフック片列(R) の基材周縁部に位置する全ての
    フック片(47a) のフック方向が外方に向けられ、基材(4
    6)の裏面中央には先端に双翼状の弾性係着部(48)を有す
    る柱状突起(48a) が形成され、同弾性係着部(48)が取付
    体(60)に形成された係着孔(60a) に挿通されて同取付体
    (60)に係着固定される請求項1記載の係着材。
  5. 【請求項5】 前記弾性係着部(48)は、前記柱状突起(4
    8a) の先端に少なくとも2組以上連設されると共に、そ
    の連設方向に隣接する左右翼片(48b,48c) の各突出長さ
    が交互に長短となるように設定されてなる請求項4記載
    の係着具。
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