JP2011217463A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011217463A
JP2011217463A JP2010081267A JP2010081267A JP2011217463A JP 2011217463 A JP2011217463 A JP 2011217463A JP 2010081267 A JP2010081267 A JP 2010081267A JP 2010081267 A JP2010081267 A JP 2010081267A JP 2011217463 A JP2011217463 A JP 2011217463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
electrolytic capacitor
inverter device
current
thermistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010081267A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Matsushita
将明 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2010081267A priority Critical patent/JP2011217463A/ja
Publication of JP2011217463A publication Critical patent/JP2011217463A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】温度管理のための構造を簡素化して製造コストを抑えることができるインバータ装置を提供する。
【解決手段】インバータ装置10において、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16(スイッチング素子)が同一の高電圧パターン11b上に実装されている。高電圧パターン11b上にはその高電圧パターン11bの温度を検出する1つのサーミスタ17が配置されるとともに、サーミスタ17の検出信号に基づいて電解コンデンサ14及びスイッチング素子の温度を推定するモータ制御部20を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ装置に関する。
電動圧縮機には電動モータが装備され、その電動モータの駆動はインバータ装置によって制御される。インバータ装置は、電源(バッテリー)側からの直流電流をスイッチング素子のスイッチング動作により交流電流に変換する。この交流電流が電動モータに供給されて電動モータが駆動される。インバータ装置のプリント基板(導電部)上には、スイッチ動作を行なうスイッチング素子(IGBT、FET等)やLCフィルタの電解コンデンサ等が実装されている。
このようなインバータ装置において、スイッチング素子においては過熱を防止し、電解コンデンサにおいては過熱や過冷却を防止するために、スイッチング素子や電解コンデンサ等の温度管理が必要である。この温度管理の方策を備えたインバータ装置として、例えば、特許文献1のモータ制御モジュールが挙げられる。このモータ制御モジュールにおいて、プリント基板上には、電解コンデンサの温度を計測する第1の温度検出素子と、FET(スイッチング素子)の温度を計測する第2の温度検出素子とが設けられている。また、電解コンデンサの一端子と第1の温度検出素子とは接続されるとともに、FETの一端子と第2の温度検出素子とは接続されている。このため、電解コンデンサの一端子と第1の温度検出素子とは、ほぼ同じ温度になり、FETの一端子と第2の温度検出素子とは、ほぼ同じ温度になる。
そして、温度計測回路により、第1及び第2の温度検出素子の抵抗値を検出することで、電解コンデンサ及びFETの温度を計測することができる。計測された温度から電解コンデンサ及びFETの温度が所定温度を超えた場合には、モータの制御ユニットによりモータの最大出力を下げる等の制御が行われ、電解コンデンサ及びFETが保護されるようになっている。
特開2004−96848号公報
ところが、特許文献1においては、温度計測が必要な実装部品(FETとスイッチング素子)それぞれに温度検出素子が設けられており、実装部品の数だけ温度検出素子が設けられることになり、実装部品の温度管理のための構造が複雑化するとともに製造コストが嵩んでしまうという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、温度管理のための構造を簡素化して製造コストを抑えることができるインバータ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1発熱素子と、前記第1発熱素子と種類の異なる第2発熱素子とが、基板における同一の導電部上に実装され、前記導電部上には該導電部の温度を検出する1つの温度検出手段が設けられるとともに、前記温度検出手段の検出信号に基づいて、前記第1発熱素子及び前記第2発熱素子の温度を推定する温度推定手段が設けられている。
これによれば、種類の異なる第1発熱素子と第2発熱素子とは、共通の導電部上に実装されているため、その導電部の温度を温度検出手段で検出し、温度推定手段により、導電部の温度に対する第1及び第2発熱素子それぞれに固有の温度差を加味することで第1及び第2発熱素子の温度を推定することができる。したがって、1つの温度検出手段と温度推定手段により、種類の異なる第1及び第2発熱素子の温度を検出することができる。このため、背景技術のように、温度計測が必要な実装部品それぞれに温度検出素子が設けられる場合と比較すると、温度検出手段の数を減らし、実装部品の温度管理のための構造を簡素化して製造コストを抑えることができる。
また、前記第1発熱素子及び前記第2発熱素子は、前記基板での前記導電部の延びる方向に沿って並設されるとともに、前記温度検出手段は、前記第1発熱素子と前記第2発熱素子との間に配置されていてもよい。
これによれば、1つの温度検出手段が第1発熱素子と第2発熱素子との間に挟まれることから、温度検出手段に対する第1発熱素子までの距離と、第2発熱素子までの距離との差を小さくすることができ、距離の差に基づいた温度差を小さくして推定される温度の精度を高めることができる。
また、前記温度検出手段は、前記導電部のうち、前記インバータ装置の駆動時に常時電流が流れる部分に配置されていてもよい。
これによれば、導電部において、インバータ装置の駆動時に常時電流が流れる部分は、常時電流が流れることにより、インバータ装置の駆動時には必ず温度が上昇する。このため、インバータ装置の駆動時には、その駆動前よりも温度上昇した第1及び第2発熱素子の温度を必ず検出することができる。よって、例えば、インバータ装置の駆動時であっても電流が流れない箇所に温度検出手段を設ける場合と比べると、第1発熱素子と第2発熱素子の推定される温度の精度を高めることができる。
前記第1発熱素子は電解コンデンサであり、前記第2発熱素子はスイッチング素子であり、前記インバータ装置は、該インバータ装置の駆動時に常時電流が流れる電流検出用シャント抵抗を有し、前記温度検出手段は前記電解コンデンサ、前記スイッチング素子、及び前記電流検出用シャント抵抗の中で前記電流検出用シャント抵抗に最も近くなる位置に配置されていてもよい。
これによれば、電流検出用シャント抵抗は、その電流検出用シャント抵抗を流れた電流値に基づいてインバータ制御する対象を制御するために設けられていることから、インバータ装置が駆動されると電流検出用シャント抵抗には必ず電流が流れ、発熱が生じる。よって、例えば、インバータ装置の駆動時であっても電流が流れない箇所に温度検出手段を設ける場合と比べると、推定される温度の精度を上げることができる。
本発明によれば、温度管理のための構造を簡素化して製造コストを抑えることができる。
実施形態におけるインバータ装置を模式的に示す平面図。 実施形態におけるインバータ装置の回路構成図。 モータ制御部による交流モータの制御を示すフローチャート。
以下、本発明のインバータ装置を、電動圧縮機における交流モータを駆動するためのインバータ装置に具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、図1は、本実施形態におけるインバータ装置の基板及び実装部品を模式的に示す平面図であり、図2はインバータ装置の回路構成図であり、図3は、交流モータの制御を示すフローチャートである。
図1に示すように、インバータ装置10において、矩形板状をなす基板11は、絶縁基板11aの表面に導電部としての高電圧パターン11b(図1でハッチングを施した部位)が設けられて形成されている。基板11の長さ方向一端側(図1では下端側)において、高電圧パターン11b上には、LCフィルタを構成するコイル13が実装されている。また、基板11の長さ方向他端側(図1では上端側)において、高電圧パターン11b上には、LCフィルタを構成する第1発熱素子としての電解コンデンサ14が複数(本実施形態では4個)実装されている。また、高電圧パターン11b上において、電解コンデンサ14の近傍には、電流検出用シャント抵抗15が実装されている。また、基板11の長さ方向の中央部付近には、IGBTモジュール16が実装されている。IGBTモジュール16は、スイッチング回路30(図2参照)をケース(図示せず)内に備える。図2に示すように、スイッチング回路30は、第2発熱素子としての6つのスイッチング素子Q1〜Q6に加え6つのダイオードD1〜D6等を備えている。なお、本実施形態では、スイッチング素子Q1〜Q6としてIGBTを用いている。
図1に示すように、基板11の長さ方向における他端側(上端側)において、高電圧パターン11bの長さ方向へ延びる帯状部位には、高電圧パターン11bの延びる方向に沿って電解コンデンサ14とIGBTモジュール16が並設するように実装されている。また、高電圧パターン11b上において、高電圧パターン11bの延びる方向において、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16との間となる位置には、温度検出手段としてのサーミスタ17が実装されている。サーミスタ17は、検温部(図示せず)が高電圧パターン11bに熱的に結合されるとともに、高電圧パターン11bの温度を検出可能になっている。また、高電圧パターン11b上において、サーミスタ17は、電解コンデンサ14、IGBTモジュール16(スイッチング素子Q1〜Q6)、及び電流検出用シャント抵抗15の中で、電流検出用シャント抵抗15に最も近い位置に配置されている。
さらに、基板11の長さ方向中央部において、高電圧パターン11b上にはモータ制御部20(CPU)が実装されている。そして、本実施形態では、コイル13、電解コンデンサ14、電流検出用シャント抵抗15、IGBTモジュール16(スイッチング回路30)、及びモータ制御部20の実装部品は、同一の高電圧パターン11b上に実装されている。
図2に示すように、インバータ装置10には、高圧バッテリ18と交流モータ19が接続されている。インバータ装置10は、直流電源である高圧バッテリ18から直流電流を入力し、その直流電流を交流電流に変換して交流モータ19を駆動制御する。交流モータ19は、三相同期モータである。
高圧バッテリ18の正極端子18aに接続された正側配線21には、上述したLCフィルタのコイル13が直列接続されている。また、高圧バッテリ18の正極端子18aには正側配線21を介して電解コンデンサ14の一方の端子が接続されるとともにスイッチング回路30の正側が接続されている。高圧バッテリ18の負極端子18bには、負側配線22を介して電解コンデンサ14の他方の端子が接続されるとともにスイッチング回路30の負側が接続されている。そして、高圧バッテリ18からコイル13及び電解コンデンサ14を介してスイッチング回路30に直流電流が供給される。
スイッチング回路30は、6つのスイッチング素子Q1〜Q6と6つのダイオードD1〜D6を備えている。正側配線21と負側配線22との間において、U相用のスイッチング素子Q1とQ2、V相用のスイッチング素子Q3とQ4、W相用のスイッチング素子Q5とQ6が、それぞれ直列に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6には各ダイオードD1〜D6が逆並列接続されている。
スイッチング素子Q1,Q2の間の接合点は交流モータ19のU相端子(図示せず)に、スイッチング素子Q3,Q4の間の接合点は交流モータ19のV相端子(図示せず)に、スイッチング素子Q5,Q6の間の接合点は交流モータ19のW相端子(図示せず)に、それぞれ接続されている。そして、スイッチング素子Q1〜Q6を制御することにより、交流モータ19の各相のコイルに交流電流が供給されるようになっている。
また、負側配線22において、インバータ装置10の駆動時に、スイッチング素子Q1〜Q6のうち何れに電流が流れても、そのスイッチング素子Q1〜Q6を流れた電流が必ず流れることとなる位置に電流検出用シャント抵抗15が配設されている。すなわち、負側配線22において、スイッチング回路30(スイッチング素子Q1〜Q6)と電解コンデンサ14とを結ぶ配線22aに電流検出用シャント抵抗15が設けられている。そして、インバータ装置10の駆動時には、電流検出用シャント抵抗15には、スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング状況に関わらず、高電圧パターン11bを流れた電流が常時流れるようになっている。このため、インバータ装置10の駆動時に流れた電流は、電流検出用シャント抵抗15により検出することができる。この電流検出用シャント抵抗15の近傍にはサーミスタ17が配置されている。すなわち、サーミスタ17は、電解コンデンサ14、IGBTモジュール16(スイッチング素子Q1〜Q6)、及び電流検出用シャント抵抗15の中で、電流検出用シャント抵抗15に最も近い位置に配置されている。サーミスタ17は、その検温部が電流検出用シャント抵抗15の近傍に位置する高電圧パターン11bに対し熱的に結合され、高電圧パターン11bの温度を検出し、その検出信号を出力するようになっている。
インバータ装置10の駆動時、モータ制御部20は、交流モータ19を制御する機能を有し、モータ制御部20には外部から交流モータ19の指令速度が入力され、モータ制御部20は指令速度に応じてスイッチング回路30を駆動する。そして、交流モータ19の指令速度に基づいてスイッチング素子Q1〜Q6を制御して直流電流が交流電流に変換され、スイッチング回路30で変換された交流電流が交流モータ19の各相のコイルに供給される。このスイッチング回路30による交流モータ19の通電にて交流モータ19が駆動される。なお、交流モータ19には、U相、V相、W相の各コイルに交流電流が供給される3相変調パターン、又はU相、V相、W相の各コイルうちいずれか2つのコイルに交流電流が供給される2相変調パターンによって交流電流が供給されるようになっている。そして、3相変調パターンで交流モータ19が駆動されると、全てのスイッチング素子Q1〜Q6によって直流電流が交流電流に変換され、2相変調パターンで交流モータ19が駆動されると、U相、V相、W相のうちの2つのコイルに対応するスイッチング素子Q1〜Q6によって直流電流が交流電流に変換される。
また、モータ制御部20は、インバータ装置10の駆動時、電解コンデンサ14を暖機するために、電解コンデンサ14に直流電流を供給する制御を行う。電解コンデンサ14に直流電流が供給される場合、U相、V相、W相の各コイルのうちのいずれか1つのコイルのみに直流電流が供給されるようにモータ制御部20によりスイッチング素子Q1〜Q6が制御されるようになっている。この電解コンデンサ14の暖機の際にも、スイッチング回路30(スイッチング素子Q1〜Q6)と電解コンデンサ14とを結ぶ配線22a、及び電流検出用シャント抵抗15には電流が流れるようになっている。
モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号を入力する。また、モータ制御部20は、サーミスタ17からの検出信号に基づいてスイッチング素子Q1〜Q6の温度を推定する機能を有している(温度推定手段)。スイッチング素子Q1〜Q6の温度は、サーミスタ17によって検出された高電圧パターン11b上での温度に対し、予め設定されたスイッチング素子用補正値を減算することで得られる。例えば、サーミスタ17により高電圧パターン11bの温度が120℃と検出された場合、この120℃からスイッチング素子用補正値20℃を減算することによりスイッチング素子Q1〜Q6の温度が100℃と推定される。
また、モータ制御部20は、サーミスタ17からの検出信号に基づいて電解コンデンサ14の温度を推定する機能を有している。電解コンデンサ14の温度は、サーミスタ17の検出信号に基づき推定されたスイッチング素子Q1〜Q6の温度に対し、予め設定された電解コンデンサ用補正値を加算することで得られる。例えば、モータ制御部20によりスイッチング素子Q1〜Q6の温度が100℃と推定された場合、この100℃に対し電解コンデンサ用補正値10℃を加算することにより電解コンデンサ14の温度が110℃と推定される。
また、モータ制御部20には、電解コンデンサ14の高温側耐熱温度より若干低く設定された電解コンデンサ高温警報温度TD1が予め記憶されている。さらに、モータ制御部20には、電解コンデンサ14の高温側耐熱温度を超えた温度となる電解コンデンサ高温異常温度TD2が予め記憶されている。加えて、モータ制御部20には、電解コンデンサ14がサージ電圧を発生させる温度より若干高く設定された電解コンデンサ低温警報温度TD3が予め記憶されている。
そして、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が、電解コンデンサ高温警報温度TD1より高い場合は、電解コンデンサ14が耐熱温度を超えないようにスイッチング素子Q1〜Q6をスイッチング制御する。また、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が、電解コンデンサ高温異常温度TD2より高い場合は、スイッチング素子Q1〜Q6を停止させて交流モータ19を停止させる制御を行う。さらに、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が、電解コンデンサ低温警報温度TD3より低い場合には、電解コンデンサ14の暖機を実行させる制御を行う。
さらに、モータ制御部20には、スイッチング素子Q1〜Q6の耐熱温度より若干低く設定されたスイッチング素子高温警報温度TS1が予め記憶されている。また、モータ制御部20には、スイッチング素子Q1〜Q6の耐熱温度を超えた温度となるスイッチング素子高温異常温度TS2が予め記憶されている。そして、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定されたスイッチング素子Q1〜Q6の温度TS0が、スイッチング素子高温警報温度TS1及びスイッチング素子高温異常温度TS2より低いか否かを判定するようになっている。
そして、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定されたスイッチング素子Q1〜Q6の温度TS0が、スイッチング素子高温警報温度TS1より高い場合は、スイッチング素子Q1〜Q6の耐熱温度を超えないようにスイッチング素子Q1〜Q6をスイッチング制御する。また、モータ制御部20は、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定されたスイッチング素子Q1〜Q6の温度TS0が、スイッチング素子高温異常温度TS2より高い場合は、スイッチング素子Q1〜Q6を停止させて交流モータ19を停止させる制御を行う。
次に前記のように構成されたインバータ装置10の制御を図3のフローチャートに従って説明する。
さて、インバータ装置10の駆動時において、モータ制御部20は交流モータ19のオン指令(ON指令)を入力すると(ステップS1)、モータ制御部20は、サーミスタ17からの検出信号に基づいて推定される電解コンデンサ14の温度TD0が、電解コンデンサ低温警報温度TD3より高いか否かを判定する(ステップS2)。この判定結果が否定判定の場合には、モータ制御部20は、電解コンデンサ14の暖機運転を実行させる(ステップS3)。すると、電解コンデンサ14に直流電流が供給され、電解コンデンサ14の温度TD0が上昇するとともに、交流モータ19のいずれか1相のコイルにも直流電流が供給され、さらに、電流検出用シャント抵抗15にも直流電流が流れる。すると、電流検出用シャント抵抗15近傍の高電圧パターン11bでは、温度が上昇する。このため、サーミスタ17によって推定される電解コンデンサ14の温度TD0、及びスイッチング素子Q1〜Q6の中で最も高いスイッチング素子の温度TS0も上昇する。
そして、モータ制御部20は、ステップS2で暖機運転を実行させた後は、周期的にステップS2に移行し、電解コンデンサ14の温度TD0が電解コンデンサ低温警報温度TD3より高いか否かを判定する。ステップS2での判定結果が肯定判定の場合には、モータ制御部20は、交流モータ19の運転を実行させる(ステップS4)。電解コンデンサ14に直流電流が供給されるとともに、スイッチング回路30のスイッチングにより交流モータ19の各コイルに交流電流が供給される。すると、電流検出用シャント抵抗15近傍の高電圧パターン11bでは、温度が上昇する。
その後、モータ制御部20は、サーミスタ17からの検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が電解コンデンサ高温警報温度TD1より高いか否かを判定するとともに、スイッチング素子Q1〜Q6の温度TS0が、スイッチング素子高温警報温度TS1より高いか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5の判定結果が否定判定の場合、モータ制御部20はステップS4に移行し、交流モータ19の運転を継続する。また、ステップS5の判定結果が肯定判定の場合、モータ制御部20は、電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度が耐熱温度を超えないようにスイッチング素子Q1〜Q6をスイッチング制御し、保護制御運転を実行させる(ステップS6)。
その後、モータ制御部20は、サーミスタ17からの検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が電解コンデンサ高温異常温度TD2より高いか否かを判定するとともに、スイッチング素子Q1〜Q6の温度TS0が、スイッチング素子高温異常温度TS2より高いか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定結果が否定判定の場合、モータ制御部20はステップS5に移行する。また、ステップS7の判定結果が肯定判定の場合、モータ制御部20は、交流モータ19を停止させる制御を実行させる(ステップS8)。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)インバータ装置10において、電解コンデンサ14とスイッチング素子Q1〜Q6が実装された高電圧パターン11b上に1つのサーミスタ17を配置した。そして、高電圧パターン11bの温度をサーミスタ17で検出し、モータ制御部20により、高電圧パターン11bの温度に対する電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度差を加味することでそれらの温度を推定することができる。すなわち、高電圧パターン11b上に1つのサーミスタ17を設けるだけで、電解コンデンサ14とスイッチング素子Q1〜Q6の異なる種類の発熱素子の温度を推定検出することができる。このため、背景技術のように、温度計測が必要な実装部品(FETとスイッチング素子)それぞれに温度検出素子が設けられる場合と比較すると、本実施形態のインバータ装置10はサーミスタ17の数を減らし、実装部品の温度管理のための構造を簡素化して製造コストを抑えることができる。
(2)サーミスタ17は、電解コンデンサ14とスイッチング素子Q1〜Q6が実装された高電圧パターン11b上に配置されている。ここで、基板11において、絶縁基板11aと高電圧パターン11bとでは、その熱伝導率が異なり、絶縁基板11aと高電圧パターン11bとで温度が異なる。このため、例えば、サーミスタ17を基板11の絶縁基板11a上に配設すると、電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6推定のために加減算される補正値が大きくなってしまう。本実施形態では、サーミスタ17を絶縁基板11aではなく高電圧パターン11b上に配置することで、サーミスタ17を絶縁基板11a上に配置した場合に比べると各種補正値を小さくすることができ、推定される温度の精度を上げることができる。
(3)高電圧パターン11b上において、サーミスタ17までの距離が長い場合と短い場合とを比べると、距離が長い場合の方がサーミスタ17からの検出信号に基づいて推定される温度差が大きくなる。ここで、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16(スイッチング素子Q1〜Q6)とが高電圧パターン11b上で並設された状態において、サーミスタ17と電解コンデンサ14とでIGBTモジュール16を挟むように、サーミスタ17を基板11の下端側に配置したとする。この場合、サーミスタ17に対する電解コンデンサ14までの距離は、サーミスタ17に対するIGBTモジュール16までの距離より長くなってしまい、電解コンデンサ14を推定するための補正値が大きくなってしまう。よって、サーミスタ17に対する電解コンデンサ14までの距離と、IGBTモジュール16までの距離との差が小さくなるように、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16の間にサーミスタ17を配置したため、距離の差に基づいた温度差を小さくして推定精度を高めることができる。
(4)高電圧パターン11b上において、電解コンデンサ14、IGBTモジュール(スイッチング素子Q1〜Q6)、及び電流検出用シャント抵抗15の中で、電流検出用シャント抵抗15にサーミスタ17が最も近くなるようにサーミスタ17を配置した。電流検出用シャント抵抗15は、その電流検出用シャント抵抗15を流れた電流値に基づいて交流モータ19を制御するために設けられる。そして、電流検出用シャント抵抗15は、電解コンデンサ14とスイッチング素子Q1〜Q6を結び、インバータ装置10駆動時には電流が常時流れることとなる負側配線22(配線22a)に直列接続されている。このため、インバータ装置10の駆動時、電流検出用シャント抵抗15は必ず温度上昇する。よって、電流検出用シャント抵抗15に近くなるようにサーミスタ17を配置することで、各種補正値を小さくすることができ、推定される温度の精度を上げることができる。
(5)サーミスタ17の検出信号に基づいて電解コンデンサ14の温度を推定することができる。本実施形態では、インバータ装置10の駆動時、モータ制御部20は、交流モータ19のオン指令を受けると、電解コンデンサ14の温度が低い場合、直流通電を行い電解コンデンサ14の暖機を行う。そして、電解コンデンサ14の温度が上がれば、交流モータ19の運転に移行する。ここで、例えば、直流通電時に、電流が流れない所にサーミスタ17が配置されていると、本当なら電解コンデンサ14に電流が流れ温度が上がっているのに、温度が上がっていないと推定されてしまい、直流通電時間が無意味に長くなってしまう。しかし、本実施形態では、インバータ装置10の駆動時、直流通電時でも必ず電流が流れる負側配線22(配線22a)上の位置、すなわち、電流検出用シャント抵抗15の近傍にサーミスタ17を配置したため、直流通電時でも電解コンデンサ14の温度を正確に推定することができる。
(6)モータ制御部20には、電解コンデンサ高温警報温度TD1及び電解コンデンサ高温異常温度TD2が予め記憶されるとともに、スイッチング素子高温警報温度TS1及びスイッチング素子高温異常温度TS2が予め記憶されている。そして、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度が、各警報温度TD1,TS1より高い場合は、電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の耐熱温度を超えないようにスイッチング素子Q1〜Q6をスイッチング制御する。さらに、推定された電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度が、各高温異常温度TD2,TS2より高い場合は、スイッチング素子Q1〜Q6を停止させて交流モータ19を停止させる制御を行う。よって、電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度を段階的に判定して、突然、交流モータ19を停止させる制御が行われることを防止することができる。
(7)モータ制御部20には、電解コンデンサ低温警報温度TD3が予め記憶されている。そして、サーミスタ17の検出信号に基づいて推定された電解コンデンサ14の温度TD0が、電解コンデンサ低温警報温度TD3より低い場合は、スイッチング素子Q1〜Q6をスイッチング制御する前に、電解コンデンサ14の暖機を行う。このため、電解コンデンサ14の低温を原因とするサージ電圧の発生を未然に防ぐことができる。
(8)サーミスタ17は、高電圧パターン11bのうち、インバータ装置10の駆動時に常時電流が流れる部分(負側配線22の配線22a)に配置され、その配線22aの温度を検出する。負側配線22の配線22aは、インバータ装置10の駆動時には常時電流が流れ、必ず温度が上昇する。このため、インバータ装置10の駆動時には、その駆動前よりも温度上昇した電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6の温度を必ず検出することができる。よって、例えば、インバータ装置10の駆動時であっても電流が流れない箇所にサーミスタ17を配置する場合と比べると、電解コンデンサ14とスイッチング素子Q1〜Q6の推定される温度の精度を高めることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、サーミスタ17を、高電圧パターン11bにおける電流検出用シャント抵抗15の近傍に配置した。しかし、サーミスタ17は、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16(スイッチング素子Q1〜Q6)の間であれば、電流検出用シャント抵抗15の近傍でなく、IGBTモジュール16の近傍に配置されていてもよい。
○ 実施形態では、サーミスタ17を、電解コンデンサ14とIGBTモジュール16(スイッチング素子Q1〜Q6)の間であり、電流検出用シャント抵抗15の近傍に配置したが、サーミスタ17は、高電圧パターン11b上であれば、その位置は任意に変更してもよい。例えば、電解コンデンサ14と電流検出用シャント抵抗15とでサーミスタ17を挟むように、サーミスタ17を電解コンデンサ14の近傍に配置してもよく、電流検出用シャント抵抗15とサーミスタ17とでIGBTモジュール(スイッチング素子Q1〜Q6)を挟むように、サーミスタ17をIGBTモジュール16の近傍に配置してもよい。
○ 実施形態では、サーミスタ17を、高電圧パターン11bにおいてインバータ装置10の駆動時に常時電流が流れる部分(負側配線22の配線22a)に配置したが、サーミスタ17を、インバータ装置10の駆動時に常時電流が流れない部分に配置してもよい。
○ 実施形態として、導電部として高電圧パターン11bとしたが、導電部を低電圧パターンとしてもよい。
○ 実施形態では、サーミスタ17により温度推定される第1発熱素子及び第2発熱素子として、電解コンデンサ14及びスイッチング素子Q1〜Q6としたが、その他にフォトカプラやモータ制御部20としてもよい。
○ 高電圧パターン11bの形状は、図1に限定されず、任意に変更してもよい。
○ 交流モータ19の制御としては、電解コンデンサ14の温度が、電解コンデンサ高温異常温度TD2より高くなったときに、交流モータ19の駆動を停止させる制御のみとしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記インバータ装置は電動圧縮機が備える交流モータを駆動するためのものである請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のインバータ装置。
Q1〜Q6…第2発熱素子としてのスイッチング素子、10…インバータ装置、11…基板、11b…導電部としての高電圧パターン、14…第1発熱素子としての電解コンデンサ、15…電流検出用シャント抵抗、17…温度検出手段としてのサーミスタ、20…温度推定手段としてのモータ制御部、22a…常時電流が流れる部分としての負側配線の配線。

Claims (4)

  1. 第1発熱素子と、前記第1発熱素子と種類の異なる第2発熱素子とが、基板における同一の導電部上に実装され、前記導電部上には該導電部の温度を検出する1つの温度検出手段が設けられるとともに、前記温度検出手段の検出信号に基づいて、前記第1発熱素子及び前記第2発熱素子の温度を推定する温度推定手段が設けられているインバータ装置。
  2. 前記第1発熱素子及び前記第2発熱素子は、前記基板での前記導電部の延びる方向に沿って並設されるとともに、前記温度検出手段は、前記第1発熱素子と前記第2発熱素子との間に配置されている請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 前記温度検出手段は、前記導電部のうち、前記インバータ装置の駆動時に常時電流が流れる部分に配置されている請求項1又は請求項2に記載のインバータ装置。
  4. 前記第1発熱素子は電解コンデンサであり、前記第2発熱素子はスイッチング素子であり、前記インバータ装置は、該インバータ装置の駆動時に常時電流が流れる電流検出用シャント抵抗を有し、前記温度検出手段は前記電解コンデンサ、前記スイッチング素子、及び前記電流検出用シャント抵抗の中で前記電流検出用シャント抵抗に最も近くなる位置に配置されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のインバータ装置。
JP2010081267A 2010-03-31 2010-03-31 インバータ装置 Pending JP2011217463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081267A JP2011217463A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081267A JP2011217463A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011217463A true JP2011217463A (ja) 2011-10-27

Family

ID=44946635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010081267A Pending JP2011217463A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011217463A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013242110A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Toyota Industries Corp インバータの暖機制御装置
JP2014018060A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Visteon Global Technologies Inc 中間回路電解コンデンサを使用して電気冷媒圧縮機のインバータを作動させる方法
WO2015045076A1 (ja) * 2013-09-26 2015-04-02 三菱電機株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
US9614362B2 (en) 2013-11-28 2017-04-04 Kyocera Document Solutions Inc. Overcurrent protection device
KR101887067B1 (ko) * 2016-11-28 2018-08-09 엘지전자 주식회사 전력 변환 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
DE112017003516T5 (de) 2016-07-13 2019-03-28 Koa Corporation Strommessvorrichtung
WO2019146069A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 新電元工業株式会社 電子モジュール
JP2019146396A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社荏原製作所 インバータユニットおよび電動機組立体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0484026A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Toshiba Corp 電子レンジ
JP2000077831A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 保護回路装置およびこれを使用した二次電池
JP2003029880A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Nec Gumma Ltd 情報処理装置用冷却システム
JP2004096848A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd モータ制御モジュール
JP2006325332A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0484026A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Toshiba Corp 電子レンジ
JP2000077831A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 保護回路装置およびこれを使用した二次電池
JP2003029880A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Nec Gumma Ltd 情報処理装置用冷却システム
JP2004096848A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd モータ制御モジュール
JP2006325332A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013242110A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Toyota Industries Corp インバータの暖機制御装置
JP2014018060A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Visteon Global Technologies Inc 中間回路電解コンデンサを使用して電気冷媒圧縮機のインバータを作動させる方法
WO2015045076A1 (ja) * 2013-09-26 2015-04-02 三菱電機株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
CN105453402A (zh) * 2013-09-26 2016-03-30 三菱电机株式会社 电力变换装置以及空气调节装置
JP6058148B2 (ja) * 2013-09-26 2017-01-11 三菱電機株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
US9712071B2 (en) 2013-09-26 2017-07-18 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device and air-conditioning apparatus
CN105453402B (zh) * 2013-09-26 2018-04-13 三菱电机株式会社 电力变换装置以及空气调节装置
US9614362B2 (en) 2013-11-28 2017-04-04 Kyocera Document Solutions Inc. Overcurrent protection device
US10859600B2 (en) 2016-07-13 2020-12-08 Koa Corporation Current measuring device
DE112017003516T5 (de) 2016-07-13 2019-03-28 Koa Corporation Strommessvorrichtung
KR101887067B1 (ko) * 2016-11-28 2018-08-09 엘지전자 주식회사 전력 변환 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
CN110366817A (zh) * 2018-01-26 2019-10-22 新电元工业株式会社 电子模块
WO2019146069A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 新電元工業株式会社 電子モジュール
US11165363B2 (en) 2018-01-26 2021-11-02 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Electronic module
JP2019146396A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社荏原製作所 インバータユニットおよび電動機組立体
JP7014635B2 (ja) 2018-02-22 2022-02-01 株式会社荏原製作所 インバータユニットおよび電動機組立体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011217463A (ja) インバータ装置
JP5622043B2 (ja) インバータ装置
EP2433756B1 (en) Electric power tool
TW201723445A (zh) 半導體積體電路裝置及電子裝置
TW200530566A (en) Method for detecting temperature of semiconductor element and semiconductor power converter
JP6277114B2 (ja) 電力変換装置
JP6299368B2 (ja) 半導体素子温度推定装置
JP5743944B2 (ja) 電力変換装置
JP4677756B2 (ja) パワーモジュール
JP2011135725A (ja) 電力変換装置
KR20200007295A (ko) 전기 자동차의 인버터 장치
JP2014239616A (ja) 車両用電力変換装置
US20220299377A1 (en) Controller and control method
JP2006230156A (ja) 電力変換装置
JP2015136217A (ja) インバータ制御装置
JP5814841B2 (ja) 電力変換装置
JP2012188201A (ja) モータ制御装置
JP2014239576A (ja) 電力変換装置
JP6152426B2 (ja) 電源装置
JP2013106489A (ja) 異常検出装置
JP5858794B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2015098154A1 (ja) 電力変換装置および電力変換装置の制御方法
JP2015076933A (ja) 電力変換装置
JP2007053895A (ja) インバータ装置
JP2014057475A (ja) 電圧制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141007