JPH0646961A - グリル装置 - Google Patents
グリル装置Info
- Publication number
- JPH0646961A JPH0646961A JP20556992A JP20556992A JPH0646961A JP H0646961 A JPH0646961 A JP H0646961A JP 20556992 A JP20556992 A JP 20556992A JP 20556992 A JP20556992 A JP 20556992A JP H0646961 A JPH0646961 A JP H0646961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timer
- storage
- pan
- grill
- set time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被調理物を適正時間、加熱できるとともに、
操作が簡単なグリル装置の提供。 【構成】 汁受の外側壁を押圧する様にグリル庫の側壁
に配した温度センサ4が検出する検出温度の下降具合か
ら収納検知部51が受皿の収納を検知すると第1、第2
設定時間を設定したタイマ回路T1 、T2 がスタートす
る。
操作が簡単なグリル装置の提供。 【構成】 汁受の外側壁を押圧する様にグリル庫の側壁
に配した温度センサ4が検出する検出温度の下降具合か
ら収納検知部51が受皿の収納を検知すると第1、第2
設定時間を設定したタイマ回路T1 、T2 がスタートす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚等を焼くグリル装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、グリル装置は、汁受及び焼網を有
する受皿と、ガスバーナを配し前記受皿が収納されるグ
リル庫とで構成される。尚、油状の焼汁による発煙を防
止する為、汁受には水が張られる。一般的に、このグリ
ル装置による調理は、先ず、ガスバーナを燃焼させて予
熱を行ない、焼網を加熱する。そして、受皿をグリル庫
から引き出して魚等の被調理物を焼網上に載置し、受皿
を収納し、被調理物を焼く。
する受皿と、ガスバーナを配し前記受皿が収納されるグ
リル庫とで構成される。尚、油状の焼汁による発煙を防
止する為、汁受には水が張られる。一般的に、このグリ
ル装置による調理は、先ず、ガスバーナを燃焼させて予
熱を行ない、焼網を加熱する。そして、受皿をグリル庫
から引き出して魚等の被調理物を焼網上に載置し、受皿
を収納し、被調理物を焼く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のグ
リル装置は、使用者の勘等により焼き時間を決めている
為、被調理物が焼け過ぎて黒焦げになったり、生焼けで
あったりするという不具合が生じ易い。
リル装置は、使用者の勘等により焼き時間を決めている
為、被調理物が焼け過ぎて黒焦げになったり、生焼けで
あったりするという不具合が生じ易い。
【0004】そこで、本発明者らは、この不具合を解消
する為、被調理物に対応した設定時間を設定した選択ス
イッチと、計時を開始させるスタートスイッチと、設定
時間が終了するとガスバーナの燃焼を停止する制御器と
を有するグリル装置を試作した。
する為、被調理物に対応した設定時間を設定した選択ス
イッチと、計時を開始させるスタートスイッチと、設定
時間が終了するとガスバーナの燃焼を停止する制御器と
を有するグリル装置を試作した。
【0005】しかし、上記試作品は、被調理物を焼網上
に載置し、受皿を収納した後に、設定時間の計時を開始
させるスタートスイッチを操作しなければならない、と
いう煩わしさがある。また、新しくスタートスイッチを
設けなければならない為、操作部が煩雑になるとともに
製造コストが増加する。
に載置し、受皿を収納した後に、設定時間の計時を開始
させるスタートスイッチを操作しなければならない、と
いう煩わしさがある。また、新しくスタートスイッチを
設けなければならない為、操作部が煩雑になるとともに
製造コストが増加する。
【0006】本発明の目的は、被調理物を適正時間、加
熱できるとともに、操作が簡単なグリル装置の提供にあ
る。
熱できるとともに、操作が簡単なグリル装置の提供にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)加熱空間を内部に形成したグリル庫と、グリル庫
内に配される加熱源と、グリル庫内に収納される出入自
在の受皿と、該受皿の収納時には受皿により遮熱され、
引出時には前記加熱源の輻射熱を受ける位置に配される
温度センサと、検出温度の下降具合から前記受皿の収納
を検知する収納検知手段、及び前記加熱源の作動状態を
維持する時間を設定したタイマを有し、該タイマにより
設定された設定時間が経過すると前記加熱源の作動を停
止する制御器とを備え、前記受皿を収納すると前記収納
検知手段が前記受皿の収納を検知して前記タイマが前記
設定時間の計測を開始する。
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)加熱空間を内部に形成したグリル庫と、グリル庫
内に配される加熱源と、グリル庫内に収納される出入自
在の受皿と、該受皿の収納時には受皿により遮熱され、
引出時には前記加熱源の輻射熱を受ける位置に配される
温度センサと、検出温度の下降具合から前記受皿の収納
を検知する収納検知手段、及び前記加熱源の作動状態を
維持する時間を設定したタイマを有し、該タイマにより
設定された設定時間が経過すると前記加熱源の作動を停
止する制御器とを備え、前記受皿を収納すると前記収納
検知手段が前記受皿の収納を検知して前記タイマが前記
設定時間の計測を開始する。
【0008】(2)加熱空間を内部に形成したグリル庫
と、グリル庫内に配される加熱源と、グリル庫内に収納
される出入自在の受皿と、該受皿の収納時には受皿によ
り遮熱され、引出時には前記加熱源の輻射熱を受ける位
置に配される温度センサと、検出温度の上昇具合から前
記受皿の引出しを検知する引出し検知手段、検出温度の
下降具合から前記受皿の収納を検知する収納検知手段、
前記加熱源の作動状態を維持する時間を設定したタイ
マ、及び該タイマによる上記設定時間の計測を一旦停止
するタイマ一旦停止部を有し、前記タイマにより設定さ
れた設定時間が経過すると前記加熱源の作動を停止する
制御器とを備え、前記受皿を収納すると前記収納検知手
段が前記受皿の収納を検知して前記タイマが前記設定時
間の計測を開始し、上記設定時間の計測中に、前記受皿
の引出しが検知されると該受皿の収納が検知される迄、
前記タイマ一旦停止部が前記設定時間の計測を一旦停止
する。
と、グリル庫内に配される加熱源と、グリル庫内に収納
される出入自在の受皿と、該受皿の収納時には受皿によ
り遮熱され、引出時には前記加熱源の輻射熱を受ける位
置に配される温度センサと、検出温度の上昇具合から前
記受皿の引出しを検知する引出し検知手段、検出温度の
下降具合から前記受皿の収納を検知する収納検知手段、
前記加熱源の作動状態を維持する時間を設定したタイ
マ、及び該タイマによる上記設定時間の計測を一旦停止
するタイマ一旦停止部を有し、前記タイマにより設定さ
れた設定時間が経過すると前記加熱源の作動を停止する
制御器とを備え、前記受皿を収納すると前記収納検知手
段が前記受皿の収納を検知して前記タイマが前記設定時
間の計測を開始し、上記設定時間の計測中に、前記受皿
の引出しが検知されると該受皿の収納が検知される迄、
前記タイマ一旦停止部が前記設定時間の計測を一旦停止
する。
【0009】
〔請求項1について〕使用者は、加熱源を作動してグリ
ル庫の予熱を行ない、その後、受皿をグリル庫から引出
して受皿に被調理物を載置し再び受皿をグリル庫に収納
する。ここで温度センサが、受皿の収納時には受皿によ
り遮熱され、引出時には加熱源の輻射熱を受ける位置に
配されているので、被調理物を載置した受皿をグリル庫
に再収納すると、検出温度が下降し、収納検知手段が受
皿の収納を検知する。収納検知手段が受皿のグリル庫へ
の収納を検知してタイマが設定時間の計測を開始する。
設定時間が終了すると加熱源の作動を停止し、調理が終
了する。
ル庫の予熱を行ない、その後、受皿をグリル庫から引出
して受皿に被調理物を載置し再び受皿をグリル庫に収納
する。ここで温度センサが、受皿の収納時には受皿によ
り遮熱され、引出時には加熱源の輻射熱を受ける位置に
配されているので、被調理物を載置した受皿をグリル庫
に再収納すると、検出温度が下降し、収納検知手段が受
皿の収納を検知する。収納検知手段が受皿のグリル庫へ
の収納を検知してタイマが設定時間の計測を開始する。
設定時間が終了すると加熱源の作動を停止し、調理が終
了する。
【0010】〔請求項2について〕使用者は、加熱源を
作動してグリル庫の予熱を行ない、その後、受皿をグリ
ル庫から引出して受皿に被調理物を載置し再び受皿をグ
リル庫に収納する。収納検知手段が受皿のグリル庫への
収納を検知してタイマが設定時間の計測を開始する。
尚、設定時間の計測中に、受皿の引出しが検知される
と、タイマ一旦停止部は、受皿の収納が検知される迄、
設定時間の計測を一旦停止する。ここで温度センサが、
受皿の収納時には受皿により遮熱され、引出時には加熱
源の輻射熱を受ける位置に配されているので、使用者が
受皿を引出すと検出温度が上昇するので引出し検知手段
が受皿の引出しを検知する。また、引出された後、再び
受皿をグリル庫に収納すると、検出温度が下降するの
で、収納検知手段が受皿の収納を検知し、タイマ一旦停
止部は、設定時間の計測の一旦停止を解除する。設定時
間が終了すると加熱源の作動が停止し、調理が終了す
る。
作動してグリル庫の予熱を行ない、その後、受皿をグリ
ル庫から引出して受皿に被調理物を載置し再び受皿をグ
リル庫に収納する。収納検知手段が受皿のグリル庫への
収納を検知してタイマが設定時間の計測を開始する。
尚、設定時間の計測中に、受皿の引出しが検知される
と、タイマ一旦停止部は、受皿の収納が検知される迄、
設定時間の計測を一旦停止する。ここで温度センサが、
受皿の収納時には受皿により遮熱され、引出時には加熱
源の輻射熱を受ける位置に配されているので、使用者が
受皿を引出すと検出温度が上昇するので引出し検知手段
が受皿の引出しを検知する。また、引出された後、再び
受皿をグリル庫に収納すると、検出温度が下降するの
で、収納検知手段が受皿の収納を検知し、タイマ一旦停
止部は、設定時間の計測の一旦停止を解除する。設定時
間が終了すると加熱源の作動が停止し、調理が終了す
る。
【0011】
〔請求項1について〕収納時には受皿により遮熱され、
引出時には加熱源の輻射熱を受ける位置に温度センサを
配し、温度センサにより検出される検出温度の下降によ
り収納検知手段が受皿の収納を検知し、この検知によ
り、被調理物を焼くのに適した設定時間を設定したタイ
マをスタートさせている。そして、設定時間終了後に加
熱源の作動を停止させる事により、被調理物を設定時間
の間、焼く事ができる。また、設定時間を設定したタイ
マのスタートを、受皿のグリル庫への収納を検知して行
なっているのでタイマをスタートさせる為のスイッチ操
作が不要であり、使い勝手に優れる。また、受皿の水無
し検出等の異常温度検出を行なう為の温度センサを利用
して、受皿の収納を検出している為、製造コストの増加
を低く抑える事ができる。
引出時には加熱源の輻射熱を受ける位置に温度センサを
配し、温度センサにより検出される検出温度の下降によ
り収納検知手段が受皿の収納を検知し、この検知によ
り、被調理物を焼くのに適した設定時間を設定したタイ
マをスタートさせている。そして、設定時間終了後に加
熱源の作動を停止させる事により、被調理物を設定時間
の間、焼く事ができる。また、設定時間を設定したタイ
マのスタートを、受皿のグリル庫への収納を検知して行
なっているのでタイマをスタートさせる為のスイッチ操
作が不要であり、使い勝手に優れる。また、受皿の水無
し検出等の異常温度検出を行なう為の温度センサを利用
して、受皿の収納を検出している為、製造コストの増加
を低く抑える事ができる。
【0012】〔請求項2について〕被調理物を焼いてい
る途中において、被調理物の焼け具合を確認する為、受
皿を引き出すと、受皿の収納が検知される迄、タイマ一
旦停止部は、設定時間の計測を一旦停止している。この
為、焼け具合の確認を行なっても、被調理物を焼く為の
実質的な焼き時間が減らず、被調理物を適度に焼く事が
できる。また、設定時間を設定したタイマのスタートや
一旦停止、及び一旦停止後の計測再開を受皿のグリル庫
への収納や引出しの検知により行なっているのでタイマ
を操作する為のスイッチ操作が不要であり、使い勝手に
優れる。また、受皿の水無し検出等の異常温度検出を行
なう為の温度センサを利用して、受皿の収納や引出しを
検出している為、製造コストの増加を低く抑える事がで
きる。
る途中において、被調理物の焼け具合を確認する為、受
皿を引き出すと、受皿の収納が検知される迄、タイマ一
旦停止部は、設定時間の計測を一旦停止している。この
為、焼け具合の確認を行なっても、被調理物を焼く為の
実質的な焼き時間が減らず、被調理物を適度に焼く事が
できる。また、設定時間を設定したタイマのスタートや
一旦停止、及び一旦停止後の計測再開を受皿のグリル庫
への収納や引出しの検知により行なっているのでタイマ
を操作する為のスイッチ操作が不要であり、使い勝手に
優れる。また、受皿の水無し検出等の異常温度検出を行
なう為の温度センサを利用して、受皿の収納や引出しを
検出している為、製造コストの増加を低く抑える事がで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項1に対応)を図
1〜図5に基づいて説明する。図に示す様に、グリル装
置Aは、グリル庫1と、グリル庫1内に配されるガスバ
ーナ2と、グリル庫1に出入自在の受皿3と、グリル庫
1内に配される温度センサ4と、収納検知部51、第1
設定時間t1 、第2設定時間t2 が設定されたタイマ部
52、報知部53、調理選択部54、予熱完了検出部5
5、及び1分タイマ56を有する制御器5とを備える。
1〜図5に基づいて説明する。図に示す様に、グリル装
置Aは、グリル庫1と、グリル庫1内に配されるガスバ
ーナ2と、グリル庫1に出入自在の受皿3と、グリル庫
1内に配される温度センサ4と、収納検知部51、第1
設定時間t1 、第2設定時間t2 が設定されたタイマ部
52、報知部53、調理選択部54、予熱完了検出部5
5、及び1分タイマ56を有する制御器5とを備える。
【0014】グリル庫1は、金属で形成され、前面に開
口11を形成し、この開口11に連絡する加熱空間13
を内部に形成し、後部には排気口14が形成されてい
る。
口11を形成し、この開口11に連絡する加熱空間13
を内部に形成し、後部には排気口14が形成されてい
る。
【0015】ガスバーナ2は、上流より、電磁安全弁2
1及びガス量調節弁(図示せず)を連設したガス供給管
(図示せず)からガスが供給され、スパーカ22により
点火され燃焼する。
1及びガス量調節弁(図示せず)を連設したガス供給管
(図示せず)からガスが供給され、スパーカ22により
点火され燃焼する。
【0016】把手311及び透明覗板312(ガラス)
を有する扉31と連設している受皿3は皿状の汁受部3
2を備え、この汁受部32の上面には焼網33が配され
る。そして、収納時には、焼網33及び汁受部32がグ
リル庫1内に入り扉31がグリル庫1の開口11を塞
ぐ。
を有する扉31と連設している受皿3は皿状の汁受部3
2を備え、この汁受部32の上面には焼網33が配され
る。そして、収納時には、焼網33及び汁受部32がグ
リル庫1内に入り扉31がグリル庫1の開口11を塞
ぐ。
【0017】金属筒内にサーミスタを配した温度センサ
4は、汁受部32の外側壁321を押圧する様にグリル
庫1の側壁に配され、受皿3の収納時には受皿3により
遮熱され、引出時にはガスバーナ2の輻射熱を直接受け
る。
4は、汁受部32の外側壁321を押圧する様にグリル
庫1の側壁に配され、受皿3の収納時には受皿3により
遮熱され、引出時にはガスバーナ2の輻射熱を直接受け
る。
【0018】燃焼制御部50は、操作つまみ(図示せ
ず)の押圧操作により電磁安全弁21を開弁状態にする
と、操作つまみと連動する運転スイッチSWによりスパ
ーカ22に所定時間通電してガスバーナ2を燃焼状態に
する。また、報知部53又は1分タイマ56から消火信
号Sが入力されると電磁安全弁21を閉弁状態にしてガ
スバーナ2を消火する。また、図示しない安全制御部
は、温度センサ4の検出温度が高温の基準温度以上に上
がると、汁受部32に水が入っていないものと見なし、
電磁安全弁21を閉弁状態にしてガスバーナ2を消火す
る。
ず)の押圧操作により電磁安全弁21を開弁状態にする
と、操作つまみと連動する運転スイッチSWによりスパ
ーカ22に所定時間通電してガスバーナ2を燃焼状態に
する。また、報知部53又は1分タイマ56から消火信
号Sが入力されると電磁安全弁21を閉弁状態にしてガ
スバーナ2を消火する。また、図示しない安全制御部
は、温度センサ4の検出温度が高温の基準温度以上に上
がると、汁受部32に水が入っていないものと見なし、
電磁安全弁21を閉弁状態にしてガスバーナ2を消火す
る。
【0019】収納検知部51は、温度センサ4の出力が
入力され、ガスバーナ2の燃焼中、検出温度が、所定時
間内(本実施例では5秒)に所定温度(本実施例では5
0℃)以上下がると、受皿3が収納されたと見なし、収
納信号511を送出する。
入力され、ガスバーナ2の燃焼中、検出温度が、所定時
間内(本実施例では5秒)に所定温度(本実施例では5
0℃)以上下がると、受皿3が収納されたと見なし、収
納信号511を送出する。
【0020】タイマ部52は、被調理物6の表面焼に係
わるタイマ回路T1 と被調理物6の裏面焼に係わるタイ
マ回路T2 とを備える。タイマ回路T1 は、報知部53
が「魚を入れて下さい」と報知を行なった後、収納検知
部51から収納信号511が入力されると計測を開始す
る。また、タイマ回路T2 は、報知部53が「魚を裏返
して下さい」と報知を行なった後、収納検知部51から
収納信号511が入力されると計測を開始する。
わるタイマ回路T1 と被調理物6の裏面焼に係わるタイ
マ回路T2 とを備える。タイマ回路T1 は、報知部53
が「魚を入れて下さい」と報知を行なった後、収納検知
部51から収納信号511が入力されると計測を開始す
る。また、タイマ回路T2 は、報知部53が「魚を裏返
して下さい」と報知を行なった後、収納検知部51から
収納信号511が入力されると計測を開始する。
【0021】報知部53は、予熱完了検出部55が予熱
完了信号551を送出すると「魚を入れて下さい」と発
声する第1合成音声発生部531と、タイマ回路T1 が
タイムアップすると「魚を裏返して下さい」と発声する
第2合成音声発生部532と、タイマ回路T2 がタイム
アップすると「魚が焼けました」と発声する第3合成音
声発生部533とを備える。
完了信号551を送出すると「魚を入れて下さい」と発
声する第1合成音声発生部531と、タイマ回路T1 が
タイムアップすると「魚を裏返して下さい」と発声する
第2合成音声発生部532と、タイマ回路T2 がタイム
アップすると「魚が焼けました」と発声する第3合成音
声発生部533とを備える。
【0022】調理選択部54は、“鰺”(t1 、t2 =
8分、6分)、“秋刀魚”(t1 、t2 =5分、4
分)、“切身”(t1 、t2 =6分、5分)、“干物”
(t1 、t2 =9分、7分)、及び“取消”の五つのス
イッチを備え、タイマ回路T1 、T2 の各設定時間(t
1 、t2 )を決定する。
8分、6分)、“秋刀魚”(t1 、t2 =5分、4
分)、“切身”(t1 、t2 =6分、5分)、“干物”
(t1 、t2 =9分、7分)、及び“取消”の五つのス
イッチを備え、タイマ回路T1 、T2 の各設定時間(t
1 、t2 )を決定する。
【0023】予熱完了検出部55は、操作つまみを操作
して運転スイッチSWが閉成した後、温度センサ4が検
出する検出温度が一度150℃以上になるとグリル庫1
内が予熱されたと見なし、予熱完了信号551を送出す
る。
して運転スイッチSWが閉成した後、温度センサ4が検
出する検出温度が一度150℃以上になるとグリル庫1
内が予熱されたと見なし、予熱完了信号551を送出す
る。
【0024】1分タイマ56は、予熱完了信号551が
送出されてから1分を越えて収納信号511が入力され
ない時、または、タイマ回路T1 がタイムアップしてか
ら1分を越えて収納信号511が入力されない時、燃焼
制御部50に消火信号Sを送出する。
送出されてから1分を越えて収納信号511が入力され
ない時、または、タイマ回路T1 がタイムアップしてか
ら1分を越えて収納信号511が入力されない時、燃焼
制御部50に消火信号Sを送出する。
【0025】つぎに、グリル装置Aの作動を図4、図5
とともに説明する。ステップs1で、被調理物6に適し
た調理選択スイッチを使用者が選択した場合(Ye
s)、ステップs2に進む。ステップs2で、調理選択
部54は、第1設定時間t1 及び第2設定時間t2を設
定する。ステップs3で、使用者が操作つまみ(図示せ
ず)を操作して電磁安全弁21を開弁し、それに伴い運
転スイッチSWが閉成すると、ステップs4に進む。ス
テップs4で、燃焼制御部50は、所定時間、電磁安全
弁21を開弁保持するとともに、スパーカ22を作動さ
せることによって燃焼が開始し、その後、ステップs5
に進む。ステップs5で、検出温度が150℃以上の場
合、予熱完了検出部55は、予熱完了信号551を送出
してステップs6に進む。ステップs6で、報知部53
の第1合成音声発生部531は、「魚を入れて下さい」
と発声し、ステップs7に進む。ステップs7で、受皿
3の収納が成され、収納検知部51が温度センサ4の検
出温度に基づいて受皿3の収納を検知する(Yes)
と、ステップs8に進み、受皿3の収納が成されず、収
納が検知されない場合(No)、ステップs15に進
む。ステップs8で、タイマ回路T1 による第1設定時
間t1 の計測を開始する。ステップs9で、第1設定時
間t1 がタイムアップしたと判断されるとステップs1
0に進む。ステップs10で、報知部53の第2合成音
声発生部532は、「魚を裏返して下さい」と発声し、
ステップs11に進む。ステップs11で、受皿3の収
納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する
(Yes)と、ステップs12に進み、受皿3の収納が
成されず、収納が検知されない場合(No)、ステップ
s16に進む。ステップs12でタイマ回路T2 による
第2設定時間t2 の計測を開始する。ステップs13
で、第2設定時間t2 がタイムアップしたと判断される
とステップs14に進む。ステップs14で、報知部5
3の第3合成音声発生部533は、「魚が焼けました」
と発声し、ステップs17に進む。ステップs15で、
所定時間(本実施例では1分)が経過していないと判断
されるとステップs7に戻り、又経過していると判定さ
れるとステップs17に進む。ステップs16で、所定
時間(本実施例では1分)が経過していると判断される
とステップs17に進む。ステップs17で、燃焼制御
部50は、電磁安全弁21を閉弁し、ガスバーナ2が消
火する。
とともに説明する。ステップs1で、被調理物6に適し
た調理選択スイッチを使用者が選択した場合(Ye
s)、ステップs2に進む。ステップs2で、調理選択
部54は、第1設定時間t1 及び第2設定時間t2を設
定する。ステップs3で、使用者が操作つまみ(図示せ
ず)を操作して電磁安全弁21を開弁し、それに伴い運
転スイッチSWが閉成すると、ステップs4に進む。ス
テップs4で、燃焼制御部50は、所定時間、電磁安全
弁21を開弁保持するとともに、スパーカ22を作動さ
せることによって燃焼が開始し、その後、ステップs5
に進む。ステップs5で、検出温度が150℃以上の場
合、予熱完了検出部55は、予熱完了信号551を送出
してステップs6に進む。ステップs6で、報知部53
の第1合成音声発生部531は、「魚を入れて下さい」
と発声し、ステップs7に進む。ステップs7で、受皿
3の収納が成され、収納検知部51が温度センサ4の検
出温度に基づいて受皿3の収納を検知する(Yes)
と、ステップs8に進み、受皿3の収納が成されず、収
納が検知されない場合(No)、ステップs15に進
む。ステップs8で、タイマ回路T1 による第1設定時
間t1 の計測を開始する。ステップs9で、第1設定時
間t1 がタイムアップしたと判断されるとステップs1
0に進む。ステップs10で、報知部53の第2合成音
声発生部532は、「魚を裏返して下さい」と発声し、
ステップs11に進む。ステップs11で、受皿3の収
納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する
(Yes)と、ステップs12に進み、受皿3の収納が
成されず、収納が検知されない場合(No)、ステップ
s16に進む。ステップs12でタイマ回路T2 による
第2設定時間t2 の計測を開始する。ステップs13
で、第2設定時間t2 がタイムアップしたと判断される
とステップs14に進む。ステップs14で、報知部5
3の第3合成音声発生部533は、「魚が焼けました」
と発声し、ステップs17に進む。ステップs15で、
所定時間(本実施例では1分)が経過していないと判断
されるとステップs7に戻り、又経過していると判定さ
れるとステップs17に進む。ステップs16で、所定
時間(本実施例では1分)が経過していると判断される
とステップs17に進む。ステップs17で、燃焼制御
部50は、電磁安全弁21を閉弁し、ガスバーナ2が消
火する。
【0026】本実施例のグリル装置Aは、以下の効果を
有する。 (ア)「魚を入れて下さい」、と発声する第1合成音声
発生部531の報知に基づいて受皿3を引き出し、焼網
33に被調理物6を載置した後、受皿3を収納する。そ
の後、収納検知部51が収納を検知すると第1設定時間
t1 を設定したタイマ回路T1 がスタートし、第1設定
時間t1 が経過した後、「魚を裏返して下さい」、と発
声する第2合成音声発生部532の報知に基づいて受皿
3を引き出す。そして、被調理物6を裏返した後、受皿
3を収納し、収納検知部51が収納を検知すると第2設
定時間t2 を設定したタイマ回路T2 がスタートし、第
2設定時間t2 が経過した後、ガスバーナ2の燃焼を停
止する。以上の作動により、被調理物6の載置所要時間
や裏返し所要時間のバラつきに関係無く、被調理物6
を、被調理物6の表面、裏面を焼くのに適した第1、第
2設定時間の間、焼く事ができる。
有する。 (ア)「魚を入れて下さい」、と発声する第1合成音声
発生部531の報知に基づいて受皿3を引き出し、焼網
33に被調理物6を載置した後、受皿3を収納する。そ
の後、収納検知部51が収納を検知すると第1設定時間
t1 を設定したタイマ回路T1 がスタートし、第1設定
時間t1 が経過した後、「魚を裏返して下さい」、と発
声する第2合成音声発生部532の報知に基づいて受皿
3を引き出す。そして、被調理物6を裏返した後、受皿
3を収納し、収納検知部51が収納を検知すると第2設
定時間t2 を設定したタイマ回路T2 がスタートし、第
2設定時間t2 が経過した後、ガスバーナ2の燃焼を停
止する。以上の作動により、被調理物6の載置所要時間
や裏返し所要時間のバラつきに関係無く、被調理物6
を、被調理物6の表面、裏面を焼くのに適した第1、第
2設定時間の間、焼く事ができる。
【0027】(イ)第1、第2設定時間t1 、t2 を設
定したタイマ回路T1 、T2 のスタートを、受皿3のグ
リル庫1への収納を検知して行なっているのでタイマ回
路T1、T2 をスタートさせる為のスイッチ及びその操
作が操作不要となり、使い勝手に優れる。
定したタイマ回路T1 、T2 のスタートを、受皿3のグ
リル庫1への収納を検知して行なっているのでタイマ回
路T1、T2 をスタートさせる為のスイッチ及びその操
作が操作不要となり、使い勝手に優れる。
【0028】(ウ)予熱が完了し、「魚を入れて下さ
い」と発声する第1合成音声発生部531の報知が成さ
れて1分たっても、受皿3の再収納が検知されない場
合、及び第1設定時間t1 が終了して1分しても受皿3
の再収納が検知されない場合は、ガスバーナ2が自動消
火される。この為、グリル庫1が異常加熱したり、被調
理物6の表面が焼き過ぎたりする等の不具合は生じな
い。
い」と発声する第1合成音声発生部531の報知が成さ
れて1分たっても、受皿3の再収納が検知されない場
合、及び第1設定時間t1 が終了して1分しても受皿3
の再収納が検知されない場合は、ガスバーナ2が自動消
火される。この為、グリル庫1が異常加熱したり、被調
理物6の表面が焼き過ぎたりする等の不具合は生じな
い。
【0029】(エ)汁受部32の外側壁を押圧する様に
グリル庫1の側壁に温度センサ4を配しているので、温
度センサ4が汚れ難く(精度の保持に有利)、且つ温度
センサ4が著しく高温にならない(耐久性の向上に有
利)。
グリル庫1の側壁に温度センサ4を配しているので、温
度センサ4が汚れ難く(精度の保持に有利)、且つ温度
センサ4が著しく高温にならない(耐久性の向上に有
利)。
【0030】(オ)汁受部32の水無し検出等の異常温
度検出を行なう為の温度センサ4を利用して受皿3の収
納を検出している為、製造コストの増加を低く抑える事
ができる。
度検出を行なう為の温度センサ4を利用して受皿3の収
納を検出している為、製造コストの増加を低く抑える事
ができる。
【0031】本発明の第2実施例(請求項2に対応)を
図1、図2、図6〜図8に基づいて説明する。グリル装
置Bは、グリル庫1と、グリル庫1内に配されるガスバ
ーナ2と、引出し自在の受皿3と、グリル庫1内に配さ
れる温度センサ4と、収納検知部51、第1設定時間t
1 、第2設定時間t2 が設定されたタイマ部52、報知
部53、調理選択部54、予熱完了検出部55、1分タ
イマ56、引出し検知部57、及びタイマ一旦停止部5
8を有する制御器5とを備え、引出し検知部57及びタ
イマ一旦停止部58以外の構成は、グリル装置Aに準じ
る。
図1、図2、図6〜図8に基づいて説明する。グリル装
置Bは、グリル庫1と、グリル庫1内に配されるガスバ
ーナ2と、引出し自在の受皿3と、グリル庫1内に配さ
れる温度センサ4と、収納検知部51、第1設定時間t
1 、第2設定時間t2 が設定されたタイマ部52、報知
部53、調理選択部54、予熱完了検出部55、1分タ
イマ56、引出し検知部57、及びタイマ一旦停止部5
8を有する制御器5とを備え、引出し検知部57及びタ
イマ一旦停止部58以外の構成は、グリル装置Aに準じ
る。
【0032】引出し検知部57は、温度センサ4の出力
が入力され、ガスバーナ2の燃焼中、検出温度が、所定
時間内(本実施例では5秒)に所定温度(本実施例では
50℃)以上上がると、受皿3が引出されたと見なし、
引出し信号571をタイマ一旦停止部58に送出する。
が入力され、ガスバーナ2の燃焼中、検出温度が、所定
時間内(本実施例では5秒)に所定温度(本実施例では
50℃)以上上がると、受皿3が引出されたと見なし、
引出し信号571をタイマ一旦停止部58に送出する。
【0033】タイマ一旦停止部58は、第1合成音声発
生部531、第2合成音声発生部532の各出力、及び
収納信号511、引出し信号571が入力され、第1設
定時間t1 または第2設定時間t2 の計測中に引出し信
号571が入力されると計測を一旦停止し、収納信号5
11の入力により計測停止を解除する。
生部531、第2合成音声発生部532の各出力、及び
収納信号511、引出し信号571が入力され、第1設
定時間t1 または第2設定時間t2 の計測中に引出し信
号571が入力されると計測を一旦停止し、収納信号5
11の入力により計測停止を解除する。
【0034】つぎに、グリル装置Bの作動を図7、図8
とともに説明する。ステップS1で、被調理物6に適し
た調理選択スイッチを使用者が選択した場合(Ye
s)、ステップS2に進む。ステップS2で、調理選択
部54は、第1設定時間t1 及び第2設定時間t2を設
定する。ステップS3で、使用者が操作つまみ(図示せ
ず)を操作して電磁安全弁21を開弁し、それに伴い運
転スイッチSWが閉成すると、ステップs4に進む。ス
テップS4で、燃焼制御部50は、所定時間、電磁安全
弁21を開弁保持するとともに、スパーカ22を作動さ
せることによって燃焼が開始し、その後、ステップS5
に進む。ステップS5で、検出温度が150℃以上の場
合、予熱完了検出部55は、予熱完了信号551を送出
してステップS6に進む。ステップS6で、報知部53
の第1合成音声発生部531は、「魚を入れて下さい」
と発声し、ステップS7に進む。ステップS7で、受皿
3の収納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検
知する(Yes)と、ステップS8に進み、受皿3の収
納が成されず、収納が検知されない場合(No)、ステ
ップS23に進む。ステップS8で、タイマ回路T1 に
よる第1設定時間t1 の計測を開始する。ステップS9
で、受皿3の引出しが成され、引出し検知部57が受皿
3の引出しを検知する(Yes)と、ステップS10に
進み、受皿3の引出しが検知されない場合(No)、ス
テップS13に進む。ステップS10で、タイマ回路T
1 による第1設定時間t1 の計測を一旦停止し、ステッ
プS11に進む。ステップS11で、受皿3の収納が成
され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する(Ye
s)とステップS12に進む。ステップS12で、第1
設定時間t1 の計測の一旦停止を解除し、ステップS1
3に進む。ステップS13で、第1設定時間t1 が終了
している(Yes)と判定されるとステップS14に進
み、終了していない(No)と判定されるとステップS
9に戻る。ステップS14で、報知部53の第2合成音
声発生部532は、「魚を裏返して下さい」と発声し、
ステップS15に進む。ステップS15で、受皿3の収
納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する
(Yes)と、ステップS16に進み、受皿3の収納が
成されず、収納が検知されない場合(No)、ステップ
S24に進む。ステップS16でタイマ回路T2 による
第2設定時間t2 の計測を開始する。ステップS17
で、受皿3の引出しが成され、引出し検知部57が受皿
3の引出しを検知する(Yes)と、ステップS18に
進み、受皿3の引出しが検知されない場合(No)、ス
テップS21に進む。ステップS18で、タイマ回路T
2 による第2設定時間t2 の計測を一旦停止し、ステッ
プS19に進む。ステップS19で、受皿3の収納が成
され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する(Ye
s)とステップS20に進む。ステップS20で、第2
設定時間t2 の計測の一旦停止を解除し、ステップS2
1に進む。ステップS21で、第2設定時間t2 が終了
している(Yes)と判定されるとステップS22に進
み、終了していない(No)と判定されるとステップS
17に戻る。ステップS22で、報知手段53の第3合
成音声発生部533は、「魚が焼けました」と発声し、
ステップS25に進む。ステップS23で、所定時間
(本実施例では1分)が経過していないと判定されると
ステップS7に戻り、又経過していると判定されるとス
テップS25に進む。ステップS24で、所定時間(本
実施例では1分)が経過するとステップS25に進む。
ステップS25で、燃焼制御部50は、電磁安全弁21
を閉弁し、ガスバーナ2が消火する。
とともに説明する。ステップS1で、被調理物6に適し
た調理選択スイッチを使用者が選択した場合(Ye
s)、ステップS2に進む。ステップS2で、調理選択
部54は、第1設定時間t1 及び第2設定時間t2を設
定する。ステップS3で、使用者が操作つまみ(図示せ
ず)を操作して電磁安全弁21を開弁し、それに伴い運
転スイッチSWが閉成すると、ステップs4に進む。ス
テップS4で、燃焼制御部50は、所定時間、電磁安全
弁21を開弁保持するとともに、スパーカ22を作動さ
せることによって燃焼が開始し、その後、ステップS5
に進む。ステップS5で、検出温度が150℃以上の場
合、予熱完了検出部55は、予熱完了信号551を送出
してステップS6に進む。ステップS6で、報知部53
の第1合成音声発生部531は、「魚を入れて下さい」
と発声し、ステップS7に進む。ステップS7で、受皿
3の収納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検
知する(Yes)と、ステップS8に進み、受皿3の収
納が成されず、収納が検知されない場合(No)、ステ
ップS23に進む。ステップS8で、タイマ回路T1 に
よる第1設定時間t1 の計測を開始する。ステップS9
で、受皿3の引出しが成され、引出し検知部57が受皿
3の引出しを検知する(Yes)と、ステップS10に
進み、受皿3の引出しが検知されない場合(No)、ス
テップS13に進む。ステップS10で、タイマ回路T
1 による第1設定時間t1 の計測を一旦停止し、ステッ
プS11に進む。ステップS11で、受皿3の収納が成
され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する(Ye
s)とステップS12に進む。ステップS12で、第1
設定時間t1 の計測の一旦停止を解除し、ステップS1
3に進む。ステップS13で、第1設定時間t1 が終了
している(Yes)と判定されるとステップS14に進
み、終了していない(No)と判定されるとステップS
9に戻る。ステップS14で、報知部53の第2合成音
声発生部532は、「魚を裏返して下さい」と発声し、
ステップS15に進む。ステップS15で、受皿3の収
納が成され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する
(Yes)と、ステップS16に進み、受皿3の収納が
成されず、収納が検知されない場合(No)、ステップ
S24に進む。ステップS16でタイマ回路T2 による
第2設定時間t2 の計測を開始する。ステップS17
で、受皿3の引出しが成され、引出し検知部57が受皿
3の引出しを検知する(Yes)と、ステップS18に
進み、受皿3の引出しが検知されない場合(No)、ス
テップS21に進む。ステップS18で、タイマ回路T
2 による第2設定時間t2 の計測を一旦停止し、ステッ
プS19に進む。ステップS19で、受皿3の収納が成
され、収納検知部51が受皿3の収納を検知する(Ye
s)とステップS20に進む。ステップS20で、第2
設定時間t2 の計測の一旦停止を解除し、ステップS2
1に進む。ステップS21で、第2設定時間t2 が終了
している(Yes)と判定されるとステップS22に進
み、終了していない(No)と判定されるとステップS
17に戻る。ステップS22で、報知手段53の第3合
成音声発生部533は、「魚が焼けました」と発声し、
ステップS25に進む。ステップS23で、所定時間
(本実施例では1分)が経過していないと判定されると
ステップS7に戻り、又経過していると判定されるとス
テップS25に進む。ステップS24で、所定時間(本
実施例では1分)が経過するとステップS25に進む。
ステップS25で、燃焼制御部50は、電磁安全弁21
を閉弁し、ガスバーナ2が消火する。
【0035】本実施例のグリル装置Bは、以下の効果を
有する。 (カ)被調理物6の表面又は裏面を焼いている最中に、
被調理物6の焼け具合を確認する為に使用者が受皿3を
引き出すと、タイマ一旦停止部58が第1、第2設定時
間t1 、t2 の計測を一旦停止する。そして、受皿3が
再び収納されると計測が再開される。この為、受皿3を
引き出して被調理物6の焼け具合の確認を行なっても、
被調理物6の表、裏を焼く為の実質的な焼き時間が減ら
ず、グリル装置Bは、被調理物6の表、裏を適度に焼く
事ができる。
有する。 (カ)被調理物6の表面又は裏面を焼いている最中に、
被調理物6の焼け具合を確認する為に使用者が受皿3を
引き出すと、タイマ一旦停止部58が第1、第2設定時
間t1 、t2 の計測を一旦停止する。そして、受皿3が
再び収納されると計測が再開される。この為、受皿3を
引き出して被調理物6の焼け具合の確認を行なっても、
被調理物6の表、裏を焼く為の実質的な焼き時間が減ら
ず、グリル装置Bは、被調理物6の表、裏を適度に焼く
事ができる。
【0036】(キ)第1、第2設定時間t1 、t2 の開
始や一旦停止、及び一旦停止後の計時再開を、収納検知
部51による受皿3のグリル庫1への収納検知、及び引
き出し検知部57による受皿3のグリル庫1からの引出
し検知により行なっている。この為、スイッチを操作し
てタイマをスタートさせたり、停止させたりする必要が
無いので使い勝手に優れる。
始や一旦停止、及び一旦停止後の計時再開を、収納検知
部51による受皿3のグリル庫1への収納検知、及び引
き出し検知部57による受皿3のグリル庫1からの引出
し検知により行なっている。この為、スイッチを操作し
てタイマをスタートさせたり、停止させたりする必要が
無いので使い勝手に優れる。
【0037】(ク)汁受部32の水無し検出等の異常温
度検出を行なう為の温度センサ4を利用して受皿3の収
納や引き出しを検出している為、製造コストの増加を低
く抑える事ができる。
度検出を行なう為の温度センサ4を利用して受皿3の収
納や引き出しを検出している為、製造コストの増加を低
く抑える事ができる。
【0038】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 〔a〕汁受部32の外周後壁を押圧する様にグリル庫1
の後内壁に温度センサ4を配しても良い。また、汁受部
32の外周下壁を押圧する様にグリル庫1奥の下内壁に
温度センサ4を配しても良い。 〔b〕調理の最初に、汁受部32の水無し検出を行な
い、水が無い場合、「水を入れて下さい」と発声する合
成音声発生部を報知部53内に設けても良い。 〔c〕グリル庫の上下に夫々ガスバーナを設けた、所
謂、両面焼きのグリル装置であっても良い。 〔d〕第1設定時間t1 経過後、ガスバーナ2の燃焼量
を一旦、減少させるか、又は、燃焼を一旦、停止する様
にすれば、使用者の受皿3の引き出し操作が多少遅れて
も、被調理物6を過熱してしまう事が無い。尚、燃焼を
停止しても、雰囲気温度が高い為、温度センサ4の検出
出力の変化度合によって受皿3の出入を検知する事がで
きる。また、この場合、収納検知部51が受皿3の収納
を検知した時に、元の燃焼状態に戻す様にしても良い
が、セラミックバーナを使用するものでは、点火後、立
ち上がりが遅い為、引き出し検知部57が受皿3の引き
出しを検知した時に元の燃焼状態に戻す様にした方が良
い。 〔e〕予熱完了後又は第1設定時間t1 経過後は、速や
かに受皿3を収納してもらうように、収納検知部51が
受皿3の収納を検知する迄、所定時間(例えば15秒)
毎に、ブザー等で報知する様にしても良い。又、所定時
間が経過する毎にブザーの報知回数を増やす等の様に、
報知の方法を順次、換えていく様にしても良い。 〔f〕ガスバーナ2の火力、及び第1、第2設定時間t
1 、t2 は、以下に示す様に、適宜、変化させても良
い。 第1合成音声発生部531が「魚を入れて下さい」と
発声する迄の予熱期間は火力レベルを“8”、予熱完了
から検出温度が165℃となる迄の時間(=T 0 )は、
火力レベルを“7”、検出温度が165℃となってから
第3合成音声発生部533が「魚が焼けました」と発声
する迄の期間、火力レベルを“8”とする。そして、第
1設定時間t1 をT0 +約5分(固定)に設定し、第2
設定時間t2 を第1設定時間t1 ×0.7に設定する。 第1合成音声発生部531が「魚を入れて下さい」と
発声する迄の予熱期間は火力レベルを“8”、予熱完了
から検出温度が165℃となる迄の時間(=T 0 )は、
火力レベルを“7”、検出温度が165℃となってから
第3合成音声発生部533が「魚が焼けました」と発声
する迄の期間、火力レベルを“6”とする。そして、第
1設定時間t1 を、T0 +約3分45秒(固定)に設定
し、第2設定時間t2 を第1設定時間t1 ×0.8に設
定する。
態様を含む。 〔a〕汁受部32の外周後壁を押圧する様にグリル庫1
の後内壁に温度センサ4を配しても良い。また、汁受部
32の外周下壁を押圧する様にグリル庫1奥の下内壁に
温度センサ4を配しても良い。 〔b〕調理の最初に、汁受部32の水無し検出を行な
い、水が無い場合、「水を入れて下さい」と発声する合
成音声発生部を報知部53内に設けても良い。 〔c〕グリル庫の上下に夫々ガスバーナを設けた、所
謂、両面焼きのグリル装置であっても良い。 〔d〕第1設定時間t1 経過後、ガスバーナ2の燃焼量
を一旦、減少させるか、又は、燃焼を一旦、停止する様
にすれば、使用者の受皿3の引き出し操作が多少遅れて
も、被調理物6を過熱してしまう事が無い。尚、燃焼を
停止しても、雰囲気温度が高い為、温度センサ4の検出
出力の変化度合によって受皿3の出入を検知する事がで
きる。また、この場合、収納検知部51が受皿3の収納
を検知した時に、元の燃焼状態に戻す様にしても良い
が、セラミックバーナを使用するものでは、点火後、立
ち上がりが遅い為、引き出し検知部57が受皿3の引き
出しを検知した時に元の燃焼状態に戻す様にした方が良
い。 〔e〕予熱完了後又は第1設定時間t1 経過後は、速や
かに受皿3を収納してもらうように、収納検知部51が
受皿3の収納を検知する迄、所定時間(例えば15秒)
毎に、ブザー等で報知する様にしても良い。又、所定時
間が経過する毎にブザーの報知回数を増やす等の様に、
報知の方法を順次、換えていく様にしても良い。 〔f〕ガスバーナ2の火力、及び第1、第2設定時間t
1 、t2 は、以下に示す様に、適宜、変化させても良
い。 第1合成音声発生部531が「魚を入れて下さい」と
発声する迄の予熱期間は火力レベルを“8”、予熱完了
から検出温度が165℃となる迄の時間(=T 0 )は、
火力レベルを“7”、検出温度が165℃となってから
第3合成音声発生部533が「魚が焼けました」と発声
する迄の期間、火力レベルを“8”とする。そして、第
1設定時間t1 をT0 +約5分(固定)に設定し、第2
設定時間t2 を第1設定時間t1 ×0.7に設定する。 第1合成音声発生部531が「魚を入れて下さい」と
発声する迄の予熱期間は火力レベルを“8”、予熱完了
から検出温度が165℃となる迄の時間(=T 0 )は、
火力レベルを“7”、検出温度が165℃となってから
第3合成音声発生部533が「魚が焼けました」と発声
する迄の期間、火力レベルを“6”とする。そして、第
1設定時間t1 を、T0 +約3分45秒(固定)に設定
し、第2設定時間t2 を第1設定時間t1 ×0.8に設
定する。
【図1】本発明の第1実施例及び第2実施例に係るグリ
ル装置(受皿収納時)の断面図である。
ル装置(受皿収納時)の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例及び第2実施例に係るグリ
ル装置(受皿引出し時)の断面図である。
ル装置(受皿引出し時)の断面図である。
【図3】第1実施例のグリル装置のブロック図である。
【図4】そのグリル装置の作動を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】そのグリル装置の作動を説明する為のグラフで
ある。
ある。
【図6】第2実施例のグリル装置のブロック図である。
【図7】そのグリル装置の作動を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】そのグリル装置の作動を説明する為のグラフで
ある。
ある。
1 グリル庫 2 ガスバーナ(加熱源) 3 受皿 4 温度センサ 5 制御器 6 被調理物 13 加熱空間 51 収納検知部(収納検知手段) 52 タイマ部(タイマ) 53 報知部(報知手段) 57 引出し検出部(引出し検出手段) 58 タイマ一旦停止部 A、B グリル装置
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱空間を内部に形成したグリル庫と、 グリル庫内に配される加熱源と、 グリル庫内に収納される出入自在の受皿と、 該受皿の収納時には受皿により遮熱され、引出時には前
記加熱源の輻射熱を受ける位置に配される温度センサ
と、 検出温度の下降具合から前記受皿の収納を検知する収納
検知手段、及び前記加熱源の作動状態を維持する時間を
設定したタイマを有し、該タイマにより設定された設定
時間が経過すると前記加熱源の作動を停止する制御器と
を備え、前記受皿を収納すると前記収納検知手段が前記
受皿の収納を検知して前記タイマが前記設定時間の計測
を開始するグリル装置。 - 【請求項2】 加熱空間を内部に形成したグリル庫と、 グリル庫内に配される加熱源と、 グリル庫内に収納される出入自在の受皿と、 該受皿の収納時には受皿により遮熱され、引出時には前
記加熱源の輻射熱を受ける位置に配される温度センサ
と、 検出温度の上昇具合から前記受皿の引出しを検知する引
出し検知手段、検出温度の下降具合から前記受皿の収納
を検知する収納検知手段、前記加熱源の作動状態を維持
する時間を設定したタイマ、及び該タイマによる上記設
定時間の計測を一旦停止するタイマ一旦停止部を有し、
前記タイマにより設定された設定時間が経過すると前記
加熱源の作動を停止する制御器とを備え、前記受皿を収
納すると前記収納検知手段が前記受皿の収納を検知して
前記タイマが前記設定時間の計測を開始し、 上記設定時間の計測中に、前記受皿の引出しが検知され
ると該受皿の収納が検知される迄、前記タイマ一旦停止
部が前記設定時間の計測を一旦停止するグリル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20556992A JPH0798029B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | グリル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20556992A JPH0798029B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | グリル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646961A true JPH0646961A (ja) | 1994-02-22 |
JPH0798029B2 JPH0798029B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16509068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20556992A Expired - Fee Related JPH0798029B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | グリル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798029B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004113697A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Harman Pro:Kk | グリル |
JP2007181595A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Olympia:Kk | 遊技機用台間機 |
JP2016016300A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 株式会社ハーマン | グリル |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20556992A patent/JPH0798029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004113697A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Harman Pro:Kk | グリル |
JP2007181595A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Olympia:Kk | 遊技機用台間機 |
JP2016016300A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 株式会社ハーマン | グリル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0798029B2 (ja) | 1995-10-25 |
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