JP2890901B2 - スプロケットの製造方法 - Google Patents
スプロケットの製造方法Info
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- JP2890901B2 JP2890901B2 JP3145852A JP14585291A JP2890901B2 JP 2890901 B2 JP2890901 B2 JP 2890901B2 JP 3145852 A JP3145852 A JP 3145852A JP 14585291 A JP14585291 A JP 14585291A JP 2890901 B2 JP2890901 B2 JP 2890901B2
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- JP
- Japan
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- sprocket
- claw
- mold
- pin
- manufacturing
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- Gears, Cams (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプロケットの製造方法
に係り、スプロケット部と爪車部をプレス手段により一
体形成するようにしたものである。
に係り、スプロケット部と爪車部をプレス手段により一
体形成するようにしたものである。
【0002】
【従来の手段】コンデンサチップ、抵抗チップ、ICな
どの電子部品を基板に自動搭載する技術分野において、
電子部品が封入されたテープのピッチ送り手段等として
多用されているスプロケットは、スプロケット部と爪車
部を一体化して形成されている。
どの電子部品を基板に自動搭載する技術分野において、
電子部品が封入されたテープのピッチ送り手段等として
多用されているスプロケットは、スプロケット部と爪車
部を一体化して形成されている。
【0003】図4はこのような従来のスプロケット10
1を示すものであって、102はスプロケット部、10
3は爪車部であり、両者はピン孔104,105にピン
106を嵌着して一体化される。このスプロケット10
1は、スプロケット部102と爪車部103をプレス手
段などにより個別に形成した後、ピン106により一体
的に結合される。
1を示すものであって、102はスプロケット部、10
3は爪車部であり、両者はピン孔104,105にピン
106を嵌着して一体化される。このスプロケット10
1は、スプロケット部102と爪車部103をプレス手
段などにより個別に形成した後、ピン106により一体
的に結合される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の製造手段は製造工程数が多く、しかもピン102aと
爪部103aの位置合わせをしながら、両者を結合せね
ばならないため、組み付けが面倒であり、きわめてコス
ト高となる問題点があった。
の製造手段は製造工程数が多く、しかもピン102aと
爪部103aの位置合わせをしながら、両者を結合せね
ばならないため、組み付けが面倒であり、きわめてコス
ト高となる問題点があった。
【0005】そこで本発明は、スプロケット部と爪車部
とから成るスプロケットを簡単に低コストで製造できる
方法を提供することを目的とする。
とから成るスプロケットを簡単に低コストで製造できる
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】このために本発明は、円孔の周
縁部に沿って爪型が形成された第1の型により、素材に
円周方向に沿って爪部を刻印形成する工程と、第2の型
により、この素材の外周縁にピンを打ち抜き形成する工
程とからスプロケットの製造方法を構成している。
縁部に沿って爪型が形成された第1の型により、素材に
円周方向に沿って爪部を刻印形成する工程と、第2の型
により、この素材の外周縁にピンを打ち抜き形成する工
程とからスプロケットの製造方法を構成している。
【0007】
【作用】上記構成によれば、第1の型と第2の型により
素材を順次打ち抜くことにより、スプロケットを簡単に
製造できる。
素材を順次打ち抜くことにより、スプロケットを簡単に
製造できる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0009】図1は、完成後のスプロケット1を示して
いる。このスプロケット1は、スプロケット部2と爪車
部3が一体的に形成されている。図2はこのスプロケッ
ト1の製造工程を示している。図中、5は下型、6は第
1の型としての上型、11はスプロケット1の素材であ
る。
いる。このスプロケット1は、スプロケット部2と爪車
部3が一体的に形成されている。図2はこのスプロケッ
ト1の製造工程を示している。図中、5は下型、6は第
1の型としての上型、11はスプロケット1の素材であ
る。
【0010】図3は上型6の斜視図である。この上型6
には円孔7が開口されており、その円周方向に沿って爪
型8が形成されている。したがって図2(a),(b)
に示すように、この上型6を下型5上の素材11の上面
に押し付けると、図1に示すように円周方向に沿って爪
部3aを有する爪車部3が刻印形成される。
には円孔7が開口されており、その円周方向に沿って爪
型8が形成されている。したがって図2(a),(b)
に示すように、この上型6を下型5上の素材11の上面
に押し付けると、図1に示すように円周方向に沿って爪
部3aを有する爪車部3が刻印形成される。
【0011】次いで図2(c)に示すように、第2の型
としての上型9を素材11に押し付けることにより、素
材11の外周縁に沿ってピン2aを打ち抜き形成する
(図1も参照)。
としての上型9を素材11に押し付けることにより、素
材11の外周縁に沿ってピン2aを打ち抜き形成する
(図1も参照)。
【0012】このように本方法によれば、ピン2aを有
するスプロケット部2と爪部3aを有する爪車部3を、
プレス手段により簡単に一体成形することができる。勿
論、上記上型6,9と下型5を上下反転させて、上記の
ようなプレス加工を行ってもよい。
するスプロケット部2と爪部3aを有する爪車部3を、
プレス手段により簡単に一体成形することができる。勿
論、上記上型6,9と下型5を上下反転させて、上記の
ようなプレス加工を行ってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、円孔の周
縁部に沿って爪型が形成された第1の型により、素材に
円周方向に沿って爪部を刻印形成する工程と、第2の型
により、この素材の外周縁にピンを打ち抜き形成する工
程とからスプロケットの製造方法を構成しているので、
ピンを有するスプロケット部と、爪部を有する爪車部か
ら成るスプロケットを簡単に低コストで製造することが
できる。
縁部に沿って爪型が形成された第1の型により、素材に
円周方向に沿って爪部を刻印形成する工程と、第2の型
により、この素材の外周縁にピンを打ち抜き形成する工
程とからスプロケットの製造方法を構成しているので、
ピンを有するスプロケット部と、爪部を有する爪車部か
ら成るスプロケットを簡単に低コストで製造することが
できる。
【図1】本発明に係るスプロケットの斜視図
【図2】本発明に係るスプロケットの製造工程図
【図3】本発明に係る上型の斜視図
【図4】従来のスプロケットの分解図
1 スプロケット 2 スプロケット部 2a ピン 3 爪車部 3a 爪部 6 第1の型 7 円孔 8 爪型 9 第2の型 11 素材
Claims (1)
- 【請求項1】円孔の周縁部に沿って爪型が形成された第
1の型により、素材に円周方向に沿って爪部を刻印形成
する工程と、第2の型によりこの素材の外周縁にピンを
打ち抜き形成する工程とから成ることを特徴とするスプ
ロケットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145852A JP2890901B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スプロケットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145852A JP2890901B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スプロケットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371329A JPH04371329A (ja) | 1992-12-24 |
JP2890901B2 true JP2890901B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15394584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145852A Expired - Fee Related JP2890901B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スプロケットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102886413B (zh) * | 2012-09-28 | 2015-03-18 | 湖北虎牌链条制造有限责任公司 | 一种链轮齿形精密冲裁加工工艺 |
CN105108464A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-12-02 | 成都亨通兆业精密机械有限公司 | 一种链轮齿形精密加工工艺 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3145852A patent/JP2890901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04371329A (ja) | 1992-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226 Year of fee payment: 9 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |