JP2006230156A - 電力変換装置 - Google Patents

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友彦 田原
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Abstract

【課題】平滑コンデンサに耐圧以上の電圧が印加された場合に、平滑コンデンサを保護することのできる電力変換装置を提供する。
【解決手段】直流電力を供給する直流電源13に接続され、直流電源13からの直流電力をスイッチングにより3相交流電力に変換するトランジスタ1と、直流電源13に並列に接続され、直流電力を平滑するセラミックコンデンサ5と、トランジスタ1の動作を制御する制御回路部3と、セラミックコンデンサ5に直列に接続され、セラミックコンデンサ5を過電流から保護する保護手段とを備えたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、直流電力を交流電力に変換するスイッチング素子を備えた電力変換装置に関する。
従来の電力変換装置は、直流から三相交流に電力変換を行うスイッチング素子であるトランジスタと、トランジスタを駆動する駆動回路部と、トランジスタに供給する直流電源の電圧変動を抑制し、電圧の跳ね上がり等を平滑する平滑コンデンサと、駆動回路部に制御信号を出力してトランジスタを制御する制御回路部とを備えている。ここで、平滑コンデンサは、セラミックコンデンサで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−333476号公報
従来の電力変換装置では、スイッチング素子等の異常が発生した場合に、平滑コンデンサに耐圧以上の電圧が印加されて平滑コンデンサが短絡された状態に陥り、過電流が流れることによって平滑コンデンサが過剰に発熱するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、平滑コンデンサに耐圧以上の電圧が印加されて過電流が流れた場合に、平滑コンデンサを過電流から速やかに保護することのできる電力変換装置を提供することである。
この発明に係る電力変換装置は、直流電力を供給する電力供給部に接続され、電力供給部からの直流電力をスイッチングにより交流電力に変換するスイッチング素子と、電力供給部に並列に接続され、直流電力を平滑する平滑コンデンサと、スイッチング素子の動作を制御する制御回路部と、平滑コンデンサに直列に接続され、平滑コンデンサを過電流から保護する保護手段とを備えたものである。
この発明の電力変換装置によれば、平滑コンデンサに保護手段を接続したことにより、平滑コンデンサに耐圧以上の電圧が印加されて過電流が流れた場合に、平滑コンデンサに流れる電流を遮断することができるので、平滑コンデンサを過電流から速やかに保護することができ、過剰な発熱を防止することができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当する部材、部位については、同一符号を付して説明する。なお、以下の実施の形態では、電力変換装置が電気自動車に取り付けられている場合を例として説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電力変換装置を示す分解斜視図である。また、図2は、図1の電力変換装置のインバータ回路12を周辺機器とともに示すブロック図である。
図1および図2において、この電力変換装置のインバータ回路12は、スイッチング素子であるトランジスタ1を有するパワーモジュール2と、トランジスタ1の動作を制御する制御回路部3と、平滑コンデンサであるセラミックコンデンサ5が実装された単層の配線パターンを有する平滑コンデンサ基板6とから構成されている。
この電力変換装置は、パワーモジュール2と、制御回路部3が搭載された制御基板4と、平滑コンデンサ基板6と、スイッチングにより発生した熱を外部に放出するヒートシンク7と、ヒートシンク7に取り付けられたインサートケース8とを備えている。
パワーモジュール2は、スイッチングによって直流電力を3相交流電力に変換するトランジスタ1と、3相交流電力を直流電力に変換するフライホイールダイオード9と、トランジスタ1およびフライホイールダイオード9の温度を検出する図示しない温度センサとが金属製のケース内に樹脂で封止されて形成されている。
ここで、1個のトランジスタ1と1個のフライホイールダイオード9とで、スイッチング素子部10が構成されている。
平滑コンデンサ基板6には、トランジスタ1に供給される直流電力の電圧変動を抑制し、電圧の跳ね上がりを平滑する5個のセラミックコンデンサ5と、それぞれのセラミックコンデンサ5に直列に接続され、過電流による自己発熱によって溶断する保護手段である電流ヒューズ11とが実装されている。5個のセラミックコンデンサ5は、それぞれが互いに電気的に並列接続されている。
なお、図2において、5個のセラミックコンデンサ5および5個の電流ヒューズ11は、それぞれをまとめて一つずつ示されている。
平滑コンデンサ基板6には、配線パターン上であってセラミックコンデンサ5および電流ヒューズ11の取り付けに支障しない部分のレジストがはがされて、はんだが盛りつけられている。
パワーモジュール2は、金属製の底面が熱伝導性のグリスを介してヒートシンク7に接した状態でインサートケース8内に取り付けられている。平滑コンデンサ基板6は、ヒートシンク7上でパワーモジュール2に隣接してインサートケース8内に取り付けられている。パワーモジュール2の上部には、制御基板4が取り付けられている。
インバータ回路12には、電力供給部である直流電源13が接続されている。直流電源13から供給された直流電力は、インバータ回路12で3相交流電力に変換され、インバータ回路12に接続された発電電動機14に出力される。
インバータ回路12において、6個のスイッチング素子部10は、2個のスイッチング素子部10が互いに直列に接続され、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子部10が、直流電源13に3組並列に接続されている。ここで、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子部10の接続点が、それぞれ発電電動機14の入力端子に接続されている。
電流ヒューズ11が直列に接続されたセラミックコンデンサ5は、直流電源13に並列に接続されている。また、トランジスタ1および温度センサは、制御回路部3に接続されている。
以下、上記構成の電力変換装置についての動作を説明する。
直流電源13から入力された直流電力は、セラミックコンデンサ5によって電圧変動が抑制され、跳ね上がり等が平滑される。平滑された直流電力は、制御回路部3によって制御されるトランジスタ1のスイッチングにより、3相交流電力に変換される。3相交流電力は、発電電動機14に出力される。
スイッチング素子部10の温度は、随時温度センサによって検出され、制御回路部3に温度信号として出力される。制御回路部3は、スイッチング素子部10の温度が所定の値を超えた場合には、スイッチング動作を抑止する。
また、電気自動車を回生制動する場合には、発電電動機14で発生した3相交流電力は、フライホイールダイオード9で直流電力に変換されて、直流電源13に戻される。
ここで、スイッチング素子部10等の異常により、セラミックコンデンサ5に耐圧以上の電圧が印加され、セラミックコンデンサ5が短絡された状態に陥って過電流が流れた場合には、過電流によって電流ヒューズ11が溶断し、セラミックコンデンサ5に流れる電流は遮断される。
この発明の実施の形態1に係る電力変換装置によれば、スイッチング素子部10等の異常により、セラミックコンデンサ5に耐圧以上の電圧が印加され、セラミックコンデンサ5が短絡された状態に陥って過電流が流れた場合でも、電流ヒューズ11が溶断してセラミックコンデンサ5に流れる電流を遮断するので、セラミックコンデンサ5を過電流から速やかに保護することができ、過剰な発熱を防止することができる。
また、セラミックコンデンサ5と電流ヒューズ11とを分割して設けたので、それぞれのメンテナンスおよび部品の交換を容易にすることができる。
また、平滑コンデンサ基板6の配線パターン上にはんだが盛りつけられていることにより、配線パターンが外気に触れる面積が増大するので、平滑コンデンサ基板6を冷却することができ、さらにセラミックコンデンサ5の加熱を防止することができる。
なお、上記実施の形態1では、保護手段として電流ヒューズ11を用いて説明したが、勿論このものに限定されるものではなく、保護手段は、過電流による周囲の温度上昇によって溶断し、セラミックコンデンサ5に流れる電流を遮断する温度ヒューズであってもよい。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る電力変換装置のインバータ回路12Aを周辺機器とともに示すブロック図である。
図3において、セラミックコンデンサ5には、過電流による自己発熱によって自己の抵抗値が上昇する正特性サーミスタ15が直列に接続されている。その他の構成については、実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
以下、上記構成の電力変換装置についての動作を説明する。なお、実施の形態1と同様の動作については、説明を省略する。
スイッチング素子部10等の故障により、セラミックコンデンサ5に耐圧以上の電圧が印加され、セラミックコンデンサ5が短絡された状態に陥って過電流が流れた場合には、過電流によって正特性サーミスタ15の抵抗値が上昇し、セラミックコンデンサ5に流れる電流を減少させる。
この発明の実施の形態2に係る電力変換装置によれば、スイッチング素子部10等の異常により、セラミックコンデンサ5に耐圧以上の電圧が印加され、セラミックコンデンサ5が短絡された状態に陥って過電流が流れた場合でも、正特性サーミスタ15の抵抗値が上昇し、セラミックコンデンサ5に流れる電流を減少させるので、セラミックコンデンサ5を過電流から速やかに保護することができ、過剰な発熱を防止することができる。
なお、上記実施の形態1および2では、スイッチング素子としてトランジスタ1を用いて説明したが、勿論このものに限定されるものではなく、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)や、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いてもよい。
また、電力供給部は、上記実施の形態1および2で示した直流電源13に限定されるものではなく、交流電力を直流電力に変換するコンバータであってもよい。
また、上記実施の形態1および2において、セラミックコンデンサ5は、高さ方向に積層されていてもよい。このものの場合、平滑コンデンサ基板6の面積を縮小することができる。
また、上記実施の形態1および2では、平滑コンデンサとしてセラミックコンデンサ5を用いて説明したが、勿論このものに限定されるものではなく、振動が少なく、また周囲の温度が高くならない箇所においては、フィルムコンデンサを用いてもよい。
また、平滑コンデンサ基板6の配線パターンは、上記実施の形態1および2に示した単層のものに限定されるものではなく、配線パターンは2層以上であってもよい。このものの場合、配線に用いられる銅箔の面積を増やすことができ、配線のインピーダンスを減少させることができるので、平滑コンデンサ基板6の温度上昇を抑制することができ、さらにセラミックコンデンサ5の加熱を防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る電力変換装置を示す分解斜視図である。 図1の電力変換装置のインバータ回路を周辺機器とともに示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る電力変換装置のインバータ回路を周辺機器とともに示すブロック図である。
符号の説明
1 トランジスタ(スイッチング素子)、3 制御回路部、5 セラミックコンデンサ(平滑コンデンサ)、11 電流ヒューズ(保護手段)、13 直流電源(電力供給部)、15 正特性サーミスタ(保護手段)。

Claims (7)

  1. 直流電力を供給する電力供給部に接続され、前記電力供給部からの前記直流電力をスイッチングにより交流電力に変換するスイッチング素子と、
    前記電力供給部に電気的に並列接続され、前記直流電力を平滑する平滑コンデンサと、
    前記スイッチング素子の動作を制御する制御回路部と、
    前記平滑コンデンサに直列に接続され、前記平滑コンデンサを過電流から保護する保護手段と
    を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記平滑コンデンサは、セラミックコンデンサで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記平滑コンデンサは、複数個の前記セラミックコンデンサを電気的に並列接続して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記セラミックコンデンサは、積層されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記保護手段は、前記過電流による自己発熱によって溶断し、前記電力供給部と前記平滑コンデンサとの接続を遮断する電流ヒューズであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記保護手段は、前記過電流による周囲の温度上昇によって溶断し、前記電力供給部と前記平滑コンデンサとの接続を遮断する温度ヒューズであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の電力変換装置。
  7. 前記保護手段は、前記過電流による自己発熱によって自己の抵抗値が上昇し、前記平滑コンデンサに流れる前記過電流を抑制する正特性サーミスタであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の電力変換装置。
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