JP2889895B2 - 開閉体フレ止め装置 - Google Patents

開閉体フレ止め装置

Info

Publication number
JP2889895B2
JP2889895B2 JP17641389A JP17641389A JP2889895B2 JP 2889895 B2 JP2889895 B2 JP 2889895B2 JP 17641389 A JP17641389 A JP 17641389A JP 17641389 A JP17641389 A JP 17641389A JP 2889895 B2 JP2889895 B2 JP 2889895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
opening
closing body
movable
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17641389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0339588A (ja
Inventor
寿麿 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUWAN MUUBINGU UOORU KK
Original Assignee
SUWAN MUUBINGU UOORU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUWAN MUUBINGU UOORU KK filed Critical SUWAN MUUBINGU UOORU KK
Priority to JP17641389A priority Critical patent/JP2889895B2/ja
Publication of JPH0339588A publication Critical patent/JPH0339588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2889895B2 publication Critical patent/JP2889895B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建物の開口部に設置固定される開閉体に用い
られる開閉体フレ止め装置に関する。
[従来の技術] 例えば左右方向に折畳み自在にした上吊り式横引シャ
ッターにおいて、これを開閉案内する上枠、下枠又はそ
の一方の開口枠部を、建物開口部に固定される固定外枠
とこれに突没自在の可動内枠とを用いて複合的に構成
し、シャッター開成時には可動枠を固定外枠に没入せし
める一方、閉成時にこれを開口枠面内方向に突出される
ようにしたものは、本発明者により提案され、特開平1
−280191号,特開平2−140384号等により特許出願を行
っている。
この可動枠は、シャッターの閉成時に面内方向に向け
た方向又は該面内方向に向けて傾斜する方向に突出し
て、シャッターの開口枠部外に飛び出し状に折畳まれる
連結部の膨出状ブロックやシャッター長手方向端部を受
け入れ包覆して、シャッターの開成動を防止し、また、
シャッターのフレ止めを行うものとされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この場合、可動枠が突出して膨出状ブロック
等を受け入れ包覆するので、これらの間には寸法差が必
要であり、従って、このブロックは受入れ包覆された状
態で可動枠との間に遊びを有することになる。
このため、この種可動枠を用いた場合、シャッターは
閉成状態でなお前後に揺動する可能性が残り、特に強風
時の風圧を受けた場合等にはバタツキを生じる可能性が
ある。
本発明は、かかる開口枠部を用いた場合に問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、閉成時
に開閉体の十分な保持をなし得てバタツキ等が生じない
開閉体のフレ止め装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明はこの目的に添い、可動枠が閉成時に面内方向
に突出することになる点に着目し、この突出状態を利用
して開閉体のフレ止めを行うようにしたものであって、
即ち本発明は、固定外枠とこの固定外枠に設置され、突
没装置により開口枠面内方向に向けた方向又は該面内方
向に向けて傾斜する方向に突没自在とされた可動枠とを
備えてなる開口枠部を有する枠付き開閉体において、開
閉体の可動枠対向部位に断続的又は連続的に嵌合係止体
を設けるとともに該嵌合係止体を可動枠の突出先端と嵌
合するよう開口枠部より面内方向に離隔して位置せしめ
てなることを特徴とする開閉体フレ止め装置に係り且つ
これを要旨とするものである。
なお、本発明において、開閉体は上記の上吊式横引シ
ャッターの他、上方折り畳み収納のパネル式縦引シャッ
ター(例えば本発明者提案の特開平2−16282号等)、
左右又は縦方向に開閉される引戸或いは前後に開閉され
るドア等の各種開閉自在に枠内に装置されるものを意味
している。
[作用] 本発明にあっては、開閉体の閉成時に、突没装置によ
って可動枠が開口枠面内方向に突出することによって、
開口枠部より離隔して位置した嵌合係止体と嵌合する結
果、この嵌合係止体を有する開閉体のフレ止めを行わし
める。
なお、開閉体の開成に先立ち突没装置により可動枠を
固定外枠に没入させることによって、フレ止めは自ずと
解除されることになる。
[実施例] 以下実施例を示す図面に従って本発明を説明すれば、
1は本例開閉体である上吊り式横引シャッターであり、
この横引シャッター1は、上枠2、下枠3、及び左右の
縦枠4,4の各開口枠部を有する開口枠にシャッター本体
5を上吊り折畳み自在に備えてなる。
開口枠にあっては、上枠2及び下枠3が固定外枠6,7
と可動枠8,9との複合による開口枠部をなし、縦枠4,4は
従来と同様に単一の固定枠である開口枠部としてある。
上枠2において、固定枠部6は、その中間位置に離隔
一対に突設されたガイドレール10,10を備える一方、こ
れらガイドレールの下方に同じく離隔一対状とした収納
部11,11を配置して、これに可動枠8及び突没装置12,12
を収納するようにしてある。
この可動枠8は、固定外枠6よりやや短くした長尺の
ものとされており、夫々下端に離隔方向に対して屈曲放
出状とした幅広の突出部を有する前後一対のブレート1
3,13を左右端部の連結兼用の連続部品14,14(支軸とこ
れに嵌着した遊嵌パイプとよりなる)により連結一体化
して構成されてなる。
一方、図中15は、固定外枠の収納部左右側方4ヶ所に
夫々嵌め込み状に固定された、下向き台形状の案内溝16
を刻設してなる硬質ナイロン製の突没用ブロックであ
り、この突没用ブロックの案内溝15内には、上記可動枠
8に同じく4ヶ所回転自在に軸支固定した転動戸車17…
を受入れてあり、これらブロック15と転動戸車17とによ
って突没装置12が構成されてなる。
また下枠3における固定外枠7は略U字状に構成され
るとともにその内壁に設けられた係脱凹陥部に一端を掛
止状にして前後の溝構成材18,18を取り外し自在に装着
してある一方、これら溝構成材18,18間に可動枠9を収
納してなる。
可動枠9は、上枠の可動枠8と同様に長尺とされ、一
側を下方に垂下させた略U字状の断面を呈し且つ上端に
は夫々斜め方向に傾斜状とした幅広の突出部19,19を備
える一方、その左右方向両端部は連動部品14,14(上枠
の可動枠と同様支軸とこれに嵌着した遊嵌パイプとより
なる)により遮断されたものとしてある。
下枠3にあっても上枠2におけると同様可動枠9には
転動戸車17…が4ヶ所軸支固定され、これら転動戸車17
…が、上向き台形状とされた突没用ブロック案内溝16…
に受入れてあり、これらによって突没装置12…としてあ
る。
なお、この下枠3にあって、突没用ブロック15は上記
溝構成材18,18と可動枠9間に形成されたスペースに設
けられているとともに、一方の溝構成材18には引上げ回
動自在にして、他方の溝構成材に先端係止突条を受入れ
せしめるようにした可動枠9への小石等異物落ち込みを
防止する長手方向一連又は適宜に区分した閉塞板20が収
納されるようにしてある。また、本例の下枠3において
は、図示されないが突没用ブロック15の案内溝16の上端
を切り欠き開放して転動戸車17を離脱自在としてあるこ
とにより、可動枠9、溝構成材18,18の順に固定外枠7
から取外し必要な清掃等をなし得るものとしてある。
シャッター本体5は、横方向に多数のパネル体21…を
連結框22…により蛇腹状折畳み自在に連結するとともに
各パネル体21…の左右中央位置上端に上吊り戸車23…
を、下端において水平戸車24…を夫々設置してあり、こ
れら上吊り戸車23…を上記上枠のガイドレール10,10
に、水平戸車24…を下枠の可動枠9に夫々係合させて上
枠2、下枠3に対して前後突出して蛇腹状の折畳みがな
されるものとしてある。
連結框22とパネル体21…との連結は、パネル体縦框25
の嵌合溝条と連結框左右の屈曲嵌合突条26,26とを回動
自在に嵌合せしめて行われており、その各折畳み方向は
交互に前後逆方向になるようにしてある。
一方、各連結框22…は中空部27を有するとともに、夫
々一側、本例にあって室内側フィン状の突出部28を有し
ており、これら突出部28の上下端部にして可動枠8,9と
の対向部位には夫々硬質ナイロン製の嵌合係止体29…を
固定してある。
嵌合係止体29…はいずれもブロック状に一体成型した
ものとしてあり、本例にあっては、可動枠対向側にやや
開口端を拡開状にした凹陥溝部30を有する係止体基部31
と、この基部の一側に設けられ小角柱部32及び小円柱部
33,33を有するとともに所定位置にリベット孔34…を形
成してなる連結框固着部35とを備えている。
そして、上記連結框22の形状に合わせてその連結框固
着部の小角柱部32を連結框の中空部27に、また小円柱部
33,33を連結框の屈曲嵌合突条26,26に差し込むととも
に、係止体基部31を連結框のフィン状突出部28に添設せ
しめた上、図中36…のリベットにより固着している。
このように、嵌合係止体29…シャッター本体5の長手
方向には上記連結框22…毎の断続的位置に、また第4図
及び第5図に示される如くに上枠2、下枠3の各開口枠
部に対してその面内端より開口枠面内方向に離隔した位
置に配置されている。
この嵌合係止体29を有する連結框22…をパネル体21…
間に介設したシャッター本体5は、これを閉成した際、
その先端に上下方向に突設した押圧部37…が可動枠8,9
の各連動部品14,14を閉成方向に押圧係合することによ
って、突没装置12…の各転動戸車17…が突没用ブロック
15…の台形状案内溝16…を転動するとともにこれに案内
され、可動枠8,9を開口枠面内方向に向けて傾斜する方
向に突出せしめる。そしてこの結果、上記開口枠部より
離隔して位置した嵌合係止体29…は、可動枠8,9の突出
先端と嵌合する。一方、逆の動作によりシャッター本体
5の開成に先立ち突没装置12…により可動枠8,9を固定
外枠6,7に没入させることによってこの嵌合は自ずと解
除されることになる。
なお、本例フレ止め装置では、嵌合係止体基部の凹陥
溝部30と可動枠8,9の突出先端の互いの曲線的外形形状
によって、開閉体の引き寄せ機能も有する。
上記例においては,可動枠を開口枠面内方向に向けて
傾斜する方向に突没自在とする突没装置によるものとし
たが,この突没装置は,上記本発明者の提案に係る特開
平1−280191号や同2−140384号に示されるとおり,例
えばパンタグラフ状のリンク機構等によって,可動枠を
開口枠面内方向に向けた方向に突没自在とするものとす
ることができる。
また、本フレ止め装置を特に引戸に採用するような場
合や、或は上記実施例に示す横引シャッターその他の場
合等にも、嵌合係止体は開閉体の可動枠に対向する部位
において長手方向連続的に設けることも可能であって、
このようにすれば本装置にフレ止めと合せて雨水のしぶ
き止め等の機能も併有せしめることも可能である。
実施例は以上のとおりに構成したが、本発明は前記要
旨に反しない限り固定外枠、突没装置、可動枠、開口枠
部、開閉体、嵌合係止体等の具体的形状、構造、寸法、
材質、員数、配置及びこれらの関係、そして開閉体の開
閉形態等は様々に変更し得て上記実施例に限られないこ
とはいうまでもない。
[発明の効果] 本発明の開閉体フレ止め装置は以上のとおりに構成
し、遊びを極めて僅少にとどめ又は遊びをなくし、或は
むしろ引き寄せを可能としてもよい特設された嵌合係止
体と、可動枠突出先端との嵌合により、閉成時に開閉体
の十分な保持をなし得てバタツキ等が生じない開閉体の
フレ止め装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明フレ止め装
置を備えた開閉体の正面図、第2図は該開閉体の閉成状
態横断面図、第3図は同開成状態横断面図、第4図は同
閉成状態縦断面図、第5図は同開成状態縦断面図、第6
図A乃至Gは嵌合係止体等の拡大図で、Aは嵌合係止体
の左側面図、Bは同背面図、Cは同正面図、Dは平面
図、Eは底面図、FはD図中A−A線断面図、Gは嵌合
係止体の取付状態を示す平面図。 1……開閉体、8……可動枠(上枠) 2……開口枠部(上枠)、9……可動枠(下枠) 3……開口枠部(下枠)、12……突没装置 6……固定外枠(上枠)、29……嵌合係止体 7……固定外枠(下枠)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定外枠とこの固定外枠に設置され,突没
    装置により開口枠面内方向に向けた方向又は該面内方向
    に向けて傾斜する方向に突没自在とされた可動枠とを備
    えてなる開口枠部を有する枠付き開閉体において,開閉
    体の可動枠対向部位に断続的又は連続的に嵌合係止体を
    設けるとともに該嵌合係止体を可動枠の突出先端と嵌合
    するよう開口枠部より面内方向に離隔して位置せしめて
    なることを特徴とする開閉体フレ止め装置。
JP17641389A 1989-07-07 1989-07-07 開閉体フレ止め装置 Expired - Lifetime JP2889895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17641389A JP2889895B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 開閉体フレ止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17641389A JP2889895B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 開閉体フレ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0339588A JPH0339588A (ja) 1991-02-20
JP2889895B2 true JP2889895B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=16013252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17641389A Expired - Lifetime JP2889895B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 開閉体フレ止め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2889895B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6494324B2 (ja) * 2014-02-28 2019-04-03 三協立山株式会社 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0339588A (ja) 1991-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2217590T3 (es) Corredera de elevada resistencia para bolsa que se puede cerrar de nuevo.
KR100420768B1 (ko) 글러브 컴파트먼트
US5009465A (en) Roll-up roof covering for automobiles with removable roof panels
US4736688A (en) Hood device for coupling cars
JP2889895B2 (ja) 開閉体フレ止め装置
JPH0768814B2 (ja) 扉体の下部封鎖枠
EP0019024A1 (en) Ventilator-panels and windows for vehicles
GB2131079A (en) Furniture hinge
JP2522656Y2 (ja) オープンカー
JP2560791Y2 (ja) サンルーフのサンシェード取付装置
JP3016832B2 (ja) 清掃自在な突没レール付下枠
JPH0548839B2 (ja)
JP2549422Y2 (ja) アウタースライドルーフ装置
JP4696381B2 (ja) サンルーフ装置
JPH0327875Y2 (ja)
KR960001376Y1 (ko) 차량용 공구함
JP4107430B2 (ja) 自動車ドアの雨覆い装置
KR850001402Y1 (ko) 자동차 윈도우
KR20000007383U (ko) 엔진룸 개폐용 언더커버
US2049464A (en) Automobile closure
JPH024215Y2 (ja)
KR200148140Y1 (ko) 자동차의 피라리드 구조체
JP4188484B2 (ja) スライダーカバーの取付け構造
JPH0520578Y2 (ja)
JPH066978Y2 (ja) サンシェード装置