JP2891917B2 - 回路基板のシールド構造 - Google Patents

回路基板のシールド構造

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JP2891917B2
JP2891917B2 JP1980796A JP1980796A JP2891917B2 JP 2891917 B2 JP2891917 B2 JP 2891917B2 JP 1980796 A JP1980796 A JP 1980796A JP 1980796 A JP1980796 A JP 1980796A JP 2891917 B2 JP2891917 B2 JP 2891917B2
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circuit board
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幸喜 登藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの装置構造
における特に回路基板のシールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置においては、図3に
示すように、回路基板22のシールド部品23は、回路
基板22と筐体の下部を構成するベースカバー21との
中間に実装されていた。またシールド部品23に一部曲
げ加工とタップ加工を施したブラケット24を設け、そ
の加工部と回路基板22のグランドパターンを当接させ
た状態で、回路基板22の上方より材質が導電体の金属
で形成されたねじ10を回路基板22の丸穴を通してブ
ラケット24のタップに取り付けることにより、回路基
板22をシールド部品23に固定していた。
【0003】このときプリンタの構造上、シールド部品
23と、印字機構を構成するメカニズムユニット6の材
質が導電体の金属プレートで形成されたベースフレーム
29とは、分離していた。このため、回路基板22から
発生する電磁ノイズとグランドの拡大を行うため、シー
ルド部品23とメカニズムユニット6の金属フレームの
間に、別の金属プレート25,26を介在させて、両者
をねじ10で接続固定していた。
【0004】また、この他に特開平5−145262号
公報ならびに実開昭59−112997号公報に示され
る従来技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、上述
した従来技術において、部品点数が多いため組立て工数
および資材費においてコスト高になりやすいことであ
る。
【0006】その理由は、回路基板には専用のシールド
部品が必要であり、シールド対策のため、専用のシール
ド部品とメカフレームを別部品で接続する必要があるた
めである。
【0007】第2の問題点は、従来技術において、装置
の小型化を阻む様な構造となっていることである。
【0008】その理由は、回路基板には専用のシールド
部品が必要であり、そのシールド部品は回路基板と筐体
の一構成部品であるベースカバーの中間に間隔をおいて
位置していたため、部品実装効率が良くなかった。
【0009】本発明の目的は、回路基板の上面部に設け
られ材質が導電体の金属からなる導電部と、印字機構を
構成するメカニズムユニットの底面部に位置するメカフ
レームとを当接させ、材質が導電体の金属で形成された
固定手段にて固定する事により、従来必要としていた回
路基板専用のシールド部品を削除し且つ回路基板専用の
シールド部品とメカフレームを接続するために介在させ
ていた導電部品を削除して構成される回路基板のシール
ド構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の回路基板のシー
ルド構造は、筐体の下部を構成し且つ回路基板の支持な
らびに位置決め用のリブ(図1の3)を数ヶ所に有する
ベースカバー(図1の1)と、プリンタの動作を制御す
る制御回路ならびにグランドパターンを有する回路基板
(図1の2)と、この回路基板上に導電部として設けら
れ材質が導電体で形状がコの字型のタップ(図1の4)
付きのコの字型ブラケット(図1の5)と、印字機構を
構成するメカニズムユニット(図1の6)の底面部に位
置し、中央部に丸穴7が加工され且つ下方に押し出し加
工された絞り加工部(図1の8)を数ヶ所に有する導電
体金属プレートからなるベースフレーム(図1の9)
と、回路基板を導電部を介してベースフレームに固定す
るための固定手段としてのねじ(図1の10)とを備え
ている。
【0011】なお導電部としては、回路基板(図2の1
2)上に丸穴付きのグランド用ベタパターン(図2の1
3)として設けてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態を示す分
解斜視図である。
【0014】プリンタの筐体下部を構成するベースカバ
ー1は、回路基板2の実装時の位置決めと支持するため
のリブ3を数ヵ所内部に備えている。プリンタの動作を
制御する制御回路ならびにグランドパターンを備えた回
路基板2は、ベースカバー1の数ヵ所のリブ3の上面に
実装され且つ位置決めされることにより、定められた位
置に設置される。回路基板2の上面には、導電部とし
て、材質が導電体の金属プレートで形成されコの字型で
タップ4付きのコの字型ブラケット5が数ヵ所に固定さ
れている。また、コの字型ブラケット5は回路基板2の
グランドパターンと接続している。
【0015】印字機構を構成するメカニズムユニット6
は、その底面部に、材質が導電体の金属プレートで形成
され凹型の絞り加工部8を数ヵ所に有するベースフレー
ム9を備えている。絞り加工部8は、中央部に丸穴7を
備えている。メカニズムユニット6はベースカバー1の
上面部(内部)に実装される。なお固定手段としてのね
じ10は、導電体の金属からなっている。
【0016】次に、この第1の実施の形態の動作につい
て図1を参照して説明する。
【0017】メカニズムユニット6が上方からベースカ
バー1に設置固定されると、メカニズムユニット6の底
面部に位置するベースフレーム9の数ヶ所の絞り加工部
8の下面部は、回路基板2の上面部に固定されているコ
の字型ブラケット5の上面部と近接した状態になる。そ
してベースフレーム9の絞り加工部8の上方より、材質
が導電体の金属で形成された固定手段であるねじ10
が、絞り加工部8の中央部に設けている丸穴7を通じ
て、コの字型ブラケット5のタップ4に取り付けられ
る。
【0018】この時、ねじ10の絞め付けトルクの作用
により、コの字型ブラケット5は徐々に上方に持ち上げ
られ、ベースフレーム9の絞り加工部8の下面部とコの
字型ブラケット5の上面部が当接した状態になるまで、
その絞め付けトルクは作用する。ベースフレーム9とコ
の字型ブラケット5が当接すると、ベースフレーム9と
コの字型ブラケット5に接続されている回路基板2のグ
ランドパターンが接続された状態になる。回路基板2の
シールド部品が即ちベースフレーム9となるため、回路
基板専用のシールド部品の必要性は無くなる。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を参照して説明する。
【0020】上述した第1の実施の形態と異なる点は、
回路基板上の導電部の構成だけである。従って、第1の
実施の形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付すこと
にする。
【0021】プリンタの筐体下部を構成するベースカバ
ー1は、回路基板12を下方より支持するボス11を数
ヵ所に備えている。ボス11には固定手段であるねじ1
0の取り付け用の下穴を設けている。またベースカバー
1は、回路基板12を位置決めするためのリブ3も数ヵ
所に備えている。回路基板12には、導電部としてのグ
ランド用ベタパターン13と丸穴を、その上面部に数ヵ
所備えている。
【0022】回路基板12をベースカバー1にリブ3に
よって位置決めして実装すると、ベースカバー1のボス
11と回路基板12の下面は当接した状態となり、ボス
11とグランド用ベタパターン13は同一位置になる。
またメカニズムユニット6は、底面部に凹型の絞り加工
部8を数ヶ所備えたベースフレーム9を有している。絞
り加工部8は中央部に丸穴7を備えている。
【0023】このような構成の第2の実施の形態におい
て、メカニズムユニット6をベースカバー1に設置固定
すると、ベースフレーム9の絞り加工部8の下面部と回
路基板12のグランド用ベタパターン13は当接した状
態になる。これより、固定手段としてのねじ10を絞り
加工部8の丸穴7を通し、且つ回路基板12の丸穴を通
して、ベースカバー1のボス11の下穴に取り付ける。
【0024】このようにして回路基板12のグランド用
ベタパターン13とメカニズムユニット6のベースフレ
ーム9は接続された状態になる。回路基板12のシール
ド部品が即ちベースフレーム9となるため、回路基板専
用のシールド部品の必要性は無くなる。
【0025】上述した第1及び第2の実施の形態のごと
く、導電部を有する回路基板2,12を直接、印字機構
を構成するメカニズムユニット6の底面部に位置するベ
ースフレーム9に固定する。そのため、回路基板専用の
シールド部品は必要とせず、また回路基板専用のシール
ド部品とベースフレームを接続するために介在させてい
た導電部品も必要としなくなる。また従来、回路基板の
下面に実装していた回路基板専用のシールド部品が削除
出来るため、装置高さを低く押える事が出来、装置の小
型化も実現し易くなる。
【0026】
【発明の効果】第1の効果は、回路基板上部から発生す
る電磁ノイズも低減され、ノイズ対策もより講じ易くな
るということである。
【0027】その理由は、メカニズムユニットの底面部
に位置するベースフレームに直接回路基板を固定するた
め、グランドもより拡大する事が出来、電磁ノイズの経
路もより確保し易くなるためである。
【0028】第2の効果は、装置の小型化及び低コスト
化が実現し易くなるということである。
【0029】その理由は、従来、回路基板の下面に実装
していたシールド部品の必要性が無いため、装置高さを
低く押えることが出来、また部品点数が削減され、かつ
装置内部の実装効率も向上するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路基板のシールド構造の第1の実施
の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図3】従来の回路基板のシールド構造を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ベースカバー 2,12 回路基板 3 リブ 4 タップ 5 コの字型ブラケット 6 メカニズムユニット 7 丸穴 8 絞り加工部 9 ベースフレーム 10 ねじ 11 ボス 13 グランド用ベタパターン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字機構を構成するメカニズムユニット
    の底面部に位置し材質が導電体の金属プレートで形成さ
    れ且つ中央部に丸穴を有する凹型の絞り加工部を数ヵ所
    に備えたベースフレームと、このベースフレームの下側
    にあってプリンタの動作を制御する制御回路ならびにグ
    ランドパターンを備えた回路基板と、この回路基板の上
    面部に設けられ材質が導電体の金属からなる導電部と、
    前記回路基板を下方より支持し且つ実装時の位置決めを
    するためのリブを数ヵ所に備えて筐体下部を構成するベ
    ースカバーと、材質が導電体の金属で形成され前記回路
    基板を前記導電部を介して前記ベースフレームに固定す
    るための固定手段とを備えた事を特徴とする回路基板の
    シールド構造。
  2. 【請求項2】 前記導電部がコの字型を呈してねじタッ
    プを有する板状のブラケットからなることを特徴とする
    請求項1記載の回路基板のシールド構造。
  3. 【請求項3】 前記導電部がグランド用ベタパターンか
    らなることを特徴とする請求項1記載の回路基板のシー
    ルド構造。
  4. 【請求項4】 前記固定手段がねじ部材であることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の回路基板
    のシールド構造。
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KR100453852B1 (ko) * 1999-06-11 2004-10-20 삼성전자주식회사 인쇄회로기판 장착기구를 갖는 전자 시스템

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