JP2895104B2 - 集収容器の装入口内に容器を空にするための昇降・傾動装置 - Google Patents

集収容器の装入口内に容器を空にするための昇降・傾動装置

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JP2895104B2
JP2895104B2 JP1229479A JP22947989A JP2895104B2 JP 2895104 B2 JP2895104 B2 JP 2895104B2 JP 1229479 A JP1229479 A JP 1229479A JP 22947989 A JP22947989 A JP 22947989A JP 2895104 B2 JP2895104 B2 JP 2895104B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集収容器の装入口内へ容器収容物を放出す
るための、特に塵芥集収車両の集収容器内へ塵芥容器の
収容物を放出するための昇降・傾動装置であって、上部
リンクと下部リンクとを有する四辺形リンク機構が設け
られており、前記上部リンクと下部リンクが、空にすべ
き容器を受取って容器空け動作中及び空容器おろしに至
るまで該容器を確保する昇降・傾動フレーム及び、該昇
降・傾動フレームに対向配置された支持アームと連結さ
れて4つのヒンジ部位を形成しており、前記四辺形リン
ク機構の上部リンクに昇降運動と傾動運動を発生させる
制御式駆動装置が設けられている形式のものに関する。
〔従来の技術〕
西独国特許第1201756号明細書及び西独国特許第12407
76号明細書に基づいて公知になつている前記形式の昇降
・傾動装置では、昇降・傾動フレームを支持する四辺形
リンク機構は、装入口の範囲で水平軸を中心にして旋回
可能に支承された旋回アームに装着されており、その場
合該旋回アームに対する昇降・傾動フレームの相対的な
昇降運動はシリンダ‐ピストンユニツトによつて、また
水平旋回軸を中心とする旋回アームの旋回運動は旋回駆
動装置によつて発生される。
前記形式の昇降・傾動装置において昇降運動と傾動運
動とを共に発生させるために唯一のシリンダ‐ピストン
ユニツトを設けることも西独国特許第2654542号明細書
及び西独国特許出願公告第1266213号明細書に基づいて
公知であり、しかも西独国特許第2654542号明細書によ
れば前記シリンダ‐ピストンユニツトは下部リンクに、
或いは選択的に上部リンクにも係合せねばならず、また
西独国特許出願公告第1266213号明細書によれば上部リ
ンクに係合せねばならない。両刊行物に開示された技術
によればシリンダ‐ピストンユニツトの下端部は集収容
器にか又は該集収容器に固定されたエレメントに支持さ
れていなければならない。
前記西独国特許第1201756号及び西独国特許第1240776
号による構成では2つの別個の駆動装置並びに、該両駆
動装置の稼働過程とその順序とを保証する制御装置が必
要であり、多額の装置費を計上することになるのに対し
て、西独国特許第2654542号及び西独国特許出願公告第1
266213号に基づく昇降・傾動装置では、集収容器にそれ
自体組付けることのできる閉じたユニツトとしてつまり
完結ユニツトとして昇降・傾動装置を構成することは不
可能である。それというのは集収容器にシリンダ‐ピス
トンユニツトをヒンジによつて枢着支持することは付加
的な組付け部位を必要とすることになり、また旋回アー
ムの旋回軸位置に対して調和させる必要も生じるからで
ある。
西独国特許出願公開第3319644号明細書に基づいて公
知になつている昇降・傾動装置では、四辺形リンク機構
において昇降・傾動フレームに対向配置されている後部
ヒンジレバーが、四辺形リンク機構を超えて上方に向つ
て延長された旋回アームとして構成されており、該旋回
アームは水平軸線を中心として旋回可能に装入口の下位
で支承されている。昇降・傾動装置用の駆動装置はこの
場合、テレスコープシリンダを以て構成されたシリンダ
‐ピストンユニツトから成り、該シリンダ‐ピストンユ
ニツトは下端では旋回可能に昇降・傾動フレームと枢着
結合され、また上端では、集収容器に固定装着された支
持アームに旋回可能に枢着結合されている。このように
構成された駆動装置は、装入口の面積範囲の外側方に配
置されている。従つて、テレスコープシリンダとして構
成された駆動装置は昇降・傾動装置の切換・制御装置の
操作域に沿つて延びており、その結果操作員の危険を高
めることになる。更にテレスコープシリンダとして構成
された駆動装置はコスト高になる。
以上に述べた公知のすべての昇降・傾動装置では、昇
降・傾動フレームに対置された後部ヒンジレバーを、四
辺形リンク機構を超えて張出されて集収容器に枢着され
た旋回アームとして構成していることによつて、装入口
と、空にすべき容器の円弧状の傾動経路との重なりが比
較的小さい。それゆえに容器縁部は旋回アームの旋回軸
の直ぐ上位で装入口の縁部を介してガイドされている。
従つて集収容器の内部に通じる斜向シユート壁が必要と
され、該斜向シユート壁を介して、容器から落ちる収容
物が集収容器の内部へ滑り込むことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の課題は、容器を空にするための昇降・傾動装
置を実質的に改良して、機械的経費をできるだけ僅かに
すると共に、装入口と空にすべき容器の運動経路との広
い覆合(重なり)を可能にし、ひいては集収容器内へ容
器収容物を直接注ぎ込めるようにし、しかも昇降・傾動
装置を装入口の範囲に簡単にかつ僅かな所要スペースで
組付けることのできるコンパクトなユニツトとして構成
することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決する本発明の構成は、前記駆動装置
が、装入口が存在する範囲に装備された旋回駆動装置で
あり、前記四辺形リンク機構の上部リンクが前記旋回駆
動装置と伝力結合されており、前記四辺形リンク機構の
4つのヒンジ部位のうちの1つである支持アームが、前
記旋回駆動装置に旋回可能に装着されていて、上部リン
クを最も下方に旋回させた状態の出発位置では前記支持
アームが前記装入口の付近に設けたストッパ部材に当接
するという点にある。
〔作用〕
駆動装置を旋回駆動装置として構成しかつ上部リンク
を該旋回駆動装置と伝力結合、つまり力を伝達するよう
に結合したことによって、駆動装置から上部リンクへの
動力伝達効率の改善が得られる一方、空にすべき容器の
円弧状運動経路による装入口の覆合度が著しく拡大され
る。後部ヒンジレバーと下部リンクは今やただ、昇降・
傾動フレームと、該昇降・傾動フレームによつて受取ら
れた容器とのためのガイド機能と支持機能を果たせばよ
いことになる。更に本発明の昇降・傾動装置は、構造全
体の見通しが利きかつ運転確実性が高いという利点を有
している。
〔発明の有利な構成手段と作用〕
本発明の有利な構成では、上部リンクが、旋回駆動装
置の駆動軸と結合されて、該駆動軸により旋回駆動され
るようになっているのに対して、支持アームは、規定さ
れた旋回範囲内で自由に旋回可能に前記旋回駆動装置の
駆動軸に支承されている。この構成手段により本発明の
昇降・傾動装置は有利に、それ自体で閉じた、つまり完
結したユニツトとして構成することができ、該ユニツト
はただ1つの固定部位、つまり旋回駆動装置の装着部位
を装入口の範囲に必要とするにすぎない。例えば旋回駆
動装置は装入口の少なくとも一方の垂直側縁部の範囲に
配置することができる。この配置態様によつて昇降・傾
動装置がその出発位置において事実上装入口全体を解放
するので、容器に納まらないような物品、例えば粗大ご
みや充填塵芥袋の装入口への装入を支障なく行えるとい
う利点が得られる。
装入口の少なくとも一方の垂直側縁部に旋回駆動装置
を装着する場合、昇降・傾動フレームによつて受取られ
た容器を特に簡単に確実に空にすることを保証するため
には上記リンクは、実質的に水平にかつ装入口の平面に
対して平行に延在する固定的な支持脚片を有し、該支持
脚片には、四辺形リンク機構の4つのヒンジ部位のうち
の1つを形成するように昇降・傾動フレームが旋回可能
に装着されている。この場合上部リンクが旋回駆動装置
の駆動軸に結合されるリンクレバーを有しており、支持
脚片が上部リンクのリンクレバーから側方にクランク状
に片持式に張出して装入口の範囲に延びているのが有利
である。その場合また支持アームも上部リンクと同様
に、装入口の垂直側縁部に接近して配置されており、支
持アームの、駆動軸とは反対側の領域が、昇降・傾動フ
レームの、運動方向に対して平行な中心平面内に位置す
るように屈曲されているのが有利である。支持アーム
が、旋回範囲の下限を規定する対応受けエレメントを有
しており、該対応受けエレメントが、4つのヒンジ部位
のうちの1つを形成する下部リンクを旋回可能に支承す
るための支承部を有している。その場合支持アームの対
応受けエレメントの下部リンクは実質的に、昇降・傾動
フレームの、運動方向に対して平行な中心平面内に位置
しているのが有利である。このようにすれば出発位置に
おける昇降・傾動フレームの特に安定した位置と、昇降
・傾動フレームによる、空にすべき容器の特に確実な受
取りと、容器空け動作中の容器の確実なガイドが保証さ
れる。
旋回駆動装置の範囲に1つのヒンジ部位が位置してい
る該四辺形リンク機構が上部リンクの上向運動の経過中
に、程度の差こそあれ広く開旋回された4つのヒンジレ
バーの相互位置にもたらされ、かつこのような開旋回位
置で、四辺形リンク機構構成部分のそれ以上の相互旋回
を阻止するようにロツクされる場合には、前記容器空け
動作時における容器のガイドが更に著しく改善される。
これを本発明の思想の範囲内で達成するために、上部リ
ンクの上向運動の経過中に作用する制限装置が設けられ
ており、該制限装置は、四辺形リンク機構の各構成部分
が、制限装置の作用後に相互旋回するのを阻止するよう
に構成されている。前記制限装置は、最も単純な形式で
は、上部リンクの上向運動の経過中に互に当接する2つ
のストツパ部材を有し、一方のストツパ部材は上部リン
クに、また他方のストツパ部材は昇降・傾動フレームに
配置されている。その場合制限装置の両ストッパ部材の
いずれか一方が調整移動可能に構成されていてもよく、
このようにすればリフト距離もしくはリフト動作と傾動
動作との間の移行点を調整することが可能である。
また、上部リンクの上向運動の経過中に作用する四辺
形リンク機構用錠止装置が設けられており、該四辺形リ
ンク機構用錠止装置は、昇降・傾動フレームと上部リン
クとが制限装置の作用後に上向運動する際に昇降・傾動
フレームと上部リンクの相互位置を固定するようにする
ことも可能である。これによって四辺形リンク機構は傾
動動作時には、ヒンジレバーの相互位置が固定的に確保
された準剛性構造体を形成する。この付加的な四辺形リ
ンク機構用錠止装置は特に単純な構成では、両ストツパ
部材を突合せ状態に保つ制御式の錠止フツクを含んでい
る。このために例えば錠止フツクは作用位置と不作用位
置へ旋回可能に支承されており、かつ、旋回運動を惹起
する重力アームを有していることができる。
更に本発明では、受取られた容器を上部リンクの上向
運動の経過中に昇降・傾動フレーム上で錠止するための
容器用錠止装置が設けられており、該容器用錠止装置
は、四辺形リンク機構の構成部分相互の旋回運動に基づ
いて作動されるようにするのが有利である。この場合特
に有利な構成では容器用錠止装置は、容器縁部を介して
旋回可能な錠止条片部を有している。その作動のために
容器用錠止装置は例えば作動装置を含み、該作動装置
は、上部リンクに配置された少なくとも1つの作動ロー
ラと、昇降・傾動フレームに配置された少なくとも1つ
の作動カムを有しており、作動ローラが作動カムに当接
するようになっている。また容器用錠止装置のための作
動装置は、上部リンク又は下部リンクのいずれか一方と
に設けられた連桿を有していてもよい。例えば容器用錠
止装置は、水平軸を中心として旋回可能なかつ錠止条片
部を支持する一腕レバーを有し、該一腕レバーは戻し装
置の力に抗して、四辺形リンク機構の上部リンクに装着
された作動部材によつて錠止位置へ旋回可能である。そ
の場合、四辺形リンク機構が上位の動作位置にある限
り、前記一腕レバー及び/又は該一腕レバーの作動部材
を錠止位置に確保する安全装置が設けられていてもよ
い。
更に本発明の有利な構成では、支持アームのための抑
止ラチエツト機構が設けられており、該抑止ラチエツト
機構は、四辺形リンク機構の下部リンクと支持アームが
上向旋回時に下位運動範囲から脱出したのちに前記下部
リンクと支持アームの相対運動のみによつて解離され
る。この抑止ラチエツト機構によつて、運動過程の開始
時にすでに支持アームも上向旋回し、これによつて四辺
形リンク機構の旋回運動が伸直状態で生じる不都合が防
止される。四辺形リンク機構がこのように伸直した状態
で旋回すると、空にすべき容器が昇降・傾動フレームに
よつて受取られる代りに、むしろ該昇降・傾動フレーム
の前から押しのけられることになる。前記抑止ラチエツ
ト機構を形成するために、装置フレームには、ばね支承
されていて支持アームの一部分の一部分の上に係合する
抑止フツクが設けられ、また四辺形リンク機構の下部リ
ンクには、前記抑止フツクを持上げる作動カムが設けら
れている。
本発明の昇降・傾動装置は単純な揺振装置として構成
しておくこともできる。また本発明は2つの並列配置さ
れた単純な揺振装置として、あるいは双子型ユニツトと
して構成することも可能であり、該双子型ユニツトは選
択的に両昇降・傾動装置を互に独立した運転又は同期運
転に調整可能である。
例えば本発明の昇降・傾動装置では、互に鏡面対称に
構成された2つの昇降・傾動装置が装入口の範囲に、し
かも該装入口の各垂直側縁部に夫々1つ装備されてい
る。その場合、両方の昇降・傾動装置の昇降・傾動フレ
ームに、空にすべき容器を受け取るための支持ビームが
設けられており、比較的小型の容器については1つの昇
降・傾動フレームの支持ビームによって受け取ることが
でき、比較的大型の容器については両方の昇降・傾動フ
レームの支持ビームによって共同して受取ることができ
るようになっており、また、両昇降・傾動装置の旋回駆
動装置が選択的に同期制御又は個別に制御できるように
なっている。本発明の昇降・傾動装置の更に有利な構成
では上部リンクは、2つの平行なリンクレバーと、該両
リンクレバー間で実質的に水平にかつ装入口の平面に平
行に延びる支持脚片とによつて形成されており、しかも
前記の両リンクレバーは、装入口の各垂直側縁部に対し
てそれぞれ旋回可能に支承されており、かつ前記支持脚
片もしくは該支持脚片に装着された昇降・傾動フレーム
は実質的に前記装入口の全幅にわたつて延在している。
このように構成した昇降・傾動装置を駆動するために
は、上部リンクの両リンクレバーのうちの一方だけが旋
回駆動装置と連結されており、かつ他方のリンクレバー
は旋回自在に支承されているようにすることが可能であ
る。しかし又、上部リンクの両リンクレバーを夫々1つ
の旋回駆動装置と連結しかつ両旋回駆動装置に共通の制
御装置を装備しておくことも可能である。この駆動装置
の場合には、旋回駆動装置から昇降・傾動フレームへの
対称的な力の流れが得られるので一層有利であり好まし
い。
本発明では支持アームと下部リンクは事実上ガイド機
能と支持機能だけを果たせばよいので、装入口の全幅に
わたつて延在する昇降・傾動フレームを備えた昇降・傾
動装置の有利な構成では、両上部リンクのリンクレバー
にとつて共通な1つの支持アームと共通の下部リングが
設けられていればよい。その場合、共通の支持アーム装
入口の一方の垂直側縁部に旋回可能に支承されておりか
つ前記支持アームの下部分は、前記装入口の実質的に垂
直中心平面にまで屈曲されており、また共通の下部リン
クは実質的に前記装入口の垂直中心平面内に配置されて
いる。
本発明の昇降・傾動装置は塵芥集収車両の場合には、
従来慣用の昇降・傾動装置に類似の形式で集収容器の背
面側に装備しておくことができる。しかし昇降・傾動装
置を本発明のように特殊な構成にしたことによつて、サ
イドローダ型塵芥集収車両にも使用することが可能であ
る。このようなサイドローダ型塵芥集収車両で使用され
る本発明の昇降・傾動装置では、旋回駆動装置の駆動軸
が装入口の下縁よりも上で、かつ、車両外縁に対して車
両の内寄りにずらして配置されていて、上部リンクを最
も下方に旋回させた状態の出発位置では、昇降・傾動装
置の全構成部分が前記車両外縁の内側に位置されるよう
になっているのが一層有利である。
[実施例] 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図〜第4図に示した実施例の昇降・傾動装置10は
サイドローダ式塵芥集収車両の集収容器12の装入口11に
装備されている。昇降・傾動装置10は、昇降・傾動フレ
ーム13と上部リンク14と下部リンク15と支持アーム16と
から成る四辺形リンク機構を有している。昇降・傾動装
置10の駆動装置としては、互に共軸に配置された下部及
び上部シリンダーピストンユニツト18a,18bと、該両シ
リンダーピストンユニツト間に間挿されて両シリンダー
ピストンユニツト18a,18bによつて作動される駆動軸20
を有するラツク−ピニオン型伝動装置19とから成る旋回
駆動装置17が使用される。前記駆動軸20には上部リンク
14が伝力結合式に装着されている。支持アーム16は駆動
軸20上に回動自在に、従つて上部リンク14に対して共軸
に支承されている。このようにして旋回駆動装置17は四
辺形リンク機構と相俟つて、装入口11の範囲内に装着さ
れる1つの閉じたユニツトを形成する。この装着は図示
の例では、装入口11の垂直縁部21(しかもそこに設けた
適当な補強部)に旋回駆動装置17を固定することによつ
て行われる。
上部リンク14はリンクレバー22を有し、該リンクレバ
ーの一端は旋回駆動装置17の駆動軸20に装着されてい
る。該リンクレバー22は他端に支持脚片23を保持し、該
支持脚片は管状に構成されておりかつリンクレバー22と
固定的に結合されている。特に第2図から判るように該
リンクレバー22は装入口11の側方域において旋回駆動装
置17の傍で僅かな間隔をおいて延びているのに対して、
支持脚片23はクランク状にリンクレバー22から片持式に
装入口11の範囲内へ側方に延びている。支持脚片23には
2つの支承環付き接合板24が装着されており、該支承環
付き接合板には昇降・傾動フレーム13の上部が、四辺形
リンク機構の全部で4つの枢支ジヨイントの1つを形成
するために枢着されている。昇降・傾動フレーム13の下
部は下部リンク15の自由端に枢着されており、該下部リ
ンクの他端部は図示例では支持アーム16の下端とヒンジ
結合されている。下部リンク15と支持アーム16との間の
このヒンジ継手25は同時に又、支持アーム16の旋回範囲
の下限を形成する対応受けエレメント26として構成され
ている。
支持アーム16は上部では駆動軸20における支承部位か
ら上部リンク14のリンクレバー22に並んで延びかつ下部
分では、その下端に形成されたヒンジ部位25と下部リン
ク15が昇降・傾動フレーム13の中心平面27(第2図)内
に位置するように屈曲されている。
昇降・傾動フレーム13はそれ自体公知のように支持ビ
ーム28と、空にすべき容器例えば塵芥容器30を受けるた
めの対応受け部材29とを有している。
第1図、第3図及び第4図に示したように、四辺形リ
ンク機構において作用する制限装置31が設けられてお
り、該制限装置は上部リンク14の上向運動の経過中に働
きかつ四辺形リンク機構部分の相互旋回を阻止する。制
限装置31は、昇降・傾動装置13に装着されたブロツク状
のストツパ部材32と、少なくとも一方の支承環付き接合
板24に装着された板状のストツパ部材33とを含んでい
る。第1図から判るように前記の両ストツパ部材32と33
は上部リンク14の中位旋回位置、すなわち昇降・傾動フ
レーム13の中位持上げ位置で互に当接し、これによつ
て、上部リンク14の更なる上向旋回時に四辺形リンク機
構部分が4つのヒンジ点において互に相対的に旋回する
のを阻止する。上部リンク14の前記中位旋回位置を変化
もしくは調整しうるようにするために、両ストツパ部材
32,33の一方又は他方を調整移動可能に構成することが
可能である。
前記制限装置31と相俟つて付加的な四辺形リンク機構
用錠止装置34が設けられており、該錠止機構は図示例で
は錠止・安全フツク35を有し、該錠止・安全フツクは、
両ストツパ部材32,33の当接後に昇降・傾動フレーム13
のブロツク状ストツパ部材32上に上部リンク14の板状ス
トツパ部材33を確保する。このために錠止・安全フツク
35は昇降・傾動フレーム13には水平軸線を中心として旋
回可能に支承されておりかつ重力アーム36を有してい
る。
更に四辺形リンク機構には塵芥容器30用の錠止装置37
が設けられており、該錠止装置は上部リンク14の上向旋
回運動の経過中に四辺形リンク機構部分の相互旋回によ
つて錠止位置へ動かされる。第3図及び第4図に示した
例では、容器周縁部の上に水平軸39を中心として旋回可
能な錠止条片部38は昇降・傾動フレーム13に支承されて
おり、かつその背面側には円弧条の作動カム40を有して
いる。上部リンク14には(本例では特に支承環付き接合
板24の少なくとも1つに)作動ローラ41が支承されてお
り、上部リンク14と昇降・傾動フレーム13との相互旋回
時に作動カム40は前記作動ローラ41の周面に乗上げ、該
作動ローラを中心として錠止条片部38は戻しばね42の作
用に抗して、空にすべき塵芥容器30の周縁部の上に旋回
する。
第5図に示したように、作動カム40及び作動ローラ41
の代りに作動レバー43を設けておいてもよく、該作動レ
バーは、例えば下部リンク15に係合する引張連桿44と連
結されており、これによつて、四辺形リンク機構部分の
相互離反旋回位置において錠止条片部38は錠止位置へ引
張られる。
本発明による昇降・傾動装置の稼働態様は次の通りで
ある。
出発位置(第1図〜第3図)では上部リンク14は下向
旋回した状態にある。支持アーム16もやはり下向旋回し
た状態にありかつその対応受けエレメント26はストツパ
部材45に接しており、該ストツパ部材は図示例では装入
口11の前幅にわたつて装入口下縁に沿つて延在してい
る。対応受けエレメント26内に含まれているヒンジ部位
25から昇降・傾動フレーム13の下部ヒンジ部位まで下部
リンク15が下向きに延在している。第1図から判るよう
にこれによつて四辺形リンク機構部分は、該四辺形リン
ク機構が折畳まれて昇降・傾動装置10の全部分が塵芥集
収車両の外縁46の後方に引戻されるように相互に旋回し
た状態にある。
空にすべき塵芥容器30は、第1図に示した位置へ、つ
まり塵芥集収車両の集収容器12の装入口11の近くに置か
れる。昇降・傾動装置10がスイツチ・オンされると旋回
駆動装置17のシリンダ−ピストンユニツト18aに圧力媒
体が供給される。上部リンク14は上向旋回する。それに
伴なつて昇降・傾動フレーム13はその出発位置からリフ
トされ、かつ該昇降・傾動フレームの上部ヒンジ部位
は、上部リンク14の旋回軸線を中心とする円軌道47に沿
つて、また昇降・傾動フレームの下部ヒンジ部位は、ヒ
ンジ部位25を中心とする円軌道48に沿つてガイドされ、
こうして昇降・傾動フレーム13は塵芥容器30の上縁部の
下に係合して該塵芥容器を受取るに至る。両円軌道47と
48との比較から判るように、この運動期のあいだ昇降・
傾動フレーム13は、第1図に鎖線で略示した上部リンク
14のほぼ中位の旋回位置に至るまで、ほぼ垂直な位置
に、しかし塵芥容器30に対してやや傾斜した位置に保た
れる。この位置で上部リンク14のストツパ部材33と昇降
・傾動フレーム13のストツパ部材32とは互に当接し、か
つこれによつて上部リンク14と下部リンク15と昇降・傾
動フレーム13と支持アーム16とが更に相対旋回するのを
阻止する。両ストツパ部材32と33は先ず差当つては塵芥
容器30と昇降・傾動フレーム13と下部リンク15の重量に
よつて相互当接状態に保たれる。しかし更に上向旋回す
ると、錠止・安全フツク35がその重力アーム36によつて
旋回されるので、該錠止・安全フツク35は上部リンク14
の板状のストツパ部材33の上に係合し、かつこれによつ
て内向傾動終端位置に至るまでの上部リンク14の更なる
上向旋回運動のあいだ両ストツパ部材32,33を解離不能
に確保する。
上部リンク14が、第1図に示した中位旋回位置に接近
すると直ちに、上部リンク14と昇降・傾動フレーム13と
の相対的な旋回運動に基づいて作動ローラ41は作動カム
40に沿つて転動し、その際錠止条片部38を、戻しばね42
を緊張させつつ(第3図及び第4図)塵芥容器30の上縁
の上に旋回させる。
従つて上部リンク14が更に上向旋回運動を行う際に、
上部リンク14と下部リンク15と塵芥容器30を錠止した昇
降・傾動フレーム13と支持アーム16は、いわば剛性ユニ
ツトとして内向傾動終端位置へ旋回される。この一緒の
旋回は上部リンク14の旋回軸線を中心として行われるの
で、昇降・傾動フレーム13における下部ヒンジ部位が前
記の中位旋回位置以降に辿る運動経路も、上部リンク14
の旋回軸線を中心とする円弧49を描くことになる。
第1図から判るように塵芥容器30の開口縁部の塵芥注
ぎ出し域はオーバーラツプ寸法50分だけ集収容器12の内
部へ内向旋回する。昇降・傾動装置10によつて得られる
オーバーラツプ寸法50は、装入シユートや、容器内容物
を集収容器12の内部へ導くその他の補助装置を装入口11
に装備する必要がないほど大である。
空にすべき塵芥容器30は上部リンク14の短い前後旋回
によつて揺振することができる。このような揺振動作に
よつて前記の錠止が解離されることはない。むしろ四辺
形リンク機構自体は剛直状態にありかつ昇降・傾動フレ
ーム13上で塵芥容器30は錠止状態に保たれる。
シリンダ−ピストンユニツト18bに給圧することによ
つて上部リンク14は戻し旋回される。第1図に略示した
中位旋回位置において錠止・安全フツク35は板状のスト
ツパ部材33を解放する。制限用のストツパ部材32と33は
相互解離する。上部リンク14が更に下向旋回運動する際
に昇降・傾動フレーム13は、ほぼ垂直な、しかも空にさ
れた塵芥容器に対して傾斜した位置で下方に向つて押圧
され、その際塵芥容器30を地面におろし、次いで該容器
を解放しかつ塵芥集収車両の外縁46の後方に後退移動す
る。
第5図に示した変化実施例では、第1図に略示した中
位旋回位置へ上部リンク14が接近すると錠止条片部38の
作動レバー43は戻しばね42の作用に抗して、下部リンク
15に枢着された引張連桿44によつて昇降・傾動フレーム
13から引離される。これによつて錠止条片部38はその水
平軸39を中心として錠止位置へ旋回する。塵芥容器を空
にしたのち戻し旋回する際に上部リンク14が、第1図に
略示した中位旋回位置の下方に移動するにつれて、昇降
・傾動フレーム13の上方部分と下部リンク15との距離は
小さくなる。引張連桿44は戻しばね42の作用を受けつつ
錠止条片部38を解錠位置へ後退させる。第5図の実施例
でも四辺形リンク機構用錠止装置が、第3図及び第4図
に示した実施例と同じ形式で設けられているが、概略図
のためにその図示は省いた。
第6図乃至第8図には塵芥容器用の錠止装置37の有利
な実施例が昇降・傾動装置の下位の出発位置と中位のリ
フト位置と内向傾動終端位置で示されている。本実施例
では錠止装置37は一腕レバー51を有し、該一腕レバーは
一端で水平軸52を中心として旋回可能に昇降・傾動フレ
ーム13に支承されておりかつ他方の自由端部に錠止条片
部38を保持している。略示した戻し装置特にばね作用式
戻し装置53によつて一腕レバー51は、制限装置によつて
規定された最終錠止位置に保持され、該最終錠止位置に
おいては一腕レバー51は、錠止条片部38が、昇降・傾動
フレーム13に塵芥容器のために装着された受取り部材54
を解放して1つの容器を載着しかつ取出しうるように、
昇降・傾動フレーム13に対して後方に旋回された状態に
ある。第1図〜第4図に示した実施例にほぼ同様に上部
リンク14はその自由端部に、ストツパ部材33を有する支
承環付き接合板24を保持している。第1図〜第4図の実
施例におけるようにストツパ部材33は、昇降・傾動フレ
ーム13のリフト位置で上部リンク14と昇降・傾動フレー
ム13との相互旋回を制限するために、該昇降・傾動フレ
ーム13に装着されたストツパ部材32に当接するように設
けられている。しかしながら第6図〜第8図の実施例で
は上部リンク14のストツパ部材33は、昇降・傾動フレー
ム13のストツパ部材32を越えて延びていてかつ該ストツ
パ部材32に当接する前に、該ストツパ部材の傍に配置さ
れた一腕レバー51の上に当接するように構成されてい
る。この当接段階の続く上部リンク14と昇降・傾動フレ
ーム13との相互旋回段階では、一腕レバー51の後縁部又
は該一腕レバーに装着された対応受けエレメントがスト
ッパ部材32の背面に位置して、ストッパ部材33がストッ
パ部材32に支持されるまで、一腕レバー51は、ストッパ
部材33によって昇降・傾動フレーム13に関係する戻し装
置53の力に抗して前方に向かって旋回させられる。両ス
トツパ部材32,33及び一腕レバー51のこの相互位置は第
7図及び第8図に示されている。昇降・傾動フレーム13
に対する一腕レバー51の前方旋回位置では錠止条片部38
は昇降・傾動フレーム13の受取り部材54と、昇降・傾動
フレーム13によつて受取られた塵芥容器30の縁部とを介
して錠止位置へ動かされている。両ストツパ部材32と33
が再び互に解離すると戻し装置53は一腕レバー51の戻し
旋回ひいては最終錠止位置への錠止条片部38の戻し運動
を生ぜしめる。
第3図及び第4図の実施例の場合とほぼ同様に第6図
〜第8図の実施例の場合にも錠止・安全フツク35は水平
軸を中心として旋回可能に昇降・傾動フレーム13に支承
されておりかつ重力アームを備えている。特に第7図及
び第8図に示したように、前記錠止・安全フツク35は、
リフト動作に続く昇降・傾動フレーム13の上向旋回時
に、第6図に示した出発位置から錠止・安全位置へ移動
し、この位置で錠止・安全フツク35は安全子55を介して
上部リンク14の支承環付き接合板24もしくはストツパ部
材33に係合する。これによつて両ストツパ部材32と33は
確実に突合わされ、かつ一腕レバー51は、昇降・傾動フ
レーム13に対して錠止条片部38が前方へ旋回した位置つ
まり錠止位置に確実に保持される。この錠止・安全作用
は、昇降・傾動フレーム13が傾斜位置、特にまた内向傾
動位置に在る限り存続する。昇降・傾動フレーム13が戻
し旋回時に再び傾斜位置から、実質的に鉛直な位置へ移
行する場合、錠止・安全フツク35は重力アームによつて
再び戻し旋回されるので安全子55を解放する。その場合
更に下降運動する際に上部リンク14と昇降・傾動フレー
ム13とは相互に旋回してストツパ部材32と33を解離する
ことができ、同時に一腕レバー51は戻し装置53によつ
て、錠止条片部38が塵芥容器縁部を解放する出発位置へ
戻し旋回される。
第9図には、第1図〜第8図及び第10図〜第12図に示
した昇降・傾動装置における有利な補足手段、殊に支持
アーム用の抑止ラチエツト機構が示されている。このよ
うな抑止ラチエツト機構が設けられていない場合には、
昇降・傾動装置が第1図に示した下位の出発位置から運
動する際に、旋回自在に支承された支持アームの旋回運
動も始まるので、昇降・傾動装置の四辺形リンク機構全
体が、さながら一腕レバーのように閉じた状態で、空に
すべき塵芥容器30に向つて移動し、かつ該塵芥容器を受
取る代りに、むしろ該塵芥容器を押しのけるという事態
が生じる。初期運動時に支持アーム16を抑止することに
よつて四辺形リンク機構は強制的に、上下リンク14,15
及び昇降・傾動フレーム13の相互旋回、ひいては昇降・
傾動フレーム13のリフト運動を開始させることになる。
この所期の運動過程を保証するために抑止ラチエツト機
構56が設けられており、該抑止ラチエツト機構は、下部
リンク15がヒンジ継手25において充分に上向旋回した状
態になるまで、装置フレームに、もしくは該フレームに
装着したストツパ部材45に、支持アーム16を抑止し、こ
れによつて昇降・傾動フレーム13は塵芥容器30を受取る
に至る。第9図に示した実施例では抑止フツク57は、ス
トツパ部材45に載設された軸受台58に、水平軸を中心と
して旋回可能に装着されている。この抑止フツク57は図
示例では、支持アーム16に装着された対応受けエレメン
ト26の上に係合する。対応受けエレメント26における抑
止フツク57の確実な係合を保証するために抑止フツク57
は保持ばねを有することができる。抑止フツク57は自由
端部に作動アーム59を有し、該作動アームは、下部リン
ク15に設けた作動カム60と協働する。作動アーム59は斜
向配置されており、かつ、支持アーム16の戻り旋回時に
対応受けエレメント26が抑止フツク57を持ち上げて該抑
止フツクの下の錠止位置へ移動できるのに十分な長さを
有するように構成されている。この機能を保証するため
に軸受台58には、抑止フツク57をその準備位置に保つ制
限ストツパ61を装着しておくことが可能である。
第1図に示した出発位置から昇降・傾動装置が運動を
開始するに当つて先ず支持アーム16の対応受けエレメン
ト26は抑止フツク57によつて、装置フレームのストツパ
部材45に当接した状態に保たれる。これによつて上下リ
ンク14,15及び昇降・傾動フレーム13は所期のように旋
回運動を行う。その際下部リンク15はそのヒンジ継手25
を介して、作動カム60が抑止フツク57の作動アーム59に
当接して該抑止フツクを錠止位置から外すまで上向旋回
する。昇降・傾動装置が更に運動するに伴つて次いで支
持アーム16の旋回が始まり、従つて該支持アームの対応
受けエレメント26は抑止フツク57の下方を離間移動す
る。作動カム60が作動アーム59から離脱し、かつ抑止フ
ツク57は制限ストツパ61に当接する準備位置へ復帰す
る。昇降・傾動装置の戻り運動時には支持アーム16の対
応受けエレメント26は作動アーム59に当接し、これによ
つて抑止フツク57をリフトし、こうして該抑止フツクの
下の出発位置へ移動することができる。次いで抑止フツ
ク57は対応受けエレメント26の上の抑止位置へ落下する
か、或いは戻しばねによつて該抑止位置へ押圧される。
支持アーム16の戻り運動時に抑止フツク57は対応受けエ
レメント26によつてリフトされるので、この運動過程部
分のあいだ下部リンク15の作動カム60は不作用状態にあ
る。
第10図の実施例では装入口11の範囲内において1対の
昇降・傾動装置10a,10bが両方の垂直縁部21a,21bに鏡面
対称に配置されている。両昇降・傾動装置10a,10bは夫
々固有の旋回駆動装置17a,17bを有している。両旋回駆
動装置17a,17bは1つの圧力媒体(油圧)制御装置と接
続されている。該圧力媒体制御装置は両方の旋回駆動装
置17a,17bの同期的な同時稼働又は旋回駆動装置17a,17b
の別個稼働を可能にする。比較的大型の塵芥容器を空に
するためには該塵芥容器は両支持ビーム28a,28bに跨つ
て載せられかつ旋回駆動装置17a,17bは同期運転に接続
される。これによつて上部リンク14a,14bはきわめて正
確に均等な上向旋回を行うことができ、ひいては大型塵
芥容器に均等なリフトと内向傾動をきわめて正確に行わ
せることができる。各個の昇降・傾動装置10a,10bの作
動態様は、第1図〜第5図について説明した作動態様に
等しい。
第11図に示した実施例では装入口11の各垂直縁部21a,
21bに夫々1つの旋回駆動装置17c,17dが装備されてい
る。両旋回駆動装置17c及び17dは、単一の昇降・傾動フ
レーム13cを備えた共通の昇降・傾動装置10cに所属して
いる。このために各旋回駆動装置17c,17dには夫々1つ
の上部リンク14c,14dが伝力接続式に装着されている。
両方の上部リンク14c,14dは共通の支持アーム23cを有し
ており、該共通の支持アーム23cには共通の支持ビーム2
8cが水平軸を中心として旋回可能に装着されており、該
支持ビーム28cは事実上、装入口11の全幅にわたつて延
在している。支持ビーム28cの下位には、空にすべき塵
芥容器のための対応受けビーム29cが取付けられてい
る。このように形成された幅広の昇降・傾動フレーム13
cは、支持アーム16cに対する継手としてただ1つの下部
リンク15cを有しているにすぎない。この唯一の下部リ
ンク15cは昇降・傾動フレーム13cの中心平面27c内に配
置されている。また支持アーム16cもただ1つ設けられ
ているにすぎず、該支持アームは図示例では旋回駆動装
置17cの駆動軸20cに旋回自在に支承されている。従つて
支持アーム16cの下部屈曲部分は昇降・傾動フレーム13c
の中心平面27cにまで、すなわち装入口11のほぼ中心平
面にまで引延ばされている。旋回駆動装置17bは、前記
駆動軸20cよりも短くされた駆動軸20d上に、伝力接続式
に装着された上部リンク14dだけを保持しているにすぎ
ない。両方の旋回駆動装置17c,17dが同期的にしか運転
できないのは勿論である。因みに第11図に示した昇降・
傾動装置10cの作動態様は第1図〜第5図に示した昇降
・傾動装置10の作動態様にほぼ等しい。
第12図に示した実施例の昇降・傾動装置10eが第11図
の昇降・傾動装置10cと異なつている点は、ただ1つの
旋回駆動装置17eしか設けられていないことである。旋
回駆動装置17eの駆動軸20eには上部リンク14eが伝力接
続式に装着されておりかつ一方の支持アーム16eが旋回
可能に支承されている。装入口11の第2の垂直縁部21b
にはジヤーナルピン20fが装着されているにすぎず、該
ジヤーナルピンには第2の上部リンク14fと第2の支持
アーム16fが旋回可能に支承されている。装入口11の中
央に向つてそれほど強く屈曲されていない2つの支持ア
ーム16e,16fを使用することによつて、昇降・傾動装置1
0eの本実施例のように片側で動力を供給する場合、広幅
の昇降・傾動フレーム13eのガイドが事実上2つの並列
配置された四辺形リンク機構によつて、要するに2つの
上部リンク14e、14fと2つの支持フレーム16e,16fと2
つの下部リンク15e,15fによつて行われ、これによつて
一層確実になりかつ片側式動力供給に一層良好に適応さ
れるという利点が得られる。その他の点では本実施例の
昇降・傾動装置10eの作動態様は、第1図〜第5図につ
いて説明した作動態様に等しい。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイドローダ式塵芥集収車両のために設けられ
た本発明による昇降・傾動装置の1実施例を出発位置、
昇降動作と傾動動作との間の移行位置及び内向傾動終端
位置で示した側面図、第2図は第1図に示した昇降・傾
動装置を車両側面から見た正面図、第3図は出発位置で
示した昇降・傾動フレーム並びに上下リンク部分及び錠
止装置の拡大側面図、第4図は塵芥容器を把持した昇降
・傾動フレーム及び錠止装置を内向傾動終端位置で示し
た拡大側面図、第5図は空にすべき塵芥容器のための錠
止装置の変化実施例の概略側面図、第6図は昇降・傾動
装置の下位稼働位置で空にすべき塵芥容器のための錠止
装置の有利な実施例の略示側面図、第7図は第6図のロ
ツク装置を昇降・傾動装置のリフト位置で示した図、第
8図は第6図及び第7図のロツク装置を昇降・傾動装置
の内向傾動終端位置で示した図、第9図は四点ジヨイン
ト式の下部リンクを有する支持アームを下位出発位置
(実線)と支持アームの上向旋回位置(鎖線)とで示し
た第1図の肉太鎖線鉤括弧部分の拡大図、第10図は双子
型昇降・傾動装置として構成した本発明の別の実施例を
車両側面から見た正面図、第11図は実質的に装入口の全
幅にわたつて延びる昇降・傾動フレームを有する本発明
の別の実施例を示す正面図、第12図は第11図の実施例に
類似しているが唯1つの旋回駆動装置しか備えていない
本発明の昇降・傾動装置の正面図である。 10;10a,10b;10c;10e…昇降・傾動装置、11…装入口、12
…集収容器、13;13c;13e…昇降・傾動フレーム、14;14
a;14b;14c;14d;14e,14f…上部リンク、15;15c;15e,15f
…下部リンク、16;16a,16b;16c,16e,16f…支持アーム、
17;17a,17b;17c,17d;17e…旋回駆動装置、18a,18b…シ
リンダ−ピストンユニツト、19…ラツク−ピニオン型伝
動装置、20;20c,20d;20e…駆動軸,20f…ジヤーナルピ
ン、21;21a,21b…垂直縁部、22…リンクレバー、23;23c
…支持脚片、24…支承環付き接合板、25…ヒンジ継手、
26;26c…対応受けエレメント、27;27c…中心平面、28;2
8a,28b;28c…支持ビーム、29…対応受け部材、29c…対
応受けビーム、30…塵芥容器、31…制限装置、32,33…
ストツパ部材、34…四辺形リンク機構用錠止装置、35…
錠止・安全フツク、36…重力アーム、37…塵芥容器用錠
止装置、38…錠止条片部、39…水平軸、40…作動カム、
41…作動ローラ、42…戻しばね、43…作動レバー、44…
引張連桿、45…ストツパ部材、46…外縁、47,48…円軌
道、49…円弧、50…オーバーラツプ寸法、51…一腕レバ
ー、52…水平軸、53…ばね作用式戻し装置、54…受取り
部材、55…安全子、56…抑止ラチエツト機構、57…抑止
フツク、58…軸受台、59…作動アーム、60…作動カム、
61…制限ストツパ

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集収容器の装入口内へ容器収容物を放出す
    るための、特に塵芥集収車両の集収容器内へ塵芥容器の
    収容物を放出するための昇降・傾動装置であって、上部
    リンクと下部リンクとを有する四辺形リンク機構が設け
    られており、前記上部リンクと下部リンクが、空にすべ
    き容器を受取って容器空け動作中及び空容器おろしに至
    るまで該容器を確保する昇降・傾動フレーム及び、該昇
    降・傾動フレームに対向配置された支持アームと連結さ
    れて4つのヒンジ部位を形成しており、前記四辺形リン
    ク機構の上部リンクに昇降運動と傾動運動を発生させる
    制御式駆動装置が設けられている形式のものにおいて、 前記駆動装置が、装入口(11)が存在する範囲に装備さ
    れた旋回駆動装置(17)であり、前記四辺形リンク機構
    の上部リンク(14)が前記旋回駆動装置(17)と伝力結
    合されており、前記四辺形リンク機構の4つのヒンジ部
    位のうちの1つである支持アームが、前記旋回駆動装置
    (17)に旋回可能に装着されていて、上部リンク(14)
    を最も下方に旋回させた状態の出発位置では前記支持ア
    ームが前記装入口(11)の付近に設けたストッパ部材
    (45)に当接することを特徴とする、集収容器の装入口
    内へ容器収容物を放出するための昇降・傾動装置。
  2. 【請求項2】上部リンク(14)が、旋回駆動装置(17)
    の駆動軸(20)と結合されて、該駆動軸(20)により旋
    回駆動されるようになっているのに対して、支持アーム
    (16)は規定された旋回範囲内で自由に旋回可能に前記
    旋回駆動装置(17)の駆動軸(20)に支承されている、
    請求項1記載の昇降・傾動装置。
  3. 【請求項3】旋回駆動装置(17)が装入口(11)の少な
    くとも一方の垂直側縁部(21)に配置されている、請求
    項1又は2記載の昇降・傾動装置。
  4. 【請求項4】上部リンク(14)が、実質的に水平にかつ
    装入口(11)の平面に対して平行に延在する一体的な支
    持脚片(23)を有し、該支持脚片には、四辺形リンク機
    構の4つのヒンジ部位のうちの1つを形成するように昇
    降・傾動フレーム(13)が旋回可能に装着されている、
    請求項3記載の昇降・傾動装置。
  5. 【請求項5】上部リンク(14)が旋回駆動装置(17)の
    駆動軸(20)に結合されるリンクレバー(22)を有して
    おり、支持脚片(23)が上部リンク(14)のリンクレバ
    ー(22)から側方にクランク状に片持式に張出して装入
    口(11)の範囲に延びている、請求項4記載の昇降・傾
    動装置。
  6. 【請求項6】支持アーム(16)も上部リンク(14)と同
    様に、装入口(11)の垂直側縁部(21)に接近して配置
    されており、支持アーム(16)の、駆動軸(20)とは反
    対側の領域が、昇降・傾動フレーム(13)の、運動方向
    に対して平行な中心平面(27)内に位置するように屈曲
    されている、請求項4又は5記載の昇降・傾動装置。
  7. 【請求項7】支持アーム(16)が、旋回範囲の下限を規
    定する対応受けエレメント(26)を有しており、該対応
    受けエレメント(26)が、4つのヒンジ部位のうちの1
    つを形成する下部リンク(15)を旋回可能に支承するた
    めの支承部(25)を有している、請求項6記載の昇降・
    傾動装置。
  8. 【請求項8】支持アーム(16)の対応受けエレメント
    (26)と下部リンク(15)が実質的に、昇降・傾動フレ
    ーム(13)の、運動方向に対して平行な中心平面(27)
    内に位置している、請求項6又は7記載の昇降・傾動装
    置。
  9. 【請求項9】上部リンク(14)の上向運動の経過中に作
    用する制限装置(31)が設けられており、該制限装置
    は、四辺形リンク機構の各構成部分が、制限装置(31)
    の作用後に相互旋回するのを阻止するように構成されて
    いる、請求項1から8までのいずれか1項記載の昇降・
    傾動装置。
  10. 【請求項10】制限装置(31)が、上部リンク(14)の
    上向運動の経過中に互いに当接する2つのストッパ部材
    (32,33)を有し、一方のストッパ部材(33)が上部リ
    ンク(14)に、また他方のストッパ部材(32)が昇降・
    傾動フレーム(13)に配置されている、請求項9記載の
    昇降・傾動装置。
  11. 【請求項11】制限装置(31)の両ストッパ部材(32,3
    3)のいずれか一方が調整移動可能に構成されている、
    請求項9又は10記載の昇降・傾動装置。
  12. 【請求項12】上部リンク(14)の上向運動の経過中に
    作用する四辺形リンク機構用錠止装置(34)が設けられ
    ており、該四辺形リンク機構用錠止装置は、昇降・傾動
    フレーム(13)と上部リンク(14)とが制限装置(31)
    の作用後に上向運動する際に昇降・傾動フレーム(13)
    と上部リンク(14)の相互位置を固定する、請求項9か
    ら11までのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
  13. 【請求項13】四辺形リンク機構用錠止装置(34)が、
    両ストッパ部材(32,33)を突合せ状態に保つ制御式の
    錠止フック(35)を含んでいる、請求項12記載の昇降・
    傾動装置。
  14. 【請求項14】錠止フック(35)が作用位置と不作用位
    置へ旋回可能に支承されており、かつ、旋回運動を惹起
    する重力アーム(36)を有している、請求項13記載の昇
    降・傾動装置。
  15. 【請求項15】受取られた容器(30)を上部リンク(1
    4)の上向運動の経過中に昇降・傾動フレーム(13)上
    で錠止するための容器用錠止装置(37)が設けられてお
    り、該容器用錠止装置が、四辺形リンク機構の構成部分
    相互の旋回運動に基づいて作動される、請求項1から14
    までのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
  16. 【請求項16】容器用錠止装置(37)が、容器縁部の上
    に旋回可能な錠止条片部(38)を有している、請求項15
    記載の昇降・傾動装置。
  17. 【請求項17】容器用錠止装置(37)が作動装置を含
    み、該作動装置が、上部リンク(14)に配置された少な
    くとも1つの作動ローラ(41)と、昇降・傾動フレーム
    (13)に配置された少なくとも1つの作動カム(40)を
    有しており、作動ローラ(41)が作動カム(40)に当接
    するようになっている、請求項15又は16記載の昇降・傾
    動装置。
  18. 【請求項18】容器用錠止装置(37)が作動装置を含
    み、該作動装置が、昇降・傾動フレーム(13)と上部リ
    ンク(14)又は下部リンク(15)のいずれか一方とに設
    けられた連桿(44)を有している、請求項15又は16記載
    の昇降・傾動装置。
  19. 【請求項19】容器用錠止装置(37)が、水平軸(52)
    を中心として旋回可能な一腕レバー(51)を有し、該一
    腕レバーが戻し装置(53)の力に抗して、四辺形リンク
    機構の上部リンク(14)に装着された作動部材(33)に
    よって錠止位置へ旋回可能である、請求項16記載の昇降
    ・傾動装置。
  20. 【請求項20】錠止・安全装置が設けられており、該錠
    止・安全装置が、四辺形リンク機構が上位の動作位置に
    ある限り一腕レバー(51)及び/又は該一腕レバーの作
    動部材(33)を錠止位置に確保する、請求項19記載の昇
    降・傾動装置。
  21. 【請求項21】容器用錠止装置(37)の作動部材が、上
    部リンク(14)に配置されていて該上部リンク(14)と
    昇降・傾動フレーム(13)との間で働く制限装置(31)
    のストッパ部材(33)によって形成されており、その場
    合錠止・安全フック(35)が前記容器用錠止装置(37)
    のための錠止・安全装置をも形成している、請求項17か
    ら20までのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
  22. 【請求項22】支持アーム(16)のための抑止ラチェッ
    ト機構(56)が設けられており、該抑止ラチェット機構
    は、四辺形リンク機構の下部リンク(15)と支持アーム
    (16)が上向旋回時に下位運動範囲から脱出したのちに
    前記下部リンク(15)と支持アーム(16)の相対運動の
    みによって解離される、請求項1から21までのいずれか
    1項記載の昇降・傾動装置。
  23. 【請求項23】装置フレームに水平軸線を中心として旋
    回可能に支承されていて支持アーム(16)の一部を成す
    対応受けエレメント(26)の上に係合する抑止フック
    (57)と、四辺形リンク機構の下部リンク(15)に設け
    られていて前記抑止フック(57)を持上げる作動カム
    (60)とが設けられている、請求項22記載の昇降・傾動
    装置。
  24. 【請求項24】抑止フック(57)が、ばね作用式戻し装
    置と、抑止フック(57)の準備位置を規定する制限スト
    ッパ(61)とを有しており、前記準備位置において、抑
    止フック(57)は、対応受けエレメント(26)の上に再
    度係合できるような位置に保持されている、請求項23記
    載の昇降・傾動装置。
  25. 【請求項25】互いに鏡面対称に構成された2つの昇降
    ・傾動装置(10a,10b)が該装入口(11)の各垂直側縁
    部(21a,21b)に夫々1つ装備されている、請求項1か
    ら24までのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
  26. 【請求項26】両方の昇降・傾動装置(10a,10b)の昇
    降・傾動フレーム(13a,13b)に、空にすべき容器を受
    け取るための支持ビーム(28a,28b)が設けられてお
    り、比較的小型の容器(30)については1つの昇降・傾
    動フレーム(13aもしくは13b)の支持ビームによって受
    け取ることができ、比較的大型の容器については両方の
    昇降・傾動フレーム(13a及び13b)の支持ビームによっ
    て共同して受取ることができるようになっており、ま
    た、両昇降・傾動装置(10a,10b)の旋回駆動装置(17
    a,17b)が選択的に同期制御で作動されるか又は個別的
    に作動されるようになっている、請求項25記載の昇降・
    傾動装置。
  27. 【請求項27】上部リンク(14c,14d,14e,14f)が、2
    つの平行なリンクレバー(22)と、該両リンクレバー間
    で実質的に水平にかつ装入口の平面に平行に延びる支持
    脚片(23c)とによって形成されており、しかも前記の
    両リンクレバーが、装入口(11)の各垂直側縁部(21a,
    21b)に対して夫々旋回可能に支承されており、かつ前
    記支持脚片(23c)もしくは該支持脚片に装着された昇
    降・傾動フレーム(13c,13e)が実質的に前記装入口(1
    1)の全幅にわたって延在している、請求項1から24ま
    でのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
  28. 【請求項28】上部リンク(14e,14f)の両リンクレバ
    ーのうちの一方(14e)だけが旋回駆動装置(17e)と連
    結されており、かつ他方のリンクレバー(14f)が旋回
    自在に支承されている、請求項27記載の昇降・傾動装
    置。
  29. 【請求項29】上部リンク(14c,14d)の両リンクレバ
    ーが夫々1つの旋回駆動装置(17c,17d)と連結されて
    おりかつ両旋回駆動装置(17c,17d)が共通の制御装置
    を装備している、請求項27記載の昇降・傾動装置。
  30. 【請求項30】四辺形リンク機構が、両上部リンク(14
    c,14d,14e,14f)にとって共通の支持アーム(16c)と共
    通の下部リンク(15c)を有している、請求項27記載の
    昇降・傾動装置。
  31. 【請求項31】共通の支持アーム(16c)が装入口(1
    1)の一方の垂直側縁部(21)に旋回可能に支承されて
    おりかつ前記支持アームの下部分が、前記装入口(11)
    の実質的に垂直中心平面(27c)にまで屈曲されてお
    り、また共通の下部リンク(15c)が実質的に前記装入
    口(11)の垂直中心平面(27c)内に配置されている、
    請求項30記載の昇降・傾動装置。
  32. 【請求項32】サイドローダ型塵芥集収車両で使用する
    際、旋回駆動装置の駆動軸(20)が装入口(11)の下縁
    よりも上で、かつ、車両外縁(46)に対して車両の内寄
    りにずらして配置されていて、上部リンク(14)を最も
    下方に旋回させた状態の出発位置では、昇降・傾動装置
    (10;10a,10b;10c;10e)の全構成部分が前記車両外縁
    (46)の内側に位置されるようになっている、請求項1
    から31までのいずれか1項記載の昇降・傾動装置。
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