JP2892454B2 - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
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- JP2892454B2 JP2892454B2 JP2198636A JP19863690A JP2892454B2 JP 2892454 B2 JP2892454 B2 JP 2892454B2 JP 2198636 A JP2198636 A JP 2198636A JP 19863690 A JP19863690 A JP 19863690A JP 2892454 B2 JP2892454 B2 JP 2892454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- semiconductor switching
- transformer
- temperature
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
ッチング素子およびトランス等を備えた電子レンジに関
する。
えて、トランスの二次側に高周波高電圧を発生させ、こ
の二次側に設けられた整流倍電圧回路によってマグネト
ロンを駆動するようにしたものが供されている。上記イ
ンバータ回路は共振コンデンサや半導体スイッチング素
子を有して成る。
回路構成のコンパクト化を図るために、他の電気部品な
どと共にプリント基板に実装されている。
が大きく、特に、半導体スイッチング素子は温度影響を
受けやすいことから、従来では、この半導体スイッチン
グ素子の放熱板に温度センサを設けて、該温度センサの
検出温度が予め定められた上限温度に達すると、半導体
スイッチング素子の動作を停止させるようにしている。
化する傾向にあり、特に、上述のようにプリント基板に
半導体スイッチング素子およびトランスを実装する構成
では、半導体スイッチング素子はもとよりトランスの発
熱も大きく、導体パターンが高温度の影響を受けるおそ
れがあり、半導体スイッチング素子のみについて温度検
出を行えばよいという従来方式では、電気回路各部の熱
による劣化を防止することが困難で、使用寿命および安
全性の面で不安が残るといった問題がある。
目的は、半導体スイッチング素子のみならずプリント基
板における各部の熱による劣化を防止できて、使用寿命
を長くできると共に安全性も確保でき、しかもこれを簡
単な構成にて達成できる電子レンジを提供するにある。
ッチング素子およびトランス等を備え、これら半導体ス
イッチング素子およびトランスをプリント基板に実装す
るようにしたものにおいて、前記プリント基板上に、前
記半導体スイッチング素子とトランスとの近傍で且つこ
れらを接続する導体パターンの近傍に位置して温度セン
サを設け、この温度センサによる検出温度に基づいて加
熱運転を制御するようにしたところに特徴を有する。
チング素子とトランスとの近傍で且つこれらを接続する
導体パターンの近傍に位置して温度センサを設けている
から、これら各部の温度を総合的に検出することが可能
である。そして、この温度センサによる検出温度に基づ
いて加熱運転を制御するようにしたので、半導体スイッ
チング素子のみならずプリント基板における各部の熱に
よる劣化を防止することが可能である。
導体スイッチング素子とトランスと導体パターンとの近
傍に位置させて、複数箇所の温度を総合的に検出するか
ら、温度検出対象の個々に温度センサを設ける場合と違
って、構成が簡単であると共にコストの低廉化にも寄与
できる。
明する。
の端子1aは、ヒューズ2、第1のドアスイッチ3aを介し
て、ダイオードブリッジ4の一方の入力側に接続され、
そして、電源プラグ1の他方の端子1bは、第2のドアス
イッチ3b、メインリレースイッチ5、切替リレースイッ
チ6の接点c−aを介して、ダイオードブリッジ4の他
方の入力側に接続されている。第1のドアスイッチ3aと
第2のドアスイッチ3bとの間はこれら両スイッチ3a,3b
と逆の開閉関係で連動する周知のショートスイッチ7が
接続され、そして第1のドアスイッチ3aと、切替リレー
スイッチ6の接点bとの間にオーブン用のヒータ8が接
続されている。
になっており、このマグネトロン9から出力されたマイ
クロ波は図示しない加熱室内に供給されるようになって
いる。上記駆動回路10は前記ダイオードブリッジ4を備
えたインバータ回路11と昇圧トランス12と倍電圧整流回
路13とから構成されている。
にチョークコイル14、整流コンデンサ15、トランス12の
一次コイル12a、共振コンデンサ16、半導体スイッチン
グ素子17およびフライホイールダイオード18を図示のよ
うに接続して構成されている。
高圧コンデンサ19および高圧ダイオード20,21を図示の
ように接続して構成されている。
子17をオン・オフ駆動させることによりマグネトロン9
を駆動して加熱運転を実行し、その動作を停止させるこ
とにより、加熱運転を停止させるようになっている。な
お、半導体スイッチング素子17のオン時間を変更するこ
とによりマグネトロン9の出力を変更し得るように構成
されている。
び各種A/D変換器を含んで構成されており、これは、リ
レー駆動回路23を介して前記メインリレースイッチ5、
切替リレースイッチ6を制御すると共に、素子駆動回路
24を介して前記半導体スイッチング素子17を制御するよ
うになっている。
25からの温度検出結果が与えられると共に、前記各種ス
イッチ26からの入力が与えられるようになっており、内
部ROMに記憶した運転プログラムに従い、各スイッチ入
力に応じた制御を実行するようになっており、この場
合、電子レンジ機能とオーブン機能とがある。すなわ
ち、各種スイッチ26のうち、電子レンジ機能についての
スイッチがオンされると、切替リレースイッチ6の接点
c−a間を閉成すると共に、メインリレースイッチ5を
閉成し、そして、半導体スイッチング素子17をオン・オ
フ制御する。また、オーブン機能についてのスイッチが
オン操作されると、切替リレースイッチ6の接点c−b
間を閉成すると共に、メインリレースイッチ5を閉成し
てヒータ8を通電気するようになっている。
ング素子17およびトランス12を初めとして各種電気部品
は、第1図ないし第3図に示すように、プリント基板27
に実装されており、半導体スイッチング素子17は放熱板
28を介して放熱されるようになっている。そして、半導
体スイッチング素子17およびトランス12はプリント基板
27裏面の銅箔パターンから成る導体パターン29により接
続されている。この導体パターン29は、プリント基板27
において裏面に形成されている。
に、前記半導体スイッチング素子17とトランス12との近
傍で且つこれらを接続する導体パターン29の近傍に位置
して実装されている。この結果、温度センサ25は、半導
体スイッチング素子17の他、トランス12および導体パタ
ーン29を含めた総合温度を検出することが可能である。
温度と異常判定用の設定温度とを比較して検出温度が設
定温度を超えると、半導体スイッチング素子17の駆動を
停止して加熱運転を停止させるようになっている。この
結果、半導体スイッチング素子17、トランス12および導
体パターン29のいずれかが温度異常となった場合には、
加熱運転を停止できる。従って、半導体スイッチング素
子17のみならずプリント基板27における各部の熱による
劣化を防止できて、使用寿命を長くできると共に安全性
も確保できる。しかも、一つの温度センサ17でありなが
らも、これを、半導体スイッチング素子17とトランス12
と導体パターン29との近傍に位置させて、複数箇所の温
度を総合的に検出し得るようにしたから、温度検出対象
の個々に温度センサを設ける場合と違って、構成が簡単
であると共にコストの低廉化にも寄与できる。
に基づいて半導体スイッチング素子17の駆動を停止して
加熱運転を停止するようにしたが、これは、半導体スイ
ッチング素子17のオン時間を短くして出力を低下させる
ように加熱運転を制御しても良い。
ンを駆動するために半導体スイッチング素子およびトラ
ンス等を備え、これら半導体スイッチング素子およびト
ランスをプリント基板に実装するようにしたものにおい
て、前記プリント基板上に、前記半導体スイッチング素
子とトランスとの近傍で且つこれらを接続する導体パタ
ーンの近傍に位置して温度センサを設け、この温度セン
サによる検出温度に基づいて加熱運転を制御するように
したことを特徴とするものであり、これにて、半導体ス
イッチング素子のみならずプリント基板におけるトラン
スおよび導体パターンといった各部の熱による劣化を防
止できて、使用寿命を長くできると共に安全性も確保で
き、しかもこれを簡単な構成にて達成でき、またコスト
の低廉化にも寄与できるという優れた効果を奏する。
ト基板の要部を裏面からみた下面図、第2図は同要部の
斜視図、第3図は半導体スイッチング素子部分の斜視
図、第4図は電気回路図である。 図面中、9はマグネトロン、12はトランス、17は半導体
スイッチング素子、25は温度センサ、27はプリント基
板、29は導体パターンを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】マグネトロンを駆動するために半導体スイ
ッチング素子およびトランス等を備え、これら半導体ス
イッチング素子およびトランスをプリント基板に実装す
るようにしたものにおいて、前記プリント基板上に、前
記半導体スイッチング素子とトランスとの近傍で且つこ
れらを接続する導体パターンの近傍に位置して温度セン
サを設け、この温度センサによる検出温度に基づいて加
熱運転を制御するようにしたことを特徴とする電子レン
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198636A JP2892454B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198636A JP2892454B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 電子レンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484026A JPH0484026A (ja) | 1992-03-17 |
JP2892454B2 true JP2892454B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=16394504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2198636A Expired - Lifetime JP2892454B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2892454B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007074843A1 (ja) | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 高周波加熱装置の運転状態を検出する状態検出装置 |
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CN101231196B (zh) * | 2004-03-05 | 2010-06-02 | 株式会社日立产机系统 | 半导体元件的温度检测方法和电力变换装置 |
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JP2011217463A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Toyota Industries Corp | インバータ装置 |
Family Cites Families (2)
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JPH0271994U (ja) * | 1988-11-19 | 1990-05-31 | ||
JPH03167778A (ja) * | 1989-11-25 | 1991-07-19 | Toshiba Corp | 電子レンジ |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP2198636A patent/JP2892454B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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WO2007074843A1 (ja) | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 高周波加熱装置の運転状態を検出する状態検出装置 |
EP2194758A2 (en) | 2005-12-26 | 2010-06-09 | Panasonic Corporation | State detector for detecting operating state of radio-frequency heating apparatus |
EP2194759A2 (en) | 2005-12-26 | 2010-06-09 | Panasonic Corporation | State detector for detecting operating state of radio-frequency heating apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484026A (ja) | 1992-03-17 |
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