JP2892823B2 - 符号誤り測定装置及びその測定方法 - Google Patents

符号誤り測定装置及びその測定方法

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JP2892823B2
JP2892823B2 JP2327280A JP32728090A JP2892823B2 JP 2892823 B2 JP2892823 B2 JP 2892823B2 JP 2327280 A JP2327280 A JP 2327280A JP 32728090 A JP32728090 A JP 32728090A JP 2892823 B2 JP2892823 B2 JP 2892823B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高速(約100Mbit/s以上)のデジタル信号
伝送系を構成する伝送路、信号送受信装置若しくはデジ
タル記憶装置において発生する符号誤りを検出する符号
誤り測定装置及びその測定方法に関し、特に長周期の任
意パターン信号を用いて符号誤りを測定する際の同期引
き込みを早くした符号誤り測定装置及びその測定方法に
関する。
本発明の符号誤り測定装置及びその測定方法は、デジ
タル通信方式の一方式である新しいタイプの同期多重化
伝送方式(CCITT Rec.G707,G708,G709)において、1
フレームが約19kbitから約311kbitである長周期パター
ンに対応した符号誤り測定に利用できるものである。
[従来の技術] 従来、符号誤り測定装置における基準パターン信号発
生器の同期引き込み方式には、読み込み方式及びクロッ
クインヒビット方式があった。読み込み方式は、特公昭
48−10885号公報に開示されているように、測定に用い
るパターン信号は最大長周期系列符号に限定され、また
クロックインヒビット方式は、任意パターン信号(本発
明の課題である長周期の任意パターン信号も含まれる)
を用いる測定に採用されている。
第4図は、高速デジタル信号伝送系の符号誤りを、任
意パターン信号を用いたクロックインヒビット方式によ
って測定する場合の従来例のブロック図である。
なお、高速デジタル信号を用いて符号誤り測定を行う
場合、一般的に、パターン発生装置101においては多重
変換(低速の信号を高速に変換する)が、また符号誤り
測定装置103においては逆多重変換(高速の信号を低速
に変換する)が行われるが、このブロック図は4系列の
多重変換、逆多重変換を行う場合の例を示している。
パターン発生装置101は、パターン信号発生器151〜15
4で発生された4系列のパターン信号g1〜g4をMUX16で4:
1に多重変換することによって、任意のパターン列から
なる任意パターン信号hを発生し、伝送系102へ出力す
る。
4系列のパターン信号発生器151〜154には、多重変換
されることによって任意のパターン列となるパターンが
予め設定されており、そしてこれらのパターンが第2の
クロックiを基に所定周期で繰り返し読み出される。例
えば、第5図の(a)に示すような任意のパターン列
[ABCD・・・UVWX]からなる任意パターン信号hを発生
する場合、第5図の(b)〜(e)に示すような4系列
のパターン[AEIMQU],[BFJNRV],[CGKOSW]及び
[DHLPTX]を、それぞれパターン信号発生器151〜154
予め設定しておき、次に、これらのパターンを第2のク
ロックiによって読みだす。
MUX16は、パターン信号発生器151〜154から出力され
たパターン信号g1〜g4を第2のクロックiに基づいて4:
1に多重変換し、第2のクロックiの4倍の速さ(第1
のクロックjと同じ速さ)の任意パターン信号hを発生
する。
分周器17は、第1のクロックjを1/4分周して第2の
クロックiを作っている。なお、分周器17の分周比は、
MUX16の多重変換比に合わせられており、例えばQ:1の多
重変換を行うときは分周比1/Qとなる。
一方、符号誤り測定装置103は、前記任意パターン信
号を伝送系102を介して受信し、符号誤り測定を行う。
入力端子14で受信された受信信号aは、1:4のDEMUX1
に入力される。DEMUX1は、第2のクロックeを基に、こ
の受信信号aを4系列の被測定パターン信号b1〜b4に逆
多重変換する。例えば,受信信号aを第5図の(a)に
示すようなパターン列であるとすると、逆多重変換され
て出力される被測定パターン信号b1〜b4は、それぞれ第
5図の(b)〜(e)に示すようなパターンとなる。す
なわち、DEMUX1は前述したMUX16とは逆の動作をするも
のである。
基準パターン信号発生器61〜64は、予め設定されたパ
ターン(パターン発生装置101のパターン信号発生器151
〜154で設定されたパターンと同一のもの)を第2のク
ロックeを基に繰り返し読み出すことにより基準パター
ン信号c1〜c4を発生する。
比較器21〜24は、被測定パターン信号b1〜b4と基準パ
ターン信号発生器61〜64からの基準パターン信号c1〜c4
とを各系列毎に比較し、誤り検出信号d1〜d4を出力す
る。
同期判定回路7は、比較器21〜24から出力される誤り
検出信号d1〜d4の計数値と第2のクロックeの計数値と
の関係によって、被測定パターン信号b1〜b4が基準パタ
ーン信号c1〜c4と同期状態か又は同期外れであるかを判
定し、同期外れと判定したときにはインヒビットパルス
を出力する。
第2のクロック発生手段20は、ゲート11と分周器10か
ら構成される。
ゲート11は、通常は、第1のクロックfをそのまま分
周器10に出力するが、同期判定回路7からインヒビット
パルスを受けたときには、第1のクロックfを1クロッ
ク分インヒビットすることによって、第1のクロックf
を1クロック分遅延させて分周器10に出力する。
分周器10は、ゲート11からの第1のクロックfを1/4
分周することにより第2のクロックeを発生し、DEMUX
1、基準パターン信号発生器61〜64及び同期判定回路7
に出力する。
なお、以上の説明より、第1のクロックfは受信信号
aのビットレートに対応したものであり、また第2のク
ロックeは被測定パターン信号b1〜b4のビットレートに
対応したものであるといえる。
また、ここで、前述のゲート11から出力された1クロ
ック分遅延した第1のクロックfがその後どのように作
用するか説明する。
分周器10は、1クロック分遅延した第1のクロックf
を1/4分周するとともに、1/4クロック分遅延した第2の
クロックeをDEMUX1などに出力する。これにより、DEMU
X1は、この1/4クロック分遅延した第2のクロックeを
基に受信信号aを1ビット遅延させて逆多重変換し、被
測定パターン信号b1〜b4を1ビット遅延させる。そし
て、同期状態になるまでこの動作、すなわち同期引き込
み動作が繰り返される。
誤り計数回路12は、同期状態において、比較器21〜24
から出力される誤り検出信号d1〜d4を計数し、その結果
を表示器13に出力する。
なお、パターン発生装置101における第1のクロック
j及び第2のクロックiは、符号誤り測定装置103にお
ける第1のクロックf及び第2のクロックeとそれぞれ
周波数が同一である。
また、パターン信号発生器151〜154及び基準パターン
信号発生器61〜64は、それぞれ機能的に同一であるた
め、同一回路で構成できる。
第6図は、パターン信号発生器151の動作を説明する
ためのブロック図である。なお、パターン信号発生器15
2〜154は、それぞれ、パターン信号発生器151の構成及
び動作と同一であるので説明を省略する。また、基準パ
ターン信号発生器61〜64についても、それぞれ、構成及
び動作がパターン信号発生器151と同一であるので説明
を省略する。
パターン信号発生器151は、主にモジュロNカウンタ1
50、制御部151、データ入力手段152,RAM153、第1のス
イッチ154及び第2のスイッチ155によって構成される。
パターン信号発生器151の動作は、発生させたい所望の
パターンを予めRAM153に書き込む第1の段階と、次にRA
M153に記憶されているパターンを第2のクロックiで順
次読み出す第2の段階とに分けられる。
先ず、第1の段階では、制御部151の制御信号によっ
て、RAM153を書き込み可能状態にし、第1のスイッチ15
4の経路を154b−154c間に形成し、更に第2のスイッチ1
55の経路を155b−155c間に形成する。データ入力手段15
2から入力されたパターンのデータ(例えば、第5図の
(b)に示すパターン[AEIMQU])は、制御部151及び
第2のスイッチ155を介して、RAM153の指定されたアド
レスに書き込まれる。アドレスは、制御部151からり第
1のスイッチ154を介してRAM153に設定される。
次に、第2の段階では、制御部151の制御信号によっ
て、RAM153を読み出し可能状態にし、第1のスイッチ15
4の経路を154a−154c間に形成し、更に第2のスイッチ1
55の経路を155a−155c間に形成する。第1の段階でデー
タ入力手段152から入力されたパターン(Nビット)の
パターン長に相当するデータN(例えば、第5図の
(b)に示すパターン[AEIMQU]の場合N=6となる)
が、制御部151を介してモジュロNカウンタ150に設定さ
れる。モジュロNカウンタ150は、スタートパルス(制
御部151が第1の段階から第2の段階に切り替わったこ
とを認識して出力する)を受け取ると計数を開始し、N
個(パターンのパターン長に相当)周期で第2のクロッ
クiを繰り返し計数する。モジュロNカウンタ150の出
力は、第1のスイッチ154を介してRAM153のアドレスを
指定し、このアドレスに対応したパターンのデータがRA
M153から読み出され、パターン信号g1として第2のスイ
ッチ155を介して出力される。
ここで、従来技術のクロックインヒビット方式を用い
た同期引き込み動作について、前述の第4図、及び第7
図を用いて詳述する。なお、第7図は従来技術の同期引
き込み動作を示すパターン列の図で、第1のクロック
f、第2のクロックe、受信信号a、被測定パターン信
号b1〜b4及び基準パターン信号c1〜c4の関係を示してい
る。
入力端子14で受信された受信信号aは、DEMUX1におい
て、第2のクロックeを基に4系列の被測定パターン信
号b1〜b4に逆多重変換される。そして、被測定パターン
信号b1〜b4と基準パターン信号c1〜c4とを各系列毎に比
較して符号誤り検出を行う場合、被測定パターン信号b1
〜b4と基準パターン信号c1〜c4とが同期状態にないと、
被測定パターン信号b1〜b4すなわち受信信号aの中に、
たとえ誤りパルスが全然なくても誤りとして検出されて
しまう。
例えば、任意のパターン列[ABCD・・・・・UVWX]を
連続して繰り返す任意パターン信号で測定する場合、第
7図の(チ)と(リ)のような関係にあると同期状態で
あり誤りは検出されないが、(イ)と(リ)、又は
(ロ)と(リ)などのような関係にあると同期外れとな
り極めて大きな誤りとなる。このため、DEMUX1において
受信信号aを逆多重変換する際に、この受信信号aの位
相を1ビットずつ順次遅延させて逆多重変換を行い、被
測定パターン信号b1〜b4の位相を基準パターン信号c1〜
c4の位相に合わせる動作が必要になる。
同期判定回路7は、第2のクロックeと比較器21〜24
からの誤り検出信号d1〜d4をそれぞれ計数して、第2の
クロックeの計数値(X)と誤り検出信号d1〜d4の計数
値(Y)の関係によって同期状態か同期外れかを判定す
る。例えば、計数値(X)が1000になる間に計数値
(Y)が100以上になると同期外れと判定する。同期判
定回路7は、同期外れと判定すると、第1のクロックf
の1クロック時間幅のインヒビットパルスを発生し、ゲ
ート11を制御して第1のクロックfを1クロック分イン
ヒビットする。これにより、分周器10に入力される第1
のクロックfが1クロック分遅延されるので、DEMUX1に
入力される第2のクロックeは1/4クロック分遅延され
る。この結果、DEMUX1は受信信号aの位相が1ビット分
の遅延が与えられたのと等価な動作をする。したがっ
て、この受信信号aを逆多重変換することによって得ら
れた被測定パターン信号b1〜b4も1ビット遅延する。そ
して、この1回の同期引き込み動作により同期状態にな
らないときには、順次被測定パターン信号b1〜b4に1ビ
ット分の遅延を与え、この同期引き込み動作を繰り返
し、同期状態にいたる。
この同期引き込み動作を第7図で更に具体的に説明す
る。基準パターン信号c1〜c4が(リ)の状態であるのに
対し、被測定パターン信号b1〜b4が最初は(イ)の状態
であるとすると、(イ)は(リ)に対し1ビット遅延し
ているため極めて大きな誤りが発生し、同期判定回路7
は同期外れと判定する。そこで、同期判定回路7はイン
ヒビットパルスを発生し、第1のクロックfを1クロッ
ク分インヒビットする。これにより第1のクロックfが
1クロック分遅延し、更に第2のクロックeも1/4クロ
ック分遅延されてDEMUX1に入力される。そして、この第
2のクロックeにより、DEMUX1は受信信号aを1ビット
遅延させて逆多重変換し、被測定パターン信号b1〜b4を
(ロ)の状態にする。この状態でも同期外れであるため
に、この動作を繰り返して、被測定パターン信号b1〜b4
を(ロ)・・・(ト)のように順次1ビットずつ遅延さ
せ、最終的に(チ)の状態で同期状態にする。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このように第1のクロックfを1クロック分
ずつインヒビットして同期引き込み動作をする従来のク
ロックインヒビット方式では、任意のパターン列のパタ
ーン長(Lビット)が長ければ長いほど同期引き込み時
間もそれに連れて増大し、符号誤り測定装置として使い
にくいという欠点があった。
すなわち、第7図の(ト)と(リ)のように、基準パ
ターン信号c1〜c4に対して被測定パターン信号b1〜b4が
1ビット進んでいる場合には1回のクロックインヒビッ
トで済むが、(イ)と(リ)のように、基準パターン信
号c1〜c4に対して被測定パターン信号b1〜b4が1ビット
遅延している場合には23回(パターン列[ABC・・・VW
X]のパターン長(L)は24ビットであるため)のクロ
ックインヒビットが必要になる。このように、クロック
インヒビットの回数は、最悪約L(任意のパターン列の
パターン長)回必要である。また、引き込み動作は、パ
ターン長がLビットの任意のパターン列の場合、Lビッ
トを1周期とすると、1周期で誤り検出と同期判定を、
また次の1周期でクロックインヒビットを行い、これを
繰り返して同期をとる必要がある。
以上の内容より、第1のクロックfの繰り返し周波数
をFとした場合、同期引き込み時間の最悪値Tmaxは、 Tmax=2×L2÷F [sec] となる。例えば、L=500kbit、F=100MHzとすると、 Tmax=2×(500×103÷(100×106)=5000 となり、同期引き込み時間の最大値Tmaxは5000秒(約1.
4時間)である。このように、長周期のパターン信号を
用いる場合には、被測定パターン信号b1〜b4と基準パタ
ーン信号c1〜c4の同期を確立するために多大の時間を要
し、実用的な符号誤り測定装置及びその測定方法として
は問題があった。
本発明は、この課題を解決するために、パターン発生
装置から出力される任意パターン信号の所定の位置に特
定パターンを設定し、この任意パターン信号を伝送系を
介して受信し、そして、同期外れが起きたときには、こ
の受信信号から前記特定パターンを検出し、これにより
同期引き込み動作をするようにした符号誤り測定装置及
びその測定方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の符号誤り測定装置は、任意のパターン列が所
定周期で繰り返される任意パターン信号を、伝送系を介
して受信し、この受信信号をDEMUX1で逆多重変換するこ
とによって得られる、複数系列の被測定パターン信号の
中から符号誤りを検出する符号誤り測定装置において、
例えば500kbitというような長周期のパターン信号に対
しても十分短い時間で同期引き込みができるようにする
という課題を解決するために、次のような手段を備え
た。
第1図に示すように、任意パターン信号に予め設定し
た特定パターンに対応するデータを設定する特定パター
ン設定手段3と、特定パターン設定手段からのデータと
基準パターン信号とを切り替えて比較器2に出力する切
替器4と、比較器から出力されるパターン比較の結果か
ら特定パターンを検出し、特定パターンを検出したとき
には一致パルスを、また検出しなかったときにはインヒ
ビットパルスを出力するとともに、特定パターンが検出
されたか否かの検出判定結果を出力する特定パターン検
出回路8と、同期判定回路7からの判定結果と特定パタ
ーン検出回路からの検出判定結果とに基づいて切替器を
制御する切替制御手段5と、同期判定回路からの判定結
果と特定パターン検出回路からの一致パルスに基づいて
第2のクロックを基準パターン信号発生器6に入力する
か否かを制御するゲート回路9とを設け、 更に、第2のクロックを基に基準パターン信号を発生
し、かつ同期判定回路からの判定結果により発生状態が
制御される基準パターン信号発生器6と、特定パターン
検出回路からのインヒビットパルスにより、第2のクロ
ックの発生状態が制御される第2のクロック発生手段20
とを備えた。
また、本発明の符号誤り測定方法は、任意のパターン
列が所定周期で繰り返される任意パターン信号を伝送系
を介して受信し、この受信信号のビットレートに対応す
る第1のクロックから発生される第2のクロックに基づ
いて、前記受信信号を複数系列の被測定パターン信号に
逆多重変換し、この被測定パターン信号と基準パターン
信号とをパターン比較して、誤り検出を行うとともに、
この誤り検出の結果に基づいて基準パターン信号と被測
定パターン信号が同期状態か、又は同期外れかを判定す
る符号誤り測定方法において、上記課題を解決するため
に、上記判定の結果が同期外れのときに、次のような段
階を含むようにした。
被測定パターン信号とパターン比較を行う信号を、基
準パターン信号から、任意パターン信号の所定の位置に
予め定義して設定した特定パターンに対応するデータに
変える第1の段階と、このデータと被測定パターン信号
とのパターン比較を複数系列の各系列毎に行う第2の段
階と、この第2の段階におけるパターン比較の結果から
特定パターンの検出を行う第3の段階と、そして特定パ
ターンが検出されなかったときには、上記第2のクロッ
クを所定時間遅延させることによって、被測定パターン
信号の位相を1ビット遅延させた後に、上記第2乃至第
3の段階を行う第4の段階と、この第4の段階におい
て、特定パターンが検出されなかたときには、検出され
るまで、上記第4の段階を繰り返し行う第5の段階と、
また、特定パターンが検出されたときには、この検出結
果を基に基準パターン信号の位相を被測定パターン信号
の位相に合わせる第6の段階と、そして被測定パターン
信号とパターン比較を行う信号を、前記データから、基
準パターン信号に変える第7の段階とを含んだ。
[作用] パターン発生装置においては、任意のパターン列の所
定の位置に、予め特定パターンを定義して設定するか、
又は任意のパターン列の中の例えば1又は0が何ビット
も連続し、他との識別ができるような特異なパターンの
集まりを特定パターンと定義する。
符号誤り測定装置においては、上記特定パターンに対
応するデータを特定パターン設定手段に予め設定してお
き、同期外れが発生したときには、このデータを基に特
定パターンの検出を行い、同期引き込み動作をする。
すなわち、符号誤り測定装置では、受信信号を逆多重
変換して得た被測定パターン信号と基準パターン信号と
を比較して符号誤り検出をするとともに、両方の信号が
同期状態か同期外れであるかを判定する。
同期外れのときは、比較器に特定パターン設定手段か
らのデータを入力し、このデータと被測定パターン信号
とのパターン比較を行い、そして、このパターン比較の
結果に基づいて特定パターンの検出を行う。
この結果、特定パターンを検出できなかったときに
は、先ず、特定パターンを検出するまで、次の動作を行
う。すなわち、特定パターン検出回路から出力されるイ
ンヒビットパルスによって第1のクロックを1クロック
分インヒビットする。これにより、第1のクロックは1
クロック分遅延し、更に、これを分周して得られる第2
のクロックも分周比に対応して遅延する。そして、この
遅延した第2のクロックを基に受信信号を逆多重変換
し、被測定パターン信号の位相を1ビット遅延させる。
そして、また特定パターンの検出を行なう。最終的に、
特定パターンを検出するまで、この被測定パターン信号
の位相を1ビット遅延させる動作を繰り返す。
このようにして、最終的に特定パターンを検出する
と、次に、特定パターン検出回路から出力される一致パ
ルスによって、基準パターン信号発生器に入力される第
2のクロックを制御して、基準パターン信号の同期引き
込み動作を行なう。
以上により、同期引き込み動作が完了すると、比較器
に基準パターン信号を入力し符号誤り検出を再開する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第2図は、符号誤り測定装置104の構成を示す図で、
従来例を示す第4図の符号誤り測定装置103に対応する
図である。従来例と同じ構成又は機能を示すものは、同
じ番号又は記号で示してある。
特定パターンを含む任意のパターン列が所定周期で繰
り返される任意パターン信号は、伝送系を介して符号誤
り測定装置104の入力端子14で受信される。
入力端子14で受信された受信信号aは、1:4のDEMUX1
に入力される。DEMUX1は、受信信号aを第2のクロック
eを基に4系列の被測定パターン信号b1〜b4に逆多重変
換する。
比較器21〜24は、切替器41〜44から基準パターン信号
c1〜c4を受けているときは、基準パターン信号c1〜c4と
被測定パターン信号b1〜b4を比較して誤り検出信号d1〜
d4を出力し、また特定パターン設定手段31〜34からのデ
ータを受けているときは、これらのデータと被測定パタ
ーン信号b1〜b4を比較してパターン比較信号k1〜k4を出
力する。なお、比較器21〜24が、例えば排他的論理和で
構成されている場合は、誤りを検出したときには誤り検
出信号d1〜d4として「1」が、また被測定パターン信号
b1〜b4と上記データとが一致したときには、パターン比
較信号k1〜k4として「0」が出力される。
基準パターン信号発生器61〜64は、予め設定されたパ
ターンを第2のクロックeを基に繰り返し読み出すこと
により基準パターン信号c1〜c4を発生する。なお、その
発生状態は外部制御端子61a〜64aを介して入力される同
期判定回路7からの判定信号mによって制御される。
ここで、第8図を用いて基準パターン信号発生器61
構成及び動作を説明する。なお、基準パターン信号発生
器62〜64については、基準パターン信号発生器61の構成
及び動作と同一であるので説明は省略する。基準パター
ン信号発生器61は、前述の第4図における基準パターン
信号発生器61の構成(前述の第6図のパターン信号発生
器151で説明した)と同一で、モジュロNカウンタ、制
御部、データ入力手段、RAM、第1のスイッチ及び第2
のスイッチで構成されている。しかし、モジュロNカウ
ンタには外部制御端子61aが設けられて、この端子を介
して入力される制御信号によってモジュロNカウンタが
制御されることによって、基準パターン信号発生器61
発生状態が制御されるということだけが異なっている。
なお、特定パターンを含むパターンのデータを予めRAM
に書き込む方法は、前述の第6図のパターン信号発生器
151で説明した方法と同一である。
更に、基準パターン信号発生器61〜64の動作を詳述す
るならば、第2図において、同期判定回路7から同期状
態を示す判定信号mが、基準パターン信号発生器61〜64
の外部制御端子61a〜64aを介してそれぞれのモジュロN
カウンタに入力されると、モジュロNカウンタは計数可
能状態となり、ゲート回路9からの第2のクロックeを
繰り返し計数する。また、同期外れを示す判定信号mが
同様に入力されると、モジュロNカウンタは初期状態に
リセットされるとともに、ゲート回路9から第2のクロ
ックeが入力されるのを待つ状態になり、基準パターン
信号c1〜c4は特定されない状態になる。
同期判定回路7は、誤り検出信号d1〜d4と第2のクロ
ックeをそれぞれ計数して、これらの計数結果の割合に
より、基準パターン信号c1〜c4が被測定パターン信号b1
〜b4と同期状態か又は同期外れであるかを判定し、その
判定結果を示す判定信号mを切替制御手段5、基準パタ
ーン信号発生器61〜64、特定パターン検出回路8及びゲ
ート回路9に出力する。
特定パターン設定手段31〜34は、「1」、「0」を選
択するスイッチから構成され、任意パターン信号の中に
予め設定したと同じ特定パターンを示すデータがこのス
イッチにより設定される。例えば、第5図の(a)に示
す任意のパターン列からなる任意パターン信号におい
て、特定パターンとして[EFGH]を[1111]とする場
合、第5図の(b)、(c)、(d)、(e)に示され
る多重変換する前のパターン[E]、[F]、[J]、
[H]にそれぞれ「1」が設定される。したがって、特
定パターン設定手段31〜34には、上記に述べた[E]、
[F]、[J]、[H]にそれぞれ「1」が設定される
のと同様に、それぞれ「1」が設定される。
特定パターン検出回路8は、比較器21〜24から順次出
力されるパターン比較信号k1〜k4の中から、それらの信
号の関係が4系列同時に所定の状態、例えば「0」、
「0」、「0」、「0」(比較器21〜24として排他的論
理和を用いると、両方のパターンが一致すると「0」が
出力される)になっているものを、特定パターンとして
受信信号aの周期毎に検出する。
なお、上記の特定パターン設定手段31〜34で設定する
データを、上記のような「1」、「1」、「1」、
「1」ではなく、特定パターンの定義に合わせて、例え
ば「1」、「0」、「0」、「1」のように変える場合
においても、これらのデータと被測定パターン信号b1〜
b4が同時にそれぞれ一致すると、比較器21〜24(上記と
同様に排他的論理和を用いるとする)から出力されるパ
ターン比較信号k1〜k4は同時に「0」、「0」、
「0」、「0」となる。したがって、特定パターン検出
回路8は、上記と同様に、この4系列同時に「0」にな
ったことを検出すればよい。すなわち、特定パターンの
定義に合わせて、特定パターン設定手段31〜34で設定す
るデータを変えたとしても、特定パターン検出回路8の
特定パターンの検出条件は一定でよい。
そして、特定パターンを検出したときには一致パルス
pをゲート回路9に出力し、また検出しなかったときに
は第1のクロックfの1クロック時間幅のインヒビット
パルスqを第2のクロック発生手段20に出力し、更に特
定パターンが検出されたか否かの検出判定結果を示す検
出判定信号nを切替制御手段5と同期判定回路7に出力
する。
切替器41〜44は、切替制御手段5から出力される制御
信号uによって制御され、基準パターン信号発生器61
64からの基準パターン信号c1〜c4と特定パターン設定手
段31〜34からのデータとを切り替えて比較器21〜24に出
力する。
切替制御手段5は、特定パターン検出回路8から特定
パターンが検出された状態を示す検出判定信号nを受
け、かつ同期判定回路7から同期状態が同期外れに変化
したことを示す判定信号mを受けたときは、切替器41
44が基準パターン信号c1〜c4に替えて特定パターン設定
手段31〜34からのデータを比較器21〜24に出力するよう
に制御する制御信号uを切替器41〜44に出力する。
また、同期判定回路7から同期外れを示す判定信号m
を受け、かつ、特定パターン検出回路8から特定パター
ンが検出されない状態が検出された状態に変化したこと
を示す検出判定信号nを受けたときは、切替器41〜44
特定パターン設定手段31〜34からのデータに替えて基準
パターン信号c1〜c4を比較器21〜24に出力するように制
御する制御信号uを切替器41〜44に出力する。
第2のクロック発生手段20は、ゲート11と分周器10か
ら構成される。
ゲート11は、通常は、第1のクロックfをそのまま分
周器10に出力するが、特定パターン検出回路8からイン
ヒビットパルスqを受けたときには、第1のクロックf
を1クロック分インヒビットすることによって、第1の
クロックfを1クロック分遅延させて分周器10に出力す
る。
分周器10は、ゲート11からの第1のクロックfを1/4
分周することにより第2のクロックeを発生し、DEMUX
1、同期判定回路7及びゲート回路9に出力する。
なお、ここで、前述のゲート11から出力された1クロ
ック分遅延した第1のクロックfが、その後どのように
作用するか説明する。
分周器10は、1クロック分遅延した第1のクロックf
をゲート11から受けると、第1のクロックfを1/4分周
するとともに、1/4クロック分遅延した第2のクロック
eをDEMUX1などに出力する。これにより、DEMUX1は、こ
の1/4クロック分遅延した第2のクロックeを基に受信
信号aを1ビット遅延させて逆多重変換し、被測定パタ
ーン信号b1〜b4を1ビット遅延させる。そして、特定パ
ターン検出回路8が特定パターンを検出して一致パルス
pを出力するまで、被測定パターン信号b1〜b4を1ビッ
ト遅延させる。
ゲート回路9は、ゲート91と(N−M)ワンショット
カウンタ92から構成される。同期判定回路7から同期状
態を示す判定信号mが(N−M)ワンショトカウンタ92
に入力されているときは、(N−M)ワンショトカウン
タ92の出力信号rによってゲート91はオン状態に保た
れ、第2のクロックeは基準パターン信号発生器61〜64
に出力される。このとき、基準パターン信号c1〜c4は基
準パターン信号発生器61〜64から出力される。また、同
期判定回路7から同期外れを示す判定信号mが(N−
M)ワンショトカウンタ92に入力されると、(N−M)
ワンショトカウンタ92はリセットされ、そして、(N−
M)ワンショトカウンタ92の出力信号rによりゲート91
はオフ状態となり、第2のクロックeはインヒビットさ
れる。これによって、基準パターン信号発生器61〜64
ら出力される基準パターン信号c1〜c4は特定されない状
態となる。次に、この状態のときに、特定パターン検出
回路8から一致パルスpが(N−M)ワンショトカウン
タ92に入力されると、(N−M)ワンショトカウンタ92
は所定の値にプリセットされるとともに、第2のクロッ
クeの計数を開始し、所定数計数する。そして、(N−
M)ワンショトカウンタ92の出力信号rによりゲート91
はオン状態となり、第2のクロックeは基準パターン信
号発生器61〜64に出力される。これにより、基準パター
ン信号c1〜c4は被測定パターン信号b1〜b4と同期がとれ
た状態で、再び基準パターン信号発生器61〜64から出力
される。この結果、次には、同期判定回路7から同期状
態を示す判定信号mが(M−N)ワンショトカウンタ92
に入力されるために、(N−M)ワンショトカウンタ92
の出力信号rによってゲート91はそのままオン状態が保
たれ、第2のクロックeは基準パターン信号発生器61
64に出力され続ける。そして、同期判定回路7から同期
外れを示す判定信号mが(N−M)ワンショトカウンタ
92に入力されるまでこの状態が保たれる。
誤り計数回路12は、同期状態において、比較器21〜24
から出力される誤り検出信号d1〜d4を計数し、その結果
を表示器7に出力する。
第3図(a)及び第3図(b)は、第2図における各
部の動作状態を示すタイミングチャートである。なお、
第3図(a)、(b)は時間的に連続した一連の動作を
示したものである。
第3図(a)、(b)において、fは第1のクロック
の発生順に番号1〜119を付けたものであり、以下f1、f
2、・・・・f119と記す。eは第2のクロックの発生順
に番号1〜29を付けたものであり、以下e1〜e29と記
す。aは受信信号を定義したもので、パターン長(L)
を16、任意のパターン列を[ABCDEEEEIJKLMNOP]、その
中の[EEEE]を特定パターンとしている。また、受信信
号には、誤りが発生していないものとしている。b1〜b4
は、DEMUX1が上記受信信号aを第2のクロックeに基づ
いて逆多重変換して出力した被測定パターン信号であ
る。c1〜c4は基準パターン信号で、同期状態において
は、被測定パターン信号b1〜b4と同じパターンを出力す
る。sは同期判定回路7が同期判定を行う同期判定タイ
ミングを示している。tは上記同期判定タイミングsで
同期判定を行った同期判定結果を示しており、1が同期
状態、0が同期外れである。mは同期判定回路7から出
力される判定信号で、「1」が同期状態、「0」が同期
外れを示している。uは切替制御手段5から出力される
制御信号で、「1」で基準パターン信号c1〜c4が、また
「0」で特定パターン設定手段31〜34からのデータが比
較器21〜24に出力されるように切替器41〜44を制御す
る。vは特定パターン検出回路8が特定パターンの検出
ができたか否かを判定するための検出判定タイミングを
示している。wは上記検出判定タイミングvで判定を行
った検出判定結果を示しており、1は特定パターンが検
出され、0は特定パターンが未検出である。nは特定パ
ターン検出回路8から出力される検出判定信号で、
「1」が特定パターン検出状態、「0」が特定パターン
未検出状態を示している。pは特定パターン検出回路8
から出力される一致パルスで、被測定パターン信号b1〜
b4のパターンが、それぞれ、同時(4ビットパラレル)
に「E]、[E]、[E]、[E]になると発生する。
qは特定パターン検出回路8から出力されるインヒビッ
トパルスで、上記検出判定結果wが特定パターン未検出
状態のときに発生する。xは基準パターン信号発生器61
〜64のモジュロNカウンタの計数値を示しており、計数
値1,2,3,4は、基準パターン信号c1のパターン[A,E,I,
M]に、基準パターン信号c2のパターン[B,E,J,N]に、
基準パターン信号3cのパターン[C,E,K,O]に、また基
準パターン信号c4のパターン[D,E,L,P]に対応し、計
数値0はリセット状態を示している。yは(N−M)ワ
ンショットカウンタ92の計数値を示しており、計数値4
はリセット状態、計数値3はプリセット状態である。r
は(N−M)ワンショットカウンタ92の出力信号で、上
記計数値yが0のとき「1」、0以外のとき「0」とな
り、「1」でゲート91をオン、「0」でオフになる。
以下、第2図及び第3図(a)、(b)を用いて、同
期引き込み動作を説明する。
f1〜f16において 先ず、受信信号aのパターンが[ABCDEEEEIJKLMNOP]
であり、これを逆多重変換して得られる被測定パターン
信号b1〜b4は、それぞれ[AEIM]、[BEJN]、[CEK
O]、[DELP]であるとする。また基準パターン信号c1
〜c4のパターンも、被測定パターン信号b1〜b4と同期す
るように、それぞれ[AEIM]、[BEJN]、[CEKO]、
[DELP]であるとする。更に、判定信号mが「1」、制
御信号uが「1」、検出判定信号nが「1」、(N−
M)ワンショトカウンタ92の計数値yが0、またその出
力信号rが「1」であるとする。このとき、モジュロN
カウンタの計数値xは、基準パターン信号c1〜c4のパタ
ーンの発生順(例えば基準パターン信号c1の場合は[AE
IM]となる)に対応して、順番に1,2,3,4となってい
る。上記から、制御信号uが「1」であるために、基準
パターン信号c1〜c4が切替器41〜44を介して比較器21
24に出力され、誤り検出が行われる。その結果、同期判
定タイミングsのe4における同期判定結果tは同期状態
を示している。
f17〜f32において での同期判定結果が同期状態であるため、判定信号
mは「1」を保持する。これによって、(N−M)ワン
ショットカウンタ92の計数値yには0が保持されるた
め、その出力信号rも「1」を保持する。このため、ゲ
ート91がオンのままであり、第2のクロックeが基準パ
ターン信号発生器61〜64のモジュロNカウンタに入力さ
れ、その結果計数値xは順番に1,2,3,4となる。したが
って、基準パターン信号c1〜c4のパターンは、それぞれ
[AEIM]、[BEJN]、[CEKO]、[DELP]であり、の
ときと同一である。
また、制御信号uにも「1」が保持されるため、と
同様誤り検出が行われる。そして、受信信号aのパター
ンが伝送系の何等かの影響を受けて、[BCDEEEEIJKLMNO
PA]と1ビットシフトしてしまったとすると、逆多重変
換して得られる被測定パターン信号b1〜b4のパターン
は、それぞれ「BEJN]、[CEKO]、[DELP]、[EIMA]
となり、上記の基準パターン信号c1〜c4と異なるため、
同期判定タイミングsのe8における同期判定結果tは同
期外れとなる。
f33〜f49において での同期判定結果が同期外れであるために、判定信
号mは「0」となる。これによって、基準パターン信号
発生器61〜64のモジュロNカウンタはリセットされ、そ
の計数値xは0になり、そして基準パターン信号c1〜c4
のパターンは、それぞれ特定されない状態(×)にな
る。また、判定信号mによって(N−M)ワンショット
カウンタ92もリセットされ、その計数値yが4になると
同時に、出力信号rは「0」になり、この結果ゲート91
がオフになる。
更に、判定信号mによって制御信号uが「0」になる
ために、特定パターン設定手段31〜34からのデータが切
替器41〜44を介して比較器21〜24に出力され、特定パタ
ーン検出のためのパターン比較が行われる。その結果
は、被測定パターン信号b1〜b4に含まれる特定パターン
[E]がe9とe10に分かれているために、特定パターン
は検出されず、検出判定タイミングvのe12における検
出判定結果wは特定パターン未検出状態となり、検出判
定信号nは「0」になる。このために、f49でインヒビ
ットパルスqが発生され、f49において第1のクロック
fが1クロック分インヒビットされる。そして、これに
よって、第1のクロックfが1クロック遅延し、更に、
第1のクロックfを1/4分周して得られる第2のクロッ
クeも1/4クロック分遅延するために、受信信号aが1
ビット遅延(f49におけるパターン[B]が1ビットイ
ンヒビットされるのと等価)される。
f50〜f66において で受信信号aが1ビット遅延したため、受信信号a
のパターンは[CDEEEEIJKLMNOPAB]となり、したがっ
て、被測定パターン信号b1〜b4のパターンは、それぞれ
[CEKO]、[DELP]、[EIMA]、[EJNB]となる。ま
た、での検出判定結果wが特定パターン未検出状態で
あるために、基準パターン信号発生器61〜64のモジュロ
Nカウンタの計数値xは0を保持し、基準パターン信号
c1〜c4のパターンは、それぞれ特定されない状態(×)
である。(N−M)ワンショットカウンタ92の計数値y
も4であるために、出力信号rは「0」であり、ゲート
91もオフである。
また、制御信号uにも「0」が保持されるため、と
同様に特定パターン検出のためのパターン比較が行われ
る。その結果は、特定パターン[E]がe13とe14に分か
れているために、特定パターンは検出されず、検出判定
タイミングvのe16における検出判定結果wは特定パタ
ーン未検出状態となり、検出判定信号nは「0」を保持
する。このために、f66でインヒビットパルスqが発生
され、f66において第1のクロックfが1クロック分イ
ンヒビットされる。そして、これによって、第1のクロ
ックfが1クロック分遅延し、更に第2のクロックeも
1/4クロック分遅延するために、受信信号aが1ビット
遅延(f66におけるパターン[C]が1ビットインヒビ
ットされるのと等価)される。
f67〜f83において で受信信号aが1ビット遅延したため、受信信号a
のパターンは[DEEEEIJKLMNOPABC]となり、したがっ
て、被測定パターン信号b1〜b4のパターンは、それぞれ
[DELP]、[EIMA]、[EJNB]、[EKOC]となる。ま
た、での検出判定結果wが特定パターン未検出状態で
あるために、基準パターン信号発生器61〜64のモジュロ
Nカウンタの計数値xは0を保持し、基準パターン信号
c1〜c4のパターンは、それぞれ特定されない状態(×)
である。(N−M)ワンショットカウンタ92の計数値y
も4であるために、出力信号rは「0」であり、ゲート
91もオフである。
また、制御信号uにも「0」が保持されるため、と
同様に特定パターン検出のためのパターン比較が行われ
る。その結果は、特定パターン[E]がe17とe18に分か
れているために、特定パターンは検出されず、検出判定
タイミングvのe20における検出判定結果wは特定パタ
ーン未検出状態となり、検出判定信号nは「0」を保持
する。このために、f83でインヒビットパルスqが発生
され、f83において第1のクロックが1クロック分イン
ヒビットされる。そして、これによって、第1のクロッ
クfが1クロック分遅延し、更に第2のクロックeも1/
4クロック分遅延するために、受信信号aが1ビット遅
延(f83におけるパターン[D]が1ビットインヒビッ
トされるのと等価)される。
f84〜f99において で受信信号aが1ビット遅延したため、受信信号a
のパターンは[EEEEIJKLMNOPABCD]となり、したがっ
て、被測定パターン信号b1〜b4のパターンは、それぞれ
[EIMA]、[EJNB]、[EKOC]、[ELPD]となる。ま
た、での検出判定結果wが特定パターン未検出状態で
あるために、基準パターン信号発生器61〜64のモジュロ
Nカウンタの計数値xは0を保持し、基準パターン信号
c1〜c4のパターンは、それぞれ特定されない状態(×)
ある。(N−M)ワンショットカウンタ92の計数値yも
4であるために、出力信号rは「0」であり、ゲート91
もオフである。
そして、制御信号uにも「0」が保持されるため、
と同様に特定パターン検出のためのパターン比較が行わ
れる。その結果は、特定パターン[E]がe21だけにあ
るため、特定パターンが検出され、e21に一致パルスp
が発生する。
そして、この一致パルスpによって、(N−M)ワン
ショットカウンタ92がプリセットされと、その計数値y
は3になり、そして第2のクロックeが入力される毎に
計数値yは2,1,0と変わる。そして、0となったと同時
に、出力信号rが「1」になるためにゲート91がオンに
なり、基準パターン信号発生器61〜64のモジュロNカウ
ンタに第2のクロックeが入力され、そしてその計数値
xが1になり、基準パターン信号c1〜c4のパターンが、
それぞれ[A]、[B]、[C]、[D]となる。一
方、被測定パターン信号b1〜b4のパターンも丁度このと
き、それぞれ[A]、[B]、[C]、[D]となる。
したがって、この時点で基準パターン信号c1〜c4と被測
定パターン信号b1〜b4のパターンがそれぞれ一致し、同
期状態となる。すなわち、(N−M)ワンショトカウン
タ92が一致パルスpを入力した後、第2のクロックeを
カウントダウンして0になった時点で、基準パターン信
号c1〜c4の同期引き込み動作は完了する。
上記で特定パターンが検出されたことによって、検出
判定タイミングvのe24における検出判定結果wは特定
パターン検出状態となる。
f100〜f115において で一致パルスpが発生(インヒビットパルスqが発
生しなかったため)したため、受信信号aのパターンは
と同様[EEEEIJKLMNOPABCD]で、被測定パターン信号
b1〜b4のパターンも、それぞれ[EIMA]、[EJNB]、
[EKOC]、[ELPD]である。また、での検出判定結果
wが特定パターン検出状態であるため、検出判定信号n
は「1」になる。これによって、(N−M)ワンショッ
トカウンタ92の計数値yには0が保持されるため、その
出力信号rも「1」を保持する。このため、ゲート91が
オンのままであり、第2のクロックeが基準パターン信
号発生器61〜64のモジュロNカウンタに入力され、その
結果計数値xは順番に2,3,4,1となる。したがって、基
準パターン信号c1〜c4のパターンは、それぞれ[EIM
A]、[EJNB]、[EKOC]、[ELPD]であり、上記の被
測定パターン信号b1〜b4のパターンと、それぞれ同一で
ある。
また、での検出判定結果wが特定パターン検出状態
であるため、制御信号uが「1」となり、基準パターン
信号c1〜c4が切替器41〜44を介して比較器21〜24に出力
され、誤り検出が行われる。その結果、同期判定タイミ
ングsのe28における同期判定結果tは同期状態とな
る。
f116以降において での同期判定結果tが同期状態であるために、判定
信号mは「1」になる。これによって、(N−M)ワン
ショットカウンタ92の計数値yには0が保持されるた
め、その出力信号rも「1」を保持する。このため、ゲ
ート91がオンのままであり、第2のクロックeが基準パ
ターン信号発生器61〜64のモジュロNカウンタに入力さ
れ、その結果計数値xは順番に2・・・となる。したが
って、基準パターン信号c1〜c4のパターンは、それぞれ
[E・・・]、[E・・・]、[E・・・]、[E・・
・]となる。また、制御信号uにも「1」が保持される
ため、と同様誤り検出が行われる。
以上のように、同期外れが起きると〜の手順で同
期引き込み動作が行われる。
次に、同期引き込み時間について述べる。
第2図(a)、(b)のtで示される同期判定結果か
ら分かるように、e8で同期外れを検出し、同期引き込み
動作を行った後、e28で同期状態になったことを検出す
るまで、パターン列の5周期分を要している。ただし、
における受信信号aのパターンのシフト状態によって
は、4又は3周期の場合もあるが、逆多重変換比が1:4
の場合においては最大5周期である。
更に詳述すれば、先ず、受信信号aの位相を遅延させ
て逆多重変換することによって、被測定パターン信号b1
〜b4の位相を遅延させ、この結果特定パターンが検出さ
れるまでに3周期(逆多重変換比が1:4のときの最大周
期は、4−1で3となる)、次に、この特定パターンに
よって基準パターン信号c1〜c4の同期引き込みを行うの
に2周期(逆多重変換比にかかわらず一定)必要であ
る。
このことから、任意のパターン列のパターン長をL、
第1のクロックfの繰り返し周波数をF、逆多重変換比
を1:Q(前記詳細な説明ではQ=4)とした場合、同期
引き込み時間の最大値Tmaxは、 Tmax={(Q−1)+2}×L÷F [sec] となる。例えば、L=500kbit、F=100MHz、Q=4と
すると、 Tmax=(3+2)×(500×103)÷(100×106)=0.
025 となり、同期引き込み時間のTmaxは0.025秒である。こ
れは、従来技術のTmaxが5000秒であったのに対し、100
万分の5に改善され、実用的にも十分に短い時間であ
る。
以上、本発明の一実施例を第2図及び第3図(a)、
(b)を用いて説明した。なお、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、以下のようなものであってもよい。
第2図において、基準パターン信号発生器6が、4個
の同じ基準パターン信号発生器61〜64(前述した第8図
の構成)で構成されるとしたが、第9図に示すようなも
のであってもよい。すなわち、モジュロNカウンタ、制
御部、データ入力手段及び第1のスイッチについては、
4個独立にある必要はなく、まとめて共通なモジュロN
カウンタ60、制御部61、データ入力手段62、第1のスイ
ッチ64及び外部制御端子6aとする。なお、動作について
は、前述の第6図及び第8図と基本的には変わらないの
で省略する。
また、基準パターン信号発生器6に制御部(具体的に
は、第8図の制御部及び第9図の制御部61)を含むよう
にしたが、符号誤り測定装置104の全体を制御するため
の制御部(図示してない)と兼ねても良い。
また、特定パターンとして、逆多重変換比1:4に合わ
せて、4ビットとを定義したが、これに限定されるもの
ではなく、特定パターンとして識別できるものであれば
2又は3ビットでも良い。この場合、特定パターン設定
手段3の出力及び特定パターン検出回路8の入力(パタ
ーン比較信号k1〜k4が入力されところ)に、例えばゲー
トを挿入して、特定パターンのビット数に合わせて、そ
のゲートをオン、オフできるようにしておけば良い。
また、(N−M)ワンショトカウンタ92は、(N−
M)に限定されるものではなく、例えば(2N−M)とか
(N−(M+1))のワンショトカウンタを用いても良
い。
更に、同期判定回路7が行う同期判定の条件について
は、従来の技術の中で説明したような条件に限定される
ものではなく、パターン長(L)や伝送系102での誤り
発生状況などにより異なる条件を設定してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の符号誤り測定装置は、
受信信号aを逆多重変換して得た被測定パターン信号b1
〜b4の中から、任意パターン信号の所定の位置に予め定
義して設定した特定パターン(例えば1又は0が何ビッ
トも連続し、他との識別ができるような特異パターンの
集まり)を検出するための、特定パターン設定手段3、
切替器4、切替制御手段5、及び特定パターン検出回路
8を備え、更に基準パターン信号発生器6に入力される
第2のクロックeを制御するためのゲート回路9とを備
えることにより、同期外れが生じたときには、特定パタ
ーン検出回路8から出力されるインヒビットパルスqと
一致パルスpを基に同期引き込み動作を行うようにした
ために、例えば500kbitのような長周期のパターン信号
に対しても十分短い時間(前述の通り、従来の100万分
の5)で同期引き込みが出来るようになった。
また、本発明の符号誤り測定方法においても、同期外
れが生じたときには、被測定パターン信号b1〜b4の中か
ら特定パターンを検出し、この検出結果に基づいて基準
パターン信号c1〜c4の同期をとるようにしたために、上
記と同様な効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すブロック図、第3図(a)、(b)
は第2図に示すブロック図の各部の動作を示すタイミン
グチャート、第4図は従来技術による符号誤り測定のブ
ロック図、第5図は多重変換を示すパターン列の図、第
6図はパターン信号発生器の一例を示すブロック図、第
7図は従来技術による同期引き込み動作を示すパターン
列の図、第8図は本発明の基準パターン信号発生器の一
例を示すブロック図、第9図は基準パターン信号発生器
の別な一例を示すブロック図である。 1……DEMUX、2……比較器(21〜24を含む)、21〜24
……比較器、3……特定パターン設定手段(31〜34を含
む)、31〜34……特定パターン設定手段、4……切替器
(41〜44を含む)、41〜44……切替器、5……切替制御
手段、6……基準パターン信号発生器(61〜64を含
む)、61〜64……基準パターン信号発生器、7……同期
判定回路、8……特定パターン検出回路、9……ゲート
回路、10,17……分周器、11……ゲート、12……誤り計
数回路、13……表示器、14……入力端子、151〜154……
パターン信号発生器、16……MUX、20……第2のクロッ
ク発生手段、91……ゲート、92……(N−M)ワンショ
トカウンタ、101……パターン発生装置、102……伝送
系、103,104……符号誤り測定装置、60,150……モジュ
ロNカウンタ、61,151……制御部、62,152……データ入
力手段、153……RAM、64,154……第1のスイッチ、155
……第2のスイッチ、61a〜64a,6a……外部制御端子、
a……受信信号、b1〜b4……被測定パターン信号、c1〜
c4……基準パターン信号、d1〜d4……誤り検出信号、e,
i……第2のクロック、f,j……第1のクロック、h……
任意パターン信号、g1〜g4……パターン信号、k1〜k4…
…パターン比較信号、m……判定信号、n……検出判定
信号、p……一致パルス、q……インヒビットパルス、
r……出力信号、s……同期判定タイミング、t……同
期判定結果、u……制御信号、v……検出判定タイミン
グ、w……検出判定結果、x……モデュロNカウンタの
計数値、y……(N−M)ワンショトカウンタ92の計数
値。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意のパターン列が所定周期で繰り返され
    る任意パターン信号を伝送系を介して受信し、 この受信信号のビットレートに対応する第1のクロック
    を受けて、第2のクロックを発生する第2のクロック発
    生手段(20)と、 前記受信信号を前記第2のクロックに基づいて複数系列
    の被測定パターン信号に逆多重変換するDEMUX(1)
    と、 前記第2のクロックを受けて、前記被測定パターン信号
    と同一周期の基準パターン信号を前記複数系列の各系列
    毎に発生する基準パターン信号発生器(6)と、 前記被測定パターン信号と前記基準パターン信号とを前
    記複数系列の各系列毎にパターン比較して、誤り検出を
    行う比較器(2)と、 前記比較器から出力される前記複数系列の誤り検出の結
    果に基づいて、前記基準パターン信号が前記被測定パタ
    ーン信号と同期状態か又は同期外れであるかを判定し、
    その判定結果を出力する同期判定回路(7)とから構成
    され、 前記受信信号に含まれる符号誤りを検出する符号誤り測
    定装置において、 前記任意パターン信号の所定の位置に予め定義して設定
    した特定パターンに対応するデータを前記複数系列の各
    系列毎に設定する特定パターン設定手段(3)と、 前記基準パターン信号発生器と前記比較器との間に設け
    られ、前記基準パターン信号と前記特定パターン設定手
    段からの出力とを前記複数系列の各系列毎に切り替えて
    前記比較器に出力する切替器(4)と、 前記特定パターン設定手段からの出力が前記比較器に入
    力されているときに、前記比較器から出力される前記複
    数系列のパターン比較の結果から前記特定パターンの検
    出を行い、前記特定パターンを検出したときには一致パ
    ルスを、また検出しなかったときにはインヒビットパル
    スを出力するとともに、前記特定パターンが検出された
    か否かの検出判定結果を出力する特定パターン検出回路
    (8)と、 前記同期判定回路から出力される前記判定結果と、前記
    特定パターン検出回路から出力される前記検出判定結果
    とに基づいて、前記切替器を制御する切替制御手段
    (5)と、 前記同期判定回路から出力される前記判定結果と、前記
    特定パターン検出回路から出力される前記一致パルスと
    に基づいて、前記第2のクロック発生手段から出力され
    る前記第2のクロックを前記基準パターン信号発生器に
    入力するか否かを制御するゲート回路(9)とを備え、 前記比較器が、前記切替器から前記基準パターン信号を
    受けたときは、前記基準パターン信号と前記被測定パタ
    ーン信号とを前記複数系列の各系列毎に比較して誤り検
    出を行い、また前記切替器から前記特定パターン設定手
    段からの出力を受けたときは、該出力と前記被測定パタ
    ーン信号とを前記複数系列の各系列毎にパターン比較を
    し、 かつ、前記基準パターン信号発生器が、前記同期判定回
    路から出力される前記判定結果によりその発生状態が制
    御され、 更に、前記第2のクロック発生手段が、前記特定パター
    ン検出回路から出力される前記インヒビットパルスによ
    りその発生状態が制御されるようにしたことを特徴とす
    る符号誤り測定装置。
  2. 【請求項2】任意のパターン列が所定周期で繰り返され
    る任意パターン信号を伝送系を介して受信し、 この受信信号のビットレートに対応する第1のクロック
    から発生される第2のクロックに基づいて、前記受信信
    号を複数系列の被測定パターン信号に逆多重変換し、前
    記被測定パターン信号と誤り検出の基準となる基準パタ
    ーン信号とを前記複数系列毎にパターン比較して、誤り
    検出を行うとともに、前記誤り検出の結果に基づいて前
    記基準パターン信号と前記被測定パターン信号とが同期
    状態か、又は同期外れであるかを判定する符号誤り測定
    方法において、 前記判定の結果が同期外れのときは、 前記被測定パターン信号とパターン比較を行う信号を、
    前記基準パターン信号から、前記任意パターン信号の所
    定の位置に予め定義して設定した特定パターンに対応す
    るデータに変える第1の段階と、 前記データと前記被測定パターン信号とのパターン比較
    を前記複数系列の各系列毎に行う第2の段階と、 前記第2の段階におけるパターン比較の結果から前記特
    定パターンの検出を行う第3の段階と、 前記特定パターンが検出されなかったときには、前記第
    2のクロックを所定時間遅延させることによって、前記
    被測定パターン信号の位相を1ビット遅延させた後に、
    前記第2乃至第3の段階を行う第4の段階と、 前記第4の段階において、前記特定パターンが検出され
    なかたときには、検出されるまで、前記第4の段階を繰
    り返し行う第5の段階と、 前記特定パターンが検出されたときには、この検出結果
    を基に前記基準パターン信号の位相を前記被測定パター
    ン信号の位相に合わせる第6の段階と、 前記被測定パターン信号とパターン比較を行う信号を、
    前記データから、前記基準パターン信号に変える第7の
    段階と、 を含むことを特徴とする符号誤り測定方法。
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