JPH0533497U - 高周波加熱装置用インバータ電源ユニツト - Google Patents

高周波加熱装置用インバータ電源ユニツト

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JPH0533497U
JPH0533497U JP8060791U JP8060791U JPH0533497U JP H0533497 U JPH0533497 U JP H0533497U JP 8060791 U JP8060791 U JP 8060791U JP 8060791 U JP8060791 U JP 8060791U JP H0533497 U JPH0533497 U JP H0533497U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
inverter power
power supply
wiring board
radiation fin
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Pending
Application number
JP8060791U
Other languages
English (en)
Inventor
聖 小沢
文夫 湯浅
正己 中村
Original Assignee
株式会社日立ホームテツク
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテツク filed Critical 株式会社日立ホームテツク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波加熱装置用インバータ電源のプリント
配線基板に重量物である高圧トランスを直かに取り付け
ても基板の反りや破損が生じないようにする。 【構成】 プリント配線基板9に対し、肉厚壁11を垂
直方向に立てるとともにその肉厚壁11に垂直にフィン
ブレード12、13を形成した放熱フィン10を取り付
け、その肉厚壁11にインバータ電源回路の発熱部品で
ある整流素子3、スイッチング素子4およびフライホイ
ールダイオード7を取り付けて、放熱フィン10を本来
の放熱フィンとして機能させるほか、プリント配線基板
のたわみ変形防止用補強材として機能させる。 【効果】 トランス取り付け位置の選択の自由度が高ま
り、プリント配線の設計自由度が高まった。それによ
り、インバータ電源ユニットのコンパクト化が計れるよ
うになった。また、電子レンジの輸送中の基板破損事故
が起きなくなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高周波加熱装置用のインバータ電源ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マグネトロン駆動用インバータ電源回路の中の発熱部品である整流素子 、スイッチング素子、フライホイールダイオードは個々に放熱フィンを有して冷 却されていた。そしてそれらがプリント配線基板に取り付けられていた。また、 プリント配線基板にはさらに高圧トランスが取り付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
高周波加熱装置用インバータ電源ユニットを形成するプリント配線基板に、重 量物である高圧トランスを取り付けると、基板が反り易くなるため、最悪の場合 輸送中などに基板割れを起こしてしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、整流素子、スイッチング素子、フライホイールダイオードといった 発熱部品の放熱フィンを、配線基板のたわみ防止用補強材として利用し、それに よって高圧トランス等の重量部品を基板に直かに取り付けられるようにして、高 圧トランスの取り付け位置のほかプリント配線の設計自由度を高め、またインバ ータ電源ユニットのコンパクト化をも計れるようにした。
【0005】
【作用】
プリント配線基板は放熱フィンによって補強されるので、重量部品である高圧 トランスが基板に直かに取り付けられるようになり、プリント基板上への取り付 けに当たっての位置選択の自由度が高まるほか、プリント配線の設計自由度も高 まり、かつインバータ電源ユニットのコンパクト化も計れる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1、図2を用いて説明する。
【0007】 図1において、1はマグネトロンであり、2はこのマグネトロン1を駆動する インバータ電源である。3は商用交流電源を整流する整流素子であり、4はこの 整流素子で整流された直流を高周波でスイッチングするスイッチング素子である 。5はこのスイッチング素子4のオンオフによって共振する高圧トランスで、6 はこの高圧トランス5と共振する共振コンデンサ、7はスイッチング素子4の保 護用のフライホイールダイオードである。そして8はスイッチング素子4のオン オフ時間の制御をするインバータ制御回路である。
【0008】 図2はインバータ電源2を構成する部品(ここでは整流素子3、スイッチング 素子4、高圧トランス5、フライホイールダイオード7のみを示した。)をプリ ント配線基板上に配置した例の斜視図であり、9がそのプリント配線基板である 。そして10は整流素子3、スイッチング素子4、フライホイールダイオード7 という発熱部品を取り付けたワンピースの放熱フィンである。この放熱フィン1 0は、図示のように、基板9に対して垂直方向にある高さを持った肉厚壁11を 形成し、その壁面に整流素子3、スイッチング素子4およびフライホイールダイ オード7を取り付けている。そしてこの肉厚壁11の両面に適宜の数のフィンブ レード12、13を形成している。
【0009】 本考案の一実施例はこのように構成されているので、放熱フィン10がプリン ト配線基板9のたわみ変形に対して補強材となり、重量物の高圧トランス5が基 板9上に直かに取り付けられた場合のプリント配線基板9の変形を効果的に防ぐ ことができた。そしてそれにより、トランス5のプリント配線基板9上への取り 付けに当たっての位置選択の自由度が高まったほか、プリント配線の設計自由度 も高まり、かつインバータ電源ユニットのコンパクト化も計れた。
【0010】
【考案の効果】 以上本考案によれば、発熱部品の冷却に用いる放熱用フィンによって、インバ ータ電源ユニットの基板の反りを簡単にかつ効果的に防ぐことができ、またトラ ンス取り付け位置の選択の自由度が高まるために、プリント配線の設計自由度も 高まり、インバータ電源ユニットのコンパクト化も計れるようになった。そのほ か、商品としての電子レンジの輸送中に基板の破損等を生じることがなくなった 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の回路図である。
【図2】同じく一実施例におけるインバータ電源ユニッ
トの部品配置図である。
【符号の説明】
1 マグネトロン 2 インバータ電源 3 整流素子 4 スイッチング素子 5 高圧トランス 7 フライホイールダイオード 9 放熱フィン 10 基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を整流する発熱部品の整流
    素子(3)と、この整流素子によって得られる直流をスイ
    ッチングする発熱部品のスイッチング素子(4)と、前記
    スイッチング素子を保護する発熱部品のフライホイール
    ダイオード(7)と、前記スイッチング素子のオンオフに
    より共振する高圧トランス(5)とからなる高周波加熱装
    置用インバータ電源(2)をプリント配線基板(9)上に配置
    したものにおいて、前記プリント配線基板上の前記高圧
    トランスの近接位置に前記インバータ電源回路の部品の
    うちの前記発熱部品の複数個を取り付けた放熱フィン(1
    0)を取り付け、前記放熱フィンを本来の放熱フィンとし
    て機能させるほか、プリント配線基板のたわみ変形防止
    用補強材として機能させたことを特徴とする高周波加熱
    装置用インバータ電源ユニット。
JP8060791U 1991-10-04 1991-10-04 高周波加熱装置用インバータ電源ユニツト Pending JPH0533497U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319791A (ja) * 1986-07-10 1988-01-27 松下電器産業株式会社 マグネトロン用電源装置
JPH0484026A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Toshiba Corp 電子レンジ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319791A (ja) * 1986-07-10 1988-01-27 松下電器産業株式会社 マグネトロン用電源装置
JPH0484026A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Toshiba Corp 電子レンジ

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