JP2003235719A - ローマンシエード - Google Patents

ローマンシエード

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JP2003235719A
JP2003235719A JP2002039107A JP2002039107A JP2003235719A JP 2003235719 A JP2003235719 A JP 2003235719A JP 2002039107 A JP2002039107 A JP 2002039107A JP 2002039107 A JP2002039107 A JP 2002039107A JP 2003235719 A JP2003235719 A JP 2003235719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降コードをカーテン生地と一緒に吊り桿か
ら取り外して洗濯することが出来、その吊り桿への付け
替えに手間取らず、一般家庭での使用に適した昇降コー
ド引込タイプのローマンシエードを得る。 【解決手段】 吊り桿11に吊り下げられるカーテン生
地の横幅方向と高さ方向に所要の間隔で取り付けられて
高さ方向に一直線状に並ぶ昇降ガイド13に通した昇降
コード14の下端をカーテン生地12の下縁部に接合
し、その昇降コードの先端をカーテン生地の上縁部に取
り付けられている上縁部ガイド16と吊り桿の端部に設
置されたストッパー17とを経由して引き出し、ストッ
パーから垂れ下がる昇降コードを引いて開閉操作するロ
ーマンシエードにおいて、カーテン生地を吊り桿に係止
する係止手段18とストッパー17をカーテン生地の上
縁部に接合すると共に、吊り桿に係止する係止手段19
をストッパー17に付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上縁部を吊り桿に
取り付けて吊り下げられるカーテン生地の横幅方向と高
さ方向にそれぞれ所要の間隔をおいて取り付けられて高
さ方向に一直線状に並ぶ昇降ガイドに通した昇降コード
の下端をカーテン生地の下縁部に接合し、その昇降コー
ドの先端を当該カーテン生地の上縁部に取り付けられて
いる上縁部ガイドと吊り桿の端部に設置されたストッパ
ーとを経由して引き出し、そのストッパーから垂れ下が
る昇降コードの先端を引いてカーテン生地を開閉操作す
るローマンシエードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ローマンシエードには、昇降コードの操
作方法からして、カーテン生地の上縁部を取り付ける吊
り桿に平行に設けた回転シリンダーに昇降コードの先端
を接合し、回転シリンダーを回転させて昇降コードを巻
き上げ巻き戻して開閉操作する昇降コード巻取タイプ
と、カーテン生地の上縁部を取り付ける吊り桿の端部に
設けたストッパーを経由して引き出された昇降コードの
先端を引いて開閉操作する昇降コード引出タイプがあ
る。その何れのタイプのものでも、カーテン生地の洗濯
を容易にするため、カーテン生地の上縁部と吊り桿の間
は、ホック、フック、面ファスナー等の対をなす係止手
段を介して着脱自在に係止されている。多く場合、係止
手段には面ファスナーが使用されている。吊り桿の正面
には、雌雄対をなす一方の面ファスナーが、鈎片植設面
を外向きにして接着剤によって接合されている。面ファ
スナーの多くは、テープ状のパイル布帛として織成又は
編成されており、鈎状先端を成すカットパイルが雄型面
ファスナーの鈎片植設面を構成し、ループパイルが雌型
面ファスナーの鈎片植設面を構成している。雌雄対をな
す他方の面ファスナーは、鈎片植設面を外向きにしてカ
ーテン生地の上縁部に縫合されている。昇降コードの下
端は、カーテン生地の下縁部に取り付けられているリン
グに結び付けるか、又は、昇降コードの下端に輪奈状の
結び目を付け、その結び目をカーテン生地の下縁部に取
り付けられているフックに引っかける等して着脱自在に
カーテン生地に係止されている。多くの場合、昇降ガイ
ドはカーテン生地に縫い付けられており、昇降コードの
下端をカーテン生地から外し、昇降コードを昇降ガイド
から引き抜いてカーテン生地から引き離し、雌雄対をな
す面ファスナーを引き剥がし、カーテン生地を吊り桿か
ら取り外して洗濯することが出来るようになっている。
尚、ローマンシエードのなかには、昇降ガイドがホック
やフックによってカーテン生地に着脱自在に係止されて
いるものもあり、そのようなカーテン生地では、昇降コ
ードを昇降ガイドから引抜く手間が省ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のローマンシエー
ドでは、カーテン生地だけを吊り桿から取り外して洗濯
することが出来るものの、昇降コードは、回転シリンダ
ー或いは吊り桿とストッパーに取り付けられたまま残さ
れ、カーテン生地と一緒に洗濯されることはない。この
ため、折角洗濯して綺麗にしたカーテン生地も、昇降コ
ードに付着している汚染物質によって汚され易い状態で
使用されることになる。仮に、昇降コードに付着してい
る汚染物質が目立たない程度に僅かであり、それによっ
てカーテン生地が然程汚染されないとしても、綺麗に洗
濯されたカーテン生地と洗濯されない昇降コードの間の
汚染物質の有無による外観上の差異が目立ち易く、ロー
マンシエード全体の美観が損なわれる。そしてカーテン
生地の付け替え時には、数多くの昇降ガイドに昇降コー
ドを通し直さなければならず、又、昇降ガイドがホック
やフックによってカーテン生地に着脱自在に係止されて
いるものでは、昇降ガイドに昇降コードを通し直す手間
が省けるとしても、それ以上に昇降ガイドの付け替えに
手間取って煩わしく、結局カーテン生地を洗濯せず汚れ
たまま長期使用している、と言うのが実情である。
【0004】特開平11−4749には、昇降コードを
回転シリンダーに着脱自在に係止し、洗濯時には昇降コ
ードをカーテン生地と一緒に回転シリンダーから取り外
して洗濯し得るように工夫された昇降コード巻取タイプ
のローマンシエードが開示されている。しかし、特開平
11−4749は、開閉操作機構が異なる昇降コード引
出タイプのローマンシエードには適用出来ない。そし
て、昇降コード巻取タイプのローマンシエードは、吊り
桿の他に回転シリンダーと回転駆動装置が付設されてい
る分だけ昇降コード引出タイプに比して嵩張り、その開
閉操作機構が複雑で装置として大仕掛けのものになり、
コストも割高になり、一般家庭での使用には不向きであ
る。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、昇降コードをカーテン
生地と一緒に吊り桿から取り外して洗濯することが出
来、その吊り桿への付け替えに手間取らず、一般家庭で
の使用に適した昇降コード引込タイプのローマンシエー
ドを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上縁部を吊り
桿11に取り付けて吊り下げられるカーテン生地の横幅
方向と高さ方向にそれぞれ所要の間隔をおいて取り付け
られて高さ方向に一直線状に並ぶ昇降ガイド13に通し
た昇降コード14の下端をカーテン生地12の下縁部に
接合し、その昇降コードの先端15をカーテン生地の上
縁部に取り付けられている上縁部ガイド16と吊り桿の
端部に位置するストッパー17とを経由して引き出し、
ストッパーから垂れ下がる昇降コードを引いて開閉操作
するローマンシエードにおいて、吊り桿11にカーテン
生地を係止する係止手段18とストッパー17をカーテ
ン生地12の上縁部に接合すると共に、その吊り桿11
にストッパーを係止するための係止手段19をストッパ
ー17に付設したことを第1の特徴とする。
【0007】本発明に係るローマンシエードの第2の特
徴は、上記第1の特徴に加えて、カーテン生地12の上
縁部に接合されている係止手段18とストッパー17に
付設されている係止手段19が面ファスナーであり、ス
トッパー17に付設されている面ファスナー19がカー
テン生地12の上縁部に接合されている点にある。
【0008】本発明に係るローマンシエードの第3の特
徴は、上記第1および第2の何れかの特徴に加えて、上
縁部ガイド16が平板な舌片21に昇降コード14を通
す挿通孔を設けて構成されており、その舌片21がカー
テン生地11の上縁部に接合されている点にある。
【0009】本発明に係るローマンシエードの第4の特
徴は、上記第1、第2および第3の何れかの特徴に加え
て、ストッパー17が平板な舌片22を具備し、その舌
片22がカーテン生地11の上縁部に接合されている点
にある。
【0010】本発明に係るローマンシエードの第5の特
徴は、上記第1、第2、第3および第4の何れかの特徴
に加えて、カーテン生地12の上縁部に接合されている
係止手段18とストッパー17に付設されている係止手
段19が面ファスナーであり、ストッパー17に付設さ
れている面ファスナー19がカーテン生地12の上縁部
に接合されており、上縁部ガイド16が平板な舌片21
に昇降コード14を通す挿通孔を設けて構成されてお
り、ストッパー17が平板な舌片22を具備し、それら
の舌片21・22が、それぞれ上記面ファスナー18・
19とカーテン生地12の上縁部の間に挟み込まれてカ
ーテン生地12の上縁部に接合されている点にある。
【0011】本発明に係るローマンシエードの第6の特
徴は、上記第5の特徴に加えて、面ファスナー18・1
9とカーテン生地12の上縁部の間に挟み込まれている
上記各舌片21・22の上縁部24・25が前記面ファ
スナー18・19の上縁23から突き出ており、その突
き出た舌片の上縁部24・15が、直角に折れ曲がって
当該面ファスナー18・19の鈎片植設面26の外側に
折曲端縁27・28を形成している点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本案ローマンシエードを
図示し、カーテン生地12の上縁部と吊り桿11には係
止手段としての雌雄対応する面ファスナー18・19・
20が取り付けられており、吊り桿11とカーテン生地
12の間は着脱自在になっている。14は、カーテン生
地12をたくし上げて開閉操作する昇降コードであり、
カーテン生地に取り付けたリング昇降ガイド13に通さ
れ、その下端はカーテン生地12の下端部に接合されて
おり、その先端(下端に対する他方の端末)14は、カ
ーテン生地の上縁部に取り付けられている上縁部ガイド
16とストッパー17を経由してカーテン生地の側縁部
に引き出され、そのストッパー17から垂下している。
リング昇降ガイド13は、テープ29に突設されてお
り、そのテープ29を縫合してカーテン生地12に取り
付けられている。上縁部ガイド16からは平板な舌片2
1が突出している。
【0013】ストッパー17の機構は、平板な円柱形固
定ガイド30と、揺動アーム31に担持されて揺動する
平板な円柱形揺動ガイド32によって構成されている。
揺動アーム31はバネ材に弾性付勢されており、揺動ガ
イド32は揺動アーム31に揺動されて固定ガイド30
の周面に圧着するようになっている。固定ガイド30、
揺動アーム31、揺動ガイド32、バネ材等の部材は、
ボックス型のカバーの中に収められており、そのカバー
からは平板な舌片22が突出している。昇降コード14
は、固定ガイド30と揺動ガイド32の間を通ってスト
ッパー17から引き出されている。昇降コード14は、
それらのガイド30・32の間で把持され、その昇降コ
ード14を引っ張って緊張させると、その張力を受けて
揺動アーム31が揺動し、揺動ガイド32と固定ガイド
30の間の隙間が広がって昇降コード14が移動し、カ
ーテン生地12の開閉操作が可能になる。図1には、説
明の都合上最も単純なストッパーの内部機構を図示して
いる。しかし、ストッパー17の内部機構は、図1に図
示するものに限定されず、従来公知の種々の機構、例え
ば、実公平5−46716(実開昭63−12887
6)、実開平7−1286、実開平6−36472、実
開昭61−120882〜126885等に開示されて
いる従来公知の機構を適用することが出来る。
【0014】上縁部ガイド16の舌片21とストッパー
17の舌片22は、面ファスナー18・19に重ね合わ
されてカーテン生地12に縫合されている。それらの舌
片21・22は軟質プラスチックで構成し、軟質プラス
チックと布帛を積層して硬く構成するときは、ミシン孔
を穿設して縫合し易くしておく。それらの舌片21・2
2を硬質プラスチックで構成するときは、上縁部ガイド
本体16やストッパー17のカバーとプラスチック射出
成形によって一体的に形成することも出来る。又、固定
ガイド30、揺動アーム31、揺動ガイド32、バネ材
等のストッパー17の部材は、プラスチックによって射
出成形し、適宜耐蝕性のステンレス製部材によって補強
するとよい。上縁部ガイド16とストッパー17には一
般市販の昇降ガイドやストッパーを利用することが出来
る。一般市販のストッパーを利用する場合には、それを
ストッパー本体38とし、その正面に舌片22をビス止
め、或いは、接着してストッパー17を構成する(図
4)。又、一般市販の昇降ガイドを利用する場合には、
それをガイド本体39とし、それを舌片21にビス止
め、溶接、縫い付け、或いは、直接又はリングを介して
引っ掛けて上縁部ガイド16を構成する(図5)。
【0015】図1には、上縁部ガイド16とストッパー
17を吊り桿11に着脱自在に係止する係止手段として
面ファスナー18・19・20を図示している。しか
し、それらの係止手段18・19・20は面ファスナー
に限らず、ホックやフック、その他蟻溝を有する部材と
蟻溝に嵌合する部材、鈎状部材と平板な部材等、着脱自
在に係合する公知の一対の部材によって構成することが
出来る。
【0016】前記の通り、面ファスナーは、カーテン生
地と吊り桿を着脱自在に係止する係止手段として従来の
ローマンシエードにも使用されている。その従来のロー
マンシエードでは、無数のパイル状鈎片の植設されてい
る鈎片植設面を垂直にして面ファスナーが使用されてお
り、面ファスナーの取り付けられる吊り桿の垂直な取付
面(正面)の上側は水平な天端になっている。その取付
面と天端の境目は、それらが直角に交わる稜線になって
いるか、又は、取付面から天端の上に垂直に突き出た補
強用のフランジになっている。この点に着目するとき、
面ファスナー18・19に重ね合わせて一緒にカーテン
生地12の上縁部に取り付けられる上縁部ガイドの舌片
21やストッパーの舌片22は、それらの上縁を面ファ
スナー18・19の上縁23の上に突き出し、それらの
突き出た上縁部24・25を吊り桿側(11)に直角に
折り曲げて突き出させ、その直角に突き出た折曲端縁2
7・28を吊り桿11の正面(取付面)と天端33が直
角に交わる稜線34に引っ掛け(図2)、或いは又、そ
のように直角に折り曲げてから更に直角に下向きに折り
曲げて舌片21・22の上縁部24・25をク字形ない
し7字形断面形状にし、その下向きになった折曲端縁2
7・28と舌片21・22の間に、吊り桿11の正面
(取付面)から天端33の上に垂直に突き出た補強用の
フランジ35に嵌合する嵌合溝36・37を形成し、そ
の嵌合溝36・37をフランジ35に嵌め合わせ(図
3)、カーテン生地12を面ファスナー18・19・2
0によって吊り桿11に着脱自在に係止するとよい。
【0017】そうすると、吊り桿11とカーテン生地1
2の間の雌雄対応する面ファスナー18・19・20を
引き剥がす程の下向きの強い引張荷重がカーテン生地1
2に作用するようなことがあっても、その引張荷重は舌
片21・22の折曲端縁27・28から吊り桿の天端3
3に伝わり、又、嵌合溝36・37を形成したもので
は、その嵌合溝36・37と補強用のフランジ35が強
く嵌合するので、面ファスナー18・19・20の間が
剥離し、カーテン生地12が吊り桿11から外れて落下
する危険はなくなる。このように、カーテン生地12や
ストッパー17の吊り桿11からの離脱を防止するに
は、面ファスナー18・19の他に、舌片21・22の
折曲端縁27・28の如くホックやフック等の2種類以
上の係止手段をカーテン生地12やストッパー17に付
設して、吊り桿11に着脱自在に係止するとよい。
【0018】ストッパー17のカーテン生地12からの
離脱を回避するには、図示する如く、カーテン生地12
を吊り桿11に着脱自在に係止する面ファスナー18と
ストッパー17を吊り桿11に着脱自在に係止する面フ
ァスナー19を連続させ、その連続した面ファスナー1
8・19を介してストッパー17をカーテン生地12に
接合するとよく、そのようにすると、カーテン生地12
とストッパー17の間に集中荷重して作用してストッパ
ー17との接合箇所でカーテン生地12が破れるような
不具合は回避され、又、ストッパー17がカーテン生地
12の全幅に続く面ファスナー18・19を介して吊り
桿11に着脱自在に確り接合され、開閉操作過程で昇降
コードから受ける外力によってストッパー17が吊り桿
11から外れるような不具合も回避される。
【0019】
【発明の効果】本発明(請求項1)のローマンシエード
では、吊り桿に係止する係止手段18とストッパー17
がカーテン生地12の上縁部に接合されている。このた
め、吊り桿11からカーテン生地12を外すときは、カ
ーテン生地12と一緒に昇降ガイド13も昇降コード1
4も、又、ストッパー17も吊り桿11から外され、昇
降コード14を昇降ガイド13やストッパー17から取
り外す必要はなく、それらをカーテン生地12と一緒に
丸洗いすることが出来、吊り桿11への付け替えに手間
取らず、一般家庭での使用に適した昇降コード引込タイ
プのローマンシエードが得られる。そして、ストッパー
17は、カーテン生地12の上縁部に接合されているだ
けではなく、ストッパー自体17にも、それを吊り桿に
係止する係止手段19が付設されているので、開閉操作
過程で昇降コード14から受ける外力がカーテン生地1
2に直接作用することはなく、その外力が直接作用して
カーテン生地12のストッパー17との接合箇所が破れ
るようなことは起こらない。従って、本発明(請求項
1)は、裏側を透視することが出来る程度に薄手の布帛
をカーテン生地12に使用したローマンシエードに効果
的である。
【0020】本発明(請求項2)のローマンシエードで
は、カーテン生地12の上縁部に接合されている係止手
段18とストッパー17に付設されている係止手段19
が面ファスナーであり、ストッパー17に付設されてい
る面ファスナー19がカーテン生地12の上縁部に接合
されている。このため、カーテン生地12とストッパー
17の間に集中荷重して作用してカーテン生地12のス
トッパー17との接合箇所に破れが発生するようなこと
はなく、又、ストッパー17がカーテン生地12の全幅
に続く面ファスナー18・19を介して吊り桿11に着
脱自在に確り係止されることにもなり、開閉操作過程で
昇降コード14から受ける外力によってストッパー17
が吊り桿11から外れるようなことも回避される。
【0021】本発明(請求項3)のローマンシエードで
は、上縁部ガイド16が平板な舌片21に昇降コード1
4を通す挿通孔を設けて構成されている。このため、上
縁部ガイド16をミシン掛けによってカーテン生地12
の上縁部に縫合し、カーテン生地12の上縁部を体裁よ
く仕上げることが出来、上縁部ガイド16をカーテン生
地12の上縁部に簡便に確り接合することが出来、その
接合箇所がカーテン生地の丸洗い時も、カーテン生地1
2の吊り桿11への付け替え時にも邪魔にならない。
【0022】本発明(請求項4)のローマンシエードで
も、ストッパー17が平板な舌片22を具備するので、
ストッパー17をミシン掛けによってカーテン生地12
の上縁部に縫合し、カーテン生地の上縁部を体裁よく仕
上げることが出来、ストッパー17をカーテン生地12
の上縁部に簡便に確り接合することが出来、その接合箇
所がカーテン生地の丸洗い時も、カーテン生地12の吊
り桿11への付け替え時にも邪魔にならない。
【0023】本発明(請求項5)のローマンシエードで
は、上縁部ガイドの舌片21とストッパーの舌片22
が、面ファスナー18・19とカーテン生地12の上縁
部の間に挟み込まれているので、カーテン生地12の上
縁部を体裁よく仕上げることが出来、上縁部ガイド16
をカーテン生地12の上縁部に簡便に確り接合すること
が出来、その接合箇所がカーテン生地の丸洗い時も、カ
ーテン生地12の吊り桿11への付け替え時にも邪魔に
ならず、カーテン生地12の上縁部ガイド15やストッ
パー17との接合箇所が、面ファスナー18・19で補
強されるので、その接合箇所から洗濯時に破れが発生す
ることはない。
【0024】本発明(請求項6)によると、カーテン生
地12やストッパー17が、面ファスナー18・19だ
けではなく、カーテン生地12の上縁部から突き出た上
縁部ガイド16やストッパー17の折曲端縁27・28
によっても吊り桿11に係止されているので、不慮の外
力がカーテン生地12や昇降コード14に作用しても、
吊り桿11にから外れるようなことも回避される。
【0025】以上の通り、本発明によると、昇降コード
をカーテン生地と一緒に吊り桿から取り外して洗濯する
ことが出来、その吊り桿への付け替えに手間取らず、不
慮の外力がカーテン生地や昇降コードに作用しても、吊
り桿11にから外れるようなことはなく、一般家庭での
使用に適した昇降コード引込タイプのローマンシエード
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローマンシエードのカーテン生地
の吊り桿との着脱状態を示す要部斜視図である。
【図2】本発明に係るローマンシエードのカーテン生地
の吊り桿との着脱状態を示す要部斜視図である。
【図3】本発明に係るローマンシエードのカーテン生地
の吊り桿との着脱状態を示す要部斜視図である。
【図4】本発明に係るストッパーの組み立て斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る上縁部ガイドの組み立て斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 吊り桿 12 カーテン生地 13 昇降ガイド 14 昇降コード 15 昇降コードの先端 16 上縁部ガイド 17 ストッパー 18・19 係止手段(面ファスナー) 20 面ファスナー 21・22 舌片 23 面ファスナーの上縁 24 舌片の上縁部 25 舌片の上縁部 26 鈎片植設面 27・28 折曲端縁 29 テープ 30 固定ガイド 31 揺動アーム 32 揺動ガイド 33 天端 34 稜線 35 フランジ 36・37 嵌合溝 38 ストッパー本体 39 ガイド本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁部を吊り桿(11)に取り付けて吊
    り下げられるカーテン生地の横幅方向と高さ方向にそれ
    ぞれ所要の間隔をおいて取り付けられて高さ方向に一直
    線状に並ぶ昇降ガイド(13)に通した昇降コード(1
    4)の下端をカーテン生地(12)の下縁部に接合し、
    その昇降コードの先端(15)をカーテン生地の上縁部
    に取り付けられている上縁部ガイド(16)と吊り桿の
    端部に位置するストッパー(17)とを経由して引き出
    し、ストッパーから垂れ下がる昇降コードを引いて開閉
    操作するローマンシエードにおいて、吊り桿(11)に
    カーテン生地を係止する係止手段(18)とストッパー
    (17)がカーテン生地(12)の上縁部に接合されて
    おり、且つ、その吊り桿(11)にストッパーを係止す
    るための係止手段(19)がストッパー(17)に付設
    されているローマンシエード。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載のカーテン生地(1
    2)の上縁部に接合されている係止手段(18)とスト
    ッパー(17)に付設されている係止手段(19)が面
    ファスナーであり、ストッパー(17)に付設されてい
    る面ファスナー(19)がカーテン生地(12)の上縁
    部に接合されている前掲請求項1に記載のローマンシエ
    ード。
  3. 【請求項3】 前掲請求項1に記載の上縁部ガイド(1
    6)が平板な舌片(21)に昇降コード(14)を通す
    挿通孔を設けて構成されており、その舌片(21)がカ
    ーテン生地(11)の上縁部に接合されている前掲請求
    項1に記載のローマンシエード。
  4. 【請求項4】 前掲請求項1に記載のストッパー(1
    7)が平板な舌片(22)を具備し、その舌片(22)
    がカーテン生地(11)の上縁部に接合されている前掲
    請求項1に記載のローマンシエード。
  5. 【請求項5】 前掲請求項1に記載のカーテン生地(1
    2)の上縁部に接合されている係止手段(18)とスト
    ッパー(17)の付設されている係止手段(19)が面
    ファスナーであり、ストッパー(17)に付設されてい
    る面ファスナー(19)がカーテン生地(12)の上縁
    部に接合されており、上縁部ガイド(16)が平板な舌
    片(21)に昇降コード(14)を通す挿通孔を設けて
    構成されており、ストッパー(17)が平板な舌片(2
    2)を具備し、それらの舌片(21・22)が、それぞ
    れ上記面ファスナー(18・19)とカーテン生地(1
    2)の上縁部の間に挟み込まれてカーテン生地(12)
    の上縁部に接合されている前掲請求項1に記載のローマ
    ンシエード。
  6. 【請求項6】 前掲請求項5に記載の面ファスナー(1
    8・19)とカーテン生地(12)の上縁部の間に挟み
    込まれている上記各舌片(21・22)の上縁部(24
    ・25)が前記面ファスナー(18・19)の上縁(2
    3)から突き出ており、その突き出た舌片の上縁部(2
    4・15)が、直角に折れ曲がって当該面ファスナー
    (18・19)の鈎片植設面(26の外側に折曲端縁
    (27・28)を形成している前掲請求項6に記載のロ
    ーマンシエード。
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