JP2894277B2 - バスドライバ - Google Patents

バスドライバ

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JP2894277B2
JP2894277B2 JP8115819A JP11581996A JP2894277B2 JP 2894277 B2 JP2894277 B2 JP 2894277B2 JP 8115819 A JP8115819 A JP 8115819A JP 11581996 A JP11581996 A JP 11581996A JP 2894277 B2 JP2894277 B2 JP 2894277B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスを駆動するド
ライバ回路に関し、特にオープンドレイン構造のバスド
ライバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドライバ(駆動)回路として、例
えば特開平5−206810号公報には、駆動電流が増
大しても出力信号にリンギングが生じない電流駆動回路
として、オープンドレイン(又はオープンコレクタ)型
出力回路において、半導体基板上に同一プロセスによっ
て形成した複数の出力トランジスタを並列に接続し、そ
の各出力トランジスタを順次遅延させて動作させるイン
バータを備えた駆動回路が提案されている。また、特開
平4−364606号公報には、CMOS型デジタル出
力回路の動作速度及び負荷駆動能力を低下させることな
く、高速化に伴って顕在化する過渡ノイズを低減する技
術として、負荷駆動能力を出力電圧の立ち下がり初期、
立ち下がり中期、立ち下がり後期の各段階で変化させ、
立ち下がり初期と後期で負荷駆動能力を相対的に減じる
一方、立ち下がり中期で負荷駆動能力を相対的に高める
ことにより出力電圧の立ち下がり波形を滑らかとして、
過渡ノイズを軽減するようにした構成が提案されてい
る。
【0003】バスを高速に動作させる回路として、従
来、GTLが用いられているが、実際には、バスの分岐
パターンにより、リンギングが発生し、このため高速動
作させるためにはバスの分岐長を厳しく制限する必要が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のド
ライバ回路においては、ドライバ回路の立ち上がりにお
いてバスの分岐パターンによりリンギングが発生するた
め、バスを高速動作させるためには、バスの分岐長を厳
しく制限する必要があった。
【0005】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、その目的は、バスの分岐長の制限を
緩和し、実現可能なバスの分岐長でバスを高速動作する
ことのできるバスドライバを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ドレインが出力端子に接続されたオープ
ンドレイン型の出力トランジスタと、前記出力トランジ
スタを駆動する回路であって、入力端子から信号を入力
し前記出力トランジスタのゲートに出力端が接続されて
なるCMOS回路と、前記出力端子と前記出力トランジ
スタのゲートとの間に直列形態に接続される少なくとも
2つのトランジスタよりなる、複数のフィードバック回
路と、前記複数のフィードバック回路に対応して設けら
れ、前記CMOS回路の出力を所定時間遅延させる複数
の遅延回路と、を備え、前記各フィードバック回路の前
記2つのトランジスタは、それぞれ前記入力端子からの
信号、及び、前記CMOS回路の出力を該フィードバッ
ク回路に対応する前記遅延回路で遅延してなる遅延出力
をゲート入力とする、ことを特徴とするドライバ回路を
提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図1を参照して、本発明に
係るドライバ回路の実施の形態は、オープンドレイン型
トランジスタ出力回路Q7と、オープンドレイン型出力
回路Q7を駆動する、CMOS回路Q1、Q2と、オー
プンドレイン出力回路Q7の出力端子に接続された複数
のフィードバック回路、すなわちトランジスタQ3、Q
4で構成された第1のフィードバック回路、及び、トラ
ンジスタQ5、Q6で構成された第2のフィードバック
回路と、複数のフィードバック回路の動作時間をそれぞ
れ制御する複数の遅延回路、すなわちゲートG1、G2
で構成された第1の遅延回路、及びゲートG3、G4で
構成された第2の遅延回路と、から構成され、複数のフ
ィードバック回路と、複数の遅延回路とにより、オープ
ンドレイン出力回路Q7のフィードバック時間を段階的
に制御する。
【0008】このように、本発明の実施の形態において
は、オープンドレイン出力回路の立ち上がり時に、複数
のフィードバック回路の動作時間を複数の遅延回路を用
いて段階的に行い、これにより、オープンドレイン出力
回路の立ち上がり時に発生するリンギングを抑えるよう
にしたものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。図1は、
本発明の一実施例の構成を示す図である。
【0010】図1を参照して、本発明の実施例は、入力
端子(IN)にゲートを接続したPチャネルMOSトラ
ンジスタQ1とNチャネルMOSトランジスタQ2から
なるCMOSインバータ回路と、ドレインを出力端子
(OUT)に接続しソースが接地され、ゲートをCMO
Sインバータ回路の出力端に接続したオープンドレイン
型トランジスタQ7と、出力端子(OUT)とCMOS
インバータ回路の出力端との間に直列形態に接続された
トランジスタQ3、Q4と、出力端子(OUT)とCM
OSインバータ回路の出力端との間に直列形態に接続さ
れたトランジスタQ5、Q6と、を備え、CMOSイン
バータ回路の出力端とトランジスタQ6のゲートの間に
は、インバータG1、G2、G3、G4からなる遅延素
子が挿入され、トランジスタQ4のゲートはインバータ
G2の出力端とインバータG3の入力端との接続点に接
続され、またトランジスタQ3及びQ5のゲートはとも
に入力端子(IN)に接続されている。図1において、
トランジスタQ3、Q4は第1のフィードバック回路、
トランジスタQ5、Q6は第2のフィードバック回路を
構成し、またインバータG1、G2は第1の遅延回路、
インバータG3、G4は第2の遅延回路を構成してい
る。
【0011】本発明の実施例の動作を以下に説明する。
オープンドレイン出力回路Q7の立ち上がり時におい
て、オープンドレイン出力回路Q7を駆動するCMOS
回路の出力端に接続された第1のフィードバックは、第
1の遅延回路により定める遅延時間後に動作を開始す
る。
【0012】同様にして、第2のフィードバック回路
は、第1の遅延回路と第2の遅延回路の遅延時間後に動
作を開始する。
【0013】すなわち、入力端子(IN)の電位がロー
レベルからハイレベルに遷移する際、CMOSインバー
タ回路の出力はハイレベルからローレベルに遷移して、
オープンドレイン型トランジスタQ7をオフとして不図
示のプルアップ抵抗を介して電源に接続された出力端子
(OUT)はハイレベルに立ち上がる。出力端子電圧の
立ち上がりの過程において、入力信号をゲート入力とす
るトランジスタQ3、Q5はオフ状態からオン状態とな
り(このとき、トランジスタQ4、Q6はともにオン状
態)、トランジスタQ4はCMOSインバータ回路の出
力電圧の遷移から第1の遅延回路G1、G2で定まる時
間後にオンからオフ状態となり、続いてトランジスタQ
6がCMOSインバータ回路の出力電圧の遷移から第1
及び第2の遅延回路G1〜G4で定まる時間後にオンか
らオフ状態となる。
【0014】すなわち、オープンドレイン出力回路Q7
の立ち上がり時には、第1の遅延回路の遅延時間後に、
第1のフィードバック回路が動作し、更に第2の遅延回
路の遅延時間後に第2のフィードバック回路が動作す
る。このため、オープンドレイン出力回路Q7の立ち上
がり時に発生するオーバーシュート及びリンギングの発
生を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オープンドレイン出力回路をオープンドレイン出力回路
を駆動するCMOS回路の出力端子に接続された複数の
フィードバック回路を複数の遅延回路により段階的に動
作させ、オープンドレイン出力回路のフィードバック時
間を段階的に制御することにより、オープンドレイン出
力回路の立ち上がり時に発生するリンギングを抑えるこ
とができ、このため実現可能なバスの分岐長にて、バス
を高速動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7 トランジ
スタ G1、G2、G3、G4 ゲート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレインが出力端子に接続されたオープン
    ドレイン型の出力トランジスタと、 前記出力トランジスタを駆動する回路であって、入力端
    子から信号を入力し前記出力トランジスタのゲートに出
    力端が接続されてなるCMOS回路と、 前記出力端子と前記出力トランジスタのゲートとの間に
    直列形態に接続される少なくとも2つのトランジスタよ
    りなる、複数のフィードバック回路と、前記複数のフィードバック回路に対応して設けられ、前
    記CMOS回路の出力を所定時間遅延させる 複数の遅延
    回路と、を備え前記各フィードバック回路の前記2つの
    トランジスタは、それぞれ前記入力端子からの信号、及
    び、前記CMOS回路の出力を該フィードバック回路に
    対応する前記遅延回路で遅延してなる遅延出力をゲート
    入力とする、ことを特徴とするドライバ回路。
  2. 【請求項2】ソースが接地されドレインが出力端子に接
    続され出力回路をなすトランジスタ(「出力トランジス
    タという」)と、入力端子から信号を入力とし前記出力トランジスタのゲ
    ートに出力端を接続してなるCMOSインバータ 回路
    と、を備え前記CMOSインバータ回路の出力端と前記出力トラン
    ジスタのゲートとの共通接続点と、前記出力端子との間
    に、直列形態に接続される少なくとも2つのトランジス
    タよりなるフィードバック回路を1又は複数並設し、 前記各フィードバック回路の前記2つのトランジスタに
    ついて、前記共通接続点側に接続する第1のトランジス
    タは前記入力端子の信号電位をゲート入力とし、前記出
    力端子側に接続する第2のトランジスタのゲートには、
    前記CMOSインバータ回路の出力を、遅延回路を通し
    て、前記各フィードバック回路毎にそれぞれ異なる所定
    の遅延時間遅延させた信号が入力されてなる 、ことを特
    徴とするドライバ回路。
  3. 【請求項3】前記遅延回路が、前記CMOSインバータ
    の出力端に直列に接続してなる遅延素子列で構成されて
    なることを特徴とする請求項記載のドライバ回路。
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