JP2890944B2 - 防振ゴム用ゴム組成物 - Google Patents

防振ゴム用ゴム組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体ゴム組成物に関するもので
ある。更に詳しくは、ロ−ル加工性、特にロ−ルバキン
グを防止して良好な生産性を有すると共に、性能面では
耐熱性、耐疲労性に優れ、かつ動倍率が低くてその温度
変化の少ない防振ゴム用エチレン・α−オレフィン・非
共役ジエン共重合体ゴム組成物に関するものである。本
発明のゴム組成物は、例えば、耐熱性、耐久性に優れた
自動車用および産業用の防振ゴムとして、最適に使用さ
れ得る。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】一般に、
自動車やオ−トバイ等の交通手段、さらには産業機械、
OA機器、家庭電気機器等においては、騒音や振動を防
止するために、多種多様の防振ゴムが使用されている。
特に、自動車分野においては、近年、エンジンの高性能
化や低ボンネット化に伴い、耐熱性並びに耐久性に優
れ、かつ騒音や振動を防止して快適な乗り心地を提供で
きる防振ゴムに対する要求が強まっている。
【0003】かかる防振ゴムが具備すべき特性として
は、 耐熱性に優れること。 長期間の繰り返し外力に対する耐疲労性、耐久性に
優れること。 高速走行時の騒音や振動を防止するため、動倍率
(動的弾性率/静的弾性率)が低いこと。 動倍率の温度依存性が小さくて、冬季やあるいは寒
冷地においてもその性能の変化がわずかであること。 などがあげられる。また、その成形加工が容易であるこ
とも、生産上非常に重要なことである。
【0004】ここで動倍率とは、高周波数域の振動入力
時における、弾性率(動的弾性率)の変化度であり、動
的弾性率と静的弾性率との比によって表されるものであ
る。振動絶縁の目的からは、該動倍率が低いことが要求
される。
【0005】その他、圧縮永久歪や引裂強度などの静的
なゴム特性においても、通常のゴムに比べて劣らないこ
とも、もちろん重要である。
【0006】従来の防振ゴムとしては、主として、天然
ゴム(NR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(S
BR)などの高不飽和ゴムが使用されている。それは、
NRやSBRなどの高不飽和ゴムは、低不飽和ゴムに比
べて、耐疲労性や動特性に優れるという長所を有するこ
とによるのであるが、一方これらの高不飽和ゴムは、例
えば、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合
体ゴムのような低不飽和ゴムに比べて、耐熱性に劣るこ
とが知られており、そのため、高不飽和ゴムは比較的低
温での使用に限られる傾向があった。
【0007】逆に、エチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合体ゴムなどの低不飽和ゴムは、優れた耐熱
性は示すが、長期間の繰り返し外力に対する耐疲労性に
劣るという欠点を有する。エチレン・α−オレフィン・
非共役ジエン共重合体ゴムにおいて、この耐疲労性を改
良する方法としては、 より高分子量のエチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合体ゴムを用いる。 ゴム成分中のエチレン含有量を高くする。 ゴム組成物中に使用されるカ−ボンブラックのスト
ラクチャ−を高くして補強性を上げる。 などが一般によく知られている。
【0008】ゴム業界では、分子量の指標として一般
に、ム−ニ−粘度(ここではML1+4:121℃の測定
値で示す)が用いられるが、耐疲労性を必要とする用途
にム−ニ−粘度が100以上の高分子量のエチレン・
α−オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴムが使用され
てきたことは公知である。しかし、高不飽和ゴムに比べ
ると耐疲労性の点ではまだ不十分であった。
【0009】そこで、更に耐疲労性を改良するために、
より高分子量のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエ
ン共重合体ゴムを用いることは同業者が誰しも考えるこ
とである。しかし、エチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合体ゴムの加工性と高分子量化は相反する因
子であり、高分子量化に従ってロ−ル加工性が悪化し
て、特に、ロ−ル面からコンパウンドが浮き上がるバギ
ング状態が発生し、著しく生産性が低下するために実用
には不適であった。
【0010】また、ロ−ル加工性と耐疲労性を共に改良
する手段として、グリ−ン強度の高い、すなわち、高
分子量で高エチレン含有量であるエチレン・α−オレ
フィン・非共役ジエン共重合体ゴムを用いる場合もあ
る。この具体例としてはゴム成分中のエチレン/α−オ
レフィン比(モル比)75/25以上のものが挙げられ
る。しかし、このようなエチレン含有量の高いエチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴムを配合す
ると、ロ−ル加工性や耐疲労性は改良されるものの、ゴ
ム組成物の耐寒性が非常に悪化するために、動倍率の温
度依存性が著しく大きくなり、常温での防振性能が冬季
あるいは寒冷地において発揮されないという問題が発生
した。これはエンジンマウントのように低温から高温ま
で防振特性変化の少ないことが要求される用途では非常
に好ましくない。
【0011】また、配合面からは、使用するカ−ボン
ブラックのストラクチャ−を高くすることによって、耐
疲労性が改良できることはよく知られているが、この際
にはゴム組成物の動的弾性率が静的弾性率の上昇以上に
高くなる為に、動倍率が高くなり、またコンパウンド粘
度が上昇するために、ロ−ル加工性も悪化するという大
きな欠点を有している。この場合に、プロセスオイルの
配合量を多くすることによりゴム組成物の動的弾性率の
増大を防止し、またロ−ル加工性を改良することも可能
であるが、プロセスオイルの配合量が多くなると、ゴム
組成物の物性、特に耐熱性が低下するという問題があっ
た。
【0012】かかる状況の下、本発明者らは、耐熱性並
びに耐久性に優れ、しかも動倍率が低くてその温度変化
も少なく、かつ生産面では良好なロ−ル加工性を有する
ようなゴム組成物を開発することを目的として鋭意検討
した結果、本発明に到達したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は下記
の条件(a)〜(c)を満たす1種または2種以上のエ
チレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴム1
00重量部に対して、炭素数25〜30の飽和脂肪酸と
多価アルコ−ルから誘導されるエステル0.5〜10重
量部を配合することを特徴とする防振ゴム用ゴム組成物
に関するものである。 (a)ム−ニ−粘度(ML1+4 121℃)が150以
上、(b)エチレン/α−オレフィン比(モル比)が5
0/50〜75/25、(c)非共役ジエンの含有量が
0.5〜3.0モル%。
【0014】以下、本発明に係るエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体ゴムと炭素数25〜30の
飽和脂肪酸と多価アルコ−ルから誘導されたエステルに
ついて、具体的に説明する。
【0015】本発明に用いられるエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体(以下「共重合体」とい
う。)のム−ニ−粘度(ML1+4 121℃)は150以
上である必要がある。ム−ニ−粘度が150未満では、
耐疲労性が劣るものとなり、本発明の目的からは不適当
なものとなる。好ましくは180以上である。
【0016】また、本発明に用いられる共重合体は伸展
油を30〜200重量部添加することによって、そのム
−ニ−粘度を50〜100に調整して使用することもあ
る。これは、ム−ニ−粘度を著しく高くすると動倍率や
耐疲労性は改良されるもののロ−ル加工に供する以前の
バンバリ−ミキサ−等での混練加工性が著しく悪化し実
用上使用することが困難となることを防止するためであ
る。
【0017】本発明において、エチレン・α−オレフィ
ン共重合体ゴムのエチレン/α−オレフィン比(モル
比)は50/50〜75/25の範囲内としているが、
75/25より超えると、前記したように耐寒性が悪化
するために、動倍率の温度依存性が大きくなり、冬季あ
るいは寒冷地で良好な防振性能を保持できなくなる。エ
チレン/α−オレフィン比(モル比)は60/40〜6
6/34の範囲の方が耐疲労性と動倍率の温度依存性の
バランスという観点からはさらに好ましい。
【0018】エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン
共重合体ゴムの構成成分の一つであるα−オレフィンと
しては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキサンなどが
例示される。
【0019】本発明に使用される非共役ジエンの含有量
は0.5〜3.0モル%の範囲から選ばれる。非共役ジ
エン量が0.5モル%未満では十分な架橋密度が得られ
ないために、耐疲労性が著しく劣り、また、3.0モル
%より超えると耐熱性が非常に劣るものとなり、本発明
の目的からは不適当なものとなる。動倍率に代表される
防振性能と耐熱性、耐疲労性のバランスという観点から
は、非共役ジエンの含有量は0.5〜1.5モル%の範
囲がより好ましい。
【0020】本発明で用いられる非共役ジエンは1,4
−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエンジビニルベンゼ
ン、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エ
チリデンノルボルネン、ビニルノルボルネンなどが挙げ
られ、中でもエチリデンノルボルネンが最も一般的であ
る。
【0021】本発明に使用されるゴム成分としては、上
記の構造値を有するエチレン・α−オレフィン共重合体
ゴムが単独で、または2種類以上をブレンドすることに
より上記のム−ニ−粘度、非共役ジエン含量、エチレン
/α−オレフィン比になるように調整したものが用いら
れる。また、接着性等を改良する目的で、少量のNR、
SBR等をブレンドすることもある。
【0022】本発明に用いられる炭素数25〜30の脂
肪酸としては、例えばモンタン酸等が例示され、それと
共にエステルを構成するアルコ−ルとしては、例えば、
グリセリン、エチレングリコ−ル、エチレングリコ−ル
のオリゴマ−、プロピレングリコ−ル、プロピレングリ
コ−ルのオリゴマ−、ブチレングリコ−ル、ブチレング
リコ−ルのオリゴマ−等が例示される。これらは、単独
で、あるいは2種類以上を組み合わせて使用することも
できる。
【0023】本発明のゴム組成物には、当該エステルに
加えて原料脂肪酸自身や原料脂肪酸のアルカリ金属塩が
含まれていてもよい。
【0024】本発明のゴム組成物には、ゴム業界で公知
のカ−ボンブラック、プロセスオイル、酸化亜鉛、ステ
アリン酸と硫黄や過酸化物等の加硫剤、加硫促進剤、加
硫促進助剤を添加でき、必要に応じて、老化防止剤、酸
化防止剤、加工助剤 等を選択、使用することができ
る。
【0025】本発明のゴム組成物の混練方法としては、
通常ゴム業界で行われている装置、条件で実施され、特
に制限されないし、成形方法も公知の射出成形機、プレ
ス等の適当な方法で行われる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0027】実施例1〜2及び比較例1〜4 BR型バンバリ−ミキサ−(内容量1.5L)を用い、
表−1に示す共重合体ゴムと各種配合剤とを混練した。
次にこれらの配合剤コンパウンドをロ−ル温度60℃に
温調した10インチオ−プンロ−ルに巻き付けて、コン
パウンドの温度が安定した後にロ−ルバギングを発生す
る最小ロ−ル間隙を測定した。この値が小さいもの程ロ
−ルバギングを生じ易く、ロ−ル作業が困難な配合剤コ
ンパウンドである。
【0028】実施例は、炭素数28の脂肪族カルボン酸
とジエチレングリコ−ルとから誘導されるエステルもし
くはそのエステルの部分ケン化物を添加した例である。
他方比較例2は炭素数18の脂肪族カルボン酸を添加し
た例、比較例3は炭素数18の脂肪族カルボン酸とジエ
チレングリコ−ルとから誘導されるエステルを添加した
例、比較例4は炭素数26〜28の脂肪族カルボン酸と
炭素数30〜32のノルマル脂肪族アルコ−ルとから誘
導されるエステルを添加した例である。
【0029】比較例と実施例とに添加しているカルボン
酸やカルボン酸エステルを比較すると、比較例は実施例
に対しエステルのカルボン酸部分が短い例(比較例2,
3)とエステルのアルコ−ル部分が異なる場合を含んで
いる。
【0030】ロ−ルバギングの評価結果を表−2に示
す。比較例と実施例を比較すると明らかに添加したエス
テル化合物の構造によりロ−ルバギング性が変化し、本
発明に規定するエステル構造を有するエステルを添加し
た例(実施例1,2)はロ−ル加工性が大幅に改良され
ていることがわかる。
【0031】実施例3〜5及び比較例5〜7 BR型バンバリ−ミキサ−(内容量1.5L)を用い、
表−3のうちの、共重合体、酸化亜鉛、ステアリン酸、
カ−ボンブラック、プロセスオイル、アンチゲンNBC
と必要に応じてモンタン酸エステルを添加して混練し
た。ここで用いた共重合体の構造を表−4に示した。次
にロ−ル温度60℃に温調した10インチオ−プンロ−
ルを用いてロ−ルバギングが開始する最小ロ−ル間隙を
測定した。その後、ロ−ル温度を30℃にまで下げて表
−3の残りの加硫剤、加硫促進剤を添加して加硫可能な
コンパウンドを得た。このコンパウンドの粘度を、JI
S−k6300の方法により測定した。
【0032】更に、該コンパウンドを、熱プレスを用い
て160℃で20分間処理して、2mm厚の加硫シ−ト
に成形した。なお、引張試験および熱老化試験に関して
は、JIS−K6301の方法によった。その他の評価
方法も含めて詳細については以下に記す。
【0033】動倍率 JIS K6383に準拠した測定値を基に計算で求め
た静的弾性率(Ks)と、オリエンテック社製のレオバ
イブロンを用いて、振動周波数100Hz、振幅±0.
1%にて、温度条件24℃で測定した動的弾性率(Kd
100 )との比[Kd100 /Ks]で表示した。
【0034】動倍率の温度依存性 オリエンテック社製のレオバイブロンにより、振動周波
数は100Hzにて、−20℃と24℃の温度条件で動
的弾性率を測定し、24℃に対する−20℃における動
的弾性率の変化率を低温動倍率比として表示した。 [−20℃での動倍率]=Kd100 @−20℃/Ks@24℃; [24℃常温での動倍率]=Kd100 @24℃/Ks@24℃; [低温動倍率比]=[−20℃での動倍率]/[24℃常温での動倍率]; =[Kd100 @−20℃/Kd100 @24℃]
【0035】伸張疲労特性 モンサント社製の疲労試験機( FATIGUE TO FAILURE TES
TER ) を用いて、伸張率140%の条件で、120℃の
温度条件で70時間熱劣化させた試験片を使用して、破
断までの伸張回数を測定した。
【0036】空気加熱老化試験 JIS K6301に準拠してギヤ−式老化試験機を用
い、150℃の試験温度条件で70時間後の引張強度、
破断伸びの変化率を測定した。
【0037】結果を表−5に示したが、本発明の要件を
満足する実施例3〜5においては、そのいずれも、ロ−
ル加工性が大幅に改良されていることがわかる。更に、
実施例と比較例とではその物性はほとんど変化しておら
ず、耐熱性、耐疲労性が満足すべき範囲にあることに加
えて、動倍率が小さく、かつその温度依存性の点でも非
常に優れた特性を示している。すなわち、本発明に規定
しているエステルは、それを添加することにより物性に
は影響を及ぼさずに、ロ−ル加工性のみを大幅に改良す
ることがわかる。
【0038】比較例8〜10 本発明の要件から外れた共重合体を用いた比較例を表−
6に示した。これよりム−ニ−粘度が規定より低い範囲
の比較例9,10はロ−ル加工性は良好であるものの、
耐久性の点で非常に劣ることがわかる。一方、共重合体
のエチレン比率(モル比)が、本発明の規定の範囲より
大きい比較例8,9においては動倍率の温度依存性が非
常に大きく、本発明の目的に照らして不適当なものであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、耐
熱性と耐疲労性に優れ、しかも動倍率が低く、かつその
動倍率の温度依存性の小さい防振ゴム用ゴム組成物が、
ロ−ル加工性になんら問題なく得ることができる。すな
わち、本発明のゴム組成物を防振ゴムに適用した場合に
は、振動や騒音の低減がはかられると共に、冬季あるい
は寒冷地においても、その防振性能が低下することなく
発揮されることが期待できる。更に、その生産性になん
ら問題を生じない。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−159341(JP,A) 特開 平5−78531(JP,A) 特開 昭63−245451(JP,A) 特開 平4−323236(JP,A) 特開 昭63−202641(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/00 - 23/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の条件(a)〜(c)を満たす1種ま
    たは2種以上のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエ
    ン共重合体ゴム100重量部に対して、炭素数25〜3
    0の飽和脂肪酸と多価アルコ−ルから誘導されるエステ
    ル0.5〜10重量部を配合することを特徴とする防振
    ゴム用ゴム組成物。 (a)ム−ニ−粘度(ML1+4 121℃)が150以
    上、 (b)エチレン/α−オレフィン比(モル比)が50/
    50〜75/25、 (c)非共役ジエンの含有量が0.5〜3.0モル%。
  2. 【請求項2】多価アルコ−ルが、エチレングリコ−ルま
    たはそのオリゴマ−、あるいはプロピレングリコ−ルま
    たはそのオリゴマ−であることを特徴とする請求項1記
    載の防振ゴム用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】伸展油を30〜200重量部含有すること
    によって、ム−ニ−粘度(ML1+4:121℃)を50
    〜100に調整したエチレン・α−オレフィン・非共役
    ジエン共重合体ゴムを用いる請求項1記載の防振ゴム用
    ゴム組成物。
  4. 【請求項4】エチレン/α−オレフィン比(モル比)が
    60/40〜66/34である請求項1記載の防振ゴム
    用ゴム組成物。
  5. 【請求項5】非共役ジエンの含有量が0.5〜1.5モ
    ル%である請求項1記載の防振ゴム用ゴム組成物。
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