JPH0650585U - 布製幕体 - Google Patents

布製幕体

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Publication number
JPH0650585U
JPH0650585U JP9229992U JP9229992U JPH0650585U JP H0650585 U JPH0650585 U JP H0650585U JP 9229992 U JP9229992 U JP 9229992U JP 9229992 U JP9229992 U JP 9229992U JP H0650585 U JPH0650585 U JP H0650585U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
cloth
sewing
cord
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP9229992U
Other languages
English (en)
Inventor
克史 村上
Original Assignee
エスエム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エスエム工業株式会社 filed Critical エスエム工業株式会社
Priority to JP9229992U priority Critical patent/JPH0650585U/ja
Publication of JPH0650585U publication Critical patent/JPH0650585U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】布製幕体の意匠価値及び商品価値が損なわれる
のを防止でき、且つ、縫製時間及び縫製工程を削減する
ことのできる布製幕体を提供する。 【構成】生地編成時に於いて、カーテンレールの下面側
に垂下される各昇降コードに沿って、同各昇降コードの
挿通が許容される大きさの各コード挿通環をカーテンの
横糸又は縦糸を環状に突出して予め編成するので、昇降
コードとカーテンとを取付ける場合、カーテンの裏面側
にリングテープやガイドリング等を縫合固定するような
手間及び作業が省け、布製幕体の縫製に要する作業時間
及び縫製工程を削減して、縫製コストの低減及び納期の
短縮を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、四角窓、三角窓、半円窓、出窓、天窓等の特異形状を有 する窓部に吊設されるような布製幕体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のような窓部に対して布製幕体を開閉自在に吊設する方法として は、例えば、図3に示すように、カーテン開閉装置11を構成するカーテンレー ル12の下面側長手方向に6本の各昇降コード13…を所定等間隔に隔てて垂下 し、同側端部に各昇降コード3…の引下げ位置をロック固定又はロック解除する ロックユニット4を固定すると共に、各昇降コード13…に沿ってカーテン15 を編成する生地の裏面側垂直方向に布製の各リングテープ16…を夫々縫合固定 し、同各リングテープ16…上に縫合固定した合成樹脂製の各ガイドリング17 …に各昇降コード13…を夫々挿通して、各昇降コード13…の下端部とカーテ ン15の下端側縁部とを縫合固定する吊設方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のようにカーテン15を吊設する場合、生地縫製時に於いて、カ ーテン15を編成する生地の裏面側垂直方向に多数本の各リングテープ16…1 本ずつ縫い付けなければならず、1枚のカーテン15を縫製するのに手間及び時 間が掛る。且つ、カーテン15の表面側に各リングテープ16…の縫い目が出る だけでなく、カーテン15に縫い付けられた各リングテープ16…が室内側及び 室外側から視認可能であるため、カーテン15の意匠価値が低下するという問題 点を有している。
【0004】 また、汚れたカーテン15をクリーニング処理する場合、カーテン15及び各 リングテープ16…を編成する生地の収縮率が異なると、各リングテープ16… を縫合した部分に不必要な皺が付いてしまい、カーテン15の意匠価値及び商品 価値が損なわれるという問題点も有している。
【0005】 この考案は上記問題に鑑み、生地編成時に於いて、布製幕体の横糸又は縦糸を 環状に突出してコード挿通環を編成することにより、布製幕体の意匠価値及び商 品価値が損なわれるのを防止でき、縫製に要する作業時間及び縫製工程を削減し て、製作コストの低減及び納期の短縮を図ることができる布製幕体の提供を目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、多数本の横糸及び縦糸で編成した布製幕体の裏面側に線条コード を張架すると共に、上記布製幕体の裏面側に張架した線条コードに沿って、該線 条コードの挿通が許容される大きさのコード挿通環を布製幕体の横糸又は縦糸を 環状に突出して適宜数編成した布製幕体であることを特徴とする。
【0007】
【作用】
この考案は、生地編成時に於いて、布製幕体の横糸又は縦糸を環状に突出して コード挿通環を適宜数編成することにより、生地の裏面側にリングテープやガイ ドリングを縫合固定する必要が無くなり、布製幕体の縫製作業が容易に行える。
【0008】
【考案の効果】
この考案によれば、布製幕体の生地編成時に於いて、布製幕体の横糸又は縦糸 を環状に突出してコード挿通環を予め編成することにより、従来例のようにカー テンの裏面側にリングテープやガイドリング等を縫合固定するような手間及び作 業が省け、布製幕体の縫製に要する作業時間及び縫製工程を削減して、縫製コス トの低減及び納期の短縮を図ることができる。
【0009】 しかも、布製幕体を編成する一部の横糸又は縦糸により各コード挿通環を形成 するので、布製幕体に編成された各コード挿通環の視認がリングテープ等に比べ て目立たず、布製幕体の表裏両面からリングテープ等の縫い目が全く無くなる。 且つ、布製幕体を編成する生地全体の収縮率が同一であるため、布製幕体をクリ ーニング処理しても不必要な皺が付いたりせず、布製幕体の意匠価値及び商品価 値が損なわれるのを防止できる。
【0010】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は布製幕体の一例として布製カーテンを手動式のカーテン開閉装置に吊設 するときの取付け方法を示し、図1及び図2に於いて、このカーテン開閉装置1 は、カーテンレール2の一側端部に垂下した6本の各昇降コード3…を利用者の 手で引下げ操作すると共に、同側端部に固定したロックユニット4により各昇降 コード3…の引下げ位置をロック固定又はロック解除して、窓部全体(図示省略 )を覆う大きさに形成した布製のカーテン5を任意の高さ位置に昇降調節する。
【0011】 上述のカーテン5は、カーテンレール2の下面側長手方向に6本の各昇降コー ド3…を所定等間隔に隔てて垂下し、同各昇降コード3…の上端部をカーテンレ ール2内部に軸支した6個の各ガイドローラ6…を介してロックユニット4に一 括挿入し、同ロックユニット4下部に垂下した各昇降コード3…を1本に束ねて カーテン5の下端側縁部に縫合固定している。且つ、カーテンレール2の長手側 正面部にマジックテープ(図示省略)を介してカーテン5の上端側縁部を着脱自 在に貼着固定している。
【0012】 且つ、カーテン5の生地編成時に於いて、カーテン5を編成する生地の裏面側 垂直方向に、上述した各昇降コード3…に沿って適宜数の各コード挿通環5a… を所定等間隔に隔てて予め編成し、カーテンレール2の下面側に垂下した6本の 各昇降コード3…を、カーテン5の裏面側垂直方向に編成した各コード挿通環5 a…に夫々挿通して、同各昇降コード3…の下端部とカーテン5の下端側縁部と を縫合固定している。すなわち、化学繊維や天然繊維等の同一収縮率を有する素 材で形成された多数本の各横糸5b…と多数本の各縦糸5c…とでカーテン5を 編成すると共に、昇降コード3と対向するカーテン5の各横糸5b…のみを環状 に突出して、適宜本数の各横糸5b…のみで昇降コード3の上下動が許容される 大きさのコード挿通環5aを編成している。なお、カーテン5の各縦糸5c…を 環状に突出して各コード挿通環5a…を編成するもよい。
【0013】 図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、カーテン開閉装置1を構 成する各昇降コード3…とカーテン5との取付け方法を説明する。 先ず、図1に示すように、カーテンレール2の長手側正面部とカーテン5の上 端側縁部とをマジックテープ(図示省略)で貼着固定した後、カーテンレール2 の下面側に垂下した6本の各昇降コード3…を、各昇降コード3…に沿ってカー テン5の裏面側垂直方向に編成した各コード挿通環5a…に夫々挿通し、同各昇 降コード13…の下端部とカーテン15の下端側縁部とを縫合固定する。
【0014】 この後、カーテンレール2の一側端部に垂下した6本の各昇降コード3…を利 用者の手で引下げ操作し、同各昇降コード3…の引下げ位置をロックユニット4 によりロック固定又はロック解除して、カーテン5を任意の高さ位置に昇降調節 するので、各昇降コード3…に沿ってカーテン5を垂直方向に開閉することがで きる。
【0015】 以上のように、カーテン5の生地編成時に於いて、カーテン5の横糸5b又は 縦糸5cを環状に突出してコード挿通環5aを予め編成するので、従来例のよう にカーテン15の裏面側にリングテープ16やガイドリング17を縫合固定する ような手間及び作業が省け、カーテン5の縫製に要する作業時間及び縫製工程を 削減して、縫製コストの低減及び納期の短縮を図ることができる。
【0016】 しかも、カーテン5を編成する一部の各横糸5b…により各コード挿通環5a …を形成するので、カーテン5に編成された各コード挿通環5a…の視認がリン グテープ16に比べて目立たず、カーテン5の表裏両面からリングテープ16の 縫い目が全く無くなる。且つ、カーテン5を編成する生地全体の収縮率が同一で あるため、汚れたカーテン5をクリーニング処理しても不必要な皺が付いたりせ ず、カーテン5の意匠価値及び商品価値が損なわれるのを防止できる。
【0017】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の布製幕体は、実施例のカーテン5に対応し、 以下同様に、 線条コードは、昇降コード3に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0018】 上述したカーテン5の取付け方法は、例えば、カーテンレール2下部に軸受し た各巻取りドラム(図示省略)に各昇降コード3…を巻取り及び巻戻ししてカー テン5を垂直開閉する装置にも適用でき、且つ、出窓、天窓、三角窓、円形窓等 の窓部(図示省略)に対してカーテン5を開閉自在に吊設するときにも適用する ことができ、上述の実施例に示すようなカーテン開閉装置1にみに用途が限定さ れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカーテン開閉装置を示す全体背面図。
【図2】昇降コードとカーテンとの取付け状態を示す要
部拡大断面図。
【図3】従来例のカーテン開閉装置を示す全体背面図。
【符号の説明】
1…カーテン開閉装置 2…カーテンレール 3…昇降コード 4…ロックユニット 5…カーテン 5a…コード挿通環 5b…横糸 5c…縦糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数本の横糸及び縦糸で編成した布製幕体
    の裏面側に線条コードを張架すると共に、 上記布製幕体の裏面側に張架した線条コードに沿って、
    該線条コードの挿通が許容される大きさのコード挿通環
    を布製幕体の横糸又は縦糸を環状に突出して適宜数編成
    した布製幕体。
JP9229992U 1992-12-21 1992-12-21 布製幕体 Pending JPH0650585U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9229992U JPH0650585U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 布製幕体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9229992U JPH0650585U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 布製幕体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0650585U true JPH0650585U (ja) 1994-07-12

Family

ID=14050537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9229992U Pending JPH0650585U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 布製幕体

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JP (1) JPH0650585U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029272A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Yasumasa Sugiyama ローマンシエードのカーテン生地

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