JPH0584278U - 二重カーテンおよびその吊り具 - Google Patents

二重カーテンおよびその吊り具

Info

Publication number
JPH0584278U
JPH0584278U JP3970392U JP3970392U JPH0584278U JP H0584278 U JPH0584278 U JP H0584278U JP 3970392 U JP3970392 U JP 3970392U JP 3970392 U JP3970392 U JP 3970392U JP H0584278 U JPH0584278 U JP H0584278U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
hanging
window
double
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3970392U
Other languages
English (en)
Inventor
実 深江
Original Assignee
アスワン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アスワン株式会社 filed Critical アスワン株式会社
Priority to JP3970392U priority Critical patent/JPH0584278U/ja
Publication of JPH0584278U publication Critical patent/JPH0584278U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1本のカーテンレールに懸垂される室内側生
地と窓側生地とからなる二重カーテンにおいて、窓側生
地の所要量が室内側生地よりも少なく、表裏の生地が分
離可能な二重カーテンを提供する。 【構成】 間隔をおいてプリーツ3が形成された室内側
カーテン1のプリーツ部分に、差し込みピン軸13およ
びラチェット14を備えた縦長の吊り具本体11と、下
向きフック16と上向きフック17とを備え上記ラチェ
ット14と係合して上方から下方にのみ間欠的に移動可
能に嵌合された懸垂フック体12とからなる吊り具10
を取り付け、この吊り具10の上向きフック17にプリ
ーツのない窓側カーテン2を室内側カーテン1に対して
着脱可能に取り付けて二重カーテンとなした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二重構造でありながら表地と裏地が分離でき、しかも表地と共に開 閉できる表裏の装飾性に富んだ二重カーテンおよびその吊り具に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
建物の窓やガラス戸等(以下単に窓という)を室内側から装飾するための方法 としてカーテンが汎用されている。そして、このカーテンの構造やカーテン地と しては多種多様なものがあるが、カーテン地として装飾性の観点からプリント生 地が用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
プリント生地を使用したカーテンは、通常、プリント側を室内側となして縫製 されている。したがって、生地のプリント模様を選ぶことによって好みの室内装 飾ができるという利点があるが、窓側が生地の裏面となり室外から見えるカーテ ンが室内側よりも見苦しくなる。この不都合は、プリント地の裏側に別の生地を 縫着して表地と裏地とを一体化し、カーテンを二重構造となすことによって改善 することができる。 しかしながら、上記のように表地と裏地とを縫着一体化してなる二重構造のカ ーテンにおいては、全体が重厚となって洗濯が困難となるばかりでなく、洗濯す ると表地あるいは裏地の染料落ちでいずれかが汚染されるという事態が生じる場 合がある。その上、裏地も表地と実質的に同じ大きさの生地が必要となる。
【0004】 本考案の主目的は、上記した従来の二重カーテンの不都合を解消することであ り、また他の目的は本考案により改善された二重カーテン用として好都合な吊り 具を提供するものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、室内側のカーテンを従来のカーテンのように間隔をおいてプリーツ を形成した形態となし、その室内側カーテンの裏側に、プリーツのない窓側カー テンを室内側カーテンに縫着することなく室内側カーテンと共に開閉移動可能に 取り付けることによって上記した問題点を解決した。 即ち、本考案による二重カーテンは、間隔をおいてプリーツが形成された室内 側カーテンの裏側にプリーツのない窓側カーテンが着脱可能に取り付けられ、そ の窓側カーテンが室内側カーテンに装着された吊り具に懸垂されていることを特 徴としているものである。
【0006】 また、本考案の二重カーテン用吊り具は、室内側カーテンのプリーツ部に挿入 止着される差し込みピン軸を備えた縦長の吊り具本体と、この吊り具本体に設け られたラチェットと係合して上方から下方にのみ間欠的に移動可能に嵌合された カーテンレール側への懸垂フック体とからなる吊り具において、この懸垂フック 体の下部に、窓側カーテンを懸垂するための上向きフックを設けたことを特徴と しているものである。
【0007】 本考案の二重カーテンを構成する室内側カーテンとしては、従来同様に装飾性 に富んだ任意の生地が適用されるが、窓側カーテンとしては柔軟にして遮光性に 優れた薄生地が特に好ましい。そして、この窓側カーテンの上縁部に上記吊り具 の上向きフックに懸垂するためのループ手段を設け、従来のように室内側カーテ ンのプリーツ部に上記本考案の吊り具を止着したのちその吊り具の上向きフック 側に窓側カーテンを懸垂し、さらに、望ましくはこの表裏のカーテンを縫着する ことなくその端縁部適所において任意の止め具、例えば、ワンタッチピンボタン やスナップあるいはベルベット式ファスナー片等で分離可能に接合して二重カー テンとなすとよい。
【0008】 このようにして形成された二重カーテンは、上部に間隔をおいてプリーツを有 する室内側カーテンに、そのプリーツの形成分だけ幅寸法が小さい窓側カーテン が平面的に止着された状態となり、窓側カーテン生地の使用量が少なく経済的と なる。
【0009】 上記窓側カーテンの懸垂用のループ手段については特定を要するものではなく 、ループ用の紐を織込んだ細幅織物を縫着してもよく、また、ループ紐を直接縫 着してもよい。
【0010】
【作用】
間隔をおいてプリーツが形成された室内側カーテンは、従来同様に室内の装飾 作用を奏し、その室内側カーテンの裏側に取り付けられた窓側カーテンは、遮光 および保温の作用と外側からの見栄えをよくする。さらに、窓側カーテンは室内 側カーテンの吊り具に懸垂されているから、カーテンの開閉操作時には両カーテ ンを共に円滑に移動させることができる。
【0011】 また、本考案のカーテン吊り具においては、吊り具本体は、従来同様に室内側 カーテンを挟持し、この吊り具本体に設けられたラチェットと係合している懸垂 フック体は、その吊り具本体をカーテンレール側に懸垂係合するとともに、懸垂 フック体の下部に設けた上向きフックは窓側カーテンを室内側カーテンの裏面に 沿って懸垂し、1個の吊り具でもって表裏2枚のカーテンを吊り下げてその2枚 のカーテンを同時に開閉移動させる作用を奏する。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を示した図にもとづいて説明すると、図1において、1 は室内側カーテン、2は窓側カーテン、そして10は吊り具である。室内側カー テン1にはプリント模様の生地が適用され、上部に間隔をおいてプリーツ3が形 成され、そのプリーツ3の基部に吊り具10が装着され、この吊り具10に窓側 カーテン2が懸垂されて本考案の二重カーテンが形成されている。
【0013】 窓側カーテン2は遮光性に富んだ柔軟な高密度地が使用され、室内側カーテン 1のようなプリーツを有せず、図2に示しているように、室内側カーテン1側の 上部に、経糸および緯糸に細い合成樹脂モノフィラメントを用い一本の吊り下げ 用のループ紐4を織込んで織成された粗目の細幅地5が縫着され、このループ紐 4を後記する吊り具10の上向きフック17に引っ掛けて室内側カーテン1の裏 面に重ね合わされている。
【0014】 吊り具10は図3および図4に示しているように縦細な吊り具本体11と、こ の吊り具本体に沿って移動可能に嵌合された懸垂フック体12とからなる。吊り 具本体11には、室内側カーテン1のプリーツ3の基部に挿入止着される差し込 みピン軸13および垂直面に沿って列設されたラチェット14とを備え、懸垂フ ック体12には図5に示しているように、吊り具本体11のラチェット14に係 合して懸垂フック体12の上方への移動を阻止する爪片15と、カーテンレール 側へ吊り具10を懸垂するための下向きフック16を備え、さらに、その下部に 上向きフック17が設けられ、図3のように吊り具本体11に懸垂フック体12 が嵌合している状態においては、懸垂フック体12は吊り具本体11に沿って上 方から下方にのみ間欠的に移動できるようになっていて、この上向きフック17 に上記窓側カーテン2のループ紐4を引っ掛けることによって窓側カーテン2が 懸垂される。
【0015】 続いて、本考案の二重カーテンの形成要領について説明すると、まず縫製した 室内側カーテン1のプリーツ3の縫着部の下方から従来と同様の要領で吊り具本 体11の差し込みピン軸13を挿入して図2に示したように吊り具10をプリー ツ3の基部に止着し、続いて、上縁部にループ紐4を備えた窓側カーテン2を、 そのループ紐4を懸垂フック体12の下部の上向きフック17に引っ掛けて室内 側カーテン1の裏面側に窓側カーテン2を重ね合わせ、さらに、望ましくは、図 6に示したように両カーテン1,2の周縁適所を市販のワンタッチピンボタン1 8でもって離脱可能に接合し、しかるのち、懸垂フック体12の下向きフック1 6をカーテンレール20のカーテンランナ21に懸垂することによって、室内側 が装飾性の生地、そして、窓側が例えば遮光性に優れた生地からなる二重カーテ ンとなすものである。
【0016】
【考案の効果】
このように、本考案の二重カーテンは、間隔をおいてプリーツ3が形成された 室内側カーテン1の裏側にプリーツのない窓側カーテン2が着脱可能に取り付け られ、その窓側カーテン2が室内側カーテン1に装着された吊り具10に懸垂さ れてなるものであるから、表裏2枚の生地を一体化するように縫製したのちプリ ーツを有する二重カーテンとなす場合に比べて著しくカーテンの縫製が容易とな り、また窓側カーテン2にはプリーツが不要なため、裏地、即ち、窓側カーテン 用の生地の使用量が少なく経済的である。
【0017】 さらに、室内側カーテン1と窓側カーテン2とは分離可能であるため、両者を 別個に洗濯ができ、また、洗濯時には1枚物の生地であるから洗濯が容易なばか りでなく色落ちによる汚染の憂いもない。
【0018】 また、上記した本考案の二重カーテン用の吊り具10は、カーテンのプリーツ 部に挿入止着される差し込みピン軸13を備えた縦長の吊り具本体11と、この 吊り具本体11の垂直面に沿って列設されたラチェット14と係合して上方から 下方にのみ間欠的に移動可能に嵌合されたカーテンレール側への懸垂フック体1 2とから構成され、この懸垂フック体12の下部に窓側カーテン2を懸垂するた めの上向きフック17が設けられているから、吊り具本体11は、従来同様に室 内側カーテン1を挟持することができる。そして懸垂フック体12の下部に設け た上向きフック17に窓側カーテン2を室内側カーテン1の裏面に沿って懸垂し 、懸垂フック体12の上向きフック16をカーテンレール20側に懸垂係合させ ることにより、1個の吊り具10でもって表裏2枚のカーテン1、2を同時に開 閉移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重カーテンの懸垂状態を示した部分斜視図で
ある。
【図2】吊り具への取り付け要領を示した部分斜視図で
ある。
【図3】吊り具の側面図である。
【図4】吊り具の平面図である。
【図5】懸垂フック体の斜視図である。
【図6】二重カーテンの懸垂状態を示した側面図であ
る。
【符号の説明】
1 室内側カーテン 2 窓側カーテン 3 プリーツ 4 ループ紐 5 細幅地 10 吊り具 11 吊り具本体 12 懸垂フック体 13 差し込みピン軸 14 ラチェット 15 爪片 16 下向きフック 17 上向きフック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいてプリーツが形成された室内
    側カーテンの裏側にプリーツのない窓側カーテンが着脱
    可能に取り付けられ、その窓側カーテンが室内側カーテ
    ンに装着された吊り具に懸垂されていることを特徴とす
    る二重カーテン。
  2. 【請求項2】 窓側カーテンが室内側カーテンよりも柔
    軟な生地で形成されて上縁部に帯状の細幅地が縫着さ
    れ、その細幅地に吊り具のフックに懸垂される吊り下げ
    用のループ紐が装着されていることを特徴とする請求項
    1記載の二重カーテン。
  3. 【請求項3】 カーテンのプリーツ部に挿入止着される
    差し込みピン軸を備えた縦長の吊り具本体と、この吊り
    具本体の垂直面に沿って列設されたラチェットと係合し
    て上方から下方にのみ間欠的に移動可能に嵌合されたカ
    ーテンレール側への懸垂フック体とからなる吊り具にお
    いて、この懸垂フック体の下部に窓側カーテンを懸垂す
    るための上向きフックを設けたことを特徴とする二重カ
    ーテン用吊り具。
JP3970392U 1992-04-23 1992-04-23 二重カーテンおよびその吊り具 Pending JPH0584278U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3970392U JPH0584278U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 二重カーテンおよびその吊り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3970392U JPH0584278U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 二重カーテンおよびその吊り具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584278U true JPH0584278U (ja) 1993-11-16

Family

ID=12560374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3970392U Pending JPH0584278U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 二重カーテンおよびその吊り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584278U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101683170B1 (ko) * 2015-07-28 2016-12-06 김원자 결합식 커튼

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927815U (ja) * 1982-08-16 1984-02-21 厚生開発商事株式会社 脱臭箱

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927815U (ja) * 1982-08-16 1984-02-21 厚生開発商事株式会社 脱臭箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101683170B1 (ko) * 2015-07-28 2016-12-06 김원자 결합식 커튼

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5738159A (en) Window drape with selectively adjustable appearance
US5662147A (en) Fabric panel with inter-woven loops
US20110168340A1 (en) Interchangeable Curtain System
US20080017332A1 (en) Modular customizable panel window curtain system
US20150040316A1 (en) Easy-On Dust Ruffle
US20100051210A1 (en) Modular customizable panel window curtain system
US20190000256A1 (en) Curtain System
US3422879A (en) Drapery liner
US20030116287A1 (en) Arrangeable window treatments
US20060175021A1 (en) Multi-paneled drapery construction
JP2003116693A (ja) 布団カバー
US3338291A (en) Fixture for window hangings
US20100051214A1 (en) Modular customizable panel window curtain system
JPH0584278U (ja) 二重カーテンおよびその吊り具
CA2514855A1 (en) Raisable panel
US2587492A (en) Accessory for curtain drapes
CN209136135U (zh) 一种可层叠窗帘
GB2023419A (en) Duvets or the like
JP2706898B2 (ja) カーテンにおける吊り金具取付部の構造およびその縫製方法
CN218484296U (zh) 遮光美缝窗帘
US20040045684A1 (en) Pleated window treatments
US2809694A (en) Pleated drapery
JP3006166U (ja) 両面使用カーテン
JPH0715513Y2 (ja) ローマンシエード
JP3036615U (ja) カーテン吊り装置