JP2890872B2 - レーザトリミング装置 - Google Patents

レーザトリミング装置

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JP2890872B2 JP3058288A JP5828891A JP2890872B2 JP 2890872 B2 JP2890872 B2 JP 2890872B2 JP 3058288 A JP3058288 A JP 3058288A JP 5828891 A JP5828891 A JP 5828891A JP 2890872 B2 JP2890872 B2 JP 2890872B2
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trimming
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザトリミング装置に
関し、特にチップ抵抗用トリミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーザトリミング装置と
しては、それぞれ3個の基準ピンと2個以上の押えピン
を利用して、被トリミング基準の位置決め,固定を行う
2組の載物台と、この2組の載物台を搭載し、被トリミ
ング基板のローディング位置とトリミング位置とを交互
に入れ換える2インデックスのターンテーブル機構とを
有するものがある。
【0003】但し、上記従来の装置において、被トリミ
ング基板の位置決め用の3個の基準ピンは、トリミング
位置において、一般に長方形である被トリミング基板の
X方向,Y方向の各辺が、ビームポジショナによるレー
ザビームのXY平面内の走査軸と一致するように調整し
た後固定されたままであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の構造を
持つトリミング装置は、チップ抵抗基板のトリミングに
最適である。チップ抵抗の呼称は、その外形の大きさで
表わされ、3216(3.2×1.6mm),2125
(2.0×1.25mm),1608(1.6×0.8
mm)と次第に小さくなり、1005(1.0×0.5
mm)の生産も始まっている。
【0005】ところが、チップ抵抗の大きさが小さくな
るにつれ、従来の被トリミング基板の外形辺を利用した
3個の基準ピンによる位置決めでは、プローブ列の方向
と基板上にスクリーン印刷により形成される電極パッド
の列の方向とに生じる基板毎の角度ズレのため、一部で
プローブが電極パッドから外れて抵抗値の測定ができな
い不都合が発生する確立が大きくなる問題点があった。
また、切る抵抗体の大きさが小さいため、基板上にスク
リーン印刷により形成される抵抗体の行列軸とレーザビ
ームのXY平面内の走査軸との微少な角度ズレにより、
右端では抵抗体の真中を切っていても、左端では抵抗体
を外れ、電極上を切るといった不都合を生じ、歩留りが
下がる問題点があった。
【0006】本発明の目的は、前記課題を解決したレー
ザトリミング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレーザトリミング装置においては、絶
縁基板上に印刷などにより形成された抵抗体の一部をレ
ーザ光線によって切断することにより、抵抗値を所定の
値に自動調整するレーザトリミング装置において、それ
ぞれ3個の基準ピンと2個以上の押えピンを利用して、
被トリミング基板の位置決め,固定を行う2組の載物台
と、2組の載物台を搭載し被トリミング基板のローディ
ング位置とトリミング位置とを交互に入れ換える2イン
デックスのターンテーブル機構と、ローディング位置で
2台のテレビカメラにより被トリミング基板上の印刷マ
ークをパターン認識し、基板位置決めの角度ズレを検出
する機構と、前記載物台の3個の基準ピンの中で基板の
1辺に接する2個の基準ピンの片方を、検出された角度
ズレに応じて移動させる角度補正機構とを含むものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のトリミング装置は、2組の載物台を搭
載し、被トリミング基板のローディング位置とトリミン
グ位置とを交互に入れ変え、ローディング位置で2台の
テレビカメラにより被トリミング基板上の印刷マークを
パターン認識し、基板位置決めの角度ズレを検出し、前
記載物台の各々3個の基準ピンの中で基板の1辺に接す
る2個の基準ピンの片方を検出された角度ズレに応じて
移動させて角度補正を行うものである。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す平面図である。図
において、被トリミング基板1は、ローディング位置で
ターンテーブル2上の載物台3に載せられ、位置決め固
定されている。被トリミング基板1の位置決めは、3個
の基準ピン4,5,6に2辺を押し当てることによっ
て、行われる。基準ピン4,5,6に体する押し当て
は、バネの力などを利用した押えピン7,8,9で行わ
れる。
【0010】被トリミング基板1の印刷の角度ズレの検
出は、被トリミング基板1上に印刷で作成されたパター
ン認識用マーク10,11を利用する。本発明の構成要
素である2台のパターン認識用カメラ2台は、パターン
認識用マーク10,11の上方に、この認識用マークを
とらえるように設置される。被トリミング基板1の角度
ズレは、あらかじめ基準となる基板を被トリミング基板
1の位置に置き、2台のパターン認識用カメラによる2
つの位置における基準基板のパターン認識マーク画像を
記録しておき、実際の被トリミング基板の場合にこれと
比較し、計算することで求められる。即ち、基準基板に
おけるパターン認識用マーク10と11との距離をd、
それぞれの位置におけるパターン認識装置による位置の
ずれ検出量を(Δx10,Δy10)と(Δx11,Δy11
とすれば、
【0011】
【数1】
【0012】となる。このずれ角度を、基準ピン4を動
かして補正する。動かすための駆動用ステッピングモー
タ12は、ロード位置でターンテーブル2の外部に設置
される。ステッピングモータ12の回転は、運動変換機
構13を通して、基準ピン取付部14の左右の移動に変
換される。ガイド15は左右の運動用ガイドの役目をし
ており、引張りばね16は基準ピン取付部を運動変換機
構13の先端に押し付ける役目をしている。ストッパー
17は、上述したようにロード位置で角度ズレの補正を
基準ピン4の左右に移動させて行った後に固定するため
のものである。
【0013】載物台18は、トリミング位置にある載物
台で、被トリミング基板1はロード位置にある載物台3
で搭載され、角度補正を含む位置決め,固定された後、
ターンテーブルル12とステッピングモータを切り離
し、2インデックステーブルによって回転し、この位置
に運ばれる。この位置でトリミング後、被トリミング基
板は、ターンテーブルで再びロード位置に運ばれ取り出
せる。
【0014】図2(a)は本発明のトリミング位置での
被トリミング基板21,31の実施前の状態、(b)は
実施後の状態を示す。実施前では、角度ズレのため、プ
ローブ25,26と印刷電極27,28と一部では合っ
ているが、次第にずれて、プローブが電極から外れ測定
できず、トリミングしない状態になってしまう。
【0015】また抵抗体29内のトリミング位置は、端
では真中になっているが、次第にずれ、遂には電極上を
切るようになってしまう。この図で22〜24は基準ピ
ンで、パターン認識用マーク30は使用していない。
【0016】図2(b)は、本発明の実施後の状態を示
したもので、パターン認識マーク40をパターン認識
し、角度ズレを計算し、基準ピン32〜34の内、被ト
リミング基板31の1辺に接する2個の基準ピン32,
33の片方32を左右に移動し、電極37,38や、抵
抗体39の列の方向をプローブ35,6や、レーザビー
ムの走査軸に最大限一致させるように補正した結果、プ
ローブ35,36が電極37,38上に常にあるように
なり、また、抵抗体39内のトリミングのカットも抵抗
体のほぼ真中に位置するようなった。本発明により、前
述の1005チップ抵抗の歩留りが、従来は40%以下
であったが、本発明の実施により90%以上で生産可能
になった。
【0017】なお、図1の実施例では、基準ピン4の駆
動にステッピングモータ12や、引張りばね16などを
用いた例を示したが、基準ピンの必要移動量は微小であ
り、積層タイプの圧電トランスジューサを用いて、基準
ピンを移動することも効果的な手段である。この場合、
基準ピンの補正時間が短縮でき、生産効率が向上する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトリミング
装置は、2組の載物台を搭載し、被トリミング基板のロ
ーディング位置とトリミング位置とを交互に入れ変え、
ローディング位置で2台のテレビカメラにより被トリミ
ング基板上の印刷マークをパターン認識し、基板位置決
めの角度ズレを検出し、前記載物台の各々3個の基準ピ
ンの中で基板の1辺に接する2個の基準ピンの片方を検
出された角度ズレに応じて移動させて角度補正を行うよ
うにしたため、トリミング位置での測定用プローブ列と
電極列とがずれるという不都合、及び抵抗体の上を切る
という不都合が減少し、生産歩留りが向上するという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】(a)は本発明による実施前の状態を示す図、
(b)は実施後の状態を示す図である。
【符号の説明】
1,21,31 被トリミング基板 2 ターンテーブル 3,18 載物台 4,5,6,22,23,24,32,33,34 基
準ピン 7,8,9 押えピン 10,11,30,40 パターン認識用マーク 12 ステッピングモータ 13 運動変換機構 14 基準ピン取付部 15 ガイド 16 引張りばね 17 ストッパー 27,28,37,38 電極 29,39 抵抗体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に印刷などにより形成された
    抵抗体の一部をレーザ光線によって切断することによ
    り、抵抗値を所定の値に自動調整するレーザトリミング
    装置において、それぞれ3個の基準ピンと2個以上の押
    えピンを利用して、被トリミング基板の位置決め,固定
    を行う2組の載物台と、2組の載物台を搭載し被トリミ
    ング基板のローディング位置とトリミング位置とを交互
    に入れ換える2インデックスのターンテーブル機構と、
    ローディング位置で2台のテレビカメラにより被トリミ
    ング基板上の印刷マークをパターン認識し、基板位置決
    めの角度ズレを検出する機構と、前記載物台の3個の基
    準ピンの中で基板の1辺に接する2個の基準ピンの片方
    を、検出された角度ズレに応じて移動させる角度補正機
    構とを含むことを特徴とするレーザトリミング装置。
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