JPH07142880A - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

Info

Publication number
JPH07142880A
JPH07142880A JP30871593A JP30871593A JPH07142880A JP H07142880 A JPH07142880 A JP H07142880A JP 30871593 A JP30871593 A JP 30871593A JP 30871593 A JP30871593 A JP 30871593A JP H07142880 A JPH07142880 A JP H07142880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
board
upper cover
boss
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30871593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Okamoto
英明 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30871593A priority Critical patent/JPH07142880A/ja
Publication of JPH07142880A publication Critical patent/JPH07142880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の筐体において、外装カバ−、特に
上カバーに発生しやすいヒケの発生を防止し、内部に実
装されて操作ボタンに当接する基板を小さくし、また該
基板のたわみを防止する電子機器の筐体を提供する。 【構成】 外装カバーが操作ボタン類が取付けられた上
カバーと、該上カバーを支持する下カバーから成る電子
機器の筐体の構成として、操作ボタン類との接点を有す
る第1基板と、第1基板からの信号等を制御しかつ第1
基板に対して上下関係で配置される第2基板と、第1基
板と第2基板の間に配置されて第1および第2基板を間
隔を隔てて保持し、かつ前記上カバーと第1基板とをね
じで共締するための第1取付け手段および第2基板を保
持する第2取付け手段を有するスペーサ部材とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話器、ファクシミリ
などの電子機器の筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の筐体として電話器の筐体を例に
挙げて説明する。図5は、従来例の電話器の断面図であ
る。図5において、1は上カバー、2は下カバー、3は
ダイヤルボタンなどの操作ボタン、4は導電ゴムスイッ
チ、5は導電ゴムスイッチ4との接点などが印刷された
基板、6はCPUなどが実装された制御基板である。1
aは上カバー1に形成された基板5を取付けるためのボ
ス、1bは同じく上カバー1に形成され、基板5を貫通
しかつ基板6を取付けるためのボス、8、9は基板5、
6を取付けるためのネジである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の筐体は前述の
ように構成されているので、以下のような問題があっ
た。 (1)上カバー1に形成されている基板6を取付けるた
めのボス1bが長く、上カバー1を樹脂で形成する際ボ
ス1bの外観面1cにヒケが発生し易い。 (2)基板5にボス1bを通す穴が必要になり、その分
基板5上の部品、パターンの実装が制限され、また面積
が大きくなるため基板5のコストが上がる。 (3)基板5のたわみを防ぐために多くのネジを使う必
要があり、組み立てに時間がかかる。
【0004】したがって、本発明の目的は、前述の問題
を解決した電子機器の筐体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、外装カバーが操作ボタン類が取付けら
れた上カバーと、該上カバーを支持する下カバーから成
る電子機器の筐体において、前記操作ボタン類との接点
を有する第1基板と、該第1基板からの信号等を制御し
かつ前記第1基板に対して上下関係で配置される第2基
板と、前記第1基板と第2基板の間に配置されて前記第
1および第2基板を間隔を隔てて保持し、かつ前記上カ
バーと第1基板とをねじで共締するための第1取付け手
段および前記第2基板を保持する第2取付け手段を有す
るスペーサ部材と、を有することを特徴とする電子機器
の筐体を採用するものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0007】(実施例1)図1は、電話機を例とした本
発明の実施例1の筐体を示すもので、図2の線A−Aに
沿った断面図であり、図2は、本発明が実施された電話
機の斜視図であり、図3は本発明で用いられるスペーサ
部材の斜視図である。
【0008】図1、図2において、1は上カバー、2は
下カバー、3はダイヤルボタンなどの操作ボタン、4は
導電ゴムスイッチ、5は導電ゴムスイッチ4との接点な
どが印刷された基板(第1基板)、6はCPUなどが実
装された制御基板(第2基板)である。7は2枚の基板
の間に取付けられるスペーサ部材、8、9はネジであ
る。上カバー1には基板5に当接しネジ止め用下穴を有
するボス1aが形成されている。
【0009】次に、図3を参照すると、スペーサ部材7
は、縦、横複数の補強リブを持つ形状となっており、基
板5の取付け穴に対向する部分に穴7a、基板6の取付
け穴に対向する部分にネジ止め用下穴を持つボス7b、
また任意位置にボス7cを形成してある。
【0010】次に、前述のように構成した筐体の組み立
てを説明する。操作ボタン3、導電ゴムスイッチ4、基
板5、スペーサ7の順番で上カバー1の位置決め手段
(図示せず)によって仮固定する。ボス1aに対してネ
ジ8で基板5とスペーサ7を共締めする。次に、基板6
を位置決め手段(図示せず)によって仮固定し、ボス7
bに対してネジ9で固定する。ボス7bの高さは基板
5、6間の距離以下になっており、基板5にはボス7b
を通す穴はあいていない。基板6をネジ止めした時点
で、ボス7cは基板5、6に当接するようになってい
る。これにより、操作ボタン3が矢印のように押し下げ
られ、基板5に撓ませる力が加わってもスペーサ部材
7、基板6の剛性により基板5の撓みが抑えられ、基板
5を上カバー1に取付けるネジ8の本数を減らすことが
できる。
【0011】(実施例2)図4は本発明の実施例2の筐
体を示す断面図である。図4で、基板5、6の間の距離
が短く、実施例1中のボス7bの高さがネジ止めのため
に十分にとれないときには、下穴10をネジ9の外径よ
り大きくし、基板5にはネジ9が通る最低限の穴11を
設け、上カバー1のボス1aに対して基板5、スペーサ
7、基板6をネジ9によって共締めすればよい。このと
きも、基板5、6に当接するボス7cにより実施例1と
同様な効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上のように構成したので、以下に記載
の効果が得られる。 (1)外装カバーで長いボスが不要になり、外装カバー
にヒケができにくく、外観面をきれいに成形できる。 (2)基板にボスを通す穴が不要になり、その分基板を
小さくすることができ、コストダウンが図れる。 (3)制御基板をネジ止めした時点で2枚の基板に当接
するボスを設けたので、スイッチ類を強く押下してもス
ペーサ、制御基板により基板のたわみを防ぐことができ
るようになり、その分1枚目の基板を取付けるネジを減
らすことができ、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、電話機を例とした本発明の実施例1の
筐体を示すもので、図2の線A−Aに沿った断面図であ
る。
【図2】図2は、本発明が実施された電話機の斜視図で
ある。
【図3】図3は、本発明で用いられるスペーサ部材の斜
視図である。
【図4】図4は本発明の実施例2の筐体を示す断面図で
ある。
【図5】図5は、従来例の筐体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上カバー 1a 第1基板取付け用ボス 2 下カバー 3 スイッチ類 4 導電ゴムスイッチ 5 第1基板(導電ゴムスイッチとの接点が印刷され
た基板) 6 第2基板(CPUなどが実装された基板基板) 7 スペーサ部材 7a 第1基板取付け用穴 7b 第2基板取付け用ボス 7c 第1基板および第2基板に当接するボス 8、9 第1基板および第2基板取付け用ネジ 10 第2基板取付け用ボスに設けた下穴 11 第1基板に設けた穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装カバーが操作ボタン類が取付けられ
    た上カバーと、該上カバーを支持する下カバーから成る
    電子機器の筐体において、前記操作ボタン類との接点を
    有する第1基板と、該第1基板からの信号等を制御しか
    つ前記第1基板に対して上下関係で配置される第2基板
    と、前記第1基板と第2基板の間に配置されて前記第1
    および第2基板を間隔を隔てて保持し、かつ前記上カバ
    ーと第1基板とをねじで共締するための第1取付け手段
    および前記第2基板を保持する第2取付け手段を有する
    スペーサ部材と、を有することを特徴とする電子機器の
    筐体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器の筐体におい
    て、前記上カバーには前記第1基板の第1取付け手段の
    みに係合して第1基板を上カバーに取付けるための取付
    け部が形成されていることを特徴とする電子機器の筐
    体。
  3. 【請求項3】 前記1記載の電子機器の筐体において、
    前記スペーサ部材の第2取付け手段は第1基板のみに当
    接することを特徴とする電子機器の筐体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    電子機器の筐体において、前記スペーサ部材は、前記第
    1および前記第2基板に当接して前記第1基板のたわみ
    を防止するボスを有することを特徴とする電子機器の筐
    体。
JP30871593A 1993-11-15 1993-11-15 電子機器の筐体 Pending JPH07142880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30871593A JPH07142880A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 電子機器の筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30871593A JPH07142880A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 電子機器の筐体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07142880A true JPH07142880A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17984411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30871593A Pending JPH07142880A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 電子機器の筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07142880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303725A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Audio Technica Corp コンデンサーマイクロホン
JP2009065504A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Panasonic Corp 携帯端末装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303725A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Audio Technica Corp コンデンサーマイクロホン
JP2009065504A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Panasonic Corp 携帯端末装置
JP4510860B2 (ja) * 2007-09-07 2010-07-28 パナソニック株式会社 携帯端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090159416A1 (en) Key button mechanism and an electronic device using the same
JPH07142880A (ja) 電子機器の筐体
US4417114A (en) Connector for attaching an electrical component to a flat sheet
US4320272A (en) Connector for attaching an electrical component to a flat sheet
JP3529992B2 (ja) 電子機器のグラウンド端子取付構造
JPS5855789Y2 (ja) 電子部品取付装置
JP2526942Y2 (ja) 電子機器
JP2624007B2 (ja) 電話機等の操作パネル
JPH08298386A (ja) 防水型電子機器
JP2671700B2 (ja) 電気装置
JPS6012304Y2 (ja) 電子部品用基板
JP2891917B2 (ja) 回路基板のシールド構造
JP2001196767A (ja) プリント配線板保持構造
KR800000626Y1 (ko) 기판스위치의 부착판
JPH11119884A (ja) 電子機器の操作パネル装置
JPH0735243Y2 (ja) 押釦スイッチ装置
JPH0511614Y2 (ja)
KR200231878Y1 (ko) 전자기기
JPH0917592A (ja) 電子機器の静電気侵入防止構造
JPH07295705A (ja) キーボード
JP2007299786A (ja) 電子機器
JPH0120780Y2 (ja)
JPH0290421A (ja) 電子部品付メンブレンスイッチ装置
JPS5936050Y2 (ja) ダイヤル固定構造
JPS6327394Y2 (ja)