JP2891097B2 - 箱形カップホルダ - Google Patents

箱形カップホルダ

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JP2891097B2 JP9170094A JP9170094A JP2891097B2 JP 2891097 B2 JP2891097 B2 JP 2891097B2 JP 9170094 A JP9170094 A JP 9170094A JP 9170094 A JP9170094 A JP 9170094A JP 2891097 B2 JP2891097 B2 JP 2891097B2
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修司 乾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車使用時に、飲料
用のカップ、缶、びん等のカップ類を保持するためにコ
ンソールボックス等に組み込んで使用する箱形カップホ
ルダに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の箱形カップホルダとして、例え
ば、基本的構成が、箱本体と蓋体とからなり、該蓋体は
その裏面両側から突出した回動アームの先端部の外側に
突出された軸ピンを介して回動可能に、かつ、前記蓋体
を閉じ方向及び開方向に反転付勢可能にばね材が組み付
けられている基本的構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のカ
ップホルダは、一般的に、図1に示すように、鋏形コイ
ルばね(トーションばね)12を、箱本体14と、蓋体
16の回動アーム18の先端の双方に、その両端をそれ
ぞれ付勢方向とは逆方向に荷重を作用させて固定する方
式であるため、蓋体16の簡易な取り外しはできない。
【0004】このため、カップ等からジュース類をこぼ
したときや、中箱本体の底部角部に塵埃(菓子等のカ
ス)がたまったような場合、蓋体を簡易に取り外すこと
が困難であり、カップホルダの掃除をし難かった。
【0005】また、蓋体の開時の傾斜角度は、一つであ
り、カップ類の径の大きさに対応させて、蓋体の傾斜角
度を変えることはできなかった。このため、カップホル
ダは大きな径のカップ類に対応させているため、小さな
径のカップ類の安定保持ができ難かった。
【0006】本発明の第一の目的は、上記にかんがみ
て、蓋体の取り外しが簡易にでき、中箱の掃除が容易と
なる箱形カップホルダを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、小さな径のカップ類
の安定保持が可能となる箱形カップホルダを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1に係る本発明の箱形カップホルダは、上記
第一の目的を下記構成により解決するものである。
【0009】箱本体と、開いたときカップ支持部材とな
る蓋体とからなり、コンソールボックス等に組み込まれ
て使用される箱形カップホルダであって、蓋体はその裏
面から突出した回動アームの外側に突出された軸ピンを
介して回動可能に組み付けられている構成において、箱
本体の両内側壁に下端がU字溝とされたピン挿入保持溝
が形成されるとともに、該U字溝の下方部に軸ピンを上
方へばね付勢する抜け止めブロックが配され、軸ピンが
U字溝の先端に脱着可能に保持されていることを特徴と
する。
【0010】(2) 請求項2に係る本発明の箱形カップホ
ルダは、上記第二の目的を下記構成により解決するもの
である。
【0011】請求項1において、抜け止めブロックの上
側が少なくとも一つの山頂部を有する山形部とされ、回
動アームの軸ピン形成位置から位置決めレバーが突出し
て形成され、該位置決めレバーの先端に抜け止めブロッ
クの山形部の頂部形状に対応させた係止凹部が形成さ
れ、位置決めレバーの先端右・左側面が、それぞれ係止
ブロック山形部の左・右側にそれぞれ係止して、蓋体の
閉じ・開位置を維持可能とされ、位置決めレバーの係止
凹部が係止ブロック山形部の頂部と係止して中間位置を
維持可能とされていることを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
をする。既述例と同一部分については、同一図符号を付
してある。
【0013】<実施例1:図2〜3参照> (1) 箱本体12と蓋体14とからなり、該蓋体14はそ
の裏面から突出した回動アーム16の先端部外側に形成
された軸ピン18を介して回動可能に組み付けられてい
る。ここまでは、従来構成と同じである。
【0014】(2) 箱本体12の長手方向の両内側壁に下
端がU字溝21とされたピン挿入保持溝22が形成され
るとともに、該U字溝21の下方部に軸ピン18を上方
へばね付勢する抜け止めブロック24が配され、軸ピン
18がU字溝21の先端に脱着可能に保持されている。
【0015】具体的には、ピン挿入保持溝22はJ字形
であり、抜け止めブロック24は、箱体内周璧の下側に
形成された段付き壁部26に、摺動溝28を形成し、該
摺動溝28の下側に鋏形ばね30を介して保持されてい
る。ここでは、付勢ばねとして鋏形ばねを使用したが、
通常の、圧縮コイルばねでもよい。
【0016】(3) この、実施例の箱型カップホルダの使
用態様は、下記の通りである。
【0017】蓋体14の箱本体12への取付けは、蓋体
14の回動アーム16の軸ピン18をピン挿入保持溝2
2に上端開口から挿入し、抜け止めブロック24をばね
力に抗して押し下げ、さらに、U字溝21の先端まで移
動させる。すると、抜け止めブロック24が上昇して、
通常の蓋体14の開閉作業では、蓋体14は箱本体12
から離脱することはない。
【0018】逆に、蓋体14の箱本体12からの取り外
しは、軸ピン18で抜け止めブロック24を押し下げ、
U字溝21の底部を潜り抜けさせた後、蓋体14を上方
へ引き上げればよく、簡単に取り外せる。
【0019】また、抜け止めブロック24が上方へばね
付勢されているので、回動アーム16の先端R面の頂部
を境として、先端R面の右側・左側がそれぞれ抜止めブ
ロック24に当接したとき、蓋体閉じ方向及び開き方向
に反転付勢する機能を、特別なばね材を配さなくても可
能となる。
【0020】なお、図例中、13は、コップ受け凹部で
ある。また、15及び17は、それぞれ、箱型カップホ
ルダをコンソールボックス19に取付けるための、取付
けブラケット及び係止爪である。
【0021】<実施例2:図4〜7参照> (1) 実施例2は、基本的には、実施例1と同様である
が、下記点に特徴的構成を有する。なお、実施例1との
対応部分は接頭符号「1」を付して三桁表示としてあ
り、それらの説明の全部または一部を省略してある。
【0022】抜け止めブロック124の上側が少なくと
も一つの山頂部を有する山形部125とされ、回動アー
ム116の軸ピン118形成位置から位置決めレバー1
27が突出して形成され、該位置決めレバー127の先
端に抜け止めブロック124の山頂部形状に対応させた
係止凹部129とされている。
【0023】本実施例では、山頂部は図例では一個とし
たが、所要により二山(図7参照)、三山等であっても
よい。
【0024】(2) 本実施例との使用態様は、基本的に
は、実施例1と同様であるが、小径のカップ類にも対応
可能となる。。
【0025】即ち、位置決めレバーの先端右・左側面
が、図4及び5に示す如く、それぞれ係止ブロック山形
部125の左・右側にそれぞ係止して、蓋体114の閉
じ・開位置を維持可能とされる。また、位置決めレバー
116の係止凹部129が係止ブロック山形部125の
頂部と係止して中間開位置を維持を維持可能とされる。
【0026】即ち、大径のカップ類(例えば350cc
ジュース缶C1)の保持位置である開位置と閉位置との
中間開位置で蓋体114を停止可能とされ、小径のカッ
プ類(例えば250ccジュース缶C2)の安定保持が
可能となる。
【0027】なお、位置決めレバー127の係止凹部1
29の両側は、蓋体の閉じ・中間開・開の各位置への移
行を円滑に行うべく、斜設面とされている。
【0028】
【発明の作用・効果】
(1) 請求項1に係る箱型カップホルダは、箱本体の両内
側壁に下端がU字溝とされたピン挿入保持溝が形成され
るとともに、該U字溝の下方部に軸ピンを上方へばね付
勢する抜け止めブロックが配され、軸ピンがU字溝の先
端に脱着可能に保持されていることを特徴とする構成に
より、下記のような作用・効果を奏する。
【0029】U字溝の下方部に配されている抜け止めブ
ロックを、ばね力に抗して軸ピンにより押し下げるだけ
で、U字溝の下側部を軸ピンを通過させることができ
る。このため、簡易に蓋体を脱着することができる。従
って、カップ類からジュース類をこぼしたときや、中箱
本体の底部角部に塵埃(菓子等のカス)がたまったよう
な場合のカップホルダの掃除が容易である。
【0030】(2) 請求項2に係る箱形カップホルダは、
請求項1において、抜け止めブロックの上側が山形部と
され、回動アームの軸ピン形成位置から位置決めレバー
が突出して形成され、該位置決めレバーの先端に抜け止
めブロックの山形部の頂部形状に対応させた係止凹部が
形成され、位置決めレバーの先端右・左側面が、それぞ
れ係止ブロック山形部の左・右側にそれぞ係止して、蓋
体の閉じ・開位置を維持可能とされ、位置決めレバーの
係止凹部が係止ブロック山形部の頂部と係止して中間開
位置を維持可能とされていることにより、小径のカップ
類の安定保持が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のカップホルダの一例を示す部分斜視図
【図2】本発明の箱型カップホルダの一例を示す蓋体取
り外し時の全体斜視図
【図3】図2の箱型カップホルダの使用時(蓋体組み付
け時)の部分横断面図
【図4】本発明の箱型カップホルダの他の実施例を示す
蓋体閉じ時の全体斜視図
【図5】同じく蓋体が開位置(大径カップ保持位置)に
あるときの横断面図
【図6】同じく蓋体が中間開位置(小径カップ保持位
置)にあるときの横断面図
【図7】本発明のカップホルダに使用可能な抜け止めブ
ロック山形部の別の形態を示す部分図
【符号の説明】
12、112 箱本体 14、114 蓋体 16、116 回動アーム 18、118 軸ピン 19、119 コンソールボックス 21、121 U字溝 22、122 ピン挿入保持溝 24、124 抜け止めブロック 125 ブロック山形部 127 位置決めレバー 28、128 摺動溝 129 係止凹部 30、130 鋏形ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−90154(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体と、開いたときカップ支持部材と
    なる蓋体とからなり、コンソールボックス等に組み込ま
    れて使用される箱形カップホルダであって、 前記蓋体はその裏面から突出した回動アームの外側に突
    出された軸ピンを介して回動可能に組み付けられている
    構成において、 前記箱本体の両内側壁に下端がU字溝とされたピン挿入
    保持溝が形成されるとともに、該U字溝の下方部に前記
    軸ピンを上方へばね付勢する抜け止めブロックが配さ
    れ、前記軸ピンが前記U字溝の先端に脱着可能に保持さ
    れていることを特徴とする箱形カップホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記抜け止めブロッ
    クの上側が少なくとも一つの山頂部を有する山形部とさ
    れ、前記回動アームの軸ピン形成位置から位置決めレバ
    ーが突出して形成され、該位置決めレバーの先端に前記
    抜け止めブロックの山形部の頂部形状に対応させた係止
    凹部が形成され、前記位置決めレバーの先端右・左側面
    が、それぞれ係止ブロック山形部の左・右側にそれぞれ
    係止して、蓋体の閉じ・開位置を維持可能とされ、前記
    位置決めレバーの係止凹部が前記係止ブロック山形部の
    頂部と係止して中間開位置を維持可能とされていること
    を特徴とする箱形カップホルダ。
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