JP2893211B2 - 自動魚焼き調理器 - Google Patents

自動魚焼き調理器

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信夫 大島
秀行 飯高
直人 岸本
さくら 杉崎
勝利 力久
一成 樋口
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は魚焼き調理器に関するものである。
従来の技術 従来の魚焼き調理器は利用者が経験にもとづいて、魚
を裏返したり、魚の出来上りを判断していた。
発明が解決しようとする課題 従来の魚焼き調理器は、利用者が焼き上がりを判断す
るため、時には魚を焦がしたり、魚を半生に焼いたりす
るなど焼き上がりにかなりのバラツキが生じるものであ
った。また魚を焼きながら他の仕事を安心して行なうこ
とができなかった。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、魚の焼け具
合のバラツキを無くすため、魚焼き調理器の適宜な位置
に温度検出装置を取付け、更に熱源であるヒーターーへ
の印加電圧を検出し、これらの検出温度及び検出電圧で
ヒーターーの制御を行い、魚の焼け具合を判断し、各工
程を音声等の報知音で知らせるものである。
作用 上記のように魚焼き調理器の適宜な位置に取り付けた
温度検出装置及び電圧検出装置及びこれらの検出信号を
元にして熱源であるヒーターーの制御を行う制御回路を
設けたことにより、魚焼き調理器庫内の温度を検出し魚
の焼け具合を判定し、また電圧の変動を検出してヒータ
ーーの電力量を可変することにより常に最適の電力量を
維持し魚を裏返す時間、魚の出来上りの時間を音声等の
報知音で知らせて、ついも焼き上がりの良い状態の魚を
焼くものである。
実施例 以下本発明の一実施例を示す。
第1図は本発明の実施例の魚焼き調理器を搭載した電
気コンロの斜視図であり、システムキッチン1にコンロ
の本体2が設置されており、3は自動魚焼き調理器とな
るグリル部である。
第2図は上記グリル部3の側断面図であり、上面、側
面、底面を板状で略箱形に形成したグリルケース本体6
を有し、このグリルケース本体6の後部には魚焼きの煙
を排出する排気孔5、前面にはグリルドア9が設けら
れ、さらに上部にはシーズヒーターーよりなるグリルヒ
ーターー7(以下ヒーターー)が取り付けられている。
4はグリル皿であり、グリルドア9と一体に接続されグ
リルケース本体6内に着脱自在となっている。更に8は
温度検出装置でグリルケース本体6の側面中央に取り付
けられている。また10は焼き網でありグリル皿4に置か
れる。
第3図は電気コンロのグリル部に関する制御回路の構
成を示すブロック図である。11は商用電源、12はメイン
スイッチで電気コンロ全体への電源の供給を制御する。
13はヒーターー7を制御するトライアックであり、19の
トライアック駆動回路により制御される。14は電源トラ
ンスでありその2次側出力は2系統あり1つは16のダイ
オードブリッジを介して17の電源回路にて制御回路全体
に直流の安定化電圧を供給している。また電源トランス
14のもう一方の2次側出力は電源電圧の検出手段である
電圧検出回路15に接続されており、1次側の電圧の変動
を検出する。20は温度検出装置8で得た温度を電気信号
に変換する温度検出回路、21はコンロ操作部の表示回
路、22は各種Keyの入力回路、23は音声合成回路で音声
は24のスピーカーから出力される。18はこれら全体を制
御するマイコンである。
第4図はグリル庫内検出温度と魚焼きの時間の関係を
示すシーケンスである。
以上の様に構成された本発明の実施例において、まず
グリル皿4に水を入れ、魚を載せる焼き網10をセット
し、グリルケース本体6に収納して自動魚焼きのシーケ
ンスをスタートさせる。第4図に示す通りまず温度検出
装置8で検出したグリルケース本体6(グリル庫)内の
温度(以下GTと称する)が所定温度GTOに達するまでヒ
ーターー7を通電率100%で通電させる。GTOを越えた後
は通電率85%で通電しGTが所定温度GT1になるまで予熱
する。この予熱はグリル庫内の温度を均一にする効果と
焼き網を加熱することで魚の皮がこびりつかないように
するためのものである。この予熱によりGTがGT1になる
と同時に温度検出回路20の働きでマイコン18が音声合成
回路23を通してスピーカー24より「魚を入れて下さい」
と音声報知する。次に使用者が魚を入れたのちGTが所定
温度GT2になるまでヒーターーの通電率は85%のまま
で、GTがGT1からGT2に達するまでの時間T1を計測しマイ
コン18に記憶させる。
ここでT1は魚の数、大きさ、種類によって変動し、例
えば数が多ければ長くなり、大きさが小さければ短くな
るが、数多くの魚焼きの実験の結果この変動する時間T1
を元に魚を裏返すまでの時間T1はT1=t1+t2で、また裏
返したのち出来上がるまでの時間T2=T1×α1(α1はあ
らかじめ設定された定数)でほぼ適確に定められること
が判明している。
このように魚を入れる温度GT1からGT2に上昇するまで
に要する時間t1を適確に計測することが重要であり、こ
のために予熱工程の途中温度GTOからGT1を経てGT2に至
るまでは温度の急激な上昇により庫内温度にばらつきが
生ずるのを避け、t1の測定に誤差の生じることのないよ
うに加熱量を抑える必要があり、本実施例ではヒーター
ー7を通電率85%で制御している。この通電率はさらに
落せばt1の計測はより適確るなるが全体の魚焼き時間が
長びくマイナスもあり、両者の兼ね合いで適当な値を選
定すべきであり、実施例では85%としたがこれに限定し
たものではない。
魚を入れてから魚を裏返すまでの時間は上述の如くT1
で与えられこの時点で「魚を裏返して下さい」の報知が
なされ、さらにT2時間後には「魚が焼けました」の報知
がいずれもマイコン18の指示により音声合成回路23を通
してスピーカー24よりなされる。
更に第4図において、上述のt1を計測したのち魚が焼
き上がるまでの時間aは通電率100%で出来るだけ短時
間に焼くことが魚の焼き上がり状況や味に関連して重要
であるが、この間電源電圧が変動すると魚の出来ばえに
大きな影響を生ずる。すなわちヒーターー7の発熱量は
電圧の2乗に比例するため電圧が僅かに上昇すると焼け
過ぎるし、また僅かに低下しても生焼けの状況になる。
このような電源電圧の変動があっても常に適確な魚焼き
を行うため本発明では電圧検出回路15を設け焼き上げ時
間aの時間中はある一定時間毎に電圧を検出し、時間t2
を補正するものである。t2を補正することにより、裏返
すまてでの時間T1とを出来上がるまでの時間T2も補正さ
れることとなる。例えば電源電圧が高い場合はt2を短
く、したがってaを短くし、電圧が低い場合はt2を長
く、aを長くし、常に均一に適確な焼き上がりを得るも
のである。
更に電源電圧の変動を電圧検出回路15により検出して
補正するだけでく、電圧変動によるヒーターー7の加熱
量の変動で庫内温度が変動するのを温度検出装置8でも
検出し、双方の検出により、より適確に変動を把握して
制御することも可能である。
このように電圧の変動に対応して時間t2およびaを最
適な値に補正することによりヒーターー7の電力量を常
に魚を焼くのに最適になるように制御している。
発明の効果 以上説明したように検出温度と検出電圧によりグリル
ヒーターーの制御を行い魚を自動的に焼くようにした制
御により、魚の大きさ、グリル皿に入れる水の量、魚を
焼いている時の電源電圧の変動に対しても影響を受ける
事なく、魚をグリルに入れるタイミング、裏返すタイミ
ング、焼き上がりのタイミングを音声等の報知音で知ら
せることにより、誰でも区別なく魚を上手に焼くことが
出来、又音声で知らせるのでその間安心して他の仕事が
出来るので、本発明の実用効果は極めて大きなものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動魚焼き調理器を備
えた電気コンロの斜視図、第2図は同グリル部の側断面
図、第3図は同制御回路のブロック図、第4図は同自動
魚焼き調理のシーケンスを示すものである。 5…排気孔、6…グリルケース本体、7…グリルヒータ
ーー(ヒーターー)、8…温度検出装置、15…電圧検出
回路、18…マイコン(制御部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉崎 さくら 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社 日立ホームテック内 (72)発明者 力久 勝利 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九州電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 樋口 一成 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九州電力株式会社総合研究所内 審査官 鵜飼 健 (56)参考文献 特開 平2−146427(JP,A) 特開 昭62−152420(JP,A) 特開 昭55−141223(JP,A) 特開 昭63−164191(JP,A) 特開 昭64−43989(JP,A) 特開 平2−80015(JP,A) 実開 平3−30943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/00 - 37/07 F24C 7/04 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面、側面、底面を板状で形成した略箱形
    のグリルケース本体(6)と、このグリルケース本体
    (6)に設けた排気孔(5)と、グリルケース本体
    (6)の上方に設けたヒーター(7)と、グリルケース
    本体(6)内部の適宜な位置に取り付けた温度検出装置
    (8)と、前記ヒーター(7)に印加する電源電圧を検
    出する電圧検出回路(15)と、ヒーター(7)の制御を
    含めて全体の制御を行う制御部とを設けた構成となし、
    前記温度検出装置(8)で検出した検出温度と電圧検出
    回路(15)が検出した検出電圧によりヒーター(7)の
    通電制御を行い、更に魚を入れたときの温度(GT1)か
    らある所定温度(GT2)に上昇するまでの時間(t1)を
    計測し、この時間(t1)に基づいて魚を裏返すまでの時
    間(T1)及び魚を裏返したのち魚が焼き上がるまでの時
    間(T2)を定め、魚を自動的に焼き、かつ各工程を音声
    等で報知することを特徴とした自動魚焼き調理器。
  2. 【請求項2】上面、側面、底面を板状で形成した略箱形
    のグリルケース本体(6)と、このグリルケース本体
    (6)に設けた排気孔(5)と、グリルケース本体
    (6)の上方に設けたヒーター(7)と、グリルケース
    本体(6)内部の適宜な位置に取り付けた温度検出装置
    (8)と、前記ヒーター(7)に印加する電源電圧を検
    出する電圧検出回路(15)と、ヒーター(7)の制御を
    含めて全体の制御を行う制御部とを設けた構成となし、
    前記温度検出装置(8)で検出した検出温度と電圧検出
    回路(15)が検出した検出電圧によりヒーター(7)の
    通電制御を行い、更に魚を入れたときの温度(GT1)か
    らある所定温度(GT2)に上昇するまでの時間(t1)を
    計測し、この時間(t1)に基づいて魚を裏返すまでの時
    間(T1)及び魚を裏返したのち魚が焼き上がるまでの時
    間(T2)を定め、魚を自動的に焼き、かつ、魚を入れ
    る、魚を裏返す、魚が焼上がる、時の各工程時に音声等
    で報知することを特徴とした自動魚焼き調理器。
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