JP3060613U - 簾状ロ―マンシェ―ドの昇降コ―ド挿通環取付構造 - Google Patents

簾状ロ―マンシェ―ドの昇降コ―ド挿通環取付構造

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JP3060613U
JP3060613U JP1998010401U JP1040198U JP3060613U JP 3060613 U JP3060613 U JP 3060613U JP 1998010401 U JP1998010401 U JP 1998010401U JP 1040198 U JP1040198 U JP 1040198U JP 3060613 U JP3060613 U JP 3060613U
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久史 今泉
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿通環を簡単に取り付けることができ、作業
効率を向上させることができる簾状ローマンシェードの
昇降コード挿通環取付構造を提供する。 【解決手段】 挿通環18は、昇降コードが挿通する環
部18aと、開放端18eを有する係止部18bとを備
えており、係止部18bの開放端18eから織糸16に
係止部18bを引掛けることによって、挿通環18が簾
状スクリーン12に取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、簾状ローマンシェードの昇降コード挿通環取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の昇降コード挿通環取付構造としては、実開昭60−4293号 公報に記載されたものがある。
【0003】 かかる公報に記載された挿通環は、帯状体の織布に固定紐を直線状に配置して 移動可能に織り込み、適宜間隔に固定紐を突出させてリング部を形成し、該リン グ部に切り口を有する挿通環を挿通して固定紐を引張ることにより挿通環を織布 に挟着している。そして、スクリーンの上下方向に沿ってこの織布を固定するこ とにより、挿通環が所定間隔をあけてスクリーンに取り付けられる。
【0004】 また、簾状スクリーンの場合にあっては、適宜位置の経木に挿通環連結用の糸 を巻付け、その糸に挿通環を連結することによる、挿通環取付構造が採用されて いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の挿通環取付構造は、挿通環を取り付けるための別 の作業や別の部材が必要であり、効率が悪く、製造コスト上昇につながるという 課題がある。
【0006】 本考案は、かかる課題に鑑みなされたもので、請求項1ないし3記載の考案は 、挿通環を簡単に取り付けることができ、作業効率を向上させることができる簾 状ローマンシェードの昇降コード挿通環取付構造を提供することをその目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の考案は、窓枠等に固定されるヘッド レールと、多数の経木が上下に連設され経木連結用または意匠用の織糸が上下方 向に多数の経木に亘って織り込まれてなり、その上端がヘッドレールに固定され る簾状スクリーンと、簾状スクリーンの上下方向に所定間隔をあけて取り付けら れた複数の挿通環と、前記簾状スクリーンの下端に一端が連結されるとともに、 他端が挿通環を挿通して、ヘッドレール内へと導入される昇降コードと、を備え る簾状ローマンシェードにおいて、前記挿通環を簾状スクリーンに取り付ける昇 降コード挿通環取付構造であって、 前記挿通環は、昇降コードが挿通する環部と、開放端を有する係止部とを備え ており、係止部の開放端から前記織糸に係止部を引掛けることによって、挿通環 が簾状スクリーンに取り付けられていることを特徴とする。
【0008】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の前記挿通環の係止部が、さらに 、環部から一旦遠ざかり外方に突出した外方突出部と、環部の方へ再び接近した 外方突出部の端部から内方へ折れ曲がった内方折曲部と、内方折曲部の端部であ る前記開放端と、を備えていることを特徴とする。
【0009】 挿通環の取付作業は、挿通環の外方突出部から係止部を経木と経木の間に差し 込んで、環部に近接している開放端から織糸を係止部内へと移動させ、織糸に係 止部を挿通させることで、行うことができる。
【0010】 また、請求項3記載の考案は、請求項2記載の前記外方突出部が、三角形状で 外方に突出していることを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いて本考案の実施の形態を説明する。図1は、簾状ローマンシ ェードのスクリーンを表す一部切欠き斜視図である。
【0012】 図において、符号10は、窓枠等に固定されるヘッドレールであり、ヘッドレ ール10からは、該ヘッドレール10に上端が固定された簾状スクリーン12が 垂下されている。簾状スクリーン12は、多数の経木14が上下に連設されてな り、織糸16が上下方向に亘って織込まれている。織糸16は、複数本(図の例 では5本)がまとまり17となって、経木14を互い違いにその前後を往復しな がら、上下方向に進んでいる。また、この織糸16の1つのまとまり17の流れ に隣接して、他の織糸16のまとまり17が、位相を180度異ならして、同じ く経木14を互い違いにその前後を往復しながら、上下方向に進んでおり、全体 として簾状スクリーン12に、模様が形成されている。これらの織糸16は、多 数の経木14を連結する目的及び/または意匠の目的で設けられており、適宜の 形状を構成するように、織り込まれる。
【0013】 簾状スクリーン12の裏面には、その上下方向に沿って所定間隔をあけて挿通 環18、18、・・・が一列に取り付けられている。最下端に位置する挿通環1 8には、昇降コード20の一端が連結されており、昇降コード20の他端は、最 下端に位置する挿通環18よりも上方に位置する各挿通環18を挿通し、ヘッド レール10へと導入される。さらに昇降コード20の他端は、ヘッドレール10 に導入されると、ヘッドレール10のコードガイド10aを挿通し、コードガイ ド10aにおいて、90度方向転換されて、ヘッドレール10の長手方向に進み 、ヘッドレール10の一端側に設けられたストッパー22を通り、ヘッドレール 10の端部から導出され、つまみ24に連結される。
【0014】 上記挿通環18は、図3に示したように、例えば、ステンレス鋼製の線状材か らなり、昇降コード20が挿通する環部18aと、簾状スクリーン12に連結さ れる係止部18bとをそれぞれ備えている。係止部18bは、さらに、環部18 aから一旦遠ざかり三角形状に突出した外方突出部18cと、環部18aの方へ 再び接近した外方突出部18cの端部から内方へ折れ曲がった内方折曲部18d と、内方折曲部18dの端部である開放端18eと、を備えている。
【0015】 この挿通環18を簾状スクリーン12に取り付けるには、係止部18bを、そ の開放端18eから、織糸16に引掛けることによって、経木14に係止部18 bを係止する。より詳細には、図4に示したように、係止部18bの外方突出部 18cを隣合う経木14と経木14との間に差し込んで、織糸16のまとまり1 7同士の間に、係止部18bを挿入する(図4(a))。このとき、外方突出部 18cが三角形状で外方に突出しているため、係止部18bを織糸16のまとま り17同士の間に円滑に挿入することができる。係止部18bほぼ全体を挿入し た後(図4(b))、内方折曲部18dと環部18aとの間の隙間に、織糸16 を滑り込ませて(図4(c))、開放端18eから織糸16を係止部18b内へ と移動させる(図4(d))。これによって、織糸16が係止部18b内を挿通 するようになり、挿通環18は、経木14に係止される。こうして、簡単かつ迅 速に、挿通環18を取り付けることができる。一度、挿通環18が取り付けられ た後は、その開放端18eが係止部18b内にあり、内方折曲部18dと環部1 8aとの間の隙間が狭くなっているので、織糸16がこの隙間を抜けることがで きず、簡単に取れることはない。
【0016】 また、従来のように織布を介して挿通環をスクリーンに取り付ける必要はなく 、直接簾状スクリーン12に取り付けることができるので、部品点数が増加する こともない。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1ないし3記載の考案によれば、織糸を利用して 、挿通環を簾状スクリーンに取り付けることとしたので、部品点数が増加するこ となく、簡単に且つ迅速に取り付けることができ、作業効率を向上させることが できる。
【0018】 また、請求項2記載の考案によれば、挿通環の外方突出部から係止部を経木と 経木の間に差し込んで、環部に近接している開放端から織糸を係止部内へと移動 させ、織糸に係止部を挿通させる、といった簡単な作業で取り付けることができ 、一度取り付けらると、簡単に挿通環が外れることはない。
【0019】 また、請求項3記載の考案によれば、外方突出部が三角形状で突出しているた め、取付作業において、円滑に外方突出部を所望の箇所に挿入することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簾状ローマンシェードの実施の形態を
表す一部切欠き斜視図である。
【図2】挿通環が取り付けた状態を示す要部拡大背面図
である。
【図3】(a)は挿通環の側面図、(b)は挿通環の正
面図である。
【図4】(a)〜(d)は挿通環を簾状スクリーンに取
り付ける際の手順を示す図(図2の4−4線から見た
図)である。
【符号の説明】
10 ヘッドレール 12 簾状スクリーン 14 経木 16 織糸 18 挿通環 18a 環部 18b 係止部 18c 外方突出部 18d 内方折曲部 18e 開放端 20 昇降コード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠等に固定されるヘッドレール(1
    0)と、多数の経木(14)が上下に連設され経木連結
    用または意匠用の織糸(16)が上下方向に多数の経木
    (14)に亘って織り込まれてなり、その上端がヘッド
    レール(10)に固定される簾状スクリーン(12)
    と、簾状スクリーン(12)の上下方向に所定間隔をあ
    けて設けられた複数の挿通環(18)と、前記簾状スク
    リーン(12)の下端に一端が連結されるとともに、他
    端が挿通環(18)を挿通して、ヘッドレール(10)
    内へと導入される昇降コード(20)と、を備える簾状
    ローマンシェードにおいて、前記挿通環(18)を簾状
    スクリーン(12)に取り付ける昇降コード挿通環取付
    構造であって、 前記挿通環(18)は、昇降コード(20)が挿通する
    環部(18a)と、開放端(18e)を有する係止部
    (18b)とを備えており、係止部(18b)の開放端
    (18e)から前記織糸(16)に係止部(18b)を
    引掛けることによって、挿通環(18)が簾状スクリー
    ン(12)に取り付けられていることを特徴とする簾状
    ローマンシェードの昇降コード挿通環取付構造。
  2. 【請求項2】 前記挿通環(18)の係止部(18b)
    は、さらに、環部(18a)から一旦遠ざかり外方に突
    出した外方突出部(18c)と、環部(18a)の方へ
    再び接近した外方突出部(18c)の端部から内方へ折
    れ曲がった内方折曲部(18d)と、内方折曲部(18
    d)の端部である前記開放端(18e)と、を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の簾状ローマンシェー
    ドの昇降コード挿通環取付構造。
  3. 【請求項3】 前記外方突出部(18c)は、三角形状
    で外方に突出していることを特徴とする請求項2記載の
    簾状ローマンシェードの昇降コード挿通環取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101153854B1 (ko) * 2011-06-15 2012-06-18 주식회사 윈플러스 로만쉐이드 타입 블라인드지 및 이를 이용한 블라인드

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WO2012173412A3 (ko) * 2011-06-15 2013-04-04 주식회사 윈플러스 로만쉐이드 타입 블라인드지 및 이를 이용한 블라인드
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